JP5371116B2 - スロットマシン - Google Patents
スロットマシン Download PDFInfo
- Publication number
- JP5371116B2 JP5371116B2 JP2010232009A JP2010232009A JP5371116B2 JP 5371116 B2 JP5371116 B2 JP 5371116B2 JP 2010232009 A JP2010232009 A JP 2010232009A JP 2010232009 A JP2010232009 A JP 2010232009A JP 5371116 B2 JP5371116 B2 JP 5371116B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- combination
- game
- predetermined
- role
- winning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
- Game Rules And Presentations Of Slot Machines (AREA)
Description
この特別遊技は、一定条件の下、通常遊技から特別遊技に移行させ、所定の終了条件を満たすまで実行されるものであり、特別遊技中に多くのメダルが獲得できるようになっている。
そうした趨勢に対応して、例えば、特別遊技でのメダル獲得枚数に上限値を設け、メダル獲得枚数がこの上限値に到達したときは、特別遊技を一律に終了させてしまうという方法が考えられる。
しかし、特別遊技にこのような終了条件を設けると、特別遊技で上限値までメダルを獲得できる技量を有する遊技者間においては、メダル獲得枚数に全く差がつかないことになり、遊技の面白みが損なわれる。
これに対して、メダル獲得枚数の抑制効果を高めるために、規定枚数を予め少ない枚数に設定しておき、技術介入によって、たとえ規定枚数よりも100枚以上多くメダルを獲得できた場合であっても、特別遊技全体ではそれほど大量のメダル獲得に繋がらないようにしておくという方法もあるが、この場合であっても、上級者等と初級者等との間のメダル獲得枚数差は依然として大きなものとなる。
請求項1の発明は、役の抽選を行う役抽選手段と、通常遊技と、通常遊技よりも遊技者にとって有利となる特別遊技とを有し、これらの遊技の進行及びこれらの遊技の間の移行を制御する遊技制御手段と、特別遊技中の遊技媒体の獲得数として、特別遊技中に遊技者に対して払い出される遊技媒体の払出し数から、特別遊技中に遊技者が投入する遊技媒体の投入数を減算した遊技媒体の純増数をカウントする獲得数カウント手段とを備え、前記遊技制御手段は、前記獲得数カウント手段によりカウントされる獲得数が、予め定められた上限数N1以上になった遊技の終了とともに特別遊技を終了させるように制御し、特別遊技中に遊技者に対して所定の情報を報知するように制御する報知制御手段を備え、前記役抽選手段は、特別遊技中に、対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときの遊技媒体の払出し数が異なる複数種類の特定役を含めて役の抽選を行い、複数種類の前記特定役のうち、いずれか1つの前記特定役の入賞時における遊技媒体の純増数をQ1とし、他の1つの前記特定役の入賞時における遊技媒体の純増数をQ2としたときに、Q1>Q2>N2>0を満たす所定数N2を予め定め、前記報知制御手段は、特別遊技中に、前記役抽選手段でいずれかの前記特定役に当選したときは、当選した前記特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止して遊技媒体が払い出されたと仮定したときの獲得数予測値を算出し、算出した獲得数予測値が、上限数N1以上であるか否か、及び上限数N1以上であるときは上限数N1に所定数N2を加算した「N1+N2」以上であるか否かを判断し、算出した獲得数予測値が、「N1+N2」以上であると判断したときは、当選した前記特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるための情報を報知し、算出した獲得数予測値が、上限数N1以上であるが「N1+N2」に満たないと判断したときは、当選した前記特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないための情報を報知することを特徴とする。
また、「特別遊技」は、BB遊技に相当する。
また、上級者、初級者等を問わず、少ない獲得数で特別遊技が終了してしまうのを回避することができる。
図1は、一実施形態におけるスロットマシン10の制御の概略を示すブロック図である。
(遊技制御手段、メイン制御手段、サブ制御手段)
スロットマシン10の遊技制御手段60は、スロットマシン10の遊技の進行や演出等を含むスロットマシン10全体を統括制御する手段であり、役の抽選、リール31の制御、及び入賞時のメダル払出し等の遊技の進行を制御するメイン制御手段60aと、演出の出力を制御するサブ制御手段60bとを備える。
メイン制御手段60a及びサブ制御手段60bは、それぞれ、別個の制御基板上に設けられており、共に演算等を行うCPU、遊技プログラム等を記憶したROM、及びデータを一時的に記憶するRAM等を備える。そして、メイン制御手段60aとサブ制御手段60bとは、電気的に接続されている。
メイン制御手段60aの入力側(図1中、左側)には、遊技者が遊技時に操作するベットスイッチ43、スタートスイッチ41、及びストップスイッチ42が電気的に接続されている。
メイン制御手段60aの出力側(図1中、右側)には、モータ32、リール31等の周辺機器が電気的に接続されている。
モータ32は、リール31を回転させるためのものであり、リール31の回転中心部に連結され、メイン制御手段60aによって制御される。
リール31は、リング状のものであり、外周面に複数種類の図柄を印刷したリールテープを貼付したものである。
一方、サブ制御手段60bの出力側(図1中、右側)には、画像表示装置21、スピーカ22、及びランプ23等の演出出力機器が電気的に接続されている。
スピーカ22は、所定の条件に応じて、さまざまなサウンドを出力し、遊技中における各種の演出を行うものである。
ランプ23は、所定の条件に応じて、それぞれ所定のパターンで点灯するように制御され、遊技中における各種の演出を行うものである。
なお、ランプ23には、各リール31の内周側に配置されたバックランプ(図示せず)や、スロットマシン10のフロントパネルに配置され、役の入賞時等に点滅する上部ランプ及びサイドランプ(図示せず)等が含まれる。
遊技制御手段60のうち、メイン制御手段60aは、以下の各手段を備える。
なお、本実施形態における以下の各手段は例示であり、遊技制御手段60は、本実施形態で示した手段に限定されるものではない。
役抽選手段61は、役の抽選を行うものである。
(役)
ここで、スロットマシン10に設定される代表的な役として、特別役、小役、再遊技役(リプレイ)がある。
リプレイとは、遊技者がメダルを投入しなくても、次遊技(再遊技)が行える役であって、前遊技でのメダル投入枚数(賭数)を維持して再遊技が行えるようにしたものである。
役抽選テーブル62は、抽選される役の種類及び各役の当選確率を定めたテーブルである。役抽選テーブル62には、乱数値のとり得る全領域(例えば、10進法で0〜65535の領域)のうち、特別役当選領域、小役当選領域、リプレイ当選領域、及び非当選領域がそれぞれ所定の割合(予め定められた当選確率となるように)で定められている。
また、役抽選テーブル62は、遊技状態(通常遊技、特別遊技等)ごとに、特有の役抽選テーブル62を備えているとともに、図示しないが、各役の当選領域及び非当選領域は、メダルの投入枚数(1〜3枚)ごと、及び出玉率の設定値ごとに定められている。
そして、本実施形態では、当選した特定小役A、特定小役B、又は所定役の図柄の組合せが有効ラインに停止しないストップスイッチ42の操作順番を「右中左」としている。したがって、特定小役A、特定小役B、又は所定役の当選時、ストップスイッチ42を「右中左」の順番で操作すると、当選した特定小役A、特定小役B、又は所定役の図柄の組合せは有効ラインに停止しないが、ストップスイッチ42を「右中左」以外の他の5通りの操作順番で操作すると、当選した特定小役A、特定小役B、又は所定役の図柄の組合せは有効ラインに停止する。
リール制御手段63は、スタートスイッチ41が操作されたときに、全てのリール31の回転を開始させるようにモータ32を駆動制御するものである。さらに、リール制御手段63は、ストップスイッチ42が操作されたときに、役抽選手段61による役の抽選結果と、ストップスイッチ42が操作されたときのタイミングとに基づいて、後述の停止位置決定テーブル63aを参照してそのストップスイッチ42に対応するリール31の停止位置を決定するとともに、モータ32を駆動制御して、その決定した位置にそのリール31を停止させるように制御するものである。
停止位置決定テーブル63aは、役抽選手段61による役の抽選結果と、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31の位置とから、リール31の図柄の停止位置を定めたものである。停止位置決定テーブル63aは、当選した役ごとの停止位置決定テーブル63a、及び非当選時の停止位置決定テーブル63aとを備える。
(操作順番検出手段)
操作順番検出手段63bは、役抽選手段61による役の抽選で、特定小役A、特定小役B、又は所定役に当選したときに、ストップスイッチ42の操作順番を検出するものである。ストップスイッチ42は、各リール31ごとに(左、中、右のリール31ごとに)それぞれ設けられているが、1番目(最初)に操作されたストップスイッチ42が左、中、右のリール31のうち、どのリール31に対応するストップスイッチ42であるか、さらに2番目に操作されたストップスイッチ42が左、中、右のリール31のうち、どのリール31に対応するストップスイッチ42であるかを検出する。各ストップスイッチ42には、それぞれ操作されたときに、識別信号が操作順番検出手段63bに送信され、その識別信号に基づいてストップスイッチ42の操作順番を検出する。
図柄配列データ記憶手段63cは、左、中、及び右の各リール31について、図柄配列データを記憶したものである。ここで、「図柄配列データ」とは、各リール31ごとに、各図柄番号に対応する図柄の種類を特定したものであり、特定小役A、特定小役B、又は所定役の当選時に用いられるものである。
すなわち、当選した特定小役A、特定小役B、又は所定役が入賞するストップスイッチ42の操作順番と入賞しないストップスイッチ42の操作順番とを設定し、入賞する操作順番でストップスイッチ42が操作されたときには、リール31の停止可能位置の範囲内において当選した特定小役A、特定小役B、又は所定役の図柄の組合せを有効ラインに停止させ、入賞しない操作順番でストップスイッチ42が操作されたときには、当選した特定小役A、特定小役B、又は所定役の図柄の組合せを有効ラインに停止させないように、リール制御手段63が停止制御を行うものであれば、特に特定の手段に限定されるというものではない。
停止図柄判別手段64は、リール31の停止時に、有効ラインに停止したリール31上の図柄を判別するとともに、有効ラインの図柄の組合せが、いずれかの役の図柄の組合せと一致するか否かを判別するものである。
停止図柄判別手段64は、例えば、モータ32の停止時の角度やステップ数等を検知することにより、有効ライン上の図柄を判別する。
入賞処理手段65は、停止図柄判別手段64により、リール31の停止時に有効ラインに停止した図柄の組合せがいずれかの役の図柄の組合せと一致すると判別され、その役の入賞となったときに、入賞役に応じた所定枚数のメダルを遊技者に対して払出すか、又はクレジットの加算等の処理を行うものである。
なお、リプレイの入賞時は、メダルを払出すことなく、当該遊技で投入されたメダル枚数を自動投入するように制御する。
特別遊技移行手段66は、有効ラインに停止した図柄の組合せが予め定められた特別役の図柄の組合せと一致すること、すなわち特別役が入賞することを条件として、遊技状態を、通常遊技から特別遊技に移行させるものである。
例えば、BBの入賞時は遊技状態を通常遊技からBB遊技に移行させ、RBの入賞時には遊技状態を通常遊技からRB遊技に移行させる。
ここで、BB遊技は第1遊技と第2遊技とからなり、BBに入賞すると、まず第1遊技が開始される。したがって、特別遊技移行手段66は、BBに入賞すると、遊技状態を、通常遊技からBB遊技の第1遊技に移行させる。
なお、移行時には、特別遊技に移行する旨を遊技者に知らせるために、ランプ23の点灯、スピーカ22からのサウンドの出力、画像表示装置21による画像表示等、各種の演出を行うように制御する。
特別遊技進行手段67は、特別遊技中(BB遊技中及びRB遊技中)の遊技の進行を制御するものである。
なお、本実施形態では、第2遊技における所定役は、入賞すると15枚のメダルが払い出される役である。
獲得数カウント手段68は、BB遊技中のメダル獲得数をカウントするものである。
なお、本実施形態では、「獲得数」とは、BB遊技中、遊技者に対して払い出されたメダルの払出し枚数から、BB遊技中、遊技者が投入したメダルの投入枚数を減算した枚数、すなわち、BB遊技中におけるメダルの純増数に相当する。したがって、BB遊技中、遊技者に対して払い出されたメダルの総払出し枚数が例えば150枚であったとしても、この150枚を獲得するまでに遊技者により投入されたメダルの投入枚数が例えば30枚であれば、純増数(獲得数)は、120枚(150枚−30枚)ということになる。
特別遊技終了手段69は、特別遊技中に、特別遊技の終了条件を満たすか否かを判別し、特別遊技の終了条件を満たすと判別したときには、特別遊技を終了させるとともに、通常遊技に戻るように制御するものである。
特別遊技終了手段69は、特別遊技が、RB遊技であるときは、所定役の入賞回数又は遊技回数が規定回数に到達したときに、RB遊技の終了条件を満たすと判別する。
一方、第1遊技中のある遊技開始時点で、同じく獲得数が460枚であった場合に、この第1遊技で、特定小役Aに入賞し、メダルが例えば15枚払い出された(投入枚数は3枚とする)とすると、今度は、獲得数の460枚に、この第1遊技での純増数12枚(払出し枚数15枚−投入枚数3枚)が加算されて獲得数が472枚となり、上限数である465枚を7枚上回る。この場合も、特別遊技終了手段69は、この第1遊技をもってBB遊技を終了するように制御する。そして、このBB遊技での遊技者の獲得数は、472枚ということになる。
情報送信手段70は、役抽選手段61による役の抽選結果情報、スタートスイッチ41が操作された旨の操作情報、ストップスイッチ42が操作された旨の操作情報、獲得数カウント手段68によりカウントされる獲得数等をサブ制御手段60bに送信するものである。
なお、役抽選手段61による役の抽選で特定小役A、特定小役B、又は所定役に当選したときには、抽選結果情報中には、その当選役を入賞させるためのストップスイッチ42の操作順番の情報も含まれる。
(情報受信手段)
情報受信手段81は、情報送信手段70により送信されてくる、役抽選手段61による役の抽選結果情報、スタートスイッチ41が操作された旨の操作情報、ストップスイッチ42が操作された旨の操作情報、獲得数カウント手段68によりカウントされる獲得数等を受信するものである。
サブ制御手段60b側では、受信した情報に基づいて、演出内容を決定したり、所定の抽選等を行う。
報知制御手段82は、BB遊技中、遊技者に対して、所定の情報を報知するように制御するものである。そして、所定の情報とは、遊技者にとって有利な情報であって、BB遊技中、遊技者がより多くのメダルを獲得することができるための情報である。
上限数(465枚)の範囲内における最も多いメダルの枚数は、上限数から1枚を減算した464枚であるから、この464枚に、BB遊技中の一遊技で獲得できる最も多い純増数14枚(第2遊技のおける所定役の入賞により払い出される払出し枚数15枚から投入枚数1枚を減算した数)を加算した枚数(464枚+14枚=478枚)がBB遊技における最大獲得数となるからである。
したがって、BB遊技におけるメダルの最小獲得数と最大獲得数とでは、13枚の差が生じることとなる。
そこで、報知制御手段82は、遊技者に対して所定の内容を報知することによって、遊技者が、BB遊技において、この最大獲得数(478枚)にできるだけ近い数のメダルを獲得できるように誘導する。
一方、報知制御手段82は、BB遊技中、役抽選手段で特定小役A、特定小役B、又は所定役のいずれかに当選した場合において、当選した特定小役A、特定小役B、又は所定役の図柄の組合せが有効ラインに停止することによって獲得数が増加するときであっても、増加後の獲得数が、上限数以上になるが、上限数に予め定められた所定数を加算した数に満たないと判断したときには、当選した特定小役A、特定小役B、又は所定役の図柄の組合せを有効ラインに停止させないための情報を遊技者に対して報知するように制御する。
そして、報知制御手段82は、算出した獲得数予測値が、上限数に所定数を加算した数以上になると判断した場合には、当選した特定小役A、特定小役B、又は所定役の図柄の組合せを有効ラインに停止させるための情報を遊技者に対して報知する。
一方、報知制御手段82は、算出した獲得数予測値が、上限数以上になるものの、上限数に予め定められた所定数を加算した数に満たないと判断した場合には、当選した特定小役A、特定小役B、又は所定役の図柄の組合せを有効ラインに停止させないための情報を遊技者に対して報知する。
例えば、BB遊技中、遊技が進行し、第1遊技中のある遊技開始時点において、これまでに獲得したBB遊技中での獲得数が例えば462枚になったとする(獲得数カウント手段68には、462枚とカウントされている)。そして、この遊技で、例えば特定小役Aに当選すると、報知制御手段82は、仮に当選した特定小役Aが入賞したならば、獲得数が何枚に増加するかを算出する。具体的には、報知制御手段82は、獲得数カウント手段68から送信されてきた462というカウント値を受信すると、これに、特定小役Aが入賞することにより純増する当該遊技での純増数12枚(払出し枚数15枚−投入枚数3枚)を加算して獲得数予測値を算出する。
そして、報知制御手段82は、獲得数予測値と上限数に所定数を加算した枚数との比較結果から、この遊技で特定小役Aを入賞させるための報知を行うか、又は特定小役Aを入賞させないための報知を行うかの決定をする。この例の場合、獲得数予測値は474枚であるから、獲得数予測値は、上限数(465枚)は上回るものの、上限数に所定数を加算した475枚に満たないこととなり、報知制御手段82は、特定小役Aを入賞させないための報知を実行するように制御する。
これにより、遊技者は、この報知内容に従って特定小役Aの入賞を回避することによって、獲得数が475枚以下でBB遊技が終了してしまうのを避けることができるようになる。
これにより、遊技者は、この報知内容に従って所定役を入賞させることで、獲得数を475枚以上にしてBB遊技を終了することができる。
一方、報知制御手段82は、当選した特定小役A、特定小役B、又は所定役の図柄の組合せを有効ラインに停止させないための情報を報知するときには、特定小役A、特定小役B、又は所定役の図柄の組合せが有効ラインに停止しないストップスイッチ42の操作順番である「右中左」の操作順番を報知する。
また、報知制御手段82は、この遊技の終了とともに報知を終了するように制御する。
図2は、BB遊技における第1遊技の処理の流れを示すフローチャートであり、図3は、BB遊技における第2遊技の処理の流れを示すフローチャートであり、図2に続くフローチャートである。
まず、図2のステップS1では、特別遊技進行手段67は、獲得数カウント手段68に格納される獲得数Cをクリアする(0にする)。
なお、本フローチャートでは省略するが、スタートスイッチ41が操作されることで、この役の抽選が行われる。
ステップS3では、特別遊技進行手段67は、ステップS2における役の抽選で特定小役A又は特定小役Bに当選したか否かを判別する。そして、特定小役A又は特定小役Bに当選したと判別したときは、ステップS5に進み、特定小役A又は特定小役Bのいずれにも当選していないと判別したときは、ステップS4に進む。
なお、本フローチャートでは、獲得数予測値を「P]と略して表示する。
ステップS5において、報知制御手段82は、特定小役A及び特定小役Bのうち、特定小役Aに当選したと判別したときには、獲得数カウント手段68に格納されている獲得数Cに、特定小役Aが入賞したならば払い出されるメダルの枚数に投入枚数を減算したこの遊技(第1遊技)での純増数を加算して獲得数予測値Pを算出する。
一方、報知制御手段82は、特定小役Bに当選したと判別したときには、獲得数カウント手段68に格納されている獲得数Cに、特定小役Bが入賞したならば払い出されるメダルの枚数に投入枚数を減算したこの遊技での純増数を加算して獲得数予測値Pを算出する。
一方、ステップS9では、報知制御手段82は、当選した特定小役Aの図柄の組合せを有効ラインに停止させるための情報として、ストップスイッチ42の所定の操作順番以外の操作順番に関する情報を報知する。
ステップS12では、獲得数カウント手段68は、カウント値(獲得数)を更新する。すなわち、獲得数カウント手段68に、これまでの獲得数Cに、特定小役Aが入賞したこの遊技での純増数12枚を加算した新たな獲得数Cを格納する。
ステップS15では、獲得数カウント手段68は、カウント値を更新する。すなわち、獲得数カウント手段68に、これまでの獲得数Cに、特定小役Bが入賞したこの遊技での純増数5枚を加算した新たな獲得数Cを格納する。
図2のステップS4で、移行役に当選していると判別されると図3のステップS20に進むが、ステップS20では、停止図柄判別手段64は、移行役の図柄の組合せが有効ラインに停止したか否か、すなわち移行役が入賞したか否かを判別する。そして、移行役が入賞したと判別したときには、ステップS21に進み、第2遊技が実行される。一方、移行役が入賞していないと判別したときには、図2のステップS16に進む。
なお、移行役が入賞した場合の払出し枚数は3枚であるが、投入枚数も3枚であるので、移行役が入賞した遊技での純増数は0枚となる。したがって、この場合(移行役が入賞した場合)には、獲得数は増減しないので、本フローチャートでは省略するが、獲得数予測値Pの算出は行わない。
ステップS22では、特別遊技進行手段67は、第2遊技の遊技回数Nに1を加算する。
なお、本フローチャートでは省略するが、スタートスイッチ41が操作されることで、この役の抽選が行われる。
ステップS29では、報知制御手段82は、当選した所定役の図柄の組合せを有効ラインに停止させるための情報として、ストップスイッチ42の所定の操作順番以外の操作順番に関する情報を報知する。
ステップS32では、入賞処理手段65は、所定役の入賞に応じたメダルの払出し処理を行う。なお、所定役が入賞した場合には、15枚のメダルが払い出される。
(1)実施形態では、報知制御手段82は、BB遊技中、役抽選手段61で特定小役A、特定小役B又は所定役に当選した場合において、当選した特定小役A、特定小役B又は所定役の図柄の組合せが有効ラインに停止することによって獲得数が増加するときに、増加後の獲得数が、上限数に予め定められた所定数を加算した数以上になると判断したときには、当選した特定小役A、特定小役B又は所定役の図柄の組合せを有効ラインに停止させるための情報を遊技者に対して報知するとともに、BB遊技中、役抽選手段61で特定小役A、特定小役B又は所定役に当選した場合において、当選した特定小役A、特定小役B又は所定役の図柄の組合せが有効ラインに停止することによって獲得数が増加するときであっても、増加後の獲得数が、上限数以上になるが、上限数に予め定められた所定数を加算した数に満たないと判断したときには、当選した特定小役A、特定小役B又は所定役の図柄の組合せを有効ラインに停止させないための情報を遊技者に対して報知するように制御した。
すなわち、BB遊技中のある遊技において、特定小役A、特定小役B又は所定役に当選した場合に、報知制御手段82は、獲得数が上限数に所定数を加算した数以上になると判断したときには、当選した特定小役A、特定小役B又は所定役の入賞を報知により促し、獲得数が上限数に所定数を加算した数に満たないと判断したときには、当選した特定小役A、特定小役B又は所定役の入賞を報知により回避させるように制御した。
具体的には、報知制御手段82は、BB遊技中、役抽選手段61で特定小役A、特定小役B又は所定役に当選した場合において、当選した特定小役A、特定小役B又は所定役の図柄の組合せが有効ラインに停止することによって獲得数が増加するときに、増加後の獲得数が、上限数に予め定められた所定数を加算した数以上になると判断したときには、当選した特定小役A、特定小役B又は所定役の図柄の組合せを有効ラインに停止させるための情報を遊技者に対して報知するように制御する。
しかし、当選した特定小役A、特定小役B又は所定役の図柄の組合せが有効ラインに停止することによって獲得数が増加するときであっても、増加後の獲得数が、上限数以上になるが、上限数に予め定められた所定数を加算した数に満たないと判断したときには、当選した特定小役A、特定小役B又は所定役の図柄の組合せを有効ラインに停止させないための情報を遊技者に対して報知しないように制御する。
具体的には、報知制御手段82は、BB遊技中、役抽選手段61で特定小役A、特定小役B又は所定役に当選した場合において、当選した特定小役A、特定小役B又は所定役の図柄の組合せが有効ラインに停止することによって獲得数が増加するときであっても、増加後の獲得数が、上限数以上になるが、上限数に予め定められた所定数を加算した数に満たないと判断したときには、当選した特定小役A、特定小役B又は所定役の図柄の組合せを有効ラインに停止させないための情報を遊技者に対して報知すように制御する。
しかし、当選した特定小役A、特定小役B又は所定役の図柄の組合せが有効ラインに停止することによって獲得数が増加するときに、増加後の獲得数が、上限数に予め定められた所定数を加算した数以上になると判断しても、当選した特定小役A、特定小役B又は所定役の図柄の組合せを有効ラインに停止させるための情報を遊技者に対して報知しないように制御する。
すなわち、報知される情報は、特定小役A、特定小役B又は所定役の入賞を促すもの又は特定小役A、特定小役B又は所定役の入賞を回避させるものであれば良く、例えば、画像表示装置21等の演出出力機器を用いて、その旨(例えば、「入賞させろ」あるいは「入賞させるな」等といった文字情報又は音声情報や、画像表示装置21に表示されるキャラクターの表情や動作等によって入賞させるべきか否かが判断できるものなど)を報知するようにしてもよい。
また、特定小役Aの払出し枚数を15枚、特定小役Bの払出し枚数を8枚、移行役の払出し枚数を3枚としたが、この払出し枚数も例示であり、この枚数に限定されるものではない。
21 画像表示装置
22 スピーカ
23 ランプ
31 リール
32 モータ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
43 ベットスイッチ
60 遊技制御手段
60a メイン制御手段
60b サブ制御手段
61 役抽選手段
62 役抽選テーブル
63 リール制御手段
63a 停止位置決定テーブル
63b 操作順番検出手段
63c 図柄配列データ記憶手段
64 停止図柄判別手段
65 入賞処理手段
66 特別遊技移行手段
67 特別遊技進行手段
68 獲得数カウント手段
69 特別遊技終了手段
70 情報送信手段
81 情報受信手段
82 報知制御手段
Claims (1)
- 役の抽選を行う役抽選手段と、
通常遊技と、通常遊技よりも遊技者にとって有利となる特別遊技とを有し、これらの遊技の進行及びこれらの遊技の間の移行を制御する遊技制御手段と、
特別遊技中の遊技媒体の獲得数として、特別遊技中に遊技者に対して払い出される遊技媒体の払出し数から、特別遊技中に遊技者が投入する遊技媒体の投入数を減算した遊技媒体の純増数をカウントする獲得数カウント手段と
を備え、
前記遊技制御手段は、前記獲得数カウント手段によりカウントされる獲得数が、予め定められた上限数N1以上になった遊技の終了とともに特別遊技を終了させるように制御し、
特別遊技中に遊技者に対して所定の情報を報知するように制御する報知制御手段を備え、
前記役抽選手段は、特別遊技中に、対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときの遊技媒体の払出し数が異なる複数種類の特定役を含めて役の抽選を行い、
複数種類の前記特定役のうち、いずれか1つの前記特定役の入賞時における遊技媒体の純増数をQ1とし、他の1つの前記特定役の入賞時における遊技媒体の純増数をQ2としたときに、
Q1>Q2>N2>0
を満たす所定数N2を予め定め、
前記報知制御手段は、
特別遊技中に、前記役抽選手段でいずれかの前記特定役に当選したときは、当選した前記特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止して遊技媒体が払い出されたと仮定したときの獲得数予測値を算出し、
算出した獲得数予測値が、上限数N1以上であるか否か、及び上限数N1以上であるときは上限数N1に所定数N2を加算した「N1+N2」以上であるか否かを判断し、
算出した獲得数予測値が、「N1+N2」以上であると判断したときは、当選した前記特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるための情報を報知し、
算出した獲得数予測値が、上限数N1以上であるが「N1+N2」に満たないと判断したときは、当選した前記特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないための情報を報知する
ことを特徴とするスロットマシン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010232009A JP5371116B2 (ja) | 2010-10-14 | 2010-10-14 | スロットマシン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010232009A JP5371116B2 (ja) | 2010-10-14 | 2010-10-14 | スロットマシン |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004046284A Division JP4636488B2 (ja) | 2004-02-23 | 2004-02-23 | スロットマシン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011005335A JP2011005335A (ja) | 2011-01-13 |
JP5371116B2 true JP5371116B2 (ja) | 2013-12-18 |
Family
ID=43562647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010232009A Expired - Fee Related JP5371116B2 (ja) | 2010-10-14 | 2010-10-14 | スロットマシン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5371116B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020069292A (ja) * | 2018-11-02 | 2020-05-07 | 株式会社三共 | スロットマシン |
JP2020069291A (ja) * | 2018-11-02 | 2020-05-07 | 株式会社三共 | スロットマシン |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003260183A (ja) * | 2002-03-07 | 2003-09-16 | Sankyo Kk | スロットマシン |
JP4636488B2 (ja) * | 2004-02-23 | 2011-02-23 | サミー株式会社 | スロットマシン |
-
2010
- 2010-10-14 JP JP2010232009A patent/JP5371116B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011005335A (ja) | 2011-01-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5704550B1 (ja) | 遊技機 | |
JP2006238919A (ja) | スロットマシン | |
JP2007000333A (ja) | スロットマシン | |
JP4636489B2 (ja) | スロットマシン | |
JP4636488B2 (ja) | スロットマシン | |
JP4636499B2 (ja) | スロットマシン | |
JP2005253793A (ja) | スロットマシン | |
JP4618784B2 (ja) | スロットマシン | |
JP5371116B2 (ja) | スロットマシン | |
JP5697224B2 (ja) | スロットマシン | |
JP4721175B2 (ja) | スロットマシン | |
JP4845079B2 (ja) | スロットマシン | |
JP5311691B2 (ja) | スロットマシン | |
JP4912676B2 (ja) | スロットマシン | |
JP2006175251A (ja) | スロットマシン | |
JP2006055387A (ja) | スロットマシン | |
JP2008278917A (ja) | 遊技機 | |
JP2011005336A (ja) | スロットマシン | |
JP2006175251A5 (ja) | ||
JP4863427B2 (ja) | スロットマシン | |
JP5288415B2 (ja) | スロットマシン | |
JP5669148B2 (ja) | スロットマシン | |
JP5366095B2 (ja) | スロットマシン | |
JP5240949B2 (ja) | スロットマシン | |
JP5294422B2 (ja) | スロットマシン |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101112 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130312 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130508 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A132 Effective date: 20130604 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130731 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130827 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130913 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5371116 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |