JP5374669B1 - 内視鏡 - Google Patents

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Abstract

レンズ枠31と、対物レンズ40と、絞り板18と、先端面32sを有するとともに先端面31fsと先端面32sとの間に段部Dが形成された突き当て部32と、を具備し、絞り板18の後方に接着剤溜まり空間39が形成されており、接着剤溜まり空間39内の接着剤Aにより、絞り板18の後端面18kは、フランジ31fの先端面31fs及び突き当て部32に固定されている。

Description

本発明は、被検体内に挿入される挿入部の先端側内の保持枠内に、レンズと該レンズの後方に位置する絞りとが固定された内視鏡に関する。
近年、被検体内に挿入される内視鏡は、医療分野及び工業用分野において広く利用されている。内視鏡は、細長い挿入部を被検体内に挿入することによって、被検体内を観察することができる。
また、内視鏡の挿入部の挿入方向先端側(以下、単に先端側と称す)に設けられた先端部内には、被検体内を撮像する撮像ユニットが設けられている。
撮像ユニットは、複数のレンズを有し、該複数のレンズは、先端部内に設けられた保持枠における先端側に開口が設けられた保持孔内に保持されている。
さらに、複数のレンズの内、最も先端側に位置するレンズ(以下、対物レンズと称す)は、先端部の先端側の面(以下、先端面と称す)に位置する保持孔の先端側の開口を介して、先端部の先端面から露出するよう保持枠に保持されている。
尚、複数のレンズは、該複数のレンズの径方向の外周側の面(以下、外周面と称す)が保持枠の保持孔を形成する内周側の面(以下、内周面と称す)に対して、エポキシ樹脂等から構成された接着剤によって接着固定される構成が周知である。
ここで、対物レンズとして、挿入部の被検体への挿入方向の後端側(以下、単に後端側と称す)に位置し対物レンズの先端面と対向する対物レンズの面(以下、後端面と称す)における対物レンズの径方向の中央に、対物レンズの光軸方向の前方であり保持孔の開口側(以下、単に前方と称す)に向け凹む球欠部が形成されている既知の平凹レンズを用いる場合がある。
しかしながら、対物レンズとして平凹レンズを用いる場合、保持枠内と保持枠外、即ち被検体内とにおいて温度差が生じていると、接着剤を介して水分が被検体内から保持枠内に進入してしまう結果、球欠部に水蒸気が溜まってしまい、球欠部が曇ってしまうといった問題があった。
このような問題に鑑み、日本国第特開平5−113542号公報では、対物レンズの後端面の外周部位に対物レンズの外周面と後端面とを結ぶテーパ面を形成し、テーパ面と保持枠の内周面との間にも接着剤を充填して、接着剤の塗布距離を長くすることにより水分の進入経路を長くすることによって球欠部の曇りを防止する構成が開示されている。
ところで、対物レンズの後端面において、球欠部を除く面には、通常、対物レンズを通過する光の乱反射を防ぐため、径方向の中央、即ち球欠部に対向する領域に開口を有する絞り板が設けられているのが一般的である。
ここで、日本国第特開平5−113542号公報では、対物レンズの上述したテーパ面に充填された接着剤を介して保持枠の内周面に固定されるとともに対物レンズの球欠部を除く後端面に当接する絞り板が開示されている。
具体的には、日本国第特開平5−113542号公報では、絞り板は、絞り板の後端面が保持枠の内周面から該内周面の径方向内側に突出した位置決め用のフランジに載置され、外周面が保持枠の内周面に当接するとともに、絞り板の先端面が対物レンズの球欠部を除く後端面に当接した状態において、対物レンズの上述したテーパ面に充填された接着剤を介して保持枠の内周面に固定されている。
しかしながら、この構成では、絞り板の外周面は単に保持枠の内周面に当接しているだけであり、また、絞り板の後端面は単にフランジに当接しているだけであり、絞り板の外周面と保持枠の内周面との間および絞り板の後端面とフランジとの間には接着剤が介在しておらず、接着剤が介在する構成に比べ、絞り板の外周面及び後端面を介して水分が球欠部に進入しやすいといった問題があった。
このような問題に鑑み、絞り板の外周面を保持枠の内周面に接着剤を用いて固定するとともに絞り板の後端面をフランジに接着剤を用いて固定する構成も考えられる。
しかしながら、この構成では、絞り板の後端面とフランジとの間に接着剤を安定して充填し難いといった問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、対物レンズの後端面へ接着剤を安定して充填し保持枠の保持孔に対物レンズ及び絞り板を安定して固定できるとともに、対物レンズの後端面の球欠部の曇りを低減することができる構成を具備する内視鏡を提供することを目的とする。
本発明の一態様における内視鏡は、被検体内に挿入される挿入部の挿入方向の先端側に設けられ、一端に開口を有する保持孔を形成する保持孔内周面を内部に有するとともに該保持孔内周面の径方向の内側に突出する周状のフランジ内周面を有したフランジを有する保持枠と、前記フランジよりも前記開口側の前記保持枠の前記保持孔内周面に接着剤を介して外周面が固定されるとともに、前記開口側の先端面が前記開口より外部に露出し、前記フランジ側の後端面の前記径方向の中央に前記開口側に凹む球欠部が形成された第1のレンズと、前記保持孔において、前記レンズと前記フランジとの間に配設されるとともに、前記フランジよりも前記開口側の前記保持孔内周面に前記接着剤を介して外周面が固定され、前記レンズの前記球欠部を除く前記後端面に前記接着剤を介して前記開口側の先端面が固定されるとともに、前記径方向の中央に開口が形成された絞り板と、前記第1のレンズより前記フランジ側に配設された第2のレンズと、を具備し、前記保持孔における前記絞り板よりも前記フランジ側で且つ前記径方向における前記保持孔内周面より前記フランジ内周面側に位置するとともに、前記絞り板の前記フランジ側の後端面に突き当たる突き当て面を有し、該突き当て面が前記フランジの前記先端面よりも前記開口側に位置することにより、外周が前記フランジの前記先端面と前記突き当て面との間に周状の段部を形成する、前記第2のレンズ自体または前記絞り板と前記第2のレンズとの間隔を位置付ける間隔管からなる突き当て部材を有し、前記絞り板が前記突き当て面に当接することにより、前記絞り板の前記フランジ側に、前記絞り板、前記突き当て部及び前記フランジから構成された接着剤溜まり空間が形成されており、該接着剤溜まり空間内の前記接着剤により、前記絞り板の前記後端面は、前記フランジの前記先端面及び前記突き当て部に固定されている。
第1実施の形態の内視鏡を示す斜視図 図1中のII-II線に沿う挿入部の先端部の断面図 図2中のIII線で囲んだ部位を拡大するとともに、向きを変えて示す部分断面図 図3の突き当て部材とフランジとを一体的に形成した変形例を示す部分断面図 図3の対物レンズの後端面に、切り欠きを形成した変形例を示す部分断面図 図3の保持枠内の接着剤溜まり空間に第1及び第3の間隙を介して接着剤を注入した状態を示す部分断面図 図6の接着剤溜まり空間に接着剤を注入し続けた結果、第2及び第3の間隙に接着剤が注入された状態を示す部分断面図 図7の接着剤溜まり空間に接着剤を注入し続けた結果、第1〜第3の間隙に接着剤が注入された状態を示す部分断面図 第2実施の形態を示す内視鏡の挿入部の先端部内に設けられた前側レンズ及び前側レンズ枠の先端側を示す部分断面図 第3実施の形態を示す内視鏡の挿入部の先端部内に設けられた前側レンズ及び前側レンズ枠の先端側を示す部分断面図 第4実施の形態を示す内視鏡の挿入部の先端部内に設けられた前側レンズ及び前側レンズ枠の先端側を示す部分断面図 図11のフランジの先端面に板状部材の後端面を貼着した状態のみを示す部分断面図 図11の絞り板の後端面に板状部材の先端面を貼着した状態のみを示す部分断面図 第5実施の形態を示す内視鏡の挿入部の先端部内に設けられた前側レンズ及び前側レンズ枠の先端側を示す部分断面図 図14の絞り板を、図14中のXV方向からみた平面図 第6実施の形態を示す内視鏡の挿入部の先端部内に設けられた前側レンズ及び前側レンズ枠の先端側を示す部分断面図 図16の前側レンズ枠を、図16中のXVII方向からみた平面図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。尚、図面は模式的なものであり、各部材の厚みと幅との関係、それぞれの部材の厚みの比率などは現実のものとは異なることに留意すべきであり、図面の相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(第1実施の形態)
図1は、本実施の形態の内視鏡を示す斜視図、図2は、図1中のII-II線に沿う挿入部の先端部の断面図である。
図1に示すように、内視鏡1は、被検体内に挿入される挿入部2と、該挿入部2の後端側に設けられた操作部6と、該操作部6から延出されたユニバーサルコード7と、該ユニバーサルコード7の延出端に設けられたコネクタ8とを具備して主要部が構成されている。
尚、コネクタ8が、既知の図示しない光源装置等に接続自在なことにより、内視鏡1は、周辺装置に接続自在となっている。
挿入部2は、先端側から順に、先端部3と湾曲部4と可撓管部5とを具備して主要部が構成されている。湾曲部4は、操作部6に設けられた湾曲操作ノブ6n、6mにより、例えば上下左右の4方向に湾曲操作されるものであり、先端部3と可撓管部5との間に設けられている。
また、挿入部2は、被検体内に、図1に示される挿入方向Sに向かって挿入される。つまり挿入方向Sは、先端部3の中心軸と平行で、先端部3の先端方向に向かった方向である。
図2に示すように、挿入部2の先端部3は、例えば、硬質な金属から形成された先端硬質部材10を具備している。
図2に示すように、先端硬質部材10の挿入方向Sに沿った貫通孔10h1には、先端部3の先端面3sに対し、複数のレンズ40〜43から構成された前側レンズ140の内、最も前方に位置する対物レンズ40の先端面40sが臨むように、撮像ユニット200が挿通されている。尚、対物レンズ40の詳しい構成は後述する。
また、先端硬質部材10の挿入方向Sに沿った貫通孔10h5には、先端面3sに開口20kを有する処置具挿通用管路20が挿通されている。
処置具挿通用管路20は、先端硬質部材10の貫通孔10h5に挿通されたチャンネルパイプ20pと、該チャンネルパイプ20pの後端側の外周に、糸巻き等により先端側が嵌合固定された柔軟なチューブ21とから主要部が構成されている。
また、チャンネルパイプ20p及びチューブ21の内部の空間に、処置具が挿通自在であるとともに吸引された液体や固体が通過可能な通路が形成されている。尚、処置具挿通用管路20の後端は、操作部6の処置具挿入口6a(図1参照)において開口されている。
撮像ユニット200において、前側レンズ140及び後述する絞り板18を保持する保持枠である前側レンズ枠(以下、単にレンズ枠と称す)31の挿入方向Sの略半部に形成された段部の外周に、後側レンズ枠35の先端側が固定されている。尚、レンズ枠31の前半部内の詳しい構成は後述する。
後側レンズ枠35の内周において、前側レンズ140のレンズ43よりも挿入方向Sの後方(以下、単に後方と称す)に、移動レンズ44を保持する移動レンズ枠34が嵌入されている。
また、後側レンズ枠35の内周において、移動レンズ44よりも後方に、複数のレンズから構成された後側レンズ45が固定されている。
さらに、後側レンズ枠35の後端側の内周において、後側レンズ45よりも後方に、先端側から順に、レンズ46、カバーガラス47を保持する素子枠36の先端側が嵌入固定されている。尚、素子枠36の後端側の外周には、シールド材55の先端側が固定されている。
さらに、素子枠36の外周には、素子枠36の挿入方向Sに沿った後半部及びシールド材55の外周を覆う熱収縮チューブ56の先端側が固定されている。
尚、熱収縮チューブ56の後端側は、保護チューブ52の先端側の外周に固定されている。尚、保護チューブ52は、信号ケーブル51の外周を被覆して信号ケーブル51を保護している。
CCDやCMOS等の撮像素子49は、シールド材55及び熱収縮チューブ56によって閉塞された気密な空間に、熱可塑性樹脂57とともに配設されている。
撮像素子49の撮像面には、該撮像面を保護するカバーガラス48が貼着されており、カバーガラス48の先端側の面に、カバーガラス47が貼着されている。尚、上述したように、カバーガラス47は、外周が素子枠36の内周に固定されている。その結果、カバーガラス48、撮像素子49は、カバーガラス47を介して素子枠36に固定されている。
撮像素子49の背面には、複数の電子部品が搭載された基板50が設けられており、該基板50に、既知の信号ケーブル51の先端から延出した複数のリード線53が電気的に接続されている。
先端硬質部材10の挿入方向Sの外周面10gにおける後端側には、円環状の湾曲管12の先端側が固定されている。さらに、外周面10gの後半部には、先端部3、湾曲部4、可撓管部5の外表面を構成する外皮11の先端側が、湾曲管12の先端側を覆うように、例えば糸巻き接着等により固定されている。
また、先端硬質部材10の外周面10gにおける外皮11よりも先端側と、先端硬質部材10の先端面10sとに対し、対物レンズ40や開口20k及びその他の図示しない照明窓や開口等が先端面3sから露出されるよう、例えば樹脂から形成されたカバー部材15が被覆されて、接着剤等によって固定されている。尚、上述した先端部3内の構成は一例であり、この構成に限定されないことは勿論である。
次に、レンズ枠31及び前側レンズ140の先端側の構成について、図3〜図5を用いて説明する。図3は、図2中のIII線で囲んだ部位を拡大するとともに、向きを変えて示す部分断面図である。
また、図4は、図3の突き当て部材とフランジとを一体的に形成した変形例を示す部分断面図、図5は、図3の対物レンズの後端面に、切り欠きを形成した変形例を示す部分断面図である。
先端部3内に設けられたレンズ枠31は、上述したように、レンズ枠31内に設けられ該レンズ枠31の先端側に開口31hsを有する保持孔31hの内部に前側レンズ140を保持するものである。
図3に示すように、保持孔31hを形成する内周面31nには、挿入方向Sと一致する保持孔31hの中心軸(内周面31nの中心軸)方向における対物レンズ40とその他のレンズであるレンズ41との間の空間に、内周面31nの径方向Rの内側に突出する周状の内向フランジ(以下、単にフランジと称す)31fが形成されている。
対物レンズ40は、保持孔31hのフランジ31f側(以下、後方と称す)に位置する後端面40kの、径方向Rの中央に、保持孔31hの先端開口側(以下、前方と称す)に半球状に凹む球欠部40qが形成された既知の平凹レンズから構成されている。
また、対物レンズ40は、保持孔31hにおいて、フランジ31fよりも前方において、対物レンズ40の外周面40gとレンズ枠31の内周面31nとの間に形成された第1の間隙K1に注入された接着剤Aにより、外周面40gが接着剤Aを介して固定されている。
尚、接着剤Aとしては、流動性が高く熱の付与によって硬化する接着剤、例えばエポキシ系の接着剤が挙げられる。また、第1の間隙K1は、対物レンズ40の径方向Rの外径が内周面31nの径方向の径よりも小さいことにより形成されている。
また、保持孔31hにおいて、対物レンズ40とフランジ31fとの間に配設され、フランジ31fよりも前方の内周面31nにおける位置に、対物レンズ40と外径が略同径であるとともに径方向Rの中央に開口18hが形成された絞り板18の外周面18gが接着剤Aにより固定されている。
詳しくは、絞り板18の外周面18gは、該外周面18gと内周面31nとの間において第1の間隙K1と径方向Rに略同じ間隔で形成されるとともに第1の間隙K1に連通する第3の間隙K3に注入された接着剤Aにより、内周面31nに固定されている。尚、第3の間隙K3は、絞り板18の径方向Rの外径が内周面31nの径方向の径よりも小さいことにより形成されている。
また、絞り板18の先端面18sは、挿入方向Sであり保持孔31hの中心軸方向において先端面18sと対物レンズ40の球欠部40qを除く後端面40kとの間に形成されるとともに第1の間隙K1及び第3の間隙K3に連通する第2の間隙K2に注入された接着剤Aにより、対物レンズ40の球欠部40qを除く後端面40kの全面に固定されている。尚、第2の間隙K2は、後端面40kと先端面18sとの間に注入される接着剤Aにより形成される。
ここで、第2の間隙K2に接着剤が注入されやすくするよう、対物レンズ40の球欠部40qを除く後端面40kの表面粗さを粗く形成しても構わない。
尚、表面粗さが粗く形成された球欠部40qを除く後端面40kは、対物レンズ40を通過する光の乱反射を防ぐ機能も有する。
また、対物レンズ40の球欠部40qを除く後端面40kと、絞り板18の先端面18sとの間に、接着剤溜まり空間38を形成する構成としてもよい。すなわち、図5に示すように、対物レンズ40の球欠部40qを除く後端面40kに、接着剤溜まり空間38を形成するための切り欠き40kaを形成してもよい。この場合、球欠部40qおよび切り欠き40kaを除く対物レンズ40の後端面40kと、絞り板18の先端面18sとが突き当たり、該接着剤溜まり空間38が第2の間隙K2として接着剤Aが充填され、これにより絞り板18が対物レンズ40に固定されることとなる。
なお、接着剤溜まり空間38を形成するための対物レンズ40の形状は、切り欠き40kaに限らず、例えば、前述した特許文献1に記載のテーパ面としてもよい。
また、接着剤溜まり空間38を形成するために、対物レンズ40の切り欠き40kaではなく、対物レンズ40より外径が小さく、径方向Rの中央に絞り板18の開口18hと同等もしくは大きな開口が形成された、リング状の不図示のスペーサ板を、対物レンズ40の後端面40kと絞り板18の先端面18sとの間に配設してもよい。この場合、対物レンズ40の後方に、対物レンズ40の後端面40k、スペーサ板の外周面、絞り板18の先端面18s、保持孔31hの内周面31nから構成された、第2の間隙K2である接着剤溜まり空間38が形成される。
保持孔31hにおいて、絞り板18よりも後方で且つ径方向Rにおけるフランジ31fより内周側に、絞り板18の後端面18kに突き当たるとともにフランジ31fの先端面31fsよりも前方に位置する突き当て面である先端面32sを有し、また径方向Rの中央に開口32hを有する突き当て部である筒状部材32が、フランジ31fの径方向Rの内側の延出端面(内周面)31fnから前方に延出するよう延出端面31fnに固定されている。即ち、フランジ31fの延出端面31fnは、筒状部材32の外周面32gに当接している。
尚、フランジ31fの延出端面31fnと筒状部材32の外周面32gとの固定は、嵌合による固定でも、接着による固定でも良い。
また、フランジ31fの延出端面31fnと筒状部材32の外周面32gとが螺合するようにネジ部を形成し、フランジ31fの先端面31fsに対する筒状部材32の先端面32sの突出量が調整できるようにしてもよい。
そして、筒状部材32の先端面32sがフランジ31fの先端面31fsよりも前方に位置していることにより、先端面31fsと先端面32sとの間には周状の段部Dが形成されているとともに、延出端面31fnが外周面32gに当接し且つ絞り板18の後端面18kが先端面32sに当接していることにより、絞り板18の後方に、絞り板18の後端面18k、筒状部材32の外周面32g、フランジ31fの先端面31fs、レンズ枠31の内周面31nから構成された接着剤溜まり空間39が形成されている。
尚、図4に示すように、フランジ31fは、クランク部33として筒状部材32と一体的に形成されていても構わない。
接着剤溜まり空間39は、上述した第1の間隙K1、第2の間隙K2、第3の間隙K3に連通しており、接着剤溜まり空間39内に注入された接着剤Aにより、絞り板18の後端面18kは、フランジ31fの先端面31fs及び筒状部材32の外周面32gに固定されている。
また、レンズ枠31内において、フランジ31fよりも後方に、レンズ41が内周面31nに接着固定されている。
尚、その他のレンズ枠31内への他のレンズ42、43の固定構造は周知であるため、その説明は省略する。
次に、レンズ枠31内への対物レンズ40、絞り板18の固定方法を図6〜図8を用いて説明する。
図6は、図3の保持枠内の接着剤溜まり空間に第1及び第3の間隙を介して接着剤を注入した状態を示す部分断面図、図7は、図6の接着剤溜まり空間に接着剤を注入し続けた結果、第2及び第3の間隙に接着剤が注入された状態を示す部分断面図、図8は、図7の接着剤溜まり空間に接着剤を注入し続けた結果、第1〜第3の間隙に接着剤が注入された状態を示す部分断面図である。
先ず、レンズ枠31内に対物レンズ40、絞り板18を固定する場合には、筒状部材32の先端面32sが上方を指向した向きにおいて、保持孔31hの先端開口31hsを介して、内部に絞り板18を嵌入する。
その結果、絞り板18の後端面18kの一部は、筒状部材32の先端面32sに突き当たることにより、保持孔31hにおいて絞り板18が位置決めされるともに、絞り板18の外周面18gとレンズ枠31の内周面31nとの間には、第3の間隙K3が形成されるとともに、上述した接着剤溜まり空間39が形成される。
その後、保持孔31hの先端開口31hsを介して、内部に対物レンズ40を嵌入すると、対物レンズ40の球欠部40qを除く後端面40kの全面が、絞り板18の先端面18sに突き当たることにより、保持孔31hにおいて対物レンズ40が位置決めされるとともに、対物レンズ40の外周面40gとレンズ枠31の内周面31nとの間には、第1の間隙K1が形成される。
次いで、レンズ枠31を加温した状態において、接着剤Aを、保持孔31hの先端開口31hsから第1の間隙K1内へ注入する。
その結果、図6に示すように、接着剤Aは、第1の間隙K1及び第3の間隙K3を介して接着剤溜まり空間39内に注入される。この際、接着剤溜まり空間39の段部Dにより、接着剤Aが堰き止められることから、対物レンズ40の球欠部40q側に接着剤Aが流れ込み難くなっている他、さらに絞り板18の後端面18kと筒状部材32の先端面32sとの間にも接着剤Aが流れ込み難くなっている。
尚、従来の日本国第特開平5−113542号公報においては、フランジの先端面が絞り板の後端面に突き当たり、フランジの先端面に対して、フランジの外周面から絞り板の後端面とフランジの先端面との間に向かって傾斜するテーパ面が形成されることにより、テーパ面によって絞り板の後方に空間が形成された構成も開示されている。
しかしながら、日本国第特開平5−113542号公報では絞り後方の空間に接着剤を注入する構成は無い他、空間が径方向に沿って絞り板の後端面とフランジの先端面との間に向かって徐々に小さくなっていくよう形成されていることから、仮に接着剤が空間に注入できたとしても接着剤がテーパ面に沿って流れ、絞り板の後端面とフランジの先端面との間に流れ込みやすくなってしまう。
これに対して、本構成においては、接着剤溜まり空間39において、絞り板18の後端面18kと筒状部材32の先端面32sとの間の間隙に対して略垂直な段部Dが形成されていることにより、従来に比べこの間隙に接着剤Aが進入し難くなっている。即ち、この間隙を介して球欠部40qに接着剤Aが流れ出難くなっている。
図6に戻って、その後、接着剤Aを注入し続け、接着剤溜まり空間39内に接着剤Aが全て充填されると、接着剤Aは、接着剤溜まり空間39から溢れ出し、図7に示すように、第3の間隙K3に充填されるとともに、対物レンズ40の球欠部40qを除く後端面40kと絞り板18の先端面18sの間の第2の間隙K2に、既知の毛細管現象によって入り込み、第2の間隙K2に充填される。
その後、接着剤Aを注入し続けると、図8に示すように、第1の間隙K1にも接着剤溜まり空間39から溢れ出した接着剤Aは充填される。即ち、接着剤溜まり空間39は、上述したように、第1の間隙K1、第2の間隙K2、第3の間隙K3に連通していることから、接着剤溜まり空間39に接着剤Aが注入されれば、第1の間隙K1〜第3の間隙まで全ての間隙に接着剤Aが充填される。
接着剤溜まり空間39及び第1の間隙K1〜第3の間隙K3全てに接着剤Aが充填された後は、最後にレンズ枠31を高温環境下に載置することにより、接着剤Aは硬化される。
尚、レンズ枠31の保持孔31hへの対物レンズ40、絞り板18の固定方法は、以上に限定されず、先ず、接着剤溜まり空間39となる位置に接着剤Aを塗布し、次いで、先端面32sに絞り板18の後端面18kの一部が突き当たるまで絞り板18を保持孔31hに嵌入し、次いで、第3の間隙K3に接着剤Aを注入し、次いで、絞り板18の先端面18sに接着剤Aを塗布し、その後、塗布された接着剤Aを介して保持孔31hに嵌入した対物レンズ40の球欠部40qを除く後端面40kを絞り板18の先端面18sに貼着し、最後に第1の間隙に接着剤Aを注入する方法でも良い。
ところが、この方法では作業性が悪いとともに、挿入方向Sと一致する保持孔31hの中心軸方向において、第2の間隙に注入される接着剤Aの厚みが上述した本実施の形態の方法よりも大きくなってしまうといった欠点がある。
そこで、上述したように、第2の間隙K2に接着剤Aを毛細管現象を用いて注入すれば、接着剤Aは第2の間隙K2に浸透するよう注入されていくため、第2の間隙K2における接着剤Aの挿入方向Sにおける厚みを薄くすることができるメリットがあることから、本実施の形態においては、上述した方法を例として示している。
このように、本実施の形態においては、対物レンズ40の球欠部40qを除く後端面40kの全面に、絞り板18の先端面18sが、後端面40kと先端面18sとの間の第2の間隙K2に注入された接着剤Aを介して固定されていると示した。
また、フランジ31fの延出端面31fnが筒状部材32の外周面32gに当接し、筒状部材32においてフランジ31fの先端面31fsより前方に位置する先端面32sが、絞り板18の後端面18kに突き当たっていることにより、絞り板18の後方に、絞り板18の後端面18k、筒状部材32の外周面32g、フランジ31fの先端面31fs、レンズ枠31の内周面31nから構成された接着剤溜まり空間39が形成され、接着剤溜まり空間39内に注入された接着剤Aにより、絞り板18の後端面18kは、フランジ31fの先端面31fs及び筒状部材32の外周面32gに固定されていると示した。
このことによれば、後端面40kと先端面18sとの間の第2の間隙K2にも接着剤Aを毛細管現象を用いて安定して充填することができ、その結果、第2の間隙K2に接着剤Aが介在されていることから、対物レンズ40の外周面40gの先端から球欠部40qまで、第1の間隙K1、第2の間隙K2には全て接着剤Aが充填されているため、接着剤Aを介した水分の進入経路が従来よりも長くすることができ、水分が球欠部40qに付着してしまうことを即ち球欠部40qでの曇りの発生を低減させることができる。
また、第3の間隙K3や絞り板18の後方の接着剤溜まり空間39にも接着剤Aが注入されていることから、絞り板18の後端面18k側における水分の進入経路にも接着剤Aが注入されているため、絞り板18の後端面18k側における接着剤Aの進入経路が従来よりも長くなることから、水分が球欠部40qに付着してしまうことを、即ち球欠部40qでの曇りの発生を低減させることができる。
さらに、絞り板18の後方には、段部Dを有する接着剤溜まり空間39が形成されていることにより、段部Dにより、接着剤溜まり空間39に注入された接着剤Aが、先端面32sと絞り板18の後端面18kとの間隙に進入し難くなっていることから、先端面32sと絞り板18の後端面18kとの間隙から接着剤Aが球欠部40qに流れ出してしまうことを、段部Dにより防ぐことができる。
また、第1の間隙K1、第2の間隙K2、第3の間隙K3、接着剤溜まり空間39に充填された接着剤Aにより、対物レンズ40、絞り板18は、レンズ枠31の内周面31nに強固に接着固定される。
以上から対物レンズ40の後端面40kへ接着剤Aを安定して充填し保持孔31hに対物レンズ40及び絞り板18を安定して固定できるとともに、対物レンズ40の後端面40kの球欠部40qの曇りを低減することができる構成を具備する内視鏡1を提供することができる。
(第2実施の形態)
図9は、本実施の形態を示す内視鏡の挿入部の先端部内に設けられた前側レンズ及び前側レンズ枠の先端側を示す部分断面図である。
この第2実施の形態の内視鏡の構成は、上述した図1〜図3に示した第1実施の形態の内視鏡と比して、突き当て部が前側レンズの内、対物レンズの後方に位置するレンズから構成されている点が異なる。よって、この相違点のみを説明し、第1実施の形態と同様の構成には同じ符号を付し、その説明は省略する。
図9に示すように、本実施の形態においては、突き当て部は、保持孔31hにおいて、絞り板18よりも後方に位置する、対物レンズ40とは異なるレンズ、具体的には、前側レンズ140を構成するレンズ41から構成されている。
より具体的には、本実施の形態においては、レンズ41の先端面41sにおける外周寄りの部位は、絞り板18の後端面18kに付き当たっている。よって、本実施の形態においては、レンズ41の先端面41sは突き当て面を構成している。尚、先端面41sは、フランジ31fの先端面31fsよりも前方に位置している。
また、フランジ31fの延出端面31fnは、接着剤Bを介してレンズ41の外周面41gに当接している。
このことにより、絞り板18の後方に、絞り板18の後端面18k、レンズ41の外周面41g、フランジ31fの先端面31fs、レンズ枠31の内周面31nから構成された接着剤溜まり空間39が形成されている。尚、本実施の形態においてはレンズ41の外周面41gにおいて接着剤溜まり空間39を構成する部位が段部Dを構成している。
接着剤溜まり空間39は、上述した第1の間隙K1、第2の間隙K2、第3の間隙K3に連通しており、接着剤溜まり空間39内に注入された接着剤Aにより、絞り板18の後端面18kは、フランジ31fの先端面31fs及びレンズ41の外周面41gに固定されている。尚、その他の構成は、上述した第1実施の形態と同じである。
次に、保持孔31hへの対物レンズ40、絞り板18の固定方法を説明する。
保持孔31hに対物レンズ40、絞り板18を固定する場合には、先ず、フランジ31fの先端面31fsが上方を指向する向きにおいて、保持孔31hの先端開口31hsを介して、レンズ41を保持孔31内に嵌入し、フランジ31fの延出端面31fnに対して、接着剤Bを介して先端面41sがフランジ31fの先端面31fsよりも前方に位置するよう固定する。
次いで、保持孔31hの先端開口31hsを介して、内部に絞り板18を嵌入する。その結果、絞り板18の後端面18kの一部は、レンズ41の先端面41sに突き当たることにより、保持孔31hにおいて絞り板18が位置決めされ、絞り板18の外周面18gとレンズ枠31の内周面31nとの間には、第3の間隙K3が形成されるとともに、上述した接着剤溜まり空間39が形成される。尚、その他の固定方法は、上述した第1実施の形態と同じである。
このような構成によれば、上述した第1実施形態のように、突き当て部として、上述した筒状部材32を用いる必要が無くなることから、製造コストを低減することができる。尚、その他の効果は、上述した第1実施の形態と同じである。
(第3実施の形態)
図10は、本実施の形態を示す内視鏡の挿入部の先端部内に設けられた前側レンズ及び前側レンズ枠の先端側を示す部分断面図である。
この第3実施の形態の内視鏡の構成は、上述した図1〜図3に示した第1実施の形態の内視鏡と比して、突き当て部が間隔管から構成されている点が異なる。よって、この相違点のみを説明し、第1実施の形態と同様の構成には同じ符号を付し、その説明は省略する。
図10に示すように、本実施の形態においては、突き当て部は、径方向Rの中央に開口60hを有し、フランジ31fの延出端面31fnと外周面60gが嵌合する断面クランク状を有する間隔管60から構成されている。
より具体的には、本実施の形態においては、絞り板18と対物レンズ40より後端側に位置するレンズ41との挿入方向Sに一致する保持孔31hの中心軸方向における間隔を位置付ける間隔管60を有し、該間隔管60の先端面60sは、絞り板18の後端面18kに付き当たっている。よって、本実施の形態においては、先端面60sは、突き当て面を構成している。そして、間隔管60の後端面はレンズ41の先端面と当接している。
尚、先端面60sは、フランジ31fの先端面31fsよりも前方に位置している。
また、フランジ31fの延出端面31fnは、間隔管60の外周面60gに当接している。
このことにより、絞り板18の後方に、絞り板18の後端面18k、間隔管60の外周面60g、フランジ31fの先端面31fs、レンズ枠31の内周面31nから構成された接着剤溜まり空間39が形成されている。尚、本実施の形態においては間隔管60の外周面60gにおいて接着剤溜まり空間39を構成する部位が段部Dを構成している。
接着剤溜まり空間39は、上述した第1の間隙K1、第2の間隙K2、第3の間隙K3に連通しており、接着剤溜まり空間39内に注入された接着剤Aにより、絞り板18の後端面18kは、フランジ31fの先端面31fs及び間隔管60の外周面60gに固定されている。尚、その他の構成は、上述した第1実施の形態と同じである。
次に、保持孔31hへの対物レンズ40、絞り板18の固定方法を説明する。
保持孔31hに対物レンズ40、絞り板18を固定する場合には、先ず、フランジ31fの先端面31fsが上方を指向する向きにおいて、保持孔31hの先端開口31hsを介して、内部に絞り板18を嵌入する。
その結果、絞り板18の後端面18kの一部は、間隔管60の先端面60sに突き当たることにより、保持孔31hにおいて絞り板18が位置決めされ、絞り板18の外周面18gとレンズ枠31の内周面31nとの間には、第3の間隙K3が形成されるとともに、上述した接着剤溜まり空間39が形成される。
尚、その他の固定方法は、上述した第1実施の形態と同じであり、このような構成によっても上述した第1実施の形態と同様の効果を得ることができる。
(第4実施の形態)
図11は、本実施の形態を示す内視鏡の挿入部の先端部内に設けられた前側レンズ及び前側レンズ枠の先端側を示す部分断面図、図12は、図11のフランジの先端面に板状部材の後端面を貼着した状態のみを示す部分断面図、図13は、図11の絞り板の後端面に板状部材の先端面を貼着した状態のみを示す部分断面図である。
この第4実施の形態の内視鏡の構成は、上述した図1〜図3に示した第1実施の形態の内視鏡と比して、突き当て部が板状部材から構成されている点が異なる。よって、この相違点のみを説明し、第1実施の形態と同様の構成には同じ符号を付し、その説明は省略する。
図11に示すように、本実施の形態においては、突き当て部は、径方向Rの中央に開口62hを有する、径方向Rの外径が絞り板18よりも小さく、開口62hの開口径が絞り板18の開口18hと同等もしくは大きい、リング状(筒状)の板状部材62から構成されている。
より具体的には、本実施の形態においては、板状部材62は、図12に示すようにフランジ31fの先端面31fsに板状部材62の後端面62kが接着固定されるか、図13に示すように、絞り板18の後端面18kに板状部材62の先端面62sが接着固定されるかにより保持孔31hに設けられており、板状部材62の先端面62sは、絞り板18の後端面18kに付き当たっている。よって、本実施の形態においては、板状部材62の先端面62sは、突き当て面を構成している。尚、先端面62sは、フランジ31fの先端面31fsよりも前方に位置している。
また、フランジ31fの先端面31fsにおける延出端面31fn側の部位は、板状部材62の後端面62kに当接している。
このことにより、絞り板18の後方に、絞り板18の後端面18k、板状部材62の外周面62g、フランジ31fの先端面31fs、レンズ枠31の内周面31nから構成された接着剤溜まり空間39が形成されている。尚、本実施の形態においては板状部材62の外周面62gが段部Dを構成している。
接着剤溜まり空間39は、上述した第1の間隙K1、第2の間隙K2、第3の間隙K3に連通しており、接着剤溜まり空間39内に注入された接着剤Aにより、絞り板18の後端面18kは、フランジ31fの先端面31fs及び板状部材62の外周面62gに固定されている。尚、その他の構成は、上述した第1実施の形態と同じである。
次に、保持孔31hへの対物レンズ40、絞り板18の固定方法を説明する。
保持孔31hに対物レンズ40、絞り板18を固定する場合には、先ず、図13に示すように、絞り板18の後端面18kに板状部材62の先端面62sを貼着し、フランジ31fの先端面31fsが上方を指向する向きにおいて、保持孔31hの先端開口31hsを介して、内部に板状部材62が貼着された絞り板18を嵌入する。
その結果、板状部材62の後端面62kは、フランジ31fの先端面31fsに突き当たることにより、保持孔31hにおいて絞り板18が位置決めされ、絞り板18の外周面18gとレンズ枠31の内周面31nとの間には、第3の間隙K3が形成されるとともに、上述した接着剤溜まり空間39が形成される。
尚、上述した図12に示すように、先ず、フランジ31fの先端面31fsが上方を指向する向きにおいて、保持孔31hの先端開口31hsを介して、内部に板状部材62を嵌入して先端面31fsに板状部材62を貼着し、その後、保持孔31hに絞り板18を嵌入して、板状部材62の先端面62sに絞り板18の後端面18kを突き当てても良い。
尚、その他の固定方法は、上述した第1実施の形態と同じであり、このような構成によっても上述した第1実施の形態と同様の効果を得ることができる。
(第5実施の形態)
図14は、本実施の形態を示す内視鏡の挿入部の先端部内に設けられた前側レンズ及び前側レンズ枠の先端側を示す部分断面図、図15は、図14の絞り板を、図14中のXV方向からみた平面図である。
この第5実施の形態の内視鏡の構成は、上述した図1〜図3に示した第1実施の形態の内視鏡と比して、絞り板の外周の一部に切り欠き部が形成されている点が異なる。よって、この相違点のみを説明し、第1実施の形態と同様の構成には同じ符号を付し、その説明は省略する。
図14、図15に示すように、本実施の形態においては、絞り板18の外周面18gにおける周方向Cの一部に、切り欠き部18vが形成されている。
ここで、上述したように、対物レンズ40の外周面40gと内周面31nとの間の第1の間隙K1は、絞り板18の外周面18gと内周面31nとの間の第3の間隙K3と等しくなっている。
即ち、第1の間隙K1の径方向Rの幅と、第3の間隙K3の径方向Rの幅とは、共に幅r1として等しくなっているが、切り欠き部18vにより、径方向Rにおいて、切り欠き部18vとレンズ枠31の内周面31nとの間の第4の間隙K4は、絞り板18の他の外周面18gに対する上述した第3の間隙K3よりも大きくなっており(K4>K3)、第4の間隙K4の径方向Rの幅r2は、幅r1よりも大きくなっている(r2>r1)。
このことによれば、仮に径方向Rにおいて、絞り板18の外径が対物レンズ40の外径よりも若干大きく、即ち第3の間隙K3が第1の間隙K1よりも若干大きく、第3の間隙K3の幅r1が非常に小さい場合、接着剤溜まり空間39に接着剤Aが注入し難くなるが、絞り板18に切り欠き部18vが形成されていることにより、切り欠き部18vにより第3の間隙K3よりも大きい第4の間隙K4を絞り板18の外周面18gと内周面31nとの間に確保することができることから、確実に、接着剤溜まり空間39に接着剤Aを注入することができる。
尚、接着剤溜まり空間39に注入された接着剤Aは周状に充填されるため、切り欠き部18vが無い部位に対向する接着剤溜まり空間39にも確実に接着剤Aは充填される。尚、接着剤溜まり空間39に接着剤Aを注入することによる効果は、上述した第1実施の形態と同じである。また、その他の効果も、上述した第1実施の形態と同じである。
(第6実施の形態)
図16は、本実施の形態を示す内視鏡の挿入部の先端部内に設けられた前側レンズ及び前側レンズ枠の先端側を示す部分断面図、図17は、図16の前側レンズ枠を、図16中のXVII方向からみた平面図である。
この第6実施の形態の内視鏡の構成は、上述した図1〜図3に示した第1実施の形態の内視鏡と比して、レンズ枠の内周面において周方向の一部に挿入方向に沿った溝が形成されている点が異なる。よって、この相違点のみを説明し、第1実施の形態と同様の構成には同じ符号を付し、その説明は省略する。
図16、図17に示すように、本実施の形態においては、少なくとも保持孔31hのフランジ31fより前方の内周面31nの周方向Cの一部に、挿入方向Sと一致する保持孔31hの中心軸方向に沿って、接着剤溜まり空間39に連通する溝31mが形成されている。
ここで、上述したように、対物レンズ40の外周面40gと内周面31nとの間の第1の間隙K1は、絞り板18の外周面18gと内周面31nとの間の第3の間隙K3と等しくなっている。
即ち、第1の間隙K1の径方向Rの幅と、第3の間隙K3の径方向Rの幅とは、共に幅r1として等しくなっているが、溝31mにより、径方向Rにおいて、内周面31nにおける溝31mと対物レンズ40の外周面40g及び絞り18の外周面18gとの間の第5の間隙K5は、上述した第3の間隙K3よりも大きくなっており(K5>K3)、第5の間隙K5の径方向Rの幅r4は、幅r1よりも大きくなっている(r4>r1)。
このことによれば、仮に径方向Rにおいて、絞り板18の外径が対物レンズ40の外径よりも若干大きく、即ち第3の間隙K3が第1の間隙K1よりも若干大きく、第3の間隙K3の幅r1が非常に小さい場合、接着剤溜まり空間39に接着剤Aが注入し難くなるが、内周面31nに溝31mが形成されていることにより、溝31mにより第3の間隙K3よりも大きい第5の間隙K5を絞り板18の外周面18gと内周面31nとの間に確保することができることから、確実に、接着剤溜まり空間39に接着剤Aを注入することができる。
また、本実施形態においては、溝31mを、少なくとも上述した第2の間隙K2と接着剤溜まり空間39とを連通する位置に設けているが、これに限らず、溝31mの先端側がレンズ枠31の先端面まで貫通するように設け、すなわち溝31mが、レンズ枠31の先端面からフランジ31fの先端面31fsまでの、保持孔31hの内周面31nの一部に設けても良い。
尚、接着剤溜まり空間39に注入された接着剤Aは、周状に充填されるため、溝31mが無い部位に対向する接着剤溜まり空間39にも確実に接着剤Aは充填される。接着剤溜まり空間39に接着剤Aを注入することによる効果は、上述した第1実施の形態と同じである。また、その他の効果も、上述した第1実施の形態と同じである。
なお、上述した実施形態においては、保持孔31hの中心軸が挿入部2の挿入方向Sと平行である所謂直視型の内視鏡としたが、これに限らず、保持孔31hの中心軸が挿入方向Sと略直交する所謂側視型の内視鏡に、上述した実施形態と同様の保持孔を設けても良い。

本出願は、2012年2月27日に日本国に出願された特願2012−039885号を優先権主張の基礎として出願するものであり、上記の内容は、本願明細書、請求の範囲、図面に引用されたものである。

Claims (7)

  1. 被検体内に挿入される挿入部の挿入方向の先端側に設けられ、一端に開口を有する保持孔を形成する保持孔内周面を内部に有するとともに該保持孔内周面の径方向の内側に突出する周状のフランジ内周面を有したフランジを有する保持枠と、
    前記フランジよりも前記開口側の前記保持枠の前記保持孔内周面に接着剤を介して外周面が固定されるとともに、前記開口側の先端面が前記開口より外部に露出し、前記フランジ側の後端面の前記径方向の中央に前記開口側に凹む球欠部が形成された第1のレンズと、
    前記保持孔において、前記レンズと前記フランジとの間に配設されるとともに、前記フランジよりも前記開口側の前記保持孔内周面に前記接着剤を介して外周面が固定され、前記レンズの前記球欠部を除く前記後端面に前記接着剤を介して前記開口側の先端面が固定されるとともに、前記径方向の中央に開口が形成された絞り板と、
    前記第1のレンズより前記フランジ側に配設された第2のレンズと
    を具備し、
    前記保持孔における前記絞り板よりも前記フランジ側で且つ前記径方向における前記保持孔内周面より前記フランジ内周面側に位置するとともに、前記絞り板の前記フランジ側の後端面に突き当たる突き当て面を有し、該突き当て面が前記フランジの前記先端面よりも前記開口側に位置することにより、外周が前記フランジの前記先端面と前記突き当て面との間に周状の段部を形成する、前記第2のレンズ自体または前記絞り板と前記第2のレンズとの間隔を位置付ける間隔管からなる突き当て部材を有し、
    前記絞り板が前記突き当て面に当接することにより、前記絞り板の前記フランジ側に、前記絞り板、前記突き当て部及び前記フランジから構成された接着剤溜まり空間が形成されており、該接着剤溜まり空間内の前記接着剤により、前記絞り板の前記後端面は、前記フランジの前記先端面及び前記突き当て部に固定されていることを特徴とする内視鏡。
  2. 前記突き当て部材は、前記突き当て部材の外周が前記フランジ内周面に固定されるとともに、該外周が前記フランジの前記先端面よりも前記開口側に延出することにより前記段部を形成することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  3. 前記突き当て部材は、前記径方向の中央に開口が形成されるとともに前記フランジの前記先端面または前記絞り板の前記後端面に接着固定されたリング状の板状部材であり、該板状部材の外周により前記段部を形成することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  4. 前記径方向において前記レンズの前記外周面と前記保持枠内周面との間に形成された、前記接着剤が注入された第1の間隙と、
    前記絞り板の前記先端面と前記レンズの前記球欠部を除く前記後端面との間に形成された、前記接着剤が注入された第2の間隙と、
    前記径方向において、前記絞り板の前記外周面と前記保持枠内周面との間に前記第1の間隙と同じ間隔で形成された、前記接着剤が注入された第3の間隙と、
    を具備し、
    前記第1の間隙と前記第2の間隙と前記第3の間隙とは互いに連通しており、さらに前記接着剤溜まり空間に連通していることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  5. 前記絞り板の前記外周面において、前記絞り板の周方向の一部に、前記接着剤が注入される切り欠き部が形成されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の内視鏡。
  6. 前記保持枠の前記フランジより前記開口側の前記保持孔内周面において、該保持孔内周面の周方向の一部に前記レンズの光軸方向に沿った前記接着剤が注入される溝部が形成されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の内視鏡。
  7. 前記溝部は、前記接着剤溜まり空間に連通していることを特徴とする請求項に記載の内視鏡。
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