JP5372869B2 - 密閉型圧縮機及びこれを用いた冷蔵庫 - Google Patents

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本発明は、密閉型圧縮機及びこれを用いた冷蔵庫に関する。
従来の密閉型圧縮機として、特開2006−37716号公報(特許文献1),特開2004−27969号公報(特許文献2),特開2004−156512号公報(特許文献3)に示されたものが知られている。
特許文献1には、主軸を軸支するベアリング部とシリンダ室を有するシリンダ部が一体になったフレームを有し、前記シリンダの側壁部にはロッドの組付け用の切欠きが設けられている。
また、特許文献2には、密閉容器内に潤滑油を貯留すると共に、電動要素および圧縮要素と、前記電動要素の回転力を圧縮要素に伝えるシャフトとが収納されている。前記電動要素は固定子と回転子から構成され、前記回転子は前記シャフトに挿着されている。前記シャフトの上端には副軸受が設置されており、前記副軸受上端にはピストン摺動面へ潤滑油を導く給油通路が設けられている。
また、特許文献3には、偏芯軸部を主軸部の上側に有し回転時に密閉容器内底部に貯溜された潤滑油を遠心力を利用してくみ上げて上端部から前記密閉容器内に飛散供給する給油通路を形成したシャフトと、略円筒形の圧縮室と、前記圧縮室の軸心と略直交するように形成され前記主軸部を軸支する主軸受とを形成したシリンダブロックと、前記圧縮室内で往復運動するピストンと、前記ピストンと前記偏芯軸部とを連結する連結手段とを備えており、前記シリンダブロックの主軸受の上面に潤滑油を貯溜するオイルプールを形成し、前記オイルプールに貯溜された潤滑油中に少なくとも一部が浸るように、前記主軸部の外周方向に突出した突出部を前記シャフトに設けた構造を有している。
特開2006−37716号公報 特開2004−27969号公報 特開2004−156512号公報
しかしながら、特許文献1〜3に記載された構造を適用した場合、次のような課題があった。
特許文献1に記載された構造においては、ピストンの摺動部を潤滑するために、主軸の回転を利用して密閉容器内に貯留する潤滑油を上方に汲み上げ、偏心軸上端より飛散させている。そのため、主軸のベアリング部及びシリンダが一体に成形されたフレーム上には、運転中、偏心軸上端から飛散した油滴が降りかかることになる。
また、シリンダ側面にはロッドの組付け用の切欠きが設けられている。そのため、偏心軸上端からピストン上へ降り注ぎ、ピストンとシリンダ間を潤滑していた潤滑油の一部は切欠き部からフレーム上へと流出する恐れがある。
また、フレーム上へ飛散・流出した油の一部はフレーム外縁部から滴下することになる。フレームから滴下した潤滑油が冷媒と共に吸入マフラを通じてシリンダ内に吸入され、冷凍サイクル内へ混入した場合、オイルレートの増加によって圧縮機の冷凍能力が低下する恐れが生じる。
また、圧縮機の低速運転時においては、シャフト上端から飛散する潤滑油量の低下に伴い、ピストン摺動面へ供給される潤滑油量が減少し、ピストン摺動面における摩擦損失が増大する恐れが生じる。
次に、特許文献2に記載された構造においては、ピストンとシリンダ間の潤滑のために、シャフト上端から潤滑油を飛散させると同時に、飛散した潤滑油の一部を副軸受上端に設けられた給油通路を通じてピストン摺動面へと導いている。シャフト上端から飛散した潤滑油の一部や、ピストン摺動面へと導かれた油の一部は主軸受やシリンダを構成するシリンダブロック上に降り注ぐ。シリンダブロック上へと降り注いだ潤滑油の一部はシリンダブロック外縁より滴下することになり、滴下した潤滑油が冷媒と共に吸入マフラを通じてシリンダ内に吸入され、冷凍サイクル内へ混入した場合、オイルレートの増加によって圧縮機の冷凍能力が低下する恐れが生じる。
次に、特許文献3に記載された構造においては、シャフト上端から飛散した潤滑油の一部や、シリンダブロック上に設置されたオイルプールから、シャフトに設けられた突出部によって飛散した潤滑油の一部はシリンダブロック上へと降り注ぐ。シリンダブロック上へと降り注いだ潤滑油の一部はシリンダブロック外縁より滴下することになり、滴下した潤滑油が冷媒と共に吸入マフラを通じてシリンダ内に吸入され、冷凍サイクル内へ混入した場合、オイルレートの増加によって圧縮機の冷凍能力が低下する恐れが生じる。
そこで本発明は、シリンダ内に吸入される潤滑油量を低減するとともにピストン摺動面の潤滑性を向上することができる密閉型圧縮機及びこれを備えた冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。本願は上
記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、密閉容器内に電動要素及び圧縮要素を収納し、シリンダ内を往復動するピストンと、該ピストンに連結し、前記シリンダの開口と対向するクランクシャフトと、該クランクシャフトを軸支する軸受を有するフレームと、を備えた密閉型圧縮機において、前記クランクシャフトは、潤滑油を飛散させる開放端を有し、前記フレームの前記シリンダ脇に該シリンダ内径下端よりも高い位置で、且つ該シリンダ内径上端よりも低い位置に溝を有し、前記溝の一部は前記フレーム側から前記シリンダ側へ延伸し、前記シリンダの内面と連通し、前記溝の上方に前記シリンダに連通する吸入サイレンサを設けたことを特徴とする。
本発明によれば、シリンダ内に吸入される潤滑油量を低減するとともにピストン摺動面の潤滑性を向上することができる密閉型圧縮機及びこれを備えた冷蔵庫を提供することができる。
実施例1の密閉型圧縮機の縦断面図。 図1の密閉型圧縮機の組立斜視図。 図1の密閉型圧縮機が搭載された冷蔵庫の縦断面図。 クランクシャフトの側面図。 図4のクランクシャフトにバランスウェイト、給油ピースを組付けた状態の断面図。 フレームの斜視図。 フレームを横方向から見た図。 クランクシャフト上端から潤滑油が飛散する状況を模式的に示した図。 フレームの斜視図。 油溝及び油孔を通るフレームの断面図。
以下、本発明の実施形態について図1〜図10を用いて説明する。各実施形態の図における同一符号は同一物または相当物を示す。
本発明の第1の実施例について図1〜図8を用いて説明する。
まず、本実施形態の密閉型圧縮機50について図1を参照しながら説明する。図1は本実施形態の密閉型圧縮機50の縦断面図である。
本実施形態の密閉型圧縮機50は、圧縮要素20と電動要素30とを密閉容器3内に上下に配置すると共にクランクシャフト7で連結したレシプロ圧縮機である。圧縮要素20及び電動要素30は密閉容器3内に弾性的に支持されている。
電動要素30は、フレーム1bの下方に配置され、ステータ5及びロータ6を備えている。ロータ6は電磁鋼板が積層したロータコア6aからなる構造をとっている。ステータ5はフレーム1bに固定され、ロータ6はクランクシャフト7に固定されている。クランクシャフト7の上端部には回転中心から偏心したクランクピン7aが設けられている。
クランクシャフト7は軸受部1aを貫通してフレーム1bの下方から上方へ延伸しており、クランクピン7aがフレーム1bの上方側に位置するように設けられている。クランクシャフト7の下部はロータ6と結合しており、電動要素30の動力によりクランクシャフト7が回転する。クランクシャフト7が回転するとクランクピン7aが偏心回転し、ピストン4が往復動する構成となっている。
圧縮要素20はシリンダ室を形成するシリンダ1とシリンダ室内を往復動するピストン4と、このピストン4を駆動するコネクティングロッド2と、シリンダ1端面に組立てられる吐出弁装置40と、吐出室空間を形成するヘッドカバー17と、を備えている。シリンダ1は軸受部1a及びフレーム1bを一体に成形している。ピストン4は、コネクティングロッド2を介してクランクピン7aに連結され、クランクピン7aの偏心回転によりシリンダ室内を往復運動する。シリンダ1側壁には、切欠き1dが設けられており、コネクティングロッド2をピストン4に組付ける際には切欠き1dを通じてコネクティングロッド2を挿入する。
シリンダ1内に供給された冷媒はピストン4の往復動によって圧縮され、圧縮されたガス冷媒は、圧縮機外部に連通する吐出管へと送られる。
図2はシリンダ1の端面に取付けられる各部品の斜視図である。シリンダ1の端面にはトップパッキン22,吸入弁板9,バルブプレート10,パッキン16,ヘッドカバー17,吸入サイレンサパッキン23a,吸入サイレンサ23,吸入サイレンサ固定部材23bの順に配置される。
次に、密閉型圧縮機50を搭載した冷蔵庫60について図3を参照しながら説明する。図3は本実施形態の密閉型圧縮機50が搭載された冷蔵庫60の縦断面図である。冷蔵庫60は冷蔵室62,上段冷凍室63,下段冷凍室64,野菜室65により構成される。なお、冷蔵室62,上段冷凍室63,下段冷凍室64,野菜室65の位置関係は図3の限りではない。
密閉型圧縮機50から吐出された冷媒は、冷蔵庫60内に設けられた凝縮器,減圧機構を通過し、冷却器66で冷蔵庫内の熱を吸収して、再び圧縮機内へと戻される。この密閉型圧縮機50,凝縮器,減圧機構及び冷却器66からなる冷凍サイクルには、プロパンやイソブタンなどの炭化水素系の冷媒が使用されている。
次に図1,図4,図5を用いて密閉型圧縮機50の給油構造について説明する。図4はクランクシャフト7の側面図、図5はクランクシャフト7にバランスウェイト25,給油ピース21を取付けた時の断面図である。ロータ6の回転に伴いクランクシャフト7が回転すると、中繰り穴7b内の潤滑油35には遠心力が加わり、潤滑油35はクランクシャフト7の下端に設けられた中繰り穴7b内を上昇し、さらには下部連通穴7cへと運ばれる。
下部連通穴7cへと到達した潤滑油35は図4に示されるスパイラル溝7dへと導入される。スパイラル溝7dの壁面と、フレーム軸受部1aの壁面とで形成される潤滑油通路においては、クランクシャフト7の回転による壁面移動に伴い、潤滑油35が粘性の効果で壁面に引きずられスパイラル溝7d内を上昇する。この時、同時に潤滑油35は軸受部1aを潤滑することになる。
スパイラル溝7d内を上昇した潤滑油35は上部連通穴7eに達すると、再びクランクシャフト7の回転に伴う遠心力によって図5に示すピン部中繰り7fへと搬送される。ピン部中繰り7fにはピン部下連通穴7gが設けられており、ピン部下連通穴7gに達した潤滑油35は図1に示すように、コネクティングロッド連通穴2aを通じてコネクティングロッド2とピストン4との摺動部を潤滑する構造になっている。
また、ピン部中繰り7fに到達した潤滑油35の一部はさらに遠心力によって上昇し、クランクシャフト7上端のピン部中繰り7f開放端から飛散する。飛散した潤滑油35の一部はピストン摺動面へと降りかかることでピストンとシリンダ間を潤滑する。また、シリンダ上面へ飛散した潤滑油35は、シリンダ上面に設けられた傾斜に従いピストン4側へ滴下し、ピストンとシリンダ間の潤滑に用いられる。
次に、図6はフレーム1bを斜め上方から見た図、図7はフレーム1bを横方向から見た図である。フレーム1b上のシリンダ1脇には、油溝1cが設けられている。フレーム1bを横方向から見た場合、油溝1cはシリンダ内径下端よりも高く、シリンダ内径上端よりも低い位置に配置している。
図8はピン部中繰り7f開放端から飛散する潤滑油35aの状況を模式的に示した図である。ピン部中繰り7f開放端から飛散した潤滑油35aの一部はフレーム1b上に着油する。吸入サイレンサ23からシリンダ1側壁にかけての方向に飛散した潤滑油35は、その下方に位置する油溝1cに集められる。
油溝1cはシリンダ1側へと延伸しており、切欠き1dと連通する形をとっている。油溝1cはシリンダ内径下端よりも高い位置にあるため、油溝1c内に集められた潤滑油35は、切欠き1dを通じてシリンダ1内面へと導かれる。そのため、本構造においては吸入サイレンサ23からシリンダ1側壁にかけての方向に飛散した潤滑油35および切欠き1dから流出した潤滑油35が、フレーム1b外縁から滴下し、シリンダ1内に吸入されることを防ぐことができると共に、潤滑油35を再びシリンダとピストンの間の潤滑に用いることができる。よって本実施例によれば密閉型圧縮機50の効率を向上し、冷蔵庫60の消費電力を低減することが可能である。
次に本発明の第2の実施例について図9,図10を用いて説明する。ただし、基本構成は実施例1と同様であり、異なる点のみ記述する。図9は本実施形態のフレームを斜め上方から見た図である。図10は本実施形態のフレームを油溝1c及び油孔1eを通る平面で切った断面図である。
フレーム1b上のシリンダ1脇には、油溝1cが設けられている。フレーム1bを横方向から見た場合、油溝1cはシリンダ内径下端よりも高く、シリンダ内径上端よりも低い位置に配置している。また、シリンダ1側壁には油孔1eが設けられており、油溝1cとシリンダ1内を連通する構造になっている。
油溝1c内に集められた潤滑油35は、油孔1eを通じてシリンダ1内面へと導かれる。そのため、本構造においては吸入サイレンサ23からシリンダ1側壁にかけての方向に飛散した潤滑油35および切欠き1dから流出した潤滑油35が、フレーム1b外縁から滴下し、シリンダ1内に吸入されることを防ぐことができると共に、潤滑油35を再びシリンダとピストンの間の潤滑に用いることができる。よって本実施例によれば密閉型圧縮機50の効率を向上し、冷蔵庫60の消費電力を低減することが可能である。
本発明は、以下の態様を包含する。
第一に、密閉容器内に電動要素及び圧縮要素を収納し、シリンダ内を往復動するピストンと、該ピストンに連結したクランクシャフトと、該クランクシャフトを軸支する軸受を有するフレームと、を備えた密閉型圧縮機において、前記フレームの前記シリンダ脇に該シリンダ内径下端よりも高い位置で、且つ該シリンダ内径上端よりも低い位置に溝を有することを特徴とする密閉型圧縮機。
第二に、第一の構成に、更に、前記溝の一部は前記フレーム側から前記シリンダ側へ延伸し、前記シリンダ内面と連通していることを特徴とする密閉型圧縮機。
第三に、第一の構成に、更に、前記溝と前記シリンダ内面は、前記シリンダを貫通する孔によって連通していることを特徴とする密閉型圧縮機。
第四に、第二又は第三の構成に、更に、前記シリンダ側壁に切欠きを有することを特徴とする密閉型圧縮機。
第五に、第四の構成に、更に、前記溝の上方に、前記シリンダに連通し消音空間を形成するサイレンサを配置したことを特徴とする密閉型圧縮機。
第六に、密閉型圧縮機と、凝縮器と、減圧機構と冷却器が接続された冷凍サイクルを備えた冷蔵庫において、前記密閉型圧縮機は、密閉容器内に電動要素及び圧縮要素を収納し、シリンダ内を往復動するピストンと、該ピストンに連結したクランクシャフトと、該クランクシャフトを軸支する軸受を有するフレームと、を備え、前記フレームの前記シリンダ脇に該シリンダ内径下端よりも高い位置で、且つ該シリンダ内径上端よりも低い位置に溝を有することを特徴とする冷蔵庫。
1 シリンダ
1a 軸受部
1b フレーム
1c 油溝
1d 切欠き
1e 油孔
2 コネクティングロッド
2a コネクティングロッド連通穴
3 密閉容器
4 ピストン
5 ステータ
6 ロータ
6a ロータコア
7 クランクシャフト
7a クランクピン
7b 中繰り穴
7c 下部連通穴
7d スパイラル溝
7e 上部連通穴
7f ピン部中繰り
7g ピン部下連通穴
9 吸入弁板
10 バルブプレート
16 パッキン
17 ヘッドカバー
20 圧縮要素
21 給油ピース
21a 給油ピース先端穴
22 トップパッキン
23 吸入サイレンサ
23a 吸入サイレンサパッキン
23b 吸入サイレンサ固定部材
25 バランスウェイト
30 電動要素
35,35a 潤滑油
40 吐出弁装置
50 密閉型圧縮機
60 冷蔵庫
61 冷蔵庫本体
62 冷蔵室
63 上段冷凍室
64 下段冷凍室
65 野菜室
66 冷却器

Claims (5)

  1. 密閉容器内に電動要素及び圧縮要素を収納し、シリンダ内を往復動するピストンと、該ピストンに連結し、前記シリンダの開口と対向するクランクシャフトと、該クランクシャフトを軸支する軸受を有するフレームと、を備えた密閉型圧縮機において、
    前記クランクシャフトは、潤滑油を飛散させる開放端を有し、
    前記フレームの前記シリンダ脇に該シリンダ内径下端よりも高い位置で、且つ該シリンダ内径上端よりも低い位置に溝を有し、
    前記溝の一部は前記フレーム側から前記シリンダ側へ延伸し、前記シリンダの内面と連通し、
    前記溝の上方に前記シリンダに連通する吸入サイレンサを設けたことを特徴とする密閉型圧縮機。
  2. 前記吸入サイレンサから前記シリンダ側壁にかけての方向に飛散した前記潤滑油が、前記吸込サイレンサに着油して前記溝に集まるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の密閉型圧縮機。
  3. 前記溝と前記シリンダ内面は、前記シリンダを貫通する孔によって連通していることを特徴とする、請求項1又は2に記載の密閉型圧縮機。
  4. 前記シリンダ側壁に切欠きを有することを特徴とする、請求項1乃至の何れかに記載の密閉型圧縮機。
  5. 密閉型圧縮機と、凝縮器と、減圧機構と冷却器が接続された冷凍サイクルを備えた冷蔵庫において、
    前記密閉型圧縮機は、請求項1乃至4の何れか一項に記載の構成であることを特徴とする冷蔵庫
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