JP2001177846A - ホワイトバランス調整方法及びその方式並びに画像表示装置 - Google Patents

ホワイトバランス調整方法及びその方式並びに画像表示装置

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JP2001177846A
JP2001177846A JP36316599A JP36316599A JP2001177846A JP 2001177846 A JP2001177846 A JP 2001177846A JP 36316599 A JP36316599 A JP 36316599A JP 36316599 A JP36316599 A JP 36316599A JP 2001177846 A JP2001177846 A JP 2001177846A
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white balance
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osd
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Kazuaki Sakamoto
一暁 坂元
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NEC Viewtechnology Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザーが調整するパラメータを少なくする
ことにより調整操作を簡略化し、所望のホワイトバラン
スに調整するためのパラメータの変化量を視覚的に認識
できるようにする。 【解決手段】 画面上に色見本とカーソルを表示する表
示手段と、使用者からの入力に応じカーソルの位置を動
かす移動手段と、使用者から決定のための入力があった
ときに、そのときのカーソルの位置に応じてRGBゲイ
ン調整する調整手段と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像表示装置のホ
ワイトバランス調整方法及びその方式並びにその方式を
備える画像表示装置に関し、特に調整画面に色見本を表
示し、色見本上で色選択を行うことによるホワイトバラ
ンス調整方法及びその方式並びにその方式を備える画像
表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像表示装置のホワイトバランス調整に
おいては、RGBの割合を調整バーや数字表示等で表示
する方法がよく用いられている。
【0003】従来の技術を図2、図9、図10及び図1
1を用いて説明する。
【0004】図9は従来画像表示装置のうち、液晶画像
表示装置の場合のその構成を示すブロック図、図2は調
整を行うための操作パネルの一例、図10は従来画像表
示装置のオンスクリーン表示部の構成例、図11は従来
例のユーザー操作を表すフローチャートである。
【0005】図9において、CPU部900は、CPU
がプログラム実行をすることにより能し、ユーザーが行
ったキー操作を判別するキー入力処理部101、キー入
力処理部101にて判別した操作にしたがってOSD(O
n Screen Display)パターンデータを生成するOSDパ
ターンデータ生成部103、生成されたOSDパターン
データによりOSD制御データを生成するOSD制御デ
ータ生成部104、キー操作により調整したRGB各色
のゲイン制御データを生成するゲイン制御データ生成部
605を有する。
【0006】OSD処理部906は、CPU部900か
ら送信されたOSD制御データをデコードするOSD制
御データデコード部107、OSD制御データデコード
部107にてデコードされたOSDパターンデータに従
ってOSDパターンを生成するOSDパターン生成部1
09、OSDパターン生成部109にて生成されたOS
Dパターンと映像信号とを合成するOSD合成処理部1
10を有する。
【0007】映像処理部111は、ゲイン制御データ生
成部105から送信されたゲイン制御データにしたがっ
てRGBの各ゲインを調整するRGBゲイン制御部11
2、映像信号を画像表示装置で表示するための解像度に
変換する密度変換制御部113を有する。
【0008】ユーザーの操作を図11のフローチャート
にしたがって説明する。
【0009】ステップ801では、操作パネル200の
中の上キー201もしくは下キー202を用いてメニュ
ー表示700の調整項目のうち、例として、REDの項
目701を選択する。
【0010】図9のキー入力処理部101に上キーまた
は下キー入力があると、OSDパターンデータ生成部1
03は、図10のメニュー表示700のカーソル位置指
示704が移動した表示パターンに対応するOSDパタ
ーンデータを生成し、OSD制御データ生成部104に
送信する。OSDパターンデータはOSDデータ生成部
104でOSD制御データデコード部107へ送信する
OSDデータに変換され、OSD制御データデコード部
107に送信される。
【0011】OSDデータはOSD制御データデコード
部107にてデコードされてOSDパターン生成部10
9に送られる。OSDパターン生成部109ではカーソ
ル移動にしたがってメニュー表示700のカーソル位置
704が移動した表示パターンを生成し、OSD合成処
理部109にてOSDパターンと映像信号とを合成して
表示部に出力する。
【0012】ステップ802では、操作パネル200の
中の左キー203もしくは右キー204を用いてメニュ
ー表示700のREDの項目701の割合を調整する。
【0013】キー入力処理部101に左キーまたは右キ
ー入力があると、OSDパターンデータ生成部103
は、メニュー表示700のREDの割合を示すバー表示
が増減した表示パターンに対応するOSDパターンデー
タをする。OSDパターンデータはOSD制御データ生
成部104に送信される。OSDパターンデータはOS
D制御データ生成部104でOSD制御データデコード
部107へ送信するOSDデータに変換されOSD制御
データデコード部107に送信される。
【0014】OSDデータはOSD制御データデコード
部107にてデコードされてOSDパターン生成部10
9に送られる。OSDパターン生成部109ではメニュ
ー表示700のRED割合を示す調整バー表示が増減し
た表示パターンを生成し、OSD合成処理部110にて
OSDパターンと映像信号とを合成して表示部に出力す
る。
【0015】ステップ803では、所望のホワイトバラ
ンスへの調整が終了したら操作パネル200の中の決定
キー205を押して調整作業を終了する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術では
以下のような問題点があった。
【0017】第一の問題点は、ホワイトバランス調整を
調整するには、調整メニュー画面のRGB3つのパラメ
ータを調整しなければならず、所望のホワイトバランス
にするには多くの操作を要するという問題があった。
【0018】第二の問題点は、調整メニュー画面にて各
パラメータをどの程度変化させるとよいかがわからない
ため、画面を見ながら少しずつ各パラメータを変化させ
て調整をしなければならず、所望のホワイトバランスに
するには時間がかかるという問題があった。
【0019】本発明の第一の目的は、画像表示装置のホ
ワイトバランス調整方法及びその方式において、ユーザ
ーが調整するパラメータを少なくすることにより調整操
作を簡略化することである。
【0020】本発明の第二の目的は、画像表示装置のホ
ワイトバランス調整方法及びその方式において、所望の
ホワイトバランスに調整するためのパラメータの変化量
を視覚的に認識できるようにすることによって調整時間
を短縮することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明によるホワイトバ
ランス調整方法は、画面上に色見本とカーソルを表示す
る表示ステップと、使用者からの入力に応じ前記カーソ
ルの位置を動かす移動ステップと、使用者から決定のた
めの入力があったときに、そのときの前記カーソルの位
置に応じてRGBゲイン調整する調整ステップと、を有
することを特徴とする。
【0022】また、本発明によるホワイトバランス調整
方法は、上記のホワイトバランス調整方法において、前
記色見本の横軸は色温度であり、前記色見本の縦軸が黒
体色度からの偏差であることを特徴とする。
【0023】更に、本発明によるホワイトバランス調整
方法は、上記のホワイトバランス調整方法において、前
記色見本は赤緑青を頂点とする三角形であることを特徴
とする。
【0024】更に、本発明によるホワイトバランス調整
方法は、上記のホワイトバランス調整方法において、前
記表示ステップにおいて前記色見本上の前記カーソルの
位置の色のサンプルも表示し、前記移動ステップで前記
カーソル位置を動かすときに同時に前記サンプルの色も
前記色見本上の前記カーソルの移動先の色に変更するこ
とを特徴とする。
【0025】更に、本発明によるホワイトバランス調整
方法は、上記のホワイトバランス調整方法において、前
記色見本の色は前記RGBゲイン調整が行われても不変
であることを特徴とする。
【0026】本発明によるホワイトバランス調整方式
は、画面上に色見本とカーソルを表示する表示手段と、
使用者からの入力に応じ前記カーソルの位置を動かす移
動手段と、使用者から決定のための入力があったとき
に、そのときの前記カーソルの位置に応じてRGBゲイ
ン調整する調整手段と、を備えることを特徴とする。
【0027】また、本発明によるホワイトバランス調整
方式は、上記のホワイトバランス調整方式において、前
記色見本の横軸は色温度であり、前記色見本の縦軸が黒
体色度からの偏差であることを特徴とする。
【0028】更に、本発明によるホワイトバランス調整
方式は、上記のホワイトバランス調整方式において、前
記色見本は赤緑青を頂点とする三角形であることを特徴
とする。
【0029】更に、本発明によるホワイトバランス調整
方式は、上記のホワイトバランス調整方式において、前
記表示手段は前記色見本上の前記カーソルの位置の色の
サンプルも表示し、前記移動手段は前記カーソル位置を
動かすときに同時に前記サンプルの色も前記色見本上の
前記カーソルの移動先の色に変更することを特徴とす
る。
【0030】更に、本発明によるホワイトバランス調整
方式は、上記のホワイトバランス調整方式において、前
記色見本の色は前記RGBゲイン調整が行われても不変
とする手段を備えることを特徴とする。
【0031】本発明による画像表示装置は、上記のホワ
イトバランス調整方式を備えることを特徴とする。
【0032】
【発明の実施の形態】[実施形態1]次に、本発明のホ
ワイトバランス調整方法の、実施の一形態について図面
を参照して詳細に説明する。
【0033】図1は本発明の色見本上で色選択を行うこ
とによるホワイトバランス調整方法を用いた画像表示装
置の実施形態としての液晶画像表示装置のブロック図、
図2は調整を行うための操作パネルの一例、図3は色見
本を表示して行うホワイトバランス調整の画面に表示さ
れるメニュー表示の一例、図4はメニュー表示中の色見
本についての説明図、図5は本実施形態のユーザー操作
を示すフローチャートである。
【0034】CPU部100は、CPUがプログラムを
実行することにより機能し、ユーザーが行ったキー操作
を判別するキー入力処理部101、キー入力処理部10
1にて判別した操作にしたがって色選択データを生成す
る色選択データ生成部102、キー入力処理部101に
て判別した操作にしたがってOSDパターンデータを生
成するOSDパターンデータ生成部103、生成された
色選択データ及びOSDパターンデータによりOSD制
御データを生成するOSD制御データ生成部104、キ
ー操作により選択した色にしたがって変化したホワイト
バランスを実現するRGB各色のゲイン制御データを生
成するゲイン制御データ生成部105を有する。
【0035】OSD処理部106は、CPU部100か
ら送信されたOSD制御データをデコードするOSD制
御データデコード部107、OSD制御データデコード
部106にてデコードされた色選択データに従ってOS
D表示色を選択する色選択制御部108、OSD制御デ
ータデコード部107にてデコードされたOSDパター
ンデータ及び色選択制御部108で選択した表示色にし
たがってOSDパターンを生成するOSDパターン生成
部109、OSDパターン生成部109にて生成された
OSDパターンと映像信号とを合成するOSD合成処理
部110を有する。
【0036】映像処理部111は、ゲイン制御データ生
成部105から送信されたゲイン制御データにしたがっ
てRGBの各ゲインを調整するRGBゲイン制御部11
2、映像信号を画像表示装置で表示するための解像度に
変換する密度変換制御部113を有する。
【0037】図2を参照すると、操作パネル200は色
見本上の色選択カーソル位置を移動させるための上キー
201、下キー202、左キー203、右キー204、
調整メニュー画面を表示させるメニューキー206、調
整を終了する為の決定キー205を有する。
【0038】図3を参照すると、メニュー表示300は
色見本302、色見本上の色を選択する色選択カーソル
303、色選択カーソル303が選択している色を表示
するサンプル色表示枠301を有する。
【0039】ユーザーの操作を図5のフローチャートに
したがって説明する。
【0040】ステップ501では、操作パネル200の
上キー201、下キー202、左キー203もしくは右
キー204を用いてメニュー表示300の色見本302
中のカーソル303を移動させて所望のホワイトバラン
スに調整する。
【0041】図1のキー入力処理部101に上キー20
1、下キー202、左キー203もしくは右キー204
入力があると、OSDパターンデータ生成部103に
て、図3のメニュー表示300のカーソル303が移動
した表示パターンに対応するOSDパターンデータを生
成し、色選択データ生成部102では、色見本302上
のカーソル303が位置する色に対応する色選択データ
を生成する。
【0042】色見本302は図4のCIE色度図400
中の、白色近傍指示枠401付近を示し、配色も色度図
と同じようにして表示する。ここで、CIE色度図40
0においては色温度の変化軸は直線にはならないが、画
面上に表示する色見本302は横軸を色温度、縦軸を黒
体色度からの偏差という座標に変換した色見本とする。
【0043】OSDパターンデータと色選択データは、
ともにOSD制御データ生成部104に送信される。O
SDパターンデータと色選択データはOSDデータ生成
部104でOSD処理部105へ送信するOSDデータ
に変換されOSD処理部に送信される。
【0044】OSD制御データはOSDデータデコード
部106にてデコードされて、デコードの結果の色選択
データが色選択制御部108に、OSDパターンデータ
がOSDパターン生成部109に送られる。色選択色制
御部108では変化した色選択データに従ってサンプル
色表示枠501の表示色を選択し、OSDパターン生成
部109ではメニュー表示300のカーソル位置303
が移動した表示パターンを生成する。生成される表示パ
ターンのホワイトバランスは、ホワイトバランス調整に
よらず一定とする。
【0045】また、ゲイン制御データ生成部105で
は、ユーザーが選択した色に従ったRGBゲインデータ
を生成する。RGBゲインデータは選択色ごとのテーブ
ルとしてCPU部100内に持つ(不図示)。又は、R
GBゲインデータを色温度と偏差の関数として表現でき
る場合は、計算によってRGBゲインデータを生成する
方法をとってもよい。
【0046】ゲイン制御データは映像処理部111のR
GBゲイン調整部112に送信され、112ではRGB
ゲインデータに従ってRGBの各ゲインを調整する。
【0047】ゲイン調整された映像信号は密度変換制御
部113にて解像度変換等を行ったあとOSD合成処理
部110に送られ、OSD合成処理部110にてOSD
パターンと映像信号とを合成して図示しない表示部に出
力する。
【0048】ユーザーは図示しない表示部に表示された
映像を確認し、所望のホワイトバランスに調整されてい
ないときにはステップ501の操作を繰り返す。合成さ
れるOSDパターンすなわちメニュー表示300の色は
ホワイトバランス調整によらず一定であるので、常に見
た目上の配色が変化しない色見本上から色選択が可能と
なる。
【0049】図1ではRGBゲイン調整部112でゲイ
ン調整された後にOSD合成処理部110で行っている
が、図6のようにOSD合成処理の後にRGBゲイン調
整を行う場合には、ゲイン調整部911によりOSDパ
ターン部分のみRGBゲインをホワイトバランス調整に
よらない一定値に切り換えて表示すれば、メニュー表示
300の色はホワイトバランス調整によらず一定である
ので、常に見た目上の配色が変化しない色見本上から色
選択が可能となる。
【0050】ステップ502では、所望のホワイトバラ
ンスへの調整が終了したら操作パネル200の中の決定
キー205を押して調整作業を終了する。
【0051】上記のようにすることで、ユーザーはメニ
ュー表示300によってより容易に所望のホワイトバラ
ンスに調整することが可能となる。
【0052】[実施形態2]本発明の第二の実施形態に
ついて、図面を参照して説明する。
【0053】図6は、色見本を表示して行うホワイトバ
ランス調整のメニュー表示の一例である。
【0054】色見本として、R、G、Bを頂点とした正
三角形1001を表示する。中心を白色とし、各頂点
R、G、Bに近づくにしたがって対応した色が濃くなる
配色とする。図1のキー入力処理部101に上キー20
1、下キー202、左キー203もしくは右キー204
入力があると、OSDパターンデータ生成部103に
て、図7のメニュー表示1000のカーソル1002が
移動した表示パターンに対応するOSDパターンデータ
を生成する。
【0055】OSDパターンデータは、OSD制御デー
タ生成部104に送信され、OSD制御データデコード
部107へ送信するOSD制御データに変換されOSD
制御データデコード部107に送信される。
【0056】OSD制御データはOSD制御データデコ
ード部107にてデコードされて、デコードの結果のO
SDパターンデータはOSDパターン生成部109に送
られる。OSDパターン生成部109ではメニュー表示
1000のカーソル位置1002が移動した表示パター
ンを生成する。生成される表示パターンのホワイトバラ
ンスは、ホワイトバランス調整によらず一定とする。
【0057】また、ゲイン制御データ生成部105で
は、ユーザーが選択した色に従ったRGBゲインデータ
を生成する。RGBゲインデータは選択色ごとのテーブ
ルとしてCPU部内に持つ(不図示)。
【0058】図8を用いて色平面上で選択した色ごとの
RGBゲインデータの設定例を説明する。ゲインは最大
となるときを100%とし、0%〜100%の範囲で変
化するものとする。
【0059】三角形1100の各頂点R、G、Bから向
かい合う底辺GB、BR、RGにおろした垂線と底辺と
の交点をそれぞれE、D、Fとする。また、3つの垂線
の交点を点Oとする。
【0060】緑(G)のゲインについて説明すると、四
角形GFOEの内部はゲイン100%とし、残りの部分
は点Gから離れるにしたがってゲインは小さくなり、辺
BR上でのゲインは0%とする。たとえば、辺FB上の
ゲインは、点Fでは100%、辺FBの中点では50
%、点Bでは0%と変化する。また、直線OD上のゲイ
ンは点Oでは100%、直線ODの中点では50%、点
Dでは0%となる。
【0061】赤(R)、青(B)についても同様にする
ことで、三角形の中心となる点Oではすべてのゲインが
100%になり、標準の白色を中心とすることができ
る。
【0062】ゲイン制御データは映像処理部211のR
GBゲイン調整部212に送信され、RGBゲイン調整
部212ではRGBゲインデータに従ってRGBの各ゲ
インを調整する。
【0063】ゲイン調整された映像信号は密度変換制御
部113にて解像度変換等を行ったあとOSD処理部1
06に送られる。
【0064】ユーザーは図示しない表示部に表示された
映像を確認し、所望のホワイトバランスに調整されてい
ないときにはステップ501の操作を繰り返す。合成さ
れるOSDパターンすなわちメニュー表示1000の色
はホワイトバランス調整によらず一定であるので、常に
見た目上の配色が変化しない色見本上から色選択が可能
となる。
【0065】ステップ502では、所望のホワイトバラ
ンスへの調整が終了したら操作パネル200の中の決定
キー205を押して調整作業を終了する。
【0066】なお、実施形態2において、実施形態1と
同様に、メニュー表示1000に実施形態1の場合のサ
ンプル色表示枠301を挿入して、図6のキー入力処理
部101とOSD制御データ生成部104の間に色選択
データ生成部102を挿入して、OSD制御データデコ
ード部107とOSDパターン生成部109の間に色選
択制御部108を挿入することにより、カーソル100
2の位置のサンプル色を表示するようにすることもでき
る。
【0067】
【発明の効果】本発明の第一の効果は、ホワイトバラン
ス調整において、画面上に色見本を表示し、色見本上か
ら色を選択して調整を行うような調整画面にすることに
より、ユーザーは色選択のみの操作となり、調整操作が
簡略化されるという利点がある。
【0068】本発明の第二の効果は、画面上に色見本と
現在カーソルで選択した色のサンプル色表示枠を表示す
ることにより、現在の調整状態の把握ができ、さらに次
のキー入力操作で調整状態がどのように変化するかを視
覚的に確認することができるようになり、調整時間が短
縮されるという利点がある。
【0069】本発明の第三の効果は、画面上に表示する
色見本を、CIE色度図の横軸を色温度、縦軸を黒体色
度からの偏差という座標に変換した色見本を表示するこ
とにより、色温度を変化させる場合には横軸方向にカー
ソルを動かし、色温度を変化させないで微調整する場合
には縦軸方向にカーソルを動かすという調整が可能とな
るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態のホワイトバランス調整
方式のブロック図である。
【図2】本発明の第一実施形態の調整を行うための操作
パネルの一例である。
【図3】本発明の第一実施形態のメニュー表示の一例で
ある。
【図4】本発明の第一実施形態のメニュー表示中の色見
本の説明図である。
【図5】本発明の実施形態のユーザー操作を示すフロー
チャートである。
【図6】本発明の第二実施形態のホワイトバランス調整
方式のブロック図である。
【図7】本発明の第二実施形態のメニュー表示の一例で
ある。
【図8】本発明の第二実施形態の色見本の説明図であ
る。
【図9】従来例のホワイトバランス調整方式のブロック
図である。
【図10】従来例のメニュー表示の一例である。
【図11】従来例のユーザー操作を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
100 CPU部 101 キー入力処理部 102 色選択データ生成部 103 OSDパターンデータ生成部 104 OSD制御データ生成部 105、605 ゲイン制御データ生成部 106 OSD処理部 107 OSD制御データデコード部 108 色選択制御部 109 OSDパターン生成部 110 OSD合成処理部 111 映像処理部 112 RGBゲイン調整部 113 密度変換制御部 200 操作パネル 201 上キー 202 下キー 203 左キー 204 右キー 205 決定キー 206 メニューキー 300、700、1000 メニュー表示 301 サンプル色表示枠 302、1001 色見本 303、1002 色選択カーソル 400 CIE色度図 401 白色近傍指示枠 701 REDバー表示 702 GREENバー表示 703 BLUEバー表示 704 カーソル位置指示 911 ゲイン切替部 1100 説明図
フロントページの続き Fターム(参考) 5C066 AA03 BA20 CA17 EA14 EC01 ED04 GA22 KA12 KE09 KE17 KM14 5C080 AA01 AA09 BB05 CC03 DD30 EE30 FF09 GG02 JJ01 JJ02 JJ05 JJ07 5C082 AA13 AA22 BA12 BA34 BA35 BB42 CA12 CA81 CB05 CB08 DA51 MM09

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面上に色見本とカーソルを表示する表
    示ステップと、 使用者からの入力に応じ前記カーソルの位置を動かす移
    動ステップと、 使用者から決定のための入力があったときに、そのとき
    の前記カーソルの位置に応じてRGBゲイン調整する調
    整ステップと、 を有することを特徴とするホワイトバランス調整方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のホワイトバランス調整
    方法において、前記色見本の横軸は色温度であり、前記
    色見本の縦軸が黒体色度からの偏差であることを特徴と
    するホワイトバランス調整方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のホワイトバランス調整
    方法において、前記色見本は赤緑青を頂点とする三角形
    であることを特徴とするホワイトバランス調整方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    ホワイトバランス調整方法において、前記表示ステップ
    において前記色見本上の前記カーソルの位置の色のサン
    プルも表示し、前記移動ステップで前記カーソル位置を
    動かすときに同時に前記サンプルの色も前記色見本上の
    前記カーソルの移動先の色に変更することを特徴とする
    ホワイトバランス調整方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    ホワイトバランス調整方法において、前記色見本の色は
    前記RGBゲイン調整が行われても不変であることを特
    徴とするホワイトバランス調整方法。
  6. 【請求項6】 画面上に色見本とカーソルを表示する表
    示手段と、 使用者からの入力に応じ前記カーソルの位置を動かす移
    動手段と、 使用者から決定のための入力があったときに、そのとき
    の前記カーソルの位置に応じてRGBゲイン調整する調
    整手段と、 を備えることを特徴とするホワイトバランス調整方式。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のホワイトバランス調整
    方式において、前記色見本の横軸は色温度であり、前記
    色見本の縦軸が黒体色度からの偏差であることを特徴と
    するホワイトバランス調整方式。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載のホワイトバランス調整
    方式において、前記色見本は赤緑青を頂点とする三角形
    であることを特徴とするホワイトバランス調整方式。
  9. 【請求項9】 請求項6乃至8のいずれか1項に記載の
    ホワイトバランス調整方式において、前記表示手段は前
    記色見本上の前記カーソルの位置の色のサンプルも表示
    し、前記移動手段は前記カーソル位置を動かすときに同
    時に前記サンプルの色も前記色見本上の前記カーソルの
    移動先の色に変更することを特徴とするホワイトバラン
    ス調整方式。
  10. 【請求項10】 請求項6乃至9のいずれか1項に記載
    のホワイトバランス調整方式において、前記色見本の色
    は前記RGBゲイン調整が行われても不変とする手段を
    備えることを特徴とするホワイトバランス調整方式。
  11. 【請求項11】 請求項6乃至10の何れか1項に記載
    のホワイトバランス調整方式を備えることを特徴とする
    画像表示装置。
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