JP5375517B2 - 色温度調整装置、色温度調整方法、及びプログラム - Google Patents

色温度調整装置、色温度調整方法、及びプログラム Download PDF

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    • H04N9/73Colour balance circuits, e.g. white balance circuits or colour temperature control

Description

本発明は、例えば、モニタに表示される映像の色温度を調整する場合に適用して好適な色温度調整装置、色温度調整方法、及びプログラムに関する。
従来、色温度調整装置がR(赤),G(緑),B(青)(以下、RGBと略称する。)の値を変更すると、モニタが備える表示デバイスがモニタの色度x,y及び輝度Yの値を変更し、モニタに設定される色温度を調整していた。
ここで、従来の色温度調整装置が表示デバイスの色温度を調整する手順について説明する。
従来の色温度調整装置は、ユーザが色変化方向を認識しやすいように、RGBの相対変化値をモニタに送信する。モニタは、RGBの相対変化値に基づいて、色度x,y及び輝度Yの値を計算し直して表示デバイスに映像を表示する。そして、ユーザは、モニタの画面に表示された映像を見ることで、色の変化方向を認識しながら色温度調整装置を操作して、表示デバイスの色温度を調整していた。
特許文献1には、RGBの値を、色度x,y及び輝度Yの値に変換して、色温度の設定値として出力する技術が開示されている。
特開2009−77312号公報
しかし、色度x,yの値を変更するだけでは、変更された値から実際の色変化方向が赤方向、緑方向又は青方向のいずれの方向に変わるのかユーザが認識するのが困難であった。また、モニタがRGBの値から色度x,y及び輝度Yを計算する際、モニタが備える制御部が浮動小数点演算を行っている。このため、色温度調整装置からRGBの相対変化値をモニタに送った後、制御部が浮動小数点演算を行って、表示デバイスが色の変化を映像に反映するまでに時間を要していた。また、モニタで更新された色度x,y及び輝度Yの値が色温度調整装置に返っておらず、色温度調整装置は、モニタに設定されている色度x,y及び輝度Yの値を知ることができなかった。このため、ユーザは、RGBの相対変化値と、色度x,y及び輝度Yの値の変化の関係を知ることが困難であり、色温度調整装置の操作性も悪かった。
本発明はこのような状況に鑑みて成されたものであり、モニタに設定される色温度を容易に調整することを目的とする。
本発明は、xy色度図における3原色の色度点を結んで表現される三角形の境界線内部に示される色味のうち、xy色度図におけるx座標及びy座標に対応する色味を表示する枠体内に、第1及び第2のポインタを表示する。
第1のポインタは、映像を表示するモニタが初期状態で設定される色温度を表す色度x,yの初期値を示す。第2のポインタは色温度が調整されたモニタの色度x,yの調整値を示す。そして、第1及び第2のポインタを、枠体に付されるx座標及びy座標の目盛りに対応して表示部に表示する。
次に、枠体内に表示される第2のポインタのx座標及び/又はy座標を変更し、操作部の操作によって、x座標及び/又はy座標が変更された第2のポインタによって示される調整値を通信処理部を介してモニタに送出する。
次に、モニタが、調整値によって設定された色度x,yの値に基づいて、色温度を変更する場合に、モニタに設定された色度x,yの値を、通信処理部を介してモニタから受け取る。
そして、モニタから受け取った色度x,yの値を、調整中のモニタで設定されている色度x,yの値として表示部に反映して表示する。
このようにしたことで、色温度調整装置が色度x,yの値を直接モニタに送り、モニタの色温度を調整しながら、モニタに設定された色度x,yの値を認識することができる。
本発明によれば、RGBの相対変化値を浮動小数点演算することなく、変更した色度x,yの値を直接モニタに送り、モニタから返ってきた色度x,yの値を表示部に表示される第2のポインタの第1のポインタに対する変位に反映させる。このため、ユーザは、第2のポインタを動かす直感的な操作によって、モニタの色温度を調整することができ、色温度調整装置の操作性が高まるという効果がある。
本発明の一実施の形態における色度調整システムの構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態における色温度調整装置の内部構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態におけるモニタの内部構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態における色温度調整装置とモニタの間におけるコマンドの通信処理の例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態における色度調整装置のコマンド送信と返信の遷移の例を示すシーケンス図である。 本発明の一実施の形態における色度調整装置がモニタの色度を調整する際における状態遷移の例を示す説明図である。 CIE表色系におけるxy色度図である。 本発明の一実施の形態における色温度手動調整設定画面の例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態における色温度調整装置の処理例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態におけるモニタの処理例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態における枠体、第1及び第2のポインタの例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態における色温度手動調整設定画面の例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態における色温度手動調整設定画面の例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態における色温度手動調整設定画面の例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態における色温度手動調整設定画面の例を示す説明図である。
以下、発明を実施するための最良の形態(以下実施の形態とする。)について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.一実施の形態(モニタの色温度を調整する制御:色温度調整システムの構成例)
2.変形例
<1.一実施の形態>
[色温度調整システムの構成例]
以下、本発明の一実施の形態について、添付図面を参照して説明する。本実施の形態では、ユーザが色温度調整装置を操作することによって、モニタに設定される色温度を調整する色温度調整システム10に適用した例について説明する。
図1は、本例の色温度調整システム10の構成例を示す。
色温度調整システム10は、映像を表示するモニタ11と、モニタ11に設定される色温度を調整する色温度調整装置1と、色温度調整装置1とモニタ11を接続するLAN(Local Area Network)8と、を備える。LAN8には、例えば、イーサネット(登録商標)が用いられ、色温度調整装置1がモニタ11に所定のコマンドを送ったり、モニタ11が色温度調整装置1に返信したりすることが可能である。
色温度調整装置1は、例えば、キーボード、マウス、ボタン等によりユーザの操作を受け付け、操作信号を出力するユーザ操作部2と、モニタ11に設定した色温度の変化を画面に表示するGUI表示部3を備える。GUI表示部3は、色温度の調整画面をGUI(Graphical User Interface)表示することにより、ユーザの直感的な操作を可能としている。
色温度調整システム10では、色温度調整装置1が主体となり、独自に定義されたコマンドを使用してモニタ11と通信を行う。ユーザは、GUI表示部3に表示された色温度調整を調整するために用いる色温度手動調整設定画面30(後述する図8参照)を見ながら、ユーザ操作部2を操作してモニタ11の色温度を調整する。そして、色温度調整装置1は、色温度を変更するための所定のコマンドをモニタ11に送る。モニタ11は、色温度調整装置1から受け取るコマンドに基づいて色温度を設定して映像を表示し、モニタ11に設定された色温度に関するデータを色温度調整装置1に返信する。色温度調整装置1は、モニタ11から受け取る色温度に関するデータに基づいて、モニタ11に設定された色温度の現在の状態をGUI表示部3に表示する。
図2は、色温度調整装置1の内部構成例を示す。
色温度調整装置1は、上述したユーザ操作部2とGUI表示部3に加えて、各部を統括して制御する制御部4を備える。また、色温度調整装置1は、制御部4が発行したコマンドを所定のフォーマットに整形してLAN8に送り出すと共に、モニタ11からLAN8を介して受け取る返信からデータを取り出すことで、モニタ11と互いに通信する通信処理部5を備える。
GUI表示部3には、後述するようにモニタ11に設定された色温度が表示される。このため、ユーザは、GUI表示部3に表示される色温度手動調整設定画面30を見ながら、モニタ11の色温度を調整することができる。
図3は、モニタ11の内部構成例を示す。
モニタ11は、色温度調整装置1と通信する通信処理部12と、各部を統括して制御する制御部13と、色温度を管理して、不図示の画面に映像を表示する表示デバイス14を備える。また、モニタ11は、表示デバイス14の色温度を設定する初期値(後述するデスティネーション等)や各種の設定値を記憶する記憶部15を備える。
表示デバイス14は、液晶パネルモジュール等によって構成される。この液晶パネルモジュール等は、色温度調整装置1によって設定された色度x,y及び輝度Yで色温度が管理されるLEDバックライト等を使用するものである。
制御部13は、例えば、CPU等によって構成される。そして、制御部13は、通信処理部12を介して色温度調整装置1から受け取ったコマンドに基づいて、表示デバイス14に設定される色温度を変更し、画面に表示される映像の表示を変更する。
図4は、色温度調整装置1とモニタ11の間における通信処理の例を示す。
色温度調整装置1が行う通信処理は以下のように行われる。
制御部4は、ユーザ操作部2がユーザに操作されることで、x座標及びy座標が変更された第2のポインタ38(後述する図8参照)によって示される調整値を、通信処理部5を介してモニタ11に送出する。モニタ11が、調整値によって設定された色度x,y及び輝度Yの値に基づいて、色温度を変更すると、制御部4は、モニタ11に設定された色度x,y及び輝度Yの値を、通信処理部5を介してモニタ11から受け取る。そして、制御部4は、モニタ11から受け取った色度x,y及び輝度Yを、調整中のモニタ11で設定されている色度x,yの値として表示部に反映して表示する制御を行う。
具体的には、色温度調整装置1は、GUI表示部3にモニタ11に設定された色温度の状態を表示するため、LAN8を経由してモニタ11と通信する。また、色温度調整装置1は、LAN8の通信状態を把握し、モニタ11に設定された色温度の状態を認識するため、定期的にモニタ11と通信する。
色温度調整装置1とモニタ11が通信中となったり、ユーザが色温度調整装置1を操作して、モニタ11の色温度の調整等を行ったりするとき、色温度調整装置1が所定のコマンドをモニタ11に発行する。モニタ11は、このコマンドに基づいて、表示デバイス14の各種設定や色温度の状態を変更する。また、色温度調整装置1は、GUI表示部3がGUI表示する色温度手動調整設定画面30を表示すると共に、制御部4がコマンド処理を行っている。
図5は、色温度調整装置1とモニタ11の通信フローの例を示す。
始めに、ユーザがユーザ操作部2を用いて、所定の操作を行い(ステップS1)、ユーザ操作部2が制御部4に操作指示を行う。制御部4は、受け取った操作指示に基づいて、通信処理部5に対して、モニタ11を制御するコマンド発行するよう、コマンド発行要求を送る(ステップS2)。
通信処理部5は、制御部4から受け取ったコマンド発行要求に基づいて、モニタ11の動作を制御するコマンドを発行し、LAN8に送る(ステップS3)。
モニタ11の通信処理部12は、色温度調整装置1からLAN8を介してコマンドを受け取ると、制御部13に対して、コマンドの受取り通知を行う(ステップS4)。制御部13は、通信処理部12から受け取ったコマンドの受取り通知に基づいて、表示デバイス14に対して、表示デバイス14を制御するための表示デバイス制御コマンドを送る(ステップS5)。制御部13が表示デバイス14に表示デバイス制御コマンドを送ったことにより、表示デバイス14が色温度調整装置1によって制御されることとなる。
次に、制御部13は、通信制御部12からコマンドの受取り通知を受け取ると、通信処理部12に対して返信する(ステップS6)。この返信には、表示デバイス制御コマンドを表示デバイス14に発行したことを知らせる受取り完了通知と、表示デバイス14の現在の状態を知らせる返信(以下、「状態返信」と略称する。)が含まれる。通信処理部12は、制御部13から受け取った、受取り完了通知と、状態返信をLAN8に送る(ステップS7)。
色温度調整装置1の通信処理部5は、LAN8を介して受取り完了通知と、状態返信を受け取ると、制御部4に受取り完了通知と、状態返信を送る(ステップS8)。これにより、制御部4は、表示デバイス14の現在の状態を知ることができ、GUI表示部3に対して、表示内容を更新することができる。
図6は、通常状態と色温度手動調整状態の状態遷移図を示す。
モニタ11は、色温度調整装置1からコマンドを受け取ると、映像を表示するだけの通常状態21から、表示する映像の色温度を調整するための特殊な状態に移行する。移行する特殊な状態の一つには、本例で示すように、ユーザがユーザ操作部2を用いて手動で色温度を調整することが可能な色温度手動調整状態22がある。
色温度調整装置1がモニタ11にコマンドを送るに際し、以下の条件を定義しており、この条件を満たさなければコマンドが実行されない。
条件1:モニタ11を通常状態21から色温度手動調整状態22に移行させるコマンドを「色温度手動調整状態移行コマンド」と呼ぶ。
色温度手動調整状態移行コマンドは、モニタ11が通常状態21でなければ受け入れない。このため、モニタ11が色温度手動調整状態移行コマンドを受け入れなかったときは色温度調整装置1に実行結果としてエラーを返し、受け入れたときは正常実行を結果として返す。
条件2:調整した色温度を確定するコマンドを「色温度手動調整確定コマンド」と呼び、調整した色温度をキャンセルし、元の色温度に戻すコマンドを「無効コマンド」と呼ぶ。
色温度手動調整確定コマンドと無効コマンドは、モニタ11が色温度手動調整状態22でなければ受け入れない。「色温度手動調整確定コマンド」又は「無効コマンド」が発行されると、モニタ11が色温度手動調整状態22から通常状態21に遷移する。
条件3:表示デバイス14に色度と輝度を設定するコマンドを「色度輝度設定コマンド」と呼ぶ。
色度輝度設定コマンドは、モニタ11が色温度手動調整状態22でなければ受け入れない。
ここで、モニタ11は、色温度調整装置1から色温度手動調整状態移行コマンドを受け取ると,通常状態21から色温度手動調整状態22に遷移する(条件1)。そして、表示デバイス14の色温度調整が確定すると、色温度調整装置1は、色温度手動調整確定コマンドを発行し(条件2)、色温度手動調整状態22から通常状態21に遷移する。同様に、表示デバイス14の色温度調整を無効とする場合、色温度調整装置1は、無効コマンドを発行し(条件2)、色温度手動調整状態22から通常状態21に遷移する。このとき、表示デバイス14の色温度調整は無効となり、元の色温度で表示デバイス14は映像を表示する。
図7は、CIE表色系におけるxy色度図を示す。
CIE表色系とはCIEが定める表色系である。X,Y,Z表色系を2次元で示したものがxy色度図である。CIEは国際照明学会(http://www.cie.co.at/index_ie.html)の略称である。日本照明委員会(http://www.ciejapan.or.jp/index1.html)も存在する。xy色度図における3原色の色度点を結んで表現される三角形の境界線上に付される値は単色の波長を示している。
X,Y,Zは以下の内容を表すパラメータである。
X:赤として感じる光の量(人間が感じる刺激値)
Y:緑として感じる光の量(人間が感じる刺激値)
Z:青として感じる光の量(人間が感じる刺激値)
三刺激値X,Y,Zは光の反射率でそれぞれ正規化されている。この正規化については、CIEで定義されているため、詳細な説明は省略する。この値から色度の座標x,yを導く。計算式は以下の通りであるが、この式で得られる結果に単位は無い。
x=X/(X+Y+Z)
y=Y/(X+Y+Z)
図8は、GUI表示部3に表示される色温度手動調整設定画面30の例を示す。
色温度手動調整設定画面30は、色温度の設定値を保存するデスティネーションのうち、どのデスティネーションがモニタ11に選択されているかを表示する表示部31、モニタ11の表示開始直後における色温度の初期値を表す初期値表示部32を備える。ここで、デスティネーションとは、モニタ11の色温度を設定するために予め登録されている色度x,y及び輝度Yの値を格納するパラメータを表す。例えば、デスティネーションが“D65”である場合、モニタ11の色温度が6500Kとなる色度x,y及び輝度Yの値が記憶部15から読み出される。そして、初期値表示部32には、選択されたデスティネーションと、このデスティネーションによって定まる色度x,yの値が表示される。
また、色温度手動調整設定画面30は、色温度の調整中において後述する第2のポインタ38のx座標とy座標を設定し、これらの座標を表示する現在値設定部33と、RGBの値を手動で変更可能なRGB設定部34と、を備える。第2のポインタ38の座標値の設定は、現在値設定部33に示される上下の三角ボタンを押下することで座標値を増減させて行う。また、従来どおり、RGBの設定をすることで、モニタ11の色温度を調整しようとする要望に応えるため、RGB設定部34が設けられた。ユーザは、ユーザ操作部2を用いて、現在値設定部33とRGB設定部34による値の増減操作を行うことができる。
また、色温度手動調整設定画面30は、色温度表示領域35と、色温度表示領域35の周囲に配され、所定の配色がなされる枠体36を備える。枠体36には、表示される色の名称を便宜的に表示させている。また、色温度表示領域35には、初期値表示部32が設定するデスティネーションに基づく初期値であって、色温度の調整開始前(初期状態)に設定される色温度を表す色度x,yの初期値を示す第1のポインタ37が表示される。また、色温度表示領域35には、現在値設定部33によって変位する調整中の値であって、色温度が調整されたモニタ11の色度x,yの調整値を示す第2のポインタ38が表示される。第1のポインタ37と第2のポインタ38は、枠体36に付されるx座標及びy座標の目盛りに対応して色温度表示領域35に表示される。
また、色温度手動調整設定画面30は、モニタ11に設置される不図示のバックライトのコントラストの調整開始を指示するコントラスト固定ボタン39と、モニタ11のコントラストを調整するためのコントラスト調整部40を備える。ここで、コントラストを調整するとは、モニタ11の輝度Yを調整することと同義である。
また、色温度手動調整設定画面30は、現在値設定部33に表示された値をモニタ11に適用する適用ボタン41と、色温度の調整を取り消すキャンセルボタン42を備える。コントラスト固定ボタン39の設定値が「On」であると、バックライトの輝度Yは固定され、変化しない。
一方、コントラスト固定ボタン39の設定値が「Off」であると、ユーザ操作部2がコントラスト調整部40の値を変更することで、バックライトの輝度Yを調整することが可能となる。コントラスト調整部40は、トラックバーとスピンボックスを備える。これら二つのGUIオブジェクトは、コントラスト固定ボタン39の設定値が「Off」である場合に操作可能な状態となる。このとき、ユーザがユーザ操作部2を用いて、トラックバー又はスピンボックスを操作すると、モニタ11が備えるバックライトの輝度Yを調整することが可能となる。つまり、このトラックバーとスピンボックスのどちらを操作しても、モニタ11を任意の輝度Yに調整することができる。
例えば、トラックバーを操作する際には、ユーザがマウスを用いてトラックバーを所望のコントラスト値に移動させ、マウスから指を放した瞬間に、制御部4が色度基礎設定コマンドを発行する。スピンボックスを操作する際は、ユーザが直接値を設定して、キーボードのEnterキーを押したときに、制御部4が色度基礎設定コマンドを発行する。また、ユーザがマウスを用いて、アップボタン又はダウンボタンをクリックしたときに、制御部4が色度基礎設定コマンドを発行する。なお、トラックバーとスピンボックスは一対一で連動しており、どちらかで輝度値Yを変更すると、その値がモニタ11に送信されるが、この輝度値Yは、色度x,yの値に影響を及ぼさない。そして、制御部4は、ユーザ操作部2の操作によって、コントラスト調整部39によって調整される輝度Yの値を、色度x,yによって示される調整値と共にモニタ11に送出する。そして、モニタ11の輝度Yが変更されると、モニタ11に設定された輝度Yの値を、通信処理部5を介してモニタ11から受け取る。
ところで、本例の色温度調整装置1は、あくまで色度x,yの値のみをモニタ11に供給するだけで色温度の調整を行うことが可能である。しかし、モニタ11のバックライトは、色度x、yに加えて輝度Yについても調整することが可能である。このため、コントラスト固定ボタン39とコントラスト調整部40により、モニタ11の輝度Yの調整も行えるようにしている。
従来、ユーザは、RGBの値を直接変えてモニタ11の色温度を調整していたが、モニタ11の色温度をどの色方向に調整しているかわからない。そこで、本例の色温度調整装置1は、GUIとして、色温度表示領域35に表示され、x,y軸で座標が定められる第1のポインタ37と第2のポインタ38で表現されるグラフを用意する。
グラフの中心には常に第1のポインタ37が表示され、モニタ11から取得した調整中の値が第2のポインタ38で表示される。ユーザは、ユーザ操作部2を操作することによって、枠体36内に表示される第2のポインタ38のx座標及びy座標を変更することができる。
また、枠体36には、RGBと色度x,y及び輝度Yの間で計算をせずに、直接、色度x,yのみで色温度を調整できるようにするため色が表示される。具体的には、xy色度図における3原色の色度点を結んで表現される三角形の境界線内部に示される色味のうち、xy色度図におけるx座標及びy座標に対応する色味を枠体36に表示させている。こうして色温度表示領域35に2点で示すグラフを表現することでユーザは、色温度の調整開始前と調整中の色味の変化方向を認識し、視認性が高まる。また、RGBの相対変化値を用いなくても色度x,yの値で調整することが可能となる。
基本的に、色温度の調整開始前と調整終了時の値はあまり変わらない。しかし、色温度の変化が大きくなると、色温度表示領域35の周囲に付したxy軸の目盛りがスケーリングされる。スケーリングの様子については、図11〜図15を参照して後述する。
図9は、色温度手動調整時における色温度調整装置1側のフローチャートの例を示す。
色温度調整装置1は、色温度手動調整以外にも値を設定又は調整することが可能であるが、本例では、色温度手動調整状態22における色温度調整装置1の動作例を説明する。
始めに、制御部4は、モニタ11に色温度の調整開始を指示する色温度手動調整状態移行コマンドを送信する(ステップS11)。このコマンドは、ユーザ操作によって、不図示のメニュー画面から色温度手動調整設定画面30の起動が選択され、GUI表示部3に色温度手動調整設定画面30が表示されることによって発行される。
次に、制御部4は、ユーザ操作の有無を判断する(ステップS12)。具体的には、制御部4は、ユーザ操作部2から供給される操作信号の有無を判断する。制御部4は、ユーザ操作がないと判断した場合、定常処理の有無を判断する(ステップS13)。制御部4は、定常処理がなく、所定時間を経過したことを不図示のタイマーでチェックすると、ステップS12に処理を戻し、再度ユーザ操作の有無を判断する。
ステップS12にて、制御部4がユーザ操作として、例えば、色度x,y及び輝度Yの値の更新があったことを検出すると、GUI表示部3に表示されるグラフの表示を更新する(ステップS14)。次に、制御部4は、モニタ11に色度x,y及び輝度Yの値を送り(ステップS15)、モニタ11に対して現在設定されている色度x,y及び輝度Yの値の取得を要求する(ステップS16)。
次に、制御部4は、以前にモニタ11から取得した、モニタ11に設定されている色度x,y及び輝度Yの値と、今回、第2のポインタ38によって色度x,yの値の変更を要求し、その後、モニタ11から取得した色度x,y及び輝度Yの値を比較する。そして、制御部4は、これらの値が一致するか否かを判断する(ステップS17)。一致する場合、制御部4は、ステップS12に処理を戻し、再度ユーザ操作の有無を判断する。
一致しない場合、すなわち、モニタ11の色度x,y及び輝度Yが変更された場合、制御部4は、GUI表示部3に表示される第2のポインタ38の座標位置を、変更された色度x,yの位置に変えて、GUI表示部3に表示させる(ステップS18)。合わせて、制御部4は、色温度表示領域35に付された目盛りをスケーリングして、GUI表示部3に表示させる。
ステップS12にて、制御部4がユーザ操作として、例えば、適用ボタン41の押下があったことを検出すると、制御部4は、モニタ11に色温度手動調整確定コマンドを送信する(ステップS19)。この処理により、モニタ11が保存するデスティネーションに設定される色度x,yの値が上書き更新され、色温度手動調整処理が終了する。
ステップS12にて、制御部4がユーザ操作として、例えば、キャンセルボタン42の押下があったことを検出すると、制御部4は、モニタ11に無効コマンドを送信し(ステップS20)、色温度手動調整処理を終了する。
図10は、色温度手動調整時におけるモニタ11側のフローチャートの例を示す。
モニタ11は、色温度を手動で調整する場合以外にも色温度の設定等を変更することが可能であるが、本例では、色温度手動調整状態22におけるモニタ11の動作例を説明する。
始めに、制御部13は、LAN8を介して、ユーザ操作部2の操作指示によって制御部4が発行したコマンドを受け取り(ステップS21)、受け取ったコマンドを解釈する(ステップS22)。
ステップS21にて、制御部13が受け取ったコマンドが「色度x,y及び輝度Yの値の取得コマンド」である場合、制御部13は、色温度調整装置1に対して、表示デバイス14の色度x,y及び輝度Yの値を返信する(ステップS23)。
ステップS21にて、制御部13が受け取ったコマンドが「色度x,y及び輝度Yの値の設定コマンド」である場合、制御部13は、表示デバイス14に対して、設定コマンドによって指示された色度x,y及び輝度Yの値に設定する(ステップS24)。そして、制御部13は、色温度調整装置1に対して、コマンド処理が終了したことを返信する(ステップS25)。
ステップS21にて、制御部13が受け取ったコマンドが「色温度手動調整状態移行コマンド」である場合、制御部13は、モニタ11を通常状態21から色温度手動調整状態22に遷移させる(ステップS26)。このコマンドは、ユーザが色温度手動調整設定画面30を表示させたときに発行される。そして、制御部13は、色温度調整装置1に対して、コマンド処理が終了したことを返信する(ステップS25)。
ステップS21にて、制御部13が受け取ったコマンドが「色温度手動調整確定コマンド」である場合、制御部13は、モニタ11が備える不図示の記憶部に設定値を保存する(ステップS27)。このコマンドは、ユーザが適用ボタン41を押下したときに発行される。そして、制御部13は、色温度手動調整状態22をオフにし(ステップS28)、色温度調整装置1に対して、コマンド処理が終了したことを返信する(ステップS25)。
ステップS21にて、制御部13が受け取ったコマンドが「無効コマンド」である場合、制御部13は、表示デバイス14に色温度の調整開始前における色度x,y及び輝度Yの値を設定する(ステップS29)。このコマンドは、色温度手動調整設定画面30において、ユーザがキャンセルボタン42を押下したときに発行される。そして、制御部13は、色温度手動調整状態22をオフにし(ステップS28)、色温度調整装置1に対して、コマンド処理が終了したことを返信する(ステップS25)。
図11〜図15は、グラフの目盛りをスケーリングする例について説明する。
図11は、色温度表示領域35を拡大視した例を示す。
図11より、色温度表示領域35に描画されるグラフの上部と左部に目盛りが表示され、グラフの中央(本例では、第1のポインタ37が表示される部分)は常に固定であることが示される。しかし、ユーザが第2のポインタ38を移動させ、現在値x,yの値を初期値と大きく異なる値まで調整したいときは、色温度表示領域35の表示範囲がスケーリングされる。このとき、制御部4は、第1のポインタ37に対する第2のポインタ38の変位量に合わせて、枠体36に付されたx座標及びy座標の目盛りをスケーリングして、第1のポインタ37と第2のポインタ38を枠体36内に表示させる制御を行う。
ここで、色温度表示領域35にスケーリングの基準となる両矢印線41,42を示す。図11に示す両矢印線41,42の長さは、“0.1”である。
スケーリング時には、両矢印線41,42の長さを“0.01”、“0.02”、“0.05”、“0.1”、“0.2”、“0.5”のように変更することができる。例えば、x方向のみで考えると、現在値x−初期値xの値で求まる両矢印線41の長さが最小の範囲で色温度表示領域35にグラフ表示が可能となるように、x軸がスケーリングされる。また、x軸方向にスケーリングされたことが分かるようにするため、目盛りとして表示する値は第1のポインタ37で指示される初期値を基準に計算し直して表示する。
図12は、スケーリングの基準を“0.01”とした場合におけるグラフの表示例を示す。
このとき、x軸の表示範囲は、0.303〜0.323、y軸の表示範囲は、0.319〜0.339となる。
図13は、スケーリングの基準を“0.02”とした場合におけるグラフの表示例を示す。
このとき、x軸の表示範囲は、0.293〜0.333、y軸の表示範囲は、0.309〜0.349となる。つまり、図12に示した現在値と初期値の長さがx軸方向に伸びたため、x軸,y軸の表示範囲も図12に示した表示範囲に比べて広くなる。
図14は、スケーリングの基準を“0.05”とした場合におけるグラフの表示例を示す。
このとき、x軸の表示範囲は、0.263〜0.363、y軸の表示範囲は、0.279〜0.379となる。つまり、図13に示した現在値と初期値の長さがx軸方向に伸びたため、x軸,y軸の表示範囲も図13に示した表示範囲に比べて広くなる。
図15は、スケーリングの基準を“0.1”とした場合におけるグラフの表示例を示す。
このとき、x軸の表示範囲は、0.213〜0.413、y軸の表示範囲は、0.229〜0.429となる。つまり、図14に示した現在値と初期値の長さがx軸方向に伸びたため、x軸,y軸の表示範囲も図14に示した表示範囲に比べて広くなる。
図12〜図15に示したように、現在値を示す第2のポインタ38の移動に従って、x軸がスケーリングされ、y軸についても同様にスケーリングされる。また、第2のポインタ38の変位量が大きく、x軸の表示範囲が広くなる場合について説明したが、第2のポインタ38を第1のポインタ37に近づけて、x軸、y軸の表示範囲が狭くなる場合も同様にスケーリングされる。
以上説明した本実施の形態に係る色温度調整システム10によれば、色温度調整装置1が備えるGUI表示部3に色温度を調整中である値を示すグラフを表示し、xy色度図上で表現される三角形の曲線内部に示す色を枠体36に配色する。そして、調整開始前の色度を示す第1のポインタ37をグラフの中心点に配置し、調整中の現在値を入力した色度x,yを示す第2のポインタ38を独立して動かしてグラフをGUI表示部3に表示する。このため、ユーザが色度値を用いて、モニタ11の色温度を手動で調整する際、モニタ11に設定された色度のグラフ表示が可能となるため、ユーザは色味の方向性を識別し易くなる。また、RGBの値から色度x,y及び輝度Yへのマトリクス計算を行わず、表示デバイス14に表示される色度x,yの値を直接操作することで、色温度の調整を容易にすることができる。
また、グラフ上には調整前の第1のポインタ37と調整中の第2のポインタ38を同時に表示する。このような状態でグラフの枠の外側の色を目印にすることで、ユーザは処理時間のかかるRGBの値を操作することなく、色度x,yの値を変化するだけで色温度を調整できるため、ユーザがストレスを感じにくくなる。
また、ユーザがユーザ操作部2を用いて操作すると、表示デバイス14が速やかに変更した色温度の反映を行うため、制御部4は、連続してコマンドを発行することが可能になり、操作性が高まる。一方、モニタ11が備える制御部13は、計算負荷がかかるマトリクス計算をせずにすむため、計算能力が高く、コストも高いCPUやDSP等の計算デバイスを選ぶ必要がなくなり、モニタ11のコストを低減することが可能となる。
<2.変形例>
なお、上述した実施の形態では、現在値設定部33に示される座標値を変更することで、色度x,yの値を変え、第2のポインタ38を移動させていた。しかし、ユーザがユーザ操作部2に含まれるマウス等を用いて、第2のポインタ38をドラッグ・ドロップすることによって、第2のポインタ38を移動させても良い。また、GUI表示部3にタッチパネルディスプレイを用いることにより、ユーザが画面を直接触ることによって、第2のポインタ38を移動させても良い。このとき、移動した第2のポインタ38のx、y座標値を現在値設定部33に反映することで、ユーザが第2のポインタ38の座標位置を把握するようにしてもよい。
また、色温度表示領域35を黒地とし、第1のポインタ37と第2のポインタ38をそれぞれ、白色等の明るい色で表示させてもよい。これにより、ユーザは、第1のポインタ37と第2のポインタ38の座標位置を認識しやすくなる。
また、上述した実施の形態では、色温度表示領域35及び枠体36の形状を長方形として説明したが、長方形に限らない。例えば、色温度表示領域35及び枠体36の形状を、円状、楕円状、多角形状としてもよく、ユーザの視認性が高める任意の形状に変形することが可能である。
また、上述した一実施の形態例における一連の処理は、ハードウェアにより実行することができるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種の機能を実行するためのプログラムをインストールしたコンピュータにより、実行可能である。例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに所望のソフトウェアを構成するプログラムをインストールして実行させればよい。
また、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給してもよい。また、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU等の制御装置)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、機能が実現されることは言うまでもない。
この場合のプログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピーディスク(登録商標)、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施の形態の機能が実現される。加えて、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部又は全部を行う。その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
また、本発明は上述した実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りその他種々の応用例、変形例を取り得ることは勿論である。
1…色温度調整装置、2…ユーザ操作部、3…GUI表示部、4…制御部、5…通信処理部、8…LAN、10…色温度調整システム、11…モニタ、12…通信処理部、13…制御部、14…表示デバイス、15…記憶部、21…通常状態、22…色温度手動調整状態、30…色温度手動調整設定画面、31…デスティネーション表示部、32…初期値表示部、33…入力表示部、34…現在値設定部、36…枠体、37…第1のポインタ、38…第2のポインタ、39…適用ボタン、40…キャンセルボタン、41…両矢印線

Claims (6)

  1. xy色度図における3原色の色度点を結んで表現される三角形の境界線内部に示される色味のうち、前記xy色度図におけるx座標及びy座標に対応する色味を表示する枠体内に、映像を表示するモニタが初期状態で設定される色温度を表す色度x,yの初期値を示す第1のポインタ、及び色温度が調整された前記モニタの色度x,yの調整値を示す第2のポインタを、前記枠体に付される前記x座標及びy座標の目盛りに対応して表示する表示部と、
    前記枠体内に表示される前記第2のポインタの前記x座標及び/又はy座標を変更する操作部と、
    前記操作部の操作によって、前記x座標及び/又はy座標が変更された前記第2のポインタによって示される前記調整値を、通信処理部を介して前記モニタに送出し、前記モニタが、前記調整値によって設定された前記色度x,yの値に基づいて、前記色温度を変更する場合に、前記モニタに設定された前記色度x,yの値を、前記通信処理部を介して前記モニタから受け取り、前記モニタから受け取った前記色度x,yの値を、調整中の前記モニタで設定されている色度x,yの値として前記表示部に反映して表示する制御を行う制御部と、を備える
    色温度調整装置。
  2. 前記表示部は、前記モニタのコントラストを調整するためのコントラスト調整部を表示し、
    前記制御部は、前記操作部の操作によって、前記コントラスト調整部によって調整される前記モニタの輝度Yが変更された場合、前記輝度Yの値を、前記色度x,yによって示される前記調整値と共に前記モニタに送出し、前記モニタに設定された前記輝度Yの値を、前記通信処理部を介して前記モニタから受け取る
    請求項1記載の色温度調整装置。
  3. 前記制御部は、前記モニタから取得した前記モニタに設定されている色度x,yの値と、前記第2のポインタによって変更する色度x,yの値を比較し、これらの値が異なる場合に、前記枠体内に表示される前記第2のポインタの座標位置を変えて、前記表示部に表示させる制御を行う
    請求項1又は2記載の色温度調整装置。
  4. 前記制御部は、前記第1のポインタに対する前記第2のポインタの変位量に合わせて、前記枠体に付された前記x座標及びy座標の目盛りをスケーリングして、前記第1及び第2のポインタを前記枠体内に表示させる制御を行う
    請求項3記載の色温度調整装置。
  5. xy色度図における3原色の色度点を結んで表現される三角形の境界線内部に示される色味のうち、前記xy色度図におけるx座標及びy座標に対応する色味を表示する枠体内に、映像を表示するモニタが初期状態で設定される色温度を表す色度x,yの初期値を示す第1のポインタ、及び色温度が調整された前記モニタの色度x,yの調整値を示す第2のポインタを、前記枠体に付される前記x座標及びy座標の目盛りに対応して表示部に表示する場合に、前記枠体内に表示される前記第2のポインタの前記x座標及び/又はy座標を変更するステップと、
    前記x座標及び/又はy座標が変更された前記第2のポインタによって示される前記調整値を、通信処理部を介して前記モニタに送出するステップと、
    前記モニタが、前記調整値によって設定された前記色度x,yの値に基づいて、前記色温度を変更する場合に、前記モニタに設定された前記色度x,yの値を、前記通信処理部を介して前記モニタから受け取るステップと、
    前記モニタから受け取った前記色度x,yの値を、調整中の前記モニタで設定されている色度x,yの値として前記表示部に反映して表示するステップと、を含む
    色温度調整方法。
  6. xy色度図における3原色の色度点を結んで表現される三角形の境界線内部に示される色味のうち、前記xy色度図におけるx座標及びy座標に対応する色味を表示する枠体内に、映像を表示するモニタが初期状態で設定される色温度を表す色度x,yの初期値を示す第1のポインタ、及び色温度が調整された前記モニタの色度x,yの調整値を示す第2のポインタを、前記枠体に付される前記x座標及びy座標の目盛りに対応して表示部に表示する場合に、前記枠体内に表示される前記第2のポインタの前記x座標及び/又はy座標を変更する手順、
    前記操作部の操作によって、前記x座標及び/又はy座標が変更された前記第2のポインタによって示される前記調整値を、通信処理部を介して前記モニタに送出する手順、
    前記モニタが、前記調整値によって設定された前記色度x,yの値に基づいて、前記色温度を変更する場合に、前記モニタに設定された前記色度x,yの値を、前記通信処理部を介して前記モニタから受け取る手順、
    前記モニタから受け取った前記色度x,yの値を、調整中の前記モニタで設定されている色度x,yの値として前記表示部に反映して表示する手順、を
    コンピュータに実行させるプログラム。
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