JP5361601B2 - ヒンジ機構及び天吊り用のモニタ装置 - Google Patents
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Description
図1は、この発明の実施の形態1に係るヒンジ機構1の構成を示す斜視図であり、図2はその分解斜視図である。図3は、図1及び図2に示す取付けベース5の正面図である。図4は、図1及び図2に示すヒンジ機構1を用いた車載用天吊りモニタ装置2の構成を示す斜視図であり、図4(a)はモニタ収納状態、図4(b)はモニタ視聴状態を示す。この発明の実施の形態1では、ヒンジ機構1を、図4(a),(b)に示すような車載用天吊りモニタ装置2に用いる場合を例に説明する。
小径部10には、板バネ15及びプレート11が嵌合してカシメ固着される。
また、シャフト7の、シャーシ31に取り付けられる基端方向の面には、このシャーシ31の取付け穴に嵌合する凸部が設けられている。
図4(a),(b)に示すように、車載用天吊りモニタ装置2は、車両の天井面に取付けられる筐体4と、筐体4に形成されたモニタ収納部4aに対して開閉して出し入れ可能なモニタ3とからなる。これら筐体4とモニタ3の後端部とがヒンジ機構1によって回動可能に連結されている。モニタ3の一方の面にはモニタ画面3aが設けられている。また、モニタ3の先端面の両端にはモニタ保持用溝21がそれぞれ設けられ、他方、モニタ収納部4aにはこれらモニタ保持用溝21とそれぞれ係合するモニタ保持用凸部20が設けられている。モニタ保持用凸部20は、先端に向かって先細るよう、その側面がテーパ状に形成されたモニタ保持用凸部テーパ20aになっており、モニタ保持用溝21のモニタ保持用溝エッジ21aがモニタ保持用凸部テーパ20aに引っ掛かるように係合する。
このとき、モニタ付勢バネ17がシャフト7を付勢することによって、シャフト7と連結したモニタ3が切り欠き22側に押し付けられ、モニタ保持用溝21のモニタ保持用溝エッジ21aがモニタ保持用凸部20のモニタ保持用凸部テーパ20aに引っ掛かるように係合してモニタ3を収納位置に保持する。
このとき、クリック作用を発生させるための板バネ15のクリック用凸部16は、取付けベース5のスライド溝14内に沿ってテーパ状凹部13側へ移動する。モニタ保持用凸部20とモニタ保持用溝21の係合が外れてモニタ3の保持が解除され、かつ、シャフト7も回転可能状態となっているため、モニタ3は図5B(a)の矢印Bの方向へ自重により回動し、このとき、クリック用凸部16がテーパ状凹部13に乗り上げながら摺動する。
このとき、ヒンジ機構1では、シャフト7の中径部9の平面カット部9aが鍵形穴6のストレート部6bと平行になるので、シャフト7が並進不可能状態から並進可能状態になる。すると、モニタ付勢バネ17のバネ力により、シャフト7の中径部9が鍵形穴6のテーパ6cに案内されてストレート部6bに入り込み、ストレート部6bの終端までスライドする。また、板バネ15のクリック用凸部16は取付けベース5のスライド溝14内を逃げるため、シャフト7はストレスなく並進できる。
また、このとき、シャフト7と一体で並進するモニタ3のモニタ保持用溝21がモニタ保持用凸部20に係合し、モニタ3がモニタ収納部4a内に収納保持される。
図6は、実施の形態2に係る車載用天吊りモニタ装置2の構成を示す斜視図であり、図6(a)はモニタ収納状態、図6(b)はモニタ視聴状態を示す。本実施の形態2では、上記実施の形態1で説明したヒンジ機構1を、図6(a),(b)に示すような車載用天吊りモニタ装置2に用いる場合を例に説明する。なお、図6及び後述する図7A〜図7Cにおいて図1〜図5Cと同一又は相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。
また、モニタ3の先端面には、指が引っ掛かりやすくするための凹凸部23が設けられている。
また、筐体4の外表面にモニタ保持用凹凸部を設ける必要がないため、意匠上の美観を損なうことがない。
図8は、実施の形態3に係るヒンジ機構1の構成を示す斜視図であり、図9はその分解斜視図である。本実施の形態3によるヒンジ機構1は、モニタ付勢バネに代えて、モニタ自立用バネ(弾性部材)30を用いる。このモニタ自立用バネ30に関する構成以外のヒンジ機構1各部は図1及び図2に示す構成と同一のため、同一の符号を付し説明を省略する。
その場合には、ヒンジ機構1を、モニタ3に連結するシャフト7と、シャフト7の外周面を切り欠いてモニタ画面3aと平行な一対の平面カット部9aが形成された中径部9と、筐体に固定する取付けベース5と、取付けベース5に穿設された、中径部9を挿通させて回転自在に軸支する円弧部6aと、筐体に収納された状態のモニタ画面3aと平行、かつ、中径部9の平面カット部9aの厚さに合わせたストレート部6bとからなる鍵形穴6と、中径部9を鍵形穴6の円弧部6aからストレート部6bの方向へ付勢すると共に、モニタ3を開き方向へ付勢するモニタ自立用バネ30とを備え、平面カット部9aがストレート部6bと平行な状態のとき中径部9がモニタ自立用バネ30に付勢されて円弧部6aからストレート部6bに並進してモニタ3の回動をロックし、中径部9がモニタ自立用バネ30の付勢に抗ってストレート部6bから円弧部6aへ並進すると、モニタ自立用バネ30のモニタ3に対する開き方向の付勢力により、中径部9が円弧部6a内で回動するように構成する。
Claims (12)
- 天井に取り付ける天吊り用のモニタ装置内にあって、筐体に収納されたモニタを重力方向に回動させるヒンジ機構において、
前記モニタに連結するシャフトと、
前記シャフトの外周面を切り欠いて、互いに平行な一対の平面カット部が形成されたシャフト加工部と、
前記筐体に固定するベースと、
前記ベースに穿設された、前記シャフト加工部を挿通させて回転自在に軸支する円弧部と、前記シャフト加工部の一対の平面カット部の厚さに合わせたストレート溝とからなる鍵穴形状の回転軸穴と、
前記シャフト加工部を前記回転軸穴の前記円弧部から前記ストレート溝の方向へ付勢すると共に、前記モニタを開き方向へ付勢する弾性部材とを備え、
前記シャフト加工部が前記円弧部内で回転して前記モニタを回動させ、前記一対の平面カット部が前記ストレート溝と平行な状態のとき、前記シャフト加工部が前記円弧部から前記ストレート溝へ並進して前記モニタの回動をロックすることを特徴とするヒンジ機構。 - 回転軸穴の円弧部とストレート溝の切り替え部をなめらかな形状としたことを特徴とする請求項1記載のヒンジ機構。
- 回転軸穴のストレート溝は、筐体に収納された状態のモニタの画面方向と平行に穿設され、
シャフト加工部の一対の平面カット部は、前記モニタの画面方向と平行に形成され、
前記モニタが前記筐体に収納された状態で、前記シャフト加工部が前記回転軸穴の円弧部から前記ストレート溝へ並進して、前記モニタの回動をロックすることを特徴とする請求項1または請求項2記載のヒンジ機構。 - クリック用凸部を有し、シャフトと一体で回転する板バネを備え、
ベースは、前記板バネのクリック用凸部が係合してクリック作用を発生させるクリック用凹部と、モニタが筐体に収納された状態のときに前記板バネのクリック用凸部が当接する位置に、回転軸穴のストレート溝と平行なスライド溝とを有し、
前記モニタが前記筐体に収納された状態で、シャフト加工部が前記回転軸穴の円弧部から前記ストレート溝へ並進するときに、前記シャフトと一体の前記板バネのクリック用凸部が前記スライド溝へ逃げることを特徴とする請求項3記載のヒンジ機構。 - 筐体に対してモニタを回動自在に連結するヒンジ機構において、
前記モニタに連結するシャフトと、
前記シャフトの外周面を切り欠いて、前記モニタの画面方向と平行な一対の平面カット部が形成されたシャフト加工部と、
前記筐体に固定するベースと、
前記ベースに穿設された、前記シャフト加工部を挿通させて回転自在に軸支する円弧部と、前記筐体に収納された状態の前記モニタの画面方向と平行、かつ、前記シャフト加工部の一対の平面カット部の厚さに合わせたストレート溝とからなる鍵穴形状の回転軸穴と、
前記シャフト加工部を前記回転軸穴の前記円弧部から前記ストレート溝の方向へ付勢すると共に、前記モニタを開き方向へ付勢する弾性部材とを備え、
前記一対の平面カット部が前記ストレート溝と平行な状態のとき前記シャフト加工部が前記弾性部材に付勢されて前記円弧部から前記ストレート溝に並進して前記モニタの回動をロックし、前記シャフト加工部が前記弾性部材の付勢に抗って前記ストレート溝から前記円弧部へ並進すると、前記弾性部材の前記モニタに対する開き方向の付勢力により、前記シャフト加工部が前記円弧部内で回転することを特徴とするヒンジ機構。 - 請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載のヒンジ機構が筐体とモニタの後端部とを連結して、天井に取り付けた前記筐体に収納された前記モニタの回動をロックすると共に、重力方向に回動させることを特徴とする天吊り用のモニタ装置。
- モニタが筐体に収納された状態のときに互いに係止するモニタ保持用凹凸部を、前記モニタの先端面と前記筐体に相対的に設けることを特徴とする請求項6記載の天吊り用のモニタ装置。
- モニタの先端面に凹凸部を設け、
モニタが筐体に収納された状態のときに前記凹凸部と向き合う筐体部分に切り欠き部を設けることを特徴とする請求項7記載の天吊り用のモニタ装置。 - モニタが筐体に収納された状態のときに互いに係止するモニタ保持用凹凸部を、前記モニタの先端面の側辺と前記筐体に相対的に設けることを特徴とする請求項6記載の天吊り用のモニタ装置。
- モニタの先端面に凹凸部を設けることを特徴とする請求項9記載の天吊り用のモニタ装置。
- モニタ保持用凹凸部は、凹部が底面より開口面が広いテーパ形状、又は凸部が先端が先細るテーパ形状であることを特徴とする請求項7から請求項10のうちのいずれか1項記載の天吊り用のモニタ装置。
- モニタ保持用凹凸部の一方が、テーパ形状の他方の途中に引っ掛かって係合することを特徴とする請求項11記載の天吊り用のモニタ装置。
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