JP2007156531A - 印刷装置を対象とした保守契約プラン作成装置及び方法 - Google Patents

印刷装置を対象とした保守契約プラン作成装置及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】消耗品の取り扱いに関する従来の問題を解消することができる新たな保守契約の枠組み、及びその枠組みにおいて利用可能な保守契約プラン作成装置、作成方法を提供する。
【解決手段】所定の定額を貰い受けることを条件に、保守期間の間、所定消耗品を交換した場合に消耗品実費を貰い受けることなく所定消耗品を提供するサービスを保守内容として含む保守契約(消耗品定額制保守契約)のプラン作成装置であって、保守対象の印刷装置について、単位期間あたりの印刷を行った枚数(印刷実行枚数)を取得する取得手段と、前記取得した単位期間あたりの印刷実行枚数に基づいて前記所定消耗品の保守期間における使用量を予想する予想手段と、前記予想使用量に基づき前記所定定額を定めた消耗品定額制保守契約プランを作成する作成手段と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、印刷装置を対象とした保守契約プランの作成を行うための情報処理技術に関する。
従来、プリンタ等の印刷装置では、新規購入品について所定期間のメーカ保証がついているのが普通であり、そのメーカ保証期間では、原則として無償で保守サービスを受けることができる。一方、メーカ保証期間が終了した後は、ユーザは、任意でメーカ等によって設けられた保守サービス会社との間で種々の態様の保守契約を結ぶことができ、有償にて保守サービスを受けられるのが一般的である。
従来の保守契約では、消耗品の購入費用は保守費用に含まれていないのが通常であり、消耗品は、原則としてその都度(又は所定量をまとめて)、実費にてユーザが購入するという枠組みを採るのが一般的である。
このような消耗品をその都度(又は所定量をまとめて)購入する従来の枠組みでは、一定期間中にどれくらいの消耗品に関わる実費が発生するかを見積もることが難しいという問題がある。特に、期首に消耗品に関わる実費を予算として計上する必要がある場合、該実費を見積もって予算を作成しなければならない担当者の負担は少なくない。更に、予算担当者の経験等に依存して消耗品実費の見積り精度が変動するという問題も生じる。
そこで、本発明は、このような消耗品の取り扱いに関する従来の問題を解消することができる新たな保守契約の枠組み、及びその枠組みにおいて利用可能な保守契約プラン作成装置、作成方法を提供することを目的とする。
本発明のプラン作成装置は、所定の定額を貰い受けることを条件に、保守期間の間、所定消耗品を交換した場合に消耗品実費を貰い受けることなく所定消耗品を提供するサービスを保守内容として含む保守契約(消耗品定額制保守契約)のプラン作成装置であって、保守対象の印刷装置について、単位期間あたりの印刷を行った枚数(印刷実行枚数)を取得する取得手段と、前記取得した単位期間あたりの印刷実行枚数に基づいて前記所定消耗品の保守期間における使用量を予想する予想手段と、前記予想使用量に基づき前記所定定額を定めた消耗品定額制保守契約プランを作成する作成手段と、を備えることを特徴とする。
かかる構成によれば、ユーザ側からみれば、消耗品実費に関して前記所定定額を支払えば、保守期間中に消耗品を交換した場合でも、新たな消耗品費用の支払いが生じない。そのため、期首に消耗品に関わる実費を予算として計上する必要がある場合でも、消耗品実費の見積りとして前記所定定額さえ見込んでおけばよく、予算担当者の負担を大幅に軽減することができる。また、プラン作成装置が前記所定定額を決定し、該所定定額を含んだ保守契約プランを作成することから、予算担当者の経験等に依存して消耗品実費の見積り精度が変動するという問題も生じない。更に、単位期間あたりの印刷実行枚数に基づいて消耗品使用量を予想し、該予想使用量に基づき前記所定定額を決定していることから、消耗品実費に関わる所定定額について合理的な金額を定めて消耗品定額制保守契約プランを作成することが可能となる。
好適には、前記印刷装置について、前記所定消耗品の残量情報を取得する手段と、前記印刷装置に関する現在の保守契約が消耗品定額制保守契約であり、かつ、前記所定消耗品の残量が所定値以下となっている場合に、消耗品配送システムに前記印刷装置のユーザに対する前記所定消耗品の配送を指示する手段と、を備えることを特徴とする。又は、前記印刷装置について、前記所定消耗品の残量情報を取得する手段と、前記印刷装置に関する現在の保守契約が消耗品定額制保守契約であり、かつ、前記所定消耗品の残量が所定値以下となっている場合に、前記所定消耗品の配送要求に必要な情報をユーザに提示する手段と、を備えることを特徴とする。
また好適には、保守契約の更新タイミングにおいて、現在契約中の消耗品定額制保守契約の保守期間内に前記印刷装置のユーザに提供した前記所定消耗品の量と、現在契約中の消耗品定額制保守契約において前記所定定額を定めるのに用いた前記予想使用量とを比較し、該比較結果に基づいて前記所定定額の見直しを行うか否かを決定する手段を備えることを特徴とする。
本発明のプラン作成方法は、所定の定額を貰い受けることを条件に、保守期間の間、所定消耗品を交換した場合に消耗品実費を貰い受けることなく所定消耗品を提供するサービスを保守内容として含む保守契約(消耗品定額制保守契約)のプラン作成方法であって、保守対象の印刷装置について、単位期間あたりの印刷を行った枚数(印刷実行枚数)を取得する取得工程と、前記取得した単位期間あたりの印刷実行枚数に基づいて前記所定消耗品の保守期間における使用量を予想する予想工程と、前記予想使用量に基づき前記所定定額を定めた消耗品定額制保守契約プランを作成する作成工程と、を備えることを特徴とする。
本発明のプログラムは、本発明のプラン作成方法の各工程をコンピュータ上で実行させることを特徴とする。本発明のプログラムは、CD−ROM、磁気ディスク、半導体メモリなどの各種の記録媒体を通じて、又は通信ネットワークを介してダウンロードすることにより、コンピュータにインストールまたはロードすることができる。
なお、本明細書において、手段とは、単に物理的手段を意味するものではなく、その手段が有する機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。また、1つの手段が有する機能が2つ以上の物理的手段により実現されても、2つ以上の手段の機能が1つの物理的手段により実現されても良い。
本発明によれば、消耗品の取り扱いに関する従来の問題を解消することができる新たな保守契約の枠組み、及びその枠組みにおいて利用可能な保守契約プラン作成装置、作成方法を提供することができる。
本発明では、消耗品定額制保守サービスという新しい概念を導入することで、印刷装置(いわゆるプリンタのほか、複写機、ファクシミリ、複合機など、印刷機能を備える種々の装置を含む)の消耗品(用紙、トナーなど)に関して、交換時に消耗品実費の授受が発生しない枠組みを実現する。ここで、消耗品定額制保守サービスとは、例えば保守費用の一部として、消耗品実費に関わる所定定額を貰い受けることを条件に、保守期間の間、所定消耗品を交換した場合でも消耗品実費を貰い受けることなく所定消耗品を提供するサービスである。
以下、このような消耗品定額制保守サービスを前提として、該サービスを保守内容として含む保守契約のプラン作成装置及び方法について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施形態である情報処理システム100の概略構成を示すブロック図である。図に示すように、情報処理システム100は、保守対象となる印刷装置1、印刷装置1の情報を管理する管理装置2、印刷装置1の保守契約のプラン作成や管理、保守契約手続などを行う保守契約管理サーバ3等を備えている。印刷装置1と管理装置2、管理装置2と保守契約管理サーバ3とは、それぞれ所定の通信ネットワークN1、N2(LAN、インターネット、専用線、パケット通信網、それらの組み合わせ等のいずれであってもよく、有線、無線の両方を含む)を介して相互に通信可能に構成されている。通信ネットワークN1、N2は同一のネットワークであってもよい。図1では、印刷装置1、管理装置2、保守契約管理サーバ3について、それぞれ1台ずつを記載しているが、設計に応じてそれぞれが1台以上となるように情報処理システム100を構成してもよい。
印刷装置1は、用紙をプリンタ装置内に供給する給紙機構、印字を行う印刷エンジン、及び用紙をプリンタ機外に排出する排紙機構等により構成される動力機構部10、該動力機構部を制御するコントローラ11などを備える。
印刷エンジンは、紙送機構、キャリッジ機構、印刷ヘッドなどを含んで構成される。印刷エンジンとしては、インクジェットプリンタや熱転写プリンタのように1文字単位で印刷するシリアルプリンタ、1行単位で印刷するラインプリンタ、ページ単位で印刷するページプリンタ等に対応する各種印刷エンジンを用いることができる。
コントローラ11は、CPU(プロセッサ)、ROM、RAM、LCDパネル及びLCDコントローラ、通信インタフェースなどのハードウェアを備えて構成される。また、機能として、従来の印刷装置のコントローラが備える機能、例えば、図2に示すように、ホスト装置(管理装置2であってもよい)から印刷ジョブを受信する受信手段12、印刷ジョブを解析してラスタ形式の印刷イメージを1バンド分又は1ページ分生成してイメージバッファに格納する解析・イメージ生成手段13、印刷ジョブ中の制御コマンドに基づいて、所定単位分(例えば1パス分)の印刷イメージをイメージバッファから印刷エンジンに転送し、印刷エンジンを制御しながら印刷を実行する印刷制御手段14などを備える。
更に、本実施形態のコントローラ11は、上記機能に加えて、印刷動作に基づき、印刷を行った枚数(以下、「印刷実行枚数」という)をカウントし、記憶する印刷実行枚数記憶手段15、管理装置2からの問い合わせに応じて、印刷実行枚数の情報を管理装置2に送信する印刷実行枚数送信手段16を備えている(図2参照)。なお、印刷実行枚数は、用紙サイズに関わらずにカウントするように構成してもよいし、A4やB4サイズを基準としてカウントするように構成してもよい。
これらの各手段は、コントローラ11内のROMやRAM、外部の記憶媒体等に格納されるプログラムをCPUが実行することにより機能的に実現される。また、印刷実行枚数記憶手段12は、例えば印刷装置1内の不揮発性メモリー上に構成される。
管理装置2は、CPU(プロセッサ)、ROM、RAM、I/Oコントローラ、通信インタフェース、HDDなどのハードウェアを備えて構成される(図1参照)。通信ネットワークN1、N2が異なる場合は、図1に示すように、それぞれに対応する通信インタフェースを備える。
また、機能として、通常のパーソナルコンピュータ等の情報処理装置と同様の機能、例えば、ユーザからI/Oコントローラ等を介して種々の入力を受け付ける/情報を出力する入出力手段、他の装置(印刷装置1や保守契約管理サーバ3など)との間で通信インタフェースを介して種々のデータを送受信する通信手段、管理装置2がホスト装置としての機能を備える場合は、印刷装置1を制御するプリンタドライバ手段などを備える。
更に、本実施形態の管理装置2は、上記入出力手段、通信手段などを利用して実現される、以下の機能を備えている。すなわち、印刷実行枚数の履歴を記憶する枚数履歴記憶手段21、印刷装置1に印刷実行枚数を問い合わせて、印刷実行枚数の情報を取得する印刷実行枚数取得手段22、保守契約管理サーバ3に単位期間あたりの平均印刷実行枚数や印刷装置情報(機種、使用履歴など)などを通知し、消耗品定額制保守契約プランを問い合わせる手段23、保守契約管理サーバ3から消耗品定額制保守契約プランを受け取り、ユーザに提示する手段24などを備える(図2参照)。
これらの各手段は、管理装置2内のROMやRAM、HDD、外部の記憶媒体等に格納されるプログラムをCPUが実行することにより機能的に実現される。
保守契約管理サーバ3は、CPU(プロセッサ)、ROM、RAM、I/Oコントローラ、通信インタフェース、HDDなどのハードウェアを備えて構成される。また、機能として、通常のサーバ装置と同様の機能、例えば、ユーザからI/Oコントローラ等を介して種々の入力を受け付ける/情報を出力する入出力手段、他の装置(管理装置2など)との間で通信インタフェースを介して種々のデータを送受信する通信手段などを備える。
更に、本実施形態の保守契約管理サーバ3は、上記入出力手段、通信手段などを利用して実現される、消耗品定額制保守契約プランを作成する機能を備えている。具体的には、管理装置2から印刷装置1に関する単位期間あたりの印刷実行枚数や印刷装置情報を取得し、消耗品定額制保守契約プランの問い合わせを受け付ける印刷実行枚数取得手段31、前記取得した単位期間あたりの印刷実行枚数に基づいて、消耗品(トナーや用紙など)の保守期間(例えば、1年間;保守契約によって異なってもよい)における使用量を予想する使用量予想手段32、前記予想使用量に基づき、消耗品定額制保守サービスにおける消耗品実費に関わる所定定額を決定し、前記決定した所定定額を定めた消耗品定額制保守契約プランを作成するプラン作成手段33、前記作成した消耗品定額制保守契約プランを管理装置2へ出力するプラン出力手段34、管理者からの入力等に基づき保守契約管理の対象とする印刷装置の情報(機種名、識別情報、ユーザ名など)を管理テーブル等に登録し管理する管理対象登録手段35などを備える(図2参照)。なお、図2では、変形例として言及する消耗品残量情報取得手段36、消耗品配送制御手段37についても図示している。
これらの各手段は、更新管理装置2内のROMやRAM、HDD、外部の記憶媒体等に格納されるプログラムをCPUが実行することにより機能的に実現される。
以下、図3、図4に示すフローチャートを参照して、情報処理システム100において実現される、消耗品定額制保守契約プランを作成する枠組みについて説明する。なお、各工程(符号が付与されていない部分的な工程を含む)は処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順番を変更して又は並列に、あるいは独立した処理として実行することができる。
管理装置2は、所定のタイミングで(例えば、定期的に)印刷装置1に印刷実行枚数を問い合わせる(送信要求を送信する)(S100)。
印刷装置1(コントローラ11の印刷実行枚数送信手段16)は、該問い合わせを受け付けた場合、印刷実行枚数記憶手段15を参照して、問い合わせ時までの印刷動作に関する印刷実行枚数Pを読出し、管理装置2に送信する(S101)。
管理装置2は、印刷装置1から印刷実行枚数Pの情報を受信すると(S102)、該印刷実行枚数Pを枚数履歴記憶手段21に受信日時などに対応づけて記憶する(S103)。
次に、管理装置2は、所定のタイミングで(例えば、メーカ保証や保守期間の終了日の一定期間前)枚数履歴記憶手段21を参照し、過去所定期間の印刷実行枚数の履歴に基づき、単位期間(例えば、1ヶ月)あたりの印刷実行枚数Sを求める(S104)。印刷実行枚数Sは平均値として求めてもよい。
次に、管理装置2は、保守契約管理サーバ3に対して、消耗品定額制保守契約プランを問い合わせるとともに、前記求めた単位期間あたりの印刷実行枚数S、印刷装置情報(印刷装置1の機種情報、使用履歴情報など)を通知する(S105)。
保守契約サーバ3は、管理装置2から消耗品定額制保守契約プランの問い合わせを受け付けて、単位期間あたりの印刷実行枚数S等の情報を取得すると(S106)、かかる単位期間あたりの印刷実行枚数Sに基づいて、所定消耗品の保守期間(例えば、1年間)における使用量を予想する(S107)。例えば、所定消耗品が用紙やトナーである場合、前記算出した単位期間あたり印刷実行枚数Sに(保守期間/単位期間)を乗算して保守期間における用紙使用量を予想し、該予想した用紙使用量に平均的な1枚あたりのトナー使用量を乗算して、保守期間におけるトナー使用量を予想することが考えられる。
次に、保守契約サーバ3は、前記予想した消耗品使用量に基づき、消耗品定額制保守サービスにおける消耗品実費に関わる所定定額Xを決定する(S108)。例えば、前記予想した消耗品使用量に消耗品定価を乗算し、例えばユーザや印刷装置情報などに応じて定めた割引率を適用して、定額Xを決定する。
次に、保守契約管理サーバ3は、消耗品の提供に関する定額部分として前記決定した定額Xを定めた消耗品定額制保守契約プランを作成する(S109)。
なお、消耗品実費に関わる定額部分以外のプラン内容(通常の保守サービス費用など)については、従来の保守契約と同様の基準に基づいて作成すればよい。ただし、通常の保守サービス費用についても、前記予想した消耗品使用量に基づいて算出する(例えば、保守期間内の保守回数を予想して、該予想回数に基づき通常の保守費用を算出する)ように構成してもよい。
また、複数の保守契約プランを作成してもよく、例えば、前記算出した単位期間あたり印刷実行枚数Sが所定の閾値より大きい(又は小さい)場合など所定の場合に、消耗品定額制保守契約プランに加えて/代えて、従来同様の消耗品交換時に消耗品実費の授受が発生するタイプの保守契約プランを作成するように構成してもよい。
次に、保守契約管理サーバ3は、前記作成した保守契約プランを管理装置2へ出力する(S110)。
管理装置2は、保守契約管理サーバ3から保守契約プランを受信すると(S111)、これをユーザに提示する(S112)。提示方法としては、例えば、ディスプレイにポップアップウィンドウ方式で契約プランを表示する方法、印刷装置1に指示して契約プランを印刷する方法など、設計に応じて種々の方法を採用することができる。
次に、管理装置2は、保守契約プランに同意したユーザから、契約手続を行うとの入力を受け付けた場合、ユーザが選択した保守契約プランに基づき、保守契約のオンライン手続に必要な情報(保守契約仮データ)を作成する(S113)。
次に、管理装置2は、前記作成した保守契約仮データを、保守契約管理サーバ3に送信する(S114)。
保守契約管理サーバ3は、保守契約仮データを受信した場合、1)担当者の入力、前記受信した保守契約仮データに基づいて、保守契約データを作成し、記憶・管理する、2)前記作成した保守契約データに基づいて保守契約書類を作成(印刷)する等の契約手続処理を実行する(S115)。作成された保守契約書類は、郵送等により印刷装置1のユーザに送付されることになる。
このように本実施形態では、消耗品を交換時などにその都度(又は所定量をまとめて)購入する従来の枠組みを採用するのではなく、保守費用の一部として消耗品実費に関わる所定定額を貰い受けることを条件に、保守期間の間、所定消耗品を交換した場合でも消耗品実費を貰い受けることなく所定消耗品を提供するサービス、該サービスを保守内容として含む消耗品定額制保守契約という新しい概念を導入している。そして、保守契約サーバ3において、単位期間あたりの印刷実行枚数に基づいて消耗品の保守期間における使用量を予想し、前記予想使用量に基づき前記所定定額を定めた消耗品定額制保守契約プランを作成するように構成している。
かかる構成によれば、ユーザ側からみれば、消耗品実費に関して保守費用の一部として前記所定定額を支払えば、保守期間中に消耗品を交換した場合でも、新たな消耗品費用の支払いが生じない。そのため、期首に消耗品に関わる実費を予算として計上する必要がある場合でも、消耗品実費の見積りとして前記所定定額さえ見込んでおけばよく、予算担当者の負担を大幅に軽減することができる。また、保守契約管理サーバ3において前記所定定額を含んだ保守契約プランを作成することから、予算担当者の経験等に依存して消耗品実費の見積り精度が変動するという問題も生じない。更に、単位期間あたりの印刷実行枚数に基づいて消耗品使用量を予想し、該予想使用量に基づき前記所定定額を決定していることから、消耗品実費に関わる所定定額について合理的な金額を定めて消耗品定額制保守契約プランを作成することが可能となる。
(その他)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく種々に変形して適用することが可能である。例えば、上記実施形態では、印刷装置1と管理装置2とを別体として説明しているが、これらが一体として構成されていてもよい。
また、上記実施形態では、消耗品実費に関わる所定定額を保守費用の一部として貰い受ける(ユーザが支払う)構成について説明しているが、前記所定定額を他の保守費用とは別に貰い受けるように構成してもよい。この場合、消耗品定額制保守サービス専用の契約プランを作成するように構成してもよい。
また例えば、印刷装置1に関する現在の保守契約が消耗品定額制保守契約である場合、保守契約管理サーバ3が所定消耗品の配送案内や自動配送を行うように構成してもよい。具体的には、保守契約管理サーバ3が、例えば、管理装置2を介して印刷装置1に問い合わせを行い、印刷装置1の所定消耗品の残量情報を取得する消耗品残量情報取得手段36と、印刷装置1に関する現在の保守契約が消耗品定額制保守契約であり、所定消耗品の残量が所定値以下となっている場合に、所定消耗品の配送要求に必要な情報(配送案内)が管理装置2のディスプレイ等に提示されるように制御する(管理装置2に提示を指示する)消耗品配送制御手段37とを備えるように構成することが考えられる。
この場合、管理装置2において提示される配送案内に応じてユーザが所定の入力を行うことで、オンラインにて消耗品の配送手続が行われるように構成することが望ましい。又は、保守契約管理サーバ3が、上記提示条件が成立する場合に自動的に消耗品配送システム等に配送先等の情報を送信し、印刷装置1のユーザに対する所定消耗品の配送を指示するように構成してもよい。更に、保守契約管理サーバ3が配送履歴等を管理するように構成してもよい。なお、上記の配送案内の提示や自動配送に関わる機能、更には保守契約プラン作成機能について、保守契約サーバ3に代えて管理装置2が備えるように構成してもよい。
また例えば、印刷装置1に関する現在の保守契約が消耗品定額制保守契約である場合、保守契約管理サーバ3が、消耗品定額制保守契約の更新にあたり、消耗品実費に関わる所定定額の見直しを行うか否かを判断するように構成してもよい。具体的には、保守契約管理サーバ3が、保守契約の更新タイミング(例えば、保守期間の終了日の一定期間前)において、現在契約中の消耗品定額制保守契約の保守期間内に前記印刷装置のユーザに提供した前記所定消耗品の量と、現在契約中の消耗品定額制保守契約において前記所定定額を定めるのに用いた予想使用量とを比較し、該比較結果に基づいて前記所定定額の見直しを行うか否かを決定する手段を備えるように構成することが考えられる。見直しを行わないと決定した場合は、現在の契約内容と同様の内容で保守契約プランを作成し、一方、見直しを行うと決定した場合は、S107〜S109の処理を実行して保守契約プランを作成すればよい。
また、上記実施形態では、保守契約管理サーバ3が管理装置2からの問い合わせに応じて保守契約プランを出力する構成としているが、保守契約管理サーバ3が能動的に管理装置2へ保守契約プランを通知する構成としてもよい。
また、上記実施形態では、保守契約管理サーバ3が管理装置2から印刷装置1の印刷実行枚数の情報を取得する構成としているが、必ずしもこのような構成に限られるものではなく、印刷装置1の印刷実行枚数の情報を担当者等が保守契約管理サーバ3の入出力手段を介して直接入力するように構成してもよい。
なお、消耗品定額制保守契約に基づく保守サービスの提供は、原則として従来と同様の手順で行うことができる。例えば、基本的な手順として、1)ユーザがコールセンターに保守サービスを依頼し、2)コールセンターから照会を受けた保守サービス会社が、該ユーザの印刷装置が保守サービスの対象となっていることを確認し、3)サービス依頼内容に応じて保守要員の派遣等を行い、4)実施した保守サービス内容を顧客管理データーべス等に登録して管理するといった手順が考えられる。
情報処理システム100の概略構成を示すブロック図である。 印刷装置1、管理装置2、保守契約管理サーバ3の機能構成を示すブロック図である。 消耗品定額制保守契約プランの作成処理を説明するためのフローチャートである。 消耗品定額制保守契約プランの作成処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 印刷装置、2 管理装置、21 枚数履歴記憶手段、22 印刷実行枚数取得手段、23 消耗品定額制保守契約プラン問合せ手段、24 消耗品定額制保守契約プラン提示手段、3 保守契約管理サーバ、31 印刷実行枚数取得手段、32 使用量予想手段、33 消耗品定額制保守契約プラン作成手段、34 消耗品定額制保守契約プラン出力手段、35 管理対象登録手段、36 消耗品残量情報取得手段、37 消耗品配送制御手段、100 情報処理システム

Claims (6)

  1. 所定の定額を貰い受けることを条件に、保守期間の間、所定消耗品を交換した場合に消耗品実費を貰い受けることなく所定消耗品を提供するサービスを保守内容として含む保守契約(以下、「消耗品定額制保守契約」という)のプラン作成装置であって、
    保守対象の印刷装置について、単位期間あたりの印刷を行った枚数(以下、「印刷実行枚数」という)を取得する取得手段と、
    前記取得した単位期間あたりの印刷実行枚数に基づいて前記所定消耗品の保守期間における使用量を予想する予想手段と、
    前記予想使用量に基づき前記所定定額を定めた消耗品定額制保守契約プランを作成する作成手段と、を備えることを特徴とするプラン作成装置。
  2. 前記印刷装置について、前記所定消耗品の残量情報を取得する手段と、
    前記印刷装置に関する現在の保守契約が消耗品定額制保守契約であり、かつ、前記所定消耗品の残量が所定値以下となっている場合に、消耗品配送システムに前記印刷装置のユーザに対する前記所定消耗品の配送を指示する手段と、を備えることを特徴とする請求項1記載のプラン作成装置。
  3. 前記印刷装置について、前記所定消耗品の残量情報を取得する手段と、
    前記印刷装置に関する現在の保守契約が消耗品定額制保守契約であり、かつ、前記所定消耗品の残量が所定値以下となっている場合に、前記所定消耗品の配送要求に必要な情報がユーザに提示されるように制御する手段と、を備えることを特徴とする請求項1記載のプラン作成装置。
  4. 保守契約の更新タイミングにおいて、現在契約中の消耗品定額制保守契約の保守期間内に前記印刷装置のユーザに提供した前記所定消耗品の量と、現在契約中の消耗品定額制保守契約において前記所定定額を定めるのに用いた前記予想使用量とを比較し、該比較結果に基づいて前記所定定額の見直しを行うか否かを決定する手段を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のプラン作成装置。
  5. 所定の定額を貰い受けることを条件に、保守期間の間、所定消耗品を交換した場合に消耗品実費を貰い受けることなく所定消耗品を提供するサービスを保守内容として含む保守契約(以下、「消耗品定額制保守契約」という)のプラン作成方法であって、
    保守対象の印刷装置について、単位期間あたりの印刷を行った枚数(以下、「印刷実行枚数」という)を取得する取得工程と、
    前記取得した単位期間あたりの印刷実行枚数に基づいて前記所定消耗品の保守期間における使用量を予想する予想工程と、
    前記予想使用量に基づき前記所定定額を定めた消耗品定額制保守契約プランを作成する作成工程と、を備えることを特徴とするプラン作成方法。
  6. 請求項5記載のプラン作成方法をコンピュータで実行させるための情報処理プログラム。

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