JP5360098B2 - 印刷システムおよびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、印刷システムおよびそれに関連する技術に関する。
発注者からの印刷注文に基づいて印刷出力を行う印刷システムの中には、その印刷装置が複数のオペレータによって操作される印刷システムが存在する。このような印刷システムにおいては、各オペレータのスキルを考慮して、新規印刷注文を担当する担当オペレータが決定されている。例えば、特許文献1には、各オペレータの特定ジョブ(作業)に対するスキルが記録されたスキルテーブルに基づいて、当該スキルの高いオペレータに新規特定ジョブを割り当てる印刷システムが記載されている。
特開2006−301742号公報
ところで、各オペレータの「スキル」は、印刷会社内の評価基準に基づいて定められるものであり、顧客である発注者の評価(満足度等)に基づいて定められるものではない。オペレータのスキルと顧客の好みとは基本的には異質のものであるため、発注者は、必ずしも、スキルの「高い」オペレータ(社内基準に基づいて「高いスキル」を有すると判定されたオペレータ)の作業結果(色合い等)に満足するとは限らない。例えば、或る発注者の印刷出力物の好みが、スキルの高いオペレータによる印刷出力物の色合い(作業結果)に合致するのではなく、スキルの低いオペレータによる印刷出力物の色合い(作業結果)に合致することもある。すなわち、或る発注者は、スキルの高いオペレータによる印刷出力物の色合い(作業結果)よりも、スキルの低いオペレータによる印刷出力物の色合い(作業結果)を(結果的に)好むこともある。
しかしながら、上記印刷システムにおいては、各オペレータのスキルに基づいて新規印刷注文を担当する担当オペレータが一義的に決定されるので、当該担当オペレータを決定する際に、各オペレータの作業結果に対する発注者の好みを反映させることは困難である。
そこで、この発明の課題は、新規印刷注文を担当する担当オペレータを決定する際に、各オペレータの作業結果に対する発注者の好みを反映させることが可能な技術を提供することにある。
上記課題を解決すべく、請求項1の発明は、印刷システムであって、各オペレータによる発注者別の印刷担当回数に関する第1の履歴情報と前記各オペレータによる各プリンタの利用回数に関する第2の履歴情報とを記憶する記憶手段と、前記第1の履歴情報と前記第2の履歴情報とに基づいて前記発注者ごとに規定された、オペレータとプリンタとの複数の組み合わせのそれぞれに係る各評価指標に基づいて、新規印刷注文の印刷における特定発注者に関する前記複数の組み合わせのうち最も高い評価指標を有する組み合わせを求め、前記特定発注者の前記新規印刷注文の印刷に対し、前記新規印刷注文の印刷を担当する担当オペレータと前記新規印刷注文の印刷において前記担当オペレータにより利用される処理プリンタとを決定する決定手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明に係る印刷システムにおいて、前記記憶手段は、前記各評価指標を規定する評価指標データベースを、前記第1の履歴情報と前記第2の履歴情報とともに記憶することを特徴とする。
請求項3の発明は、印刷システムであって、各オペレータによる発注者別の印刷担当回数に関する第1の履歴情報を規定する担当履歴データベースと前記各オペレータによる各プリンタの利用回数に関する第2の履歴情報を規定する利用履歴データベースとを記憶する記憶手段と、前記担当履歴データベースに基づいて、複数のオペレータのうち特定発注者に対する印刷担当回数の最も多いオペレータを前記特定発注者からの新規印刷注文の印刷を担当する担当オペレータとして決定するとともに、前記利用履歴データベースに基づいて、複数のプリンタのうち前記担当オペレータによる利用回数の最も多いプリンタを当該新規印刷注文の印刷において前記担当オペレータにより利用される処理プリンタとして決定する決定手段と、を備えることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3の発明に係る印刷システムにおいて、前記記憶手段は、前記第1の履歴情報を規定する担当履歴データベースと前記第2の履歴情報を規定する利用履歴データベースと前記各オペレータによる処理予定ジョブを管理するジョブ管理データベースとを記憶し、前記決定手段は、前記ジョブ管理データベースに基づき前記新規印刷注文の納期までの空き時間が所定の基準を充足していると判定されるオペレータのうち、前記特定発注者に対する印刷担当回数の最も多いオペレータを前記担当オペレータとして決定することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項3の発明に係る印刷システムにおいて、前記記憶手段は、前記第1の履歴情報を規定する担当履歴データベースと前記第2の履歴情報を規定する利用履歴データベースと前記各オペレータによる処理予定ジョブを管理するジョブ管理データベースとを記憶し、前記決定手段は、前記ジョブ管理データベースに基づき前記新規印刷注文の納期までの空き時間が所定の基準を充足していると判定されるオペレータが存在するか否かを判定し、前記印刷システムは、前記新規印刷注文の納期までの空き時間が前記所定の基準を充足していると判定されるオペレータが存在しない場合には、前記新規印刷注文を納期までに完了することができない旨を前記印刷システムの管理者に通知する通知手段、をさらに備えることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項3の発明に係る印刷システムにおいて、前記記憶手段は、前記第1の履歴情報を規定する担当履歴データベースと前記第2の履歴情報を規定する利用履歴データベースと前記各オペレータによる処理予定ジョブを管理するジョブ管理データベースとを記憶し、前記決定手段は、前記ジョブ管理データベースに基づき前記新規印刷注文の納期までの空き時間が所定の基準を充足していると判定されるプリンタのうち、前記担当オペレータによる利用回数の最も多いプリンタを前記処理プリンタとして決定することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項3の発明に係る印刷システムにおいて、前記記憶手段は、前記第1の履歴情報を規定する担当履歴データベースと前記第2の履歴情報を規定する利用履歴データベースと前記各オペレータによる処理予定ジョブを管理するジョブ管理データベースとを記憶し、前記決定手段は、前記ジョブ管理データベースに基づき前記新規印刷注文の納期までの空き時間が所定の基準を充足していると判定されるプリンタが存在するか否かを判定し、前記印刷システムは、前記新規印刷注文の納期までの空き時間が前記所定の基準を充足していると判定されるプリンタが存在しない場合には、前記新規印刷注文を納期までに完了することができない旨を前記印刷システムの管理者に通知する通知手段、をさらに備えることを特徴とする。
請求項8の発明は、コンピュータを、各オペレータによる発注者別の印刷担当回数に関する第1の履歴情報と前記各オペレータによる各プリンタの利用回数に関する第2の履歴情報とを記憶する記憶手段と、前記第1の履歴情報と前記第2の履歴情報とに基づいて前記発注者ごとに規定された、オペレータとプリンタとの複数の組み合わせのそれぞれに係る各評価指標に基づいて、新規印刷注文の印刷における特定発注者に関する前記複数の組み合わせのうち最も高い評価指標を有する組み合わせを求め、前記特定発注者の前記新規印刷注文の印刷に対し、前記新規印刷注文の印刷を担当する担当オペレータと前記新規印刷注文の印刷において前記担当オペレータにより利用される処理プリンタとを決定する決定手段と、を備える装置として機能させるためのプログラムであることを特徴とする。
請求項9の発明は、コンピュータを、各オペレータによる発注者別の印刷担当回数に関する第1の履歴情報を規定する担当履歴データベースと前記各オペレータによる各プリンタの利用回数に関する第2の履歴情報を規定する利用履歴データベースとを記憶する記憶手段と、前記担当履歴データベースに基づいて、複数のオペレータのうち特定発注者に対する印刷担当回数の最も多いオペレータを前記特定発注者からの新規印刷注文の印刷を担当する担当オペレータとして決定するとともに、前記利用履歴データベースに基づいて、複数のプリンタのうち前記担当オペレータによる利用回数の最も多いプリンタを当該新規印刷注文の印刷において前記担当オペレータにより利用される処理プリンタとして決定する決定手段と、を備える装置として機能させるためのプログラムであることを特徴とする。
請求項1ないし請求項9に記載の発明によれば、各オペレータによる発注者別の印刷担当回数に関する第1の履歴情報と各オペレータによる各プリンタの利用回数に関する第2の履歴情報とに基づいて、特定発注者からの新規印刷注文を担当する担当オペレータと当該新規印刷注文の印刷において当該担当オペレータにより利用される処理プリンタとが適切に決定される。特に、第1の履歴情報を用いることによって、新規印刷注文を担当する担当オペレータを決定する際に、各オペレータの作業結果に対する発注者の好みを反映させることが可能である。また、第2の履歴情報を用いることによって、担当オペレータにより利用される処理プリンタを決定する際に、当該担当オペレータの各プリンタに対する習熟度を考慮することが可能である。
特に、請求項4に記載の発明によれば、ジョブ管理データベースに基づき新規印刷注文の納期までの空き時間が所定の基準を充足していると判定されるオペレータうち、特定発注者に対する印刷担当回数の最も多いオペレータが担当オペレータとして決定される。そのため、新規印刷注文の納期を遵守できないオペレータが担当オペレータに決定されることを抑制することが可能である。
また特に、請求項5に記載の発明によれば、新規印刷注文の納期までの空き時間が所定の基準を充足していると判定されるオペレータが存在しない場合には、新規印刷注文を納期までに完了することができない旨が印刷システムの管理者に通知される。そのため、当該管理者は、当該新規印刷注文に関する新たな措置を講じることが可能である。
また特に、請求項6に記載の発明によれば、ジョブ管理データベースに基づき新規印刷注文の納期までの空き時間が所定の基準を充足していると判定されるプリンタのうち、担当オペレータによる利用回数の最も多いプリンタが処理プリンタとして決定される。そのため、新規印刷注文の納期を遵守できないプリンタが処理プリンタに決定されることを抑制することが可能である。
また特に、請求項7に記載の発明によれば、新規印刷注文の納期までの空き時間が所定の基準を充足していると判定されるプリンタが存在しない場合には、新規印刷注文を納期までに完了することができない旨が印刷システムの管理者に通知される。そのため、当該管理者は、当該新規印刷注文に関する新たな措置を講じることが可能である。
第1実施形態に係る印刷システムの概略構成を示す図である。 サーバのハードウェア構成を示す図である。 担当履歴データベースを示す図である。 利用履歴データベースを示す図である。 評価指標データベースを示すである。 評価指標データベースを示すである。 評価指標データベースを示すである。 サーバの機能的構成を示す図である。 第1実施形態に係る動作を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る印刷システムの概略構成を示す図である。 ジョブ管理データベースを示す図である。 第2実施形態に係る動作を示すフローチャートである。 オペレータのスケジュールテーブルを示す図である。 プリンタのスケジュールテーブルを示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<1.第1実施形態>
<システム概要>
図1は、第1実施形態に係る印刷システム100(100Aとも称する)を示す概略図である。図1に示すように、印刷システム100は、サーバ10と発注者端末70(70a,70b,70c)とを備える。この印刷システム100Aにおいては、発注者(顧客)が、発注者端末70を用いて、印刷処理(印刷ジョブ)を印刷会社CPに発注する。そして、印刷会社CP内のサーバ10は、発注者端末70からの印刷処理を受注する。そのため、印刷システム100Aは、印刷処理を受注する印刷受注システムあるいは印刷ジョブ受注システムとも称される。
サーバ10と各発注者端末70(70a,70b,70c)とは、互いにネットワークNWを介して接続されており、ネットワーク通信を行うことが可能である。なお、ネットワークNWは、LAN、WAN、インターネットなどによって構成される。また、各装置のネットワークNWへの接続形態は、有線接続であってもよく或いは無線接続であってもよい。
各発注者端末70a,70b,70cは、それぞれ、発注者UA,UB,UCによって利用される端末装置である。各発注者端末70としては、例えば、パーソナルコンピュータなどが用いられる。各発注者端末70a,70b,70cは、発注者UA,UB,UCのそれぞれからの入力に基づき、印刷注文に関する印刷注文データDT1,DT2,DT3をネットワークNWを介してサーバ10に送信する。これにより、各発注者UA,UB,UCは、それぞれが所持する発注者端末70a,70b,70cを用いて、印刷注文データDT1,DT2,DT3をサーバ10に送信することができる。
なお、各印刷注文データDT(DT1,DT2,DT3)には、印刷注文に関する各種情報が含まれている。具体的には、印刷注文データDTには、「発注者情報」、「印刷枚数情報」、「納期情報」、および「印刷設定情報」等が含まれている。「発注者情報」は、印刷注文の発注者を示す情報である。「印刷枚数情報」は、印刷注文の印刷枚数を示す情報である。「納期情報」は、印刷注文の納期を示す情報である。「印刷設定情報」は、モノクロ印刷とカラー印刷とを識別するデータを含む情報である。
サーバ10は、発注者UA,UB,UCからの印刷注文を管理する装置である。具体的には、サーバ10は、新規印刷注文NDの印刷を担当する担当オペレータOPと当該新規印刷注文NDの印刷において担当オペレータOPにより利用される処理プリンタPTとの最適な組み合わせである最適組み合わせBCを決定する。
なお、ここでは、印刷会社CPには、4人のオペレータ(「山田」、「佐藤」、「吉田」、「木村」)が在籍するとともに、4台のプリンタ(印刷装置)(「1号機」、「2号機」、「3号機」、「4号機」)が設置されているものとする。これら4台のプリンタのうちの2台のプリンタ(「1号機」、「2号機」)は、モノクロ印刷設定に関する印刷注文の印刷を行い、その他2台のプリンタ(「3号機」、「4号機」)は、カラー印刷設定に関する印刷注文の印刷を行うものとする。
図2は、サーバ10のハードウエア構成を示す図である。
図2に示すように、サーバ10は、CPU2、ネットワーク通信部4、および記憶部5(半導体メモリおよびハードディスクドライブ等)等を備えて構成される。サーバ10は、そのCPU2等を用いて各種のプログラムPGを実行することによって様々な機能を実現する。
記憶部5には、印刷注文に関する各種情報を規定した複数のデータベースDBが記憶されている。具体的には、記憶部3には、担当履歴データベースDB1(図3参照)と利用履歴データベースDB2(図4参照)と各発注者別の複数の評価指標データベースDB3a(図5参照),DB3b(図6参照),DB3c(図7参照)とが記憶されている。
図3に示すように、担当履歴データベースDB1には、各オペレータによる発注者別の印刷担当回数(詳細には、所定期間内における印刷担当回数、換言すれば印刷担当頻度)に関する履歴情報HM1が規定されている。具体的には、担当履歴データベースDB1には、各発注者からの印刷注文に関するオペレータ別の昨年度1年間の印刷担当回数(以下、「昨年度印刷担当回数」とも称する)が規定されている。また、この担当履歴データベースDB1では、モノクロ印刷設定での印刷担当回数とカラー印刷設定での印刷担当回数とが区分されて記録されている。
担当履歴データベースDB1の一行目には、発注者UAからの「モノクロ印刷設定」の印刷注文に関するオペレータ(「山田」、「佐藤」、「吉田」、「木村」)別の印刷担当回数として、それぞれ、「100」、「5」、「60」、「50」が記録されている。また、発注者UAからの「カラー印刷設定」の印刷注文に関するオペレータ(「山田」、「佐藤」、「吉田」、「木村」)別の印刷担当回数として、それぞれ、「50」、「0」、「0」、「0」が記録されている。
同様に、担当履歴データベースDB1の二行目には、発注者UBからの「モノクロ印刷設定」の印刷注文に関するオペレータ別の印刷担当回数が記録されるとともに、発注者UBからの「カラー印刷設定」の印刷注文に関するオペレータ別の印刷担当回数が記録されている。また、担当履歴データベースDB1の三行目には、発注者UCからの「モノクロ印刷設定」の印刷注文に関するオペレータ別の印刷担当回数が記録されるとともに、発注者UCからの「カラー印刷設定」の印刷注文に関するオペレータ別の印刷担当回数が記録されている。
ここにおいて、上記各印刷担当回数には、印刷注文の成果物に対する発注者の満足可否を判定する判定基準に基づき当該発注者の満足を得られたと判定される印刷注文のみが計上されている。この実施形態では、上記判定基準として、印刷注文の成果物が発注者から返品されたか否かが用いられる。具体的には、印刷注文の成果物が発注者から返品された場合には当該発注者の満足を得られなかったと判定され、印刷注文の成果物が発注者から返品されなかった場合には当該発注者の満足を得られたと判定される。したがって、上記各印刷担当回数には、発注者の満足可否がより正確に反映されている。
また、図4に示すように、利用履歴データベースDB2には、各プリンタの利用回数に関する履歴情報HM2が規定されている。具体的には、利用履歴データベースDB2には、各オペレータによるプリンタ別の昨年度1年間の利用回数(以下、「昨年度利用回数」とも称する)が規定されている。なお、この昨年度利用回数は、特定発注者からの印刷注文のみに関する利用回数ではなく、全ての発注者UA,UB,UCからの印刷注文に関する利用回数である。
具体的には、利用履歴データベースDB2の一行目には、オペレータ「山田」によるプリンタ(「1号機」、「2号機」、「3号機」、「4号機」)別の利用回数として、それぞれ、「100」、「95」、「50」、「150」が記録されている。
同様に、利用履歴データベースDB2の二行目には、オペレータ「佐藤」によるプリンタ別の利用回数が記録されている。また、利用履歴データベースDB2の三行目には、オペレータ「吉田」によるプリンタ別の利用回数が記録されており、利用履歴データベースDB2の四行目には、オペレータ「木村」により利用されるプリンタ別の利用回数が記録されている。
また、各評価指標データベースDB3a,DB3b,DB3cには、オペレータとプリンタとの複数の組み合わせCBのそれぞれに係る各評価指標EBが履歴情報HM1と履歴情報HM2とに基づいて発注者(UA,UB,UC)ごとに規定されている(図5〜図7参照)。
図5に示すように、評価指標データベースDB3aには、複数の組み合わせCBのそれぞれに係る発注者UA用の各評価指標EBが規定されている。
具体的には、図5の左半側に示すように、評価指標データベースDB3aにおいては、複数のオペレータ(「山田」、「佐藤」、「吉田」、「木村」)とモノクロ印刷を行う2台のプリンタ(「1号機」、「2号機」)との複数の組み合わせCB11〜CB18のそれぞれに係る(発注者UA用の)各評価指標EB11〜EB18が規定されている。
また、図5の右半側に示すように、評価指標データベースDB3aにおいては、複数のオペレータ(「山田」、「佐藤」、「吉田」、「木村」)とカラー印刷を行う2台のプリンタ(「3号機」、「4号機」)との複数の組み合わせCB21〜CB28に係る(発注者UA用の)各評価指標EB21〜EB28が規定されている。
上記各評価指標EBの値は、担当履歴データベースDB1(図3参照)に記録される履歴情報HM1と利用履歴データベースDB2(図4参照)に記録される履歴情報HM2とに基づいて算出される。
例えば、図5の組み合わせCB11(山田、1号機)に係る評価指標EB11には、「200」が記録されている。この評価指標EB11の値(200)は、発注者UAからのモノクロ印刷設定の印刷注文に関するオペレータ「山田」の印刷担当回数(100)(図3参照)とオペレータ「山田」のプリンタ「1号機」の利用回数(100)(図4参照)との和によって算出される。また、組み合わせCB21(山田、3号機)に係る評価指標EB21には、「100」が記録されている。この評価指標EB21の値(100)は、発注者UAからのカラー印刷の印刷注文に関するオペレータ「山田」の印刷担当回数(50)(図3参照)とオペレータ「山田」のプリンタ「3号機」の利用回数(50)(図4参照)との和によって算出される。
同様に、図6に示す評価指標データベースDB3bには、複数の組み合わせCBのそれぞれに係る発注者UB用の各評価指標EBが規定されており、図7に示す評価指標データベースDB3cには、複数の組み合わせCBのそれぞれに係る発注者UC用の各評価指標EBが規定されている。
図8は、サーバ10の機能的構成を示すブロック図である。図8に示すように、サーバ10は、印刷注文受付部11、組み合わせ決定部13および通知部15等を有する。これらの処理部は、サーバ10において所定のプログラムPGが実行されることによって実現される。
印刷注文受付部11は、発注者端末70から受信する印刷注文データDTに基づき、発注者からの印刷注文を受け付ける処理部である。
組み合わせ決定部13は、評価指標データベースDB3に基づいて、新規印刷注文NDの印刷を担当する担当オペレータOPと当該新規印刷注文NDの印刷において担当オペレータOPにより利用される処理プリンタPTとを決定する処理部である。具体的には、組み合わせ決定部13は、履歴情報HM1と履歴情報HM2とに基づいて、担当オペレータOPと処理プリンタPTとを決定する。
通知部15は、新規印刷注文NDを割り当てた旨および当該新規印刷注文NDの印刷において利用する処理プリンタPTを担当オペレータOPに通知する処理部である。
<動作>
図1を参照しながら、第1実施形態の動作の概要について説明する。
図1に示すように、まず、印刷会社CP内のサーバ10は、印刷注文の発注元である発注者端末70(70a,70b,70c)から、ネットワークNWを介して印刷注文データDT(DT1,DT2,DT3)を受信する。印刷注文データDTを受信すると、サーバ10は、新規印刷注文NDの印刷を担当する担当オペレータOPと当該新規印刷注文NDの印刷において担当オペレータOPにより利用される処理プリンタPTとの最適な組み合わせBC(例えば、組み合わせ(「山田」、「1号機」))を決定する。
図9は、この第1実施形態に係るサーバ10の動作を示すフローチャートである。以下では、この図9を参照しながら、(1)受注処理、(2)最適組み合わせBCの決定処理、(3)割り当て処理、が順次に行われる場合について説明する。
(1)ステップS11において、サーバ10は、印刷注文データDTに含まれる各種情報に基づいて、新規印刷注文NDを受け付ける。具体的には、印刷注文受付部11は、発注者端末70(70a,70b,70c)から、ネットワークNWを介して印刷注文データDT(DT1,DT2,DT3)を受信する。また、印刷注文受付部11は、「発注者情報」に基づき新規印刷注文NDの発注者(発注者UA,UB,UC)を確認するとともに、「印刷設定情報」に基づき新規印刷注文NDの印刷設定(「モノクロ印刷」、「カラー印刷」)を確認する。
(2)次のステップS12において、組み合わせ決定部13は、当該新規印刷注文NDの印刷を担当する担当オペレータOPと当該新規印刷注文NDの印刷において担当オペレータOPにより利用される処理プリンタPTとを決定する。
具体的には、組み合わせ決定部13は、記憶部3内の評価指標データベースDB3に基づいて、新規印刷注文NDの発注者に関する複数の組み合わせCBのうち評価指標EBの最も高い組み合わせCBを最適な組み合わせ(最適組み合わせとも称する)BCとして決定する。そして、組み合わせ決定部13は、最適組み合わせBCに対応するオペレータを担当オペレータOPとして決定し、最適組み合わせBCに対応するプリンタを処理プリンタPTとして決定する。
例えば、発注者UAからのモノクロ印刷設定の新規印刷注文NDが受け付けられた場合には、組み合わせ決定部13は、発注者UA用の各評価指標EBが規定された評価指標データベースDB3a(図5参照)に基づいて最適組み合わせBCを決定する。具体的には、組み合わせ決定部13は、発注者UAに関する複数の組み合わせCB11〜CB18のうち評価指標EBの最も高い評価指標EB11(200)に対応する組み合わせCB11(「山田」、「1号機」)を最適組み合わせBCとして決定する。また、発注者UAからのカラー印刷設定の新規印刷注文NDが受け付けられた場合には、組み合わせ決定部13は、組み合わせCB21〜CB28のうち評価指標EBの最も高い評価指標EB22(200)に対応する組み合わせCB22(「山田」、「4号機」)を最適組み合わせBCとして決定する。
また、発注者UBからのモノクロ印刷設定の新規印刷注文NDが受け付けられた場合には、組み合わせ決定部13は、発注者UB用の各評価指標EBが規定された評価指標データベースDB3b(図6参照)に基づいて最適組み合わせBCを決定する。具体的には、組み合わせ決定部13は、発注者UBに関する複数の組み合わせCB11〜CB18のうち評価指標EBの最も高い評価指標EB11(150)に対応する組み合わせCB11(「山田」、「1号機」)を最適組み合わせBCとして決定する。また、発注者UBからのカラー印刷設定の新規印刷注文NDが受け付けられた場合には、組み合わせ決定部13は、組み合わせCB21〜CB28のうち評価指標EBの最も高い評価指標EB22(200)に対応する組み合わせCB22(「山田」、「4号機」)を最適組み合わせBCとして決定する。
また、発注者UCからのモノクロ印刷設定の新規印刷注文NDが受け付けられた場合には、組み合わせ決定部13は、発注者UC用の各評価指標EBが規定された評価指標データベースDB3c(図7参照)に基づいて最適組み合わせBCを決定する。具体的には、組み合わせ決定部13は、発注者UCに関する複数の組み合わせCB11〜CB18のうち評価指標EBの最も高い評価指標EB16(210)に対応する組み合わせCB16(「吉田」、「2号機」)を最適組み合わせBCとして決定する。また、発注者UBからのカラー印刷設定の新規印刷注文NDが受け付けられた場合には、組み合わせ決定部13は、組み合わせCB21〜CB28のうち評価指標EBの最も高い評価指標EB22(250)に対応する組み合わせCB22(「山田」、「4号機」)を最適組み合わせBCとして決定する。
そして、最適組み合わせBCに対応するオペレータが担当オペレータOPとして決定され、当該最適組み合わせBCに対応するプリンタが処理プリンタPTとして決定される。
(3)次のステップS13において、通知部15は、担当オペレータOP(例えば「山田」)に新規印刷注文NDを割り当てた旨および当該新規印刷注文NDの印刷において利用する処理プリンタPT(例えば「1号機」)を当該担当オペレータOPに対して通知する。当該通知は、例えば電子メールにより行われる。
以上の動作によれば、評価指標データベースDB3に基づいて、複数の組み合わせCBのうち評価指標EBの最も高い組み合わせCBが最適組み合わせBCとして決定される。
評価指標データベースDB3においては各オペレータによる発注者別の印刷担当回数(担当実績)に関する履歴情報HM1が含まれているため、発注者に対する多数の担当実績を有するオペレータが担当オペレータとして選択され易くなる。また、発注者は、自らの発注に対する比較的多数の担当実績を有するオペレータによる作業結果(印刷出力結果)に満足していることが多いと考えられる。換言すれば、多くの場合において、発注者と当該発注者に対する多数の担当実績を有するオペレータとの相性は良好である。
したがって、上記実施形態のような動作によれば、担当オペレータOPを決定する際に、新規印刷注文NDの発注者とオペレータとの相性を考慮することが可能である。換言すれば、新規印刷注文NDの印刷を担当する担当オペレータOPを決定する際に、各オペレータの作業結果(印刷出力結果)に対する各発注者の好みを反映させることが可能である。
また、評価指標データベースDB3においては各オペレータによる各プリンタの利用回数(処理実績)に関する履歴情報HM2が規定されているため、担当オペレータOPにより利用される処理プリンタPTを決定する際に、担当オペレータOPの各プリンタに対する習熟度を考慮することが可能である。換言すれば、処理プリンタPTとして担当オペレータOPの手慣れたプリンタを選択することが可能である。
なお、上記実施形態においては、「印刷担当回数」(履歴情報HM1)には、印刷注文の成果物に対する発注者の満足可否を判定する判定基準に基づき当該発注者の満足を得られたと判定される印刷注文のみが計上される場合を例示したが、これに限定されない。たとえば、印刷注文の成果物が発注者から返品されたか否かにかかわらず、当該印刷注文が「印刷担当回数」に計上されるようにしてもよい。すなわち「印刷担当回数」は単純な印刷担当回数であってもよい。この場合においても、所定期間(好ましくは長期間(たとえば半年以上))の担当実績が考慮されることによって、発注者とオペレータとの相性が考慮され得る。換言すれば、各オペレータの作業結果に対する発注者の好みを反映させることが可能である。
ただし、履歴情報HM1の有用性を向上させるためには、上記実施形態のように、履歴情報HM1における「印刷担当回数」として、所定の判定基準に基づき当該発注者の満足を得られたと判定される印刷注文のみが計上されることが好ましい。換言すれば、この「印刷担当回数」は、発注者の満足を得られなかった印刷注文を除外して計上されることが好ましい。
<2.第2実施形態>
第2実施形態は、第1実施形態の変形例である。
この第2実施形態においては、新規印刷注文NDに関する担当オペレータOPと処理プリンタPTとが個別に決定される場合を例示する。具体的には、まず、担当オペレータOPが担当履歴データベースDB1(図3参照)に基づいて決定され、この後、処理プリンタPTが利用履歴データベースDB2(図4参照)に基づいて決定される場合を例示する。
<システム概要>
図10は、第2実施形態に係る印刷システム100(100Bとも称する)を示す概略図である。図10に示すように、印刷システム100Bは、サーバ10と発注者端末70(70a,70b,70c)と管理者端末50とを備える。
管理者端末50は、印刷システム100Bの管理者SUにより利用される端末装置である。管理者端末50としては、例えば、パーソナルコンピュータなどが用いられる。
記憶部3には、担当履歴データベースDB1(図3参照)と利用履歴データベースDB2(図4参照)とに加え、図11に示すジョブ管理データベースTB1がさらに記憶されている。
ジョブ管理データベースTB1には、受注済みの印刷注文に関する各種情報が記録されている。具体的には、図11に示すように、各印刷注文に関する「ジョブID」、「担当オペレータ」、「処理プリンタ」、「納期」、「残日数」、「作業予想時間」、「処理予想時間」、「作業予想時間/日」および「処理予想時間/日」が記録されている。
「ジョブID」には、印刷注文を識別するためのID番号が記録されている。
「担当オペレータ」には、印刷注文の印刷を担当する担当オペレータOPが記録されている。
「処理プリンタ」には、担当オペレータOPにより利用される処理プリンタPTが記録されている。
「納期」には、印刷注文の納期の日付が記録されている。
「残日数」には、印刷注文の納期までの残りの日数が記録されている。
「作業予想時間」には、印刷注文の各種作業における担当オペレータOPの所要時間が記録されている。具体的には、「作業予想時間」には、処理プリンタPTを用いて印刷注文の印刷を行う時間および印刷以外の作業(処理プリンタPTの各種設定作業等)に要する時間の合計時間が記録されている。この「作業予想時間」としては、担当オペレータOPによる予想時間が当該担当オペレータOP自身により入力される。具体的には、印刷注文が担当オペレータOPに割り当てられると、当該担当オペレータOPは、当該印刷注文の印刷枚数等に基づいて、当該印刷注文に要する時間を予想する。その後、担当オペレータOPは、所定の入力装置(不図示)を介して、予想した予想時間を「作業予想時間」に入力する。
「処理予想時間」には、印刷注文の印刷における処理プリンタPTの所要時間が記録されている。この「処理予想時間」は、印刷注文が割り当てられた時点において、サーバ10により算出される。具体的には、サーバ10は、記憶部5内に記録された処理プリンタPTの印刷出力性能(印刷出力1枚当たりの所要時間)と割り当てられた印刷注文に係る印刷枚数との2つの値を用いて「処理予想時間」を算出する。例えば、印刷出力1枚当たりの所要時間が「0.5分/枚」であり、印刷注文における印刷出力枚数が「240枚」であるとする。この場合、サーバ10は、「0.5分/枚」と「240枚」との積(0.5分/枚×240枚)によって「処理予想時間(120分)」を算出する。
なお、「作業予想時間」と「処理予想時間」とは互いに異なる値である。具体的には、「作業予想時間」が担当オペレータOPによって予想される予想時間であるのに対して、「処理予想時間」はサーバ10により自動的に算出される時間である。また、「作業予想時間」が印刷注文の印刷を行う時間以外の時間をも含むのに対して、「処理予想時間」は印刷注文の印刷を行う時間以外は含まない。そのため、「作業予想時間」は、通常、「処理予想時間」よりも大きな値である。
「作業予想時間/日」には、「作業予想時間」を「残日数」で割った値が記録される。
「処理予想時間/日」には、「処理予想時間」を「残日数」で割った値が記録される。
図11に示すように、ジョブ管理データベースTB1内のジョブID(101)においては、「担当オペレータOP」に「山田」が記録されており、「処理プリンタPT」に「1号機」が記録されている。また、「納期」には「7月22日」が記録されており、「残日数」には「3日」が記録されている。さらに、作業予想時間には「210分」が記録されており、「作業予想時間/日」には、作業予想時間「210分」を残日数「3日」で割った値「70分」が記録されている。そして、処理予想時間には「120分」が記録されおり、「処理予想時間」には、処理予想時間「120分」を残日数「3日」で割った値「40分」が記録されている。
このように、ジョブ管理データベースTB1は、各オペレータによる印刷処理が予定されている印刷ジョブ(処理予定ジョブとも称する)、換言すれば、各オペレータへの割り当て処理が完了している印刷ジョブ(割り当て済みジョブとも称する)を管理するデータテーブルである。
<動作>
図10を参照しながら、この第2実施形態の動作の概要について説明する。
図10に示すように、印刷注文受付部11は、発注者端末70(70a,70b,70c)から、ネットワークNWを介して印刷注文データDT(DT1,DT2,DT3)を受信する。印刷注文データDTが受信されると、まず、組み合わせ決定部13は、担当履歴データベースDB1に基づいて、複数のオペレータのうち新規印刷注文NDの印刷を担当する担当オペレータOPを決定する。この後、組み合わせ決定部13は、利用履歴データベースDB2に基づいて、複数のプリンタのうち新規印刷注文NDの印刷において担当オペレータOPにより利用される処理プリンタPTを決定する。このように、この第2実施形態では、組み合わせ決定部13は、担当オペレータOPと処理プリンタPTとを個別に決定する。
また、この第2実施形態においては、組み合わせ決定部13は、担当オペレータOPを決定する際に、新規印刷注文NDの受注時における各オペレータの担当可否を考慮する。具体的には、組み合わせ決定部13は、新規印刷注文NDの受注時において当該新規印刷注文NDの印刷を担当することが可能なオペレータのうち当該新規印刷注文NDの発注者からの印刷注文に関する昨年度印刷担当回数の最も多いオペレータを担当オペレータOPとして決定する。詳細には、ジョブ管理データベースTB1(図11参照)に基づき新規印刷注文NDの納期までの空き時間が所定の基準を充足しているオペレータが、新規印刷注文NDの印刷を担当することが可能なオペレータであると判定される。より詳細には、1未満のビジー率BA1(後述)を有するオペレータが、新規印刷注文NDの納期までの空き時間が所定の基準を充足しているオペレータであると判定される。そして、新規印刷注文NDの納期までの空き時間が所定の基準を充足しているオペレータのうち、新規印刷注文NDの発注者に対する昨年度印刷担当回数の最も多いオペレータが担当オペレータOPとして決定される。
また、組み合わせ決定部13は、処理プリンタPTを決定する際に、新規印刷注文NDの受注時における各プリンタの印刷可否を考慮する。具体的には、組み合わせ決定部13は、新規印刷注文NDの受注時において当該新規印刷注文NDの印刷を処理することが可能なプリンタのうち担当オペレータOPによる昨年度利用回数の最も多いプリンタを処理プリンタPTとして決定する。詳細には、ジョブ管理データベースTB1(図11参照)に基づき新規印刷注文NDの納期までの空き時間が所定の基準を充足しているプリンタが、新規印刷注文NDの印刷を処理することが可能なプリンタであると判定される。より詳細には、1未満のビジー率BA2(後述)を有するプリンタが、新規印刷注文NDの納期までの空き時間が所定の基準を充足しているプリンタであると判定される。そして、新規印刷注文NDの納期までに空き時間が所定の基準を充足しているプリンタのうち、担当オペレータOPによる昨年度利用回数の最も多いプリンタが処理プリンタPTとして決定される。
図12は、この第2実施形態に係るサーバ10の動作を示すフローチャートである。以下では、この図12を参照しながら、(1)受注処理、(2)担当オペレータOPの決定処理、(3)処理プリンタPTの決定処理、(4)割り当て処理が順次に行われる場合について説明する。
(1)ステップS31において、サーバ10は、印刷注文データDTに含まれる各種情報に基づいて、新規印刷注文NDを受け付ける。具体的には、印刷注文受付部11は、発注者端末70(70a,70b,70c)から、ネットワークNWを介して印刷注文データDT(DT1,DT2,DT3)を受信する。また、印刷注文受付部11は、「発注者情報」、「印刷設定情報」および「納期情報」に基づいて、それぞれ、当該新規印刷注文NDの発注者(発注者UA,UB,UC)、印刷設定(モノクロ印刷、カラー印刷)および納期(日付)を確認する。さらに、印刷注文受付部11は、当該新規印刷注文NDに関する各種情報をジョブ管理データベースTB1(図11参照)に記録する。
(2)ステップS33において、組み合わせ決定部13は、担当履歴データベースDB1(図3参照)に基づいて、新規印刷注文NDの担当候補である候補オペレータCT1を決定する。具体的には、組み合わせ決定部13は、新規印刷注文NDの発注者からの印刷注文に関する昨年度印刷担当回数の最も多いオペレータを候補オペレータCT1として決定する。例えば、発注者UAからモノクロ印刷設定に関する新規印刷注文NDを受け付けた場合には、組み合わせ決定部13は、担当履歴データベースDB1に基づき、複数のオペレータのうち発注者UAからの印刷注文に関する昨年度印刷担当回数の最も多いオペレータ「山田」を候補オペレータCT1として決定する。
ステップS34においては、候補オペレータCT1のビジー率BA1(新規印刷注文NDの担当可否の判定に用いる値)(後述)が1未満であるか否かが判定される。ビジー率BA1が1未満である場合には、新規印刷注文NDの担当が可能であると判定され、ステップS39に進む。そして、ステップS39において、組み合わせ決定部13は、候補オペレータCT1を担当オペレータOPとして決定する。一方、ビジー率BA1が1以上である場合には、新規印刷注文NDの担当が不可能であると判定され、ステップS35に進む。ステップS35以降の処理については後に詳述する。
ここで、ビジー率BA1は、基準時点(例えば、受注時点)から新規印刷注文NDの納期までの所定期間TMに関する算出対象オペレータ(候補オペレータCT1)の稼働率であり、値αと値βとを用いて式(1)で表現される。
Figure 0005360098
なお、値αは、算出対象オペレータに対して割り当て済みの複数の印刷注文(複数の既存ジョブ)のうち、新規印刷注文NDの納期までの所定期間TM内に完了すべき印刷注文(対象既存ジョブ)の所要作業時間(予想所要時間)の合計値(作業予想時間とも称する)である。端的に言えば、値αは、特定オペレータによる対象既存ジョブの所要作業時間である。
また、値βは、上記所定期間TMにおいて算出対象オペレータによる作業が可能な時間の合計値である。端的に言えば、値βは、特定オペレータによる作業可能時間である。
以下にビジー率BA1算出の一例として、発注者UAからの新規印刷注文NDを受け付け且つオペレータ「山田」が候補オペレータCT1として決定された場合について説明する。当該新規印刷注文NDの受注日は7月20日であり、当該新規印刷注文NDの納期は7月22日である。
図13は、候補オペレータCT1(「山田」)に割り当て済みの印刷注文に関する1日あたりの作業予想時間が印刷注文別に示された図である。図13に示すように、納期7月22日までに完了すべき印刷注文(対象既存ジョブ)は、ジョブID(103)を除くジョブID(101,102,104)である。そして、受注日7月20日から納期7月22日までのジョブID(101,102,104)の作業予想時間は、それぞれ、210分(70分×3日)、30分(30分×1日)、600分(300分×2日)である。即ち、新規印刷注文NDの納期までに完了すべき印刷注文の作業予想時間(候補オペレータCT1による対象既存ジョブの所要作業時間)αは、840分(210分+30分+600分)である。なお、ジョブID(103)の納期7月24日は、新規印刷注文NDの納期7月22日の2日後である。そのため、ジョブID(103)に関する作業は、新規印刷注文NDの納期7月22日以後に行うことが可能である。したがって、ジョブID(103)は、納期7月22日までに完了すべき印刷注文には含まれない。
また、新規印刷注文NDの納期までの作業可能時間βは、勤務時間から印刷注文に関する作業を行うことのできない時間(例えば、他業務を行う時間)を除いた時間であり、ここでは、勤務時間の90%に相当するものとする。受注日7月20日から納期7月22日までの勤務日数は3日であり、印刷会社CPの1日当たりの勤務時間は7時間である。そのため、新規印刷注文NDの納期までの勤務時間は1260分(21時間=3日×7時間)であり、新規印刷注文NDの納期までの作業可能時間βは、その勤務時間1260分の90%である1134分(1260×0.9)である。
そして、新規印刷注文NDの納期までに完了を要する作業予想時間840分と新規印刷注文NDの納期までの作業可能時間1134分とを、上述の式(1)に代入し、ビジー率BA1(=0.74=840/1134)が算出される。この例においては、ビジー率BA1(=0.74)が1未満であるため、候補オペレータCT1(「山田」)は新規印刷注文NDの担当が可能であると判定される。
以上のように、ビジー率BA1は、値α(算出対象オペレータによる対象既存ジョブの所要作業時間)と値β(算出対象オペレータによる作業可能時間)とに基づいて算出される。そして、ビジー率BA1が1未満である場合には、算出対象オペレータによる新規印刷注文NDの担当が可能であると判定され、ビジー率BA1が1以上である場合には、算出対象オペレータによる新規印刷注文NDの担当が不可能であると判定される。
なお、ビジー率BA1が1未満(α/β<1)であるということは、値β(算出対象オペレータによる作業可能時間)が値α(算出対象オペレータによる対象既存ジョブの所要作業時間)よりも大きい(β−α>0)ということである。端的に言えば、ビジー率BA1が1未満であるということは、新規印刷注文NDの納期までに算出対象オペレータが空き時間を有するということである。すなわち、上述のステップS34においては、ビジー率BA1が1未満であるか否かが判定されることによって、新規印刷注文NDの納期までに算出対象オペレータ(候補オペレータCT1)が空き時間を有するか否かが判定される。そして、ビジー率BA1が1未満である場合には、新規印刷注文NDの納期までに算出対象オペレータが空き時間を有する(ひいては、算出オペレータが新規印刷注文NDを担当することが可能である)と判定され、ステップS39に進む。一方、ビジー率BA1が1以上である場合には、新規印刷注文NDの納期までに算出対象オペレータが空き時間を有さない(ひいては、算出オペレータが新規印刷注文NDを担当することが不可能である)と判定され、ステップS35に進む。
図12のステップS35においては、候補オペレータCT1の他にオペレータが存在するか否かが判定される。他にオペレータが存在すると判定されるとステップS36に進み、他にオペレータが存在しないと判定されるとステップS47に進む。
ステップS36においては、組み合わせ決定部13は、候補オペレータCT1の次に昨年度印刷担当回数の多いオペレータ(次点オペレータとも称する)を候補オペレータCT2として決定する。
図3に示すように、発注者UAからモノクロ印刷設定に関する印刷注文において、候補オペレータCT1(「山田」)の次に昨年度印刷担当回数の多いオペレータは「吉田」である。仮に、ステップS36に進むとすれば、組み合わせ決定部13は、オペレータ「吉田」を候補オペレータCT2(吉田)として決定する。
ステップS37においては、候補オペレータCT2のビジー率BA1が1未満であるか否かが判定される。ビジー率BA1が1未満である場合には、新規印刷注文NDの担当が可能であると判定され、ステップS39に進む。そして、ステップS39において、組み合わせ決定部13は、候補オペレータCT2を担当オペレータOPとして決定する。一方、ビジー率BA1が1以上である場合には、新規印刷注文NDの担当が不可能であると判定され、ステップS35に戻る。ステップS35において、今度は、候補オペレータCT1および候補オペレータCT2の他にオペレータが存在するか否かが判定され、上記と同様の処理が行われる。
その後、ステップS47において、サーバ10は、通知部15を用いて、新規印刷注文NDを納期までに完了することができない旨を電子メール等を用いて管理者SUに通知する。
以上のようにして、ステップS33〜S39において、担当オペレータOPが決定される。詳細には、ジョブ管理データベースに基づき新規印刷注文NDの納期までの空き時間が所定の基準を充足していると判定されるオペレータのうち、特定発注者(例えば発注者UA)に対する印刷担当回数の最も多いオペレータ(例えば「山田」)が担当オペレータOPとして決定される。
(3)ステップS40において、組み合わせ決定部13は、利用履歴データベースDB2(図4参照)に基づいて、複数のプリンタのうち新規印刷注文NDの印刷において担当オペレータOPにより利用される処理プリンタPTの候補プリンタCS1を決定する。例えば、上記(2)担当オペレータOPの決定処理において、モノクロ印刷の印刷注文における担当オペレータOPがオペレータ「山田」に決定されたとする。この場合、組み合わせ決定部13は、利用履歴データベースDB2に基づいて、モノクロ印刷設定用の複数のプリンタ「1号機」、「2号機」のうち担当オペレータOPによる利用回数の最も多いプリンタ「1号機」を候補オペレータCT1として決定する。
ステップS41においては、候補プリンタCS1のビジー率BA2(新規印刷注文NDの印刷可否の判定に用いる値)(後述)が1未満であるか否かが判定される。ビジー率BA2が1未満である場合には、新規印刷注文NDの印刷が可能であると判定され、ステップS45に進む。そして、ステップS45において、組み合わせ決定部13は、候補プリンタCS1を処理プリンタPTとして決定する。一方、ビジー率BA2が1以上である場合には、新規印刷注文NDの印刷が不可能であると判定され、ステップS42に進む。ステップS42に以降の処理については後に詳述する。
ここで、ビジー率BA2は、基準時点(例えば、受注時点)から新規印刷注文NDの納期までの所定期間TMに関する算出対象プリンタ(候補プリンタCS1)の稼働率であり、値γと値δとを用いて式(2)で表現される。
Figure 0005360098
なお、値γは、算出対象プリンタに対して割り当て済みの複数の印刷注文(複数の既存ジョブ)のうち、新規印刷注文NDの納期までの所定期間TM内に完了すべき印刷注文(対象既存ジョブ)の所要処理時間(予想所要時間)の合計値(処理予想時間とも称する)である。端的に言えば、値γは、特定プリンタによる対象既存ジョブの所要処理時間である。
また、値δは、上記所定期間TMにおいて算出対象プリンタによる処理が可能な時間の合計値である。端的に言えば、値δは、特定プリンタによる処理可能時間である。
以下にビジー率BA2算出の一例として、発注者UAからの新規印刷注文NDを受け付け且つプリンタ「1号機」が候補プリンタCS1として決定された場合について説明する。当該新規印刷注文NDの受注日は7月20日であり、当該新規印刷注文NDの納期は7月22日である。
図14は、候補プリンタCS1(「1号機」)に割り当て済み印刷注文に関する1日あたり処理予想時間が印刷注文別に示された図である。図14に示すように、納期7月22日までに処理すべき印刷注文(対象既存ジョブ)は、ジョブID(101)である。そして、受注日7月20日から納期7月22日までのジョブID(101)の処理予想時間は、120分(40分×3日)である。即ち、新規印刷注文NDの納期までに完了すべき印刷注文の処理予想時間(候補プリンタCS1による対象既存ジョブの所要処理時間)γは、120分である。なお、ジョブID(103)は、納期7月22日までに完了すべき印刷注文には含まれない。
また、新規印刷注文NDの納期までの処理可能時間δは、勤務時間から印刷注文の印刷を行うことのできない時間(例えば、印刷設定が行われる時間)を除いた時間であり、ここでは、勤務時間の90%に相当するものとする。受注日7月20日から納期7月22日までの勤務日数は3日であり、印刷会社CPの1日当たりの勤務時間は7時間である。そのため、新規印刷注文NDの納期までの勤務時間は1260分(21時間=3日×7時間)であり、新規印刷注文NDの納期までの処理可能時間δは、その勤務時間1260分の90%である1134分(1260×0.9)である。
そして、新規印刷注文NDの納期までに完了を要する処理予想時間120分と新規印刷注文NDの納期までの処理可能時間1134分とを、上述の式(2)に代入し、ビジー率BA2(=0.11=120/1134)が算出される。この例においては、ビジー率BA1(=0.74)が1未満であるため、候補プリンタCS1(「1号機」)は新規印刷注文NDの印刷が可能であると判定される。
以上のように、ビジー率BA2は、値γ(算出対象プリンタによる対象既存ジョブの所要処理時間)と値δ(算出対象プリンタによる処理可能時間)とに基づいて算出される。そして、ビジー率BA2が1未満である場合には、算出対象プリンタによる新規印刷注文NDの印刷が可能であると判定され、ビジー率BA2が1以上である場合には、算出対象オペレータによる新規印刷注文NDの印刷が不可能であると判定される。
なお、ビジー率BA2が1未満(γ/δ<1)であるということは、値δ(算出対象プリンタによる処理可能時間)が値γ(算出対象プリンタによる対象既存ジョブの所要処理時間)よりも大きい(δ−γ>0)ということである。端的に言えば、ビジー率BA2が1未満であるということは、新規印刷注文NDの納期までに算出対象プリンタが空き時間を有するということである。すなわち、上述のステップS41においては、ビジー率BA2が1未満であるか否かが判定されることによって、新規印刷注文NDの納期までに算出対象プリンタ(候補プリンタCS1)が空き時間を有するか否かが判定される。そして、ビジー率BA2が1未満である場合には、新規印刷注文NDの納期までに算出対象プリンタが空き時間を有する(ひいては、算出プリンタによる新規印刷注文NDの印刷が可能である)と判定され、ステップS45に進む。一方、ビジー率BA2が1以上である場合には、新規印刷注文NDの納期までに算出対象プリンタが空き時間を有さない(ひいては、算出対象プリンタによる新規印刷注文NDの印刷が不可能である)と判定され、ステップS42に進む。
図12のステップS42においては、候補プリンタCS1の他にプリンタが存在するか否かが判定される。他にプリンタが存在すると判定されるとステップS43に進み、他にプリンタが存在しないと判定されるとステップS47に進む。なお、ステップS47においては、上述のような処理が行われる。
ステップS43においては、組み合わせ決定部13は、候補プリンタCS1の次に昨年度利用回数の多いプリンタ(次点プリンタ)を候補プリンタCS2として決定する。
例えば、上記(2)担当オペレータOPの決定処理において、モノクロ印刷設定に関する印刷注文における担当オペレータOPがオペレータ「山田」に決定する。このような場合、図4に示すように、オペレータ「山田」による昨年度利用回数が候補プリンタCS1(「1号機」)の次に多いのはプリンタ「2号機」である。仮に、ステップS43に進むとすれば、組み合わせ決定部13は、プリンタ「2号機」を候補プリンタCS2として決定する。
ステップS44においては、候補プリンタCS2のビジー率BA2が1未満であるか否かが判定される。ビジー率BA2が1未満である場合には、新規印刷注文NDの印刷が可能であると判定され、ステップS45に進む。そして、ステップS45において、組み合わせ決定部13は、候補プリンタCS2を処理プリンタPTとして決定する。一方、ビジー率BA2が1以上である場合には、新規印刷注文NDの印刷が不可能であると判定され、ステップS42に戻る。ステップS42において、今度は、候補プリンタCS1および候補プリンタCS2の他にプリンタが存在するか否かが判定され、上記と同様の処理が行われる。
以上のようにして、ステップS40〜S45において、処理プリンタPTが決定される。詳細には、ジョブ管理データベースに基づき新規印刷注文NDの納期までの空き時間が所定の基準を充足していると判定されるプリンタのうち、担当オペレータOP(例えば「山田」)による利用回数の最も多いオペレータ(例えば「1号機」)が担当オペレータOPとして決定される。
(4)ステップS46において、通知部15は、新規印刷注文NDを割り当てた旨および当該新規印刷注文NDの印刷において利用する処理プリンタPTを担当オペレータOPに通知する。
以上の動作によれば、担当履歴データベースDB1に基づいて、新規印刷注文の印刷を担当する担当オペレータOPが決定されるので、担当オペレータOPを決定する際に、各オペレータの作業結果に対する発注者の好みを反映させることが可能である。換言すれば、担当オペレータOPを決定する際に、新規印刷注文NDの発注者と各オペレータのそれぞれとの相性を考慮することが可能である。
また、新規印刷注文NDの納期までの空き時間が所定の基準を充足していると判定されるオペレータ(1未満のビジー率BA1を有するオペレータ)のうち、新規印刷注文NDの発注者からの印刷注文に関する昨年度担当回数の最も多いオペレータが担当オペレータOPとして決定される。そのため、新規印刷注文NDの納期を遵守できないオペレータが担当オペレータOPに決定されることを抑制することが可能である。
また、新規印刷注文NDの納期までの空き時間が所定の基準を充足していると判定されるオペレータが存在しない場合には、新規印刷注文NDを納期までに完了することができない旨が印刷システム100Bの管理者SUに通知される。そのため、管理者SUは、新規印刷注文NDに関する新たな措置(発注者に納期延長の相談を行う或いは発注者に新規印刷注文NDを断る等)を講じることが可能である。
また、利用履歴データベースDB2に基づいて、新規印刷注文NDの印刷において担当オペレータOPにより利用される処理プリンタPTが決定されるので、担当オペレータOPの各プリンタに対する習熟度を考慮することが可能である。換言すれば、処理プリンタPTとして担当オペレータOPの手慣れたプリンタを選択することが可能である。
また、新規印刷注文NDの納期までの空き時間が所定の基準を充足していると判定されるプリンタ(1未満のビジー率BA2を有するプリンタ)のうち、担当オペレータOPによる昨年度利用回数の最も多いプリンタが処理プリンタPTとして決定される。そのため、新規印刷注文NDの納期を遵守できないプリンタが処理プリンタPTに決定されることを抑制することが可能である。
また、新規印刷注文NDの納期までの空き時間が所定の基準を充足していると判定されるプリンタが存在しない場合には、新規印刷注文NDを納期までに完了することができない旨が印刷システム100Bの管理者SUに通知される。そのため、管理者SUは、新規印刷注文NDに関する新たな措置(発注者に納期延長の相談を行う或いは発注者に新規印刷注文NDを断る等)を講じることが可能である。
<3.変形例等>
以上、この発明の実施の形態について説明したが、この発明は上記説明した内容のものに限定されるものではない。
たとえば、上記実施形態においては、担当履歴として、昨年度印刷担当回数が担当履歴データベースDB1に記録される場合を例示したが、これに限定されず、より長期間(例えば、昨年度および一昨年度の2年間)における印刷担当回数を記録するようにしてもよく或いはより短期間(昨年度の下期の半年間)における印刷担当回数を記録するようにしてもよい。このように、昨年度以外の所定期間(たとえば、直近1年、あるいは直近の半年等)における印刷担当回数が担当履歴データベースDB1に記録されるようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、利用履歴として、昨年度利用回数が利用履歴データベースDB2に記録される場合を例示したが、これに限定されず、より長期間(例えば、昨年度および一昨年度の2年間)における利用回数を記録するようにしてもよく或いはより短期間(昨年度の下期の半年間)における利用回数を記録するようにしてもよい。このように、昨年度以外の所定期間(たとえば、直近1年、あるいは直近の半年等)における利用回数が利用履歴データベースDB2に記録されるようにしてもよい。
また、上記第1実施形態においては、各オペレータの担当可否が考慮されることなく担当オペレータOPが決定されるとともに、各プリンタの印刷可否が考慮されることなく処理プリンタPTが決定される場合を例示したが、これに限定されない。例えば、上記第2実施形態と同様に、担当オペレータOPが決定される際に各オペレータの担当可否が考慮されるとともに、処理プリンタPTが決定される際に各プリンタの印刷可否が考慮されるようにしてもよい。具体的には、組み合わせ決定部13は、1未満のビジー率BA1を有するオペレータと1未満のビジー率BA2を有するプリンタとの組み合わせのうち、最も高い評価指標EBを有する組み合わせを求め、新規印刷注文NDに関する担当オペレータOPと処理プリンタPTとを決定すればよい。
以下では、このような変形例についてより具体的に説明する。
例えば、印刷注文受付部11が、発注者UAからモノクロ印刷設定に係る新規印刷注文NDを受け付けたとする。この場合、組み合わせ決定部13は、図5の評価指標データベースDB3aに基づいて、担当オペレータOPと処理プリンタPTとを決定する。
詳細には、組み合わせ決定部13は、まず、最も高い評価指標EB11(200)を有する組み合わせCB11(「山田」、「1号機」)を求める。そして、組み合わせ決定部13は、その組み合わせCB11に対応するオペレータ「山田」のビジー率BA1とプリンタ「1号機」のビジー率BA2との両者が1未満であるか否かを判定する。ここで、当該両者が1未満であると判定されると、組み合わせ決定部13は、その組み合わせCB11に対応するオペレータ「山田」とプリンタ「1号機」とを、それぞれ、担当オペレータOPと処理プリンタPTとに決定する。一方、当該両者の少なくとも一方が1以上であると判定されると、組み合わせ決定部13は、次に高い評価指標EB12(195)を有する組み合わせCB12(「山田」、「2号機」)を求める。そして、組み合わせ決定部13は、その組み合わせCB12に対応するオペレータ「山田」のビジー率BA1とプリンタ「2号機」のビジー率BA2との両者が1未満であるか否かを判定する。ここで、当該両者が1未満であると判定されると、組み合わせ決定部13は、その組み合わせCB12に対応するオペレータ「山田」とプリンタ「2号機」とを、それぞれ、担当オペレータOPと処理プリンタPTとに決定する。一方、当該両者の少なくとも一方が1以上であると判定されると、組み合わせ決定部13は、次に高い評価指標EB16(160)を有する組み合わせCB12(「吉田」、「2号機」)を求める。このように、組み合わせ決定部13は、最も高い評価指標EBを有する組み合わせCBから順次に、その組み合わせCBに対応するオペレータのビジー率BA1とプリンタのビジー率BA2との両者が1未満であるか否かを判定する。そして、組み合わせ決定部13は、当該両者が1未満であると最初に判定された組み合わせCBに対応するオペレータとプリンタとを、それぞれ、担当オペレータOPと処理プリンタPTとして決定する。
また、上記第2実施形態においては、ビジー率BA1が1より小さいことを条件に新規印刷注文NDの担当が可能であると判定される場合を例示したが、これに限定されず、ビジー率BA1が1よりも小さい値(「0.8」等)よりもさらに小さいことを条件に新規印刷注文NDの担当が可能であると判定されるようにしてもよい。これによれば、ビジー率BA1が1よりも小さいことを条件に新規印刷注文NDの担当が可能であると判定される場合に比べ、新規印刷注文NDの納期を遵守できないオペレータが担当オペレータOPに決定されることをさらに抑制することが可能である。
また、上記第2実施形態においては、ビジー率BA2が1より小さいことを条件に新規印刷注文NDの印刷が可能であると判定される場合を例示したが、これに限定されず、ビジー率BA2が1よりも小さい値(「0.8」等)よりもさらに小さいことを条件に新規印刷注文NDの印刷が可能であると判定されるようにしてもよい。これによれば、ビジー率BA2が1よりも小さいことを条件に新規印刷注文NDの印刷が可能であると判定される場合に比べ、新規印刷注文NDの納期を遵守できないプリンタが処理プリンタPTに決定されることをさらに抑制することが可能である。
また、上記第2実施形態においては、図12のステップS47において、新規印刷注文NDを納期までに完了することができない旨が電子メールを用いて管理者SUに通知される場合を例示したが、これに限定されず、電子メールソフト以外の専用のアプリケーション(例えば、メッセンジャー)を用いて管理者SUに通知されるようにしてもよい。
また、上記各実施形態においては、モノクロ印刷設定での印刷担当回数とカラー印刷設定での印刷担当回数とが区分されて担当履歴データベースDB1に記録されている場合を例示したが、これに限定されない。例えば、モノクロ印刷設定とカラー印刷設定とを区分せずに、モノクロ印刷設定とカラー印刷設定との両者の印刷担当回数がデータベースDB1に記録されるようにしてもよい。
BC 最適組み合わせ
CB 組み合わせ
CS1,CS2 候補プリンタ
CT1,CT2 候補オペレータ
DB1 担当履歴データベース
DB2 利用履歴データベース
DB3a,DB3b,DB3c 評価指標データベース
OP 担当オペレータ
PT 処理プリンタ
SU 管理者
TB1 ジョブ管理データベース

Claims (9)

  1. 印刷システムであって、
    各オペレータによる発注者別の印刷担当回数に関する第1の履歴情報と前記各オペレータによる各プリンタの利用回数に関する第2の履歴情報とを記憶する記憶手段と、
    前記第1の履歴情報と前記第2の履歴情報とに基づいて前記発注者ごとに規定された、オペレータとプリンタとの複数の組み合わせのそれぞれに係る各評価指標に基づいて、新規印刷注文の印刷における特定発注者に関する前記複数の組み合わせのうち最も高い評価指標を有する組み合わせを求め、前記特定発注者の前記新規印刷注文の印刷に対し、前記新規印刷注文の印刷を担当する担当オペレータと前記新規印刷注文の印刷において前記担当オペレータにより利用される処理プリンタとを決定する決定手段と、
    を備えることを特徴とする印刷システム。
  2. 請求項1に記載の印刷システムにおいて、
    前記記憶手段は、前記各評価指標を規定する評価指標データベースを、前記第1の履歴情報と前記第2の履歴情報とともに記憶することを特徴とする印刷システム。
  3. 印刷システムであって、
    各オペレータによる発注者別の印刷担当回数に関する第1の履歴情報を規定する担当履歴データベースと前記各オペレータによる各プリンタの利用回数に関する第2の履歴情報を規定する利用履歴データベースとを記憶する記憶手段と、
    前記担当履歴データベースに基づいて、複数のオペレータのうち特定発注者に対する印刷担当回数の最も多いオペレータを前記特定発注者からの新規印刷注文の印刷を担当する担当オペレータとして決定するとともに、前記利用履歴データベースに基づいて、複数のプリンタのうち前記担当オペレータによる利用回数の最も多いプリンタを当該新規印刷注文の印刷において前記担当オペレータにより利用される処理プリンタとして決定する決定手段と、
    を備えることを特徴とする印刷システム。
  4. 請求項3に記載の印刷システムにおいて、
    前記記憶手段は、前記第1の履歴情報を規定する担当履歴データベースと前記第2の履歴情報を規定する利用履歴データベースと前記各オペレータによる処理予定ジョブを管理するジョブ管理データベースとを記憶し、
    前記決定手段は、前記ジョブ管理データベースに基づき前記新規印刷注文の納期までの空き時間が所定の基準を充足していると判定されるオペレータのうち、前記特定発注者に対する印刷担当回数の最も多いオペレータを前記担当オペレータとして決定することを特徴とする印刷システム。
  5. 請求項3に記載の印刷システムにおいて、
    前記記憶手段は、前記第1の履歴情報を規定する担当履歴データベースと前記第2の履歴情報を規定する利用履歴データベースと前記各オペレータによる処理予定ジョブを管理するジョブ管理データベースとを記憶し、
    前記決定手段は、前記ジョブ管理データベースに基づき前記新規印刷注文の納期までの空き時間が所定の基準を充足していると判定されるオペレータが存在するか否かを判定し、
    前記印刷システムは、
    前記新規印刷注文の納期までの空き時間が前記所定の基準を充足していると判定されるオペレータが存在しない場合には、前記新規印刷注文を納期までに完了することができない旨を前記印刷システムの管理者に通知する通知手段、
    をさらに備えることを特徴とする印刷システム。
  6. 請求項3に記載の印刷システムにおいて、
    前記記憶手段は、前記第1の履歴情報を規定する担当履歴データベースと前記第2の履歴情報を規定する利用履歴データベースと前記各オペレータによる処理予定ジョブを管理するジョブ管理データベースとを記憶し、
    前記決定手段は、前記ジョブ管理データベースに基づき前記新規印刷注文の納期までの空き時間が所定の基準を充足していると判定されるプリンタのうち、前記担当オペレータによる利用回数の最も多いプリンタを前記処理プリンタとして決定することを特徴とする印刷システム。
  7. 請求項3に記載の印刷システムにおいて、
    前記記憶手段は、前記第1の履歴情報を規定する担当履歴データベースと前記第2の履歴情報を規定する利用履歴データベースと前記各オペレータによる処理予定ジョブを管理するジョブ管理データベースとを記憶し、
    前記決定手段は、前記ジョブ管理データベースに基づき前記新規印刷注文の納期までの空き時間が所定の基準を充足していると判定されるプリンタが存在するか否かを判定し、
    前記印刷システムは、
    前記新規印刷注文の納期までの空き時間が前記所定の基準を充足していると判定されるプリンタが存在しない場合には、前記新規印刷注文を納期までに完了することができない旨を前記印刷システムの管理者に通知する通知手段、
    をさらに備えることを特徴とする印刷システム。
  8. コンピュータを、
    各オペレータによる発注者別の印刷担当回数に関する第1の履歴情報と前記各オペレータによる各プリンタの利用回数に関する第2の履歴情報とを記憶する記憶手段と、
    前記第1の履歴情報と前記第2の履歴情報とに基づいて前記発注者ごとに規定された、オペレータとプリンタとの複数の組み合わせのそれぞれに係る各評価指標に基づいて、新規印刷注文の印刷における特定発注者に関する前記複数の組み合わせのうち最も高い評価指標を有する組み合わせを求め、前記特定発注者の前記新規印刷注文の印刷に対し、前記新規印刷注文の印刷を担当する担当オペレータと前記新規印刷注文の印刷において前記担当オペレータにより利用される処理プリンタとを決定する決定手段と、
    を備える装置として機能させるためのプログラム。
  9. コンピュータを、
    各オペレータによる発注者別の印刷担当回数に関する第1の履歴情報を規定する担当履歴データベースと前記各オペレータによる各プリンタの利用回数に関する第2の履歴情報を規定する利用履歴データベースとを記憶する記憶手段と、
    前記担当履歴データベースに基づいて、複数のオペレータのうち特定発注者に対する印刷担当回数の最も多いオペレータを前記特定発注者からの新規印刷注文の印刷を担当する担当オペレータとして決定するとともに、前記利用履歴データベースに基づいて、複数のプリンタのうち前記担当オペレータによる利用回数の最も多いプリンタを当該新規印刷注文の印刷において前記担当オペレータにより利用される処理プリンタとして決定する決定手段と、
    を備える装置として機能させるためのプログラム。
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