JP5363960B2 - 空調管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、居住ゾーンへの入退室管理システムと連動して居住ゾーンの空調を管理する空調管理システムに関する。
従来、ビル等、人が居住するゾーン(居住ゾーン)を有する建造物を管理するため、居住ゾーンへの人の入退室を管理する入退室管理システムや、居住ゾーンの空調を管理する空調管理システムが知られている。
居住ゾーンへの入退室管理システムとしては、例えば、カードリーダで読み取った個人情報に基づいて入室可否を判断するシステムや、アンチパスバックシステム(入室情報がない場合に、退室許可されないシステム)が知られている。
さらに、居住ゾーンへの入室情報に基づいて居住ゾーンの在室人数や在室時間を管理する入退室管理システムも知られている。
また、空調管理システムとしては、例えば、複数の居住ゾーンに個別に備わる空調機を中央監視装置で集中制御し、各居住ゾーンの温度等を管理するシステムが知られている。
このような空調管理システムでは、居住ゾーンの温度を、利用者が例えばリモコンを使用して空調機に設定する設定温度に維持するように空調コントローラが各空調機を制御している。
さらに、近年は、空調管理システムにも省エネルギが要求されることから、例えば、特許文献1には、セーブ運転スイッチの操作によって温度設定可能範囲に上限値と下限値を設定することができ、利用者が、暖房運転時には居住ゾーンの温度を高めに設定できず冷房運転時には低めに設定できないようにして空調機を省エネルギ運転する技術が開示されている。
また、例えば特許文献2には、ゾーン(居住ゾーン)内の人数(居住人数)に応じて当該ゾーンの温度を制御する技術が開示されている。特許文献2に開示される技術によると、ゾーン内の在室人数が多いときには強めの空調とし、ゾーン内の人数が少ないときには弱めの空調とすることで、特にゾーン内の人数が少ないときに空調機を省エネルギ運転することができる。
また、例えば特許文献3には、室外の温度と室内の温度に基づいて設定温度に制限を加えて空調機の運転を制御する技術が開示されている。特許文献3に開示される技術によると、室外及び室内の温度に基づいて、空調が最低限必要となる環境を判定できる。したがって、空調が必要な環境で空調機を運転することで、省エネルギの効果を高めることができる。
特開2002−61932号公報 特開2009−24404号公報 特開2003−279112号公報
しかしながら、例えば特許文献2に開示される技術では、ゾーンの人数が多いときはゾーン内の利用者が操作しなくても(利用者が空調を強めることを必要としない場合も)自動的に空調を強めにすることから、ゾーンの人数が多いときは、空調機を効果的に省エネルギ運転できないという問題がある。
また、温度設定の範囲に制限を加えることができないため、利用者が強めの空調になるように温度設定すると、省エネルギ運転できなくなるという問題がある。
また、例えば特許文献1、3に開示される技術では、居住ゾーンの在室人数によらず空調機が制御されるため、居住ゾーンの在室人数が少なくて空調機を弱めに運転できる場合であっても周囲温度によっては空調機を強めに運転することがあり、空調機を効果的に省エネルギ運転できないという問題がある。
そこで、本発明は、居住ゾーンの人数に応じて効果的に空調機を省エネルギ運転できる空調管理システムを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、居住ゾーンの在室人数に基づいて、設定温度の設定に使用されるリモコンに設けられる温度設定可能範囲を変更し、さらに、温度設定可能範囲が変更された場合には、空調機に設定された設定温度が変更後の温度設定可能範囲の上限値より高い場合は設定温度を変更後の上限値に変更し、設定温度が変更後の温度設定可能範囲の下限値より低い場合は設定温度を変更後の下限値に変更し、設定温度が変更後の温度設定可能範囲内の場合は設定温度をそのまま維持する空調管理システムとする。
また、利用者が温度設定可能範囲を超えて設定温度を変更できないように、リモコンが制限する空調管理システムとする。また、リモコンは、利用者による操作が温度設定可能範囲を超えるものか否かを判定し、超えないと判定したときは利用者の設定した設定温度の送信を行い、超えると判定したときは利用者の設定した設定温度の送信を行わないように制御する。
本発明によると、居住ゾーンの人数に応じて効果的に空調機を省エネルギ運転できる空調管理システムを提供できる。
本発明の空調管理システムを組み込む総合管理システムの一構成例を示す図である。 居住ゾーンの配置と、居住ゾーンに備わる空調機及びカードリーダを示す図である。 割り当て情報の構成を示す図であり、(a)はカードリーダ割り当て情報の構成を示す図、(b)は空調機割り当て情報の構成を示す図である。 本発明の温度管理マップの構成を示す図である。 本発明の設定温度変更手順を示すフローチャートである。 本発明の温度管理マップの管理番号を設定する手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、適宜図を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の空調管理システムを組み込む総合管理システムの一構成例を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る空調管理システム1は、ビル等の建造物(以下、建造物と称する)を総合的に管理する総合管理システム100に、入退室管理システム2とともに組み込まれている。
なお、総合管理システム100には、建造物の空調管理システム1、入退室管理システム2のほか、いずれも図示しない照明設備、防犯防災設備、昇降設備等を制御するための制御システムが組み込まれていてもよい。
空調管理システム1は、中央監視装置10、空調コントローラ12、空調機14、及び空調リモコン15(リモコン)を備えて構成される。
空調機14は、運転モードとして冷房運転と暖房運転が可能に構成され、利用者が居住して温度管理するゾーン(以下、居住ゾーンZoと称する)に配設される。そして、空調機14は、空調コントローラ12からの制御信号(指令)に応じて冷房運転と暖房運転が切り替わるように運転され、冷気又は暖気を吐き出して居住ゾーンZoの温度(室温)を調節する。
また、空調リモコン15は、例えば空調機14を介して空調コントローラ12とデータを互いに送受信可能に構成され、利用者は空調リモコン15を操作して居住ゾーンZoごとに空調機14の設定温度を設定できるように構成される。
さらに、空調リモコン15は、利用者が所定の温度設定可能範囲を超えて設定温度を変更できないように制限する機能を有し、利用者の操作に基づいて温度設定可能範囲内で空調機14に設定温度を設定する。
なお、温度設定可能範囲は空調管理システム1の空調リモコン15に設けられ、利用者は、温度設定可能範囲内で設定温度を設定できる。
例えば、利用者が温度設定可能範囲内の設定温度を空調機14に設定しようと空調リモコン15を操作した場合、空調リモコン15は空調コントローラ12に設定温度の情報を送信し、利用者が温度設定可能範囲を超えた設定温度を空調機14に設定しようと空調リモコン15を操作した場合、空調リモコン15は空調コントローラ12に設定温度の情報を送信しないように構成される。
なお、利用者が温度設定可能範囲を超えた設定温度を空調機14に設定しようと空調リモコン15を操作したとき、空調リモコン15が警告音や警告灯で利用者に警告する構成としてもよい。
さらに、空調リモコン15は、例えば空調機14を介して空調コントローラ12から送信されるデータを受信可能に構成される。
そして、空調コントローラ12は空調機14を介して、必要なデータを空調リモコン15に送信可能に構成される。
このような構成によると、例えば、空調コントローラ12が有する情報(例えば空調機14に備わる図示しない温度検出装置が検出する居住ゾーンZoの室温や設定温度等)を空調機14を介して空調リモコン15に送信できる。
そして、空調リモコン15は、居住ゾーンZoの室温や設定温度等の情報を取得できる。
さらに、空調リモコン15に液晶表示装置などの情報表示機能が備わる構成とすれば、空調コントローラ12から受信したデータ(居住ゾーンZoの室温や設定温度等)を情報として表示することができ、利用者は、これらの情報を空調リモコン15の表示によって確認できる。
なお、空調リモコン15は、例えば空調機14と通信ケーブル等で接続される有線タイプのリモコンであってもよいし、電波、赤外線等を利用するワイヤレスタイプのリモコンであってもよい。
また、空調機14は、天井部への埋設、壁部への取り付け、床上への設置などによって居住ゾーンZoに配設される。
また、1つの居住ゾーンZoに複数の空調機14が配設される構成であってもよく、1つの居住ゾーンZoに1つの空調リモコン15が備わる構成であってもよいし、1つの空調機14に1つの空調リモコン15が備わる構成であってもよい。
空調機14と空調コントローラ12とは専用の伝送線13を介して接続され、空調コントローラ12は、利用者が空調リモコン15等で空調機14に設定した設定温度や、例えば空調機14が検出する居住ゾーンZoの室温等の情報を取得できるように構成される。
空調コントローラ12は、空調機14に設定される設定温度、室温等に基づいて生成する制御信号を伝送線13を介して空調機14に送信し、居住ゾーンZoの室温を設定温度に維持するように空調機14を運転する。
なお、空調コントローラ12に複数の空調機14が接続される場合、空調コントローラ12は各空調機14を独立に運転できる構成とする。
中央監視装置10は、例えば、LAN(Local Area Network)11を介して空調コントローラ12と接続されて空調管理システム1を統合的に管理する装置で、例えばパーソナルコンピュータで構成されて建造物の管理人室等に設置される。
中央監視装置10は、空調コントローラ12が有する空調管理システム1の動作状態等の情報を表示する機能や、例えば管理人の操作で空調管理システム1の設定を変更する機能を有する。
なお、中央監視装置10に、複数の空調コントローラ12が接続される構成であってもよい。
入退室管理システム2は、居住ゾーンZoの出入口26に備わる入退室情報読取装置(カードリーダ24)、出入口26を施錠する電気錠26a、入退室管理コントローラ22、及び中央監視装置20を備えて構成される。
電気錠26aは、例えば入退室管理コントローラ22からの制御信号によって動作し、出入口26を開錠及び施錠する。そのため、電気錠26aと入退室管理コントローラ22は図示しない制御線で接続されている。
カードリーダ24は、居住ゾーンZoの外側に備わる入室用カードリーダ24iと、居住ゾーンZoの内側に備わる退室用カードリーダ24oを含んで構成され、専用の伝送線23を介して入退室管理コントローラ22と接続される。
入室用カードリーダ24iは、居住ゾーンZoへの入室を希望する利用者が所持する、例えばIDカードに記録されている個人情報を読み取り、伝送線23を介して入退室管理コントローラ22に伝送する。
入退室管理コントローラ22は入室用カードリーダ24iから伝送される個人情報に基づいて、当該個人情報を有する利用者の居住ゾーンZoへの入室可否を判定し、居住ゾーンZoへの入室を許可すると判定した場合は、出入口26の電気錠26aを開錠する。
なお、個人情報は、利用者ごとに一意に割り当てられた個人IDや、利用者が所持している例えばIDカードに一意に割り当てられたカードIDがその一例である。
例えば入退室管理コントローラ22は、入室用カードリーダ24iから伝送される個人情報が、居住ゾーンZoに入室可能な利用者の個人情報として予め登録されている個人情報と一致する場合に入室可と判定するように構成される。
さらに、入退室管理コントローラ22は、入室可と判定した利用者の個人情報に入室情報を対応付けて入退室を管理するテーブルに登録する。
退室用カードリーダ24oは、居住ゾーンZoから退室する利用者が所持する、例えばIDカードに記録されている個人情報を読み取り、伝送線23を介して入退室管理コントローラ22に伝送する。
入退室管理コントローラ22は電気錠26aを開錠し、退室用カードリーダ24oから伝送された個人情報に退室情報を対応付けて入退室を管理するテーブルに登録する。
以上のように、カードリーダ24から伝送される個人情報に入室情報と退室情報を対応付けて入退室を管理するテーブルに登録することで、入退室管理コントローラ22は、個人情報を入退室情報として利用することができ、当該個人情報を有する利用者の居住ゾーンZoへの入退室を管理することができる。
なお、アンチパスバック機能を備える入退室管理システム2の場合、入退室管理コントローラ22は、入室情報を登録した個人情報以外の個人情報が退室用カードリーダ24oから伝送されたとき、つまり、退室用カードリーダ24oから伝送された個人情報での入室履歴がないときに、不正入室者と判定して電気錠26aを開錠せず警告を発するような構成であってもよい。
また、入退室情報読取装置となるカードリーダ24は限定されるものではなく、例えば非接触型のICカードリーダでもよい。この場合、利用者の個人情報が記録されるIDカードは、非接触型のICカードになる。
また、入退室情報読取装置はカードリーダ24ではなく、指紋などの生体情報を読み取るセンサであってもよい。この場合、指紋などの生体情報が利用者の個人情報になる。
中央監視装置20は、例えば、LAN21を介して入退室管理コントローラ22と接続されて入退室管理システム2を統合的に管理する装置で、例えばパーソナルコンピュータで構成されて建造物の管理人室等に設置される。
中央監視装置20は、入退室コントローラ22が有する情報を表示する機能や、例えば管理人の操作で入退室管理システム2の設定を変更する機能を有する。
入退室管理コントローラ22が有する情報は、例えば、居住ゾーンZoに入室可能な利用者の個人情報、居住ゾーンZoに入室を許可した利用者の個人情報などを含んでいる。
なお、中央監視装置20には、複数の入退室管理コントローラ22が接続される構成であってもよい。
また、空調管理システム1の中央監視装置10と入退室管理システム2の中央監視装置20を一体の機器(例えば、パーソナルコンピュータ)としてもよい。
さらに本実施形態に係る総合管理システム100においては、空調コントローラ12と入退室管理コントローラ22が専用の接続線3で接続され、互いに情報を送受信できるように構成されている。
さらに、入退室管理コントローラ22は、例えば、入室記録が登録されている個人情報の数を計測することで居住ゾーンZoに在室している利用者の人数(在室人数)を算出する。つまり、入退室管理コントローラ22は、個人情報を入退室情報として利用し、入退室情報に基づいて居住ゾーンZoの在室人数を算出する。
そして、入退室管理コントローラ22は算出した在室人数を、接続線3を介して空調コントローラ12に通知する機能を有することが好適である。
この構成によって、空調コントローラ12は、居住ゾーンZoの在室人数を検知できる。
図2は、居住ゾーンの配置と、居住ゾーンに備わる空調機及びカードリーダを示す図である。本実施形態に係る総合管理システム100は、図2に示すように、複数の居住ゾーンZo(図2には、太線で区切られた第1居住ゾーンZo1、第2居住ゾーンZo2、第3居住ゾーンZo3の3つを例示)を有する建造物を管理可能に構成される。
複数の居住ゾーンZoの配置は限定されるものではないが、図2に一例を示すように、第1居住ゾーンZo1と第2居住ゾーンZo2が隣接し、第3居住ゾーンZo3が第1居住ゾーンZo1及び第2居住ゾーンZo2と、廊下101を挟んで配置される。
なお、居住ゾーンZoの数は3つに限定されるものではない。また、1つの階ではなく複数の階(例えば1階と2階)にまたがって配置されていてもよい。
図2に示す一例によると、第1居住ゾーンZo1には、廊下101との間に第1出入口261が配置され、第1出入口261には入退室情報読取装置としての第1カードリーダ241が備わっている。そして、1つの第1空調機141が備わっている。
第2居住ゾーンZo2には、廊下101との間に第2出入口262が配置され、第2出入口262には入退室情報読取装置としての第2カードリーダ242が備わっている。そして、1つの第2空調機142が備わっている。
さらに、第2出入口262とは別の第3出入口263が配置される場合、第3出入口263には第3カードリーダ243が備わる。
第3居住ゾーンZo3には、廊下101との間に第4出入口264、第5出入口265が配置され、それぞれの出入口264、265には入退室情報読取装置としての第4カードリーダ244、第5カードリーダ245が備わっている。そして、第3空調機143、第4空調機144、第5空調機145、第6空調機146が備わっている。
さらに、2つの出入口264、265とは別の第6出入口266が配置される場合には、第6出入口266に第6カードリーダ246が備わる。
なお、図示はしないが、第1カードリーダ241〜第6カードリーダ246は、それぞれ入室用カードリーダと退室用カードリーダとを含んで構成されている。
また、図示はしないが、廊下101の温度管理をするための空調機14が備わっていてもよい。
第1居住ゾーンZo1の第1空調機141、第2居住ゾーンZo2の第2空調機142、及び第3居住ゾーンZo3の第3空調機143〜第6空調機146は、それぞれ伝送線13を介して空調コントローラ12と接続される。
また、第1居住ゾーンZo1の第1カードリーダ241、第2居住ゾーンZo2の第2カードリーダ242と第3カードリーダ243、及び第3居住ゾーンZo3の第4カードリーダ244〜第6カードリーダ246は、それぞれ伝送線23を介して入退室管理コントローラ22と接続される。
図3は、割り当て情報の構成を示す図であり、(a)はカードリーダ割り当て情報の構成を示す図、(b)は空調機割り当て情報の構成を示す図である。入退室管理コントローラ22は、例えば図3の(a)に示すように、第1居住ゾーンZo1〜第3居住ゾーンZo3に配置される第1カードリーダ241〜第6カードリーダ246の割り当て情報(カードリーダ割り当て情報)を有し、各カードリーダ24から伝送される個人情報と居住ゾーンZoとを関連付ける。そして、各カードリーダ24から伝送される個人情報に基づいて居住ゾーンZoごとに利用者の入退室を管理する。
入退室管理コントローラ22は、例えば、第1カードリーダ241から伝送される個人情報に基づいて、第1居住ゾーンZo1への利用者の入退室を管理し、第2カードリーダ242及び第3カードリーダ243から伝送される個人情報に基づいて、第2居住ゾーンZo2への利用者の入退室を管理する。
さらに入退室管理コントローラ22は、在室人数を居住ゾーンZoごとに算出可能に構成される。
具体的に、入退室管理コントローラ22は、入室記録を付した個人情報の数を居住ゾーンZoごとに計測して、在室人数を居住ゾーンZoごとに算出する。
そして、算出した各居住ゾーンZoの在室人数を、接続線3(図2参照)を介して空調コントローラ12(図2参照)に通知する。
この構成によって、空調コントローラ12は居住ゾーンZoごとに在室人数を検知できる。
カードリーダ24(図2参照)の割り当ては、入退室管理コントローラ22(図2参照)が管理する居住ゾーンZo(図2参照)の配置等に応じて適宜設定変更可能であることが好適であり、この場合、図3の(a)に示すカードリーダ割り当て情報は、例えば管理人が中央監視装置20(図1参照)で変更可能に構成されることが好適である。
空調コントローラ12は、例えば図3の(b)に示すように、第1居住ゾーンZo1〜第3居住ゾーンZo3に配置される第1空調機141〜第6空調機146の割り当て情報(空調機割り当て情報)を有し、各空調機14と居住ゾーンZoとを関連付ける。
そして、各居住ゾーンZoに配置される空調機14ごとに制御信号を送信して、各居住ゾーンZoの室温を、利用者が各居住ゾーンZoごとに空調機14に設定した設定温度に維持するように各空調機14を制御する。
空調コントローラ12は、例えば、第1空調機141を制御して第1居住ゾーンZo1を温度管理し、第3空調機143〜第6空調機146を制御して第3居住ゾーンZo3を温度管理する。
空調機14(図2参照)の割り当ては、空調コントローラ12(図2参照)が管理する居住ゾーンZo(図2参照)の配置等に応じて適宜設定変更可能であることが好適であり、この場合、図3の(b)に示す空調機割り当て情報は、例えば管理人が中央監視装置10(図1参照)で変更可能に構成されることが好適である。
さらに、本実施形態に係る空調コントローラ12(図1参照)は、居住ゾーンZoごとに居住ゾーンZoの在室人数に基づいて、空調リモコン15(図1参照)に設けられる温度設定可能範囲の最高設定温度(上限値)または最低設定温度(下限値)を変更可能に構成される。
つまり、空調コントローラ12は、居住ゾーンZoの在室人数の変化に応じて、空調リモコン15に設けられる温度設定可能範囲を変更可能に構成される。
そして、利用者は、空調リモコン15を操作して温度設定可能範囲内で空調機14(図1参照)に設定温度を設定可能な構成とする。
このため、空調リモコン15は、利用者が温度設定可能範囲を超えて設定温度を設定できないように制限する機能を有する。
空調コントローラ12は、空調機14を冷房運転する時は温度設定可能範囲の最低設定温度(下限値)を居住ゾーンZoの在室人数に応じて適宜設定し、暖房運転する時は温度設定可能範囲の最高設定温度(上限値)を居住ゾーンZoの在室人数に応じて適宜設定することで、在室人数の変化に応じて温度設定可能範囲を変更する。
そして、変更した後の下限値または上限値を空調機14を介して空調リモコン15に情報として送信する。
そのため、空調コントローラ12は、例えば、図4に示すような「温度管理マップ」(所定のマップ)を有し、運転モード(冷房運転か暖房運転か)と各居住ゾーンZoの在室人数に基づいて温度管理マップを参照して運転モードに応じた最高設定温度または最低設定温度を設定する。
具体的に、空調コントローラ12(図1参照)は、入退室管理コントローラ22(図1参照)から通知される居住ゾーンZo(図1参照)の在室人数に基づいて温度管理マップを参照する。そして、空調機14を冷房運転するときは在室人数に応じて居住ゾーンZoごとに最低設定温度(下限値)を設定し、暖房運転するときは在室人数に応じて各居住ゾーンZoごとに最高設定温度(上限値)を設定する。
そして、空調コントローラ12(図1参照)は、居住ゾーンZo(図1参照)の在室人数に応じて最低設定温度または最高設定温度を設定した後、設定した最低設定温度または最高設定温度を空調リモコン15(図1参照)に情報として送信する。
空調リモコン15は、空調コントローラ12から送信された最低設定温度または最高設定温度を新たな最低設定温度または最高設定温度に変更して、温度設定可能範囲を変更する。
このように空調コントローラ12は、居住ゾーンZoの在室人数が変化した場合、在室人数に応じて設定する最低設定温度または最高設定温度を空調リモコン15に情報として送信して、空調リモコン15に設けられる温度設定可能範囲を変更する。
図4に示す一例では、温度管理マップは在室人数に基づいた6つの区分を有し、在室人数の少ない順に管理番号1〜6が付されている。
そして、管理番号ごとに、冷房運転時の最低設定温度と暖房運転時の最高設定温度が決められている。
管理番号1は、在室人数が最も少ない0人以上3人以下(0〜3人と表記)の区分を示し、冷房運転時の最低設定温度が28℃で、暖房運転時の最高設定温度が25℃になっている。
そして、空調リモコン15(図1参照)は、冷房運転時には、利用者が28℃より低い設定温度を空調機14(図1参照)に設定できないように制限し、暖房運転時には、利用者が25℃より高い設定温度を空調機14に設定できないように制限する。
また、管理番号6は、在室人数が最も多い20人以上(20人〜と表記)の区分を示し、冷房運転時の最低設定温度が23℃で、暖房運転時の最高設定温度が20℃になっている。
そして、空調リモコン15(図1参照)は、冷房運転時には、利用者が23℃より低い設定温度を空調機14(図1参照)に設定できないように制限し、暖房運転時には、利用者が20℃より高い設定温度を空調機14に設定できないように制限する。
管理番号2〜5は、図4に示す在室人数の区分を示し、それぞれの区分ごとに、冷房運転時の最低設定温度と暖房運転時の最高設定温度が決められている。
例えば、空調コントローラ12(図1参照)は空調機14(図1参照)を冷房運転している場合、居住ゾーンZo(図1参照)の在室人数が変化したときは図4に示す温度管理マップを参照して、在室人数に応じた最低設定温度を設定し、設定した最低設定温度を空調機14を介して空調リモコン15(図1参照)に送信する。
空調リモコン15は、空調コントローラ12から送信された最低設定温度を新たな最低設定温度に変更するとともに、利用者が、変更後の最低設定温度より低い設定温度を空調機14に設定できないように制限する。
また、空調コントローラ12(図1参照)は空調機14(図1参照)を暖房運転している場合、居住ゾーンZo(図1参照)の在室人数が変化したときは図4に示す温度管理マップを参照して、在室人数に応じた最高設定温度を設定し、設定した最高設定温度を空調機14を介して空調リモコン15(図1参照)に送信する。
空調リモコン15は、空調コントローラ12から送信された最高設定温度を新たな最高設定温度に変更するとともに、利用者が、変更後の最高設定温度より高い設定温度を空調機14に設定できないように制限する。
在室人数が多い状態は、人の熱気によって居住ゾーンZo(図1参照)が暖められやすい状態といえる。したがって、空調機14(図1参照)が冷房運転するときは在室人数が多いほど高い冷房能力が必要となって消費するエネルギが多くなる。
換言すると、在室人数が少ないとき、空調機14は高い冷房能力を必要とせず、低い冷房能力で冷房運転することができ、消費するエネルギを抑えることができる。したがって、温度管理マップは在室人数が少ない区分の最低設定温度を高めにして、空調コントローラ12(図1参照)が空調機14を低い冷房能力で運転する構成として省エネルギの効果を高める。
そこで、図4に示すように、温度管理マップは、在室人数が最も少ない管理番号1の区分の冷房運転時の最低設定温度を最も高くする。
そして、在室人数が増えるにしたがって最低設定温度を低くし、空調コントローラ12(図1参照)が高い冷房能力で空調機14を運転することを可能として居住ゾーンZoを快適な温度に維持できるようにしている。
一方、空調機14(図1参照)が暖房運転するときに在室人数が多い状態は、空調機14に高い暖房能力を必要とせず、消費するエネルギを抑えられる低い暖房能力で居住ゾーンZo(図1参照)を暖房できる状態といえる。したがって、温度管理マップは在室人数が多い区分の最高設定温度を低めにして、空調コントローラ12(図1参照)が空調機14を低い暖房能力で運転する構成として省エネルギの効果を高める。
そこで、図4に示すように、温度管理マップは、在室人数が最も多い管理番号6の区分の暖房運転時の最高設定温度を最も低くする。
また、居住ゾーンZo(図1参照)の在室人数が少ない場合、人の熱気による暖房効果が小さいことから、空調機14(図1参照)には高い暖房能力が必要になる。
そこで、在室人数が減るにしたがって最高設定温度を高くし、空調コントローラ12(図1参照)が高い暖房能力で空調機14を運転することを可能として居住ゾーンZoを快適な温度に維持できるようにしている。
なお、空調管理システム1(図1参照)には、機器の性能としての設定可能な最高限界温度(高温側)と最低限界温度(低温側)があり、空調機14(図1参照)が冷房運転するときの温度設定可能範囲の最高設定温度(上限値)は当該最高限界温度とし、空調機14が暖房運転するときの温度設定可能範囲の最低設定温度(下限値)は当該最低限界温度とすればよい。
このように本実施形態に係る温度管理マップは、図4に示すように、居住ゾーンZo(図1参照)の在室人数に応じて冷房運転時の最低設定温度(下限値)と暖房運転時の最高設定温度(上限値)が決められている。
そして、本実施形態に係る空調コントローラ12(図1参照)は、入退室管理コントローラ22(図1参照)から通知される居住ゾーンZo(図1参照)の在室人数に基づいて、図4に示す温度管理マップを参照し、居住ゾーンZoの在室人数が変化した場合、空調機14(図1参照)を冷房運転するときには最低設定温度を変更し、暖房運転するときには最高設定温度を変更する。
さらに、空調コントローラ12は、変更した後の最低設定温度または最高設定温度を、空調リモコン15(図1参照)に送信する。
すなわち、空調コントローラ12(図1参照)は、空調機14(図1参照)を冷房運転するときは下限値(最低設定温度)を居住ゾーンZoの在室人数に応じて変更して空調リモコン15(図1参照)に設けられる温度設定可能範囲を変更し、空調機14を暖房運転するときは上限値(最高設定温度)を居住ゾーンZoの在室人数に応じて変更して空調リモコン15に設けられる温度設定可能範囲を変更する。
このとき、空調コントローラ12(図1参照)は、空調機14(図1参照)を冷房運転している場合、在室人数が減ったときは最低設定温度を高温側に変更し、在室人数が増えたときは最低設定温度を低温側に変更する。
また、空調コントローラ12は、空調機14を暖房運転している場合、在室人数が減ったときは最高設定温度を高温側に変更し、在室人数が増えたときは最高設定温度を低温側に変更する。
このように、空調コントローラ12(図1参照)は居住ゾーンZo(図1参照)の在室人数の変化に応じて図4に示す温度管理マップに基づいて温度設定可能範囲の最高設定温度(上限値)と最低設定温度(下限値)を変更して空調リモコン15(図1参照)に設けられる温度設定可能範囲を変更する。
また、空調コントローラ12(図1参照)が温度設定可能範囲を変更した場合、空調機14(図1参照)に設定されている設定温度が、温度設定可能範囲を超えているとき、空調コントローラ12は設定温度を自動的に変更する。
例えば、空調コントローラ12が空調機14(図1参照)を冷房運転している場合に居住ゾーンZo(図1参照)の在室人数が減って、最低設定温度を高温側に変更したときに設定温度が最低設定温度より低くなると、空調コントローラ12は設定温度を変更後の最低設定温度に変更する。
一方、設定温度が、温度設定可能範囲内にあるとき、空調コントローラ12は設定温度を変更せず、そのまま維持する。
なお、空調コントローラ12(図1参照)が設定温度を変更した場合、変更後の設定温度を空調機14(図1参照)を介して空調リモコン15(図1参照)に送信する構成であってもよい。
さらに、空調リモコン15は空調コントローラ12から送信された設定温度を液晶表示装置等に表示するように構成されていてもよい。
利用者は、空調リモコン15が表示する設定温度によって、空調コントローラ12が変更した設定温度を確認できる。
例えば、居住ゾーンZo(図1参照)の在室人数が4〜7人で、設定温度が27℃に設定されている状態で空調コントローラ12(図1参照)が空調機14(図1参照)を冷房運転している場合、在室人数が0〜3人に減ると、空調コントローラ12は図4に示す温度管理マップを参照して最低設定温度を28℃に変更する。
設定温度は27℃で最低設定温度(28℃)より低いため、空調コントローラ12は空調機14に設定される設定温度を27℃から28℃に変更する。
さらに、空調コントローラ12(図1参照)は、変更した最低設定温度(28℃)を空調機14(図1参照)を介して空調リモコン15(図1参照)に送信する。
そして、空調リモコン15は、空調コントローラ12から送信された最低設定温度(28℃)を新たな最低設定温度に変更して温度設定可能範囲を変更し、利用者が28℃よりも低い設定温度を空調機14に設定できないように制限する。
つまり、空調コントローラ12は、下限値である最低設定温度を27℃から28℃に高温側に変更して空調リモコン15に設けられる温度設定可能範囲を変更し、さらに、空調機14に設定される設定温度を27℃から28℃に変更する。
また、空調コントローラ12(図1参照)は、居住ゾーンZo(図1参照)の室温を28℃に維持するように空調機14(図1参照)を冷房運転する。居住ゾーンZoの室温が27℃の場合、空調コントローラ12は室温を28℃まで上昇させるため空調機14の冷房運転を一時停止(もしくは、非常に低い冷房能力で冷房運転)することになり、省エネルギの効果が向上する。
また、例えば、居住ゾーンZo(図1参照)の在室人数が4〜7人で、設定温度が27℃に設定されている状態で空調コントローラ12(図1参照)が空調機14(図1参照)を冷房運転している場合、在室人数が8〜11人に増えると、空調コントローラ12は図4に示す温度管理マップを参照して最低設定温度を26℃に変更する。
設定温度は27℃で最低設定温度(26℃)より高いため、空調コントローラ12は空調機14に設定される設定温度を変更せずそのまま維持する。
さらに、空調コントローラ12(図1参照)は、変更した最低設定温度(26℃)を空調機14(図1参照)を介して空調リモコン15(図1参照)に送信する。
そして、空調リモコン15は、空調コントローラ12から送信された最低設定温度(26℃)を新たな最低設定温度に変更して温度設定可能範囲を変更し、利用者が26℃よりも低い設定温度を空調機14に設定できないように制限する。
つまり、空調コントローラ12は、下限値である最低設定温度を27℃から26℃に低温側に変更して空調リモコン15に設けられる温度設定可能範囲を変更するが、空調機14に設定されている設定温度は27℃のまま維持する。すなわち、変更後の温度設定可能範囲が省エネルギ方向とは逆方向に変更された場合は、設定温度が温度設定可能範囲内であるため、自動的には設定温度を変更せず、利用者が操作するまでは設定温度をそのまま維持する。したがって、利用者が空調リモコン15を使って設定温度を変更するまでの間は省エネルギの効果を得られる。
以上のように、空調コントローラ12(図1参照)が空調機14(図1参照)を冷房運転しているときに居住ゾーンZo(図1参照)の在室人数が変化すると、空調コントローラ12は在室人数に応じて最低設定温度を変更する。そして、設定温度が最低設定温度より低くなると、設定温度を最低設定温度に変更して空調機14を冷房運転して省エネルギの効果を向上する。さらに、設定温度が変更後の温度設定可能範囲内の場合には設定温度を自動的に変更せずそのまま維持することで、利用者が設定温度を変更するまでの間は更なる省エネルギの効果が得られる。
一方、空調コントローラ12(図1参照)が空調機14(図1参照)を暖房運転している場合に居住ゾーンZo(図1参照)の在室人数が増えて、最高設定温度を低温側に変更したときに、設定温度が最高設定温度より高くなると、空調コントローラ12は設定温度を変更後の最高設定温度に変更する。
この場合も、設定温度が温度設定可能範囲内にあるとき、空調コントローラ12は設定温度を変更せずそのまま維持する。
例えば、居住ゾーンZo(図1参照)の在室人数が16〜19人で、設定温度が21℃に設定されている状態で空調コントローラ12(図1参照)が空調機14(図1参照)を暖房運転している場合、在室人数が20人以上に増えると、空調コントローラ12は図4に示す温度管理マップを参照して最高設定温度を20℃に変更する。
設定温度は21℃で最高設定温度(20℃)より高いため、空調コントローラ12は空調機14に設定される設定温度を21℃から20℃に変更する。
さらに、空調コントローラ12(図1参照)は、変更した最高設定温度を空調機14(図1参照)を介して空調リモコン15(図1参照)に送信する。
そして、空調リモコン15は、空調コントローラ12から送信された最高設定温度(20℃)を新たな最高設定温度に変更して温度設定可能範囲を変更し、利用者が20℃よりも高い設定温度を空調機14に設定できないように制限する。
つまり、空調コントローラ12は、上限値である最高設定温度を21℃から20℃に低温側に変更して空調リモコン15に設けられる温度設定可能範囲を変更し、さらに、空調機14に設定される設定温度を21℃から20℃に変更する。
また、空調コントローラ12(図1参照)は、居住ゾーンZo(図1参照)の室温を20℃に維持するように空調機14(図1参照)を暖房運転する。居住ゾーンZoの室温が21℃の場合、空調コントローラ12は室温を20℃まで低下させるため空調機14の暖房運転を一時停止(もしくは、非常に低い暖房能力で暖房運転)することになり、省エネルギの効果が向上する。
また、例えば、居住ゾーンZo(図1参照)の在室人数が16〜19人で、設定温度が21℃に設定されている状態で空調コントローラ12(図1参照)が空調機14(図1参照)を暖房運転している場合、在室人数が12〜15人に減ると、空調コントローラ12は図4に示す温度管理マップを参照して最高設定温度を22℃に変更する。
設定温度は21℃で最高設定温度(22℃)より低いため、空調コントローラ12は空調機14に設定される設定温度を変更せずそのまま維持する。
さらに、空調コントローラ12(図1参照)は、変更した最高設定温度を空調機14(図1参照)を介して空調リモコン15(図1参照)に送信する。
そして、空調リモコン15は、空調コントローラ12から送信された最高設定温度(22℃)を新たな最高設定温度に変更して温度設定可能範囲を変更し、利用者が22℃よりも高い設定温度を空調機14に設定できないように制限する。
つまり、空調コントローラ12は、上限値である最高設定温度を21℃から22℃に高温側に変更して空調リモコン15に設けられる温度設定可能範囲を変更するが、空調機14に設定されている設定温度は21℃のまま維持する。すなわち、変更後の温度設定可能範囲が省エネルギ方向とは逆方向に変更された場合は、設定温度が温度設定可能範囲内であるため、自動的には設定温度を変更せず、利用者が操作するまでは設定温度をそのまま維持する。したがって、利用者が空調リモコン15を使って設定温度を変更するまでの間は省エネルギの効果を得られる。
以上のように、空調コントローラ12(図1参照)が空調機14(図1参照)を暖房運転しているときに居住ゾーンZo(図1参照)の在室人数が変化すると、空調コントローラ12は在室人数に応じて最高設定温度を変更する。そして、設定温度が最高設定温度より高くなると、設定温度を最高設定温度に設定して空調機14を暖房運転し、省エネルギの効果を向上する。さらに、設定温度が変更後の温度設定可能範囲内の場合には設定温度を自動的に変更せずそのまま維持することで、利用者が設定温度を変更するまでの間は更なる省エネルギの効果が得られる。
以上のように、本実施形態に係る空調コントローラ12(図1参照)は、空調機14(図1参照)を冷房運転する場合に居住ゾーンZoの在室人数の変化に応じ、温度管理マップ(図4参照)を参照して最低設定温度を設定するとともに、利用者が空調機14に設定した設定温度が、設定した最低設定温度より低い場合は、設定温度を最低設定温度に変更して冷房運転し、設定温度が変更後の温度設定可能範囲内の場合には設定温度を自動的に変更せずそのまま維持することで、効果的に空調機14省エネルギ運転できるという優れた効果を奏する。
さらに、設定した最低設定温度を空調リモコン15(図1参照)に送信し、空調リモコン15の最低設定温度を変更する。
空調リモコン15は、空調コントローラ12から送信された最低設定温度を新たな最低設定温度に変更する。そして、利用者が設定温度を最低設定温度より低く変更できないようにして、利用者が温度設定可能範囲を超えて設定温度を変更できないように制限する。
また、空調コントローラ12(図1参照)は、空調機14(図1参照)を暖房運転するとき、利用者が空調機14に設定した設定温度が、温度管理マップ(図4参照)を参照して設定した最高設定温度より高い場合は、設定温度を最高設定温度に変更して暖房運転し、設定温度が変更後の温度設定可能範囲内の場合には設定温度を自動的に変更せずそのまま維持することで、効果的に空調機14を省エネルギ運転できるという優れた効果を奏する。
さらに、設定した最高設定温度を空調リモコン15(図1参照)に送信し、空調リモコン15の最高設定温度を変更する。
空調リモコン15は、空調コントローラ12から送信された最高設定温度を新たな最高設定温度に変更する。そして、利用者が設定温度を最高設定温度より高く変更できないようにして、利用者が温度設定可能範囲を超えて設定温度を変更できないように制限する。
図5は、本発明の設定温度変更手順を示すフローチャートであり、図6は、本発明の温度管理マップの管理番号を設定する手順を示すフローチャートである。図5、図6を参照して、空調コントローラ12が居住ゾーンZo(図1参照)の在室人数に応じて、温度設定可能範囲と設定温度を変更する手順(以下、設定温度変更手順と称する)を説明する(適宜図1〜4参照)。
設定温度変更手順は、空調コントローラ12が実行するプログラムに組み込まれ、例えば、入退室管理コントローラ22から在室人数が通知されたときに実行するように構成される。
なお、入退室管理コントローラ22は、定期的に空調コントローラ12に在室人数を通知する構成であってもよいし、カードリーダ24から個人情報が伝達されて在室人数を算出したときに、空調コントローラ12に在室人数を通知する構成であってもよい。
また、以下の説明では、単に居住ゾーンZoとしているが、複数の居住ゾーンZo(例えば、図2に示す第1居住ゾーンZo1、第2居住ゾーンZo2、第3居住ゾーンZo3)を有する建造物の場合、各居住ゾーンZoに備わる空調機14のそれぞれに対して設定温度変更手順を実行するように構成される。
この構成によって、空調コントローラ12は、居住ゾーンZoごとの在室人数に応じて、居住ゾーンZoに配置される空調機14および空調リモコン15ごとに設定温度と温度設定可能範囲を変更できる。
図5に示すように、空調コントローラ12は、入退室管理コントローラ22が算出して通知する居住ゾーンZoの在室人数に応じて図4の温度管理マップを参照し、在室人数に対応する管理番号を設定する(ステップS1)。
空調コントローラ12は、例えば、図6に示す手順で管理番号を設定する。
空調コントローラ12は、入退室管理コントローラ22から通知される在室人数(居住ゾーンZoの在室人数)と、現在の管理番号に対応する在室人数とを比較する(ステップS101)。
具体的に空調コントローラ12は、居住ゾーンZoの在室人数と、現在の管理番号に基づいて温度管理マップから抽出する在室人数と比較する。
そして、空調コントローラ12は、居住ゾーンZoの在室人数と現在の管理番号に対応する在室人数が等しい場合(ステップS101→Yes)、管理番号を変更しない。
また、居住ゾーンZoの在室人数と現在の管理番号に対応する在室人数が等しくない場合(ステップS101→No)、居住ゾーンZoの在室人数が現在の管理番号に対応する在室人数よりも多ければ(ステップS102→Yes)、管理番号に1を加算し(ステップS103)、1が加算された管理番号を現在の管理番号として手順をステップS101に戻す。
なお、図示していないが、居住ゾーンZoの在室人数が現在の管理番号に対応する在室人数よりも多いとき(ステップS102→Yes)、現在の管理番号が最大値であれば、空調コントローラ12は管理番号に1を加算することなく、現在の管理番号のままとして終了する。
一方、居住ゾーンZoの在室人数が現在の管理番号に対応する在室人数よりも少ない場合(ステップS102→No)、管理番号から1を減算し(ステップS104)、1が減算された管理番号を現在の管理番号として手順をステップS101に戻す。
なお、図示していないが、居住ゾーンZoの在室人数が現在の管理番号に対応する在室人数よりも少ないとき(ステップS102→No)、現在の管理番号が最小値であれば、空調コントローラ12は管理番号から1を減算することなく、現在の管理番号のままとして終了する。
図4に示す温度管理マップのように、管理番号に対応する在室人数が範囲を持って設定されている場合、空調コントローラ12は、居住ゾーンZoの在室人数が在室人数の範囲内であれば、居住ゾーンZoの在室人数と、管理番号に対応する在室人数が等しいと判定する。
また、空調コントローラ12は、居住ゾーンZoの在室人数が、管理番号に対応する在室人数の範囲の最大値よりも多いとき、居住ゾーンZoの在室人数が現在の管理番号に対応する在室人数よりも多いと判定し、居住ゾーンZoの在室人数が、在室人数の範囲の最小値未満のとき、居住ゾーンZoの在室人数が現在の管理番号に対応する在室人数よりも少ないと判定する。
以上のように空調コントローラ12は、入退室管理コントローラ22から通知される居住ゾーンZoの在室人数に対応する管理番号を設定する。
図5に戻って、空調コントローラ12は管理番号を設定したら(ステップS1)、管理番号が変化したか否かを判定する(ステップS2)。
例えば、空調コントローラ12は、設定温度変更手順を開始する前の管理番号と、今回の設定温度変更手順のステップS1で設定する管理番号が異なる場合に管理番号が変化したとする。
そして、空調コントローラ12は、管理番号が変化しなければ(ステップS2→No)設定温度変更手順を終了し、管理番号が変化した場合は(ステップS2→Yes)、空調機14の運転モードに応じて設定温度変更手順を進める。
すなわち、空調機14が冷房運転している場合(ステップS3→Yes)、空調コントローラ12は、設定した管理番号に基づいて温度管理マップを参照し、最低設定温度を設定する(ステップS4)。そして、空調機14に設定されている設定温度が、ステップS4で設定した最低設定温度より低ければ(ステップS5→Yes)、空調機14に設定される設定温度を最低設定温度に変更して(ステップS6)、さらに、設定した最低設定温度を空調リモコン15に送信して(ステップS7)、設定温度変更手順を終了する。
空調リモコン15は、利用者が、空調コントローラ12から送信された最低設定温度より低い設定温度を空調機14に設定できないように制限する。
一方、空調機14に設定されている設定温度が最低設定温度以上のときは(ステップS5→No)、設定した最低設定温度を空調リモコン15に送信して(ステップS7)、設定温度変更手順を終了する。
また、空調機14が暖房運転している場合(ステップS3→No)、空調コントローラ12は、温度管理マップを参照して、設定した管理番号に応じた最高設定温度を設定する(ステップS8)。そして、空調機14に設定されている設定温度が、ステップS8で設定した最高設定温度より高ければ(ステップS9→Yes)、空調機14に設定される設定温度を最高設定温度に変更して(ステップS10)、さらに、設定した最高設定温度を空調リモコン15に送信して(ステップS11)、設定温度変更手順を終了する。
空調リモコン15は、利用者が、空調コントローラ12から送信された最高設定温度より高い設定温度を空調機14に設定できないように制限する。
一方、空調機14に設定されている設定温度が最高設定温度以下のときは(ステップS9→No)、設定した最高設定温度を空調リモコン15に送信して(ステップS11)、設定温度変更手順を終了する。
そして、空調コントローラ12は、居住ゾーンZoの室温が空調機14に設定された設定温度を維持するように空調機14を運転する。
以上のように、本実施形態に係る空調管理システム1に備わる空調コントローラ12(図1参照)は、居住ゾーンZo(図1参照)の在室人数に基づいて、空調機14(図1参照)が冷房運転しているときは最低設定温度を設定し、暖房運転しているときは最高設定温度を設定することで、在室人数の変化に応じて空調リモコン15(図1参照)に設けられる温度設定可能範囲を変更することができる。
そして、空調コントローラ12(図1参照)は、空調機14(図1参照)を冷房運転する場合、利用者が空調機14に設定した設定温度が温度設定可能範囲の最低設定温度(下限値)より低いときは、設定温度を最低設定温度に変更して、冷房運転する空調機14の省エネルギの効果を向上させる。
さらに、空調コントローラ12は、設定した最低設定温度を空調リモコン15に送信し、空調リモコン15は、利用者が最低設定温度より低い設定温度を空調機14に設定できないように制限して、設定温度が低くなることを回避して、空調機14の省エネルギの効果を向上させる。
また、空調コントローラ12は、空調機14を暖房運転する場合、利用者が空調機14に設定した設定温度が温度設定可能範囲の最高設定温度(上限値)より高いときは、設定温度を最高設定温度に変更して、暖房運転する空調機14の省エネルギの効果を向上させる。
さらに、空調コントローラ12は、設定した最高設定温度を空調リモコン15に送信し、空調リモコン15は、利用者が最高設定温度より高い設定温度を空調機14に設定できないように制限して、設定温度が高くなることを回避して、空調機14の省エネルギの効果を向上させる。
そして、空調コントローラ12は、冷房運転および暖房運転のいずれの場合でも、在室人数が増減して温度設定可能範囲の上限値または下限値が変更されたときに、設定温度が変更後の温度設定可能範囲内ならば設定温度を自動的には変更せずにそのまま維持することで、利用者が空調リモコン15で設定温度を変更するまでの間は省エネルギの効果が得られる。
なお、図4に示す温度管理マップに例示した、管理番号1における冷房運転時の最低設定温度(28℃)や管理番号6における暖房運転時の最高設定温度(20℃)は、政府発表の省エネルギ対策に基づく温度を示しているが、これらの温度に限定されるものではなく、居住ゾーンZoの環境等に基づいて適宜設定すればよい。
また、温度管理マップは6つの区分を有しているが、これは一例を示しているにすぎず、6つよりも多い区分もしくは6つよりも少ない区分を有していてもよい。
また、在室人数の設定も限定されるものではなく、空調機14(図1参照)の冷暖房能力や居住ゾーンZo(図1参照)の面積に応じて適宜設定すればよいし、冷房運転時の最低設定温度を設定する在室人数と暖房運転時の最高設定温度を設定する在室人数が異なっていてもよい。
また、温度管理マップ(図4参照)は、予め設定される固定データであってもよいが、設定変更可能なデータであってもよい。
例えば、周囲環境の湿度によっても体感温度が変わることが知られ、湿度が低いときは居住ゾーンZo(図1参照)の室温が高めであっても利用者は快適に感じる。
そこで、例えば、湿度が低い場合は冷房運転時の最低設定温度を高く変更して、空調コントローラ12(図1参照)が低い冷房能力で空調機14(図1参照)を冷房運転する構成とすれば、より効果的に空調機14を省エネルギ運転できる。
この場合、空調コントローラ12が周囲環境の湿度に基づいて自動的に温度管理マップの設定を変更する構成であってもよいし、管理人等が、例えば、中央監視装置10(図1参照)を操作して手動で温度管理マップの設定を変更する構成であってもよい。
また、1つの温度管理マップ(図4参照)を有する空調管理システム1(図1参照)であってもよいし、居住ゾーンZoごと(例えば、図2に示す、第1居住ゾーンZo1、第2居住ゾーンZo2、第3居住ゾーンZo3ごと)に異なった温度管理マップを有する空調管理システム1であってもよい。
なお、図1に示す空調管理システム1の空調リモコン15は、空調機14に接続されているが、この構成に限定されるものではなく、空調リモコン15が空調コントローラ12に接続される構成であってもよい。
1 空調管理システム
2 入退室管理システム
12 空調コントローラ
14 空調機
15 空調リモコン(リモコン)
22 入退室管理コントローラ
24 カードリーダ
26 出入口
100 総合管理システム
101 廊下
Zo 居住ゾーン

Claims (7)

  1. 居住ゾーンに配置された空調機と、
    前記空調機の利用者の操作に基づいて所定の温度設定可能範囲内で前記空調機に設定温度を設定するリモコンと、
    前記居住ゾーンの室温を前記設定温度に維持するように前記空調機を運転する空調コントローラと、を備え、
    前記リモコンは、前記利用者が前記温度設定可能範囲を超えて前記設定温度を変更できないように制限し、
    前記空調コントローラは、前記リモコンに設けられる前記温度設定可能範囲の上限値または下限値を、前記居住ゾーンの在室人数に応じて変更するとともに、
    前記在室人数が変化して前記上限値または前記下限値が変更された場合に、前記設定温度が変更後の前記上限値より高いときには前記設定温度を変更後の前記上限値に変更し、前記設定温度が変更後の前記下限値より低いときには前記設定温度を変更後の前記下限値に変更し、前記設定温度が変更後の前記温度設定可能範囲内であるときには前記設定温度をそのまま維持する空調管理システムであって、
    前記リモコンは、前記利用者による操作が前記温度設定可能範囲を超えるものか否かを判定し、超えないと判定したときは前記利用者の設定した設定温度の送信を行い、超えると判定したときは前記利用者の設定した設定温度の送信を行わないように制御する
    ことを特徴とする空調管理システム。
  2. 前記リモコンは、前記空調コントローラから前記変更後の下限値または前記変更後の上限値を受信して自身の温度設定可能範囲を変更する
    ことを特徴とする請求項1に記載の空調管理システム。
  3. 前記利用者の前記居住ゾーンへの入退室情報に基づいて前記在室人数を算出して前記空調コントローラに通知する入退室管理コントローラを備え、
    前記空調コントローラは、前記入退室管理コントローラから通知された前記在室人数に基づいて前記温度設定可能範囲の前記上限値または前記下限値を変更することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空調管理システム。
  4. 前記空調コントローラは、前記空調機を冷房運転する場合、前記在室人数が減ったときは前記下限値を高温側に変更し、前記在室人数が増えたときは前記下限値を低温側に変更することを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の空調管理システム。
  5. 前記空調コントローラは、前記空調機を暖房運転する場合、前記在室人数が減ったときは前記上限値を高温側に変更し、前記在室人数が増えたときは前記上限値を低温側に変更することを特徴とする請求項1ないし請求項の何れか1項に記載の空調管理システム。
  6. 前記リモコンは、前記空調コントローラによって前記設定温度が変更された場合に、変更後の設定温度を表示することを特徴とする請求項1ないし請求項の何れか1項に記載の空調管理システム。
  7. 前記リモコンは、前記利用者が前記温度設定可能範囲を超えて前記設定温度を変更しようとした場合に、前記利用者に警告することを特徴とする請求項1ないし請求項の何れか1項に記載の空調管理システム。
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