JP5361728B2 - 板状の工作物の加工のための工作機械 - Google Patents

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Description

本発明は、板状の工作物、特に金属薄板の加工、特に変形加工および/または切断加工のための工具であって、
−第1の工具部分および第2の工具部分が設けられており、第1の工具部分と、第2の工具部分とは、両工具部分が1つの負荷軸線に沿って互いに向かい合って位置するように、加工したい工作物の互いに反対の側に配置可能であり、
−少なくとも2つの回転可能な加工装置が設けられており、該加工装置が、第1の工具部分において負荷軸線に対して直角に延びる少なくとも1つの回転軸線を中心として回転可能であって、負荷軸線に対して直角な方向で互いに連なり合っており、
−少なくとも1つの対向装置が、第2の工具部分に設けられており、
前記回転可能な種々の加工装置のうちの少なくとも1つの加工装置と、1つの対向装置とが、工作物加工のために1つの装置ペアを形成する形式のものに関する。
このような形式の工具は、欧州特許第1152842号明細書に基づいて公知である。ローラ工具として形成されかつタレット型抜打ち機での使用のために設けられた工具は、上側工具において複数の回転可能な加工ローラを有しており、下側工具において複数の回転可能な対向ローラを有している。工作物を加工するために、工具部分は、加工したい工作物が、加工装置として働く加工ローラの外周面と、対向装置として働く対向ローラの外周面とにより負荷されるようになるまで、互い向かって運動させられる。次いで金属薄板は、ローラが金属薄板を引き続き負荷している間に、工作物座標ガイドによってローラに対して相対的に運動させられる。それぞれ負荷された工作物面に沿って加工ローラと対向ローラとを転動させながら、工作物の連続的な加工が行われる。工作物加工時には、全ての加工ローラの加工装置が有効となる。
本発明の課題は、公知先行技術と比べて、その使用可能性が拡大されているような工具を提供することである。
この課題は本発明によれば、請求項1記載の工具により解決される。本発明によれば、種々の回転可能な加工装置を有する互いに異なる装置ペアが、工作物加工のために作動可能となるか、もしくは有効となる。これにより、回転可能な加工装置のうちの1つの加工装置を用いた工作物加工時に、第2の回転可能な加工装置による影響が回避される。したがって、個々の回転可能な加工装置を、大きな自由度をもって形成することができる。これによって本発明による工具の使用可能性が拡大する。
本発明による工具の有利な実施態様は、請求項2ないし請求項10に記載されている。
発明による工具の有利な実施態様では、同一の対向装置を、種々の加工装置に対応させることによって、種々の回転可能な加工装置を有する互いに異なる装置ペアが有効になる。したがって1つの対向装置が、工作物加工のために、回転可能な種々の加工装置と一緒に使用可能となる。規定された数の作動可能な装置ペアを、少数の対向装置によって提供することができる。このことは廉価な工具製造をもたらす。
請求項に記載の構成では、1つの対向装置を、回転可能な種々の加工装置に対応させることは、工具回転軸線を中心とした対向装置と加工装置との相対回転運動によって行われる。本発明による工具は、一般に、回転駆動装置を有している工作機械で使用されるようになっており、この場合、この回転駆動装置によって、工具部分が、工具回転軸線を中心として制御されて回転可能である。したがって請求項記載の工具は有利には、互いに異なる装置ペアを作動可能にするために、既存の機械軸線を利用する。
請求項に記載されているように、回転可能な2つの加工装置が互いに異なっていることにより、本発明による工具の多種多様な使用可能性が得られる。たとえば本発明によれば、同一の工具を用いて選択的に、1つの工作物にエンボス加工部または段部を形成することができる。
請求項に記載の有利な実施態様によれば、回転可能な少なくとも2つの加工装置が、1つの共通の回転体に設けられている。この回転体は第1の工具部分において回転可能である。加工装置が、互いに異なる複数の回転体に設けられている場合には各回転体が少なくとも1つの回転軸受けにより工具部分に支承されているのに対して、請求項に記載の構成では、回転軸受けの数が減じられる。回転軸受けの削減により第1の工具部分に得られた構成スペースは、特に、共通の回転体の回転軸受けをより大きく、ひいてはより安定的に設計することを可能にする。したがって、本発明による工具は高い負荷耐性を具備している。
請求項および請求項に記載の工具の実施態様は製造技術的に有利である。すなわち、共通の回転体が、その回転軸線に沿って大小異なる横断面を有していることにより、回転可能な互いに異なる加工装置を簡単に製作することができる。共通の回転体(請求項)のローラ形状は、本発明による回転体を簡単な旋削加工部分として製造することを可能にする。
請求項に記載の構成では、少なくとも1つの対向装置が設けられており、該対向装置が、第2の工具部分において回転可能である。したがって工作物加工は、回転可能な加工装置と回転可能な対向装置とをそれぞれ対応する工作物面に沿って転動させながら行われる。このことは特に穏やかな工作物加工を生ぜしめる。
請求項に記載の構成では、回転可能な少なくとも1つの対向装置が、前後左右全ての方向に回転可能な球体に設けられている。択一的または補足的には、回転可能な少なくとも1つの加工装置が、全ての方向に回転可能な球体に設けられている(請求項8および9)。球体を使用することにより、特に小さな半径を有する輪郭を形成することも可能になる。回転軸線を中心としてのみ回転可能な回転体では、通常、回転体の回転軸線を、形成したい輪郭の長手方向に対して垂直に位置調整することが必要である。全ての方向に回転可能な球体の使用時には、このような位置調整が不要となる。
請求項10に記載の本発明による工具は、1つの作動機構を有している。この作動機構により、作動させたい装置ペアの対向装置が、機能位置に移動可能である。この機能位置では、当該対向装置が、別の対向装置に比べて工作物に向かって突出している。択一的または補足的には、作動させたい装置ペアの回転可能な加工装置が、相応する機能位置に移動可能である。こうして、工作物加工時に作動可能になっていない対向装置もしくは加工装置からの不都合な影響が回避される。
以下に本発明の実施例を例示的な概略図につき詳しく説明する。
金属薄板を切断加工しかつ/または変形加工するための工作機械の斜視図である。 金属薄板を変形加工するための第1の構造の工具を示す図である。 金属薄板を変形加工するための第2の構造の工具を示す図である。 金属薄板を変形加工するための第3の構造の工具を示す図である。 金属薄板を変形加工するための第4の構造の工具の下側の工具部分を示す図である。 金属薄板を変形加工するための第5の構造の工具を示す図である。
図1には、金属薄板2を切断加工しかつ/または変形加工するための工作機械1が図示されている。この工作機械1は、上側工具4として形成された第1の工具部分と、下側工具5として形成された第2の工具部分とを有する工具3を備えている。上側工具4は、上側の工具収容部6により保持され、下側工具5は、下側の工具収容部7により保持されている。上側工具4と、下側工具5とは、加工したい金属薄板2の互いに反対の側に配置されている。加工したい金属薄板2は、工作物テーブル8に支承されていて、工作物加工時に、座標ガイド9によって工具3に対して相対的に運動させられる。
上側工具4は、プレス駆動装置10により、1つの負荷軸線11に沿って下側工具5に対して相対的に可動である。工具収容部6と工具受容部7とは、それぞれ1つの工具回転駆動装置12を備えている。これらの工具回転駆動装置12によって、上側工具4および下側工具5は、負荷軸線11と一致する工具回転軸線13を中心として制御されて回転可能である。
工作機械1の全ての駆動装置は、1つの中央数値制御ユニット14によって制御される。
工作物加工の開始時に、金属薄板2は、座標ガイド9により、上側工具4と下側工具5との間に位置決めされる。次いで、上側工具4は、金属薄板2が上側工具4と下側工具5とにより両側で負荷されるようになるまで、プレス駆動装置10によって負荷軸線11に沿って降下させられる。したがって、上側工具4と下側工具5とによる金属薄板2の負荷は、負荷軸線11に沿って行われる。
この状態を起点として、加工したい金属薄板2は、座標ガイド9によって工具3に対して相対的に運動させられる。工具3の種類に応じて、負荷された金属薄板2は、規定された加工ラインに沿って変形加工されるか、または切断加工される。たとえば図1には、工具3によって金属薄板2に形成されたエンボス加工部(Sicke)15の形の変形加工部が示されている。回転駆動装置12は、金属薄板2に形成したい輪郭に沿った工具部分の位置調整を可能する。
工具3による工作物加工が終了した後に、工具3は、座標ガイド9に配置された別の加工工具によって代えられる。交換導入された工具の種類に応じて再び、連続的な作業形式で金属薄板2の加工が行われるか、あるいはまた間欠的な、行程毎の加工が行われる。交換導入された工具は、たとえば、打抜き工具であってよい。
図2に示したように、工具3の、図1に図示された上側工具4は、基体16を有している。この基体16は、上側の工具収容部6内への上側工具4の収容のために働くシャンク17を有している。さらに上側工具4は、互いに異なる2つの加工装置18,19を有している。一方の加工装置18は、段部を形成するために働き、他方の加工装置19は、エンボス加工部を形成するために働く。互いに異なる両加工装置18,19は、上側工具4において回転軸線20を中心として回転可能である。両加工装置18,19は、ローラ21として形成された共通の回転体に、負荷軸線11に対して直角に相並んで位置している。さらに、両加工装置18,19は、工具回転軸線13を中心として互いに連なっている。
ローラ21は、上側工具4の基体16に、回転軸受け(詳細に図示せず)により支承されている。ローラ21は、その回転軸線20に沿って大小異なる大きさの横断面を有している。この横断面変化より、回転可能な加工装置18および19がローラ21に形成される。
下側工具5は基体22を有している。この基体22には前後左右全ての方向に回転可能な球体23が支承されている。判り易くするために、球体23の支承部は部分的に切り開かれて図示されている。この支承部は、多数の小さな支承球体24を有している。下側工具5の上面は加工したい金属薄板2のための工作物載置台を形成している。加工したい金属薄板2と下側工具5との間の摩擦を減じるために、下側工具5には回転可能に支承された複数の支持球体25が設けられている。
全ての方向に回転可能な球体23には、工作物加工時にそれぞれ一方の加工装置18,19と共に1つの装置ペア(装置対)を形成する回転可能な対向装置26が設けられている。特に、全ての方向に回転可能な球体23の表面全体が、回転可能な対向装置26を成している。
図2の左側の部分図に示された状態では、工具3は、第1の加工装置18と対向装置26とから成る装置ペアが工作物加工のために有効にされた状態に位置している。加工したい金属薄板2は、第1の加工装置18と、対向装置26とによって負荷軸線11に沿って負荷される。図2の左側に示した状態を起点として、金属薄板2は座標ガイド9によって工具3に対して相対的に、図2の図平面に対して垂直に延びる方向に運動させられる。各工作物面に沿って加工装置18と、該加工装置18と協働する対向装置26とを転動させながら、連続的な作業形式で金属薄板2に段部が形成される。
図2の右側の部分図に示した状態では、工具3は、第2の加工装置19と対向装置26とから成る装置ペアが工作物加工のために有効にされた状態に位置している。この場合、金属薄板2と、工具3との、図2の図平面に対して垂直に延びる方向への相対運動により、加工装置19と対向装置26とを、それぞれ対応する工作物面に沿って転動させながら、金属薄板2にエンボス加工部の形の変形加工部が形成される。
湾曲された形状を有する輪郭を形成するためには、上側工具4と下側工具5とが、機械側の回転駆動装置12によって工具回転軸線13を中心として同期的に回転されるので、ローラ21の回転軸線20は、形成したい輪郭の長手方向に対して常に垂直に延びている。これによって、回転可能な加工装置18もしくは19の、該加工機械18,19にそれぞれ対応する工作物面に沿った最適な転動が保証される。
図2の左側に示した状態と、図2の右側に示した状態とを交換するためには、下側工具5が、上側工具4に対して、下側工具5の回転駆動装置12により工具回転軸線13を中心として180°の角度だけ回転させられる。場合によっては、上側工具4が予め上昇させられて、下側工具5の回転後に再び降下されなければならない。
上記の相対回転運動により、回転可能な加工装置18または19のうちそれぞれ一方の加工装置を有する互いに異なる2つの装置ペアが、工作物加工のために作動可能となる。
この相対回転運動は、上側工具4を停止させたまま、下側工具5の回転させることによって行われる。択一的には、いずれか一方の装置ペアを有効にするこの相対回転運動を、上側工具4の単独の回転運動により行うか、または上側工具4と下側工具5との互いに重畳した回転運動によって行うこともできる。
図3に示した実施例では、第2の構成の工具30が、金属薄板2の変形加工のために働く。工具30は、図1および図2に示した工具3とほぼ一致している。工具30は、回転可能な2つの加工装置31,32を有している。これらの加工装置31,32は、回転軸線33を中心として回転可能であり、共通の回転体もしくは共通のローラ34に設けられている。回転可能な1つの対向装置35は、全ての方向に回転可能な球体36に形成されている。
工具30の場合、作動可能な両装置ペアを用いて、加工したい金属薄板2に段部が形成される。第1の加工装置31の使用時には比較的低い段部のみが形成され得る。基体側の切欠き37に基づいて、第2の加工装置32を用いると比較的高い段部が形成され得る。
図4には、金属薄板2を変形加工するための第3の構成の工具40が示されている。既に述べた工具3および工具30とは異なり、工具40は回転可能な2つの対向装置41,42を有している。これらの対向装置41,42はそれぞれ、球体43,44に設けられている。作動機構(詳細に図示せず)を用いて、両対向装置41,42のうち一方の対向装置が機能位置に移動させられる。図4に示した状態では、一方の対向装置41がその機能位置に位置している。この機能位置では、一方の対向装置41が他方の対向装置42に比べて金属薄板2に向かって突出している。
一方の対向装置41と回転可能な第1の加工装置45とは、工作物加工のために有効にされた装置ペアを形成する。他方の対向装置42は図4では、非機能位置に位置している。
作動機構により他方の対向装置42がその機能位置に移動させられると同時に、一方の対向装置41が非機能位置に移動させられると、他方の対向装置42と回転可能な第2の加工装置46とから成る装置ペアが工作物加工のために作動可能にされる。
上述した2つの装置ペアに対して択一的には、付加的に第3の装置ペアが工作物加工のために作動可能である。このためには、図4に図示した状態を起点として、下側工具47が上側工具48に対して相対的に180°の角度だけ工具回転軸線13を中心として回転させられる。択一的には上側工具48のみが回転させられるか、または上下両工具部分が互いに重畳して回転させられてもよい。いずれの場合でも、一方の対向装置41と回転可能な第3の加工装置49とから成る装置ペアが作動可能にされる。
工具40の、回転可能な全ての加工装置45,46,49は、1つの共通の回転体もしくは共通のローラ50に設けられている。このローラ50は、負荷軸線11に対して直角に延びる回転軸線51を中心として上側工具48において回転可能である。
図5に示した実施例では、概略的な平面図で示した第4の構成の工具の下側工具52が、全ての方向に回転可能な3つの球体53,54,55に設けられた回転可能な対向装置を有している。これらの球体53,54,55は、工具回転軸線13を中心とした1つの円軌道56上に配置されている。図4に示した工具40に相応して、球体53,54,55は、それぞれ作動機構(詳細に図示せず)によって機能位置に移動可能である。第1の球体53は、第2第3の球体54,55よりも大きな直径を有している。対応する上側工具には、回転可能な加工装置が設けられていて、これらの加工装置は、それぞれ下側工具52に設けられた回転可能な対向装置のうち1つと、工作物加工のために作動可能な装置ペアを形成する。
図6には、第5の構成の工具60につき、種々の回転可能な加工装置を有する互いに異なる装置ペアを工作物加工のために作動可能にするための別の手段が図示されている。
工具60は、回転軸線63を中心として回転可能なローラ64の形の回転体に設けられた回転可能な2つの加工装置61,62を有している。対向装置65は、全ての方向に回転可能な球体66に設けられている。ローラ64は、加工装置61,62と一緒に、上側工具68の基体67において回転軸線63の方向に移動可能である。
図6に示した状態では、第2の加工装置62と対向装置65とから成る装置ペアが、工作物加工のために有効にされた状態に位置している。この状態を起点として、回転可能な第1の加工装置61と対向装置65とから成る装置ペアを工作物加工のために作動可能にするためには、加工装置61と加工装置62とが、対向装置65に対して相対的に回転軸線63の方向に移動させられる。
加工装置61,62と、対向装置65との相対運動は、上側工具68の基体67においてローラ64を回転軸線63の方向に移動させることにより行われる。この場合ローラ64は、第1の加工装置61が、対向装置65の上方に配置されるようになるまで移動させられる。
場合によっては、上側工具68は、ローラ64が移動される前に、金属薄板2から上昇させられなければならない。ローラ64の移動後に、上側工具68は、工作物加工のために再び工作物2上に降下させられる。
工具60では、工作物加工のために作動可能にされた装置ペアがほぼ中心に配置されている。したがって中心外での工作物加工の際に生ぜしめられる恐れのある横方向力および瞬間負荷が阻止されるか、または少なくとも減じられる。
金属薄板を加工するための工具の、上記構成とは異なる構成も考えられる。たとえば回転可能な加工装置および対向装置として、カッティングエッジが設けられていてもよい。

Claims (10)

  1. 板状の工作物、特に金属薄板の加工、特に変形加工および/または切断加工のための工具であって、
    −第1の工具部分(4,48,68)および第2の工具部分(5,47,52)が設けられており、第1の工具部分(4,48,68)と、第2の工具部分(5,47,52)とは、両工具部分(4,5,47,48,52,68)が1つの負荷軸線(11)に沿って互いに向かい合って位置するように、加工したい工作物(2)の互いに反対の側に配置可能であり、
    −少なくとも2つの回転可能な加工装置(18,19,31,32,45,46,49,61,62)が設けられており、該加工装置が、第1の工具部分(4,48,68)において負荷軸線(11)に対して直角に延びる少なくとも1つの回転軸線(20,33,51,63)を中心として回転可能であって、負荷軸線(11)に対して直角な方向で互いに連なり合っており、
    −少なくとも1つの対向装置(26,35,41,42,65)が、第2の工具部分(5,47,52)に設けられており、
    前記回転可能な種々の加工装置(18,19,31,32,45,46,49,61,62)のうちの少なくとも1つの加工装置と、1つの対向装置(26,35,41,42,65)とが、工作物加工のために1つの装置ペアを形成する形式のものにおいて、
    種々の回転可能な加工装置(18,19,31,32,45,46,49,61,62)を有する互いに異なる装置ペアが、工作物加工のために作動可能であり、
    第1の工具部分(4,48,68)と、第2の工具部分(5,47,52)とが、負荷軸線(11)に対して平行に延びる工具回転軸線(13)を中心として、互いに対して相対的に回転可能であり、対向装置(26,35,41,65)と、回転可能な加工装置(18,19,31,32,45,49,61,62)とが、工具回転軸線(13)を中心として互いに対して相対的に回転可能でありかつ対向装置(26,35,41,65)および/または回転可能な加工装置(18,19,31,32,45,49,61,62)が、工具回転軸線を中心として互いに連なり合っていることにより、同一の対向装置(26,35,41,65)に、回転可能な種々の加工装置(18,19,31,32,45,49,61,62)が対応可能である、
    ことを特徴とする、板状の工作物の加工のための工具。
  2. 第1の工具部分(4,48,68)に、互いに異なる、回転可能な少なくとも2つの加工装置(18,19,31,32,45,46,49,61,62)が設けられている、請求項1記載の工具。
  3. 回転可能な少なくとも2つの加工装置(18,19,31,32,45,46,49,61,62)が、1つの共通の回転体に設けられており、該回転体が、第1の工具部分(4,48,68)において回転可能である、請求項1または2記載の工具。
  4. 共通の回転体が、その回転軸線(20,33,51,63)に沿って大小異なる横断面を有していることにより、該回転体が、回転可能な種々の加工装置(18,19,31,32,45,46,49,61,62)を形成している、請求項記載の工具。
  5. 共通の回転体が、ローラ(21,34,50,64)として形成されている、請求項3または4記載の工具。
  6. 回転可能な少なくとも1つの対向装置(26,35,41,42,65)が設けられており、該対向装置(26,35,41,42,65)が、第2の工具部分(5,47,52)において回転可能である、請求項1から5までのいずれか1項記載の工具。
  7. 回転可能な少なくとも1つの対向装置(26,35,41,42,65)、全ての方向に回転可能な球体(23,36,43,44,53,54,55,66)に設けられている、請求項記載の工具。
  8. 回転可能な少なくとも1つの対向装置(26,35,41,42,65)および回転可能な少なくとも1つの加工装置が、全ての方向に回転可能な球体(23,36,43,44,53,54,55,66)に設けられている、請求項6記載の工具。
  9. 回転可能な少なくとも1つの加工装置が、全ての方向に回転可能な球体に設けられている、請求項1から8までのいずれか1項記載の工具。
  10. 作動させたい装置ペアの対向装置(41,42)および/または加工装置が、機能位置へ移動可能であることにより、回転可能な種々の加工装置(45,46,49)を有する互いに異なる装置ペアが、工作物加工のために作動可能であり、前記機能位置において、対向装置(41,42)および/または加工装置が、工作物加工時に、少なくとも1つの別の対向装置(41,42)もしくは少なくとも1つの別の加工装置に比べて、工作物(2)に向かって突出している、請求項1からまでのいずれか1項記載の工具。
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