JP5370044B2 - 画像処理装置、画像形成装置、およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置、画像形成装置、およびプログラムに関する。
例えば特許文献1には、画像データをラスタイメージに変換するラスタライズ処理部を複数設け、複数ページからなる画像形成命令をページ単位に分割して複数のラスタライズ処理部により並列処理することにより、画像形成命令を高速に処理する技術が記載されている。
特公平8−10465号公報
ここで一般に、複数ページからなる画像形成命令をページ単位に分割して並列処理する際には、複数のページで共通に使用されるフォームやイメージ等であっても、それぞれが個別にラスタライズ処理される。
本発明は、複数ページからなる画像形成命令に対するラスタライズ処理の効率化を図ることを目的とする。
請求項1に記載の発明は、割り当てられた印刷データを印刷出力形式の印刷データに変換処理する複数の変換処理手段と、複数の前記変換処理手段が共有するように接続され、当該変換処理手段にて変換処理された前記印刷出力形式の印刷データの一部分を構成するデータ部分を保存する保存手段と、前記印刷データが前記保存手段に既に保存された前記データ部分と同一の当該データ部分を含む場合に、当該印刷データの当該データ部分に関して印刷出力形式への変換処理を行わず、印刷出力形式に変換処理された当該データ部分を当該保存手段から取得して使用することを指示する処理指示手段とを備え、前記処理指示手段は、前記印刷データが前記保存手段に保存される前記データ部分と同一の当該データ部分を含む場合であって、当該データ部分が他の当該変換処理手段から当該保存手段にまだ保存されていない場合には、印刷出力形式に変換処理された当該データ部分の当該保存手段からの取得を待機するように指示することを特徴とする画像処理装置である。
請求項2に記載の発明は、前記処理指示手段は、印刷出力形式に変換処理された前記データ部分を前記保存手段から取得して使用するよりも、当該データ部分を含む前記印刷データ全体を前記印刷出力形式の印刷データに変換処理した方が速く変換処理されると判断した場合に、当該データ部分を前記保存手段からの取得を待機せず当該データ部分を含む当該印刷データ全体を当該印刷出力形式の印刷データに変換処理するように指示することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記処理指示手段は、前記印刷データが前記保存手段に保存されていないデータ部分を含む場合に、印刷出力形式に変換処理された当該データ部分を当該保存手段に保存するように指示することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置である。
請求項4に記載の発明は、画像形成命令を取得する取得手段と、前記取得手段にて取得した前記画像形成命令に含まれる印刷データに画像処理を施し、印刷出力形式の印刷データを生成する画像処理手段と、前記画像処理手段にて生成された前記印刷出力形式の印刷データに基づき、記録媒体上に画像を形成する画像形成手段とを有し、前記画像処理手段は、割り当てられた前記印刷データを前記印刷出力形式の印刷データに変換処理する複数の変換処理手段と、複数の前記変換処理手段が共有するように接続され、当該変換処理手段にて変換処理された前記印刷出力形式の印刷データの一部分を構成するデータ部分を保存する保存手段と、前記印刷データが前記保存手段に既に保存された前記データ部分と同一の当該データ部分を含む場合に、当該印刷データの当該データ部分に関して印刷出力形式への変換処理を行わず、印刷出力形式に変換処理された当該データ部分を当該保存手段から取得して使用することを指示する処理指示手段とを備え、前記処理指示手段は、前記印刷データが前記保存手段に保存される前記データ部分と同一の当該データ部分を含む場合であって、当該データ部分が他の当該変換処理手段から当該保存手段にまだ保存されていない場合には、印刷出力形式に変換処理された当該データ部分の当該保存手段からの取得を待機するように指示することを特徴とする画像形成装置である。
請求項5に記載の発明は、前記画像処理手段の前記処理指示手段は、印刷出力形式に変換処理された前記データ部分を前記保存手段から取得して使用するよりも、当該データ部分を含む前記印刷データ全体を前記印刷出力形式の印刷データに変換処理した方が速く変換処理されると判断した場合に、当該データ部分を前記保存手段からの取得を待機せず当該データ部分を含む当該印刷データ全体を当該印刷出力形式の印刷データに変換処理するように指示することを特徴とする請求項4記載の画像形成装置である。
請求項6に記載の発明は、前記画像処理手段の前記処理指示手段は、前記印刷データが前記保存手段に保存されていないデータ部分を含む場合に、印刷出力形式に変換処理された当該データ部分を当該保存手段に保存するように指示することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置である。
請求項7に記載の発明は、コンピュータに、割り当てられた印刷データの複数を並行して印刷出力形式の印刷データに変換処理する機能と、前記印刷出力形式の印刷データの一部分を構成するデータ部分を保存する保存手段に既に保存された当該データ部分と同一の当該データ部分を前記印刷データが含む場合に、当該印刷データの当該データ部分に関して印刷出力形式への変換処理を行わず、印刷出力形式に変換処理された当該データ部分を当該保存手段から取得して使用する機能と、前記印刷データが前記保存手段に保存される前記データ部分と同一の当該データ部分を含む場合であって、当該データ部分が当該保存手段にまだ保存されていない場合には、印刷出力形式に変換処理された当該データ部分の当該保存手段からの取得を待機する機能とを実現させることを特徴とするプログラムである。
請求項1の発明によれば、本発明を採用しない場合に比較して、複数ページからなる画像形成命令に対するラスタライズ処理の効率化を図ることができる。
請求項2の発明によれば、本発明を採用しない場合に比較して、変換処理をさらに効率的に実行することができる。
請求項3の発明によれば、本発明を採用しない場合に比較して、後続する単位毎の印刷データの変換処理を効率的に実行することができる。
請求項4の発明によれば、本発明を採用しない場合に比較して、複数ページからなる画像形成命令に対するラスタライズ処理の効率化を図ることができる。
請求項5の発明によれば、本発明を採用しない場合に比較して、変換処理をさらに効率的に実行することができる。
請求項6の発明によれば、本発明を採用しない場合に比較して、後続する単位毎の印刷データの変換処理を効率的に実行することができる。
請求項7の発明によれば、本発明を採用しない場合に比較して、複数ページからなる画像形成命令に対するラスタライズ処理の効率化を図ることができる。
本実施の形態の画像形成装置が接続される画像形成システムの構成例を示す図である。 端末装置の構成を説明するブロック図である。 画像形成装置の構成を説明するブロック図である。 画像処理部の構成を説明するブロック図である。 1ページ目のページデータをRIP処理する場合のRIP処理判別部の動作内容を説明する図である。 2ページ目のページデータをRIP処理する場合のRIP処理判別部の動作内容を説明する図である。 3ページ目のページデータをRIP処理する場合のRIP処理判別部の動作内容を説明する図である。 例えば9ページ目のページデータをRIP処理する場合のRIP処理判別部の動作内容を説明する図である。 例えば9ページ目のページデータをRIP処理する場合のRIP処理判別部の動作内容を説明する図である。 RIP処理判別部およびページデータ配信部によるページデータの配信処理の内容の一例を示すフローチャートである。 RIP処理判別部による各RIP処理部でのRIP処理の内容を決定する処理の内容の一例を示すフローチャートである。 RIP処理判別部による各RIP処理部でのRIP処理の内容を決定する処理の内容の一例を示すフローチャートである。 RIP処理判別部による各RIP処理部でのRIP処理の内容を決定する処理の内容の一例を示すフローチャートである。 他のRIP処理部にてRIP処理が完了するまで待機するか否かを判定する待機判定処理の内容の一例を示したフローチャートである。 画像処理部の内部構成を示すブロック図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<画像形成システムの説明>
図1は、本実施の形態の画像形成装置3が接続される画像形成システム1の構成例を示す図である。図1に例示した画像形成システム1では、例えばユーザの作業スペース(例えば、デスク)等に設置された端末装置2と、端末装置2にて作成/保存等された画像データに基づき用紙上に画像を形成する画像形成装置3とが、通信手段の一例であるLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット等のネットワーク4を介して双方向に通信可能に接続されている。通信手段としては、電話回線や衛星通信回線(例えば、デジタル衛星放送における空間伝送路)等の通信回線を介在させてもよい。
なお、ネットワーク4上には通常、複数の端末装置2と複数の画像形成装置3とが接続可能であるが、図1では、その一部として、それぞれ1台の端末装置2と1台の画像形成装置3とが接続された構成を示している。
<端末装置の説明>
まず、画像形成システム1を構成する端末装置2について説明する。
端末装置2は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)が用いられ、文書や図形、グラフィック、写真等からなる画像データや、罫線や文字で構成される帳票等のフォームに関するデータ(以下、「フォームデータ」)を作成/記憶する。
図2は、端末装置2の構成を説明するブロック図である。図2に示したように、端末装置2は、端末装置2全体の動作制御や各種情報処理を行う主制御部20、予め定められたアプリケーションソフトに従って画像データを作成する画像データ作成部21、予め定められたアプリケーションソフトに従って罫線や文字で構成される帳票等のフォームを作成するフォーム作成部22を備えている。また、端末装置2は、ネットワーク4に接続され、例えば画像データに関する画像形成命令(以下、「印刷ジョブ」)を画像形成装置3に送信する通信部23、プログラムや各種データ等が記憶される外部記憶部24を備えている。さらに、端末装置2は、ユーザからの指示入力の受付やユーザへの各種情報の表示を行うユーザインタフェース(UI)部25を備えている。
この主制御部20、画像データ作成部21、フォーム作成部22、通信部23、外部記憶部24、およびUI部25は、バス26に接続され、相互に信号や情報の送受信を行う。
端末装置2の上記した主制御部20、画像データ作成部21、フォーム作成部22、および通信部23は、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働することにより実現される。具体的には、外部記憶部24に、端末装置2の各構成部を制御するためのオペレーティングシステム、オペレーティングシステムと協働して各構成部の機能を実行するアプリケーションソフト、さらには、画像データ作成部21にて作成された画像データや外部記憶部24に記憶された画像データ等に関する画像形成装置3への画像形成命令を生成するプリンタドライバプログラム等が記憶されている。そして、端末装置2の図示しないCPU(Central Processing Unit)が、これらのプログラムを外部記憶部24から主記憶装置(RAM(Random Access Memory))に読み込み、各構成部の機能を実現する処理を行う。
<端末装置での画像形成命令の生成/送信処理の説明>
端末装置2においてUI部25からユーザによる印刷指示が入力されると、主制御部20は、外部記憶部24からプリンタドライバプログラムを読み込み、起動させる。それにより、主制御部20はプリンタドライバプログラムに従って、画像データ作成部21にて作成された画像データや外部記憶部24に記憶された画像データ等に関する印刷ジョブを生成する。そして、主制御部20は、生成した印刷ジョブを通信部23から画像形成装置3に送信する。
ここで、ユーザの印刷指示に従って生成される印刷ジョブには、例えばフォーム作成部22にて作成されたフォームと、画像データ作成部21にて作成等された画像(特に、文字画像)とを合成(所謂「フォームオーバーレイ」)させた合成画像に関する印刷ジョブも含まれる。
なお、「印刷ジョブ(画像形成命令)」には、例えば、画像データおよび合成させるフォームに加えて、印刷部数、用紙サイズ、N−up(用紙の1ページ(物理ページ)内に電子文書のNページ(論理ページ)を割り付ける印刷)、余白の大きさ等の印刷形式等を指定する各種命令が含まれる。
<端末装置でのフォームの作成処理の説明>
また、端末装置2においてUI部25からユーザによるフォームの作成指示が入力されると、主制御部20は、外部記憶部24からフォーム作成用プログラムを読み込み、起動させる。それにより、端末装置2にフォーム作成部22が構成され、UI部25におけるユーザからの指示入力に対応したフォームがフォーム作成部22にて作成される。
<画像形成装置の説明>
次に、画像形成システム1を構成する画像形成装置3について説明する。
本実施の形態の画像形成装置3は、端末装置2から例えば画像とフォームとからなる合成画像に関する印刷ジョブを受信すると、印刷ジョブに含まれるPostScript等のページ記述言語(Page Description Language:PDL)で作成された画像データおよびフォームデータを解析し、ビットマップ形式のラスタイメージデータに変換するラスタライズ(RIP:Raster Image Processer)処理を実行する。本実施の形態の画像形成装置3は、RIP処理を実行する機能部(後段の「RIP処理部」)を複数並列に備えており、印刷ジョブをページ単位で並列処理して印刷用画像データを生成する。その際に、画像に合成されるフォームが複数ページにおいて共通に使用される場合には、この共通に使用されるフォームデータについてRIP処理されたラスタイメージデータをキャッシュメモリ等の保存手段に保存しておく。そして、同一のフォームが使用される後続のページにおいては、保存手段に保存されたフォームに関するラスタイメージデータを使用する。
それにより、本実施の形態の画像形成装置3では、共通に使用されるフォームに対してラスタライズ処理が重複して行われることを回避して、全体としての画像処理の高速化を図っている。また、ラスタライズ処理を行う際に使用するキャッシュメモリ等の保存手段を共有させることで、保存手段の効率的な使用を図っている。
なお、画像に合成される「フォーム」としては、罫線や文字で構成される帳票が代表的なものとして挙げられるが、例えば企業ロゴやイラスト等のような複数のページに亘ってページ上の予め定められた領域に表示されるイメージ画像等も含むものとする。すなわち、本実施の形態で使用する「フォーム」には、帳票だけでなく、複数のページに亘って定型的に表示される文字、イメージ、グラフィック等からなる画像部分が含まれる。この画像部分は、画像データ(印刷データ)の一部を構成するデータ部分として構成される。
また、画像に合成されるフォームには、フォームそれぞれを識別する識別情報(以下、「フォームID」)が割り当てられ、印刷ジョブ内において識別情報がフォームに付加されて記述されている。それにより、それぞれのフォームIDによって、フォームの同一性が認識される。
また、画像に合成(フォームオーバーレイ)されるフォームに関しては、端末装置2から印刷ジョブにおいて画像とフォームとが合成された形態で送信される場合や、端末装置2から画像に関する印刷ジョブが送信され、画像形成装置3においてフォームが合成される形態もある。本実施の形態では、この双方の形態の合成画像をRIP処理の対象とすることができる。
<画像形成装置の構成の説明>
引き続き、本実施の形態の画像形成装置3の構成について説明する。
図3は、本実施の形態の画像形成装置3の構成を説明するブロック図である。図3に示したように、画像形成装置3は、画像形成装置3全体の動作制御や各種情報処理を行う主制御部30、ネットワーク4と接続され、例えば端末装置2からの印刷ジョブを取得する取得手段の一例としての通信部31を備えている。また、画像形成装置3は、印刷ジョブに含まれる画像データを印刷用画像データに変換処理する画像処理装置(画像処理手段)の一例としての画像処理部32、画像処理部32にて変換処理された印刷用画像データを画像形成インターフェース(画像形成I/F)34を介して取得し、印刷用画像データに基づき用紙上に画像を形成する画像形成手段の一例としての画像形成部33を備えている。画像形成部33としては、例えば電子写真方式やインクジェット方式の画像形成エンジンが用いられる。特に、記録媒体として帯状に連続して形成された連帳紙を用い、連帳紙の片面または両面に画像を形成する画像形成エンジンも用いられる。
さらに、画像形成装置3は、ユーザからの指示入力の受付やユーザへの各種情報の表示を行うユーザインタフェース(UI)部35、画像形成装置3の各構成部を制御するためのオペレーティングシステム、オペレーティングシステムと協働して各構成部の特定の機能を実現するアプリケーションソフト等の各種のプログラムや、画像データやフォームデータ等の各種データが記憶される外部記憶部36を備えている。
そして、主制御部30、通信部31、画像処理部32、画像形成I/F34、UI部35、および外部記憶部36は、バス37に接続され、相互に信号の送受信を行う。
<画像処理部の説明>
続いて、画像処理部32について説明する。
図4は、本実施の形態の画像処理部32の構成を説明するブロック図である。
図4に示したように、画像処理部32は、印刷ジョブに含まれるPDL形式で作成された画像データおよびフォームデータ(印刷データ:以下、「合成画像データ」)を解析してビットマップ形式のラスタイメージデータ(印刷出力形式の印刷データ)に変換処理(RIP処理)する変換処理手段の一例としての第1RIP処理部324、第2RIP処理部325、第3RIP処理部326(以下、「RIP処理部」とも総称する。)を備えている。第1RIP処理部324、第2RIP処理部325、第3RIP処理部326は、それぞれが並列に配置されている。それにより、画像処理部32では、ページ単位(予め定めた単位)に分解された合成画像データ(以下、「ページデータ」)がRIP処理部に順に配信されることで、ページ毎のラスタイメージデータを並列的に生成する。
なお、本実施の形態では、3個のRIP処理部(第1RIP処理部324、第2RIP処理部325、第3RIP処理部326)を備えた構成について説明するが、RIP処理部の配置数は複数であれば数は限定されない。
また、画像処理部32は、入力インターフェース(入力I/F)321、ページデータ配信部322、RIP処理判別部323、キャッシュメモリ327、出力インターフェース(出力I/F)328を備えている。
入力I/F321は、通信部31にて受信した端末装置2からの印刷ジョブを取得し、ページデータ配信部322に出力する。
ページデータ配信部322は、配信手段の一例であって、入力I/F321にて取得した印刷ジョブを解析して、印刷ジョブから画像データおよびフォームデータ(合成画像データ、印刷データ)を予め定めた単位の一例としての「ページ単位」に分割して抽出する。そして、ページ毎の合成画像データ(ページデータ)として1ページ目から順に、RIP処理部の何れかに配信する。その場合に、RIP処理部の何れもがRIP処理を行っていない状態にある場合には、ページデータ配信部322は、例えば、第1RIP処理部324→第2RIP処理部325→第3RIP処理部326→第1RIP処理部324→…のローテーションで順にページデータを配信する。尚、本実施の形態では、分割されたページ毎の合成画像データ(ページデータ)を配信しているが、印刷ジョブ全体を各RIP処理部に配信し、各RIP処理部が担当するページを割り当てて、各RIP処理部が、印刷ジョブ全体のうち、担当のページを変換処理(RIP処理)するように構成することもできる。
また、ページデータ配信部322は、抽出したページデータを解析してページデータに含まれるフォームデータの識別情報(フォームID)を認識し、フォームIDをページデータに対応付けてRIP処理判別部323に通知する。また、ページデータにフォームデータが含まれない場合には、ページデータ配信部322は、フォームデータが含まれない旨の情報をページデータに対応付けてRIP処理判別部323に通知する。
キャッシュメモリ327は、第1RIP処理部324、第2RIP処理部325、および第3RIP処理部326が共有して使用する作業用メモリである。また、キャッシュメモリ327は、RIP処理部にてRIP処理されたフォームデータに関するラスタイメージデータを保存する保存手段の一例である。そのため、第1RIP処理部324、第2RIP処理部325、および第3RIP処理部326の何れかによって保存されたラスタイメージデータは、RIP処理部の何れによっても使用できる。このフォームデータに関するラスタイメージデータの保存期間は、印刷ジョブの処理完了までの期間に限定してもよい。
出力I/F328は、第1RIP処理部324、第2RIP処理部325、および第3RIP処理部326にてラスタイメージデータに変換処理されたページデータを1メージ目から順に並べて画像形成I/F34に出力する。
<画像処理部のRIP処理判別部に関する説明>
引き続いて、画像処理部32に設けた処理指示手段の一例としてのRIP処理判別部323について説明する。
RIP処理判別部323は、第1RIP処理部324、第2RIP処理部325、および第3RIP処理部326におけるRIP処理の状態を判別する。
すなわち、RIP処理判別部323は、RIP処理部各々がRIP処理を実行している状態にあるか、RIP処理を完了して次のページデータの配信を待機している状態にあるかを判別する。
そして、RIP処理判別部323は、第1RIP処理部324、第2RIP処理部325、および第3RIP処理部326の処理状態に従ってページデータの配信先を決定し、決定した配信先をページデータ配信部322に通知する。それにより、ページデータ配信部322は、通知された配信先にページデータを配信する。
また、RIP処理判別部323は、ページデータ配信部322から通知されたフォームデータに関する情報に基づいて、RIP処理部がRIP処理するページデータにフォームデータが含まれるか否かを判別する。RIP処理判別部323は、ページデータにフォームデータが含まれる場合には、そのフォームデータがそれ以前にRIP処理部の何れかで既にRIP処理したフォームデータ、または現在、他のRIP処理部でRIP処理の実行中であるフォームデータと一致するか否かを、フォームIDに基づき判別する。
そして、RIP処理判別部323は、RIP処理部がRIP処理するページデータに含まれるフォームデータが、それ以前にRIP処理部の何れかで既にRIP処理したフォームデータ、および他のRIP処理部でRIP処理の実行中であるフォームデータの何れにも一致しない場合には、そのフォームデータのフォームIDを記憶する。さらに、そのページデータをRIP処理するRIP処理部に対し、そのフォームデータに関するラスタイメージデータをキャッシュメモリ327に記憶することを指示する。
一方、RIP処理部がRIP処理するページデータに含まれるフォームデータが、それ以前にRIP処理部の何れかで既にRIP処理したフォームデータと一致する場合には、RIP処理判別部323は、そのページデータをRIP処理するRIP処理部に対し、フォームデータ以外の画像データに関するRIP処理を行い、フォームデータに関しては、キャッシュメモリ327に記憶されたそのフォームデータに関するラスタイメージデータを取得して使用することを指示する。
さらに、RIP処理判別部323は、RIP処理部がRIP処理するページデータに含まれるフォームデータが、現在、他のRIP処理部にてRIP処理を実行中であるフォームデータと一致する場合には、そのページデータをRIP処理するRIP処理部に対し、フォームデータ以外の画像データに関するRIP処理を行い、他のRIP処理部にてRIP処理が完了するまで待機することを指示する。そして、RIP処理判別部323は、他のRIP処理部にてRIP処理が完了した後に、キャッシュメモリ327に記憶されたフォームデータに関するラスタイメージデータを取得して使用することを指示する。
<RIP処理判別部の動作内容の説明(1)>
RIP処理判別部323の動作内容について具体的に説明する。
図5は、1ページ目のページデータをRIP処理する場合のRIP処理判別部323の動作内容を説明する図である。
図5に示したように、RIP処理判別部323は、ページデータ配信部322が入力I/F321から印刷ジョブを取得し、印刷ジョブから1ページ目のページデータPage(1)を抽出することにより(図5(i))、RIP処理部各々の処理状態を判別する。そして、RIP処理判別部323は、RIP処理部各々の処理状態に従って、ページデータ配信部322が抽出したページデータPage(1)の配信先を決定し、ページデータ配信部322に通知する。それにより、ページデータ配信部322は、通知された配信先にページデータPage(1)を配信する。ここでは、RIP処理判別部323は、第1RIP処理部324、第2RIP処理部325、および第3RIP処理部326のすべてがRIP処理を実行していない状態にあることから、ページデータPage(1)の配信先を第1RIP処理部324に決定するものとする。それにより、ページデータ配信部322は、ページデータPage(1)を第1RIP処理部324に配信する(図5(ii))。
ここで、1ページ目のページデータPage(1)は、画像データとしての文書データDoc_1と、フォームデータForm_Aとで構成されているものとする。
また、RIP処理判別部323は、ページデータ配信部322から通知されたフォームデータに関する情報に基づいて、ページデータPage(1)にフォームデータが含まれるか否かを判別する。ここでは、ページデータPage(1)にはフォームデータForm_Aが含まれる。そのため、引き続いてRIP処理判別部323は、フォームデータForm_AのフォームIDに基づき、フォームデータForm_Aがそれ以前にRIP処理部の何れかで既にRIP処理したフォームデータ、または現在、他のRIP処理部でRIP処理の実行中であるフォームデータと一致するか否かを判別する。ここでは、ページデータPage(1)は、最初にRIP処理する1ページ目のページデータである。そのことから、RIP処理判別部323は、フォームデータForm_Aは既にRIP処理されたものでなく、かつ、他のRIP処理部でRIP処理の実行中であるものではないと判別する。
そのため、RIP処理判別部323は、ページデータPage(1)をRIP処理する第1RIP処理部324に対し、ページデータPage(1)に関し、文書データDoc_1およびフォームデータForm_Aの双方についてのRIP処理を行うことを指示する。さらには、フォームデータForm_Aについて生成したラスタイメージデータForm_ARasterをキャッシュメモリ327に保存するように指示する。
それによって、第1RIP処理部324は、ページデータPage(1)に関し、文書データDoc_1についてのラスタイメージデータDoc_1Rasterと、フォームデータForm_AについてのラスタイメージデータForm_ARasterとを生成する(図5(iii))。また、生成したラスタイメージデータForm_ARasterをキャッシュメモリ327に保存する(図5(iv))。
さらには、第1RIP処理部324は、生成したページデータPage(1)についてのラスタイメージデータ(Doc_1Raster、Form_ARaster)を出力I/F328に出力する(図5(v))。
<RIP処理判別部の動作内容の説明(2)>
図6は、2ページ目のページデータをRIP処理する場合のRIP処理判別部323の動作内容を説明する図である。
図6に示したように、RIP処理判別部323は、ページデータ配信部322が印刷ジョブから2ページ目のページデータPage(2)を抽出することにより(図6(i))、RIP処理部各々の処理状態を判別する。そして、RIP処理判別部323は、RIP処理部各々の処理状態に従って、ページデータ配信部322が抽出したページデータPage(2)の配信先を決定し、ページデータ配信部322に通知する。それにより、ページデータ配信部322は、通知された配信先にページデータPage(2)を配信する。ここでは、RIP処理判別部323は、第1RIP処理部324がRIP処理を実行し、第2RIP処理部325および第3RIP処理部326がRIP処理を実行していない状態にあることから、ページデータPage(2)の配信先を第2RIP処理部325に決定するものとする。それにより、ページデータ配信部322は、ページデータPage(2)を第2RIP処理部325に配信する(図6(ii))。
ここで、2ページ目のページデータPage(1)は、画像データとしての文書データDoc_2と、フォームデータForm_Bとで構成されているものとする。
また、RIP処理判別部323は、ページデータ配信部322から通知されたフォームデータに関する情報に基づいて、ページデータPage(2)にフォームデータが含まれるか否かを判別する。ここでは、ページデータPage(2)にはフォームデータForm_Bが含まれる。そのため、引き続いてRIP処理判別部323は、フォームデータForm_BのフォームIDに基づき、フォームデータForm_Bがそれ以前にRIP処理部の何れかで既にRIP処理したフォームデータ、または現在、他のRIP処理部でRIP処理の実行中であるフォームデータと一致するか否かを判別する。ページデータPage(2)よりも前に第1RIP処理部324にてRIP処理されたページデータPage(1)には、フォームデータForm_Bが含まれない。そのことから、RIP処理判別部323は、フォームデータForm_Bは既にRIP処理されたものでなく、かつ、他のRIP処理部でRIP処理の実行中であるものではないと判別する。
そのため、RIP処理判別部323は、ページデータPage(2)をRIP処理する第2RIP処理部325に対し、ページデータPage(2)に関し、文書データDoc_2およびフォームデータForm_Bの双方についてのRIP処理を行うことを指示する。さらには、フォームデータForm_Bについて生成したラスタイメージデータForm_BRasterをキャッシュメモリ327に保存するように指示する。
それによって、第2RIP処理部325は、ページデータPage(2)に関し、文書データDoc_2についてのラスタイメージデータDoc_2Rasterと、フォームデータForm_BについてのラスタイメージデータForm_BRasterとを生成する(図6(iii))。また、生成したラスタイメージデータForm_BRasterをキャッシュメモリ327に保存する(図6(iv))。
さらには、第2RIP処理部325は、生成したページデータPage(2)についてのラスタイメージデータ(Doc_2Raster、Form_BRaster)を出力I/F328に出力する(図6(v))。
<RIP処理判別部の動作内容の説明(3)>
図7は、3ページ目のページデータをRIP処理する場合のRIP処理判別部323の動作内容を説明する図である。
図7に示したように、RIP処理判別部323は、ページデータ配信部322が印刷ジョブから3ページ目のページデータPage(3)を抽出することにより(図7(i))、RIP処理部各々の処理状態を判別する。そして、RIP処理判別部323は、RIP処理部各々の処理状態に従って、ページデータ配信部322が抽出したページデータPage(3)の配信先を決定し、ページデータ配信部322に通知する。それにより、ページデータ配信部322は、通知された配信先にページデータPage(3)を配信する。ここでは、RIP処理判別部323は、第1RIP処理部324および第2RIP処理部325がRIP処理を実行し、第3RIP処理部326がRIP処理を実行していない状態にあることから、ページデータPage(3)の配信先を第3RIP処理部326に決定するものとする。それにより、ページデータ配信部322は、ページデータPage(3)を第3RIP処理部326に配信する(図7(ii))。
ここで、3ページ目のページデータPage(3)は、画像データとしての文書データDoc_3と、フォームデータForm_Aとで構成されているものとする。
また、RIP処理判別部323は、ページデータ配信部322から通知されたフォームデータに関する情報に基づいて、ページデータPage(3)にフォームデータが含まれるか否かを判別する。ここでは、ページデータPage(3)にはフォームデータForm_Aが含まれる。そのため、引き続いてRIP処理判別部323は、フォームデータForm_AのフォームIDに基づき、フォームデータForm_Aがそれ以前にRIP処理部の何れかで既にRIP処理したフォームデータ、または現在、他のRIP処理部でRIP処理の実行中であるフォームデータと一致するか否かを判別する。ページデータPage(3)よりも前に第1RIP処理部324にてRIP処理されたページデータPage(1)には、フォームデータForm_Aが含まれる。そのことから、RIP処理判別部323は、フォームデータForm_Aは、それ以前に第1RIP処理部324にて既にRIP処理が完了し、キャッシュメモリ327に保存されていると判別する。
そのため、RIP処理判別部323は、第3RIP処理部326に対し、ページデータPage(3)に関して、文書データDoc_3についてのRIP処理を行うこと、さらには、フォームデータForm_AについてのRIP処理は行わず、キャッシュメモリ327からフォームデータForm_AについてのラスタイメージデータForm_ARasterを取得することを指示する。
それによって、第3RIP処理部326は、ページデータPage(3)に関し、文書データDoc_3についてのラスタイメージデータDoc_3Rasterを生成する(図7(iii))。また、第3RIP処理部326は、フォームデータForm_AについてのRIP処理は行わず、キャッシュメモリ327からフォームデータForm_AについてのラスタイメージデータForm_ARasterを取得する(図7(iv))。それにより、第3RIP処理部326は、ページデータPage(3)についてのラスタイメージデータ(Doc_3Raster、Form_ARaster)を生成する(図7(v))。
そして、第3RIP処理部326は、ページデータPage(3)についてのラスタイメージデータを出力I/F328に出力する(図7(vi))。
<RIP処理判別部の動作内容の説明(4)>
図8および図9は、例えば9ページ目のページデータをRIP処理する場合のRIP処理判別部323の動作内容を説明する図である。
まず図8に示したように、RIP処理判別部323は、ページデータ配信部322が印刷ジョブから9ページ目のページデータPage(9)を抽出することにより(図8(i))、RIP処理部各々の処理状態を判別する。そして、RIP処理判別部323は、RIP処理部各々の処理状態に従って、ページデータ配信部322が抽出したページデータPage(9)の配信先を決定し、ページデータ配信部322に通知する。それにより、ページデータ配信部322は、通知された配信先にページデータPage(9)を配信する。ここでは、RIP処理判別部323は、第1RIP処理部324および第2RIP処理部325がRIP処理を実行し、第3RIP処理部326がRIP処理を実行していない状態にあることから、ページデータPage(9)の配信先を第3RIP処理部326に決定するものとする。それにより、ページデータ配信部322は、ページデータPage(9)を第3RIP処理部326に配信する(図8(ii))。
ここで、9ページ目のページデータPage(9)は、画像データとしての文書データDoc_9と、フォームデータForm_Cとで構成されているものとする。また、1ページ前の8ページ目のページデータPage(8)が、第2RIP処理部325にてRIP処理されている途中であって(図8(ii´))、RIP処理が完了していないものとする。その場合の8ページ目のページデータPage(8)は、画像データとしての文書データDoc_8と、フォームデータForm_Cとで構成されているものとする。
また、RIP処理判別部323は、ページデータ配信部322から通知されたフォームデータに関する情報に基づいて、ページデータPage(9)にフォームデータが含まれるか否かを判別する。ここでは、ページデータPage(9)にはフォームデータForm_Cが含まれる。そのため、引き続いてRIP処理判別部323は、フォームデータForm_CのフォームIDに基づき、フォームデータForm_Cがそれ以前にRIP処理部の何れかで既にRIP処理したフォームデータ、または現在、他のRIP処理部でRIP処理の実行中であるフォームデータと一致するか否かを判別する。ページデータPage(9)よりも前に第2RIP処理部325にてRIP処理されているページデータPage(8)には、フォームデータForm_Cが含まれる。一方、第2RIP処理部325では、ページデータPage(8)に関するRIP処理が完了していない(図8(iii´))。そのことから、RIP処理判別部323は、フォームデータForm_Cは、第2RIP処理部325にてRIP処理されているが、フォームデータForm_CについてのラスタイメージデータForm_CRasterは、まだキャッシュメモリ327に保存されていないと判別する。
そのため、RIP処理判別部323は、第3RIP処理部326に対し、ページデータPage(9)に関して、文書データDoc_9についてのRIP処理を行うこと、さらには、フォームデータForm_CについてのRIP処理は行わず、キャッシュメモリ327からフォームデータForm_CについてのラスタイメージデータForm_CRasterを取得する処理を待機することを指示する。
それによって、第3RIP処理部326は、ページデータPage(9)に関し、文書データDoc_9についてのラスタイメージデータDoc_9Rasterを生成する(図8(iii))。また、キャッシュメモリ327からフォームデータForm_CについてのラスタイメージデータForm_CRasterを取得する処理を待機する。
その後、次の図9に示したように、RIP処理判別部323は、第2RIP処理部325にてページデータPage(8)のRIP処理が完了することにより(図9(iv´))、フォームデータForm_CについてのラスタイメージデータForm_CRasterがキャッシュメモリ327に保存されたと判別する。そのことにより、RIP処理判別部323は、第3RIP処理部326に対し、キャッシュメモリ327からフォームデータForm_CについてのラスタイメージデータForm_CRasterを取得することを指示する。
それによって、第3RIP処理部326は、キャッシュメモリ327からフォームデータForm_CについてのラスタイメージデータForm_CRasterを取得する(図9(iii))。それにより、第3RIP処理部326は、ページデータPage(9)についてのラスタイメージデータ(Doc_9Raster、Form_CRaster)を生成する(図9(iv))。
そして、第1RIP処理部324は、ページデータPage(9)についてのラスタイメージデータを出力I/F328に出力する(図9(v))。
<ページデータの配信処理の説明>
次に、ページデータ配信部322からのページデータの配信処理について説明する。
図10は、RIP処理判別部323およびページデータ配信部322によるページデータの配信処理の内容の一例を示すフローチャートである。
図10に示したように、画像処理部32では、入力I/F321が通信部31にて受信した端末装置2からの印刷ジョブを取得すると(S101)、ページデータ配信部322が印刷ジョブを解析して印刷ジョブから1ページ毎のページデータを抽出する(S102)。
RIP処理判別部323は、ページデータ配信部322により印刷ジョブからページデータが抽出されると、第1RIP処理部324、第2RIP処理部325、および第3RIP処理部326での処理状態に関する情報を取得する(S103)。そして、RIP処理判別部323は、第1RIP処理部324、第2RIP処理部325、および第3RIP処理部326の何れかが次のページデータの配信を待機している状態にある場合には(S104でYes)、ページデータの配信を待機している状態にあるRIP処理部を、予め定めたローテーションで選択してページデータの配信先となるRIP処理部を決定する(S105)。一方、何れのRIP処理部もRIP処理を実行している状態にある場合には(S104でNo)、ページデータの配信を待機する。
RIP処理判別部323は、ステップ105にてページデータの配信先となるRIP処理部を決定すると、ページデータの配信先をページデータに対応付けてページデータ配信部322に通知する(S106)。それにより、ページデータ配信部322は、RIP処理判別部323から通知された配信先のRIP処理部にページデータを配信する(S107)。
その後、ページデータ配信部322が次のページデータを抽出する場合には(S108でYes)、ステップ103以下の配信先の決定処理を行う。
一方、ページデータ配信部322が次のページデータを抽出しない場合には(S108でNo)、配信先の決定処理を終了する。
<各RIP処理部でのRIP処理の内容を決定する処理の説明>
次に、RIP処理判別部323による各RIP処理部でのRIP処理の内容を決定する処理について説明する。
図11−1、図11−2、および図11−3は、RIP処理判別部323による各RIP処理部でのRIP処理の内容を決定する処理の内容の一例を示すフローチャートである。
まず図11−1に示したように、RIP処理判別部323は、ページデータ配信部322から配信されたページデータのフォームデータに関する情報を取得する(S201)。そして、RIP処理判別部323は、ページデータ配信部322から取得したフォームデータに関する情報に基づき、RIP処理部がRIP処理するページデータにフォームデータが含まれるか否かを判別する(S202)。RIP処理判別部323は、ページデータにフォームデータが含まれない場合には(S202でNo)、そのページデータをRIP処理するRIP処理部に対し、そのページデータをRIP処理し、生成したラスタイメージデータを出力I/F328に出力することを指示する(S203)。
一方、RIP処理判別部323は、ページデータ配信部322から配信されたページデータにフォームデータが含まれる場合には(S202でYes)、そのフォームデータがそれ以前にRIP処理部の何れかで既にRIP処理したフォームデータと一致するか否かを、フォームIDと各RIP処理部での処理状態に関する情報とに基づき判別する(S204)。
そのフォームデータがそれ以前にRIP処理部の何れかで既にRIP処理したフォームデータと一致する場合には(S204でYes)、RIP処理判別部323は、そのページデータをRIP処理するRIP処理部に対し、フォームデータ以外の画像データに関するRIP処理を行い、フォームデータに関しては、キャッシュメモリ327に記憶されたそのフォームデータに関するラスタイメージデータを取得して使用することを指示する(S205)。さらには、RIP処理して生成した画像データに関するラスタイメージデータとキャッシュメモリ327から取得したフォームデータに関するラスタイメージデータとを出力I/F328に出力することを指示する(S206)。
次に図11−2に示したように、そのフォームデータがそれ以前にRIP処理部の何れかで既にRIP処理したフォームデータと一致しない場合には(S204でNo)、RIP処理判別部323は、そのフォームデータが現在、他のRIP処理部でRIP処理の実行中であるフォームデータと一致するか否かを、フォームIDと各RIP処理部での処理状態に関する情報とに基づき判別する(S207)。
そのフォームデータが現在、他のRIP処理部でRIP処理の実行中であるフォームデータと一致する場合には(S207でYes)、RIP処理判別部323は、そのページデータをRIP処理するRIP処理部に対し、フォームデータ以外の画像データに関するRIP処理を行い、他のRIP処理部にてRIP処理が完了するまで待機することを指示する(S208)。そして、他のRIP処理部にてRIP処理が完了すると(S209でYes)、キャッシュメモリ327に記憶されたそのフォームデータに関するラスタイメージデータを取得して使用することを指示する(S210)。さらには、RIP処理判別部323は、RIP処理して生成した画像データに関するラスタイメージデータとキャッシュメモリ327から取得したフォームデータに関するラスタイメージデータとを出力I/F328に出力することを指示する(S211)。
そして、次の図11−3に示したように、RIP処理判別部323は、RIP処理部がRIP処理するページデータに含まれるフォームデータが、それ以前にRIP処理部の何れかで既にRIP処理したフォームデータ、および他のRIP処理部でRIP処理の実行中であるフォームデータの何れにも一致しない場合には(S204でNo、S207でNo)、フォームデータが既にRIP処理したフォームデータと一致するか否か等の判別に使用するために、そのフォームデータのフォームIDを記憶する(S212)。さらに、RIP処理判別部323は、そのページデータをRIP処理するRIP処理部に対し、そのページデータをRIP処理し、生成したラスタイメージデータを出力I/F328に出力することを指示する(S213)。さらには、そのフォームデータに関するラスタイメージデータをキャッシュメモリ327に記憶することを指示する(S214)。
その後、RIP処理判別部323は、ページデータ配信部322から次のページデータが配信される場合には(S215でYes)、ステップ201に戻り、そのページデータについてのRIP処理の内容に関しての決定処理を行う。
一方、ページデータ配信部322から次のページデータが配信されない場合には(S215でNo)、RIP処理の内容に関しての決定処理を終了する。
<RIP処理の内容の決定に関する例外処理の説明>
図11−1〜図11−3に例示した各RIP処理部でのRIP処理の内容を決定する処理では、ページデータ配信部322から配信されたページデータのフォームデータが、現在、他のRIP処理部でRIP処理の実行中であるフォームデータと一致する場合には(上記図11−2のS207でYes)、そのページデータをRIP処理するRIP処理部に対し、フォームデータ以外の画像データに関するRIP処理を行い、他のRIP処理部にてRIP処理が完了するまで待機することを指示した(上記図11−2のS208)。
ところが、例えば、ページデータ配信部322から配信されたページデータのフォームデータのデータ量が、例えば予め定めた規定量よりも小さい場合には、他のRIP処理部にてRIP処理が完了するまで待機するよりもRIP処理に要する時間が短い場合もある。
そこで、上記のような処理の他に、ページデータ配信部322から配信されたページデータのフォームデータが、現在、他のRIP処理部でRIP処理の実行中であるフォームデータと一致する場合に(上記図11−2のS207でYes)、RIP処理判別部323は、そのフォームデータのデータ量が、例えば予め定めた規定量よりも大きいか否かを判定する。そして、RIP処理判別部323は、そのフォームデータのデータ量が規定量よりも大きい場合において他のRIP処理部にてRIP処理が完了するまで待機するように処理してもよい。
一方、そのフォームデータのデータ量が規定量以下である場合には、RIP処理判別部323は、直ちにそのページデータをRIP処理し、生成したラスタイメージデータを出力I/F328に出力することを指示してもよい。
図12は、他のRIP処理部にてRIP処理が完了するまで待機するか否かを判定する待機判定処理の内容の一例を示したフローチャートである。
ページデータ配信部322から配信されたページデータのフォームデータが、現在、他のRIP処理部でRIP処理の実行中であるフォームデータと一致する場合には(上記図11−2のS207でYes)、例えば図12の待機判定処理を行う。
すなわち、図12に示したように、RIP処理判別部323は、配信されたページデータのフォームデータのデータ量に関する情報をページデータ配信部322から取得する(S301)。そして、フォームデータのデータ量が予め定めた規定量よりも大きい場合には(S302でYes)、RIP処理判別部323は、他のRIP処理部にてRIP処理が完了するまで待機する方がRIP処理に要する時間は短いと判断し、他のRIP処理部にてRIP処理が完了するまで待機することを指示する(上記図11−2のS208)。
一方、フォームデータのデータ量が予め定めた規定量以下である場合には(S302でNo)、RIP処理判別部323は、他のRIP処理部にてRIP処理が完了するまで待機するよりも、直ちにそのページデータをRIP処理する方がRIP処理に要する時間は短いと判断し、そのページデータをRIP処理し、生成したラスタイメージデータを出力I/F328に出力することを指示する(上記図11−3のS213)。
これにより、本実施の形態において、RIP処理のさらなる効率化が図られる。
<主制御部の内部構成の説明>
次の図13は、画像処理部32の内部構成を示すブロック図である。図13に示したように、画像処理部32は、ラスタライズ(RIP)処理を実行するに際して、予め定められた処理プログラムに従ってデジタル演算処理を実行するCPU101、CPU101の作業用メモリ等として用いられるRAM102、CPU101での処理に使用される各種設定値等が格納されるROM103、書き換え可能で電源供給が途絶えた場合にもデータを保持できる、電池によりバックアップされたフラッシュメモリ等の不揮発性メモリ(NVM)104、主制御部30、通信部31、画像形成I/F34、外部記憶部36等の各機能部との信号の入出力を制御するインターフェース(I/F)105を備えている。
そして、CPU101が、処理プログラムを外部記憶部36から主記憶装置(RAM102)に読み込み、画像処理部32内の各機能部を実現させる。
なお、この処理プログラムに関するその他の提供形態としては、予めROM103に格納された状態にて提供され、RAM102にロードされる形態がある。さらに、EEPROM等の書き換え可能なROM103を備えている場合には、CPU101がセッティングされた後に、プログラムだけがROM103にインストールされ、RAM102にロードされる形態がある。また、インターネット等のネットワークを介して画像処理部32にプログラムが伝送され、画像処理部32のROM103にインストールされ、RAM102にロードされる形態がある。さらにまた、DVD−ROMやフラッシュメモリ等の外部記録媒体からRAM102にロードされる形態がある。
以上説明したように、本実施の形態の画像形成装置3は、端末装置2から例えば画像とフォームとからなる合成画像に関する印刷ジョブを受信すると、印刷ジョブに含まれる画像データおよびフォームデータを解析し、ビットマップ形式のラスタイメージデータに変換するラスタライズ(RIP)処理をRIP処理部にて並列処理する。その際に、画像に合成されるフォームが複数ページにおいて共通に使用される場合には、この共通に使用されるフォームデータに関してRIP処理されたラスタイメージデータをキャッシュメモリ327等の記憶手段に記憶しておく。そして、同一のフォームが使用される後続のページにおいては、記憶手段に記憶されたフォームに関するラスタイメージデータを使用する。
それにより、本実施の形態の画像形成装置3では、共通に使用されるフォームに対してRIP処理が重複して行われることを回避して、全体としての画像処理の高速化を図っている。また、RIP処理を行う際に使用するキャッシュメモリ等の保存手段を共有させることで、保存手段の効率的な使用を図っている。
1…画像形成システム、2…端末装置、3…画像形成装置、4…ネットワーク、32…画像処理部、321…入力インターフェース(入力I/F)、322…ページデータ配信部、323…RIP処理判別部、324…第1RIP処理部、325…第2RIP処理部、326…第3RIP処理部、327…キャッシュメモリ、328…出力インターフェース(出力I/F)

Claims (7)

  1. 割り当てられた印刷データを印刷出力形式の印刷データに変換処理する複数の変換処理手段と、
    複数の前記変換処理手段が共有するように接続され、当該変換処理手段にて変換処理された前記印刷出力形式の印刷データの一部分を構成するデータ部分を保存する保存手段と、
    前記印刷データが前記保存手段に既に保存された前記データ部分と同一の当該データ部分を含む場合に、当該印刷データの当該データ部分に関して印刷出力形式への変換処理を行わず、印刷出力形式に変換処理された当該データ部分を当該保存手段から取得して使用することを指示する処理指示手段とを備え、
    前記処理指示手段は、前記印刷データが前記保存手段に保存される前記データ部分と同一の当該データ部分を含む場合であって、当該データ部分が他の当該変換処理手段から当該保存手段にまだ保存されていない場合には、印刷出力形式に変換処理された当該データ部分の当該保存手段からの取得を待機するように指示することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記処理指示手段は、印刷出力形式に変換処理された前記データ部分を前記保存手段から取得して使用するよりも、当該データ部分を含む前記印刷データ全体を前記印刷出力形式の印刷データに変換処理した方が速く変換処理されると判断した場合に、当該データ部分を前記保存手段からの取得を待機せず当該データ部分を含む当該印刷データ全体を当該印刷出力形式の印刷データに変換処理するように指示することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記処理指示手段は、前記印刷データが前記保存手段に保存されていないデータ部分を含む場合に、印刷出力形式に変換処理された当該データ部分を当該保存手段に保存するように指示することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 画像形成命令を取得する取得手段と、
    前記取得手段にて取得した前記画像形成命令に含まれる印刷データに画像処理を施し、印刷出力形式の印刷データを生成する画像処理手段と、
    前記画像処理手段にて生成された前記印刷出力形式の印刷データに基づき、記録媒体上に画像を形成する画像形成手段とを有し、
    前記画像処理手段は、
    割り当てられた前記印刷データを前記印刷出力形式の印刷データに変換処理する複数の変換処理手段と、
    複数の前記変換処理手段が共有するように接続され、当該変換処理手段にて変換処理された前記印刷出力形式の印刷データの一部分を構成するデータ部分を保存する保存手段と、
    前記印刷データが前記保存手段に既に保存された前記データ部分と同一の当該データ部分を含む場合に、当該印刷データの当該データ部分に関して印刷出力形式への変換処理を行わず、印刷出力形式に変換処理された当該データ部分を当該保存手段から取得して使用することを指示する処理指示手段とを備え、
    前記処理指示手段は、前記印刷データが前記保存手段に保存される前記データ部分と同一の当該データ部分を含む場合であって、当該データ部分が他の当該変換処理手段から当該保存手段にまだ保存されていない場合には、印刷出力形式に変換処理された当該データ部分の当該保存手段からの取得を待機するように指示することを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記画像処理手段の前記処理指示手段は、印刷出力形式に変換処理された前記データ部分を前記保存手段から取得して使用するよりも、当該データ部分を含む前記印刷データ全体を前記印刷出力形式の印刷データに変換処理した方が速く変換処理されると判断した場合に、当該データ部分を前記保存手段からの取得を待機せず当該データ部分を含む当該印刷データ全体を当該印刷出力形式の印刷データに変換処理するように指示することを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記画像処理手段の前記処理指示手段は、前記印刷データが前記保存手段に保存されていないデータ部分を含む場合に、印刷出力形式に変換処理された当該データ部分を当該保存手段に保存するように指示することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. コンピュータに、
    割り当てられた印刷データの複数を並行して印刷出力形式の印刷データに変換処理する機能と、
    前記印刷出力形式の印刷データの一部分を構成するデータ部分を保存する保存手段に既に保存された当該データ部分と同一の当該データ部分を前記印刷データが含む場合に、当該印刷データの当該データ部分に関して印刷出力形式への変換処理を行わず、印刷出力形式に変換処理された当該データ部分を当該保存手段から取得して使用する機能と、
    前記印刷データが前記保存手段に保存される前記データ部分と同一の当該データ部分を含む場合であって、当該データ部分が当該保存手段にまだ保存されていない場合には、印刷出力形式に変換処理された当該データ部分の当該保存手段からの取得を待機する機能と
    を実現させることを特徴とするプログラム。
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