JP5368853B2 - 作業機 - Google Patents

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Description

本発明は、作業機に関する。
従来、動力散布機やエンジンブロワ等の作業機が利用されている。このような作業機では、圧送空気と、該圧送空気が通るボリュートの内壁やボリュートに取り付けられる風管の内壁とが摩擦するので、空気が乾燥している時など特に作業機(例えばボリュートや風管)に静電気が帯電してしまいやすい。このような場合、作業者が作業機に接触することにより、作業機に溜まった多量の静電気が一気に作業者に流れ、作業者が不快な思いをしてしまうおそれがある。
ここで、作業機では、ボリュートや風管に溜まった静電気の一部は、ボリュートに取り付けられたエンジンに伝達される。そこで、従来、エンジンを介してボリュートや風管に帯電する静電気を除電する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1の技術では、ハンドルの表面に接地線体を這わせるとともに、この接地線体の一端側をハンドルの内部に引き入れ、アクセル操作用のワイヤに接触させている。これにより、特許文献1の技術では、接地線体がハンドルと共に作業者に握られることとなるので、作業中においては、エンジンに帯電する静電気、ひいてはボリュートや風管に帯電する静電気が常にアクセル操作用のワイヤおよび接地線体を介して作業者から放電されることとなる。そのため、特許文献1の技術では、作業中に作業機に多量の静電気が溜まることを防ぐことができ、作業者が作業機と接触した際に、作業機から作業者に大量の静電気が一気に流れてしまうことを防ぐことができる。
特開2001−73793号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、ハンドルを介して作業機に帯電する静電気を放電するため、作業者がハンドルを握らない場合には、作業機に帯電する静電気を除電することができないという問題がある。
本発明の目的は、確実に作業機に帯電する静電気を除電することができる作業機を提供することにある。
本発明の請求項1に係るエンジン操作装置は、エンジンと、前記エンジンに接続された作業装置と、前記エンジンの出力を操作するためのスロットルレバーと、前記スロットルレバーが設けられるエンジン操作装置とを備え、前記スロットルレバーは、前記エンジンに導電接続されているとともに、作業者に操作されるレバー本体と、前記レバー本体から前記エンジン操作装置のケース内部に突出する導電突起とを備え、前記ケース内部には、前記エンジンに導通する導電線が配置され、前記導電線と前記導電突起とは、導電性のばね部材により接続されていることを特徴とする。
本発明の請求項2に係るエンジン操作装置は、請求項1に記載の作業機において、前記エンジン操作装置は、前記エンジンを停止させるスイッチ機構を備え、前記スイッチ機構は、前記導電線と、前記エンジンの点火コイル側に接続され、前記導電線と接触されることにより前記エンジンを停止させる停止線とを備えていることを特徴とする。
本発明の請求項3に係るエンジン操作装置は、請求項1または請求項2に記載の作業機において、前記作業装置には、右手操作用の作業具が設けられ、当該作業機は、左手操作用のエンジン操作装置を備え、前記スロットルレバーは、前記エンジン操作装置に設けられていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、エンジン操作のために作業者が必ず触れることとなり、かつ触れる頻度も多いスロットルレバーをエンジンと導電接続したので、ハンドルに前述した接地線体等の導電部を設ける場合に比べ、該スロットルレバーおよび作業者を介して確実にエンジンに溜まった静電気を放電し、除電することができる。従って、作業者が作業機に接触した際に、作業者に多量の静電気が一気に流れ、作業者が不快な思いをしてしまうことを確実に防止することができる。
また、請求項1の発明によれば、スロットルレバーのレバー本体の導電突起と、エンジンに導通する導電線とが導電性のばね部材により接続されているので、レバー本体が回動することにより該レバー本体と一体の導電突起が回動しても、ばね部材が変形することにより確実に導電突起と導電線とを導電接続することができ、ひいてはレバー本体とエンジンとを確実に導電接続することができる。
請求項2の発明によれば、スイッチ機構の導電線(アース線)を利用してスロットルレバーとエンジンとを導電接続するので、部品点数を低減することができ、製造コストを低減できる。
右手で作業具を操作し、左手でエンジン操作装置を操作する作業機の場合、作業者がエンジン操作装置のハンドル部やケース部分にあまり触れず、必要な時に左手でスロットルレバーのみに触れてエンジン操作を行うことが多い。このような作業機において、エンジン操作装置のハンドル部やケース部分にエンジンと導電接続する導電部を設けた場合、ハンドル部やケース部分を作業者があまり握らないために、エンジンに静電気が非常に溜まりやすい。
しかしながら、請求項3の発明によれば、このような作業機であっても、エンジン操作のために作業者が必ず触れることとなり、かつ触れる頻度も多いスロットルレバーをエンジンと導電接続したので、該スロットルレバーおよび作業者を介して確実にエンジンに溜まった静電気を放電することができる。
〔エンジンブロワの全体構成〕
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係る作業機としてのエンジンブロワ1を背面側から見た斜視図、図2は、エンジンブロワ1を前方側から見た斜視図である。
エンジンブロワ1は、図1および図2に示すように、フレーム2と、フレーム2に支持されたブロワ本体3と、ブロワ本体3に接続された図示しない風管とを備えている。
フレーム2は、背負いベルトが取り付けられて使用者の背中に当接する背当て部21と、背当て部21下部から背当て部21に直交する方向に延びた架台部22とを備え、側面視L字状に形成されている。背当て部21の側部には操作ハンドル4(図2)が回動自在に取り付けられている。作業時には、この操作ハンドル4を前方側(図2中左側)に倒し、当該操作ハンドル4を操作することで、ブロワ本体3のエンジン31の出力操作を行う。
ブロワ本体3は、エンジン31と、エンジン31により駆動される図示しないファンと、エンジン31が背面側に取り付けられるとともにファンを収容するボリュートケース32と、燃料タンク33と、燃料タンク33からの燃料および吸入空気により混合気を生成するキャブレタ34(図2)と、排気ガスを消音しながら外部へ排出するマフラー35とを備えている。このようなブロワ本体3は、ボリュートケース32下に設けられた左右の防振ゴム36A,36Bを介して架台部22に支持されているとともに、ボリュートケース32上部に設けられた図示しない防振部材を介して背当て部21に連結されており、フレーム2に対して3点で支持されている。このようなブロワ本体3では、エンジン31によりファンが駆動され、ファンにより圧送空気が生成されると、圧送空気は、ボリュートケース32から当該ボリュートケース32に接続された風管に送られ、風管から外部へ噴出することとなる。なお、本実施形態では、エンジン31により駆動されるファン、ファンを収容するボリュートケース32、およびボリュートケース32に取り付けられる風管を備えて、エンジン31に接続される作業装置が構成されている。
〔操作ハンドルの全体構成〕
以下、本実施形態の最も特徴的な部分であるハンドル本体部4Aについて詳述する。
図3は、ハンドル本体部4Aを示す斜視図、図4は、ハンドル本体部4Aを示す平面図である。
操作ハンドル4の先端部には、図3および図4に示すように、左手操作用のエンジン操作装置としてハンドル本体部4Aが設けられている。このハンドル本体部4Aのケース400は、基端部が背当て部21に回動自在に取り付けられるケース本体41と、このケース本体41の先端部に取り付けられた蓋体42とから構成されている。
このようなハンドル本体部4Aには、エンジン31の出力を操作するためのスロットルレバー5と、緊急時にエンジン31を停止させるためのオフスイッチ6Aとが設けられている。これにより作業者は、通常時には、操作ハンドル4を左手で把持しながらスロットルレバー5を操作してエンジン31の出力を操作することができ、緊急時にはオフスイッチ6Aを操作することでエンジン31を緊急停止させることができる。そして、作業者は、左手で操作ハンドル4を操作してエンジン31の出力を操作しつつ、右手で風管を所望の方向に向け、該方向に風管から空気を噴出させることにより落ち葉等の清掃作業を行う。
〔ハンドル本体部内の構成〕
図5は、ハンドル本体部4Aの内部を示す平面図、図6は、ハンドル本体部4Aの要部を示す図5のA−A線断面図である。なお、図5および図6は、スロットルレバー5が、エンジン31をアイドリング状態にするアイドリング操作位置にある状態を示している。
ハンドル本体部4A内には、スロットルレバー5の構成要素である導電突起51およびブラケット52と、リンク部材7と、オフスイッチ6Aおよびスイッチ部62を有するスイッチ機構6とが設けられている。
〔スロットルレバーの構成〕
スロットルレバー5は、レバー本体50と、導電突起51と、ブラケット52とを備えている。
レバー本体50は、作業者が操作する部分であり、導電性を有する樹脂から形成されている。このレバー本体50は、回動中心となるレバー軸部501(図6)を備えている。本実施形態では、このレバー本体50を第1回転方向である反時計方向に回動させることで、キャブレタ34のスロットルバルブを開けることができ、レバー本体50を第2回転方向である時計方向に回動させることで、スロットルバルブを閉めることができるようになっている。
導電突起51は、レバー本体50と一体に形成され、レバー本体50と一体に回動するとともに導電性を有する。この導電突起51は、レバー本体50から突出し、ケース本体41に形成された湾曲トラック孔411を介してハンドル本体部4A内に配置されている。
図7は、ブラケット52を示す斜視図である。以下、ブラケット52について図5〜図7を参照しながら説明する。
ブラケット52は円板状に形成されている。このブラケット52の中心部には、当該ブラケット52の面外方向に突出するブラケット軸部521が形成されている。ブラケット軸部521は、レバー軸部501にボルト53止めされており、これによりブラケット52は、レバー本体50と一体に回動する。また、ブラケット52の底部分には、径方向に突出した突出板部522が形成されている。この突出板部522の周方向一端側にはばね係合部523が形成され、周方向他端側には係合突起部524が形成されている。
ばね係合部523には、ブラケット軸部521に嵌められたプレートスプリング525の一端側が係止されている。
係合突起部524は、リンク部材7と係合してリンク部材7を反時計方向に回動させる。
〔リンク部材の構成〕
図8は、リンク部材7を示す斜視図である。以下、リンク部材7について図5、図6、図8を参照しながら説明する。
リンク部材7は、ボス部71と、リンク突起部72と、当接体73と、補強部74とを備えている。
ボス部71は、ブラケット軸部521に嵌め込まれている。これによりリンク部材7は、ブラケット52上で回動可能に設けられている。
リンク突起部72は、ボス部71からせり上がっているとともに径方向外側に突出している。後述するが、このリンク突起部72がオフスイッチ6Aのスイッチ突起部61に押圧されることにより該リンク部材7が反時計方向に回動し、スロットルバルブが開くこととなる。このリンク突起部72とブラケット52の係合突起部524との間には、スイッチ突起部61が図5中、下方まで移動し、リンク突起部72を反時計方向に回動させた際に、リンク突起部72が係合突起部524に接触して該係合突起部524を押圧することがないように、所定の隙間Sが設けられている。
当接体73は、一端がキャブレタ34に接続されるワイヤ81(バゥンデンワイヤ)の他端が係合されるワイヤ係合部732と、ワイヤ係合部732およびボス部71を接続する架橋部731とを備えている。後述するが、この架橋部731がブラケット52の係合突起部524に押圧されることにより該リンク部材7が反時計方向に回動し、この回動がワイヤ81を介してキャブレタ34に伝わることによりスロットルバルブが開くこととなる。また、当接体73には、プレートスプリング525の他端側が係止される平面視U字状のばね係合部733が形成されている。
補強部74は、当接体73とリンク突起部72とを連結補強する。
〔スイッチ機構の構成〕
スイッチ機構6は、前述したように、オフスイッチ6Aと、スイッチ部62とを備えている。
図9は、オフスイッチ6Aを示す斜視図である。
オフスイッチ6Aは、操作部60と、操作部60から突出するスイッチ突起部61と、スイッチ突起部61に形成されてオフスイッチ6Aのケース400からの抜けを防止する抜け止め部611とを備えている。スイッチ突起部61は、抜け止め部611よりも先端側に位置する中間部61Aでリンク突起部72を押圧する。
図5および図6に戻り、スイッチ部62は、アース片621と、第1スイッチ片622とを備えている。
アース片621は、金属板であり、ワイヤ623を介してエンジンブロック等に接続され、接地されている。このアース片621は、基端部から二手に分かれており、一方は、スイッチ突起部61の側方に延出する第2スイッチ片624となっており、他方は、ケース本体41の上面に沿って延出し、導電突起51に接触する導電片625となっている。本実施形態では、ワイヤ623および第2スイッチ片624から導電線(アース線)が構成される。
導電片625は、先端側が導電突起51側に折曲したばね部材となっており、レバー本体50が回動することにより導電突起51が回動しても常に導電突起51と接触するようになっている。これにより、本実施形態では、導電性を有するレバー本体50が、導電突起51、導電片625、およびワイヤ623を介してエンジン31(エンジンブロック)に導電接続されることとなる。
このように本実施形態では、エンジン31操作のために作業者が必ず触れることとなり、かつ触れる頻度も多いレバー本体50とエンジン31とを導電接続したので、ケース400に導電部を設ける場合に比べ、レバー本体50および作業者を介して確実にエンジン31に溜まった静電気を放電することができる。従って、ケース400に導電部を設ける場合に比べ、作業者がエンジンブロワ1に接触した際に、作業者に多量の静電気が一気に流れ、作業者が不快な思いをしてしまうことを確実に防止することができる。
また、本実施形態のエンジンブロワ1は、右手で風管を操作し、左手でハンドル本体部4Aを操作することとなるが、このような作業機の場合、特に必要な時に左手でレバー本体50のみに触れてエンジン31操作を行うことが行われやすいので、本実施形態のような作業機において、レバー本体50とエンジン31とを導電接続することは、エンジン31に溜まった静電気を放電するのに非常に有効といえる。
また、導電突起51とワイヤ623とが、先端が折曲した導電片625により接続されているので、レバー本体50が回動することにより該レバー本体50と一体の導電突起51が回動しても、導電片625が変形することにより確実に導電突起51とワイヤ623とを導電接続することができ、ひいては、レバー本体50とエンジン31とを確実に導電接続することができる。
また、スイッチ機構6の第2スイッチ片624およびワイヤ623(導電線)を利用してレバー本体50とエンジン31とを導電接続したので、部品点数を低減することができ、製造コストを低減することができる。
第1スイッチ片622は、金属板であり、ワイヤ626を介してエンジン31の点火コイルの1次線(一次コイル側)に接続されている。この第1スイッチ片622は、基端部が固定され、スイッチ突起部61側に向かって延出している。スイッチ突起部61が下方に移動し、この第1スイッチ片622がスイッチ突起部61に押圧されて第2スイッチ片624と接触することにより、点火コイルの1次線が接地され、エンジン31が停止することとなる。この第1スイッチ片622およびワイヤ626から、第2スイッチ片624と接触することでエンジン31を停止させる停止線が構成される。
〔レバー本体およびスイッチ本体を動作させた際の各部の動き〕
以下、レバー本体50およびオフスイッチ6Aを動作させた際の各部の動きについて説明する。
まず、図5に示すように、レバー本体50をアイドリング操作位置に位置付けた状態でエンジン31を始動させる。
図10は、レバー本体50を反時計方向に回動させた際のハンドル本体部4Aの内部を示す平面図である。
レバー本体50をアイドリング操作位置から反時計方向に回動させると、図10に示すように、レバー本体50に固定されたブラケット52の係合突起部524が反時計方向に回動し、リンク部材7を、ワイヤ81による付勢力に抗して反時計方向に回動させる。従って、レバー本体50の回動量に応じてスロットルバルブが開くこととなる。なお、図10では、レバー本体50をスロットル全開操作位置まで回動させた状態を示している。
このようにレバー本体50を回動させる際には、レバー本体50の回動にあわせて導電突起51も回動することになるが、該導電突起51は、前述したように、導電片625に常に接触することとなるので、レバー本体50は、各部材51,625,623を介してエンジン31のシリンダブロックに導電接続され接地された状態となる。そのため、本実施形態では、エンジン31に帯電した静電気がレバー本体50および作業者を介して放電されることとなるので、エンジン31に静電気が溜まることを防ぐことができ、エンジンブロワ1に作業者が接触した際に、作業者に多量の静電気が一気に流れ、作業者が不快な思いをしてしまうことを防ぐことができる。
図11は、スイッチ突起部61を下方に移動させた際のハンドル本体部4Aの内部を示す平面図である。
レバー本体50がアイドリング操作位置にある図5の状態からスイッチ突起部61を下方に移動させると、図12に示すように、スイッチ突起部61により、点火コイルの1次線に導電接続する第1スイッチ片622が、エンジン31のシリンダブロックに導電接続する第2スイッチ片624側に押圧され、該第2スイッチ片624と接触するので、点火コイルの1次線が接地されてエンジン31が停止することとなる。このエンジン31を停止させるスイッチ突起部61(オフスイッチ6A)の位置を以降エンジン停止位置と記載する。
図12は、スイッチ突起部61をエンジン停止位置からさらに下方に移動させた際のハンドル本体部4Aの内部を示す平面図である。
スイッチ突起部61を前記エンジン停止位置からさらに下方に移動させると、図12に示すように、スイッチ突起部61がリンク突起部72を押圧することにより、リンク部材7が、アイドリング操作位置にあるレバー本体50とは独立して反時計方向に回動する。これによりスロットルバルブが所定量開き、新気が増えて混合気が希薄となることによりランオンが防止される。
ところでこの際、一端がブラケット52のばね係合部523に係止され他端が該リンク部材7のばね係合部733に係止されたプレートスプリング525は、リンク部材7の回動により引っ張られた状態となっている。そのため、この図12の状態からスイッチ突起部61を上方に移動させて初期位置に戻すと、該スイッチ突起部61の上方への移動に伴って、リンク部材7もプレートスプリング525の復元力により時計方向に付勢され、初期位置(図5)に戻ることとなる。
〔実施形態の変形〕
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記実施形態では、オフスイッチ6Aは直線的に移動可能に設けられていたが、オフスイッチ6Aはレバーとして構成され、回動可能に設けられていてもよい。
前記実施形態では、ハンドル本体部4Aにスロットルレバー5と、スイッチ機構6とが設けられていたが、ハンドル本体部4Aにスロットルレバー5のみが設けられていてもよい。
また、前記実施形態では、導電突起51とワイヤ623とは、先端が折曲した金属板である導電片625により接続されていたが、導電突起51とワイヤ623とは、例えばコイルばね等のばね部材により接続されていてもよい。
前記実施形態では、本発明はエンジンブロワ1に適用されていたが、本発明は、刈払機や動力散布機、動力噴霧機等の作業機にも適用することができる。
本発明は、エンジンブロワ等の作業機に利用することができる。
本発明の一実施形態に係るエンジンブロワを背面側から見た斜視図。 エンジンブロワを前方側から見た斜視図。 操作ハンドルを示す斜視図。 ハンドル本体部を示す平面図。 ハンドル本体部の内部を示す平面図。 ハンドル本体部の要部を示す図5のA−A線断面図。 ブラケットを示す斜視図。 リンク部材を示す斜視図。 オフスイッチを示す斜視図。 レバー本体を開方向に回動させた際のハンドル本体部の内部を示す平面図。 スイッチ突起部を下方に移動させた際のハンドル本体部の内部を示す平面図。 スイッチ突起部をより下方に移動させた際のハンドル本体部の内部を示す平面図。
1…エンジンブロワ(作業機)、3…ブロワ本体(作業装置)、4A…ハンドル本体部(エンジン操作装置)、5…スロットルレバー、6…スイッチ機構、51…導電突起、400…ケース、622…第1スイッチ片(停止線)、623…ワイヤ(導電線)、625…導電片(ばね部材)、626…ワイヤ(停止線)。

Claims (3)

  1. エンジンと、
    前記エンジンに接続された作業装置と、
    前記エンジンの出力を操作するためのスロットルレバーと
    前記スロットルレバーが設けられるエンジン操作装置とを備え、
    前記スロットルレバーは、前記エンジンに導電接続されているとともに、作業者に操作されるレバー本体と、前記レバー本体から前記エンジン操作装置のケース内部に突出する導電突起とを備え、
    前記ケース内部には、前記エンジンに導通する導電線が配置され、
    前記導電線と前記導電突起とは、導電性のばね部材により接続されている
    ことを特徴とする作業機。
  2. 請求項1に記載の作業機において、
    前記エンジン操作装置は、前記エンジンを停止させるスイッチ機構を備え、
    前記スイッチ機構は、前記導電線と、前記エンジンの点火コイル側に接続され、前記導電線と接触されることにより前記エンジンを停止させる停止線とを備えている
    ことを特徴とする作業機。
  3. 請求項1または請求項2に記載の作業機において、
    前記作業装置には、右手操作用の作業具が設けられ、
    当該作業機は、左手操作用のエンジン操作装置を備え、
    前記スロットルレバーは、前記エンジン操作装置に設けられている
    ことを特徴とする作業機。
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