JP5361556B2 - 画像処理装置及びその方法、並びに、コンピュータプログラムおよび記憶媒体 - Google Patents
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Description
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る画像形成装置は、画像読取部101、画像処理部102、記憶部103、CPU104および画像出力部105を備える。本実施形態では、画像処理部102、記憶部103、CPU104を含む装置を画像処理装置とする。
図2において、画像読取部101では、原稿台ガラス203および原稿圧板202の間に、画像を読み取る原稿204が置かれる。原稿204がランプ205の光に照射されると、原稿204からの反射光は、ミラー206と207に導かれ、レンズ208によって3ラインセンサ210上に像が結ばれる。なお、レンズ208には赤外カットフィルタ231が設けられている。図示しないモータにより、ミラー206とランプ205を含むミラーユニットを速度Vで、ミラー207を含むミラーユニットを速度V/2で矢印の方向に移動する。つまり、3ラインセンサ210の電気的走査方向(主走査方向)に対して垂直方向(副走査方向)にミラーユニットが移動し、原稿204の全面を走査する。
実施形態1において、下地除去処理部303は、平滑化した明度成分と閾値の差分量を用いてカウンタ変動量を決定した(S504)が、差分量を使用して判断するのに加え彩度成分を使用することで、より精度の高い閾値の推定を行うことが出来る。
まず、S501において、下地除去処理部303は、実施形態1と同等の明度Lの算出と、さらに彩度成分Sの算出を行う。彩度成分Sは、例えば以下の式により演算される。
S=MAX(R,G,B)−MIN(R,G,B)
但しこの演算は一例であり、この演算に限定されるものではなく、色味成分を表すものであれば他の演算を用いてもよい。
実施形態1および実施形態2において、下地除去処理部303は、S502の平滑化手段で、注目画素を含む複数の周辺画素の値から平滑化を行っている。平滑化手段を工夫することで、より精度の高いカウント変動量の決定を行うことが出来る。
実施形態3において、下地除去処理部303は、S502の平滑化手段で、明度成分と閾値の差分量を用いて平滑化のためのフィルタサイズを決定したが、属性情報を利用することも可能である。ここで述べる属性情報とは、スキャナ画像処理部301において行われる図示しない処理のひとつで、読み取った原稿データの各画素について文字領域か網点領域かを判別する属性判別処理によってフラグ化される情報のことである。属性情報を利用することで、図示しない色変換処理やシャープネス調整処理など各領域に合わせた個別の画像処理を適用し、画質を向上させることができる。
実施形態4において、下地除去処理部303は、S502の平滑化手段で、属性情報を用いて平滑化のためのフィルタサイズを決定したが、原稿タイプを利用することも可能である。ここで述べる原稿タイプとは、例えばユーザによって画像処理装置のUIから設定されたり、画像処理により自動判定されたりして指定される原稿の種別のことである。原稿の種別として、例えば、文字、写真、印画紙写真などがあり、画素単位でなくジョブもしくはページ単位で指定される情報である。
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
Claims (18)
- 画像データにおける画素の明るさ成分と所定の閾値との差分量に応じて前記画像データの画素のカウント変動量を決定する変動量決定手段と、
前記画像データの画素毎の前記カウント変動量を累積した結果に基づき、前記閾値を変動させる閾値変動手段と、
前記閾値変動手段によって変動した後の閾値を、前記画素の下地レベルとして決定する下地レベル決定手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。 - 前記変動量決定手段において、前記差分量が大きいほどカウント変動量を小さくすることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
- 前記閾値変動手段は、前記画像データにおいて前記カウント変動量を累積した結果が、所定のカウント値を超えた場合、前記閾値を変動させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像処理装置。
- さらに、前記明るさの成分を平滑化する平滑化手段を有し、
前記変動量決定手段は、前記平滑化手段によって平滑化された明るさの成分と前記所定の閾値との差分量に応じて前記画像データの画素のカウント変動量を決定することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 前記平滑化手段は、前記画像データの注目画素と前記注目画素の周辺画素とを含む領域におけるフィルタリング処理であることを特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
- 前記変動量決定手段は、前記差分量および前記画像データの画素の彩度成分に応じて決定されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像処理装置。
- 前記変動量決定手段は、前記差分量が大きく前記彩度成分が大きいほど、前記カウント変動量を小さくすることを特徴とする請求項6記載の画像処理装置。
- 前記平滑化手段において、前記明るさの成分と前記所定の閾値との差分量に応じて、前記フィルタリング処理に用いるフィルタサイズを決定することを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
- 前記平滑化手段において、前記画像データの画素毎に判別された属性情報に応じて、前記フィルタリング処理に用いるフィルタサイズを決定することを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
- 前記平滑化手段において、前記画像データの原稿タイプ情報に応じて、前記フィルタリング処理に用いるフィルタサイズを決定することを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
- 入力された画像データの画素の明るさ成分に応じて画素毎に下地レベルを変動させ、前記変動後の下地レベルを用いて各画素に対して下地飛ばし処理を行う画像処理装置において、
前記画像データの注目画素の明るさ成分と閾値との差分量が大きいほど、前記注目画素に隣接する画素の下地レベルからの変動量が小さくなるように前記注目画素の下地レベルを決定する決定手段とを有することを特徴とする画像処理装置。 - 前記決定手段において、前記差分量が大きいほど前記注目画素のカウント変動量が小さくなるようにカウント変動量を決定し、画素毎に決定されるカウント変動量を累積した結果が所定のカウント値を超えた場合、前記所定のカウント値を超えた画素の下地レベルを前記画素に隣接する画素の下地レベルから変動させることを特徴とする請求項11に記載の画像処理装置。
- 前記閾値は、前記注目画素に隣接する画素の下地レベルであることを特徴とする請求項11に記載の画像処理装置。
- 画像データにおける画素の明るさ成分と所定の閾値との差分量に応じて前記画像データの画素のカウント変動量を決定する変動量決定ステップと、
前記画像データの画素毎の前記カウント変動量を累積した結果に基づき、前記閾値を変動させる閾値変動ステップと、
前記閾値変動ステップによって変動した後の閾値を、前記画素の下地レベルとして決定する下地レベル決定ステップと、
を有することを特徴とする画像処理方法。 - 入力された画像データの画素の明るさ成分に応じて画素毎に下地レベルを変動させ、前記変動後の下地レベルを用いて各画素に対して下地飛ばし処理を行う画像処理方法において、
前記画像データの注目画素の明るさ成分と閾値との差分量を算出し、前記差分量が大きいほど前記注目画素に隣接する画素の下地レベルからの変動量が小さくなるように前記注目画素の下地レベルを決定する決定ステップとを有することを特徴とする画像処理方法。 - 前記決定ステップにおいて、前記差分量が大きいほど前記注目画素のカウント変動量が小さくなるようにカウント変動量を決定し、画素毎に決定されるカウント変動量を累積した結果が所定のカウント値を超えた場合、前記所定のカウント値を超えた画素の下地レベルを前記画素に隣接する画素の下地レベルから変動させることを特徴とする請求項15に記載の画像処理方法。
- 前記閾値は、前記注目画素に隣接する画素の下地レベルであることを特徴とする請求項15に記載の画像処理方法。
- 請求項1乃至13のいずれか一項に記載の画像処理装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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