JPH11327520A - 表示制御方法及び表示制御装置 - Google Patents

表示制御方法及び表示制御装置

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JPH11327520A
JPH11327520A JP10130501A JP13050198A JPH11327520A JP H11327520 A JPH11327520 A JP H11327520A JP 10130501 A JP10130501 A JP 10130501A JP 13050198 A JP13050198 A JP 13050198A JP H11327520 A JPH11327520 A JP H11327520A
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JP
Japan
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signal
marker signal
predetermined
marker
display control
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Application number
JP10130501A
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English (en)
Inventor
Kenichiro Kawanami
建一郎 川浪
Naoki Fujisawa
直樹 藤澤
Katsuhiro Shimizu
克浩 清水
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/14Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2320/00Control of display operating conditions
    • G09G2320/06Adjustment of display parameters
    • G09G2320/0686Adjustment of display parameters with two or more screen areas displaying information with different brightness or colours

Abstract

(57)【要約】 【課題】 1画面中に複数種類の画質を設定する場合
に、それぞれの画質が設定される範囲の設定が容易に行
えるようにする。 【解決手段】 所定のディスプレイ装置で表示させる映
像信号を生成させる際に、表示される画面中100の所
定の範囲101の少なくとも対角線上の2隅に相当する
位置の映像信号に、所定のマーカー信号102a〜10
2dを挿入させる処理を行うと共に、マーカー信号の挿
入位置を、所定の操作入力に基づいて移動させて、表示
される画面中の設定される範囲を移動させるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばコンピュー
タ機器用のディスプレイ装置に映像を表示させる際の制
御を行う表示制御方法及びその制御方法を適用した表示
制御装置に関し、特に静止画像,動画像などと文字情報
などを同時に表示させるように、異なる形態の映像を1
つの画面上に同時に表示させる場合に好適な技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ機器等の進歩に伴な
い、コンピュータに接続されるディスプレイ装置に於い
て、写真等の静止画像や映画等の動画像が表示される様
になり、また一方、テレビ受像機に於いては、インター
ネット等の発達に伴ない文字等の情報を表示する様に成
って来ている。
【0003】写真等の静止画像や映画等の動画像は情報
量が多い為、NTSC放送に代表されるテレビジョン放
送では、綺麗な画像を送信する事は出来ない。この為、
テレビジョン受像機では、写真等の静止画像や映画等の
動画像に対し、シャープネスやコントラスト比改善等を
施す事により、綺麗な(改善された)映像を使用者に提
供している。
【0004】しかしながら、このような効果は、写真等
の静止画や映画等の動画像に対しては、はっきり見え
る、綺麗に見える等といった改善効果があるものの、文
字情報等の部分に於いては、文字が読みづらくなる事に
加え、文字部分の輝度が高すぎると目が疲れ易く成り、
長時間の注視(使用)が出来なくなるといった悪影響が
ある。
【0005】また、近年、コンピュータ機器に於いて
も、CD−ROM、DVD等の大容量のデータを扱う装
置の搭載/普及に伴ない、写真等の静止画像や映画等の
動画像を扱う事が多くなってきている。
【0006】これに対し、コンピュータ用ディスプレイ
装置では、コントラストの可変範囲の改善(輝度向上)
により、写真等の静止画や映画等の動画像の画質改善が
図られ、また、一部のディスプレイ装置では、更にシャ
ープネス機能を搭載し、改善を行なっているものが知ら
れている。
【0007】これら、ディスプレイ装置に於いては、画
質改善機能のオン/オフ(動作/非動作)が可能であっ
たり、機能レベルを使用者が調整可能としているもの
の、機能の動作は、画面全体にのみ機能するか、若しく
は予め設定された画面上のある特定領域にしか動作させ
る事が出来ないものであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このため、例えばコン
ピュータ機器用のモニタディスプレイ装置においては、
文字,数字などの文字情報が表示された画面中の一部の
領域に、静止画像,動画像などのいわゆる画像情報を表
示させるような場合、画像に合わせて表示される画質の
改善処理を行うと、文字情報の表示状態は良好でなくな
ってしまう問題があったが、画像の画質と文字の画質の
双方をユーザが簡単に適正な状態に調整するのは困難で
あった。
【0009】ここで、本出願人は先に1画面中に複数種
類の画質を設定できる表示装置を提案したが(特願平1
0−88958号など)、画像が表示される範囲や文字
が表示される範囲などの、それぞれの画質が設定される
範囲を、ユーザが簡単に設定するのは簡単には行えなか
った。
【0010】本発明の目的は、1画面中に複数種類の画
質を設定する場合に、それぞれの画質が設定される範囲
の設定が容易に行えるようにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の表示制御方法
は、所定のディスプレイ装置で表示させる映像信号を生
成させる際に、表示される画面中の所定の範囲の少なく
とも対角線上の2隅に相当する位置の映像信号に、所定
のマーカー信号を挿入させる処理を行うと共に、マーカ
ー信号の挿入位置を、所定の操作入力に基づいて移動さ
せて、表示される画面中の前記所定の範囲を移動させる
ようにしたものである。
【0012】かかる表示制御方法により生成された映像
信号をディスプレイ装置に供給することで、ディスプレ
イ装置側ではマーカー信号で指示された範囲の映像に対
して、他の範囲の映像とは異なる画像処理を行うことが
可能になり、特定の範囲の映像に対する表示制御ができ
ると共に、その表示制御が行われる特定の範囲が、所定
の操作入力に基づいたマーカー信号の挿入位置の移動で
移動できる。
【0013】また本発明の表示制御装置は、所定の映像
信号を生成させる映像処理部と、1画面中の所定の範囲
の少なくとも対角線上の2隅に相当する位置の前記映像
信号に、所定のマーカー信号を挿入させるマーカー信号
挿入処理部と、このマーカー信号挿入処理部でマーカー
信号を挿入させる位置を、所定の入力に基づいて移動さ
せる制御部とを備えたものである。
【0014】かかる表示制御装置によると、所定の入力
があったとき、制御部の制御に基づいてマーカー信号の
挿入位置が移動し、入力で設定された任意の範囲の映像
に対する表示制御ができる映像信号を生成できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を、図1〜図8を参照して説明する。
【0016】本実施の形態においては、パーソナルコン
ピュータ装置と称される情報処理機器であるコンピュー
タ機器において、表示手段を構成するディスプレイ装置
での表示の制御処理に適用したものである。即ち、図2
に本実施の形態が適用されるコンピュータ装置の構成例
を示すと、コンピュータ装置本体200にディスプレイ
装置210とキーボード204,マウス205などが接
続されて構成される。
【0017】図1は、コンピュータ装置本体200の構
成の一例を示す図で、演算処理手段である制御部201
には、演算処理を実行する上で必要なROM202及び
RAM203が接続してあり、操作入力手段であるキー
ボード204及びマウス205の操作情報が制御部20
1に供給される。また、このコンピュータ装置本体20
0は、データ記憶・読出し手段としてのハードディスク
ドライブ部206と光ディスクドライブ部207などを
備え、これらのドライブ部206での記憶や読出しの処
理が、制御部201の制御に基づいて実行される。
【0018】また、ディスプレイ装置210で表示させ
るための映像の処理を行う映像処理部208が設けてあ
り、制御部201から所定のバスラインを介して映像処
理部208に供給される指令に基づいて映像処理が実行
される。この映像処理部208での映像処理としては、
例えば制御部201での演算処理で生成された文字列な
どのデータを、バスラインを介して映像処理部208に
供給して、そのデータを表示させる映像を生成させる処
理や、ハードディスクドライブ部206又は光ディスク
ドライブ部207から読出されたデータ(静止画像,動
画像などの画像データや文字データなど)を、バスライ
ンを介して映像処理部208に供給して、その読出され
たデータに基づいた映像を表示させる映像データを生成
させる処理などが行われる。この場合、例えば各ドライ
ブ部206,207で記憶媒体から読出した画像データ
による映像と、制御部201で生成された文字データに
よる映像とを、同一画面上に表示させるような映像デー
タを生成させることもできる構成としてある。
【0019】映像処理部208で生成された映像データ
は、映像出力部209に供給して、ディスプレイ装置2
10に供給して表示させるための映像信号に変換して、
その変換処理された映像信号を、ディスプレイ装置21
0に供給する。本例の映像出力部209での変換処理と
しては、例えば3原色信号である赤信号R,緑信号G,
青信号Bの映像信号に変換する処理が行われる。また、
この映像出力部209では、制御部201の制御に基づ
いて、映像信号にマーカー信号を挿入する処理が行われ
る。このマーカー信号は、ディスプレイ装置210側で
映像を表示させるときの表示状態を制御するための信号
で、例えば1水平ラインの所定区間を使用して、所定の
レベルの原色信号を所定のパターンで組み合わせて生成
させた信号である。本例においては、このマーカー信号
の挿入処理として、静止画像又は動画像を表示させる画
像処理ウィンドウ枠を設定したときに、その画像処理ウ
ィンドウ枠の4隅に挿入させるように、制御部201が
挿入位置を制御する。
【0020】図3のフローチャートは、この制御部20
1による表示制御処理を示したもので、制御部201は
マーカー信号を挿入させるモードがユーザ操作などによ
り設定されているか否か判断し(ステップS11)、マ
ーカー信号を挿入させるモードが設定されている場合に
は、画像処理ウィンドウ枠の位置を変更する操作が行わ
れたか否か判断する(ステップS12)。ここで、変更
する操作が行われた場合には、画像処理ウィンドウ枠の
位置を変更させると共に、そのウィンドウ枠の4隅のマ
ーカー信号の位置についても連動して変更させる(ステ
ップS13)。このステップS13での位置の変更は、
例えばマウス205の操作(又はキーボード204の操
作)に基づいたカーソル位置を移動させる指令の制御部
201への入力により行われる。即ち、画像処理ウィン
ドウ枠の位置を変更させるモードのとき、カーソル位置
をマウス205などで移動させることで、連動して画像
処理ウィンドウ枠の位置とマーカー信号の位置が移動す
る。
【0021】そして、ステップS12で変更がないと判
断したときには、以前に設定された位置のウィンドウ枠
の4隅にマーカー信号を配置させる制御を行い、ステッ
プS13でウィンドウ枠とマーカー信号の位置を変更さ
せたときには、その変更された位置のウィンドウ枠の4
隅にマーカー信号を配置させる制御を行う(ステップS
14)。
【0022】例えば映像出力部209で処理された映像
信号をディスプレイ装置210に供給して、そのディス
プレイ装置210の表示表示部211に表示させた画面
100が図4に示す状態であるとき、その画面100内
の所定位置に画像処理ウィンドウ枠101を設定し、こ
のとき、画像処理ウィンドウ枠101内の4隅になる位
置の映像信号の水平ラインに、マーカー信号102a,
102b,102c,102dを配置する。このときの
画像処理ウィンドウ枠101の配置位置が、マウス20
5又はキーボード204で操作して設定した位置にな
る。
【0023】図5は、ディスプレイ装置210の表示表
示部211に表示させた画面100内に、所定のウィン
ドウ枠110(このウィンドウ枠は画像表示用のウィン
ドウとは限らない)が配置され、そのウィンドウ枠11
0内の画像などを表示する範囲111の内の任意の箇所
に、本実施の形態のマーカー信号が配置される画像処理
ウィンドウ枠101を設定し、その画像処理ウィンドウ
枠101の内側の4隅にマーカー信号102a〜102
dを配置し、範囲111の内の一部の範囲103(画像
処理ウィンドウ枠101内の範囲103)だけを、マー
カー信号で指定することができる。この場合、例えばウ
ィンドウ枠110は、本例のマーカー信号が配置される
画像処理ウィンドウ枠101とは別のソフトウェアによ
り設定されるウィンドウ枠であるとすると、画像処理ウ
ィンドウ枠101を生成させるソフトウェアをコンピュ
ータ装置200にセットすることで、他のソフトウェア
により設定されるウィンドウ枠上の任意の範囲の画像
を、マーカー信号で指定することが可能になる。
【0024】図6は、各マーカー信号102a,102
b,102c,102dの一例を示したもので、ここで
は赤信号R,緑信号G,青信号Bを、図6の(a),(b),
(c) に示すレベルの信号として、図6の(d) に示すよう
に、1水平ライン内の所定区間で「赤,マゼンタ,緑,
シアン,黄,白,黄,白」の順序で色が変化する信号と
する。この色の変化は、例えば映像信号の生成処理に使
用されるクロックに同期した周期で変化するようにす
る。なお、ここではマーカー信号として1つの例を示し
たが、4隅のマーカー信号102a,102b,102
c,102dは、それぞれ別のパターンのマーカー信号
で構成しても良い。
【0025】このようにしてマーカー信号を配置した映
像信号を、ディスプレイ装置210に供給して、その映
像信号をディスプレイ装置210で受像処理して、映像
信号による映像を表示させる。このとき、ディスプレイ
装置210内での受像処理回路では、映像信号に挿入さ
れたマーカー信号を検出して、検出した4隅のマーカー
信号で示される範囲内に、所定の画像処理を施すように
してある。
【0026】図7は、このマーカー信号を検出して受像
処理を行うディスプレイ装置210内の回路構成の一例
を示す図で、入力端子1R,1G,1Bには、コンピュ
ータ装置本体200の映像出力部209からの映像信号
(赤信号R,緑信号G,青信号B)が供給される。この
入力端子1R,1G,1Bに供給される映像信号R,
G,Bは、それぞれコンデンサ2R,2G,2Bを通じ
てプリアンプIC3に供給される。このプリアンプIC
3では、供給された映像信号(R/G/B)がそれぞれ
クランプ回路31R,31G,31Bを通じて後述する
シャープネス改善回路32R,32G,32Bに供給さ
れ、さらに後述する増幅器33R,33G,33Bを通
じて取り出されるものである。
【0027】このプリアンプIC3から取り出される映
像信号(R/G/B)が、出力アンプ4にてさらに増幅
された後、コンデンサ5R,5G,5Bを通じて取り出
される。さらにこれらの取り出された映像信号(R/G
/B)が、カットオフ調整アンプ6にてDC電圧変換が
行われた上で、表示手段であるところの例えば陰極線管
(以下、CRTと称する)7に供給され、CRT7の管
面上に後述する画質改善された映像信号(R/G/B)
による画像が表示される。
【0028】またこの装置内に存在し、且つ各種機能の
コントロールを行うマイクロコンピュータ(以下、マイ
コンと称する)40で、例えばシャープネスの制御を行
う第1及び第2のDC電圧のデータと、コントラスト比
の制御を行う第1及び第2ののDC電圧のデータとが形
成される。さらにこれらの形成されたデータが、それぞ
れD/A変換(以下、DACと称する)回路34A及び
34Bと35A及び35Bに供給されてそれぞれ制御D
C電圧に変換される。
【0029】そしてこれらのDAC回路34A及び34
Bと35A及び35Bで変換された制御DC電圧が、そ
れぞれスイッチ回路36,37で選択されて、上述のプ
リアンプIC3に供給される。これによりプリアンプI
C3では、供給された制御DC電圧に従って、それぞれ
例えば上述のシャープネス改善回路32R,32G,3
2B及び増幅器33R,33G,33Bが制御されて、
それぞれシャープネス及びコントラスト比の改善が行わ
れる。
【0030】また本例においては、映像信号(R/G/
B)の他に水平,垂直の同期信号をコンピュータ装置本
体200から入力端子11H,11Vに供給するように
してあり、入力端子11Hから水平同期信号がPLL回
路12に供給され、このPLL回路12に発振器13か
らの発振信号が供給されて、水平同期信号に同期した任
意のクロック信号が形成される。このクロック信号が水
平カウンタ14Hの計数端子に供給され、また水平同期
信号、若しくは水平同期信号に同期している信号がリセ
ット端子に供給される。これによってこの水平カウンタ
14Hからは、表示画面上の水平の位置に相当する計数
値が取り出される。
【0031】また水平同期信号が垂直カウンタ14Vの
計数端子に供給され、入力端子11Vからの垂直同期信
号、若しくは垂直同期信号に同期している信号がリセッ
ト端子に供給される。これによってこの垂直カウンタ1
4Vからは、表示画面上の垂直の位置に相当する計数値
が取り出される。そしてこれらの水平カウンタ14H及
び垂直カウンタ14Vの計数値がそれぞれラッチ回路1
5A,15B及び16A,16Bに供給される。
【0032】さらに上述の入力端子1R,1Gからの映
像信号がアンプ8R,8Gを通じてシフトレジスタ9
R,9Gの入力端子に供給されると共に、入力端子1B
からの映像信号がコンパレータ8Bを通じてシフトレジ
スタ9R,9Gのクロック端子に供給される。そしてこ
れらのシフトレジスタ9R,9Gに蓄積された信号が比
較器10Cに供給されて、例えばメモリー10Mに記憶
された信号パターンと比較される。ここでメモリー10
Mには、マーカー信号として予め設定されたパターン
(例えば図5に示すレベルのパターン)のデータが記憶
されてあり、比較器10Cでの比較でマーカー信号が検
出される。
【0033】そしてこの比較器10Cで検出された信号
パターンの検出信号が、ラッチ回路15A,16A及び
15B,16Bのトリガ端子に供給される。これによっ
てラッチ回路15A,15Bには、例えばマーカー信号
パターン102a又は102cの表示画面上の水平位置
に相当する計数値がラッチされる。またラッチ回路15
Bには、例えばマーカー信号パターン102b又は10
2dの表示画面上の水平位置に相当する計数値がラッチ
される。
【0034】さらにラッチ回路16A,16Bには、例
えばマーカー信号パターン102a又は102b表示画
面上の垂直位置に相当する計数値がラッチされる。また
ラッチ回路16Bには、例えばマーカー信号パターン1
02c又は102dの表示画面上の垂直位置に相当する
計数値がラッチされる。
【0035】そこでこれらのラッチ回路15A,15B
及び16A,16Bにラッチされた信号が、それぞれ比
較器17A,17B及び18A,18Bに供給されると
共に、上述の水平カウンタ14H及び垂直カウンタ14
Vの計数値が、それぞれ比較器17A,17B及び18
A,18Bに供給される。なお、ラッチ回路15Aの出
力については、マーカー信号の長さに相当する分水平方
向の前側にタイミングをシフトさせる減算器22を介し
て比較器17Aに供給する。
【0036】これによって比較器17Aからは、水平カ
ウンタ14Hの計数値がラッチ回路15Aにラッチされ
たマーカー信号パターン102a又は102cの水平位
置の計数値に一致したときに信号が取り出される。また
比較器17Bからは、水平カウンタ14Hの計数値がラ
ッチ回路15Bにラッチされたマーカー信号パターン1
02b又は102dの水平位置の計数値に一致したとき
に信号が取り出される。
【0037】さらに比較器18Aからは、垂直カウンタ
14Vの計数値がラッチ回路16Aにラッチされたマー
カー信号パターン102a又は102bの垂直位置の計
数値に一致したときに信号が取り出される。また比較器
18Bからは、垂直カウンタ14Vの計数値がラッチ回
路16Bにラッチされたマーカー信号パターン102c
又は102dの垂直位置の計数値に一致したときに信号
が取り出される。
【0038】そしてこれらの比較器17A及び17Bか
らの信号がフリップフロップ19Hのセット及びリセッ
ト端子に供給されることによって、画像処理ウィンドウ
枠101の水平方向の幅に相当するパルス信号が取り出
される。また比較器18A及び18Bからの信号がフリ
ップフロップ19Vのセット及びリセット端子に供給さ
れることによって、画像処理ウィンドウ枠101の垂直
方向の幅に相当するパルス信号が取り出される。
【0039】さらにこれらのフリップフロップ19H及
び19Vからの信号が掛け算器20で合成されることに
よって、画像処理ウィンドウ枠101内の区間に対する
制御信号が形成される。そしてこの制御信号がスイッチ
回路36,37に供給され、DAC回路34Aまたは3
4B、35Aまたは35Bで変換された制御DC電圧の
選択が行なわれることによって、上述のCRT7に表示
される画像の中で、掛け算器20からの制御信号によっ
て指定された任意の領域の画像のシャープネスとコント
ラスト比が変化する。
【0040】なお、減算器24での減算により、マーカ
ー信号の長さに相当する分、タイミングをシフトさせる
処理としては、例えば上述した入力端子11H,11V
に供給される水平・垂直の同期信号がマイクロコンピュ
ータ40に内蔵されるタイマ401に供給されて水平及
び垂直の同期信号周波数が計測される。そして、この計
測された同期信号周波数がCPU402に供給されて、
例えばCPU402に接続されたメモリ403に記憶さ
れたデータからマーカー信号を構成する信号パターンの
時間長が求められる。この求められた時間長に相当する
水平クロック信号の計数値がCPU402で計算され、
その計算値がマイクロコンピュータ40から減算器24
に供給され、ラッチ回路15Aに記憶されたマーカー信
号の位置を、水平方向の前側に求められた時間長分シフ
トすることができる。
【0041】このように構成されるディスプレイ装置
に、本例のコンピュータ装置本体200から映像信号を
供給して受像処理させることで、例えば表示画面に取り
込まれた写真や動画等の画像が表示される範囲にウィン
ドウ枠101を配置し、ウインドウ枠101内だけのシ
ャープネス(輪郭補正)やコントラスト比(輝度補正)
を他の部分より高い補正状態に設定することができ、こ
れによって取り込まれた写真や動画等の画像が表示され
る部分、すなわちウィンドウ枠101内の画質を向上さ
せることができる。なおこれらの画質の向上のための画
像処理は、ガンマ補正や、カラー補正等の他の画像処理
によっても行うことができる。そして、ウィンドウ枠1
01内以外の表示領域においては、これらの画像処理が
行われなく、コンピュータ用ディスプレイ装置として文
字、数字等を表示するのに適した画像処理の設定が維持
される。
【0042】従ってこの装置においては、指定された領
域にのみ任意の画像処理が施されることによって、取り
込まれた写真や動画等の画像を文字や数字等の情報と一
緒に表示する場合に、文字や数字等の情報を見づらくす
ることなく、取り込まれた画像の画質を向上させること
ができる。
【0043】このように本例のコンピュータ装置本体2
00でマーカー信号が挿入された映像信号を生成させ
て、その映像信号をディスプレイ装置210に供給する
ことで、ディスプレイ装置210側では自動的に画像処
理ウィンドウ枠101内の画像に対してだけ、画像用に
適した画像処理が行われる制御ができ、そのウィンドウ
枠101以外の範囲ではその画像処理が行われないよう
に制御でき、簡単に1画面内の任意の箇所の画像処理状
態の制御ができる。この場合、コンピュータ装置本体2
00からディスプレイ装置210には、映像信号を供給
するだけで良く、映像信号とは別に画像処理範囲などを
制御する制御信号を供給する必要がなく、本例の制御処
理を行うことで、コンピュータ装置本体200とディス
プレイ装置210との接続が複雑になることはない。
【0044】また本実施の形態の場合には、画像処理ウ
ィンドウ枠101の位置を、マウス205又はキーボー
ド204などを使用したユーザ操作に基づいた入力で、
任意の位置に設定できることで、表示される画面中の任
意の位置の画像に対して、画像用に適した画像処理が行
われるように制御でき、どの位置に表示される画像に対
しても制御できる。例えば、図5に示すように、他のソ
フトウェアにより表示されるウィンドウ枠110内の任
意の範囲を、本実施の形態によるウィンドウ枠101で
指定することで、どのようなソフトウェアにより表示さ
れる画像であっても、本実施の形態の処理が行われるソ
フトウェアをコンピュータ装置本体200側に組み込め
ば対処でき、汎用性が向上する。
【0045】なお、図4,図5に示した例では、マーカ
ー信号として画像処理ウィンドウ枠101の4隅に配置
するようにしたが、画像処理ウィンドウ枠の少なくとも
2隅にマーカー信号を配置すれば、その範囲の指定は可
能である。即ち、例えば図8に示すように、表示画面1
00内に所定のウィンドウ枠110が配置され、そのウ
ィンドウ枠110内の画像などを表示する範囲111の
内の任意の箇所に、画像処理ウィンドウ枠101を設定
し、その画像処理ウィンドウ枠101の内側の2隅にだ
けマーカー信号102a及び102dを配置して、範囲
111の内の一部の範囲103だけに対して所定の画像
処理を施すことを示すようにしても良い。このようにす
ることで、2つのマーカー信号で上述した例と同様の処
理が可能になる。
【0046】また、図4の例では1画面中に1つの画像
処理ウィンドウ枠を設定した例について説明したが、1
画面中に複数の画像処理ウィンドウ枠を設定して、それ
ぞれの位置をマーカー信号で指示して、その指示された
それぞれの領域に対して所定の画像処理を施すことを指
示するようにしても良い。
【0047】また、ここまで説明した例では、画像処理
ウィンドウ枠内の領域に対して、所定の画像処理を施す
例について説明したが、このようなウィンドウ枠が設定
されてない場合でも、1画面中の所定の範囲をマーカー
信号により指定して、その範囲に対して所定の画像処理
を施す制御を行っても良い。即ち、画面中に表示される
物理的な画像処理ウィンドウ枠101を設けずに、所定
の操作でマーカー信号だけを所定の四角形の範囲の4隅
(又は2隅)に配置し、その範囲に他の部分とは異なる
画像処理を実行させるようにしても良い。
【0048】次に本発明の第2の実施の形態を、図9〜
図16を参照して説明する。本実施の形態においても、
パーソナルコンピュータ装置と称される情報処理機器で
あるコンピュータ機器において、表示手段を構成するデ
ィスプレイ装置での表示の制御処理に適用したもので、
システム構成は上述した第1の実施の形態で図2に示し
た構成と同じであり、コンピュータ装置本体200の構
成についても、上述した第1の実施の形態で図1に示し
た構成と同じである。そして本実施の形態においては、
コンピュータ装置本体200内の制御部201に制御に
基づいてマーカー信号を挿入する場合に、その挿入させ
る範囲がユーザ操作に基づいて変更できるようにしたも
のである。
【0049】即ち、図9は本実施の形態でコンピュータ
装置本体200で、マーカー信号が配置された画像処理
ウィンドウ枠の範囲を変更する場合の処理を示したもの
で、以下説明すると、まず制御部201はマウス205
又はキーボード204によるユーザ操作により、ウィン
ドウ枠の範囲を変更するモードとする操作が行われたか
否か判断する(ステップS21)。ここで、ウィンドウ
枠の範囲を変更するモードとする操作が行われていない
と判断したときには、このウィンドウ枠範囲変更処理を
実行せず、ウィンドウ枠の範囲を変更するモードとする
操作が行われたと判断したときには、そのときのマウス
操作などに基づいた状態に、ウィンドウ枠の範囲を変更
する処理を実行する(ステップS22)。そして、この
ウィンドウ枠の範囲を変更した際には、マーカー信号を
配置する位置についても、そのウィンドウ枠の範囲の変
更に対応してウィンドウ枠の内側の4隅(又は2隅)に
なるように、位置を変更させる処理を実行する(ステッ
プS23)。
【0050】図10は、ステップS22,S23でのウ
ィンドウ枠範囲変更処理例を、画面上での表示から見た
図で、この例では所定の範囲の画像処理ウィンドウ枠1
21が画面100に表示されて、そのウィンドウ枠12
1の内側の4隅にマーカー信号122a〜122dが配
置されて、ウィンドウ枠121の内側の範囲123が、
画質変更範囲として指定された状態で、ユーザがマウス
205又はキーボード204の操作で、ウィンドウ枠の
範囲を変更するモードとする操作を行ったとする。この
とき、コンピュータ装置本体200側の制御部201の
制御に基づいた映像処理部208(又は映像出力部20
9)での処理で、横方向(水平方向)のウィンドウ枠指
示ポインタ124と、縦方向(垂直方向)のウィンドウ
枠指示ポインタ125とを、現在の枠121の位置に重
ねた状態で表示させる。
【0051】この状態で、例えば横方向のウィンドウ枠
指示ポインタ124と重なる位置に、マウス205など
の操作によるカーソル表示を一致させ、その一致させた
状態で所定の操作(マウスのクリック操作など)を行う
ことで、その横方向のウィンドウ枠指示ポインタ124
の移動が選択され、マウス操作などによりカーソル位置
を横方向に移動させると、対応してポインタ124の位
置が変化する。例えば図10に示すポインタ124′の
位置に変化する。
【0052】そして、ポインタ124の位置が変化した
状態で、さらに所定の操作(マウスのクリック操作な
ど)を行うことで、そのポインタ124の位置にウィン
ドウ枠121の位置が変化し、ウィンドウ枠の横幅が確
定する。例えば図10に示すウィンドウ枠121が、ポ
インタ124′の位置に対応した枠121′に拡大され
る。
【0053】このとき、ウィンドウ枠121の拡大(又
は縮小)による範囲の変化に対応して、隅に配置された
マーカー信号の位置も連動して変化させる制御が行われ
る。例えば図10の示す例では、ポインタ124′の位
置に対応した枠121′を設定させたとき、元の位置の
マーカー信号122b,122dが、その拡大された枠
121′の上下の隅位置のマーカー信号122b′,1
22d′に変化する。
【0054】また、例えば縦方向のウィンドウ枠指示ポ
インタ125と重なる位置に、マウス205などの操作
によるカーソル表示を一致させ、その一致させた状態で
所定の操作(マウスのクリック操作など)を行うこと
で、その横方向のウィンドウ枠指示ポインタ125の移
動が選択され、マウス操作などによりカーソル位置を縦
方向に移動させると、対応してポインタ125の位置が
変化する。例えば図10に示すポインタ125′の位置
に変化する。
【0055】そして、ポインタ125の位置が変化した
状態で、さらに所定の操作(マウスのクリック操作な
ど)を行うことで、そのポインタ125の位置にウィン
ドウ枠121の位置が変化し、ウィンドウ枠の縦幅が確
定する。例えば図10に示すウィンドウ枠121が、ポ
インタ125′の位置に対応した枠121″に拡大され
る。
【0056】このときにも、ウィンドウ枠121の拡大
(又は縮小)による範囲の変化に対応して、隅に配置さ
れたマーカー信号の位置も連動して変化させる制御が行
われる。例えば図10の示す例では、ポインタ125′
の位置に対応した枠121″を設定させたとき、元の位
置のマーカー信号122c,122dが、その拡大され
た枠121″の上下の隅位置のマーカー信号122
c′,122d″に変化する。
【0057】このようにして、ウィンドウ枠121の横
方向の幅と縦方向の幅を個別に変化させることができる
ことで、ユーザ操作により任意の大きさの画像処理ウィ
ンドウ枠を設定して、その枠に配置したマーカー信号に
より、画面中の任意の範囲及び位置に対して、所定の画
像処理を施すことを指示できる。
【0058】図10の例では、横方向のウィンドウ枠の
幅と縦方向のウィンドウ枠の幅とを個別に設定させる例
としたが、予めウィンドウ枠の縦横のアスペクト比を一
定の比率(例えば1:1,3:4,9:16など)に決
めておき、1つのウィンドウ枠指示ポインタにより範囲
を変更させたとき、ウィンドウ枠の横幅と縦幅とが連動
して変化するようにしても良い。
【0059】図11は、この場合の表示の一例を示す図
で、この例では所定の範囲の画像処理ウィンドウ枠13
1が画面100に表示されて、そのウィンドウ枠131
の内側の4隅にマーカー信号132a〜132dが配置
されて、ウィンドウ枠131の内側の画像処理範囲13
3が、画質変更範囲として指定された状態で、ユーザが
マウス205又はキーボード204の操作で、ウィンド
ウ枠の範囲を変更するモードとする操作を行ったとす
る。このとき、コンピュータ装置本体200側の制御部
201の制御に基づいた映像処理部208(又は映像出
力部209)での処理で、ウィンドウ枠指示ポインタ1
34を、現在の枠131の位置(例えば右下隅の位置)
に重ねた状態で表示させる。
【0060】この状態で、例えばウィンドウ枠指示ポイ
ンタ134と重なる位置に、マウス205などの操作に
よるカーソル表示を一致させ、その一致させた状態で所
定の操作(マウスのクリック操作など)を行うことで、
このウィンドウ枠指示ポインタ134の移動が選択さ
れ、マウス操作などによりカーソル位置を斜めなどに移
動させると、対応してポインタ134の位置が変化す
る。例えば図11に示すポインタ134′の位置に変化
する。
【0061】そして、ポインタ134の位置が変化した
状態で、さらに所定の操作(マウスのクリック操作な
ど)を行うことで、そのポインタ134の位置にウィン
ドウ枠131の位置が変化し、ウィンドウ枠の横幅及び
縦幅が確定する。例えば図11に示すウィンドウ枠13
1が、ポインタ134′の位置に対応した枠131′に
拡大される。
【0062】このとき、ウィンドウ枠131の拡大(又
は縮小)による範囲の変化に対応して、隅に配置された
マーカー信号の位置も連動して変化させる制御が行われ
る。例えば図11の示す例では、ポインタ134′の位
置に対応した枠131′を設定させたとき、元の位置の
マーカー信号132b,132c,132dが、その拡
大された枠131′の各隅位置のマーカー信号132
b′,132c′,132d′に変化する。
【0063】なお、本実施の形態で説明した画像処理ウ
ィンドウ枠の範囲などの変更操作を行うためのモード設
定は、例えば画面中にウィンドウ枠と共に表示される何
らかの印をカーソルなどで指示することで、行われるよ
うにしても良い。例えば図12に示すように、内側の4
隅にマーカー信号142a〜142dが配置された画像
処理ウィンドウ枠141の所定位置(ここでは右下)
に、ウィンドウ枠変更用の印144を制御部201の制
御で表示させておき、例えばマウス操作によりカーソル
145の位置をこの印144と一致させて、クリックな
どの所定の操作を行うことで、図10又は図11に示す
ような変更操作ができるようにしても良い。
【0064】また、この画像処理ウィンドウ枠に表示さ
れた印にカーソル位置を合わせるなどの画面上での操作
で、マーカー信号の配置の選択ができるようにしても良
い。例えば図12に示すように、マウス操作などにより
カーソル145の位置を印144と一致させて、クリッ
クなどの所定の操作を行うことで、図13に示すよう
に、画像処理ウィンドウ枠141にマーカー信号が配置
されないように制御しても良い。このようにすること
で、ウィンドウ枠内の画像処理範囲143での所定の画
像処理の実行を選択的に制御できる。
【0065】また、本実施の形態で説明した画像処理ウ
ィンドウ枠の範囲などの変更操作を行うためのモード設
定などを、メニュー画面からの選択で行われるようにし
ても良い。例えば図14に示すように、内側の4隅にマ
ーカー信号152a〜152dが配置された画像処理ウ
ィンドウ枠151を表示させた状態で、所定のユーザ操
作(マウス又はキーボードの操作)により、メニュー画
面154を表示させて、マウス又はキーボードの操作に
よりそのメニュー画面154内に表示された項目の選択
により、ウィンドウ枠の位置の移動,ウィンドウ枠の範
囲の拡大や縮小,マーカー信号の配置の有無などを選択
させて、その選択された項目を実行させても良い。図1
5に示す画面100では、このような選択操作により、
画像処理ウィンドウ枠151内にマーカー信号152a
〜152dの配置がなくなって、ウィンドウ枠内の画像
処理範囲143での所定の画像処理の実行が行われなく
なった状態を示している。
【0066】また、ここまで説明した例では、1画面内
に配置した画像処理ウィンドウ内で所定の画像処理の制
御を行う場合について説明したが、マーカー信号を1画
面の4隅又は2隅に配置して、1画面全体での画像処理
状態を制御するように設定できるようにしても良い。即
ち、例えば図14に示すメニュー画面154での選択な
どで、画面全体を範囲とする項目を選択させたとき、制
御部201の制御により、例えば図16に示すように、
画像処理ウィンドウ枠を表示させないと共に、画面10
0の4隅にマーカー信号100a〜100dを配置させ
るような映像信号を生成させても良い。このようにする
ことで、例えばコンピュータ装置本体200で生成させ
る映像信号により表示される映像が、1画面全体が静止
画像や動画像などの画像データによる映像であるとき、
その画像を良好に表示させる制御が行える。
【0067】なお、上述した各実施の形態においては、
画像処理ウィンドウ枠の4隅又は2隅に、その範囲を示
すマーカー信号だけを配置する構成としたが、そのマー
カー信号により指定された範囲内での画像処理の制御状
態(画質の調整状態)を指示する制御信号を、ウィンド
ウ枠の内側などに同時に配置しても良い。
【0068】即ち、例えば図17に示すように、画面1
00内に画像処理ウィンドウ枠161があった場合に、
制御部201の制御に基づいて、その画像処理ウィンド
ウ枠161の4隅にマーカー信号162a,162b,
162c,162dを配置して、ウィンドウ枠内の範囲
163を指定すると共に、そのときに設定される画像処
理状態を制御する制御信号162e,162fを、画像
処理ウィンドウ枠161の内側の所定位置に挿入したも
のである。ここで、マーカー信号162a〜162dの
挿入位置と制御信号162e,162fの挿入位置とは
重ならない位置に設定する必要がある。図17の例で
は、画像処理ウィンドウ枠161内の上端の水平ライン
の中央に制御信号162eを配置し、画像処理ウィンド
ウ枠161内の下端の水平ラインの中央に制御信号16
2fを配置してある。この制御信号162e,162f
は、例えば所定のレベルの原色信号を所定のパターンで
組み合わせて生成させ(但しマーカー信号とは組み合わ
せが異なる)、そのパターンにより制御状態の指定がで
きるようにする。制御信号162eや162fにより指
定される制御内容としては、例えば制御される画像処理
の種類(輪郭補正、輝度補正、ガンマ補正、カラー補正
など)と、その種類の処理の調整レベルのデータが含ま
れる。
【0069】図18は、マーカー信号をウィンドウ枠内
の2隅にだけ配置した場合に、制御信号を同時に配置し
た場合の例を示したものである。即ち、この例では、画
像処理ウィンドウ枠161内の2隅にだけマーカー信号
162a,162dを配置して、ウィンドウ枠内の範囲
163を指定すると共に、そのときに設定される画像処
理状態を制御する制御信号162gを、画像処理ウィン
ドウ枠161の残りの2隅のいずれか1つ(ここでは右
上)に配置したものである。
【0070】このようにすることで、例えば本例のマー
カー信号と制御信号により実行される画像処理状態とし
て、輪郭補正であるシャープネス調整や、輝度補正であ
るコントラスト調整が行われるとすると、マーカー信号
により指定された範囲内で、制御信号により指定された
調整量に設定されるように制御される。なお、このよう
に制御信号を配置した場合には、各実施の形態で説明し
たように、画像処理ウィンドウ枠の位置や範囲を変更さ
せたとき、マーカー信号の位置の変化に連動して、制御
信号の位置を変化させる制御が行われる。
【0071】また、上述した第1の実施の形態におい
て、図5,図8で説明した他のウィンドウ枠に、本実施
の形態による画像処理ウィンドウ枠を重ねる場合には、
所定の操作が行われた場合に、画像処理ウィンドウ枠の
位置が、自動的に他の表示中のウィンドウ枠とほぼ一致
する内側又は外側の位置に移動するようにしても良い。
即ち、例えば図19に示すように、マーカー信号172
a〜172dが配置された画像処理ウィンドウ枠171
が表示され、そのウィンドウ枠内の範囲173に所定の
画像処理を実行することが指定されていると共に、マー
カー信号の配置がないウィンドウ枠175が表示され
て、そのウィンドウ枠内の範囲176に所定の画像が表
示されている状態であるとする。このとき、マウスやキ
ーボードの操作などで、画像処理ウィンドウ枠171を
ウィンドウ枠175に重ねるモード設定を行った上で、
範囲176をマウス操作などによる指示177で指定す
る操作を行う。
【0072】この操作を行うことで、図20に示すよう
に、ウィンドウ枠175の外側にマーカー信号172a
〜172dが配置された画像処理ウィンドウ枠171が
移動し、ウィンドウ枠175内の範囲176全体が、マ
ーカー信号で指定された範囲になり、この範囲に所定の
画像処理が行われるように制御できる。なお、このよう
に自動的に画像処理ウィンドウ枠171を他のウィンド
ウ枠175の外側などに移動させる場合には、画像処理
ウィンドウ枠171の大きさを、ウィンドウ枠175の
サイズに合わせて自動的に変更するようにしても良い。
【0073】また、図17,図18に示したように、マ
ーカー信号と共に制御信号を配置する場合には、その制
御信号で示される制御状態が、メニュー画面などを使用
したユーザ操作が設定できるようにしても良い。即ち、
例えば図21に示すように、画面100の中に画像処理
ウィンドウ枠181を設定して、そのウィンドウ枠18
1の4隅のマーカー信号182a,182b,182
c,182dを挿入させると共に、制御信号182e,
182fを挿入させ、ウィンドウ枠内の範囲183での
画像処理状態を制御する場合において、画面100中に
第1メニュー184を表示させて、その第1メニュー1
84で調整項目を表示させ、その第1メニュー184の
中から選択された項目に関する調整状態を第2メニュー
185で表示させる。第2メニュー185としては、そ
の項目の調整のオン表示185a又はオフ表示185b
を行い、さらにそのときに設定される調整量を棒グラフ
185cにより表示させる。
【0074】この第1メニュー184,第2メニュー1
85などを表示させて調整を行う際には、そのときに画
面100の中に表示されたウィンドウ枠181に挿入さ
れる制御信号182e,182fを、その調整状態に応
じた信号とすることで、調整操作を行うユーザは、ウィ
ンドウ枠内の範囲183に表示される画像の状態を見
て、調整状態を判断しながら調整することができる。
【0075】このようにユーザ操作により画像処理状態
の調整状態を任意に設定できることで、好みの画像表示
状態を設定することができる。また、調整項目の選択を
行うことで、任意の項目の調整ができ、各種調整が行え
る。即ち、例えば少なくとも輪郭補正、輝度補正、ガン
マ補正、カラー補正の一つ以上の画像処理を任意の状態
に施す設定ができる。
【0076】また、ここまで説明した各実施の形態での
マーカー信号や制御信号の挿入処理は、コンピュータ装
置本体200側が接続されたディスプレイ装置210の
機種を判断して、マーカー信号で制御が可能である場合
にだけ行うようにしても良い。即ち、例えば図22のフ
ローチャートに示すように、コンピュータ装置本体20
0内の制御部201は、接続されたディスプレイ装置2
10との通信により、そのディスプレイ装置210の機
種番号の情報を得て、機種を判断する(ステップS3
1)。そして、その判断した機種が、マーカー信号によ
り画像処理の制御が可能な機種(即ち図7に示すような
回路を備えた機種)であるか否か判断し(ステップS3
2)、制御できない機種であると判断した場合には、マ
ーカー信号の挿入処理を実行させない。そして、制御で
きる機種であると判断した場合には、制御部201は出
力映像信号に画像処理ウィンドウ枠があるか否か判断し
(ステップS33)、画像処理ウィンドウ枠がない場合
には、マーカー信号の配置処理を実行させず、画像処理
ウィンドウ枠がある場合には、そのウィンドウ枠の4隅
などにマーカー信号を配置する処理を、映像出力部20
9で実行させる(ステップS34)。
【0077】このように処理を行うことで、マーカー信
号の挿入によって制御できない機種のディスプレイ装置
が接続された場合に、マーカー信号が挿入されてしまう
ことがなくなり、マーカー信号の挿入処理が、制御可能
な場合にだけ確実に行われるようになる。ここで、ディ
スプレイ装置の機種名の構成例を示すと、例えばマーカ
ー信号により制御が可能な機種の場合には、その機種名
の末尾に特殊なコードを付加させて、そのコードの有無
を判別させるようにしても良い。例えば、あるディスプ
レイ装置の本来の機種名が「CPD−XXXGS」とな
っていたとき、本例のマーカー信号により制御される機
能を備えている場合には、その末尾にそのことを示すコ
ード「ABC」を付加して、機種名を「CPD−XXX
GS ABC」とする。このようにすることで、制御部
201では、その末尾のコード「ABC」を図22のフ
ローチャートにおけるステップS32で判別処理させれ
ば良い。
【0078】また、コンピュータ装置本体とディスプレ
イ装置との通信機能がない場合には、この機種名をユー
ザ操作で入力させて、その入力された機種名から、マー
カー信号に対応した機種であるか否か判断するようにし
ても良い。
【0079】また、コンピュータ装置本体が判別した機
種名から、単にマーカー信号により制御できるか否かの
情報を判断するだけでなく、制御可能な調整項目につい
ても判断して、その判断した制御可能な項目に関する制
御信号だけを挿入させるように、制御しても良い。
【0080】また、ここまで説明した各実施の形態で
は、コンピュータ装置に接続されたディスプレイ装置で
の表示状態を、コンピュータ装置本体側から制御する処
理について説明したが、各実施の形態での処理は、その
他の表示手段での表示制御を行う場合にも適用できるこ
とは勿論である。例えば、テレビジョン受像機において
画像表示と文字表示とを混在させる場合に、文字表示が
行われる範囲を、マーカー信号により指定して、その範
囲内で、文字表示に適した画像処理が行われるように制
御しても良い。
【0081】
【発明の効果】請求項1に記載した表示制御方法による
と、この方法により生成された映像信号をディスプレイ
装置に供給することで、ディスプレイ装置側ではマーカ
ー信号で指示された範囲の映像に対して、他の範囲の映
像とは異なる画像処理を行うことが可能になり、特定の
範囲の映像に対する表示制御ができると共に、その表示
制御が行われる特定の範囲が、所定の操作入力に基づい
たマーカー信号の挿入位置の移動で移動でき、マウスな
どを使用したユーザ操作などにより、表示制御を行う特
定の範囲の設定が容易に行える。
【0082】請求項2に記載した表示制御方法による
と、請求項1に記載した発明において、マーカー信号の
挿入位置の所定の操作入力に基づいた移動で、マーカー
信号により指示される範囲の大きさを変更させることが
でき、位置の設定だけでなく範囲の設定も容易に行え
る。
【0083】請求項3に記載した表示制御方法による
と、請求項1に記載した発明において、マーカー信号の
挿入位置の移動で、表示される画面全体を範囲として設
定できることで、画面全体の表示制御を行うことも可能
になる。
【0084】請求項4に記載した表示制御方法による
と、請求項1に記載した発明において、マーカー信号
は、所定のレベルの原色信号を所定のパターンで組み合
わせて生成させることで、簡単にマーカー信号を生成さ
せて挿入させることができる。
【0085】請求項5に記載した表示制御方法による
と、請求項1に記載した発明において、マーカー信号が
挿入される水平ラインの所定位置に、マーカー信号で指
定された範囲に施す画像処理状態を指示する所定の制御
信号を挿入すると共に、マーカー信号の挿入位置の移動
に連動して、制御信号の挿入位置も移動させることで、
マーカー信号により表示制御を行う場合の制御状態を、
そのマーカー信号の挿入位置に連動した位置に挿入され
る制御信号により良好に制御できる。
【0086】請求項6に記載した表示制御方法による
と、請求項1に記載した発明において、マーカー信号の
挿入位置の移動は、画面中の所定のウィンドウ枠の内側
又は外側への移動を行うことで、マーカー信号がない所
定のウィンドウ枠内に表示される画像をマーカー信号で
指定することが簡単に行える。
【0087】請求項7に記載した表示制御方法による
と、請求項1に記載した発明において、マーカー信号の
挿入処理は、映像信号の供給先のディスプレイ装置を判
別して、そのディスプレイ装置でマーカー信号に基づい
た画像処理が可能な場合にだけ行うことで、例えばマー
カー信号による制御ができないディスプレイ装置が接続
された場合に、マーカー信号の挿入処理が行われるよう
な不具合を解消できる。
【0088】請求項8に記載した表示制御方法による
と、請求項7に記載した発明において、判別したディス
プレイ装置でマーカー信号に基づいて実行可能な画像処
理を指示する制御信号を、前記範囲内のマーカー信号が
挿入される位置以外の所定の位置に挿入させる処理を行
うことで、判別したディスプレイ装置の種類に応じて画
像処理状態をより細かく制御することが可能になる。
【0089】請求項9に記載した表示制御装置による
と、所定の入力があったとき、制御部の制御に基づいて
マーカー信号の挿入位置が移動し、入力で設定された任
意の範囲の映像に対する表示制御ができる映像信号を生
成でき、マウスなどを使用したユーザ操作などにより、
表示制御を行う特定の範囲の設定が容易に行える装置が
得られる。
【0090】請求項10に記載した表示制御装置による
と、請求項9に記載した発明において、制御部によるマ
ーカー信号の挿入位置の移動で、画面中の所定の範囲の
大きさを変更させるようにしたことで、任意の大きさの
範囲の表示制御が容易に行える装置が得られる。
【0091】請求項11に記載した表示制御装置による
と、請求項9に記載した発明において、制御部によるマ
ーカー信号の挿入位置の移動で、表示される画面全体を
表示制御される範囲として指定することで、画面全体の
表示制御を行うことも可能になる装置が得られる。
【0092】請求項12に記載した表示制御装置による
と、請求項9に記載した発明において、マーカー信号挿
入処理部は、所定のレベルの原色信号を所定のパターン
で組み合わせて生成させたマーカー信号を挿入させる処
理を行うことで、簡単な構成でマーカー信号を生成させ
て挿入させることができる。
【0093】請求項13に記載した表示制御装置による
と、請求項9に記載した発明において、マーカー信号挿
入処理部は、マーカー信号が挿入される水平ラインの所
定位置に、マーカー信号で指定された範囲に施す画像処
理状態を指示する所定の制御信号を挿入し、制御部は、
マーカー信号の挿入位置の移動に連動して、制御信号の
挿入位置も移動させることで、マーカー信号により表示
制御を行う場合の制御状態を、そのマーカー信号の挿入
位置に連動した位置に挿入される制御信号により良好に
制御できる装置が得られる。
【0094】請求項14に記載した表示制御装置による
と、請求項9に記載した発明において、制御部の制御に
よるマーカー信号の挿入位置の移動は、映像処理部で生
成される映像信号による映像中に存在するウィンドウ枠
の内側又は外側への移動を行うことで、マーカー信号が
ない所定のウィンドウ枠内に表示される画像をマーカー
信号で指定する制御が簡単に行える装置が得られる。
【0095】請求項15に記載した表示制御装置による
と、請求項9に記載した発明において、制御部は、映像
信号の供給先のディスプレイ装置を判別して、その判別
したディスプレイ装置がマーカー信号に基づいた画像処
理が可能な場合にだけ、マーカー信号挿入処理部でマー
カー信号の挿入処理を行うことで、例えばマーカー信号
による制御ができないディスプレイ装置が接続された場
合には、マーカー信号の挿入処理が行われない。
【0096】請求項16に記載した表示制御装置による
と、請求項15に記載した発明において、制御部が判別
したディスプレイ装置でマーカー信号に基づいて実行可
能な画像処理を指示する制御信号を、マーカー信号挿入
処理部で、マーカー信号が挿入される位置以外の所定の
位置に挿入させることで、判別したディスプレイ装置の
種類に応じて画像処理状態をより細かく制御することが
できる映像信号を出力できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるコンピュータ
装置の構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態によるコンピュータ
装置のシステム構成例を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態による表示制御処理
例を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施の形態による表示状態の例
を示す説明図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態による表示状態の例
(画像処理ウィンドウ枠を他のウィンドウに重ねた例)
を示す説明図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態によるマーカー信号
の例を示す説明図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態により生成された映
像信号により表示制御されるディスプレイ装置の例を示
すブロック図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態による他の表示状態
の例を示す説明図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態による表示制御処理
例を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第2の実施の形態による表示状態の
例を示す説明図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態による他の表示状
態の他の例を示す説明図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態による表示状態の
例を示す説明図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態による表示状態の
例を示す説明図である。
【図14】本発明の第2の実施の形態による他の表示状
態の例を示す説明図である。
【図15】本発明の第2の実施の形態による他の表示状
態の例を示す説明図である。
【図16】本発明の第2の実施の形態による他の表示状
態の例を示す説明図である。
【図17】本発明の各実施の形態での処理を、制御信号
の配置と共に行う場合の表示状態の例を示す説明図であ
る。
【図18】本発明の各実施の形態での処理を、制御信号
の配置と共に行う場合の他の表示状態の例を示す説明図
である。
【図19】本発明の各実施の形態での処理を、表示ウィ
ンドウを重ねた状態で処理する場合の状態(重ねる前の
状態)の例を示す説明図である。
【図20】本発明の各実施の形態での処理を、表示ウィ
ンドウを重ねた状態で処理する場合の状態(重ねた後の
状態)の例を示す説明図である。
【図21】本発明の各実施の形態での処理を、メニュー
画面により各項目毎に調整できる状態とした場合の例を
示す説明図である。
【図22】本発明の各実施の形態での処理を、機種判断
に基づいて実行させる場合の制御処理例を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
100…表示画面、101,121,131,141,
151,161,171,181…画像処理ウィンド
ウ、100a〜100d,102a〜102d,122
a〜122d,132a〜132d,142a〜142
d,152a〜152d,161a〜161d,171
a〜171d,181a〜181d…マーカー信号、1
03,123,133,143,153,163,17
3,183…ウィンドウ内の画像表示範囲、162e,
162f,162g,182e,182f…制御信号、
200…コンピュータ装置本体、201…制御部、20
4…キーボード、208…映像処理部、209…映像出
力部、210…ディスプレイ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のディスプレイ装置で表示させる映
    像信号を生成させる際に、 表示される画面中の所定の範囲の少なくとも対角線上の
    2隅に相当する位置の映像信号に、所定のマーカー信号
    を挿入させる処理を行うと共に、 前記マーカー信号の挿入位置を、所定の操作入力に基づ
    いて移動させて、表示される画面中の前記所定の範囲を
    移動させる表示制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の表示制御方法において、 前記マーカー信号の挿入位置の所定の操作入力に基づい
    た移動で、前記所定の範囲の大きさを変更させる表示制
    御方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の表示制御方法において、 前記マーカー信号の挿入位置の移動で、表示される画面
    全体を前記所定の範囲とした表示制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の表示制御方法において、 前記マーカー信号は、所定のレベルの原色信号を所定の
    パターンで組み合わせて生成させた表示制御方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の表示制御方法において、 前記マーカー信号が挿入される水平ラインの所定位置
    に、マーカー信号で指定された範囲に施す画像処理状態
    を指示する所定の制御信号を挿入すると共に、 前記マーカー信号の挿入位置の移動に連動して、前記制
    御信号の挿入位置も移動させる表示制御方法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の表示制御方法において、 前記マーカー信号の挿入位置の移動は、画面中の所定の
    ウィンドウ枠の内側又は外側への移動を行う表示制御方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の表示制御方法において、 前記マーカー信号の挿入処理は、映像信号の供給先のデ
    ィスプレイ装置を判別して、そのディスプレイ装置でマ
    ーカー信号に基づいた画像処理が可能な場合にだけ行う
    表示制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の表示制御方法において、
    前記判別したディスプレイ装置でマーカー信号に基づい
    て実行可能な画像処理を指示する制御信号を、前記範囲
    内のマーカー信号が挿入される位置以外の所定の位置に
    挿入させる処理を行う表示制御方法。
  9. 【請求項9】 所定の映像信号を生成させる映像処理部
    と、 1画面中の所定の範囲の少なくとも対角線上の2隅に相
    当する位置の前記映像信号に、所定のマーカー信号を挿
    入させるマーカー信号挿入処理部と、 前記マーカー信号挿入処理部でマーカー信号を挿入させ
    る位置を、所定の入力に基づいて移動させる制御部とを
    備えた表示制御装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の表示制御装置におい
    て、 前記制御部によるマーカー信号の挿入位置の移動で、画
    面中の前記所定の範囲の大きさを変更させる表示制御装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項9記載の表示制御装置におい
    て、 前記制御部によるマーカー信号の挿入位置の移動で、表
    示される画面全体を前記所定の範囲とした表示制御装
    置。
  12. 【請求項12】 請求項9記載の表示制御装置におい
    て、 前記マーカー信号挿入処理部は、所定のレベルの原色信
    号を所定のパターンで組み合わせて生成させたマーカー
    信号を挿入させる表示制御装置。
  13. 【請求項13】 請求項9記載の表示制御装置におい
    て、 前記マーカー信号挿入処理部は、マーカー信号が挿入さ
    れる水平ラインの所定位置に、マーカー信号で指定され
    た範囲に施す画像処理状態を指示する所定の制御信号を
    挿入し、 前記制御部は、マーカー信号の挿入位置の移動に連動し
    て、前記制御信号の挿入位置も移動させる表示制御装
    置。
  14. 【請求項14】 請求項9記載の表示制御装置におい
    て、 前記制御部の制御によるマーカー信号の挿入位置の移動
    は、前記映像処理部で生成される映像信号による映像中
    に存在するウィンドウ枠の内側又は外側への移動を行う
    表示制御装置。
  15. 【請求項15】 請求項9記載の表示制御装置におい
    て、 前記制御部は、映像信号の供給先のディスプレイ装置を
    判別して、その判別したディスプレイ装置がマーカー信
    号に基づいた画像処理が可能な場合にだけ、前記マーカ
    ー信号挿入処理部でマーカー信号の挿入処理を行う表示
    制御装置。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の表示制御装置におい
    て、 前記制御部が判別したディスプレイ装置でマーカー信号
    に基づいて実行可能な画像処理を指示する制御信号を、
    前記マーカー信号挿入処理部で、前記範囲内のマーカー
    信号が挿入される位置以外の所定の位置に挿入させる表
    示制御装置。
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