JP5365690B2 - 霧化ユニット及びそれを備えた霧化器 - Google Patents

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Description

本発明は、霧化ユニットに関し、詳細には、液体を霧化させる振動膜と、その振動膜へ給液を行う液体供給部とを備える霧化ユニット及びそれを備える霧化器に関する。
従来、例えば下記の特許文献1などにおいて、圧電振動子を用いた霧化器が種々提案されている。特許文献1に記載されている霧化器の一部分の略図的断面図を図9に示す。
図9に示すように、霧化器100は、圧電振動子101に一端部が固定されており、図示しない複数の貫通孔が形成されている振動板102を備えている。また、霧化器100には、この振動板102に液体を供給する手段として、給液構造103が設けられている。給液構造103は、液体を振動板102の近傍まで吸い上げるガラス管104と、ガラス管104の振動板102側の端部を被覆する親水性樹脂膜105とを有する。霧化器100では、この親水性樹脂膜105が設けられていることにより、ガラス管104によって振動板102の近傍まで吸い上げられた液体が振動板102に接触する。このため、振動板102に対して液体を効率的に供給できると共に、高い液体供給能力を長期間にわたって維持することができる。
特開平5−329411号公報
しかしながら、霧化器100では、親水性樹脂膜105が設けられているといえども、ガラス管104の先端部が振動板102の極近傍の正確な位置するように、ガラス管104を固定する必要があった。詳細には、ガラス管104の先端から振動板102までのギャップが大きすぎると給液が十分に行われなくなり、一方、ガラス管104の先端から振動板102までのギャップが小さすぎるとガラス管104の先端が振動板102に接触するおそれがあった。ガラス管104が振動板102に接触すると、ガラス管104や振動板102が損傷するおそれがある。従って、ガラス管104を高い位置精度で霧化器100に組み付ける必要があった。
さらに、ガラス管104と振動板102との相対的位置関係が経時的にずれないように圧電振動子101やガラス管104を強固に組み付ける必要もあった。従って、霧化器100の製造が困難であるという問題があった。
本発明の目的は、液体を霧化させる振動膜と、その振動膜への給液を行う液体供給部とを備え、製造が容易な霧化ユニット及びそれを備える霧化器を提供することにある。
本発明によれば、中央部の霧化領域に貫通孔が形成されている振動膜と、前記振動膜が取り付けられており、前記振動膜を振動させる圧電体とを有する圧電振動子と、前記霧化領域に対向するように配置されており、前記圧電振動子に直接または間接的に固定されている弾性膜と、前記振動膜の前記霧化領域とギャップを介して対向するように前記弾性膜により支持されており、前記霧化領域に液体を供給する第1の液体供給部とを有する霧化ユニットと、前記霧化ユニットが取り付けられており、かつ、前記液体が貯留される貯留部が形成されている霧化器本体と、前記貯留部に貯留されている液体を前記第1の液体供給部に供給する第2の液体供給部とを備え、前記弾性膜は、前記圧電振動子が取り付けられている部分の外側に位置する取り付け部を有し、前記霧化ユニットは、前記取り付け部において前記霧化器本体に取り付けられており、前記弾性膜の前記取り付け部の前記圧電振動子が取り付けられている部分側の端部には、開口が形成されている、霧化器が提供される。
本発明に係る霧化のある特定の局面では、第1の液体供給部は、毛細管現象により液体を供給する部材である。
本発明に係る霧化の他の特定の局面では、圧電体は、円筒状に形成されており、振動膜は、圧電体の軸方向における一方側の端部に取り付けられている。この構成によれば、振動膜の振動効率を高めることができるため、消費電力を低くし得る。
本発明に係る霧化の別の特定の局面では、圧電体は、第1及び第2の主面を有し、中央部に開口が形成されている円板状に形成されており、圧電振動子は、圧電体の第1の主面に設けられている第1の電極と、圧電体の第2の主面に設けられている第2の電極とを有し、振動膜は、霧化領域が圧電体の開口に対応して位置するように圧電振動子の第1の電極の上に取り付けられている。
本発明に係る霧化器の別の特定の局面では、弾性膜に形成されている開口は、弾性膜の圧電振動子が取り付けられている部分に沿った細長形状を有する。この構成によれば、圧電振動子が霧化器本体により、さらに拘束されにくくなるため、霧化器本体に取り付けられることによる圧電振動子の振動効率の劣化をさらに効果的に抑制することができる。
本発明に係る霧化器のさらに他の特定の局面では、弾性膜に形成されている開口が、相互に間隔をあけて複数形成されており、隣り合う開口の間に、弾性膜の圧電振動子が取り付けられている部分と取り付け部とを接続する架橋部が形成されている。この構成によれば、圧電振動子が霧化器本体により、よりさらに拘束されにくくなるため、霧化器本体に取り付けられることによる圧電振動子の振動効率の劣化をよりさらに効果的に抑制することができる。
本発明では、第1の液体供給部と振動膜との両方が弾性膜により支持されているため、振動膜に対する第1の液体供給部の高精度な位置決めが容易であり、よって、本発明の霧化ユニットは製造が容易である。
また、弾性膜の弾性により、第1の液体供給部が変位可能であるため、振動膜と第1の液体供給部との接触が抑制される。さらに、振動膜と第1の液体供給部との接触が抑制されることにより、第1の液体供給部により振動膜の振動が阻害されることを抑制することができる。従って、高い霧化効率を実現することができる。
図1は、第1の実施形態の霧化器の略図的分解斜視図である。 図2は、第1の実施形態の霧化器の略図的断面図である。 図3は、弾性板及び圧電振動子の略図的平面図である。 図4は、振動膜の一部分を拡大して示す略図的断面図である。 図5は、圧電振動子の円筒呼吸振動の態様を説明するための模式図である。 図6は、第2の実施形態の霧化器の略図的断面図である。 図7は、第3の実施形態の霧化器の略図的断面図である。 図8は、第3の実施形態における振動膜の一部分を拡大して示す略図的断面図である。 図9は、特許文献1に記載されている霧化器の一部分の略図的断面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の具体的な実施形態の一例を説明することにより、本発明を明らかにする。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態の霧化器の略図的分解斜視図である。図2は、本実施形態の霧化器の略図的断面図である。図1及び図2に示すように、霧化器1は、霧化部材30と、霧化器本体10と、液体供給部20とを備えている。なお、本実施形態では、霧化部材30は、後述する第1の液体供給部20aと共に霧化ユニット29を構成している。
霧化器本体10は、例えば、合成樹脂、金属、セラミック、ガラス、紙などにより形成することができる。図2に示すように、霧化器本体10の内部には、貯留部11が形成されている。貯留部11には、霧化対象となる液体12が貯留される。なお、液体12は、特に限定されない。液体12の具体例としては、例えば、水、水溶液、アルコールや石油類などの有機溶媒などが挙げられる。液体12は、例えば、芳香剤、消臭剤、殺虫剤、防虫剤、香水、化粧水などであってもよい。
霧化器本体10の上には、弾性膜15を介して霧化ユニット29が取り付けられている。もっとも、霧化ユニット29は、霧化器本体10に直接取り付けられていてもよい。
図1及び図2に示すように、霧化部材30は、円筒状の圧電振動子31と、振動膜40とを備えている。図2に示すように、圧電振動子31は、円筒状の圧電体32を備えている。圧電体32は、圧電材料からなるものである。圧電体32を形成するための圧電材料は特に限定されない。圧電材料の具体例としては、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)系セラミックなどが挙げられる。なお、圧電体32の寸法は特に限定されない。圧電体32の寸法は、例えば、内径:10mm、外径:12mm、高さ:3.5mmとすることができる。
圧電体32の内周面には、第1の電極33が形成されている。一方、圧電体32の外周面には、第2の電極34が形成されている。そして、圧電体32は、例えば、3kV/mm程度の電圧を第1及び第2の電極33,34間に印加することにより、圧電体32の半径方向に分極されている。このため、圧電振動子31は、第1及び第2の電極33,34間に交流電圧が印加されると、圧電体32の径方向に振動(以下、「円筒呼吸振動」と称呼する。)する。この円筒呼吸振動は、d31モード及びd33モードの少なくとも一方によるものであり、具体的には、図5に示すような態様の振動である。すなわち、図5(a)〜(c)に示すように、電圧が印加されると、圧電効果により、円筒状の圧電体32が拡径と縮径とを繰り返す。これに伴い、振動膜40が上下方向zに振動する。
なお、図5に示す円筒呼吸振動の態様は、一例である。円筒呼吸振動の態様は、円筒呼吸振動の周波数によって変化することがある。具体的には、図5に示す態様では、圧電振動子31の振動膜40とは反対側の部分が縮径したときに振動膜40が凹状に変位する例が示されている。しかしながら、周波数によっては、圧電振動子31の振動膜40とは反対側の部分が縮径したときに振動膜40が凸状に変位する場合もある。すなわち、円筒呼吸振動の周波数によって振動膜40の振動の位相が180°ずれることがある。
このように、本実施形態では、円筒状の圧電体32の円筒呼吸振動によって振動膜40の膜振動が励起される。このため、例えば、円板状の圧電体の横効果により振動膜の膜振動を励起させる場合と比較して、高い効率で振動膜40の膜振動を励起させることができる。従って、高い霧化効率を実現することができる。その結果、霧化器1の消費電力を低くすることができる。換言すれば、同じ消費電力で、振動をより大きくすることができる。この振動の増大によって霧化可能な貫通孔43の配置面積が大きくなり、貫通孔43の数量を多くできるため、より多くの噴霧量を得ることができる。さらに、霧滴をより遠くまで飛ばすことができる。
具体的には、例えば、横効果で振動する圧電体を用いた霧化器では、霧化電圧が20Vpp程度であるのに対して、本実施形態の円筒呼吸振動する圧電体32を用いた霧化器1では、霧化電圧を例えば10Vpp程度にまで低くし得る。また、横効果で振動する圧電体を用いた霧化器では、消費電力が10mW程度であったのに対して、円筒呼吸振動する圧電体32を用いた霧化器1では、消費電力を1mW以下にまで小さくし得る。この結果からも、上述のように、円筒呼吸振動する弾性体を用いることで、高い霧化効率及び低い消費電力を実現できることがわかる。
また、本実施形態では、液体供給部20は、振動膜40の圧電振動子31が設けられている側の面に対して液体12を供給する。換言すれば、振動膜40の霧が発散する側とは反対側の面に液体供給部20が配置されている。従って、霧の発散が圧電振動子31によって阻害されないため、霧の発散角度を大きくすることができ、より広い領域に噴霧することができる。
なお、圧電体32の振動は、自励振であってもよいし、他励振であってもよい。但し、他励振の場合は、圧電振動子31の表面に液体が付着すると共振周波数が変動するため、周波数を追従させるための補償回路が必要となる。従って、圧電体32の振動は、自励振であることが好ましい。
また、圧電体32に印加する電圧の波形は、例えば、サイン波、ノコギリ波、方形波などであってもよい。中でも、圧電体32に印加する電圧の波形は、方形波であることが好ましい。方形波を圧電体32に印加することにより、より高い霧化効率を得ることができるからである。また、霧化のオン/オフの制御は、圧電体32に印加する電圧をオン/オフすることにより行うが、圧電体32に印加する電圧の波形をAM変調やFM変調するようにしてもよい。
第1及び第2の電極33,34は、圧電体32に電圧を印加可能であれば特に限定されない。第1及び第2の電極33,34は、例えば、Ag、Al、Cu、Au、Pt、Ni、Snなどの金属やCr/Ni合金、Cu/Ni合金などの合金により形成することができる。
なお、第1及び第2の電極33,34の耐水性が低い場合は、第1及び第2の電極33,34の表面に保護膜を形成してもよい。特に、第2の電極34の表面には、保護膜を設けておくことが好ましい。第2の電極34の表面に霧が付着した場合のキャビテーションエロージョンに起因する第2の電極34の劣化を抑制できるためである。保護膜は、第1及び第2の電極33,34よりも耐水性の高いものであれば特に限定されない。保護膜は、例えば、シリコーン樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂などの弾性樹脂などにより形成することができる。
第1及び第2の電極33,34の形成方法としては、例えば、スパッタ法や蒸着法などの薄膜形成方法や、導電性ペーストを用いた方法などが挙げられる。
図1及び図2に示すように、圧電体32の軸方向Aにおける一方側の開口部32aには、開口部32aを覆うように振動膜40が取り付けられている。詳細には、本実施形態では、振動膜40は、圧電体32の軸方向Aにおける一方側の端面32bに取り付けられている。但し、振動膜40は、圧電体32の外部に設けられている必要は必ずしもない。振動膜40は、圧電体32の内部、すなわち円筒状の圧電体32の中空部に設けられていてもよい。すなわち、振動膜40は、圧電体32の内周面に対して取り付けられていてもよい。なお、振動膜40の厚さは、特に限定されないが、例えば、0.5mm程度とすることができる。
振動膜40は、圧電体32が振動することにより、上下方向zに振動する膜である。振動膜40は、上下方向zに振動可能な膜である限りにおいて特に限定されないが、圧電振動子31の振動に伴って1次モード(基本モード)で主として振動する膜であることが好ましい。この場合、振動膜40の変位量を大きくすることができる。よって、振動膜40の霧化可能領域を大きくすることができる。従って、後述する貫通孔43の数量を広い領域にわたって多くすることができ、霧化効率及び霧化可能量を高めることができる。
なお、振動膜40の材質は特に限定されないが、振動膜40は、例えば、樹脂、セラミック、金属などの材料により形成することができる。なかでも、振動膜40は、セラミックにより形成されていることが好ましい。これによれば、振動膜40を厚くし得るので、振動膜40の支配的な振動モードを1次モードにすることが容易となる。
具体的には、本実施形態では、振動膜40は、圧電振動子31の端部に取り付けられている膜本体41と、膜本体41とは別体の貫通孔被形成部材42とによって構成されている。膜本体41の中央部には、開口41aが形成されており、貫通孔被形成部材42は、その開口41aに取り付けられている。
貫通孔被形成部材42の形状は特に限定されないが、例えば、直径:4.9mm、厚さ0.5mm程度とすることができる。なお、本実施形態では、膜本体41に形成されている開口41aは、貫通孔被形成部材42の直径よりも小さく形成されており、その開口41aに貫通孔被形成部材42が押し込まれることにより貫通孔被形成部材42が膜本体41に固定されている。もっとも、貫通孔被形成部材42の膜本体41への固定方法は特に限定されず、例えば、金属製の貫通孔被形成部材42と、セラミック製の膜本体41との固定は、例えば、ろう付けや半田付けなどにより行うことができる。この場合、ろう付けや半田付けの前に、膜本体41にメッキ処理を施してもよい。また、貫通孔被形成部材42が剛性の低い樹脂フィルムなどにより形成されている場合は、接着剤などにより貫通孔被形成部材42を膜本体41に接着したり、溶着したりしてもよい。
貫通孔被形成部材42には、貫通孔被形成部材42を厚み方向に貫通する複数の貫通孔(ノズル孔)43が形成されている。この貫通孔43は、液体12から霧を発生させるためのものである。図4に示すように、貫通孔43は、ザグリ穴部43aと、接続部43bと、拡径部43cとを有する。ザグリ穴部43aは、貫通孔被形成部材42の下面42aに開口している。ザグリ穴部43aは、下面42a側から上面42b側に向かって先細る形状に形成されている。ザグリ穴部43aの下端部は、接続部43bに接続されている。接続部43bは、略円柱状であり、ザグリ穴部43aの下端部と略同一の直径を有する。接続部43bの直径は、霧化対象となる液体12の粘度などに応じて適宜設定することができる。接続部43bの直径は、例えば、5〜20μm程度とすることができる。接続部43bの下端部は、拡径部43cに接続されている。拡径部43cは、直径が接続部43bよりも大きな円柱状に形成されている。なお、図2や、後述する図6においては、描画の便宜上、貫通孔43は、簡略的に円柱状に記載している。
上述の通り、本実施形態では、貫通孔43が、ザグリ穴部43aと、接続部43bと、拡径部43cとにより構成されている例について説明した。但し、貫通孔43の形状は、上記した本実施形態の形状に限定されず、例えば、テーパ状であってもよいし、円柱状などであってもよい。
膜本体41及び貫通孔被形成部材42は、同じ材料により形成されていてもよいし、異なる材料により形成されていてもよい。特に、貫通孔被形成部材42は、樹脂製であることが好ましい。貫通孔被形成部材42が樹脂製である場合、例えば、貫通孔被形成部材42がセラミック製である場合などと比較して、貫通孔43の形成が容易となるからである。
なお、貫通孔43の形成方法は、貫通孔43の寸法、貫通孔被形成部材42の材質などに応じて適宜選択することができる。貫通孔被形成部材42がセラミック製である場合は、貫通孔43は、例えばエレクトロフォーミング工法により形成することができる。また、貫通孔被形成部材42が樹脂製である場合は、貫通孔43は、例えば、グリーン−YAGレーザー、UV−YAGレーザー、エキシマレーザーなどの各種レーザーを用いて形成する方法、ケミカルエッチングにより形成する方法、プレス加工により形成する方法などにより形成することができる。
図1及び図2に示すように、圧電振動子31は、おさえプレート35によって霧化器本体10に取り付けられている弾性膜15に固定されている。弾性膜15は、振動膜40の下方において、振動膜40の貫通孔43が形成されている霧化領域40aを構成する貫通孔被形成部材42に対向するように配置されている。
なお、弾性膜15の材質は特に限定されない。弾性膜15は、例えば、ポリイミド樹脂やPET樹脂などの樹脂により形成することができる。
図1及び図3に示すように、弾性膜15は、円板状に形成されている。図2に示すように、弾性膜15の中央部15cには、第1の液体供給部20aが支持されている。第1の液体供給部20aは、弾性膜15の中央部15cに形成されている開口16を介して、後述する第2の液体供給部20bに接続されている。第1の液体供給部20aは、振動膜40の霧化領域40aとギャップ13を介して対向している。ギャップ13の距離は、ギャップ13に液体が充満されるように、液体の粘性などに応じて適宜設定することができる。ギャップ13の距離は、例えば、0.05mm〜0.8mm程度に設定することができる。
第1の液体供給部20aは、後述する第2の液体供給部20bによって供給された液体12をギャップ13を介して振動膜40に供給する機能を有している。第1の液体供給部20a及び第2の液体供給部20bは、例えば、毛細管現象により液体12を供給する部材であってもよい。具体的には、第1及び第2の液体供給部20a、20bは、例えば、毛細管現象を生じさせる繊維状の束、若しくは複数の板状の構造物などにより構成することができる。繊維状の束は、微細な隙間を有していてもよい。毛細管現象を生じさせる繊維状の束の具体例としては、例えば、フェルト、不織布、不織紙、キャピラリなどが挙げられる。第1及び第2の液体供給部20a、20bをフェルトや不織布、不織紙などの柔らかい部材により構成することにより、第1及び第2の液体供給部20a、20bと振動膜40との接触による振動膜40の振動阻害(霧化阻害)を低減することができ、さらには、第1及び第2の液体供給部20a、20bと振動膜40との接触による振動膜40の損傷が抑制される。
図1及び図3に示すように、圧電振動子31は、弾性膜15の第1の液体供給部20aが取り付けられている中央部15cの外側において固定されている。この弾性膜15の圧電振動子31が取り付けられている内側部15aの外側には、取り付け部15bが設けられている。霧化ユニット29は、この弾性膜15の取り付け部15bにおいて霧化器本体10に取り付けられている。
図3に示すように、取り付け部15bの内側部15a側の端部には、内側部15aに沿った弓形状の複数の開口17が周方向に沿って相互に間隔を開けて形成されている。これら複数の開口17によって、内側部15aと取り付け部15bとを接続する複数の架橋部18が形成されている。
図2に示すように、霧化器本体10には、第2の液体供給部20bが開口10aに挿入されることにより支持されている。第2の液体供給部20bの下端部は、貯留部11の下部にまで達している。一方、第2の液体供給部20bの上端は、弾性膜15の下端面に接している。この第2の液体供給部20bによって、上記の第1の液体供給部20aに、貯留部11内の液体12が供給される。本実施形態では、この第2の液体供給部20bと、上記の第1の液体供給部20aとによって、貯留部11内の液体12を振動膜40の下面側に供給する液体供給部20が構成されている。
振動膜40に供給された液体は、圧電振動子31の円筒呼吸振動に伴う振動膜40の振動により、貫通孔43を通過して霧となって発散する。
以上説明したように、本実施形態では、第1の液体供給部20aと振動膜40との両方が弾性膜15により支持されている。このため、振動膜40に対する第1の液体供給部20aの高精度な位置決めが容易である。従って、本実施形態の霧化器1は製造が容易である。
また、例えば、振動膜40が第1の液体供給部20a側に変形した場合であっても、第1の液体供給部20aが弾性を有する弾性膜15により支持されているため、振動膜40の変形と共に、第1の液体供給部20aも振動膜40の変形方向と同じ方向に変位する。従って、振動膜40と第1の液体供給部20aとの接触が効果的に抑制される。従って、振動膜40や第1の液体供給部20aの損傷を効果的に防止することができる。振動膜40の損傷をより効果的に抑制する観点からは、第1の液体供給部20aは、やわらかいフェルト、不織布、不織紙などにより構成されていることが好ましい。
また、振動膜40と第1の液体供給部20aとの接触が抑制されることにより、第1の液体供給部20aにより振動膜40の振動が阻害されることを抑制することができる。従って、高い霧化効率を実現することができる。
また、弾性膜15の固有振動数は、例えば1kHz程度であり、通常、圧電体32の駆動可能な振動数(圧電体32の固有振動数(例えば100kHz程度)及びその近傍)と較べて小さい。従って、本実施形態のように、圧電振動子31が弾性膜15によって支持されている場合であっても、圧電振動子31の振動は、弾性膜15に実質的に伝搬しない。このため、弾性膜15により支持されている第1の液体供給部20aが励振されることを抑制することができる。従って、第1の液体供給部20aにおける霧の発生を抑制することができる。よって、振動膜40に液体12が高効率に供給され、霧の噴霧量を増大させることができる。
また、圧電振動子31の振動が弾性膜15に伝達されないことから、圧電振動子31の振動は、霧化器本体10にも伝搬しない。また、圧電振動子31の振動は、霧化器本体10によって拘束されない。このため、霧化器本体10に取り付けられることによる圧電振動子31の振動効率の劣化を抑制することができる。従って、高い霧化効率を実現することができる。また、霧化器1の消費電力を低くすることができる。
また、本実施形態では、内側部15aと取り付け部15bとの間に開口17が形成されている。このため、圧電振動子31が霧化器本体10により、より拘束されにくくなる。よって、霧化器本体10に取り付けられることによる圧電振動子31の振動効率の劣化をより効果的に抑制することができる。なお、開口17を形成する替わりに、断面二次モーメントが異なる開口以外の構造を形成してもよいし、音響インピーダンスが異なる支持部材により圧電振動子31を支持してもよい。その場合であっても、開口17を形成する場合と同様に、圧電振動子31の振動を効果的に閉じ込めることができる。
さらに、本実施形態では、開口17が弾性膜15の圧電振動子31が取り付けられている内側部15aに沿った細長形状に形成されている。従って、圧電振動子31が霧化器本体10により、さらに拘束されにくくなる。よって、霧化器本体10に取り付けられることによる圧電振動子31の振動効率の劣化をさらに効果的に抑制することができる。
また、本実施形態では、隣り合う開口17の間の架橋部18によって内側部15aが取り付け部15bに接続されている。従って、圧電振動子31が霧化器本体10により、よりさらに拘束されにくくなる。よって、霧化器本体10に取り付けられることによる圧電振動子31の振動効率の劣化を、よりさらに効果的に抑制することができる。
以下、本発明を実施した好ましい形態の他の例について説明する。なお、以下の説明において、上記の第1の実施形態と実質的に共通の機能を有する部材を共通の符号で参照し、説明を省略する。
(第2の実施形態)
上記第1の実施形態では、円筒呼吸振動する圧電振動子31を用いる例について説明した。但し、本発明において、圧電振動子31は、振動膜40を振動させ得るものである限り特に限定されない。例えば、圧電振動子は、横効果で振動する円板状ものであってもよい。本実施形態では、横効果で振動する円板状の圧電振動子を有する霧化器の一例について、図6を参照しつつ説明する。
図6に示すように、本実施形態の霧化器1aは、上記の第1の実施形態の霧化器1と圧電振動子31の構成のみにおいて相違している。本実施形態では、圧電体32は、円板状に形成されている。圧電体32の中央部には、円形状の開口32eが形成されている。第1の電極33は、圧電体32の第1の主面32cの上に形成されている。一方、第2の電極34は、圧電体32の第2の主面32dの上に形成されている。振動膜40は、霧化領域40aが圧電体32の開口32eに対応して位置するように圧電振動子31の第1の電極33の上に取り付けられている。
本実施形態では、第1及び第2の電極33,34の間に交流電圧が印加されることにより、圧電体32が横効果で振動する。その結果、振動膜40が上下に振動し、霧化が行われる。
本実施形態の場合、圧電体32が円板状であるため、弾性膜15と振動膜40との間の距離を小さくし得る。従って、霧化器を小型化し得ると共に、振動膜40への液体12の供給効率を高めることができる。
(第3の実施形態)
図7は、第3の実施形態に係る霧化器の略図的断面図である。上記第1の実施形態では、振動膜40に対して、霧化器本体10側に圧電振動子31が配置されている例について説明した。但し、本発明は、この構成に限定されない。例えば、図7に示すように、圧電振動子31を、振動膜40に対して、霧化器本体10とは反対側に配置してもよい。本実施形態では、圧電振動子31と弾性膜15とは、スペーサ36を介して間接的に取り付けられている。これにより、圧電振動子31と弾性膜15との間の距離が一定に保持されている。なお、スペーサ36の材質は、特に限定されない。スペーサ36は、例えば、金属や樹脂、セラミックなどにより形成することができる。
このように、圧電振動子31と弾性膜15とがスペーサ36を介して間接的に取り付けられている場合、スペーサ36の寸法を変更することにより、振動膜40の振幅や、弾性膜15の特性などに応じて、圧電振動子31と弾性膜15との間の距離を自由に変更することができる。例えば、圧電振動子31と弾性膜15との間の距離を、圧電体32の長さ寸法よりも短くすることも可能となる。
図8は、振動膜の一部分を拡大して示す略図的断面図である。本実施形態では、図8に示すように、貫通孔43は、下面42aから上面42bに向かって半径が小さくなる略テーパ状に形成されている。そして、図7に示すように、貫通孔被形成部材42は、膜本体41に形成されているザグリ穴に接合されている。このように、ザグリ穴に貫通孔被形成部材42を接合することにより、貫通孔被形成部材42を膜本体41に対して強固に接合することができる。
また、本実施形態では、第1及び第2の電極33,34が接続されている引き出し電極50が設けられている。この引き出し電極50により、第1及び第2の電極33,34が外部に引き出されている。
1,1a…霧化器
10…霧化器本体
10a…開口
11…貯留部
12…液体
13…ギャップ
15…弾性膜
15a…内側部
15b…取り付け部
15c…中央部
16…開口
17…開口
18…架橋部
20…液体供給部
20a…第1の液体供給部
20b…第2の液体供給部
29…霧化ユニット
30…霧化部材
31…圧電振動子
32…圧電体
32a…開口部
32b…端面
32c…第1の主面
32d…第2の主面
32e…開口
33…第1の電極
34…第2の電極
35…おさえプレート
36…スペーサ
40…振動膜
40a…霧化領域
41…膜本体
41a…開口
42…貫通孔被形成部材
42a…下面
42b…上面
43…貫通孔
43a…ザグリ穴部
43b…接続部
43c…拡径部
50…引き出し電極

Claims (6)

  1. 中央部の霧化領域に貫通孔が形成されている振動膜と、前記振動膜が取り付けられており、前記振動膜を振動させる圧電体とを有する圧電振動子と、
    前記霧化領域に対向するように配置されており、前記圧電振動子に直接または間接的に固定されている弾性膜と、
    前記振動膜の前記霧化領域とギャップを介して対向するように前記弾性膜により支持されており、前記霧化領域に液体を供給する第1の液体供給部とを有する霧化ユニットと、
    前記霧化ユニットが取り付けられており、かつ、前記液体が貯留される貯留部が形成されている霧化器本体と、
    前記貯留部に貯留されている液体を前記第1の液体供給部に供給する第2の液体供給部とを備え
    前記弾性膜は、前記圧電振動子が取り付けられている部分の外側に位置する取り付け部を有し、前記霧化ユニットは、前記取り付け部において前記霧化器本体に取り付けられており、
    前記弾性膜の前記取り付け部の前記圧電振動子が取り付けられている部分側の端部には、開口が形成されている、霧化器。
  2. 前記第1の液体供給部は、毛細管現象により前記液体を供給する部材である、請求項1に記載の霧化
  3. 前記圧電体は、円筒状に形成されており、前記振動膜は、前記圧電体の軸方向における一方側の端部に取り付けられている、請求項1または2に記載の霧化
  4. 前記圧電体は、第1及び第2の主面を有し、中央部に開口が形成されている円板状に形成されており、前記圧電振動子は、前記圧電体の前記第1の主面に設けられている第1の電極と、前記圧電体の前記第2の主面に設けられている第2の電極とを有し、前記振動膜は、前記霧化領域が前記圧電体の開口に対応して位置するように前記圧電振動子の前記第1の電極の上に取り付けられている、請求項1または2に記載の霧化
  5. 前記弾性膜に形成されている開口は、前記弾性膜の前記圧電振動子が取り付けられている部分に沿った細長形状を有する、請求項に記載の霧化器。
  6. 前記弾性膜に形成されている開口が、相互に間隔をあけて複数形成されており、隣り合う前記開口の間に、前記弾性膜の前記圧電振動子が取り付けられている部分と前記取り付け部とを接続する架橋部が形成されている、請求項に記載の霧化器。
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