JP5369704B2 - 駆動制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、駆動手段の駆動を制御する駆動制御装置に関する。
従来、コンビニエンスストア、個人商店等の店舗用の端末として、商品購入金額等の登録に使用するPOS(Point Of Sale)端末(レジ端末)、チケット購入やデジカメプリント申し込み等を受け付けるキオスク端末、広告を流すといった顧客の販売意欲を高めるためのPOP(Point Of Purchase)端末等が知られている。また、オプション品と組み合わせることで、上記何れの用途にも使用できるPOS端末が知られている。
キオスク端末、POP端末は、顧客が直接操作する端末である。キオスク端末、POP端末に、人感センサが接続され、省電力のために、人感センサが顧客を検知していない間に表示部を消灯し、人感センサが顧客を検知すると表示部を点灯する制御が行われることがある。
表示部の点灯/消灯を制御する技術としては、表示部がLCD(Liquid Crystal Display)である携帯機器において、主制御回路がプログラム制御により、外部機器から携帯機器への設定をしている間に、表示部のバックライトを点灯する構成が考えられている(例えば、特許文献1参照)。
図6を参照して、POS端末(レジ端末)、キオスク端末又はPOP端末として使用できる従来のPOS端末40を説明する。図6に、POS端末40の機能構成を示す。
POS端末40は、制御部11Aと、RAM(Random Access Memory)12と、フラッシュメモリ13と、HDD(Hard Disk Drive)14Aと、LAN(Local Area Network)通信部15と、入力部16と、表示部17と、表示バックライトインバータ制御部18Aと、COM通信部21と、を備え、各部がバス25Aで接続されている。
制御部11Aは、CPU(Central Processing Unit)、又はCPUを含むチップセットである。RAM12は、データ、プログラムを一時的に記憶するメモリである。フラッシュメモリ13は、BIOS(Basic Input/Output System)プログラムが記憶されている。HDD14Aは、各種データ、OS(Operating System)プログラム及び各種アプリケーションプログラム、が記憶されている。LAN通信部15は、LAN通信方式の通信部である。
入力部16は、表示部17に一体的に形成されているタッチパネルのタッチパッドである。表示部17は、LCDであり、液晶部(図示略)と、バックライト171と、インバータ172と、を備える。バックライト171は、冷陰極管等の光源を有し、この光源から液晶部透過用の光を出射する。インバータ172は、表示バックライトインバータ制御部18Aから入力される直流信号を、バックライト171を点灯するための交流信号に変換してバックライト171に出力する。
表示バックライトインバータ制御部18Aは、バックライト171点灯/消灯の制御信号を生成し、当該制御信号及び直流の電源信号をインバータ172に出力する。COM通信部21は、RS−232C方式の通信部である。
POS端末40を、キオスク端末又はPOP端末として使用し、POS端末40に人感センサ51を接続する構成を説明する。
人感センサ51は、人間の所在を検知するセンサであり、COM通信部21に接続されている。人感センサ51は、POS端末40の前に所在する人間(操作を行う顧客)を検知するよう調整されている。
POS端末40において、省電力のために、人感センサ51が顧客を検知していない間に表示部17のバックライト171を消灯し、人感センサ51が顧客を検知するとバックライト171を点灯する制御が行われる。この点灯/消灯制御機能が、HDD14Aに記憶されているアプリケーションプログラムに組み込まれている。つまり、制御部11Aは、HDD14Aから読み出されてRAM12に展開された点灯/消灯制御機能を実現するためのアプリケーションプログラムに従い、COM通信部21を介して人感センサ51から入力される検知信号に応じて、表示バックライトインバータ制御部18を介してバックライト171の点灯/消灯制御を行う。
特開2002−344646号公報
しかし、従来のPOS端末40では、バックライト171の点灯/消灯制御用のプログラムを用意してアプリケーションプログラムに組み込む必要があるため、その点灯/消灯制御用のプログラムの開発、設定の負担が大きかった。
本発明の課題は、内部の制御信号と、人感センサ等の外部機器から入力される信号とに応じて、液晶表示手段のインバータ等の駆動手段の駆動制御を容易に行うことである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明の駆動制御装置は、
駆動制御のための信号に応じて駆動を行う駆動手段と、
前記駆動手段を駆動制御する駆動制御手段と、
前記駆動手段の駆動のオン/オフを制御するための第1の駆動制御信号として機能する外部信号を出力する外部機器と通信するための通信手段と、
前記通信手段に接続され、前記外部機器が接続可能であるとともに、当該外部機器に接続される信号線を分岐するバッファ回路と、
前記駆動手段の駆動のオン/オフを制御するための第2の駆動制御信号を生成する駆動制御信号生成手段と、を備え、
前記駆動制御手段は、
前記バッファ回路により分岐された信号線に接続され、前記駆動制御信号生成手段により生成された前記第2の駆動制御信号と、前記分岐された信号線を介して入力される前記第1の駆動制御信号として機能する前記外部信号と、を論理積して前記駆動手段に出力するAND回路を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の駆動制御装置において、
前記駆動手段に電源信号を出力して電源供給を行う電源供給手段を備え、
前記駆動制御信号生成手段は、少なくとも前記駆動手段へ電源信号が入力されている状態においてハイにされる前記第2の駆動制御信号を生成する。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の駆動制御装置において、
前記外部機器は、人感センサ、照度センサ又は音センサである。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の駆動制御装置において、
前記駆動手段は、液晶表示手段のバックライトを駆動するインバータ、スピーカのアンプ、又はHDDのモータである。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の駆動制御装置において、
前記駆動制御手段は、
前記AND回路の出力端子と、前記駆動制御信号生成手段の前記第2の駆動制御信号の出力端子と、を切り替えて前記駆動手段の入力端子に接続する選択回路を備える。
本発明によれば、内部の駆動制御信号と、外部機器から入力される外部信号とに応じて、駆動手段の駆動制御を容易に行うことができる。
本発明に係る実施の形態のPOS端末の外観を示す図である。 実施の形態のPOS端末の機能構成を示すブロック図である。 電源供給部及び表示バックライト外部制御回路の内部構成を示す図である。 人感センサを用いない場合のPOS端末における各種信号を示すタイムチャートである。 人感センサを用いる場合のPOS端末における各種信号を示すタイムチャートである。 従来のPOS端末の機能構成を示すブロック図である。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
図1〜図3を参照して本発明に係る実施の形態の装置構成を説明する。図1に、本実施の形態のPOS端末10の外観を示す。
図1に示すPOS端末10は、POS端末(レジ端末)、キオスク端末、POP端末として使用できる端末装置である。POS端末10は、LCDの表示部17を備える。表示部17は、入力部16と一体的にタッチパネルとして構成されている。
POS端末10がレジ端末として使用される場合に、入力部16がキャッシャーのタッチ入力を受け付ける。POS端末10がキオスク端末又はPOP端末として使用される場合に、入力部16が顧客のタッチ入力を受け付ける。
また、POS端末10がキオスク端末又はPOP端末として使用される場合に、人感センサ31がPOS端末10に接続されうる。人感センサ31は、赤外線、超音波、可視光等を用いて、人間の所在を検知するセンサである。人感センサ31は、POS端末10を直接タッチ操作する顧客の所在を検知するように調整及び設置されている。人感センサ31は、顧客の所在を検知し、その検知結果を示す検知信号を出力する。POS端末10において、人感センサ31が顧客の所在を検知していない間に、表示部17が消灯され、人感センサ31が顧客の所在を検知すると、表示部17が点灯する制御がなされる。
次いで、図2を参照して、POS端末10の内部構成を説明する。図2に、POS端末10の機能構成を示す。
図2に示すように、POS端末10は、制御部11と、RAM12と、フラッシュメモリ13と、HDD14と、LAN通信部15と、入力部16と、表示部17と、駆動制御信号生成手段としての表示バックライトインバータ制御部18と、電源供給手段としての電源供給部19aと、駆動制御手段としての表示バックライト外部制御回路19bと、バッファ回路20と、通信手段としてのCOM通信部21,22,23,24と、を備える。制御部11、RAM12、フラッシュメモリ13、HDD14、LAN通信部15、入力部16、表示部17、表示バックライトインバータ制御部18、COM通信部21,22,23,24は、バス25を介して接続されている。
制御部11は、CPU、又はCPUを含むチップセットであり、POS端末10の各部を中央制御する。制御部11は、フラッシュメモリ13又はHDD14からプログラムを読み出してRAM12に展開し、その展開されたプログラムとの協働で各種処理を行う。
RAM12は、揮発性のメモリであり、データ、プログラムを一時的に格納するワークエリアを有する。フラッシュメモリ13は、各種情報を書き換え可能に記憶する不揮発性のメモリである。フラッシュメモリ13には、BIOSプログラムが記憶されている。
HDD14は、磁気記録媒体を有し、各種情報を書き換え可能に記憶する。HDD14には、各種データ、OSプログラム及び各種アプリケーションプログラムが記憶されている。
LAN通信部15は、LAN通信を行うための通信部であり、ネットワークカード等により構成されている。LAN通信部15は、POSサーバ等との通信に用いられる。
入力部16は、操作者のタッチ入力を受け付ける抵抗膜方式等のタッチパッドであり、表示部17と一体的にタッチパネルとして構成されている。入力部16は、操作者のタッチによる位置情報入力を受け付け、その位置情報を制御部11に出力する。
表示部17は、LCDであり、制御部11から入力される表示信号に応じて画面表示を行う。表示部17は、液晶部(図示略)と、バックライト171と、駆動手段としてのインバータ172とを備える。バックライト171は、冷陰極管等の光源を有し、この光源から液晶部透過用の光を出射する。インバータ172は、直流信号を交流信号に変換する変換部である。インバータ172は、表示バックライト外部制御回路19bから入力される直流信号を、バックライト171を点灯するための交流信号に変換してバックライト171に出力する。このように、インバータ172は、バックライト171の電源回路として機能する。
表示バックライトインバータ制御部18は、制御部11の指示に従い、インバータ172へ供給する電源信号のオン/オフを制御するための電源制御信号を生成して電源供給部19aに出力する。また、表示バックライトインバータ制御部18は、制御部11の指示に従い、インバータ172の駆動を制御するための駆動制御信号を生成して表示バックライト外部制御回路19bに出力する。
電源供給部19aは、表示バックライトインバータ制御部18から入力される電源制御信号に応じて、電源信号を生成してインバータ172に出力する。
表示バックライト外部制御回路19bは、表示バックライトインバータ制御部18及びバッファ回路20から入力される駆動制御信号及び検知信号に応じて、インバータ172の駆動を制御するための駆動制御信号を新たに生成してインバータ172に出力する。電源供給部19a及び表示バックライト外部制御回路19bの内部構成は、詳細に後述される。
バッファ回路20は、人感センサ31等の外部機器から入力される信号の電圧を、より低い電圧に変換するとともに、外部機器から入力される信号のノイズを防ぐ回路である。COM通信部21〜24は、RS−232C方式の通信部である。図示していないが、COM通信部22〜24は、COM通信部21及びバッファ回路20と同様に、外部機器との間にバッファ回路が設けれられている。
COM通信部21は、RI(Ring Indicator)信号線と、通常の通信信号に必要な信号線と、を含む複数の信号線を介してバッファ回路20と接続されている。また、バッファ回路20は、上記複数の信号線のうち、RI信号線を分岐する。この分岐されたRI信号線は、表示バックライト外部制御回路19bに接続されている。COM通信部22〜24は、RI信号線と、通常の信号に必要な信号線と、を含む複数の信号線を介してバッファ回路(図示略)と接続されている。
POS端末10は、キオスク端末又はPOP端末として使用される場合に、人感センサ31を接続可能である。この場合に、表示バックライト外部制御回路19bに接続されているRI信号線は、バッファ回路20を介して、人感センサ31の1本の信号線(人間検知のオン/オフ信号線)に接続される。
POS端末10は、レジ端末として使用される場合に、レジ端末に必要な外部機器としての決済端末32、バーコードリーダ33、プリンタ34等に接続可能である。決済端末32は、クレジットカードによる電子決済の際に、顧客の電子決済用のクレジットカードのカード情報を読み取る端末装置である。プリンタ34は、レシート等を印刷出力するプリンタである。例えば、決済端末32、バーコードリーダ33、プリンタ34が、それぞれ順に、バッファ回路(図示略)及び複数の信号線を介して、COM通信部22,23,24に接続される。
次いで、図3を参照して、表示バックライト外部制御回路19bを詳細に説明する。図3に、電源供給部19a及び表示バックライト外部制御回路19bの内部構成を示す。
図3に示すように、インバータ172は、信号Vinvと、信号Inv_Enとが入力される。信号Vinvは、インバータ172に供給される電源信号である。信号Inv_Enは、インバータ172の駆動のオン/オフを制御するための駆動制御信号である。表示バックライトインバータ制御部18は、信号S1,S2を出力する。信号S1は、インバータ172への信号Vinvの印加のオン/オフを制御するための電源制御信号である。信号S2は、制御部11の指示に応じた信号であり、インバータ172の駆動のオン/オフを制御するための駆動制御信号である。また、信号S2は、少なくとも信号S1がハイになっている状態においてハイにされる信号である。信号S1,S2は、表示バックライトインバータ制御部18により生成される。
RI信号は、RI信号線を流れる信号であり、人感センサ31の出力信号となる。つまり、RI信号は、人感センサ31による人間の検知信号となり、人感センサ31により人間が検知された場合にオン(ハイ)となり、人間が検知されていない場合にオフ(ロー)となる信号である。また、RI信号は、インバータ172の駆動のオン/オフを制御するための駆動制御信号として機能する。
電源供給部19aは、FET(Field effect transistor)191を有する。表示バックライト外部制御回路19bは、AND回路192と、選択回路193と、を有する。
FET191は、NMOSFETで構成されている。FET191は、ゲートが表示バックライトインバータ制御部18の信号S1の出力端子に接続され、ドレインが直流電源DCINに接続され、ソースが信号Vinvの出力端子となり、インバータ172の信号Vinvの入力端子に接続されている。
AND回路192は、2つの入力の論理積を行い出力する回路である。AND回路192は、第1の入力端子がバッファ回路20及びCOM通信部21間のRI信号線に接続され、第2の入力端子が表示バックライトインバータ制御部18の信号S2の出力端子に接続され、出力端子が選択回路193の第1の入力端子に接続されている。
選択回路193は、3端子のスイッチであり、2つの入力端子を切り替えて出力端子に接続するスイッチである。選択回路193は、例えば、ディップスイッチで構成され、POS端末10の設置時に、作業者により切り替え設定入力される。選択回路193は、第1の入力端子がAND回路192の出力端子に接続され、第2の入力端子が表示バックライトインバータ制御部18の信号S2の出力端子に接続され、出力端子がインバータ172の信号Inv_Enの入力端子に接続されている。
次に、図4及び図5を参照して、電源供給部19a及び表示バックライト外部制御回路19bの動作を説明する。図4に、人感センサ31を用いない場合のPOS端末10における各種信号のタイムチャートを示す。図5に、人感センサ31を用いる場合のPOS端末10における各種信号のタイムチャートを示す。
先ず、図4を参照して、人感センサ31を用いない場合の電源供給部19a及び表示バックライト外部制御回路19bの動作を説明する。
POS端末10において、人感センサ31を用いない場合に、選択回路193の入力は、表示バックライトインバータ制御部18の信号S2の出力端子側に切り替え設定されている。図4に示すように、直流電源DCINは、常時供給されている。POS端末10の電源がオフの状態において、POS端末10の電源がオンされると、制御部11によりフラッシュメモリ13からBIOSプログラムが読み出されてRAM12に展開され、展開されたBIOSプログラムとの協働で制御部11がBIOSの処理を開始する。そして、制御部11の制御に従い、表示バックライトインバータ制御部18により信号S1がオンされ、FET191がオンされて信号Vinvがオンされ、インバータ172に直流電源DCINの電源電圧が供給される。
そして、BIOS画面の有意な情報が表示可能になってから、制御部11の制御に従い、表示バックライトインバータ制御部18により信号S2がオンされて信号Inv_Enがオンされ、インバータ172の駆動がオンされる。このように、電源オンによるバックライト171の点灯時に、信号Vinvの立ち上がり後に信号Inv_Enの立ち上がりがなされるのは、インバータ172を痛めない(保護する)ようにするためである。
そして、インバータ172の駆動によりバックライト171が点灯されて、BIOS画面が表示部17に表示される。BIOS画面は、VGA(Video Graphics Array)(解像度が低い状態)の画面である。
そして、制御部11によりHDD14からOSプログラムが読み出されてRAM12に展開され、展開されたOSプログラムとの協働で制御部11がOSの処理を開始する。そして、制御部11の制御に従い、表示バックライトインバータ制御部18により信号S2がオフされて信号Inv_Enがオフされ、インバータ172の駆動がオフされ、バックライト171が消灯される。そして、制御部11の制御に従い、表示バックライトインバータ制御部18により信号S2がオンされて信号Inv_Enがオンされ、インバータ172の駆動がオンされる。
インバータ172の駆動によりバックライト171が点灯されて、OS画面が表示部17に表示される。OS画面は、例えば、XGA(eXtended Graphics Array)(解像度が高い状態)の画面である。このように、BIOS画面表示からOS画面表示への切り替え時に信号Inv_Enがオフされるのは、解像度変更時の表示のちらつきを防止するためである。
OSが立ち上がり、業務が始まった後も、省電力設定がなされていれば、省電力によるバックライト171の消灯がなされる。つまり、所定時間、入力部16の操作入力がない場合に、制御部11の制御に従い、表示バックライトインバータ制御部18により信号S2がオフされ、信号Inv_Enがオフされ、インバータ172の駆動がオフされ、バックライト171が消灯される。この状態で、入力部16の操作入力があると、制御部11の制御に従い、表示バックライトインバータ制御部18により信号S2がオンされ、信号Inv_Enがオンされ、インバータ172の駆動がオンされ、バックライト171が点灯される。
省電力によるバックライト171のオン/オフ時に、信号Vinvがオンされた状態で、信号Inv_Enがオン/オフされるので、インバータ172を痛めることがない。
そして、POS端末10が電源オフされると、制御部11の制御に従い、表示バックライトインバータ制御部18により信号S2がオフされて信号Inv_Enがオフされ、インバータ172の駆動がオフされる。インバータ172の駆動オフにより、バックライト171が消灯され、OS画面も表示終了される。そして、制御部11の制御に従い、表示バックライトインバータ制御部18により信号S1がオフされ、FET191がオフされて信号Vinvがオフされ、インバータ172への直流電源DCINの電源電圧供給が終了する。
電源オフによるバックライト171の消灯時に、信号Vinvがオンされた状態で、信号Inv_Enがオフされるので、インバータ172を痛めることがない。
次いで、図5を参照して、人感センサ31を用いる場合の電源供給部19a及び表示バックライト外部制御回路19bの動作を説明する。POS端末10において、人感センサ31を用いる場合に、選択回路193の入力は、AND回路192の出力端子側に切り替え設定されている。図5に示すように、RI信号は、POS端末10の電源が入っているか否かに関わらず、POS端末10に入力されている。
RI信号がハイアクティブであるため、人感センサ31により人間が検知されている場合に、RI信号がハイとなり、AND回路192の出力(信号Inv_En)は、信号S2そのものとなる。このため、POS電源オンからOS画面表示、省電力設定によるバックライト171の消灯、OS画面表示からPOS電源オンまでの動作は、人感センサ31を用いない場合と同様である。
POS端末10において、OSが立ち上がり、業務が始まった状態で、人感センサ31により人間が検知されなくなると、RI信号がロー(オン)になる。RI信号がローになるので、信号S2に関わらず、AND回路192の出力(信号Inv_En)がロー(オフ)となり、インバータ172の駆動オフにより、バックライト171が消灯される。
この状態で、人感センサ31により人間が検知されると、RI信号がハイ(オフ)になる。RI信号がハイになるので、AND回路192の出力(信号Inv_En)が信号S2と同じになり、信号S2がオン(ハイ)であるため、インバータ172の駆動オンにより、バックライト171が点灯され、OS画面が表示再開される。このように、バッファ回路20のRI信号線に人感センサ31を接続しておけば、顧客がいないときに表示部17を消灯しておくことができる。なお、アプリケーションプログラムは、OSプログラムの起動中に適宜起動される。
以上、本実施の形態によれば、POS端末10は、駆動制御するための信号に応じて駆動するインバータ172と、インバータ172の駆動を制御する表示バックライト外部制御回路19bと、人感センサ31に接続するためのCOM通信部21と、人感センサ31に接続されている信号線を分岐するバッファ回路20と、インバータ172の駆動のオン/オフを制御するための制御信号を生成する表示バックライトインバータ制御部18と、を備える。また、表示バックライト外部制御回路19bは、表示バックライトインバータ制御部18により生成された信号S2と、バッファ回路20から出力される人間の検知信号としてのRI信号と、を論理積してインバータ172に出力するAND回路192を備える。
このため、HDD14に記憶されるアプリケーションプログラムにインバータ172の駆動制御機能を組み込むことなく、表示バックライト外部制御回路19bにより、表示バックライトインバータ制御部18により生成される駆動制御信号と、人感センサ31による人間の検知信号とに応じてインバータ172の駆動を容易に制御でき、人間の検知信号に応じたバックライト171の点灯/消灯の制御を容易に行うことができる。より具体的には、人間が検知された場合にバックライト171を点灯制御でき、人間が検知されていない場合にバックライト171を消灯制御できる。また、表示バックライト外部制御回路19bによるハード制御であるので、アプリケーションプログラムの開発及び設定のコストを低減できる。
また、顧客がいない場合に、バックライト171を消灯するので、省電力を実現できるとともに、バックライト171の寿命を長くすることができる。
また、バッファ回路20において、人感センサ31に接続されているRI信号線が分岐されて表示バックライト外部制御回路19bに接続されている。このため、バッファ回路20に接続する人感センサ31に、人間の検知信号以外のCOM通信の信号線の通信機能を組み込むことを不要にでき、人感センサ31の装置構成を簡単にできる。
また、POS端末10は、レジ端末、キオクス端末又はPOP端末として使用可能である。このため、店舗用に汎用性の高いPOS端末が実現できる。店舗にとっては、同じ機器を多目的に利用できるので保守用の予備機の台数を減らすことができる。
また、表示バックライトインバータ制御部18は、電源供給部19aから出力される信号Vinvが少なくともハイにされた状態で、ハイにされる信号S2を生成して出力する。AND回路192は、この信号S2と、RI信号と、を論理積して信号Inv_Enとしてインバータ172に出力する。このため、RI信号のオン/オフに関わらず、信号Vinvがオフの場合に、ハイの駆動制御信号(信号Inv_En)がインバータ172に流れてインバータ172を痛めることを防ぐことができる。
また、表示バックライト外部制御回路19bは、AND回路192の出力端子と、表示バックライトインバータ制御部18の信号S2の出力端子と、を切り替えてインバータ172の入力端子に接続する選択回路193を備える。つまり、バッファ回路20に人感センサ31を接続しない場合には、選択回路193によりインバータ172への出力を表示バックライトインバータ制御部18の出力端子側に切り替え選択し、表示バックライトインバータ制御部18の信号S1,S2に従って、通常のインバータ172の駆動制御を行うことができる。このため、人感センサ31を接続する場合としない場合とを容易に切り替え選択することができるとともに、人感センサ31を接続しない場合にも、表示バックライト外部制御回路19b及びバッファ回路20が、通常のPOS端末(レジ端末、キオクス端末、POP端末)の各種処理を阻害することを避けることができる。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る駆動制御装置の一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態においては、表示バックライトインバータ制御部18が制御部11から独立している構成としたが、これに限定されるものではない。表示バックライトインバータ制御部18と同様に、制御部11が信号S1,S2を生成し、制御部11のCPUチップセットのGPIO(General Purpose Input/Output)の出力端子から信号S1,S2を出力して電源供給部19a及び表示バックライト外部制御回路19bに出力する構成としてもよい。
また、上記実施の形態においては、人感センサ31がバッファ回路20及びCOM通信部21を介してPOS端末10に接続される構成としたが、これに限定されるものではない。例えば、バッファ回路20及びCOM通信部21と同様にして、人感センサ31等の外部機器が、バッファ回路と、USB(Universal Serial Bus)通信部、プリンタ通信部、ディスプレイ通信部等、他の通信方式の通信部と、を介してPOS端末10に接続される構成としてもよい。
また、上記実施の形態においては、POS端末10に人感センサ31を接続する構成としたが、これに限定されるものではない。人感センサ31の接続先の装置としては、PC(Personal Computer)、ドライブスルーの注文端末等、他の情報処理装置としてもよい。
また、上記実施の形態においては、駆動手段を、表示部17のインバータ172としたが、これに限定されるものではない。駆動手段としては、スピーカのアンプ、HDDの(磁気記憶媒体を回転する)モータ等、他の部品としてもよい。駆動手段がスピーカのアンプである場合には、例えば、人感センサ31が顧客を検知し、POS端末10に操作をするため顧客が近づいた場合に、顧客を検知したことを示す検知信号に応じて、アンプを介してスピーカから、操作に関する案内音声等を音出力開始する構成をとることが可能である。この構成により、省電力を実現できるとともに、アンプの寿命を長くすることができる。駆動手段がHDDのモータである場合には、例えば、人感センサ31が顧客を検知し、顧客がいない間、HDD14のモータの駆動を停止しておき、POS端末10に操作をするため顧客が近づいた場合に、モータの回転駆動を開始する構成をとることが可能である。この構成により、省電力を実現できるとともに、HDDの寿命を長くすることができる。
また、上記実施の形態においては、POS端末10に接続される外部機器を、人感センサとしたが、これに限定されるものではない。外部機器としては、照度センサ、音センサ等、他の機器としてもよい。外部機器が照度センサである場合には、例えば、照度センサにより検知したPOS端末10周囲の照度が高くなった場合に、バックライト171を点灯させる構成としてもよい。この構成により、照度に応じてバックライト171を容易に点灯/消灯制御できる。外部機器が音センサである場合には、例えば、POS端末10に人が近づき、音センサにより、近づいた人の音を検知した場合に、バックライト171を点灯させる構成としてもよい。この構成により、検知した音に応じてバックライト171を容易に点灯/消灯制御できる。
また、上記実施の形態におけるPOS端末10の各構成要素の細部構成及び細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能であることは勿論である。
10,40 POS端末
11,11A 制御部
12 RAM
13 フラッシュメモリ
14,14A HDD
15 通信部
16 入力部
17 表示部
171 バックライト
172 インバータ
18,18A 表示バックライトインバータ制御部
19a 電源供給部
191 FET
19b 表示バックライト外部制御回路
192 AND回路
193 選択回路
20 バッファ回路
21,22,23,24 COM通信部
25,25A バス
31,51 人感センサ
32 決済端末
33 バーコードリーダ
34 プリンタ

Claims (5)

  1. 駆動制御のための信号に応じて駆動を行う駆動手段と、
    前記駆動手段を駆動制御する駆動制御手段と、
    前記駆動手段の駆動のオン/オフを制御するための第1の駆動制御信号として機能する外部信号を出力する外部機器と通信するための通信手段と、
    前記通信手段に接続され、前記外部機器が接続可能であるとともに、当該外部機器に接続される信号線を分岐するバッファ回路と、
    前記駆動手段の駆動のオン/オフを制御するための第2の駆動制御信号を生成する駆動制御信号生成手段と、を備え、
    前記駆動制御手段は、
    前記バッファ回路により分岐された信号線に接続され、前記駆動制御信号生成手段により生成された前記第2の駆動制御信号と、前記分岐された信号線を介して入力される前記第1の駆動制御信号として機能する前記外部信号と、を論理積して前記駆動手段に出力するAND回路を備える駆動制御装置。
  2. 前記駆動手段に電源信号を出力して電源供給を行う電源供給手段を備え、
    前記駆動制御信号生成手段は、少なくとも前記駆動手段へ電源信号が入力されている状態においてハイにされる前記第2の駆動制御信号を生成する請求項1に記載の駆動制御装置。
  3. 前記外部機器は、人感センサ、照度センサ又は音センサである請求項1又は2に記載の駆動制御装置。
  4. 前記駆動手段は、液晶表示手段のバックライトを駆動するインバータ、スピーカのアンプ、又はHDDのモータである請求項1から3のいずれか一項に記載の駆動制御装置。
  5. 前記駆動制御手段は、
    前記AND回路の出力端子と、前記駆動制御信号生成手段の前記第2の駆動制御信号の出力端子と、を切り替えて前記駆動手段の入力端子に接続する選択回路を備える請求項1から4のいずれか一項に記載の駆動制御装置。
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