JP5361179B2 - サーマルプリンタ及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明はサーマルプリンタ及びその制御方法に係り、特に、印刷データに基づいて複数の印刷領域毎に熱を印加して、印刷を行うサーマルプリンタ及びその制御方法に関する。
ラインサーマルプリンタに用いられるサーマルヘッドは、多数の発熱体がライン状に配列された構成されており、印刷イメージに応じて電流が供給され、発熱する。なお、サーマルヘッドは、複数のブロックに分割されており、印字ブロック毎に駆動されている(例えば、特許文献1−3参照)。印字ブロックは、ライン状に配列された多数の発熱体を所定数の発熱体毎に分割したものである。
サーマルヘッドの発熱体を複数の印字ブロックに分割し、各印字ブロックの発熱時間をずらせて駆動することにより、印字エネルギーが大きい場合などにおいてサーマルヘッドに流れる総電流を抑制できる。
このような、サーマルプリンタでは、紙送りのステップに同期してサーマルヘッドの発熱体に電流を供給し、発熱体を発熱させることにより印字を行っている。また、このとき、各印字ブロックには予め決められた熱印加パターンに基づいて電流が供給可能とされている。
図1は従来のサーマルプリンタの一例の熱印加パターンを説明するための図を示す。同図中、梨地部分が熱を印加する期間を示している。
熱印加パターンは、主に、第1の熱印加パターン、第2の熱印加パターンに分けられる。第1の熱印加パターンは、第1〜第4印字ブロックB1〜B4に同時に一括して熱を印加可能とするパターンである。
第2の熱印加パターンは、二分割パターン、三分割パターン、四分割パターンから構成されている。二分割パターンは、第1、第2印字ブロックB1、B2に対して第1、第2ステップ期間S1、S2で同時に一括して熱を印加可能とするとともに、第3、第4印字ブロックB3、B4に対して第3、第4ステップ期間S3、S4で同時に一括して熱を印加可能とするパターンである。
三分割パターンは、第1印字ブロックB1に対して第1ステップ期間S1に熱を印加可能とし、第2印字ブロックB2に対して第2ステップ期間S2に熱を印加可能とするとともに、第3、第4印字ブロックB3、B4に対して第3、第4ステップ期間S3、S4で同時に一括して熱を印加可能とするパターンである。
四分割パターンは、第1印字ブロックB1に対して第1ステップ期間S1に熱を印加可能とし、第2印字ブロックB2に対して第2ステップ期間S2に熱を印加可能とし、第3印字ブロックB3に対して第3ステップ期間S3に熱を印加可能とし、第4印字ブロックB4に対して第4ステップ期間S4に熱を印加可能とするパターンである。
特開昭61−235167号公報 特開2002−19171号公報 特開2001−191573号公報
印字密度に応じて任意の複数の印字ブロックに分割してエネルギーを印加するサーマルプリンタにおいて、連続して一括印字を行う場合、及び、連続して多分割印字を行う場合は比較的高品位に印字を行うことができる。これに対し、多分割と一括印字を交互に行う場合には一括印字の直後の多分割印字の印字ラインで最後にエネルギーを印加する印字ブロックと全ラインの間に最大で1ドットラインの空白が生じ、例えば、図2に示すような印字を行った場合、図3に矢印で示すような印字劣化が発生する。これは、最後のステップ期間で熱が印加される第4印字ブロックB4に側で空白が大きくなり、空白部分の幅が広くなる。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、印字品質を更に向上させることができるサーマルプリンタ及びその制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、印刷データに基づいて複数の印刷領域毎に熱を印加して、印刷を行うサーマルプリンタであって、複数の印刷領域に熱を印加するサーマルヘッドと、印刷データに応じてサーマルヘッドに熱を印加する熱印加パターンを設定し、熱印加パターンに基づいてサーマルヘッドを駆動する駆動手段とを有し、駆動手段は、熱印加パターンのうち所定の期間内に複数の印刷領域に一括して熱を印加する一括熱印加パターンを所定の期間を分割した複数の期間毎に複数の印刷領域に一括して熱を印加する分割熱印加パターンに切り換え可能とされたことを特徴とする。
また、前記複数の期間は、前記所定の期間を二、三、四分割した期間であることを特徴とする。さらに、分割した各期間で均等に熱を印加することを特徴とする。
さらに、複数の期間を構成する1つの期間は、紙送りのステップに応じた期間であることを特徴とする。また、分割した各期間で均等に熱を印加することを特徴とする。
さらに、本発明は、印刷データに基づいてサーマルヘッドを駆動して、前記サーマルヘッドにより複数の印刷領域毎に熱を印加して、印刷を行うサーマルプリンタの制御方法において、前記所定の期間内に前記複数の印刷領域に一括して熱を印加する第1の熱印加パターンの前又は後に、前記所定の期間内に前記複数の印刷領域毎に、異なる期間に熱を印加する第2の熱印加パターンがあるとき、前記第1の熱印加パターンに代えて、前記所定の期間内に前記複数の印刷領域に対して一括に、複数の期間に分割して熱を印加する第3の熱印加パターンに基づいて前記サーマルヘッドを駆動することを特徴とする。
本発明によれば、複数の印刷領域に熱を印加するサーマルヘッドに印刷データに応じて熱を印加するパターンを設定し、設定された熱印加パターンに基づいてサーマルヘッドを駆動することにより印刷を行うサーマルプリンタにおいて、所定の期間内に前記複数の印刷領域に一括して熱を印加する第1の熱印加パターンの前又は後に、所定の期間内に前記複数の印刷領域毎に、異なる期間に熱を印加する第2の熱印加パターンがあるとき、第1の熱印加パターンに代えて、所定の期間内に複数の印刷領域に対して一括に、複数の期間に分割して熱を印加する第3の熱印加パターンに基づいてサーマルヘッドを駆動することにより、連続して熱を印加する必要がある熱印加パターンにおいて熱が印加されない期間を小さくできるため、印字速度を落とすことなく、印字品質を更に向上させることができる。
図4は本発明の一実施例のシステム構成図を示す。
本実施例の情報処理システム100は、上位装置101、印刷装置102、インタフェースケーブル103を含む構成とされている。上位装置101と印刷装置102とは、インタフェースケーブル103を介して接続され、インタフェースケーブル103を介してデータ通信が行われる。
上位装置101で作成した文書、図表などのデータがインタフェースケーブル103を介して送信され、印刷装置102に提供される。印刷装置102は、上位装置101からのデータを解析、処理して、イメージに展開して、紙などの記録媒体に印刷する。
上位装置101は、コンピュータシステムから構成されている。
図5は上位装置101のブロック構成図を示す。
上位装置101は、CPU111、記録装置112、メモリ113、インタフェース回路114、入力装置115、表示装置116を含む構成とされている。
CPU111は、記録装置112などに予めインストールされた文書作成プログラムなどに基づいて処理を実行する。
記録装置112は、例えば、ハードディスクドライブなどであり、CPU111で処理すべきプログラムなどがインストールされるとともに、処理されたデータが記憶されている。メモリ113は、例えば、RAM、ROMなどであり、CPU111の作業用記憶領域として用いられるとともに、BIOSなどが記憶される。
インタフェース回路114は、インタフェースケーブル103に接続され、インタフェースケーブル103を介して印刷装置102とのデータ通信を行う。
入力装置115は、例えば、マウス、キーボードなどから構成されており、ユーザによる文書の入力、コマンドの発行などが行われる。
表示装置116は、例えば、CRT、LCDなどから構成されており、プログラムに基づいて処理されたデータの表示、印刷情報の表示などを行う。
図6は印刷装置102のブロック構成図を示す。
印刷装置102は、インタフェース回路121、マイコン122、フラッシュROM123、RAM124、オペレーションパネル125、ドライバ126、印刷機構127、アナログデジタル変換回路128、電源129を含む構成とされている。
インタフェース回路121は、インタフェースケーブル103に接続されており、上位装置101からインタフェースケーブル103を介して供給される印刷データを受信し、マイコン122に供給する。
マイコン122は、フラッシュROM123に予めインストールされた印刷処理プログラムに基づいて印刷処理を実行する。マイコン122で実行される印刷処理は、上位装置101から供給された印字データに基づいてドライバ126を介して印刷機構127を駆動するための各種駆動信号を生成する。
フラッシュROM123は、例えば、書き換え可能な不揮発性半導体メモリであり、マイコン122で実行する印刷処理プログラム、各種設定値、スタック領域の最大アドレス値などが記憶される。
RAM124は、マイコン122の作業用記憶領域として用いられ、ビットイメージが展開されるビットイメージ展開領域、上位装置101から供給された印刷データのうち有効となるデータを記憶する有効データ記憶領域、及び、無効となるデータを記憶する無効データ記憶領域とを含む構成とされている。
オペレーションパネル125は、操作キー、状態表示装置などを含み、電源129のオン/オフ、エラー発生時のリセット操作などを行うとともに、装置の状態などを表示する。
ドライバ126は、マイコン122から供給される印字データに基づいて印刷機構127を駆動するための駆動信号を生成し、印刷機構127に供給する。
印刷機構127は、ドライバ126から供給される駆動信号に応じて各部を駆動し、記録媒体、例えば、印刷用紙に印刷を行う機構であり、例えば、サーマルヘッド131、紙送り機構132、センサ133などを含む構成とされている。
サーマルヘッド131は、多数の発熱体がライン状に配列された構成されており、印刷イメージに応じて電流が供給され、発熱する。なお、サーマルヘッド131は、印字ブロック毎に駆動可能とされている。印字ブロックは、ライン状に配列された多数の発熱体を所定数の発熱体毎に分割したものである。
サーマルヘッド131を印字ブロック毎に駆動することにより、例えば、印字ブロック毎に時間をずらして発熱体を駆動することができ、印字エネルギーが大きい場合であってもサーマルヘッド131に流れる電流を抑制できるようになる。
紙送り機構132は、ステッピングモータなどを含み、1ステップ毎に所定の長さ印刷用紙を移動させる。
センサ133は、サーマルヘッド131の温度を検出する温度センサ、印刷用紙が無いことを検出するセンサ、サーマルヘッド131、紙送り機構132などをカバーするカバー部材がオープン状態であることを検出するセンサなどを含み、検出結果をアナログデジタル変換回路128に供給する。
アナログデジタル変換回路128は、センサ133で検出された各種検出信号をデジタルデータに変換して、マイコン122に供給する。マイコン122は、アナログデジタル変換回路128からのデータに応じて印刷装置102の状態を検出して、例えば、正常状態であれば印刷を許可し、エラー状態であれば印刷を禁止するとともに、オペレーションパネル125などに印刷装置102の状態を表示する。
電源129は、バッテリ、電源回路などを含み、印刷装置102の内部回路に電源を供給する。
次に、印字制御動作について説明する。
図7はマイコン122による印字処理の処理フローチャートを示す。
マイコン122は、ステップS1−1で印字データを受信すると、ステップS1−2で受信した印字データを解析し、ステップS1−3で印字データの解析結果に基づいて熱印加パターンを設定する。
次に、マイコン122は、ステップS1−4で設定した熱印加パターンのなかに第1熱印加パターンから第2熱印加パターンに遷移する部分を検出する。マイコン122は、ステップS1−4で設定した熱印加パターンのなかに第1熱印加パターンから第2熱印加パターンに遷移する部分がある場合には、ステップS1−5でその部分の第1熱印加パターンを第3熱印加パターンに置き換える。
マイコン122は、ステップS1−6で、紙送り機構132を駆動するとともに、設定された熱印加パターンによりサーマルヘッド131を駆動することにより、印刷用紙に印刷を行う。
図8は本発明の一実施例の熱印加パターンを示す図である。図8(A)は基本パターン、図8(B)は熱印加パターンの一例を示す図である。
第1熱印加パターンは、サーマルヘッド131の第1〜第4印字ブロックB1〜B4を同時に一括して熱を印加可能とするパターンである。なお、1つの印字ブロックは、例えば、50〜80個の発熱素子から構成される。
第2熱印加パターンは、二分割パターン、三分割パターン、四分割パターンから構成されている。
二分割パターンは、例えば、第1、第2印字ブロックB1、B2を第1、第2ステップ期間S1、S2で、第3,第4印字ブロックB3、B4を第3、第4ステップ期間S3、S4で同時に一括して熱印加可能とするパターンである。
三分割パターンは、例えば、第1印字ブロックB1を第1ステップ期間S1で、第2印字ブロックB2を第2ステップ期間S2で、第3、第4ブロックを第3、第4ステップ期間S3、S4で熱印加可能とする熱印加パターンである。
四分割パターンは、第1印字ブロックB1を第1ステップ期間S1で、第2印字ブロックB2を第2ステップ期間S2で、第3印字ブロックB3を第3ステップ期間S3で、第4印字ブロックB4を第4ステップ期間S4で熱印加可能とする熱印加パターンである。
本実施例では、図8(B)に示すように第2の熱印加パターンの前後に配置される第1の熱印加パターンは第3の熱印加パターンに置き換えられ、図8(C)に示すような熱印加パターンとなる。
これによって、例えば、図8(B)に示す熱が印加されない期間Δt1を図8(C)に示す期間Δt11に短縮することができる。
次に、第2の熱印加パターンの前後の第1の熱印加パターンを第3の熱印加パターンに置き換えた熱印加パターンにより印字を行ったときの印字結果を説明する。
図9は本発明の一実施例の印字結果を示す図である。なお、図9は第2の熱印加パターンの前の第1の熱印加パターンを第3の熱印加パターンに置き換えた熱印加パターンにより印字を行ったときの印字結果を示している。なお、図9に示す印字結果は本実施例の効果を示すために実際の印字結果より空白が強調されたものとなっている。
本実施例によれば、第2の熱印加パターンの前後に配置される第1熱印加パターンを第3の熱印加パターンに置き換えることにより熱が印加されない期間を短縮できるため、図9に矢印で示す第4印字ブロックB4で発生する空白部分の幅d4が図3に示す第4ブロックB4の空白部分の幅に比べて大幅に低減できる。また、図9に矢印で示す第1印字ブロックB1の空白部分の幅d1との差も小さくなる。したがって、よって、印字品質を更に向上させることが可能となる。
なお、本実施例では、第1の熱印加パターンの熱印加期間を、第1、第2ステップ期間S1、S2と第3、第4ステップ期間S3、S4とで2分割した例について説明したがた、分割の方法は上記の方法限定されるものではない。
図10は第3の熱印加パターンの第1変形例を説明するための図を示す。
本変形例の第3の熱印加パターンは第1−第3ステップ期間S1−S3と第4ステップ期間S4とで熱印加期間を2分割したものである。本変形例によれば、第2の熱印加パターンの前に本変形例の第3の熱印加パターンを配置した場合に熱がされない最大の期間を図10にΔt2で示すように図8に示す第3の熱印加パターンに比べて更に短縮することができる。
図11は第3の熱印加パターンの第2変形例を説明するための図を示す。
本変形例の第3の熱印加パターンは第1ステップ期間S1と第2−第4ステップ期間S2−S4とで熱印加期間を2分割したものである。本変形例によれば、第1の熱印加パターンに近い熱印加パターンで熱を印加できる。
図12は第3の熱印加パターンの第3変形例を説明するための図を示す。
本変形例の第3の熱印加パターンは第1ステップ期間S1と第2ステップ期間S2と第3、第4ステップ期間S3、S4とで熱印加期間を3分割したものである。本変形例によれば、熱印加期間を分散できる。
図13は第3の熱印加パターンの第4変形例を説明するための図を示す。
本変形例の第3の熱印加パターンは第1ステップ期間S1と第2、第3ステップ期間S2、S3と第4ステップ期間S4とで熱印加期間を3分割したものである。本変形例によれば、熱印加期間を分散できる。
図14は第3の熱印加パターンの第5変形例を説明するための図を示す。
本変形例の第3の熱印加パターンは第1、第2ステップ期間S1、S2と第3ステップ期間S3と第4ステップ期間S4とで熱印加期間を3分割したものである。本変形例によれば、熱印加期間を分散できる。
図15は第3の熱印加パターンの第6変形例を説明するための図を示す。
本変形例の第3の熱印加パターンは第1ステップ期間S1と第2のステップ期間S2と第3ステップ期間S3と第4ステップ期間S4とで熱印加期間を4分割したものである。本変形例によれば、熱印加期間を分散できる。
なお、設定された熱印加パターンにおいて、二分割の第2の熱印加パターンが連続する場合、いずれか一方の二分割の第2の熱印加パターンを第4の熱印加パターンに置き換えるようにしてもよい。
図16は第4の熱印加パターンを説明するための図を示す。
第4の熱印加パターンは、図16に示すように第2の熱印加パターンのうちの第1、第2印字ブロックB1、B2の第1、第2ステップ期間S1、S2で一括して印加するパターンを第1ステップ期間S1と第2ステップ期間S2とで二分割して印加するとともに、第3、第4印字ブロックB3、B4の第3、第4ステップ期間S3、S4で一括して印加するパターンを第3ステップ期間S3と第4ステップ期間S4とで二分割して印加する熱印加パターンである。
また、本実施例では、熱印加パターンをステップ期間に二分割するようにしたが、ステップ期間に四分割するようにしてもよい。
図17は第4の熱印加パターンの変形例を説明するための図を示す。
本変形例の第4の熱印加パターンは、第2の熱印加パターンのうち第1、第2印字ブロックB1、B2で第1、第2ステップ期間S1、S2で一括して印加するパターンを第1−第4ステップ期間S1−S4で四分割して印加するとともに、第3、第4印字ブロックB3、B4で第3、第4ステップ期間S3、S4で一括して印加するパターンを第1−第4ステップ期間S1−S4で四分割して印加する熱印加パターンである。
本変形例によれば、熱印加パターンを分散できる。
また、上記実施例では、熱印加パターンに応じて第1の熱印加パターンを分割した第3又は第4の熱印加パターンを採用したが、第1の熱印加パターンの熱印加期間を印加エネルギーに応じて第1の熱印加パターンを分割するようにしてもよい。
図18は第1の熱印加パターンの変形例を説明するための図を示す。
本変形例の第1の熱印加パターンは、熱印加パターンP1〜P4から構成されている。
熱印加パターンP1は、第1−第4ステップ期間S1−S4で第1−第4印加ブロックB1一B4で一括して熱を印加するパターンである。熱印加パターンP2は、第1、第2ステップ期間S1、S2と第3、第4ステップ期間S3、S4とで二分割して、第1−第4印加ブロックB1一B4に一括して熱を印加するパターンである。
熱印加パターンP3は、第1ステップ期間S1と第2ステップ期間S2と第3、第4ステップ期間S3、S4とで三分割して、第1−第4印加ブロックB1一B4に一括して熱を印加するパターンである。なお、熱印加パターンP3は、第1、第2ステップ期間S1、S2と第3ステップ期間S3と第4ステップ期間S4とで三分割して、第1−第4印加ブロックB1一B4に一括して熱を印加するパターン、第1ステップ期間S1と第2、第3ステップ期間S2、S3と第4ステップ期間S4とで三分割して、第1−第4印加ブロックB1一B4に一括して熱を印加するパターン、第2ステップ期間S2と第3ステップ期間S3と第4ステップ期間S4とで三分割して、第1−第4印加ブロックB1一B4に一括して熱を印加するパターンのいずれであってもよい。
また、熱印加パターンP4は、第1ステップ期間S1と、第2ステップ期間S2と、第3ステップ期間S3と、第4ステップ期間S4とで四分割して、第1−第4印加ブロックB1一B4に一括して熱を印加するパターンである。
周囲温度、印加電圧、印字速度などから求められる印加エネルギーに基づいて熱印加パターンP1〜P4を適用する。例えば、周囲温度が第1の閾値温度以下のときには熱印加パターンP1を用い、周囲温度が第1の閾値温度より大きく、かつ、第2の閾値温度以下のときには熱印加パターンP2を用い、周囲温度が第2の閾値温度より大きく、かつ、第3の閾値温度以下のときには熱印加パターンP3を用い、周囲温度が第3の閾値温度より大きいときには熱印加パターンP4を用いるようにする。
また、サーマルヘッド131への印加電圧が第1の閾値以下のときには熱印加パターンP1を用い、サーマルヘッド131への印加電圧が第1の閾値より大きく、かつ、第2の閾値以下のときには熱印加パターンP2を用い、サーマルヘッド131への印加電圧が第2の閾値より大きく、かつ、第3の閾値以下のときには熱印加パターンP3を用い、サーマルヘッド131への印加電圧が第3の閾値より大きいときには熱印加パターンP4を用いるようにする。
さらに、印字速度が第1の閾値以下のときには熱印加パターンP4を用い、印字速度が第1の閾値より大きく、かつ、第2の閾値以下のときには熱印加パターンP3を用い、印字速度が第2の閾値より大きく、かつ、第3の閾値以下のときには熱印加パターンP2を用い、印字速度が第3の閾値より大きいときには熱印加パターンP1を用いるようにする。
また、周囲温度、印加電圧、印字速度などを組み合わせて印加エネルギーを求め、印加エネルギーに応じて熱印加パターンP1〜P4を選択するようにしてもよい。
なお、本実施例では、4印字ブロックに分割したサーマルヘッドを例に説明をしたが、2印字ブロック以上のサーマルヘッドに適用可能であることは言うまでもない。また、四ステップ期間で1つの熱印加パターンを表現したが、2ステップ以上のステップ期間で1つの熱印加パターンを表現するものであれば、適用可能であることは言うまでもない。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形例が考えられることは言うまでもない。
従来のサーマルプリンタの一例の熱印加パターンを説明するための図である。 従来の熱印加パターンによる印字結果を説明するための図である。 従来の熱印加パターンによる印字結果を説明するための図である。 本発明の一実施例のシステム構成図である。 上位装置101のブロック構成図である。 印刷装置102のブロック構成図である。 マイコン122の印字処理の処理フローチャートである。 本発明の一実施例の熱印加パターンを示す図である。 本発明の一実施例の印字結果を示す図である。 熱印加パターンの第1変形例を説明するための図である。 熱印加パターンの第2変形例を説明するための図である。 熱印加パターンの第3変形例を説明するための図である。 第3の熱印加パターンの第4変形例を説明するための図である。 第3の熱印加パターンの第5変形例を説明するための図である。 第3の熱印加パターンの第6変形例を説明するための図である。 第4の熱印加パターンを説明するための図である。 第4熱印加パターンの変形例を説明するための図である。 第5の熱印加パターンを説明するための図である。
符号の説明
100 情報処理システム
101 上位装置、102 印刷装置
111 CPU、112 記録装置、113 メモリ、114 インタフェース回路
115 入力装置、116 表示装置
121 インタフェース回路、122 マイコン、123 フラッシュROM
124 RAM、125 オペレーションパネル、126 ドライバ、127 印刷機構128 アナログデジタル変換回路、129 電源
131 サーマルヘッド、132 紙送り機構

Claims (10)

  1. 印刷データに基づいて印刷を行うサーマルプリンタであって、
    ライン状に配列された複数の発熱体が複数の印字ブロックに分割されて、前記印字ブロック毎に前記発熱体にエネルギーが印加されるサーマルヘッドと、
    1印字ラインの印字を複数のステップに分割して、前記1印字ラインの印字時にステップ毎にエネルギーを印加する印字ブロックを示す印加パターンを設定し、該印加パターンに基づいて前記サーマルヘッドを駆動する駆動手段と、を有し、
    前記駆動手段は、
    印字データに基づいて、1のステップで印字ブロックに同時にエネルギーを印加する一括印加パターンと、異なるステップで異なる印字ブロックにエネルギーを印加する分割印加パターンと、複数ステップで前記全印字ブロックに同時にエネルギーを印加する一括分割印加パターンと、を印加パターンとして設定し、
    設定された前後する印加パターンに応じて、前記一括印加パターンを前記一括分割印加パターンに切り換えるサーマルプリンタ。
  2. 前記駆動手段は、前記一括印加パターンの後に前記分割印加パターンがあるとき、前記一括印加パターンに代えて前記一括分割印加パターンに基づいて前記サーマルヘッドを駆動する請求項1記載のサーマルプリンタ。
  3. 前記ステップのそれぞれは、紙送りのステップに対応している請求項1又は2に記載のサーマルプリンタ。
  4. 前記駆動手段は、前記一括印加パターンの前あるいは後の印加パターンに基づいて前記一括印加パターンを前記一括分割印加パターンに切り換える請求項1乃至3のいずれか一項記載のサーマルプリンタ。
  5. 前記駆動手段は、前記発熱体に印加されるエネルギーに応じて前記一括印加パターンを前記一括分割印加パターンに切り換える請求項1乃至4のいずれか一項記載のサーマルプリンタ。
  6. 印刷データに基づいて、ライン状に配置されている複数の発熱体が複数の印字ブロックに分割されたサーマルヘッドにエネルギーを印加して印刷を行うサーマルプリンタの制御方法であって、
    1印字ラインの印字時にエネルギーを印加する印字ブロックを示す印加パターンを設定するとき、前記1印字ラインの印字データに基づいて、1のステップで印字ブロックに同時にエネルギーを印加する一括印加パターンと、異なるステップで異なる印字ブロックにエネルギーを印加する分割印加パターンと、複数ステップで前記全印字ブロックに同時にエネルギーを印加する一括分割印加パターンと、を設定し、
    設定した印加パターンに応じて、前記印字ブロック毎に前記発熱体にエネルギーを印加し、
    設定された前後する印加パターンに応じて、前記一括印加パターンを前記一括分割印加パターンに切り換えるサーマルプリンタの制御方法。
  7. 前記一括印加パターンの後に前記分割印加パターンがあるとき、前記一括印加パターンに代えて前記一括分割印加パターンに基づいて前記サーマルヘッドを駆動する請求項6記載のサーマルプリンタの制御方法。
  8. 前記ステップのそれぞれは、紙送りのステップに対応している請求項6又は7に記載のサーマルプリンタの制御方法。
  9. 前記一括印加パターンの前あるいは後の印加パターンに基づいて前記一括印加パターンを前記一括分割印加パターンに切り換える請求項6乃至8のいずれか一項記載のサーマルプリンタの制御方法。
  10. 前記発熱体に印加されるエネルギーに応じて前記一括印加パターンを前記一括分割印加パターンに切り換える請求項6乃至9のいずれか一項記載のサーマルプリンタの制御方法。
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