JP5375199B2 - 電子部品の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電子部品の製造方法に関し、より特定的には、複数の絶縁体層が積層されてなる積層体を有する電子部品の製造方法に関する。
従来の電子部品の製造方法としては、例えば、特許文献1に記載の多層セラミック基板の製造方法が知られている。図10は、特許文献1に記載の多層セラミック基板の積層体101の分解図である。
積層体101は、基体用グリーンシート102及び収縮抑制用グリーンシート103,104が積層されて構成されている。基体用グリーンシート102は、例えば、BaO−Al23−SiO2系のセラミック材料からなる層である。収縮抑制用グリーンシート103,104は、例えば、アルミナなどからなる層であり、基体用グリーンシート102の焼結温度では焼結しない。また、収縮抑制用グリーンシート103は、図10に示すように、周縁部105が、中央部106よりも厚く形成されている。
特許文献1に記載の多層セラミック基板によれば、周縁部105が、中央部106よりも厚く形成されているので、周縁部105における収縮抑制効果を発揮させる拘束力がより強くなる。その結果、焼成後の積層体101において、反りのような不所望な変形が生じることを抑制できる。
しかしながら、特許文献1に記載の多層セラミック基板では、積層体101にデラミネーション(層間剥離)が発生するおそれがある。より詳細には、収縮抑制用グリーンシート103は、周縁部105と中央部106との境界において段差を有している。そのため、圧着時に、周縁部105と中央部106との境界の段差に、基体用グリーンシート102が十分に回り込まず、隙間が形成されてしまうおそれがある。その結果、積層体101において、かかる隙間からデラミネーションが発生するおそれがある。
特開2001−144437号公報
そこで、本発明の目的は、積層体に反りが発生することを抑制できると共に、デラミネーションが発生することを抑制できる電子部品の製造方法を提供することである。
本発明の一形態に係る電子部品の製造方法は、複数の第1の絶縁体層が積層されてなる積層体を有する電子部品の製造方法であって、焼成時に消失する樹脂ビーズを含有するペーストからなる消失層が、積層方向の上面又は下面の一部に設けられた前記積層体を作製する工程と、前記積層体に対して積層方向に圧着を施して、該積層体の上面又は下面に前記消失層を埋没させる工程と、前記積層体を焼成する工程と、を備えていること、を特徴とする。
本発明によれば、積層体に反りが発生することを抑制できると共に、デラミネーションが発生することを抑制できる。
本発明の実施形態に係る多層基板の製造方法において作製される多層基板を備えた回路モジュールの外観斜視図である。 第1の実施形態に係る多層基板の製造方法にて作製される多層基板の断面構造図である。 積層体の製造過程における工程断面図である。 積層体の製造過程における工程断面図である。 積層体の製造過程における工程断面図である。 積層体の製造過程における工程断面図である。 実験の説明図である。 第2の実施形態に係る多層基板の製造方法にて作製される多層基板を備えた回路モジュールの断面構造図である。 図8の多層基板の模式図である。 特許文献1に記載の多層セラミック基板の積層体の分解図である。
以下に本発明に係る電子部品の製造方法の実施形態である多層基板の製造方法について説明する。
(第1の実施形態)
(多層基板の構成)
以下に、本発明の第1の実施形態に係る多層基板の製造方法において作製される多層基板の構成について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態に係る多層基板の製造方法において作製される多層基板10a,10bを備えた回路モジュール1a,1bの外観斜視図である。図2は、多層基板10aの断面構造図である。多層基板10aにおいて、z軸方向は、積層方向を示す。ただし、本実施形態では、z軸方向の正方向側の絶縁体層から負方向側の絶縁体層へと順に積層される。しかしながら、以下では、便宜上、z軸方向の正方向側を上側とし、z軸方向の負方向側を下側とする。また、積層体12の長辺に沿った方向をx軸方向とし、積層体12の短辺に沿った方向をy軸方向と定義する。また、x軸方向、y軸方向及びz軸方向の正方向及び負方向は、積層体12の中心を基準とする。なお、図2以下の断面構造図では、理解の容易のために、図1の外観斜視図の縦横比及び窪みGの広さを変更して記載してある。
回路モジュール1aは、図1に示すように、多層基板10a及び複数の実装部品80により構成されている。多層基板10aは、図1に示すように、積層体12、外部電極14(14a〜14f)を備えている。積層体12は、図2に示すように、絶縁体層16(16a〜16r)が積層されることにより構成され、直方体状をなしている。絶縁体層16は、Ba−Al−Si系セラミックからなる長方形状の層である。
積層体12には、図1及び図2に示すように、z軸方向の正方向側に位置する上面において、窪みGが設けられている。窪みGは、図1及び図2に示すように、z軸方向の最も正方向側に位置している絶縁体層16aの対角線の交点Bを含む領域に設けられている。なお、図1及び図2において、窪みGは、強調して記載してある。したがって、実際に形成される窪みGは、図1及び図2に示したものよりも浅い場合が多い。
また、積層体12は、配線からなる回路、及び、コイルやコンデンサ等の回路素子(図1及び図2では図示せず)を内蔵している。回路及び回路素子は、例えば、絶縁体層16に設けられている内部導体(図示せず)やビアホール導体(図示せず)等により構成されている。
外部電極14(14a〜14f)、図1に示すように、積層体12のz軸方向の負方向側の底面に設けられている。具体的には、外部電極14a〜14cは、積層体12のz軸方向の負方向側の底面において、x軸方向の正方向側の辺に沿って、y軸方向の正方向側に向かってこの順に並んでいる。外部電極14d〜14fは、積層体12のz軸方向の負方向側の底面において、x軸方向の負方向側の辺に沿って、y軸方向の正方向側に向かってこの順に並んでいる。また、外部電極14は、積層体12に内蔵されている配線及び回路素子に接続されている。
実装部品80は、図1に示すように、多層基板10aのz軸方向の正方向側の上面において、窪みG内部に実装されている。該実装部品80は、例えば、コイル、コンデンサ或いは抵抗などの素子又は半導体集積回路であり、多層基板10aのz軸方向の正方向側の上面に設けられた端子(図示せず)を介して多層基板10a内部の回路及び回路素子と接続されている。
(多層基板の製造方法)
次に、多層基板10aの製造方法について図面を参照しながら説明する。図3ないし図6は、積層体12の製造過程における工程断面図である。なお、図3から図6では、一つの積層体12の製造過程が示されている。しかしながら、実際には、マザー積層体がカットされることにより複数の積層体12が同時に作製される。
まず、絶縁体層16となるべきセラミックグリーンシートを準備する。具体的には、酸化バリウム(BaO)、アルミナ(Al23)及び酸化ケイ素(SiO2)を所定の比率で秤量したそれぞれの材料を、調合・混合し、800℃〜1000℃の温度で仮焼した。得られた仮焼粉末をジルコニアボールミルにより12時間かけて粉砕して、セラミック粉末を得る。
このセラミック粉末に対して、トルエン・エキネン等の有機溶媒、バインダー及び可塑剤を加えて混合を行い、その後、減圧により脱泡を行う。得られたセラミックスラリーをドクターブレード法により、図3(a)に示すように、キャリアシート118(118a〜118r)上にシート状に形成して乾燥させ、絶縁体層16(16a〜16r)となるべきセラミックグリーンシート116(116a〜116r)を作製する。この際、セラミックグリーンシート116の厚みを50μmとした。
次に、最上層となるセラミックグリーンシート116a上に、端子パターン(図示せず)を形成する。また、最下層となるセラミックグリーンシート116r上に、外部電極14となる表面電極パターンを形成する。また、セラミックグリーンシート116上に、回路素子となる内部導体パターン(図示せず)及びビアホール導体パターン(図示せず)を形成する。端子パターン、表面電極パターン及び内部導体パターンの形成は、Ag,Pd,Cu,Auやこれらの合金などを主成分とする導電性ペーストをスクリーン印刷法やフォトリソグラフィ法などの方法で塗布することにより行われる。また、ビアホール導体パターンの形成は、セラミックグリーンシート116にレーザビームを照射してスルーホールを形成し、該スルーホールに導体ペーストを充填することにより行われる。
次に、図3(b)に示すように、セラミックグリーンシート116a上に、5μm〜50μmの厚みを有する消失層20を、スクリーン印刷法により形成する。消失層20は、積層体12の焼成時に消失する樹脂ビーズを含有するペーストからなる層である。消失層20は、セラミックグリーンシート116aにおいて、絶縁体層16aの対角線の交点Bを含む領域に形成される。また、消失層20は、絶縁体層16aの面積の30%〜80%の面積を有していることが望ましい。
次に、各セラミックグリーンシート116を積層する。具体的には、図4(a)に示すように、消失層20が台50に対向するように、セラミックグリーンシート116aを台50上に配置する。そして、セラミックグリーンシート116aからキャリアシート118aを剥がす。
次に、図4(b)に示すように、セラミックグリーンシート116a上に、セラミックグリーンシート116bを配置する。この際、キャリアシート118bを下側に押えて、セラミックグリーンシート116bをセラミックグリーンシート116aに対して仮圧着する。30MPa〜50MPaの圧力で、2秒〜10秒間の長さで仮圧着を行う。この後、セラミックグリーンシート116c〜116rも、セラミックグリーンシート116bと同じ方法により仮圧着する。以上の工程により、図5に示すように、消失層20がz軸方向の上面の一部に設けられたマザー積層体が作製される。なお、本実施形態では、18層のセラミックグリーンシート116を積層したが、後述する実施例では、30層のセラミックグリーンシート116を積層した。
次に、マザー積層体を袋に入れ、静水圧プレスなどにより本圧着を施す。140MPa〜180MPaの圧力で、60秒間の長さで本圧着を行う。これにより、消失層20は、図6(a)に示すように、マザー積層体の上面に埋没する。このときの消失層20の厚みは、15μmである。
次に、マザー積層体に焼成を施す。焼成は、例えば、980℃で2時間の条件で行う。焼成において、図6(b)に示すように、消失層20は消失する。その結果、マザー積層体の上面には、窪みGが形成される。更に、焼成により、絶縁体層、内部導体、ビアホール導体、端子及び外部電極となる表面導体からなる積層体12の集合体を得る。この後、ダイサーにより、該積層体12の集合体を所定寸法(6.75mm×5.15mm×0.6mm)の積層体12にカットできるように、マザー積層体に溝を形成する。そして、マザー積層体を溝に沿って積層体12に分割する。
最後に、銅からなる表面電極に、Niめっき/Auめっきを施すことにより、外部電極14を形成する。以上の工程を経て、図1及び図2に示すような多層基板10aが完成する。
(効果)
以上のような多層基板10aの製造方法によれば、以下に説明するように、積層体12に反りが発生することを抑制できる。より詳細には、多層基板10aの製造方法では、図5に示すような消失層20が設けられたマザー積層体に対して本圧着を行っている。これにより、マザー積層体の上面は、図6(a)に示すように、消失層20により圧縮されて窪む。その結果、図6(a)に示すように、消失層20よりもz軸方向の負方向側の領域R1の密度は、その他の領域R2,R3の密度よりも高くなる。ここで、マザー積層体の焼成時において、相対的に密度が高い領域R1は、相対的に密度が低い領域R2,R3に比べて、収縮しにくい。その結果、マザー積層体の焼成時に、領域R1においてマザー積層体の収縮が抑制されることにより、積層体12に大きな反りが発生することが抑制される。
なお、消失層20の面積は、絶縁体層16aの面積の30%以上80%以下であることが望ましい。以下に説明する。
消失層20の面積が絶縁体層16aの面積の30%未満である場合には、領域R1の面積が小さいため、収縮が低減されない領域R2,R3が広くなってしまう。そのため、領域R2,R3において大きな反りが発生してしまう。よって、消失層20の面積は、絶縁体層16aの面積の30%以上であることが好ましい。
一方、消失層20の面積が絶縁体層16aの面積の80%より大きい場合には、領域R1の面積が大きすぎて、本圧着の力が分散されて、十分な深さを有する窪みGが形成されない。そのため、領域R1の密度が十分に高くならず、領域R1の収縮が十分に低減されない。よって、消失層20の面積は、絶縁体層16aの面積の80%以下であることが好ましい。
また、多層基板10aの製造方法では、以下に説明するように、積層体12にデラミネーションが発生することを抑制できる。より詳細には、特許文献1に記載の多層セラミック基板では、図10に示すように、収縮抑制用グリーンシート103は、周縁部105と中央部106との境界において段差を有している。そのため、圧着時に、周縁部105と中央部106との境界の段差に、基体用グリーンシート102が十分に回り込まず、隙間が形成されてしまうおそれがある。その結果、積層体101において、かかる隙間からデラミネーションが発生するおそれがある。
一方、多層基板10aでは、z軸方向の最も正方向側に位置するセラミックグリーンシート116a以外のセラミックグリーンシート116b〜116rは、図10に示した段差を有していない。そのため、セラミックグリーンシート116a〜116rの間において隙間が発生しにくい。その結果、積層体12においてデラミネーションが発生することが抑制される。
また、多層基板10aの製造方法では、以下に説明するように、比較的簡単な方法により多層基板10aを作成することができる。より詳細には、特許文献1に記載の多層セラミック基板では、図10に示すように、収縮抑制用グリーンシート103において、周縁部105は、中央部106よりも厚く形成されている。このような収縮抑制用グリーンシート103は、均一な厚みを有するグリーンシートに、ペーストがスクリーン印刷等によって塗布されることにより作製される。よって、収縮抑制用グリーンシート103の作製は、複雑な工程が必要であった。
一方、多層基板10aの製造方法では、セラミックグリーンシート116は、均一な厚みを有している。そのため、セラミックグリーンシート116は、収縮抑制用グリーンシート103に比べて容易に作製可能である。その結果、多層基板10aの製造方法では、比較的簡単な方法により多層基板10aを作成することができる。
(実施例)
以下に、実施例に係る多層基板10aの製造方法について説明する。
第1の実施例に係る多層基板10aの製造方法では、消失層20の樹脂ビーズとして、表1に示す架橋アクリル樹脂ビーズ(試料番号B−1)を用いた。
Figure 0005375199
次に、第1の実施例に係る多層基板10aの製造方法では、消失層20の形成に用いられるペーストを、以下の手順により作製した。まず、表2に示すエチルセルロース樹脂(バインダー樹脂(試料番号P−1))を、表3に示すジヒドロターピニルアセテート(有機溶媒(試料番号L−1))に表4に示す割合で溶解して、有機ビヒクル(試料番号CV−1)を作製した。そして、表1の架橋アクリル樹脂ビーズ(試料番号B−1)と有機ビヒクル(試料番号CV−1)とを、表5に示した組成で調合し、3本ロールにより混練・分散させることにより、消失層20のペーストを得た。そして、該ペーストを用いて、多層基板10aを作製した。
Figure 0005375199
Figure 0005375199
Figure 0005375199
Figure 0005375199
表1には、樹脂ビーズの粒子径D50が示されている。D50とは、体積換算で積算分布が50%となるときの粒子径である。ここでは、以下の条件で測定を行った。
装置名:マイクロトラックHRA
溶媒:エキネン
前処理:300W×60秒
屈折率:1.51
また、表3には、三次元溶解性パラメーターの極性成分が示されている。三次元溶解性パラメーターは、以下の式(1)に示される。
σp=(ΣFpi21/2/V ・・・(1)
σp:極性力成分(J/ml)1/2
Fpi:モル引力定数の極性力成分(J1/2・ml-3/2・/mol-1
V:モル体積:(ml/mol)
次に、第2の実施例に係る多層基板10aの製造方法について説明する。第2の実施例に係る多層基板10aの製造方法では、消失層20の樹脂ビーズとして、表6に示すプロピレン樹脂ビーズ(試料番号B−2)を用いた。
Figure 0005375199
次に、第2の実施例に係る多層基板10aの製造方法では、消失層20の形成に用いるペーストを、以下の手順により作製した。まず、表2に示すエチルセルロース樹脂(バインダー樹脂(試料番号P−1))を、表7に示すテキサノール(有機溶媒(試料番号L−2))に表8に示す割合で溶解して、有機ビヒクル(試料番号CV−2)を作製した。そして、表6のプロピレン樹脂ビーズ(試料番号B−2)と有機ビヒクル(試料番号CV−2)とを、表9に示した組成で調合し、3本ロールにより混練・分散させることにより、消失層20のペーストを得た。そして、該ペーストを用いて、多層基板10aを作製した。
Figure 0005375199
Figure 0005375199
Figure 0005375199
次に、第3の実施例ないし第18の実施例に係る多層基板10aの製造方法について説明する。第3の実施例ないし第10の実施例に係る多層基板10aの製造方法では、消失層20の樹脂ビーズとして、表1に示す架橋アクリル樹脂ビーズ(試料番号B−1)を用いた。また、第11の実施例ないし第18の実施例に係る多層基板10aの製造方法では、消失層20の樹脂ビーズとして、表6に示すプロピレン樹脂ビーズ(試料番号B−2)を用いた。
次に、第3の実施例ないし第18の実施例に係る多層基板10aの製造方法では、消失層20の形成に用いるペーストを、以下の手順により作製した。まず、表2に示すエチルセルロース樹脂(バインダー樹脂(試料番号P−1))を、表10に示す8種類の有機溶媒(試料番号L−3〜L−10)に表11に示す割合で溶解して、8種類の有機ビヒクル(試料番号CV3〜CV10)を作製した。
Figure 0005375199
Figure 0005375199
次に、表1の架橋アクリル樹脂ビーズ(試料番号B−1)又は表6のプロピレン樹脂ビーズ(試料番号B−2)と表11の有機ビヒクル(試料番号CV3〜CV10)とを、表12に示した組成で調合し、3本ロールにより混練・分散させることにより、消失層20のペーストを得た。そして、該ペーストを用いて、多層基板10aを作製した。
Figure 0005375199
(実験結果)
本願発明者は、本実施形態に係る多層基板10aの製造方法が奏する効果をより明確なものとするために、以下に説明する第1の実験を行った。具体的には、第1の実施例ないし第18の実施例に係る多層基板10aの製造方法(以下、第1の実施例ないし第18の実施例に係る製造方法と称す)にて多層基板10aを作製すると共に、以下に説明する第1の比較例及び第2の比較例に係る電子部品の製造方法(以下、第1の比較例及び第2の比較例に係る製造方法と称す)にて電子部品を作製した。第1の比較例に係る製造方法は、消失層20を形成しない点においてのみ、第1の実施例に係る製造方法と異なる。また、第2の比較例に係る製造方法は、第1の実施例に係る製造方法の表5に示すペーストの代わりに、樹脂ビーズを含有しないペーストであって、表4に示す有機ビヒクル(試料番号CV−1)のみからなるペーストを塗布した点においてのみ、第1の実施例に係る製造方法と異なる。
本願発明者は、第1の実施例ないし第18の実施例に係る製造方法にて製造した多層基板10a、並びに、第1の比較例及び第2の比較例に係る製造方法にて製造した多層基板210を用いて、以下の実験を行った。図7は、実験の説明図である。本願発明者は、多層基板10a,210をガラス板300上に配置した。本願発明者は、多層基板10a,210とガラス板300とが最も離れた位置における隙間の大きさを、反り量hとして計測した。本実施形態では、多層基板10a,210の長手方向における一方端側をガラス板300に押し付けたときに、他方端側において多層基板10a,210とガラス基板300とが最も離れた位置における隙間の大きさを反り量hとした。反り量hの計測には、レーザー変位計を用いた。そして、本願発明者は、反り量hが、60μm未満の電子部品を良品(◎)と判定し、100μm未満の電子部品を良品(○)と判定し、100μm以上の電子部品を不良品(×)と判定した。表13は、実験結果を示した表である。
Figure 0005375199
表13に示すように、第1の実施例ないし第18の実施例の製造方法により作製された多層基板10aは、全て良品(○)であると判定された。一方、第1の比較例及び第2の比較例に係る製造方法により作製された多層基板210は、いずれも不良品(×)であると判定された。なお、多層基板210では、反り量hは、120μmであった。以上の第1の実験により、多層基板10aの製造方法において、樹脂ビーズ及び有機ビヒクルからなるペーストにより消失層20を形成し、本圧着時にマザー積層体に消失層20を埋没させることにより、焼成後において多層基板10aに発生する反りを抑制できることが分かる。
また、本願発明者は、消失層20の形成に用いるペーストの保存安定性を調べるために、以下に説明する第2の実験を行った。より詳細には、第1の実施例ないし第18の実施例に係る製造方法において用いたペーストを、ラボラン瓶(30ml)に投入後、40℃の熱風乾燥炉内に7日間保管した。そして、保管前と7日経過後におけるペーストの粘度変化率をブルックフィールド型粘度計20rpmにて測定した。本願発明者は、粘度変化率が、10%未満のペーストを良品(◎)と判定し、10%以上20%未満のペーストを良品(○)と判定し、20%以上のペーストを不良品(×)と判定した。表13は、実験結果を示した表である。
表13によれば、全ての実施例に係る製造方法で用いたペーストが良品であると判定された。特に、第1の実施例ないし第5の実施例、第8の実施例ないし第13の実施例、及び、第15の実施例に係る製造方法で用いるペーストは、粘度変化率が極めて小さかった。
以上の第2の実験を総括すると、第1の実施例、及び、第3の実施例ないし第10の実施例に係る製造方法では、樹脂ビーズとして架橋アクリル樹脂ビーズ(試料番号B−1)を含有するペーストを用いている。そして、第1の実施例、第3の実施例ないし第5の実施例、並びに、第8の実施例ないし第10の実施例に係る製造方法に用いたペーストが、特に、保存安定性に優れていることが分かる。これらの実施例に係る製造方法に用いたペーストの有機溶媒(試料番号L−1,L−3〜L−5,L−8〜L−10)は、5.3(J/ml)1/2以上6.6(J/ml)1/2以下、又は、2.3(J/ml)1/2以下の三次元溶解性パラメーターの極性成分を有している(表3及び表10を参照)。よって、樹脂ビーズとして、架橋アクリル樹脂ビーズ(試料番号B−1)を用いた場合には、有機ビヒクルの有機溶媒の三次元溶解性パラメーターの極性成分は、5.3(J/ml)1/2以上6.6(J/ml)1/2以下、又は、2.3(J/ml)1/2以下であることが好ましい。
また、第11の実施例ないし第18の実施例に係る製造方法では、樹脂ビーズとしてプロピレン樹脂ビーズ(試料番号B−2)を含有するペーストを用いている。そして、第11の実施例ないし第13の実施例、及び、第15の実施例に係る製造方法に用いたペーストが、特に、保存安定性に優れていることが分かる。これらの実施例に係る製造方法に用いたペーストの有機溶媒(L−3〜L−5,L−7)は、4.6(J/ml)1/2以上6.6(J/ml)1/2以下の三次元溶解性パラメーターの極性成分を有している(表10参照)。よって、樹脂ビーズとして、プロピレン樹脂ビーズ(試料番号B−2)を用いた場合には、有機ビヒクルの有機溶媒の三次元溶解性パラメーターの極性成分は、4.6(J/ml)1/2以上6.6(J/ml)1/2以下であることが好ましい。
ところで、第2の実施例に係る製造方法においても、樹脂ビーズとしてプロピレン樹脂ビーズ(試料番号B−2)を含有するペーストを用いている。該ペーストが含有している有機ビヒクル(試料番号CV−2)の有機溶媒(試料番号L−2)の三次元溶解性パラメーターの極性成分は、表7によれば3.1(J/ml)1/2である。よって、該ペーストが含有している有機ビヒクル(試料番号CV−2)の有機溶媒(試料番号L−2)の三次元溶解性パラメーターの極性成分は、4.6(J/ml)1/2以上6.6(J/ml)1/2以下から外れている。しかしながら、第2の実験によれば、第2の実施例に係る製造方法に用いたペーストは、優れた保存安定性を有している。これは、有機ビヒクルが有機溶媒としてテキサノール(試料番号L−2)を含有しているためと考えられる。よって、樹脂ビーズとしてプロピレン樹脂ビーズ(試料番号B−2)を用いた場合には、テキサノール(試料番号L−2)を含有する有機ビヒクルを用いることにより、ペーストが優れた保存安定性を有するようになる。
(第2の実施形態)
以下に、本発明の第2の実施形態に係る多層基板の製造方法について図面を参照しながら説明する。図8は、多層基板10bの断面構造図である。多層基板10bにおいて、z軸方向は、積層方向を示す。ただし、本実施形態では、z軸方向の正方向側の絶縁体層から負方向側の絶縁体層へと順に積層される。しかしながら、以下では、便宜上、z軸方向の正方向側を上側とし、z軸方向の負方向側を下側とする。また、積層体12の長辺に沿った方向をx軸方向とし、積層体12の短辺に沿った方向をy軸方向と定義する。また、x軸方向、y軸方向及びz軸方向の正方向及び負方向は、積層体12の中心を基準とする。
以下、多層基板10aと多層基板10bとの相違点を中心に説明を行う。図8に示すように、多層基板10bの積層体12は、絶縁体層26a,16b,26c,16d,26e,16f,26g,16h,26i,16j,26k,16l,26m,16n,26o,16p,26q,16rがこの順に積層されることにより構成されている。すなわち、多層基板10bの積層体12では、多層基板10aの積層体12において、絶縁体層16a,16c,16e,16g,16i,16k,16m,16o,16qが、絶縁体層26(26a,26c,26e,26g,26i,26k,26m,26o,26q)に置き換えられている。
ここで、絶縁体層26は、絶縁体層16の焼結温度(980℃)では焼結しない収縮抑制用セラミック材料により構成されている。収縮抑制用セラミック材料は、例えば、Al23粉末、ガラスフリット及び有機ビヒクルにより構成されている。該絶縁体層26は、焼結しないので、焼成によって殆ど収縮しない。よって、絶縁体層26が用いられることにより、多層基板10bにおいて、積層体12に反りが発生することが効果的に抑制される。
更に、多層基板10bでは、絶縁体層26が積層されたマザー積層体に対して消失層20を埋没させている。そのため、図9の多層基板10bの模式図に示すように、領域R1内の絶縁体層26は、領域R2,R3内の絶縁体層26に比べて、z軸方向の負方向側に押し下げられている。その結果、領域R1と領域R2,R3との境界において、絶縁体層26が階段状をなしている。すなわち、絶縁体層26は、xy平面内に広がっているだけでなく、z軸方向にも広がりを有している。そのため、積層体12では、絶縁体層26によって、x軸方向及びy軸方向の収縮のみならず、z軸方向の収縮も抑制されている。その結果、多層基板10bでは、積層体12に反りが発生することがより効果的に抑制される。なお、図8では、図面が煩雑になることを防止するために、絶縁体層26を階段状に記載していない。また、図9では、絶縁体層26の内、一部の絶縁体層26を抽出して太線で記載してある。
以下に、多層基板10bの製造方法について、多層基板10aの製造方法との相違点を中心に説明する。多層基板10bの製造方法では、絶縁体層26に用いるペーストを、Al23粉末、ガラスフリット及び有機ビヒクルを混合することにより作製する。そして、絶縁体層16b,16d,16f,16h,16j,16l,16n,16p,16rとなるべきセラミックグリーンシート上に、絶縁体層26に用いるペーストを塗布する。そして、得られたセラミックグリーンシートを積層することにより、積層体12が得られる。なお、多層基板10bにおけるその他の工程は、多層基板10aのその他の工程と同じであるので説明を省略する。
(実施例)
以下に、実施例に係る多層基板10bの製造方法について説明する。実施例に係る多層基板10bの製造方法は、絶縁体層26を用いる点以外において第1の実施例に係る多層基板10aの製造方法と同じである。具体的には、実施例に係る多層基板10bの製造方法では、消失層20の樹脂ビーズとして、表1に示す架橋アクリル樹脂ビーズ(試料番号B−1)を用いた。
次に、実施例に係る多層基板10bの製造方法では、消失層20の形成に用いるペーストを、以下の手順により作製した。まず、表2に示すエチルセルロース樹脂(バインダー樹脂(試料番号P−1))を、表3に示すジヒドロターピニルアセテート(有機溶媒(試料番号L−1))に表4に示す割合で溶解して、有機ビヒクル(試料番号CV−1)を作製した。そして、表1の架橋アクリル樹脂ビーズ(試料番号B−1)と有機ビヒクル(試料番号CV−1)とを、表5に示した組成で調合し、3本ロールにより混練・分散させることにより、消失層20のペーストを得た。そして、該ペーストを用いて、多層基板10bを作製した。
以上のような実施例に係る多層基板10bにおいても、多層基板10aと同様に第1の実験及び第2の実験を行った。その結果、多層基板10aは、基板の反り及び保存安定性の両方において、良品(◎)と判定された。よって、多層基板10bでは、絶縁体層26を用いることにより、多層基板10aに比べて、より効果的に反りの発生を抑制できていることが分かる。
(その他の実施形態)
本発明に係る電子部品の製造方法は、第1の実施形態及び第2の実施形態に示した多層基板10a,10bの製造方法に限らず、その要旨の範囲内において変更可能である。例えば、多層基板10bでは、絶縁体層16と絶縁体層26とが交互に設けられている。しかしながら、絶縁体層16と絶縁体層26とは、交互に並んでいる必要はない。例えば、絶縁体層16の数の方が絶縁体層26の数よりも多くてもよい。また、図8では、z軸方向の最も正方向側に絶縁体層26が位置している。しかしながら、絶縁体層16がz軸方向の最も正方向側に位置していてもよい。
また、多層基板10aにおいて、積層体12は、絶縁体層16a〜16rの順に積層されることにより作製されている。しかしながら、絶縁体層16の積層順はこれに限らない。したがって、絶縁体層16rから絶縁体層16aへと順に積層されてもよい。なお、多層基板10bについても同様のことが言える。
また、消失層20は、積層体12の上面に設けられるとしたが、下面に設けられてもよい。
なお、消失層20は、マザー積層体に埋没したときに、15μmの厚みとなっている。ただし、該消失層20は、マザー積層体に埋没したときに、10μm〜50μmの厚みを有していればよく、より好ましくは、20μm〜40μmの厚みを有していることが望ましい。なお、消失層20の厚みの調整は、ペーストを重ね塗りする回数を調整することによって行うことができる。多層基板10a,10bの製造方法では、特に、15μmの厚みにペーストを2回塗布することが好ましい。
本発明は、電子部品の製造方法に有用であり、特に、積層体に反りが発生することを抑制できると共に、デラミネーションが発生することを抑制できる点において優れている。
1a,1b 回路モジュール
10a,10b 多層基板
12 積層体
14a〜14f 外部電極
16a〜16r,26a,26c ,26e,26g,26i,26k,26m,26o,26q 絶縁体層
20 消失層
80 実装部品
116a〜116r セラミックグリーンシート

Claims (8)

  1. 複数の第1の絶縁体層が積層されてなる積層体を有する電子部品の製造方法であって、
    焼成時に消失する樹脂ビーズを含有するペーストからなる消失層が、積層方向の上面又は下面の一部に設けられた前記積層体を作製する工程と、
    前記積層体に対して積層方向に圧着を施して、該積層体の上面又は下面に前記消失層を埋没させる工程と、
    前記積層体を焼成する工程と、
    を備えていること、
    を特徴とする電子部品の製造方法。
  2. 前記積層体を作製する工程において、前記第1の絶縁体層の焼結温度では焼結しない収縮抑制用セラミック材料を含む第2の絶縁体層、及び、該第1の絶縁体層を積層することを、
    特徴とする請求項1に記載の電子部品の製造方法。
  3. 前記ペーストは、前記樹脂ビーズ及びビヒクルを含有していること、
    を特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の電子部品の製造方法。
  4. 前記樹脂ビーズは、架橋アクリル樹脂ビーズであり、
    前記ビヒクルは、5.3(J/ml)1/2以上6.6(J/ml)1/2以下又は2.3(J/ml)1/2以下の三次元溶解性パラメーターの極性成分を有する有機溶媒、及び、バ
    インダー樹脂からなること、
    を特徴とする請求項3に記載の電子部品の製造方法。
  5. 前記樹脂ビーズは、プロピレン樹脂ビーズであり、
    前記ビヒクルは、4.6(J/ml)1/2以上6.6(J/ml)1/2以下の三次元溶解性パラメーターの極性成分を有する有機溶媒、及び、バインダー樹脂からなること、
    を特徴とする請求項3に記載の電子部品の製造方法。
  6. 前記樹脂ビーズは、ポリプロピレン樹脂ビーズであり、
    前記ビヒクルは、テキサノール及びバインダー樹脂からなること、
    を特徴とする請求項3に記載の電子部品の製造方法。
  7. 前記積層体の前記上面又は前記下面は、長方形状をなしており、
    前記消失層は、前記上面又は前記下面の対角線の交点を含む領域に設けられていること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の電子部品の製造方法。
  8. 前記積層体に圧着を施す工程において、前記消失層は、前記積層体の前記上面又は前記下面に埋没すること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の電子部品の製造方法。
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