JP5360772B2 - ディスクチャッキング装置、モーター及びこれを搭載したディスク駆動装置 - Google Patents

ディスクチャッキング装置、モーター及びこれを搭載したディスク駆動装置 Download PDF

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Description

本発明はディスクのセンタリング及びディスクチャッキング性能を向上させるために、ディスクの爪部材の構造を改善したディスクチャッキング装置、モーター及びこれを搭載したディスク駆動装置に関する。
一般的に、ディスク駆動装置内に設けられるスピンドルモーター(spindle motor)は、光ピックアップ機構がディスクに記録されたデータを読むことができるようにディスクを回転させる。
前記ディスクは前記スピンドルモーターとともに回転されるディスクチャッキング装置によって固定され、前記ディスクは前記ディスクチャッキング装置に繰り返しロード及びアンロードされる。
前記ディスクの内周面が前記ディスクチャッキング装置のセンタリングケースの外周面に圧入して装着され、前記ディスクの中心がセンタリングケースの中心と一致しなければディスクの記録や再生性能の信頼性が維持されない。
前記ディスクチャッキング装置のセンタリングケースには、前記ディスクが前記センタリングケースの外周面に挿入された後、前記ディスクの離脱を防止するようにするチャックチップが備えられ、前記センタリングケースの外周面には前記ディスクの内周面を支持する爪が形成される。
前記爪は前記センタリングケースから前記ディスクが着脱される方向(軸方向の上下)に移動されて、前記ディスクが着脱される方向への力のみが前記ディスクの内周面に加えられる。
これによって、前記ディスクが繰り返して着脱されると、前記爪への応力集中が前記ディスクが着脱される方向にのみ表れるようになり、爪の変形や破損によって寿命が短縮される問題点がある。
また、前記ディスクが着脱される方向への力のみが前記ディスクの内周面に加えられるため、繰り返される着脱によって前記爪が変形された場合、前記ディスクが前記センタリングケースで滑ったりずり落ちる現象が発生される問題点がある。
また、前記爪が変形される場合、ディスクの中心とセンタリングケースの中心が一致しないため、ディスクの記録や再生性能の信頼性に問題点が発生する。
本発明の目的は、ディスクのセンタリング及びディスクチャッキング性能を向上させるために、センタリングケースの内径方向の内側に水平方向に回転移動される爪を含むディスクチャッキング装置を提供することである。
本発明のまた他の目的は、前記ディスクチャッキング装置を含むモーターを提供することである。
本発明のまた他の目的は、前記モーターを搭載するディスク駆動装置を提供することである。
本発明の一実施例によるディスクチャッキング装置は、ディスクの内周面が固定されるセンタリングケース;及び前記センタリングケースに形成され、前記ディスクの装着時に水平方向に回転して前記センタリングケースの内側に流入されて、前記ディスクの内周面を弾性的に支持する接触部を有する爪;を含むことができる。
また、本発明の一実施例によるディスクチャッキング装置の前記爪は、前記センタリングケースの爪形成部から突出されて形成され、前記センタリングケースの内側に平行に形成される境界ライン孔の間に配置される爪ボディー;及び前記境界ライン孔のうち一つから延長されて、前記爪ボディーの一部を前記境界ライン孔と異なる方向に切開する遊び孔によって形成される回転ラック;を含むことができる。
また、本発明の一実施例によるディスクチャッキング装置の前記遊び孔は前記接触部の曲率と反対方向の曲率を有することができる。
また、本発明の一実施例によるディスクチャッキング装置の前記爪は前記センタリングケースの平板部と同一のレベルをなすことができる。
また、本発明の一実施例によるディスクチャッキング装置の前記爪は前記センタリングケースの平板部と異なるレベルをなすことができる。
また、本発明の一実施例によるディスクチャッキング装置の前記爪形成部は前記センタリングケースの内側に多角形の形状をなすことができる。
また、本発明の一実施例によるディスクチャッキング装置の前記爪は前記センタリングケースの爪形成部から突出されて形成され、前記センタリングケースの内側に平行に形成される境界ライン孔の間に配置される爪ボディー;及び前記境界ライン孔のうち一つから延長されて、前記爪形成部と前記爪ボディーが分離されるように切開する遊び孔によって形成される回転ラック;を含むことができる。
また、本発明の一実施例によるディスクチャッキング装置の前記遊び孔は前記接触部の曲率と反対方向の曲率を有することができる。
また、本発明の一実施例によるディスクチャッキング装置の前記爪形成部の前記センタリングケースの内面は、前記遊び孔の形状と同一の形状を有することができる。
また、本発明の一実施例によるディスクチャッキング装置の前記接触部は、前記センタリングケースの外周部の境界から外径方向の外側に一部が突出されて、前記ディスクの内周面が接触する先端接触部を有することができる。
また、本発明の一実施例によるディスクチャッキング装置の前記爪ボディーは、前記センタリングケースの平板部と異なる平面上に形成され、前記接触部は前記ディスクの装着時に前記ディスクの内周面と接触する外周部、前記ディスクの装着時に最初に前記ディスクの内周面が接する先端部及び前記先端部と外周部を連結する連結部を含んで、前記先端部の曲率が前記連結部の曲率より大きいことができる。
また、本発明の一実施例によるディスクチャッキング装置の前記爪は、前記センタリングケースの爪形成部から突出されて形成され、前記センタリングケースの内側に平行に形成される境界ライン孔の間に配置される爪ボディー;前記爪ボディーが前記境界ライン孔と平行に内径方向の内側に切開する分離孔によって形成されるボディー切片;及び前記分離孔から延長されて前記ボディー切片の一部を前記分離孔と異なる方向に切開する遊び孔によって形成される回転ラック;を含むことができる。
また、本発明の一実施例によるディスクチャッキング装置の前記遊び孔は、前記分離孔から前記境界ライン孔の方向に形成されることができる。
また、本発明の一実施例によるディスクチャッキング装置の前記遊び孔は、前記接触部の曲率と反対方向の曲率を有することができる。
また、本発明の一実施例によるディスクチャッキング装置の前記爪形成部は、前記センタリングケースの内側に多角形の形状をなすことができる。
また、本発明の一実施例によるディスクチャッキング装置の前記接触部は、前記センタリングケースの外周面の境界から外径方向の外側に一部が突出されて、前記ディスクの内周面が接触する先端接触部を有することができる。
また、本発明の一実施例によるディスクチャッキング装置の前記爪は、前記センタリングケースの爪形成部から突出されて形成され、前記センタリングケースの内側に平行に形成される境界ライン孔の間に配置される爪ボディー;前記爪ボディーが前記境界ライン孔と平行に内径方向の内側に切開する分離孔によって形成されるボディー切片;及び前記境界ライン孔のうち少なくとも一つから延長されて前記ボディー切片の分離孔の方向に切開する遊び孔によって形成される回転ラック;を含むことができる。
また、本発明の一実施例によるディスクチャッキング装置の前記爪形成部は、前記センタリングケース内側に多角形の形状をなすことができる。
また、本発明の一実施例によるディスクチャッキング装置の前記遊び孔は、前記爪形成部の内面に沿って形成されることができる。
また、本発明の一実施例によるディスクチャッキング装置の前記接触部は、前記センタリングケースの外周面の境界から外径方向の外側に一部が突出されて、前記ディスクの内周面が接触する先端接触部を有することができる。
また、本発明の一実施例によるディスクチャッキング装置の前記爪は、前記センタリングケースの爪形成部から突出されて形成され、前記センタリングケースの内側に平行に形成される境界ライン孔の間に配置される爪ボディー;前記爪ボディーが前記境界ライン孔と平行に内径方向の内側に切開する分離孔によって形成されるボディー切片;及び前記境界ライン孔のうち少なくとも一つ及び前記分離孔から延長されて前記分離孔及び他の境界ライン孔の方向に切開する遊び孔によって形成される回転ラック;を含むことができる。
また、本発明の一実施例によるディスクチャッキング装置の前記爪形成部は、前記センタリングケース内側に多角形の形状をなすことができる。
また、本発明の一実施例によるディスクチャッキング装置の前記接触部は、前記センタリングケースの外周面の境界から外径方向の外側に一部が突出されて、前記ディスクの内周面が接触する先端接触部を有することができる。
また、本発明の一実施例によるディスクチャッキング装置の前記爪は、前記センタリングケースの爪形成部から突出されて形成され、前記センタリングケースの内側に平行に形成される境界ライン孔の間に配置される爪ボディー;前記爪ボディーが前記境界ライン孔と平行に内径方向の内側に切開する分離孔によって形成されるボディー切片;及び前記分離孔から前記境界ライン孔の少なくとも一つの方向に延長されて、前記爪形成部と前記ボディー切片が分離されるように切開する遊び孔によって形成される回転ラック;を含むことができる。
また、本発明の一実施例によるディスクチャッキング装置の前記遊び孔は、前記接触部の曲率と反対方向の曲率を有することができる。
また、本発明の一実施例によるディスクチャッキング装置の前記爪形成部の前記センタリングケースの内面は、前記遊び孔の形状と同一の形状を有することができる。
また、本発明の一実施例によるディスクチャッキング装置の前記爪は、前記センタリングケースの爪形成部から突出されて形成され、前記センタリングケースの内側に平行に形成される境界ライン孔の間に配置される爪ボディー;前記爪ボディーが前記境界ライン孔と平行に内径方向の内側に切開する分離孔によって形成されるボディー切片;及び前記境界ライン孔のうち少なくとも一つから延長されて、前記ボディー切片の分離孔の方向に切開する遊び孔によって形成される回転ラック;を含むことができる。
また、本発明の一実施例によるディスクチャッキング装置の前記爪形成部の前記センタリングケースの内面は、前記遊び孔の形状と同一の形状を有することができる。
また、本発明の一実施例によるディスクチャッキング装置の前記遊び孔は、前記爪形成部の内面に沿って形成されることができる。
また、本発明の一実施例によるディスクチャッキング装置の前記爪は、前記センタリングケースの爪形成部から突出されて形成され、前記センタリングケースの内側に平行に形成される境界ライン孔の間に配置される爪ボディー;前記爪ボディーが前記境界ライン孔と平行に内径方向の内側に切開する分離孔によって形成されるボディー切片;及び前記分離孔の内径方向の端部に分離孔の幅より大きい直径を有する円形の遊び孔によって形成される回転ラック;を含むことができる。
また、本発明の一実施例によるディスクチャッキング装置の前記爪は、前記接触部が前記センタリングケースの内側に流入されることができる空間からなる爪形成部を含んで、前記接触部は、前記センタリングケースの外周部の一端部から前記センタリングケースの外径をなすように延長形成され、前記一端部と対応する前記センタリングケースの外周部の他端部と分離されることができる。
また、本発明の一実施例によるディスクチャッキング装置の前記爪形成部は、前記センタリングケースの内側に多角形の形状をなすことができる。
また、本発明の一実施例によるディスクチャッキング装置の前記接触部は、前記センタリングケースの外周部の境界から外径方向の外側に一部が突出されて、前記ディスクの内周面が接触する先端接触部を有することができる。
また、本発明の一実施例によるディスクチャッキング装置の前記爪は、前記接触部が前記センタリングケースの内側に流入されることができる空間からなる爪形成部を含んで、前記接触部は、前記センタリングケースの外周部の両端部から前記センタリングケースの外径をなすように延長形成され、前記接触部の相接する端部は分離されることができる。
また、本発明の一実施例によるディスクチャッキング装置の前記爪形成部は、前記センタリングケースの内側に多角形の形状をなすことができる。
また、本発明の一実施例によるディスクチャッキング装置の前記接触部の相接する端部は、前記センタリングケースの外周部の境界から外径方向の外側に一部が突出されて前記ディスクの内周面が接触する先端接触部を有することができる。
また、本発明の一実施例によるディスクチャッキング装置は、前記センタリングケースの外周部に形成され、外径方向の外側に一部突出されて備えられるチャックチップを収容するチャックチップ収容部;及び前記チャックチップ収容部が凹溝に形成されて境界をなすように前記センタリングケースの底面から軸方向の下側に突出形成される境界壁;をさらに含むことができる。
また、本発明の一実施例によるディスクチャッキング装置の前記爪は、前記チャックチップ収容部と前記境界壁の間に配置され、前記境界壁の形状を有する爪形成部から突出形成されることができる。
また、本発明の一実施例によるディスクチャッキング装置の前記センタリングケースは、ローターケースの軸方向の上部に配置され、前記ローターケースのローターハーブの外周面が圧入されるボス孔が形成されるガイドボスを含むことができる。
また、本発明の一実施例によるディスクチャッキング装置の前記ガイドボスは、前記チャックチップ収容部の方向に突出され、前記チャックチップと弾性結合するようにする弾性部材が締結される締結突起が形成されるボスフレームを含むことができる。
他の側面で、本発明の一実施例によるモーターは、ディスクチャッキング装置;前記ディスクチャッキング装置が安着されるローター;及び前記ローターと連動するシャフトを回転支持するステーター;を含むことができる。
また他の側面で、本発明の一実施例によるディスク駆動装置は、ディスクが装着されるモーター;前記モーターが搭載されるフレーム;前記ディスクを光学的に記録または再生する光ピックアップ機構;及び前記光ピックアップ機構を前記ディスクの直径方向に移送させる移送機構;を含むことができる。
本発明によるディスクチャッキング装置、モーター及びこれを搭載するディスク駆動装置によって、爪がディスクの装着方向と反対方向に加える力を減らし、前記爪がディスクの内周面を水平方向に弾性支持するようにして、爪に応力集中される現象を減らすことができる。
また、前記爪に集中される応力集中が分散されるため、爪の変形や破損を減らすことができる。
また、爪がディスクの内周面に水平方向に力を加えることができるため、前記ディスクチャッキング装置に装着されるディスクがセンタリングケースから滑ったり抜ける現象を減らすことができる。
また、前記爪のディスク内周面に加える力が大きいため、前記ディスクの中心とセンタリングケースの中心が一致して、ディスクの記録や再生性能の信頼性が向上される効果がある。
本発明の一実施例によるモーターを図示した概略断面図である。 本発明のディスクチャッキング装置の第1実施例の平面図である。 本発明のディスクチャッキング装置の第1実施例の底面図である。 本発明のディスクチャッキング装置の第1実施例にディスクが装着される様子と、ディスク装着後にディスクチャッキング装置がディスクに加える力の方向を図示した概略断面図である。 図4の第1変形実施例の概略断面図である。 図4の第2変形実施例の概略断面図である。 図2のディスクチャッキング装置にディスクが装着された場合、ディスクチャッキング装置がディスクに加える力の方向を図示した平面図である。 本発明のディスクチャッキング装置の第2実施例の平面図である。 図8の変形例の平面図である。 図8の爪の断面図である。 本発明のディスクチャッキング装置の第3実施例の平面図である。 図11のディスクチャッキング装置にディスクが装着された場合、ディスクチャッキング装置がディスクに加える力の方向を図示した平面図である。 図11の変形例の平面図である。 本発明のディスクチャッキング装置の第4実施例の平面図である。 図14の変形例の平面図である。 本発明のディスクチャッキング装置の第5実施例の平面図である。 図16の変形例の平面図である。 本発明のディスクチャッキング装置の第6実施例の平面図である。 本発明のディスクチャッキング装置の第7実施例の平面図である。 本発明のディスクチャッキング装置の第8実施例の平面図である。 図21は本発明のディスクチャッキング装置の第9実施例の平面図である。 図21の変形例の平面図である。 本発明のディスクチャッキング装置の第10実施例の平面図である。 図23の変形例の平面図である。 本発明の一実施例によるディスク駆動装置の概略断面図である。
以下、図面を参照して本発明の具体的な実施例を詳細に説明する。但し、本発明の思想は提示される実施例に制限されず、本発明の思想を理解する当業者は同一の思想の範囲内にて他の構成要素を追加、変更、削除等によって、退歩的な他の発明や本発明の思想の範囲内に含まれる他の実施例を容易に提案することができるが、これもまた本発明の思想の範囲内に含まれるとするべきであろう。
また、各実施例の図面に示される同一または類似の思想の範囲内の機能が同一の構成要素は同一または類似の参照符号を用いて説明する。
[モーター]
図1は本発明の一実施例によるモーターを図示した概略断面図である。
図1を参照すると、本発明の一実施例によるモーター10は、ディスクチャッキング装置100、ローター20及びステーター40を含むことができる。
ここで、モーター10をディスクDを回転させる光ディスクドライブに適用されるスピンドルモーターの一実施例として説明する。大きく分けて、ローター20とステーター40からなる。
一方、方向に対する用語を定義すると、軸方向は図1を参照して、シャフト50を基準に上下方向を意味し、外径または内径方向はシャフト50を基準にローター20の外側端方向、またはローター20の外側端を基準にシャフト50の中心方向を意味する。
前記ローター20は、ステーター40のコイル44と対応する輪状のマグネット25を外周部に備えるカップ状のローターケース22を備える。前記マグネット25は、円周方向にN極、S極が相互に着磁され、一定の強さの磁気力を発生する永久磁石である。
前記ローターケース22は、シャフト50が圧入締結されるローターハブ26と輪状のマグネット25を内周面に配置するマグネット結合部28からなる。前記ローターハブ26は、前記シャフト50との抜去力の維持のために軸方向の上側に折曲されて形成され、前記ローターハブ26の外周面にはディスクDを載置することができるディスクチャッキング装置100が搭載される。
前記ステーター40は回転する部材を除いた全ての固定部材を意味するものであり、印刷回路基板62が設けられるベースプレート60、スリーブ52を圧入して支持するスリーブホルダー70及び前記スリーブホルダー70に固定されるコア42及び前記コアに巻かれる巻線コイル44を含む。
前記マグネット結合部28の内周面に備えられる前記マグネット25は、前記巻線コイル44と対向するように配置され、前記マグネット25と巻線コイル44の電磁気的相互作用によって前記ローター20が回転するようになる。即ち、ローターケース22が回転するとローターケース22と連動するシャフト50が回転する。
前記ローターケース22の回転によって、前記ディスクDが装着されるセンタリングケース120を含むディスクチャッキング装置100もともに回転するようになる。この際、前記センタリングケース120の爪は前記ディスクDを水平方向に弾性的に支持するようになる。
以下では、前記ディスクチャッキング装置100の多様な実施例を詳細に説明する。
[ディスクチャッキング装置]
図2は本発明のディスクチャッキング装置の第1実施例の平面図であり、図3は本発明のディスクチャッキング装置の第1実施例の底面図であり、図4は本発明のディスクチャッキング装置の第1実施例にディスクが装着される様子と、ディスク装着後にディスクチャッキング装置がディスクに加える力の方向を図示した概略断面図であり、図5は図4の第1変形実施例の概略断面図であり、図6は図4の第2変形実施例の概略断面図であり、図7は図2のディスクチャッキング装置にディスクが装着された場合、ディスクチャッキング装置がディスクに加える力の方向を図示した平面図である。
図2から図7を参照すると、本発明のディスクチャッキング装置100は、センタリングケース120及び爪200を含むことができる。
前記センタリングケース120は、円形の平板部122と前記平板部122の外周端部から軸方向の下側に延長される外周部124からなる。
具体的に、前記センタリングケース120は、ローターケース22の軸方向の上部に配置され、前記ローターケース22のローターハブ26の外周面が圧入されるボス孔142が形成されるガイドボス140を含むことができる。
また、前記センタリングケース120の外周部124にはディスクDの内周面が固定されることができる。前記センタリングケース120には前記ディスクDが装着された後、離脱されることを防止するために、前記ディスクDを押すチャックチップ160を収容するチャックチップ収容部126が形成される。
前記ガイドボス140は、前記チャックチップ収容部126の方向に突出され、前記チャックチップ160と弾性結合するようにする弾性部材180が締結される締結突起146が形成されるボスフレーム144を含むことができる。
前記チャックチップ160は、前記センタリングケース120の外周部124に外径方向の外側に一部突出されるように、前記チャックチップ収容部126に収容されることができる。
前記センタリングケース120は、前記センタリングケース120の底面から軸方向の下側に突出され、前記チャックチップ収容部126が凹溝で形成されて境界をなすようにする境界壁170をさらに含むことができる。
前記チャックチップ160は、センタリングケース120の円周方向に一定間隔で多数個が形成されることができる。前記チャックチップ160に対向される前記センタリングケース120の外周部には爪200が形成される。前記爪200は前記ディスクDの装着時に前記チャックチップ160を補助して、前記ディスクDの離脱を防止するようになる。
前記爪200は、前記ディスクDの装着時に水平方向に回転して、前記センタリングケース120の内側に流入され、前記ディスクDの内周面を弾性的に支持する接触部240を有することができる。具体的には、爪200のセンタリングケース120の外周よりも突出した部分が、センタリングケース120の外周よりも内側に位置するように、後述する回転ラック270が弾性変形する。この変形の結果、爪200は、センタリングケース120の中心点に近いセンタリングケース120の内側の領域に移動する。
前記爪200は、前記チャックチップ収容部126と前記境界壁170の間に配置され、前記境界壁170の形状を有する爪形成部228から突出されて形成されることができる。
この際、前記爪形成部228は前記境界壁170の形状のように多角形の形状からなることができて、折れ曲がって形成されることもできる。
本実施例の爪200は、前記センタリングケース120の爪形成部228から突出されて形成され、前記センタリングケース120の内側に平行に形成される境界ライン孔250の間に配置される爪ボディー220を含むことができる。また、前記爪200は、前記境界ライン孔250のうち一つから延長されて、前記爪ボディー220の一部を前記境界ライン孔250と異なる方向に切開する遊び孔260によって形成される回転ラック270を含むことができる。例えば、遊び孔260の切開方向と境界ライン孔250の切開方向との角度は、80度以上100度以下である。当該角度は、境界ライン孔250の切開方向と、境界ライン孔250が接するセンタリングケース120の外周との間の角度と等しい角度であってもよい。
前記回転ラック270は、前記ディスクDが装着されると弾性変形し、前記接触部240を含む爪200の部分は、前記遊び孔260の空間へと水平方向に回転する。この際、前記ディスクDの装着後には爪200の弾性により、前記接触部240は前記回転とは反対方向に前記ディスクDを加圧するようになる。
前記遊び孔260は前記接触部240の曲率と反対方向の曲率を有するように前記爪ボディー220に形成されることができる。つまり、遊び孔260及び接触部240は、略同一の曲率半径を有し、かつ、反対方向に凸となる弧状に形成されていてもよい。
一方、前記爪ボディー220は前記センタリングケース120の爪形成部228から外径方向に突出されることができる。
この際、図4及び図5のように、前記爪200は前記センタリングケース120の平板部122と同一のレベルをなすことができて、図6のように前記爪200は前記センタリングケース120の平板部122と異なるレベルをなすことができる。
前記ディスクDが前記センタリングケース120に装着される時、前記接触部240が水平方向に回転することによって、前記センタリングケース120の内側空間に流入される。この際、前記接触部240の外径方向への反発力が前記ディスクDの内周面に作用するようになる。
図7を参照すると、爪200が前記ディスクDの内周面に作用する力が分かる。
前記爪200には、前記接触部240がディスクDの接触された方向への反発力である法線力Nと、センタリングケース120の内側に回転流入された方向の反対方向への回転力である接線力Tの合力である爪力Fcが発生する。
前記接線力Tは、法線力Nのみが作用する場合に比べて爪力Fcをより強くすることで、ディスクDが前記センタリングケース120内でさらに安定的に支持されることができる。
一方、前記チャックチップ160は弾性部材180の反発力によってスプリング力Fsが形成される。
以下では、爪の他の実施例を詳細に説明し、図2から図7の実施例と差異点のみを詳細に説明する。
図8は本発明のディスクチャッキング装置の第2実施例の平面図であり、図9は図8の変形例の平面図であり、図10は図8の爪の断面図である。
図8から図10を参照すると、本実施例の爪300は、前記センタリングケースの爪形成部328から突出されて形成され、前記センタリングケース120の内側に平行に形成される境界ライン孔350の間に配置される爪ボディー320を含むことができる。
また、前記爪300は、前記境界ライン孔350のうち一つから延長され、前記爪形成部328と前記爪ボディー320が分離されるように切開する遊び孔360によって形成される回転ラック370を含むことができる。
ここで、前記遊び孔360は前記接触部340の曲率と反対方向の曲率を有することができる。
また、前記爪形成部328の前記センタリングケース120の内面は、前記遊び孔360の形状と同一の形状を有することができる。
図9のように、前記接触部340は、前記センタリングケース120の外周部124の境界から外径方向の外側に一部が突出され、前記ディスクDの内周面が接触する先端接触部345を有することができる。
前記先端接触部345は前記接触部340の回転力を強くするため、爪力Fcの分力の一つである接線力Tの力を増加させて、全体的に爪力Fcを増加させることができる。
この際、前記爪ボディー320は前記センタリングケース120の平板部122と異なる平面上に形成されることができる。
そして、図10のように、接触部340は、前記ディスクDの装着時に前記ディスクの内周面と接触する外周部346、前記ディスクの装着時に最初に前記ディスクの内周面が接する先端部342及び前記先端部342と外周部346を連結する連結部344を含むことができる。
ここで、前記先端部342の曲率は前記連結部344の曲率より大きく、ディスクDをスムーズに装着することができる。
図11は本発明のディスクチャッキング装置の第3実施例の平面図であり、図12は図11のディスクチャッキング装置にディスクが装着された場合、ディスクチャッキング装置がディスクに加える力の方向を図示した平面図であり、図13は図11の変形例の平面図である。
図11から図13を参照すると、本実施例の爪400は、前記センタリングケース120の爪形成部428から突出されて形成され、前記センタリングケース120の内側に平行に形成される境界ライン孔450の間に配置される爪ボディー420を含むことができる。
また、前記爪400は、前記爪ボディー420が前記境界ライン孔450と平行するように内径方向の内側に切開する分離孔465によって形成されるボディー切片480、及び前記分離孔465から延長され、前記ボディー切片480の一部を前記分離孔465と異なる方向に切開する遊び孔460によって形成される回転ラック470を含むことができる。
前記遊び孔460は、前記分離孔465から前記境界ライン孔450の方向に形成されることができる。また、前記遊び孔460は前記接触部440の曲率と反対方向の曲率を有することができる。
この際、前記爪形成部428は前記センタリングケースの内側に多角形の形状からなることができる。
図12を参照すると、このように爪ボディー420が多数のボディー切片480で構成される場合(以下では二つのボディー切片で説明する)、夫々のボディー切片480が前記遊び孔460の内側に回転されて、夫々の爪力Fc、Fcを発生させる。
前記夫々の爪力Fc、Fcは夫々の法線力N、N及び接線力T、Tの合力で計算されて、夫々の爪力Fc、Fcの合力が全体の爪力Fcになる。
爪ボディー420が多数のボディー切片480からなることによって、爪力をさらに増加させることができる。
本実施例は図13のように変形されることができる。即ち、前記接触部440は前記センタリングケース120の外周面124の境界から外径方向の外側に一部が突出されて、前記ディスクDの内周面が接触する先端接触部445を有することができる。
図14は本発明のディスクチャッキング装置の第4実施例の平面図であり、図15は図14の変形例の平面図である。
図14を参照すると、本実施例の爪500は、前記センタリングケース120の爪形成部528から突出されて形成され、前記センタリングケース120の内側に平行に形成される境界ライン孔550の間に配置される爪ボディー520を含むことができる。
また、前記爪500は、前記爪ボディー520が前記境界ライン孔550と平行するように内径方向の内側に切開する分離孔565によって形成されるボディー切片580、及び前記境界ライン孔550のうち少なくとも一つから延長され、前記ボディー切片580の分離孔565の方向に切開する遊び孔560によって形成される回転ラック570を含むことができる。
この際、前記爪形成部528は前記センタリングケース120の内側に多角形の形状をなすことができる。
前記遊び孔560は前記爪形成部528の内面に沿って形成されることができる。
本実施例は図15のように変形されることができる。即ち、前記接触部540は、前記センタリングケース120の外周面124の境界から外径方向の外側に一部が突出され、前記ディスクDの内周面が接触する先端接触部545を有することができる。
図16は本発明のディスクチャッキング装置の第5実施例の平面図であり、図17は図16の変形例の平面図である。
図16を参照すると、本実施例の爪600は、前記センタリングケース120の爪形成部628から突出されて形成され、前記センタリングケース内側に平行に形成される境界ライン孔650の間に配置される爪ボディー620を含むことができる。
また、前記爪600は、前記爪ボディー620が前記境界ライン孔650と平行するように内径方向の内側に切開する分離孔665によって形成されるボディー切片680、及び前記境界ライン孔650のうち少なくとも一つ及び前記分離孔665から延長され、前記分離孔665及び他の境界ライン孔650の方向に切開する遊び孔660によって形成される回転ラック670を含むことができる。
この際、前記爪形成部628は前記センタリングケース120の内側に多角形の形状をなすことができる。
本実施例は図17のように変形されることができる。即ち、前記接触部640は前記センタリングケース120の外周面124の境界から外径方向の外側に一部が突出され、前記ディスクDの内周面が接触する先端接触部645を有することができる。
図18は本発明のディスクチャッキング装置の第6実施例の平面図である。
図18を参照すると、本実施例の爪700は、前記センタリングケース120の爪形成部728から突出され、前記センタリングケース120の内側に平行に形成される境界ライン孔750の間に配置される爪ボディー720を含むことができる。
また、前記爪700は、前記爪ボディー720が前記境界ライン孔750と平行するように内径方向の内側に切開する分離孔765によって形成されるボディー切片780、及び前記分離孔765から前記境界ライン孔750の少なくとも一つの方向に延長され、前記爪形成部728と前記ボディー切片780が分離されるように切開する遊び孔760によって形成される回転ラック770を含むことができる。
この際、前記遊び孔760は前記接触部740の曲率と反対方向の曲率を有することができる。そして、前記爪形成部728の前記センタリングケース120の内面は、前記遊び孔760の形状と同一の形状を有することができる。
図19は本発明のディスクチャッキング装置の第7実施例の平面図である。
図19を参照すると、本実施例の爪800は、前記センタリングケース120の爪形成部828から突出され、前記センタリングケース120の内側に平行に形成される境界ライン孔850の間に配置される爪ボディー820を含むことができる。
前記爪800は、前記爪ボディー820が前記境界ライン孔850と平行するように内径方向の内側に切開する分離孔865によって形成されるボディー切片880、及び前記境界ライン孔850のうち少なくとも一つから延長され、前記ボディー切片880の分離孔865の方向に切開する遊び孔860によって形成される回転ラック870を含むことができる。
この際、前記爪形成部828の前記センタリングケース120の内面は、前記遊び孔860の形状と同一の形状を有することができる。そして、前記遊び孔860は前記爪形成部828の内面に沿って形成されることができる。
図20は本発明のディスクチャッキング装置の第8実施例の平面図である。
図20を参照すると、本実施例の爪900は、前記センタリングケース120の爪形成部928から突出され、前記センタリングケース120の内側に平行に形成される境界ライン孔950の間に配置される爪ボディー920を含むことができる。
また、前記爪900は、前記爪ボディー920が前記境界ライン孔950と平行するように内径方向の内側に切開する分離孔965によって形成されるボディー切片980、及び前記分離孔965の内径方向の端部に分離孔965の幅より大きい直径を有する円形の遊び孔960によって形成される回転ラックを含むことができる。
図21は本発明のディスクチャッキング装置の第9実施例の平面図であり、図22は図21の変形例の平面図である。
図21を参照すると、本実施例の爪1000は、前記接触部1040が前記センタリングケース120の内側に流入されることができる空間からなる爪形成部1020を含むことができる。
前記接触部1040は、前記センタリングケース120の外周部124の一端部1070から前記センタリングケース120の外径をなすように延長形成され、前記一端部1070と対応する前記センタリングケース120の外周部124の他端部1072と分離することができる。
この際、前記爪形成部1020は、前記センタリングケース120の内側に多角形の形状をなすことができる。
本実施例は図22のように変形されることができる。即ち、前記接触部1040は、前記センタリングケース120の外周部124の境界から外径方向の外側に一部が突出され、前記ディスクDの内周面が接触する先端接触部1045を有することができる。
図23は本発明のディスクチャッキング装置の第10実施例の平面図である。
図23を参照すると、本実施例の爪1100は、前記接触部1140が前記センタリングケース120の内側に流入されることができる空間からなる爪形成部1120を含むことができる。
前記接触部1140は、前記センタリングケース120の外周部124の両端部1170から前記センタリングケース120の外径をなすように延長形成され、前記接触部1140の相接する端部は分離されることができる。
この際、前記爪形成部1120は、前記センタリングケース120の内側に多角形の形状をなすことができる。
本実施例は図24のように変形されることができる。即ち、前記接触部1140の相接する端部は、前記センタリングケース120の外周部の境界から外径方向の外側に一部が突出され、前記ディスクの内周面が接触する先端接触部1145を有することができる。
ディスク駆動装置
図25は本発明の一実施例によるディスク駆動装置の概略断面図である。
図25を参照すると、本発明の一実施例によるディスク駆動装置は、上述の技術的特徴の全てを有したモーター10を搭載するようになる。
本発明の一実施例による光ディスク駆動装置1は、フレーム2、光ピックアップ機構4及び移動機構6を含むことができる。
前記フレーム2には前記モーター10が実装されるベースプレート60が固定されることができる。
前記光ピックアップ機構4は前記モーター10に載置されるディスクDを光学的に記録または再生することができる。
前記移動機構6は、前記光ピックアップ機構4をディスクDの直径方向に移送させて、前記ディスクDの全体の面に情報を記録したり、情報を再生するようにすることができる。
本発明によるディスクチャッキング装置、モーター及びこれを搭載するディスク駆動装置によって、爪がディスクの装着方向と反対方向に加える力を減らし、前記爪がディスクの内周面を水平方向に弾性支持するようにして、爪に応力集中される現象を減らすことができる。
また、前記爪に集中される応力集中が分散されるため、爪の変形や破損を減らすことができる。
また、爪がディスクの内周面に水平方向に力を加えることができるため、前記ディスクチャッキング装置に装着されるディスクがセンタリングケースから滑ったり落ちる現象を減らすことができる。
また、前記爪のディスク内周面に加える力が大きくなるため、前記ディスクの中心とセンタリングケースの中心が一致して、ディスクの記録や再生性能の信頼性が向上される効果がある。
1 ディスク駆動装置
10 モーター
20 ローター
40 ステーター
100 ディスクチャッキング装置
200 爪
240 接触部

Claims (35)

  1. ディスクの内周面が固定されるセンタリングケース;及び
    前記センタリングケースに形成され、前記ディスクの装着時に水平方向に回転して前記センタリングケースの内側に移動する、前記ディスクの内周面を弾性的に支持する接触部を有する爪;
    を含み、
    前記爪は、
    前記センタリングケースの爪形成部から突出されて形成され、前記センタリングケースの内側に平行に形成される境界ライン孔の間に配置される爪ボディー;及び
    前記爪ボディーの一部を切開する遊び孔によって形成される回転ラック;を含み、
    前記センタリングケースの外周部に形成され、外径方向の外側に一部突出されて備えられるチャックチップを収容するチャックチップ収容部;及び
    前記チャックチップ収容部が凹溝に形成されて、境界をなすように前記センタリングケースの底面から軸方向の下側に突出形成される境界壁;をさらに含むディスクチャッキング装置。
  2. 前記遊び孔は、前記境界ライン孔のうち一つから延長されて、前記爪ボディーの一部を前記境界ライン孔と異なる方向に切開された孔である請求項1に記載のディスクチャッキング装置。
  3. 前記遊び孔は、前記センタリングケースの中心に向かって凸となる弧状に形成されることを特徴とする請求項2に記載のディスクチャッキング装置。
  4. 前記爪は前記センタリングケースの平板部と同一のレベルをなすことを特徴とする請求項2または3に記載のディスクチャッキング装置。
  5. 前記爪は前記センタリングケースの平板部と異なるレベルをなすことを特徴とする請求項2または3に記載のディスクチャッキング装置。
  6. 前記爪形成部は前記センタリングケースの外周面から前記センタリングケースの中心に向かって形成される多角形の凸状に形成されることを特徴とする請求項2から5の何れか1項に記載のディスクチャッキング装置。
  7. 前記遊び孔は、前記境界ライン孔のうち一つから延長されて、前記爪形成部と前記爪ボディーが分離されるように切開された孔である請求項1に記載のディスクチャッキング装置。
  8. 前記遊び孔は、前記センタリングケースの中心に向かって凸となる弧状に形成されることを特徴とする請求項7に記載のディスクチャッキング装置。
  9. 前記爪形成部の前記センタリングケースの内面は、前記遊び孔の形状と同一の形状を有することを特徴とする請求項7または8に記載のディスクチャッキング装置。
  10. 前記接触部は、前記センタリングケースの外周部の境界から外径方向の外側に一部が突出されて、前記ディスクの内周面が接触する先端接触部を有することを特徴とする請求項7から9の何れか1項に記載のディスクチャッキング装置。
  11. 前記爪ボディーは、前記センタリングケースの平板部と異なる平面上に形成され、
    前記接触部は前記ディスクの装着時に前記ディスクの内周面と接触する外周部、前記ディスクの装着時に最初に前記ディスクの内周面が接する先端部及び前記先端部と外周部を連結する連結部を含んで、
    前記先端部の曲率が前記連結部の曲率より大きいことを特徴とする請求項7から10の何れか1項に記載のディスクチャッキング装置。
  12. 前記爪は、前記爪ボディーが前記境界ライン孔と平行するように内径方向の内側に切開する分離孔によって形成されるボディー切片を含み、
    前記遊び孔は、前記分離孔から延長されて、前記ボディー切片の一部を前記分離孔と異なる方向に切開された孔である請求項1に記載のディスクチャッキング装置。
  13. 前記遊び孔は前記分離孔から前記境界ライン孔の方向に形成されることを特徴とする請求項12に記載のディスクチャッキング装置。
  14. 前記遊び孔は、前記センタリングケースの中心に向かって凸となる弧状に形成されることを特徴とする請求項12または13に記載のディスクチャッキング装置。
  15. 前記爪形成部は前記センタリングケースの外周面から前記センタリングケースの中心に向かって形成される多角形の凸状に形成されることを特徴とする請求項12から14の何れか1項に記載のディスクチャッキング装置。
  16. 前記接触部は、前記センタリングケースの外周面の境界から外径方向の外側に一部が突出されて、前記ディスクの内周面が接触する先端接触部を有することを特徴とする請求項12から15の何れか1項に記載のディスクチャッキング装置。
  17. 前記爪は、前記爪ボディーが前記境界ライン孔と平行するように内径方向の内側に切開する分離孔によって形成されるボディー切片を含み、
    前記遊び孔は、前記境界ライン孔のうち少なくとも一つから延長されて、前記ボディー切片を前記分離孔の方向に切開された孔である請求項1に記載のディスクチャッキング装置。
  18. 前記爪形成部は前記センタリングケースの外周面から前記センタリングケースの中心に向かって形成される多角形の凸状に形成されることを特徴とする請求項17に記載のディスクチャッキング装置。
  19. 前記遊び孔は前記爪形成部の内面に沿って形成されることを特徴とする請求項17または18に記載のディスクチャッキング装置。
  20. 前記接触部は、前記センタリングケースの外周面の境界から外径方向の外側に一部が突出されて、前記ディスクの内周面が接触する先端接触部を有することを特徴とする請求項17から19の何れか1項に記載のディスクチャッキング装置。
  21. 前記爪は、前記爪ボディーが前記境界ライン孔と平行するように内径方向の内側に切開する分離孔によって形成されるボディー切片を含み、
    前記遊び孔は、前記境界ライン孔のうち少なくとも一つ及び前記分離孔から延長されて、前記分離孔及び他の境界ライン孔の方向に切開された孔である請求項1に記載のディスクチャッキング装置。
  22. 前記爪形成部は前記センタリングケースの外周面から前記センタリングケースの中心に向かって形成される多角形の凸状に形成されることを特徴とする請求項21に記載のディスクチャッキング装置。
  23. 前記接触部は、前記センタリングケースの外周面の境界から外径方向の外側に一部が突出されて、前記ディスクの内周面が接触する先端接触部を有することを特徴とする請求項21または22に記載のディスクチャッキング装置。
  24. 前記爪は、前記爪ボディーが前記境界ライン孔と平行に内径方向の内側に切開する分離孔によって形成されるボディー切片を含み、
    前記遊び孔は、前記分離孔から前記境界ライン孔の少なくとも一つの方向に延長されて、前記爪形成部と前記ボディー切片が分離されるように切開された孔である請求項1に記載のディスクチャッキング装置。
  25. 前記遊び孔は、前記センタリングケースの中心に向かって凸となる弧状に形成されることを特徴とする請求項24に記載のディスクチャッキング装置。
  26. 前記爪形成部の前記センタリングケースの内面は、前記遊び孔の形状と同一の形状を有することを特徴とする請求項24または25に記載のディスクチャッキング装置。
  27. 前記爪は、前記爪ボディーが前記境界ライン孔と平行するように内径方向の内側に切開する分離孔によって形成されるボディー切片を含み、
    前記遊び孔は、前記境界ライン孔のうち少なくとも一つから延長されて、前記ボディー切片の分離孔の方向に切開された孔である請求項1に記載のディスクチャッキング装置。
  28. 前記爪形成部の前記センタリングケースの内面は、前記遊び孔の形状と同一の形状を有することを特徴とする請求項27に記載のディスクチャッキング装置。
  29. 前記遊び孔は前記爪形成部の内面に沿って形成されることを特徴とする請求項27または28に記載のディスクチャッキング装置。
  30. 前記爪は、前記爪ボディーが前記境界ライン孔と平行するように内径方向の内側に切開する分離孔によって形成されるボディー切片を含み、
    前記遊び孔は、前記分離孔の内径方向の端部に分離孔の幅より大きい直径を有する円形に形成される請求項1に記載のディスクチャッキング装置。
  31. 前記爪は、前記チャックチップ収容部と前記境界壁の間に配置され、前記境界壁の形状を有する前記爪形成部から突出形成されることを特徴とする請求項に記載のディスクチャッキング装置。
  32. 前記センタリングケースはローターケースの軸方向の上部に配置され、
    前記ローターケースのローターハーブの外周面が圧入されるボス孔が形成されるガイドボスを含むことを特徴とする請求項または31に記載のディスクチャッキング装置。
  33. 前記ガイドボスは、前記チャックチップ収容部の方向に突出され、前記チャックチップと弾性結合するようにする弾性部材が締結される締結突起が形成されるボスフレームを含むことを特徴とする請求項32に記載のディスクチャッキング装置。
  34. 請求項1から30、32、および33のうち何れか一つによるディスクチャッキング装置;
    前記ディスクチャッキング装置が安着されるローター;及び
    前記ローターと連動するシャフトを回転支持するステーター;を含むモーター。
  35. ディスクが装着される請求項34に記載のモーター;
    前記モーターが搭載されるフレーム;
    前記ディスクを光学的に記録または再生する光ピックアップ機構;及び
    前記光ピックアップ機構を前記ディスクの直径方向に移送させる移送機構;
    を含むディスク駆動装置。
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