JP2006065806A - 管理システム、管理装置、及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 適切なスケジュール管理を行うための技術を提供すること。
【解決手段】 管理PC107は、クライアント拠点161における装置から受信したドキュメントを所望の分だけ印刷する際に要するとおぼしき時間よりも長い空き時間を有するプリンタのうち、オペレータの空き時間帯内に包含される空き時間帯を有するプリンタと、このオペレータの組み合わせを1つ決定し、オペレータPC108に通知する。
【選択図】 図1
【解決手段】 管理PC107は、クライアント拠点161における装置から受信したドキュメントを所望の分だけ印刷する際に要するとおぼしき時間よりも長い空き時間を有するプリンタのうち、オペレータの空き時間帯内に包含される空き時間帯を有するプリンタと、このオペレータの組み合わせを1つ決定し、オペレータPC108に通知する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ドキュメントに基づいて印刷製品を生成するための作業スケジュールを管理する為の技術に関するものである。
顧客からの委託を受けて、指定された文書を指定された部数だけ印刷し、かつ指定された方法で製本して納品する、一般に「コピーサービス」「印刷サービス」などと呼ばれるサービスが従来から存在している。
印刷の依頼は、上記サービスを提供するサービス提供者に対して紙媒体あるいは電子媒体(FD、MO、CD-ROMなど)に記載した原稿と、この原稿の印刷部数や製本方法、納品期日などを記載した印刷指示書とを郵送する事により行う(新規入稿)。あるいは、サービス提供者がインターネット上に入稿サービスを提供し、例えばブラウザ等を利用して電子原稿を入稿する入稿形態も存在する。
また、以前に印刷を依頼した事のある原稿について再度印刷を依頼するときは、電話等によりサービス提供者に保管されている原稿を指定して、印刷部数等を指示する形態も存在する(リピート入稿)。
サービス提供者側では、特定多数あるいは不特定多数の顧客から受け付けたそれぞれの依頼について、印刷枚数や納品期日、あるいは人的、物的資源の制限などを考慮しつつ、もっぱら担当者の勘や経験によって、その処理順序や処理時期を決定する(作業割り当て)。そして、この予定に従って、指定された原稿をコピー機により複写したり(紙原稿の場合)、パーソナルコンピュータに接続されたプリンタにより印刷したりして(電子入稿の場合)、最終的に確認・丁合し顧客に納品する。
上記作業割り当ては必ずしも効率的とは言えず、特に、作業途中でトラブルが生じた場合のスケジューリング等に費やす担当者の工数が問題となる事もしばしばあった。この問題を解決するために、担当者の割り当て、作業スケジュールを自動判断し決定する工程管理装置も普及しつつある。
従来、この種の印刷工程管理装置としては、例えば、単位業務の実行順序ごとに、単位業務の納期および作業担当者の能力に基づいて自動的に単位業務を処理する作業担当者を割り付ける機能を備えたものがある(特許文献1を参照)。
また、製品のロットを単位として管理するもの、すなわち基準時(例えば、生産開始時)から製品完成工程までの工期を予測し、各工程において予め定められた工期を超過するロットに対しその超過時間の長短により優先順位の優劣を付与し、これに基いて生産管理を行う機能を備えたものがある(特許文献2を参照)。
また、ジョブ分析を中心としたもの、すなわち各工程のジョブ予定数(生産計画数)とジョブ実績数(生産実績数)との差が一定値を超えた場合、計画差が出ている工程の前工程において各製品の作業着手時間を変えることにより、ジョブ予定数に近づけるように、制御する機能を備えたものがある(特許文献3を参照)。
また、印刷システム全体のスケジュール状況を直感的に把握できると共に、直感的な操作で個々の印刷ジョブの処理日時や処理主体を変更する事が可能な機能を備えた工程管理装置も存在する(特許文献4を参照)。
特開平8−287162号公報
特開平3−221358号公報
特開平1−183348号公報
特開2002-63004号公報
しかしながら、上述した従来の工程管理装置において、作業担当者の能力、作業担当者の空き状況、機器の能力、機器の空き状況を総合的に判断し、適切なスケジュール管理を行うものが無かった。そのため、作業担当者の能力を考慮して作業割り当てを行ったのに、実際に使用する機器が存在しないという問題や、機器の空き状態を考慮して作業割り当てを行ったのに、実際に作業担当者には作業をこなす能力が備わっていないなどの問題が発生していた。
本発明は以上の問題に鑑みてなされたものであり、適切なスケジュール管理を行うための技術を提供することを目的とする。
本発明の目的を達成するために、例えば、本発明の管理システムは以下の構成を備える。
即ち、クライアント端末装置から受信したドキュメントに基づいて印刷製品を作成するための1つ以上の印刷装置に対するスケジュールを管理する管理システムであって、
前記1以上の印刷装置のそれぞれの使用時間帯を管理するための使用時間帯情報を保持する第1の保持手段と、
前記印刷製品を作成する作業を行う複数人のオペレータのそれぞれの作業時間帯を管理するための作業時間帯情報を保持する第2の保持手段と、
前記使用時間帯情報を参照して得られる前記1以上の印刷装置のそれぞれの空き時間帯に基づいて、前記1以上の印刷装置のうち、前記ドキュメントを所望の分だけ印刷する際に要する時間を確保可能な空き時間を有する印刷装置を特定する印刷装置特定手段と、
前記作業時間帯情報を参照して得られる前記複数人のオペレータのそれぞれの空き時間帯に基づいて、前記印刷装置特定手段が特定した印刷装置のうちオペレータの空き時間帯内に包含される空き時間帯を有する印刷装置と、当該オペレータの組み合わせを1つ決定する決定手段と、
前記決定手段が決定した組み合わせに係る情報を通知する通知手段と
を備えることを特徴とする。
前記1以上の印刷装置のそれぞれの使用時間帯を管理するための使用時間帯情報を保持する第1の保持手段と、
前記印刷製品を作成する作業を行う複数人のオペレータのそれぞれの作業時間帯を管理するための作業時間帯情報を保持する第2の保持手段と、
前記使用時間帯情報を参照して得られる前記1以上の印刷装置のそれぞれの空き時間帯に基づいて、前記1以上の印刷装置のうち、前記ドキュメントを所望の分だけ印刷する際に要する時間を確保可能な空き時間を有する印刷装置を特定する印刷装置特定手段と、
前記作業時間帯情報を参照して得られる前記複数人のオペレータのそれぞれの空き時間帯に基づいて、前記印刷装置特定手段が特定した印刷装置のうちオペレータの空き時間帯内に包含される空き時間帯を有する印刷装置と、当該オペレータの組み合わせを1つ決定する決定手段と、
前記決定手段が決定した組み合わせに係る情報を通知する通知手段と
を備えることを特徴とする。
本発明の目的を達成するために、例えば、本発明の管理装置は以下の構成を備える。
即ち、クライアント端末装置から受信したドキュメントに基づいて印刷製品を作成するためのスケジュールを管理する管理装置であって、
1以上の印刷装置のそれぞれの使用時間帯を管理するための使用時間帯情報を保持する第1の保持手段と、
前記印刷製品を作成する作業を行う複数人のオペレータのそれぞれの作業時間帯を管理するための作業時間帯情報を保持する第2の保持手段と、
前記使用時間帯情報を参照して得られる前記1以上の印刷装置のそれぞれの空き時間帯に基づいて、前記1以上の印刷装置のうち、前記ドキュメントを所望の分だけ印刷する際に要する時間を確保可能な空き時間を有する印刷装置を特定する印刷装置特定手段と、
前記作業時間帯情報を参照して得られる前記複数人のオペレータのそれぞれの空き時間帯に基づいて、前記印刷装置特定手段が特定した印刷装置のうちオペレータの空き時間帯内に包含される空き時間帯を有する印刷装置と、当該オペレータの組み合わせを1つ決定する決定手段と、
前記決定手段が決定した組み合わせに係る情報を通知する通知手段と
を備えることを特徴とする。
1以上の印刷装置のそれぞれの使用時間帯を管理するための使用時間帯情報を保持する第1の保持手段と、
前記印刷製品を作成する作業を行う複数人のオペレータのそれぞれの作業時間帯を管理するための作業時間帯情報を保持する第2の保持手段と、
前記使用時間帯情報を参照して得られる前記1以上の印刷装置のそれぞれの空き時間帯に基づいて、前記1以上の印刷装置のうち、前記ドキュメントを所望の分だけ印刷する際に要する時間を確保可能な空き時間を有する印刷装置を特定する印刷装置特定手段と、
前記作業時間帯情報を参照して得られる前記複数人のオペレータのそれぞれの空き時間帯に基づいて、前記印刷装置特定手段が特定した印刷装置のうちオペレータの空き時間帯内に包含される空き時間帯を有する印刷装置と、当該オペレータの組み合わせを1つ決定する決定手段と、
前記決定手段が決定した組み合わせに係る情報を通知する通知手段と
を備えることを特徴とする。
本発明の目的を達成するために、例えば、本発明の管理装置の制御方法は以下の構成を備える。
即ち、クライアント端末装置から受信したドキュメントに基づいて印刷製品を作成するためのスケジュールを管理する管理装置の制御方法であって、
1以上の印刷装置のそれぞれの使用時間帯を管理するための使用時間帯情報を保持する第1の保持工程と、
前記印刷製品を作成する作業を行う複数人のオペレータのそれぞれの作業時間帯を管理するための作業時間帯情報を保持する第2の保持工程と、
前記使用時間帯情報を参照して得られる前記1以上の印刷装置のそれぞれの空き時間帯に基づいて、前記1以上の印刷装置のうち、前記ドキュメントを所望の分だけ印刷する際に要する時間を確保可能な空き時間を有する印刷装置を特定する印刷装置特定工程と、
前記作業時間帯情報を参照して得られる前記複数人のオペレータのそれぞれの空き時間帯に基づいて、前記印刷装置特定工程で特定した印刷装置のうちオペレータの空き時間帯内に包含される空き時間帯を有する印刷装置と、当該オペレータの組み合わせを1つ決定する決定工程と、
前記決定工程で決定した組み合わせに係る情報を通知する通知工程と
を備えることを特徴とする。
1以上の印刷装置のそれぞれの使用時間帯を管理するための使用時間帯情報を保持する第1の保持工程と、
前記印刷製品を作成する作業を行う複数人のオペレータのそれぞれの作業時間帯を管理するための作業時間帯情報を保持する第2の保持工程と、
前記使用時間帯情報を参照して得られる前記1以上の印刷装置のそれぞれの空き時間帯に基づいて、前記1以上の印刷装置のうち、前記ドキュメントを所望の分だけ印刷する際に要する時間を確保可能な空き時間を有する印刷装置を特定する印刷装置特定工程と、
前記作業時間帯情報を参照して得られる前記複数人のオペレータのそれぞれの空き時間帯に基づいて、前記印刷装置特定工程で特定した印刷装置のうちオペレータの空き時間帯内に包含される空き時間帯を有する印刷装置と、当該オペレータの組み合わせを1つ決定する決定工程と、
前記決定工程で決定した組み合わせに係る情報を通知する通知工程と
を備えることを特徴とする。
本発明の構成により、印刷装置およびオペレータのスケジュールを考慮して、印刷対象のドキュメントに対して適切なスケジュール管理を行うことができる。
以下添付図面を参照して、本発明を好適な実施形態に従って詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本実施形態に係るシステムの構成例を示す図である。本実施形態に係るシステムは、クライアント拠点161に設けられた装置群(101,102,103)と、印刷サーバ拠点162に設けられた装置群(104,105,106)と、印刷拠点163に設けられた装置群(107,108,111,112,151〜155)とで構成されている。なお、各拠点に位置する装置の数は同図に限定するものではないし、各拠点内でいくつかの装置をまとめても良い。
図1は、本実施形態に係るシステムの構成例を示す図である。本実施形態に係るシステムは、クライアント拠点161に設けられた装置群(101,102,103)と、印刷サーバ拠点162に設けられた装置群(104,105,106)と、印刷拠点163に設けられた装置群(107,108,111,112,151〜155)とで構成されている。なお、各拠点に位置する装置の数は同図に限定するものではないし、各拠点内でいくつかの装置をまとめても良い。
各拠点内の装置群は互いにLAN(121,122,123)でデータ通信が可能となっており、更に各拠点間はインターネット(141,142)でもってデータ通信が可能となっている。なお、拠点内の装置群を繋ぐネットワーク、拠点間を繋ぐネットワークの形態はこれに限定するものではない。
先ず、各拠点における装置について説明する。クライアント拠点161とはオフィスや家庭などの環境内に設けられるものであり、このクライアント拠点161には、一般のPC(パーソナルコンピュータ)101,ノートPC102、ワープロ103が設けられている。それぞれの装置に必須な機能は、インターネット141に接続し、このインターネット141を介してデータ通信を行う機能である。よって、クライアント拠点161に設けるのはこのような機能を有するものであれば、これらの装置に限定するものではなく、その他にも例えばPDAやゲーム装置などであっても良い。以下、クライアント拠点161に設ける装置を総称してクライアントPCと呼称する。
次に、印刷サーバ拠点162について説明する。印刷サーバ拠点162とは、印刷拠点163で行われる後述のサービスをクライアントPCに提供するために、クライアント拠点161と印刷拠点163とを仲介する環境内に設けられるものであり、この印刷サーバ拠点162には、印刷サーバ104、データベース105が設けられている。それぞれの装置の動作については後述する。
次に、印刷拠点163について説明する。印刷拠点163とは、後述するサービスをクライアントPCに提供する環境、例えば、例えば企業内POD(Page On Demand)システムやCRD(Centralized Reprographic Department)における印刷拠点に設けられるものであり、この印刷拠点163には、本実施形態に係るスケジュール管理装置である管理PC107、オペレータPC108、モノクロMFP(Multi Function Peripheral:スキャナ機能、印刷機能、FAX機能等を搭載した複合複写機であり、ステイプル・パンチ機能などを有するフィニッシャ装置を利用可能な機種も多い)111,カラーMFP112で構成される装置群と、モノクロMFP111やカラーMFP112などに取り付けられるオプション装置としてのステイプラ151、パンチャ152、そして更に複雑な製本処理を行うために用いられるリング製本機153、シュア製本機154、クルミ製本機155の製本装置群とが設けられている。尚、製本装置以外にも、印刷物を加工する為の装置を更に設けるようにしても良い。
次に、各拠点における装置の動作について簡単に説明する。クライアントPC(PC101,ノートPC102,ワープロ103)はインターネット141を介して印刷サーバ104にアクセスすることができると共に、印刷サーバ104が提供するホームページを閲覧するための周知のブラウザを備えており、クライアントPCはこのブラウザにより、印刷サーバ104が提供するホームページを自身が有する表示装置の表示画面上に表示することができる。また、このブラウザを用いて各種のデータやコマンドを印刷サーバ104に対して送信することができる。
よって、クライアントPCのユーザは自身が有するドキュメントに基づいた印刷製品の作成依頼を行いたい場合には先ず、このブラウザを用いて、印刷サーバ104が提供するホームページにアクセスし、依頼するドキュメントをこのホームページ上で印刷サーバ104に送信すると共に、製本指示等の印刷体裁を指定するデータ、納期、印刷製品の配送先を指定するデータを印刷サーバ104に送信する。これにより、このユーザは自身が有するドキュメントに基づく印刷/製本の発注(以下、オーダーまたは印刷オーダーと呼称する)を行うことができる。
なお、このホームページにアクセスしてオーダーを行う一連の処理中に任意のプロトコルを利用し、印刷サーバ104へのログイン、通信のセッション管理、ネットワーク通信、セキュリティ管理等の処理を行うのであるが、これらの処理については周知の技術であり、且つ本実施形態の趣旨ではないので、これに関する説明は省略する。
また、クライアントPCを構成する各装置101,102,103はLAN121に接続されており、互いにデータ通信を行うことができる。よって、例えばPC101から上記オーダーを行う場合に、印刷サーバ104に送信するドキュメントのデータを他の装置102,103から取得するようにしても良い。
一方、印刷サーバ拠点162における印刷サーバ104は、クライアントPCからの接続管理を行うと共に、上記ホームページをクライアントPCに提供し、このホームページを介してクライアントPCから送信される各種のデータを受ける処理を行う。このホームページの提供に関しては、JSP(Java Server Pages)、ASP(Active Server Pages)等が使用されることが一般的である。また、印刷サーバ104はインターネット142を介して、印刷拠点163における管理PC107とのデータ通信をも行う。
一般に印刷サーバ104はこのようなホームページの運営を行う際に、アカウント管理、セキュリティ管理、DB連携、企業オフィス基幹システムとの連携等を行うことが可能であるが、これらは周知の技術であり、且つ本実施形態の趣旨ではないので、これに関する説明は省略する。
データベース105は、例えば上記ホームページに係るプログラムやデータ、クライアントPCから送信された各種のデータ、そして以下説明する、予め記憶しておくべきデータ群を記憶保持して管理している。
また、印刷サーバ104、データベース105はLAN122に接続されており、互いにデータ通信を行うことができる。
一方、印刷拠点163における管理PC107は、インターネット142を介して印刷サーバ104に接続することができ、クライアントPCから印刷サーバ104に送信されたドキュメントのデータ及びその他の各種のデータをこの印刷サーバ104からダウンロードし、入稿ドキュメントの管理、このドキュメントに基づく印刷製品の作成作業スケジュールの管理等を行う。
オペレータPC108は、ドキュメントに基づく印刷製品を作成する作業を行うオペレータが後述する様々な用途で使用するものである。
モノクロMFP111は周知の通り、モノクロで画像を扱う複合機であり、カラーMFP112は、カラーで画像を扱う複合機である。以下の説明では、これらのMFPを総称してプリンタと呼称する場合がある。
プリンタにはフィニッシャが装着されており、ステイプルフィニッシング、パンチフィニッシングが使用可能であり印字画質も高いものとする。よって、このプリンタにはステイプラ151,パンチャ152の製本機が取り付けられているものとする。
製本機153、154、155はプリンタとは独立したものであり、それぞれリング製本、シュア製本、くるみ製本を行うために使用する製本装置である。
また、管理PC107、オペレータPC108、モノクロMFP111、カラーMFP112はLAN122に接続されており、互いにデータ通信を行うことができる。
図2は、クライアントPC、印刷サーバ104、データベース105、管理PC107、オペレータPC108の基本構成を示すブロック図である。なお、本実施形態ではこれらの装置は一般のPCと同様の構成を有しており、且つそれぞれの装置の基本構成は同じであるとするが、それぞれの装置の構成を必要に応じて変更するようにしても良い。同図の説明では、クライアントPC、印刷サーバ104、データベース105、管理PC107、オペレータPC108を総称して単にPCと呼称する。
201はCPUで、RAM202にロードされたプログラムやデータを用いてPC全体の制御を行うと共に、本PCを適用する装置が行うべき後述の処理を実行する。
202はRAMで、補助記憶装置203からロードされたプログラムやデータを一時的に記憶するためのエリアを備えると共に、NIC(ネットワークインターフェースカード)206を介して送受信するプログラムやデータを一時的に記憶するためのエリアを備える。また、CPU201が各種の処理を行う際に必要となるワークエリアも備える。
203は補助記憶装置で、ハードディスクドライブ装置などの大容量情報記憶装置により構成されており、ここにはOS(オペレーティングシステム)や、本PCを適用した装置が行うべき処理をCPU201に実行させる為に必要なプログラムやデータ(後述するテーブルのデータなどを含む)などが保存されており、これらの一部もしくは全部はCPU201の制御によりRAM202に読み出され、CPU201がこれを実行することで、CPU201は、本PCを適用した装置が行うべき処理を実行することができる。
204は画像表示装置で、CRTや液晶画面などにより構成されており、CPU201による処理結果を画像や文字などでもって表示することができる。
205はユーザコマンド入力装置で、キーボードやマウスなどにより構成されており、各種の指示をCPU201に対して入力することができる。
206はNIC(ネットワークインターフェースカード)で、本PCをLAN220に接続するためのもので、本PCはこのNIC206を介してLAN220に接続されている装置、LAN220に接続されているインターネット上の各装置とのデータ通信を行うことができる。
209は上述の各部を繋ぐメインバスである。
220はLANで、図1のLAN121,122,123に相当するものである。
なお、PCの構成はこれに限定するものではなく、他にもCD−ROMやDVD−ROMなどの記憶媒体に記録されたプログラムやデータを読み出すためのドライブ装置をメインバス209に接続するようにしても良い。
図3は、プリンタの基本構成を示すブロック図である。
301はCPUで、本プリンタ全体の制御を行うと共に、外部から受けた印刷データを解釈し、プリント処理やフィニッシング制御をコントロールするといった、MFPが行うべき周知の処理を制御する。
302はRAMで、CPU301のワークエリア、印字データを一時的に記憶するためのエリア、また、読み取り部308が読み取ったイメージデータを一時的に記憶するためのエリアなどを備える。
303は補助記憶装置303で、印字データの一時保管や、CPU301の判断により、RAM302の代わりに用いられる。
304はタッチパネル等の画像表示装置で、プリンタの状態や、エラーメッセージ等を表示すると共に、表示画面上に表示されたボタン画像を指示することでコピー部数の指定や、拡大指定、印刷キャンセル等の指示を入力することができる。
305はユーザコマンド入力装置で、コピー部数、拡大倍率などの数値を入力するためのボタン群により構成されている。なお、ユーザコマンド入力装置305と画像表示装置304とを統合しても良い。即ち、これらのボタン群を画像として上記タッチパネル上に表示し、このボタン画像を指示することで対応する数値を入力できるようにしても良い。
306はNICで、本プリンタをLAN320に接続するためのもので、本プリンタはこのNIC306を介してLAN320に接続されている装置、LAN320に接続されているインターネット上の各装置とのデータ通信を行うことができる。
307は印字制御装置で、外部から投入された印字データを実際に用紙に出力する処理を制御する。本実施形態では、フィニッシャの制御もこの印字制御装置307が管理する。308は読み取り部で、原稿上の画像を読み取って、白黒2値(もしくはカラー)のイメージデータを入力する。
309は上述の各部を繋ぐメインバスである。
320はLANで、図1のLAN121,122,13に相当するものである。
なお、プリンタの構成としてはこれに限定するものではなく、単にプリント機能のみを有するものであっても良い。その場合には、読み取り部308は必要はない。
また、PC、プリンタの構成において、LANに接続するためにNICを用いているが、これに限定するものではなく、パラレルインターフェース、シリアルインターフェース、USBなどであっても良い。
次に、ドキュメント入稿、注文受け付け、注文管理、スケジュール管理全般の処理フローの概要について説明する。図4は、この処理フローを示す図である。
先ず、管理PC107は、自身の補助記憶装置203からRAM202にロードしたプログラムとしてのオーダマネージャ402を起動し(S401)、オーダマネージャ402はスケジューラサーバプログラム(以下、スケジューラサーバと呼称する)403を起動する(S402)。また、オペレータPC108は、自身の補助記憶装置203からRAM202にロードしたプログラムとしてのスケジューラクライアントプログラム(以下、スケジューラクライアントと呼称する)404を起動する(S403)。
上記処理が完了した後、クライアントPCのユーザがクライアントPCを用いて印刷サーバ104にドキュメントのデータ、及び印刷体裁、配送先、納期等を示すデータを送信(入稿)する(S404)と、印刷サーバ104は先ず、印刷体裁、配送先、納期等のデータをジョブチケットに保存し(S405)、ドキュメントのデータと関連付けてオーダ情報として補助記憶装置203に保存、管理する(S406)。ジョブチケットは印刷サーバ106上で動作するサービスプログラム、管理PC107上で動作するオーダマネージャ402及びスケジューラサーバ403、オペレータPC108上で動作するスケジューラクライアント404から任意のタイミングで参照、編集が可能なものとし、一連の判断と処理はそれぞれの装置のCPU201でなされる。
オーダマネージャ402は定期的に印刷サーバ104と通信し、オーダの入稿状況を確認する。オーダマネージャ402はオーダの入稿を検知すると(S407)、オーダ情報(ドキュメントデータとジョブチケットが対になっている情報)の取得を印刷サーバ104に依頼し(S408)、印刷サーバ104はこの依頼に応じてオーダ情報をオーダマネージャ402に送信する(S409)。S409でオーダ情報を受信すると、オーダマネージャ402はスケジューラサーバ403にオーダ情報を通知し(S410)、スケジューラサーバ403はこのオーダー情報に基づいて印刷製品を作成する為のスケジュール管理を行い、適切なスケジュールを作成する(S411)。S411における処理の詳細については後述する。
スケジュールが確定すると、スケジューラサーバ403はスケジューラクライアント404にスケジュールを通知し(S412)、スケジューラクライアント404はオペレータPC108の画像表示装置204にスケジュール内容を表示する(S413)。オペレータ405は表示されたスケジュールを確認し(S414)、出力作業(印刷、製本等)を行う(S415)。
図20は、S405で作成されるジョブチケットの構成例を示す図である。同図に示すジョブチケット2000には様々な情報が記録されているのであるが、例えば2001は、このジョブチケット2000と共に印刷サーバ104に送信されたドキュメントの印刷体裁を示す情報が記録された領域であり、2002はドキュメントの送信元に関する情報が記録された領域であり、2003はこのジョブチケット2000と共にジョブ情報に含められたドキュメントに関する情報が記録された領域であり、2004はクライアントPCから要求したサービスに係る情報が記録された領域であり、2005はこのドキュメントに基づいて作成される印刷製品の納品先に係る情報が記録された領域である。本実施形態ではジョブチケットはテキスト形式により、各設定項目に関して、セクション(大分類)、キー(小分類)、設定値で情報を管理するものとするが、XML形式、JDF形式などであっても良い。
図16〜19はジョブチケットに設定する設定値の一例を示す図である。入稿に係るS404における処理内容と、図16から図19に示した設定値については以下で説明する。
図5〜図14は図4のS404で入稿を行う際に、印刷サーバ104が提供するホームページの表示例を示す図である。このホームページのデータは印刷サーバ104の補助記憶装置203、もしくはデータベース105の補助記憶装置203に保存されており、印刷サーバ104はこれを必要に応じてクライアントPCに送信する。クライアントPCに送信されたホームページのデータはクライアントPCのCPU201が解釈し、解釈に従った画面をクライアントPCの画像表示装置204の表示画面上に表示する。
図5は、ログイン画面の表示例を示す図である。先ずクライアントPCから印刷サーバ104が提供するホームページにアクセスすると、図5に示すようなログイン画面がクライアントPCの画像表示装置204の表示画面上に表示される。
クライアントPCのユーザはユーザコマンド入力装置205を用いて、自身に予め発行されたログインID、パスワードをそれぞれ領域501,502に入力する。入力が完了すると、ログインボタン503を周知の方法で指示する。周知の方法とは、例えば、マウスカーソル(不図示)をログインボタン503の位置にあわせ、そこでマウスボタンをクリックすることで、ログインボタン503を指示することができる。
以下の説明では、ホームページ上に表示される指示部分を指示する際の操作、ダイアログに対する操作については特に説明しないが、これは周知の方法でもって操作しているためである。
ログインボタン503を指示すると、領域501,502に入力したログインID、パスワードは印刷サーバ104に入力され、そこで認証処理が行われる。このようなログイン時における認証処理については修理の技術であるためにこれに関する詳細な説明は省略するが、例えば、図15に示すような各ユーザのログインID、パスワードを含む個人情報のテーブル(ユーザ情報)が予め印刷サーバ104における補助記憶装置203に保存されている場合には、印刷サーバ104のCPU201はこれを参照して、クライアントPCから送信されたログインIDとパスワードとの組み合わせがこのテーブルに登録されたものであるのか否かを判断し、登録されたものである場合には、このユーザに対する認証は成功したものと判断し、以降の処理を行う。
図15は、ユーザ情報の構成例を示す図である。同図では1501〜1511が「金子 貴之」なるユーザの個人情報であり、1512〜1522が「加藤 一憲」なるユーザの個人情報であり、1523〜1533が「小泉 淳」なるユーザの個人情報である。
このようにして認証処理を行うことができるのであるが、認証処理については様々なものが考え得るので、これに限定するものではないし、認証処理については本実施形態の趣旨ではないのでこれ以上の説明は省略する。また、このような個人情報のテーブルはデータベース105が有する補助記憶装置203に保存させておき、印刷サーバ104のCPU201がLAN122を介してこれを参照するようにしても良い。また、ユーザ認証はSSL(Single Sign On)サーバと連携したり、社内基幹システムと連携する事で実施しても良い。
このようにして印刷サーバ104は認証処理を行い、その後、印刷サーバ104のCPU201は、ジョブチケット2000中の領域2002(「SettlementInfo」セクション)中の各項目に、認証されたユーザの個人情報を設定する。同図では「金子 貴之」なるユーザが認証されたユーザであるので、図15に示す各ユーザの個人情報のうち、「金子 貴之」なるユーザの個人情報1501〜1511が領域2002に登録されることになる。登録の際には図18に示すテーブル(図15のテーブルと共に保存されている)を参照し、個人情報の各項目の内容に対するキー名、設定値を特定する。
以上の処理が完了すると、印刷サーバ104は次のホームページのデータをクライアントPCに送信する。図6は、印刷サーバ104が提供する複数のサービスのうち、所望のサービスをクライアントPCのユーザに選択してもらうためのホームページの表示例を示す図である。同図の表示例はクライアントPCの画像表示装置204の表示画面上に表示されるものである。
602は、印刷サーバ104に送信したドキュメントに基づく印刷製品の作成(出力/製本)を依頼する為に指示する領域である。603は、印刷サーバ104に送信したドキュメントに基づいてポスターやパネルを作成を依頼する為に指示する領域である。
605は既に印刷サーバ104に発注済のオーダ情報を確認するために指示する領域である。607は一度登録したパスワードの変更を指示する為の領域で、ユーザは任意のタイミングでパスワードを変更することができる。パスワードを変更すると、このユーザの個人情報中に登録済みのパスワード(例えば図15の1502)が、新たに設定したパスワードに更新される。このようなパスワードの変更については周知のものであるし、これは本実施形態の趣旨ではないので、これに関する説明は省略する。
以下では領域602を指示した場合について説明する。
クライアントPCのユーザが領域602を指示すると、印刷サーバ104はこれを受けて、先ず「出力/製本サービス」を要求した旨を示すコード「1」を図16に示すテーブル(印刷サーバ104の補助記憶装置203に保存されている)から取得し、取得したコードをジョブチケット2000中の領域2004(「OrderInfo」セクション)中の「ServiceType」の項目に設定する。
そしてその後、図7に示すようなホームページのデータをクライアントPCに送信に送信する。図7は、クライアントPCから印刷サーバ104に送信するドキュメントを決定するためのホームページの表示例を示す図である。
701はオーダ名を入力するためのエディットボックス、702は印刷サーバ104に送信するドキュメントのファイル名(このドキュメントの保存場所を示すためのパス情報を含む)入力するためのエディットボックス、704は印刷サーバ104に送信するドキュメントのページ数を入力するためのエディットボックスである。ここで、参照ボタン703を押下すると、図8に示すようなファイル選択ダイアログが表示され、印刷サーバ104に送信する所望のドキュメントのファイルを選択することができる。選択するファイルの個数は1以上であっても良い。図8は、ファイル選択ダイアログの表示例を示す図である。
そしてテキストボックス701、702,704に入力すべき情報を入力し、ボタン画像706を指示すると、クライアントPCのCPU201は、テキストボックス702に入力したパスでもって特定されるドキュメントのファイルを自身の補助記憶装置203もしくはその他の装置における補助記憶装置203から読み出し、これをテキストボックス701,704に入力した文字列データと共に印刷サーバ104に送信するので、印刷サーバ104はをこれを受け、自身のRAM202に一時的に記憶する。また印刷サーバ104のCPU201は、ボタン画像706の指示を受けると、図9に示すようなホームページのデータをクライアントPCに送信するので、クライアントPCの画像表示装置204の表示画面上には図9に例示するような画面が表示される。
図9は、クライアントPCから印刷サーバ104にデータを送信している最中であることをユーザに報知するためのホームページの表示例を示す図である。
また、印刷サーバ104は、クライアントPCから送信されたデータを受けると、テキストボックス701に入力した文字列をジョブチケット2000の「OrderInfo」セクションの「OrderName」に設定すると共に、テキストボックス702に入力したファイル名を「FileInfo」セクションの「FileName」に設定し、更にテキストボックス704に入力したページ数を「FileInfo」セクションの「PageNum」に設定する。
また、オーダー毎に印刷サーバ104のCPU201が発行する、各オーダーに固有のIDを「OrderInfo」セクションの「OrderID」に設定すると共に、ファイルの受信毎に印刷サーバ104のCPU201が発行する、各ファイルに固有のIDを「FileInfo」セクションの「FileID」に設定する。設定方法については、図16に示したテーブル(印刷サーバ104の補助記憶装置203に保存されている)に従ったものとなる。
以上の処理を完了すると、印刷サーバ104は図10に示すようなホームページのデータをクライアントPCに送信するので、クライアントPCの画像表示装置204の表示画面上には図10に例示したホームページが表示されることになる。図10は、先に送信したドキュメントの印刷体裁をクライアントPCのユーザに設定させるためのホームページの表示例を示す図である。
同図において1001は「基本設定」を指示するためのボタン画像、「加工設定」を指示するためのボタン画像を表示するための領域であり、何れかのボタン画像を指示することができるる。
1002は指定した印刷設定でもって、先に送信したドキュメントを印刷した場合の印刷結果をシミュレートした結果、所謂プレビューを表示するための領域である。
1003は、先に送信したドキュメントに対する印刷設定(印刷体裁)を入力するための領域である。
1004は、コメントなどを記述するための領域である。
ここで、領域1001中の「基本設定」のボタン画像を指示した場合には、領域1003には図11に例示するような画面が表示される。図11は基本的な印刷体裁を指定する為の設定画面の表示例を示す図である。同図の設定画面では仕上がりサイズ1102、原稿の調整1103、出力用紙の向き1104、製本の種類1105、とじ方向1106、印刷面の指定1107、カラーモード1108、用紙タイプ1109を設定することができる。
一方、領域1001中の「加工設定」のボタン画像を指示した場合には、領域1003には図12に例示するような画面が表示される。図12は様々な加工設定を指定する為の設定画面の表示例を示す図である。同図の設定画面では、パンチ穴1202、折り1203、断裁1204を設定することができる。
そしてクライアントPCの操作者は以上の設定を完了すると、ボタン画像1006を指示する。印刷サーバ104をこの指示を受ると、図17に示したテーブル(印刷サーバ104の補助記憶装置203に保存されている)を参照し、図10〜図12で設定した各項目の内容に対するキー名、設定値を特定する。例えば仕上がりサイズを「A4」と設定した場合には、キー名は「BookSize」、設定値は「9」となる。このようにして設定した全ての項目についてキー名と設定値を図17に示したテーブルから取得する。そして取得した設定値をジョブチケット2000に設定する処理を行う。
即ち、ジョブチケット2000における「Teisai」セクションの「BookSize」には設定した仕上がりサイズに対応する設定値を設定し、「Steretch」には設定した原稿の調整に対応する設定値を設定し、「BookOrientation」には設定した出力用紙の向きに対応する設定値を設定し、「Binding」には設定した製本の種類(例えばくるみ製本、リング製本、シュア製本)に対応する設定値を設定し、「BindingDirect」には設定した綴じ方向に対応する設定値を設定し、「2SidePrint」には設定した印刷に対応する設定値を設定し、「ColorType」には設定したカラーモードに対応する設定値を設定し、「MediaType」には設定した用紙タイプに対応する設定値を設定し、「HolePunch」には設定したパンチ穴の数に対応する設定値を設定し、「Folding」には設定した折りに対応する設定値を設定し、「Triming」には設定した断裁に対応する設定値を設定し、「Comment」には領域1004に入力された文字列が設定される。
以上の処理を完了すると、印刷サーバ104は図13に示すようなホームページのデータをクライアントPCに送信するので、クライアントPCの画像表示装置204の表示画面上には図13に例示したホームページが表示されることになる。図13は、先に送信したドキュメントに基づいて作成される印刷製品の納品先をクライアントPCのユーザに設定させるためのホームページの表示例を示す図である。
同図において1301は納品方法を選択するためのラジオボタン群による領域、1302は納品先の郵便番号を入力するための領域、1303は納品先の住所を入力するための領域、1304は納品先の名称を入力するための領域、1305は納品先の電話番号を入力するための領域、1306は納品部数を入力するための領域、1307は納品日(期限日)を入力するための領域である。
クライアントPCのユーザはそれぞれの領域において設定すべき情報を入力し、ボタン画像1309を指示すると、印刷サーバ104はこれを受け、図19に示すテーブル(印刷サーバ104の補助記憶装置203に保存されている)を参照し、図13で設定した各項目の内容に対するキー名、設定値を特定する。例えば納品方法を「宅配便」と設定した場合には、キー名は「DeliveryMethod」、設定値は「3」となる。このようにして設定した全ての項目についてキー名と設定値を図19に示したテーブルから取得する。そして取得した設定値をジョブチケット2000に設定する処理を行う。
即ち、ジョブチケット2000における「DeliveryInfo」セクションの「DeliveryMethod」には設定した納品方法に対応する設定値を設定し、「Zip」には設定した郵便番号に対応する設定値を設定し、「Address」には設定した住所に対応する設定値を設定し、「Name」には設定した納品先名に対応する設定値を設定し、「OtherInfo」には設定した連絡先に対応する設定値を設定し、「Copies」には設定した部数に対応する設定値を設定し、「DeliveryDay」には設定した納品希望日に対応する設定値を設定する。
以上の処理を行うことで、S404における入稿、及びS405におけるジョブチケットの作成処理が完了し、作成したジョブチケットを先に受けたドキュメントのファイルと共にセットでオーダー情報として印刷サーバ104の補助記憶装置203、もしくはデータベース105の補助記憶装置203に保存する処理を行う。
図14は、オーダマネージャ402との通信用に用いる為に印刷サーバ104の補助記憶装置203が保持するプログラムを印刷サーバ104のRAM202にロードし、印刷サーバ104のCPU201が実行することで行われる処理のフローチャートである。
先ずオーダマネージャ402との通信用プログラムを起動すると、任意の初期化処理を行う(ステップS1401)。次に、オーダマネージャ402との通信に用いるデータ送受信通信ポートをオープンし(ステップS1402)、イベントの受信を待つ(ステップS1403)。ここまでの一連の処理により、印刷サーバ104はオーダマネージャ402とのデータ送受信が可能となる。
ステップS1403において、オーダマネージャ402からの入稿確認依頼イベントをS407で示す如く受信すると(ステップS1404)、処理をステップS1405に進め、クライアントPCから送信された新規のオーダー情報が存在するか確認し(ステップS1405)、新規のオーダ情報が存在していた場合にはその旨をオーダマネージャ402に通知し(ステップS1406)、処理をステップS1403に戻してイベントの受信を待つ。
一方、ステップS1405の判断で、新規のオーダー情報が存在しない場合にはその旨をオーダマネージャ402に通知し(ステップS1407)、処理をステップS1403に戻してイベントの受信を待つ。
また、ステップS1404で、受けたイベントが入稿確認依頼イベントではない場合、更にこのイベントがS408で示すオーダ情報取得依頼イベントであるかを判断し(ステップS1408)、オーダ情報取得依頼イベントであった場合には、処理をステップS1409に進め、新規のオーダー情報があればこれをオーダマネージャ402にS409で示す如く送信し(ステップS1409)、処理をステップS1403に戻してイベントの受信を待つ。
ステップS1408で、イベントがオーダ情報取得依頼イベントでなかった場合、更にこのイベントがサーバプログラム終了イベントであるかを確認し(ステップS1410)、終了要求イベントであった場合にはデータ送受信通信ポートをクローズし(ステップS1413)、本処理を終了する。
一方、ステップS1410でイベントがサーバプログラム終了イベントでなかった場合には、その他の処理(例えばウイルスチェック)を行い、処理をステップS1403に戻してイベントの受信を待つ。
図21は、管理PC107のCPU201がオーダマネージャ402のプログラムを実行することで行われる処理のフローチャートである。
オーダマネージャ402を起動すると、スケジューラサーバ403の起動などの初期化処理行う(ステップS2101)。そして、印刷サーバ104あるいはスケジューラサーバ403とのデータの送受信に使用する通信ポートをオープンし(ステップS2102)、処理を待機する(ステップS2103)。ここまでの一連の処理により、オーダマネージャ402は印刷サーバ104あるいはスケジューラサーバ403とのデータの送受信が可能となる。
ここで、オーダマネージャ402が何らかのイベントを発行した場合には処理をステップS2104に進め、このイベントが入稿確認依頼イベント、もしくはオーダ情報取得依頼イベントであるのか否かを判断する(ステップS2104)。そしてこのイベントが入稿確認依頼イベント、もしくはオーダ情報取得依頼イベントである場合には処理をステップS2104に進める。
ここで、このイベントがオーダ情報取得依頼イベントである場合には、このイベントは印刷サーバ104に送信されており、且つ印刷サーバ104は、新規のオーダ情報を管理PC107のオーダマネージャ402に送信する。一方、このイベントが入稿確認依頼イベントである場合には、このイベントは印刷サーバ104に送信されており、且つ印刷サーバ104は、新規のオーダ情報が存在するのか否かを示すデータを管理PC107のオーダマネージャ402に送信する。
従ってステップS2104では、印刷サーバ104から受けたものがオーダ情報であるのか、それとも新規のオーダ情報が印刷サーバ104側に存在するのか否かを示すデータであるのかを判断し、オーダ情報である場合には処理をステップS2105に進め、受けたオーダ情報を管理PC107の補助記憶装置203に保存する(ステップS2105)。そして、スケジューラサーバ403にS410で示す如くオーダ情報を通知し(ステップS2106)、処理をステップS2103に戻して処理を待機する。
一方、印刷サーバ104から受けたものが「新規のオーダ情報が印刷サーバ104側に存在するのか否かを示すデータ」である場合には処理をステップS2107に進める。また、ステップS2103で、プログラムの終了イベントを受けた場合にもステップS2104を介して処理をステップS2107に進める。
ステップS2107では、受けたものが「新規のオーダ情報が印刷サーバ104側に存在するのか否かを示すデータ」であるのか、それとも終了イベントであるのかを判断し(ステップS2107)、終了イベントである場合には処理をステップS2108に進め、ステップS2102でオープンしたデータ送受信用の通信ポートをクローズし(ステップS2108)、本処理を終了する。
一方、ステップS2107で、受けたものが「新規のオーダ情報が印刷サーバ104側に存在するのか否かを示すデータ」である場合には処理をステップS2110に進め、このデータが示す旨を管理PC107の画像表示装置204の表示画面上に表示する等の処理を行う(ステップS2110)。そして、処理をステップS2103に戻して処理を待機する。
要するにステップS2107では、終了イベントではない場合には処理をステップS2110に進め、その他の処理、例えば、図22に例示するようなGUI(グラフィカルユーザインターフェース)を管理PC107の画像表示装置204の表示画面上に表示する処理を行う。
図22はオーダマネージャ402のGUIの表示例を示す図である。同図において2201はジョブチケット2000中の「OrderInfo」セクションの情報(領域2004に記載された情報)を表示するための領域である。領域2201内には1以上のジョブチケットのそれぞれの「OrderInfo」セクションの情報(領域2004に記載された情報)を表示することができる。2202は領域2201中に表示された1以上のジョブチケットのうち、選択された1つのジョブチケット中の情報を表示するための領域である。
図23は、管理PC107のCPU201がスケジューラサーバ403を実行することで行われる処理のフローチャートである。
先ずスケジューラサーバ403を起動すると、初期化処理を行い(ステップS2301)、オーダマネージャ402およびスケジューラクライアント404とのデータの送受信に使用する通信ポートをオープンし(ステップS2302)、イベントの受信を待つ(ステップS2303)。ここまでの一連の処理により、スケジューラサーバ403は、オーダマネージャ402及びスケジューラクライアント404とのデータの送受信が可能となる。
そして次に、受信したデータ(イベントを含む)の種別を判断する(ステップS2303)。受信したデータがオーダ情報であるとすると(即ち、オーダマネージャ402からオーダ情報を受信すると)、処理をステップS2304を介してステップS2306に進め、このオーダ情報に従って印刷製品を作成する為のスケジュールを示すスケジュール情報を作成する(ステップS2306)。ステップS2306における処理の詳細については後述する。要するに本ステップでは、このオーダ情報に従って印刷製品を指定された納期までに作成するために、使用する製本装置及びプリンタの確保、この作成作業を行うオペレータの確保を行う。ここで、納期については、図20のジョブチケット内における[DeliveryInfo]セクション中の[DeliveryDay]における設定値が納期を示す情報であるので、これを参照すれば、納期取得できる。なお、この設定値は先頭の4桁が西暦、次の2桁が月、そして最後の2桁が日を示す。よって同図の例では、2004年12月24日が納期であることを示している。
そしてスケジュールを作成すると、スケジューラクライアント404に作成したスケジュールの情報を通知し(ステップS2307)、更に、オペレータに対する作業指示を電子メール等でオペレータPC108に通知し(ステップS2308)、そして、処理をステップS2303に戻してイベントの受信を待つ。なお、ステップS2308において、オペレータに作業指示を通知する方法は電子メールに限定するものではなく、音声による放送、作業指示書の印刷等、様々なものが考えられる。
一方、ステップS2303において判断した結果、受信したものがスケジューラサーバ403の終了要求イベントである場合には処理をステップS2304に進め、受信したものがオーダ情報ではないので処理をステップS2309に進め、受信したものが終了要求イベントであるので、処理をステップS2310に進め、ステップS2302でオープンしたデータ送受信用通信ポートをクローズし(ステップS2310)、本処理を終了する。
一方、ステップS2303で上記以外の処理要求イベントを受け付けると、処理をステップS2304、S2309を介してステップS2312に進め、その他の処理を行い(ステップS2312)、そして、処理をステップS2303に戻してイベントの受信を待つ。ここでその他の処理とは、例えば、スケジューラクライアント404からのスケジュール確認要求などを受けた際の処理である。
図24はオペレータPC108のCPU201がスケジューラクライアント404を実行することで行われる処理のフローチャートである。
スケジューラクライアント404を起動すると、初期化処理を行い(ステップS2401)、スケジューラサーバ403とのデータの送受信に使用する通信ポートをオープンし(ステップS2402)、処理を待機させる(ステップS2403)。ここまでの一連の処理により、スケジューラクライアント404はスケジューラサーバ403とのデータの送受信が可能となる。
そして次に、受信したデータ(イベントを含む)の種別を判断する(ステップS2303)。受信したデータが上記ステップS2307で通知されるスケジュール情報であるとすると(即ち、スケジューラサーバ403からスケジュール情報を受信すると)、処理をステップS2304を介してステップS2405に進め、スケジューラクライアント404のGUIにスケジュール内容を表示(または表示更新)し(ステップS2405)、そして、処理をステップS2403に戻して処理を待機させる。
一方、ステップS2403において判断した結果、受信したものがスケジューラクライアント404の終了要求イベントである場合には処理をステップS2404に進め、受信したものがスケジュール情報ではないので処理をステップS2406に進め、受信したものが終了要求イベントであるので、処理をステップS2307に進め、ステップS2402でオープンしたデータ送受信用通信ポートをクローズし(ステップS2407)、本処理を終了する。
一方、ステップS2403で上記以外の処理要求イベントを受け付けると、処理をステップS2404、S2406を介してステップS2409に進め、その他の処理を行い(ステップS2409)、そして、処理をステップS2403に戻して処理を待機する。
ここで、その他の処理とは、例えばスケジュール内容の印刷等である。
ここで、その他の処理とは、例えばスケジュール内容の印刷等である。
図25はステップS2405でオペレータPC108の画像表示装置204の表示画面上に表示されるスケジュールクライアント404のGUIの表示例を示す図である。
同図において2501は上記オペレータのエントリ、2502はプリンタ111、112のエントリ、2503は製本機151〜153のエントリ、2504はカレンダを表示する領域、2505は上記オペレータ、プリンタ、製本機のそれぞれのスケジュールを可視的に表示する為の確認エリアである。同図ではまだ、何れのスケジュールも表示されていない。
図26は、各オペレータの能力を含む個人情報が登録されたテーブルの構成例を示す図である。同図に示したテーブルのデータは管理PC107の補助記憶装置203に保存されている。
同図では「太郎」なるオペレータの個人情報2601,「次郎」なるオペレータの個人情報2602、「三郎」なるオペレータの個人情報2603が登録されている。それぞれのオペレータの個人情報には、同図に示す如く、各オペレータに固有のID(オペレータID)、各オペレータに固有のパスワード、オペレータの名前、メールアドレスが含まれていると共に、各製本機(同図ではステイプル、パンチャ、くるみ、リング、シュア)を使用する能力があるのか否かを示す能力情報が含まれている。例えば、「太郎」なるオペレータの能力情報は同図に示す如く、
ステイプル 1
パンチャ 1
くるみ 1
リング 0
シュア 0
となっており、図27に示す如く、「1」は使用可能、「0」は使用不可能を示す。図27は、この「1」、「0」が意味するところを示すテーブルの構成例を示す図である。よって、この「太郎」なるオペレータは、ステイプル、パンチャ、くるみ製本機は扱うことができ、リング製本機、シュア製本機については扱うことができない。このように「太郎」なるオペレータの能力情報を参照すれば、このオペレータが扱うことのできる製本機を特定することができる。
ステイプル 1
パンチャ 1
くるみ 1
リング 0
シュア 0
となっており、図27に示す如く、「1」は使用可能、「0」は使用不可能を示す。図27は、この「1」、「0」が意味するところを示すテーブルの構成例を示す図である。よって、この「太郎」なるオペレータは、ステイプル、パンチャ、くるみ製本機は扱うことができ、リング製本機、シュア製本機については扱うことができない。このように「太郎」なるオペレータの能力情報を参照すれば、このオペレータが扱うことのできる製本機を特定することができる。
図28は、プリンタ、製本機それぞれの性能を示す情報のテーブルの構成例を示す図である。同図では、プリンタは2つで、製本機としては、ステイプル、パンチャ、くるみ製本機、リング製本機、シュア製本機の5つがあるものとしている。
同図のテーブルには、一方のプリンタ(例えばプリンタ111)の性能情報2801、他方のプリンタ(例えばプリンタ112)の性能情報2802、ステイプラの性能情報2803、パンチャの性能情報2804、くるみ製本機の性能情報2805、リング製本機の性能情報2806、シュア製本機の性能情報2807が登録されており、且つそれぞれの機器の性能情報は全て同じ項目から成る。項目は同図に示す如く、ComponentID、ComponentName、Print、PrintSpeed、Staple、Punch、Kurumi、Ring、Sure、SeihonSpeedである。以下、各項目について説明する。また、各項目に対する設定については、図29に示すテーブルのうち対応する項目に応じた値が採用される。図29は、図28に登録されている設定値の一例を示す図である。
ComponentIDは各機器に固有のID(機器ID)を示す項目で、このIDは予めそれぞれの機器に対して割り振られている。ComponentNameはGUI上に機器名称を表示する際に参照されるものである。Printは印刷機能の有無を示す為の項目で、図29に示す如く、対応する値が「2」であれば「カラー印刷機能あり」、「1」であれば「モノクロ印刷機能あり」、「0」であれば「印刷機能なし」を示す。例えばプリンタの性能情報2801にはPrintの項目には「1」が設定されており、このプリンタにはモノクロ印刷機能が備わっていることを示しているのであるが、パンチャの性能情報2804にはPrintの項目には「0」が設定されており、パンチャには印刷機能は備わっていないことを示している。
PrintSpeedは印刷速度を示す為の項目で、例えばプリンタの性能情報2801にはPrintSpeedの項目には「105」が設定されており、図29に示す如く、このプリンタの印刷速度は1分間に105面が処理可能な印刷速度であることを示しているのであるが、パンチャには上述の通り印刷機能はないため、当然印刷速度なる情報には無縁である。従ってPrintSpeedの項目には「0」が設定されており、パンチャには印刷速度なる情報には無縁であることを示している。
Stapleはステイプル機能の有無を示すための項目で、図29に示す如く、対応する値が「1」であれば「ステイプル機能あり」、「0」であれば「ステイプル機能なし」を示す。例えばプリンタの性能情報2801にはStapleの項目には「1」が設定されており、このプリンタにはステイプル機能が備わっていることを示しているのであるが、パンチャの性能情報2804にはStapleの項目には「0」が設定されており、パンチャにはステイプル機能は備わっていないことを示している。
Punchはパンチ機能の有無を示すための項目で、図29に示す如く、対応する値が「1」であれば「パンチ機能あり」、「0」であれば「パンチ機能なし」を示す。例えばプリンタの性能情報2801にはPunchの項目には「1」が設定されており、このプリンタにはパンチ機能が備わっていることを示しているのであるが、ステイプラの性能情報2803にはPunchの項目には「0」が設定されており、ステイプラにはパンチ機能は備わっていないことを示している。
Kurumiはくるみ製本機能の有無を示すための項目で、図29に示す如く、対応する値が「1」であれば「くるみ製本機能あり」、「0」であれば「くるみ製本機能なし」を示す。例えばプリンタの性能情報2801にはKurumiの項目には「0」が設定されており、このプリンタにはくるみ製本機能が備わっていないことを示しているのであるが、くるみ製本機の性能情報2805にはKurumiの項目には「1」が設定されており、くるみ製本機にはくるみ製本機能が備わっていることを示している。
Ringはリング製本機能の有無を示すための項目で、図29に示す如く、対応する値が「1」であれば「リング製本機能あり」、「0」であれば「リング製本機能なし」を示す。例えばプリンタの性能情報2801にはRingの項目には「0」が設定されており、このプリンタにはリング製本機能が備わっていないことを示しているのであるが、リング製本機の性能情報2806にはRingの項目には「1」が設定されており、リング製本機にはリング製本機能が備わっていることを示している。
Sureはシュア製本機能の有無を示すための項目で、図29に示す如く、対応する値が「1」であれば「シュア製本機能あり」、「0」であれば「シュア製本機能なし」を示す。例えばプリンタの性能情報2801にはSureの項目には「0」が設定されており、このプリンタにはシュア製本機能が備わっていないことを示しているのであるが、シュア製本機の性能情報2807にはSureの項目には「1」が設定されており、シュア製本機にはシュア製本機能が備わっていることを示している。
SeihonSpeedは製本速度を示す為の項目で、例えばステイプラの性能情報2803にはSeihonSpeedの項目には「0.25」が設定されており、図29に示す如く、このステイプラの製本速度は「平均で0.25分で1部を処理する」速度であることを示しているのであるが、プリンタには製本速度なる情報には無縁であるので、プリンタの性能情報2801、2802におけるSeihonSpeedの項目には「0」が設定されている。
このように、それぞれの機器の性能情報は全て同じ項目から成り、このテーブルを参照することで、各機器の性能を得ることができる。
図30は、上記ステップS2306において行われる、本実施形態に係るスケジュール情報の作成処理の詳細を示すフローチャートである。ここでは説明を簡単にするために、ステイプルやパンチ等といった簡単な製本処理のみで製本可能なオーダー情報を受けた場合、即ち、複雑な製本処理(くるみ製本、リング製本、シュア製本等)を伴わないオーダー情報を受けた場合について説明する。即ち、オーダー情報のジョブチケットにおけるBindingの項目には図17に示す如く、「6」もしくは「7」の値が登録されているものとする。
図3のS410に示す如く、ジョブチケットとドキュメントデータからなるオーダ情報をオーダマネージャ402から受けると、スケジューラサーバ403は管理PC107のCPU201が備える内部タイマが計時する現在時刻を取得し(ステップS3001)、更にジョブチケット内の情報をプログラムから参照可能な状態に読み込み(ステップS3002)、ジョブチケット内の情報であるページ情報(PageNum)と部数情報(Copies)を取得し(ステップS3003、ステップS3004)、それぞれのプリンタについて、今回受けたドキュメントデータの印刷に要するとおぼしき時間を計算する(ステップS3005)。
時間の計算は、先ずジョブチケット中の「ColorType」の設定値を参照してカラー印刷が要求されているのか、モノクロ印刷が要求されているのかを判断する。
そして図28に示したテーブルデータを参照して、カラー印刷が要求されている場合にはカラープリンタにおける「PrintSpeed」を取得し、モノクロ印刷が要求されている場合にはモノクロプリンタにおける「PrintSpeed」を取得し、そして、取得した「PrintSpeed」とステップS3003,S3004で取得したページ数、部数とを用いて、例えば以下の式に従って求める。
(処理時間)=(印刷枚数)×(印刷部数)/(印刷速度) [単位:分]
本実施形態の場合、「PrintSpeed」に有効な数値を保持している機器、即ち、プリント能力を有する機器はID=0001の機器(モノクロMFP111)とID=0002の機器(カラーMFP112)である。そしてカラー印刷を要求するものである場合(図17によると設定値が2)にはID=0002の機器(カラーMFP112)について、印刷に係るとおぼしき時間を上記式に従って求める。一方、モノクロ印刷を要求するものである場合(図17によると設定値が1)にはID=0001の機器(モノクロMFP111)について、印刷に係るとおぼしき時間を上記式に従って求める。
本実施形態の場合、「PrintSpeed」に有効な数値を保持している機器、即ち、プリント能力を有する機器はID=0001の機器(モノクロMFP111)とID=0002の機器(カラーMFP112)である。そしてカラー印刷を要求するものである場合(図17によると設定値が2)にはID=0002の機器(カラーMFP112)について、印刷に係るとおぼしき時間を上記式に従って求める。一方、モノクロ印刷を要求するものである場合(図17によると設定値が1)にはID=0001の機器(モノクロMFP111)について、印刷に係るとおぼしき時間を上記式に従って求める。
・モノクロMFP111の場合
処理時間=56×100/105=53.3=53 [分]
・カラーMFP112の場合
処理時間=56×100/80 =70 [分]
次に、オペレータ、機器のそれぞれについて、現時点で決まっているスケジュールを示すスケジュール情報を取得する。
処理時間=56×100/105=53.3=53 [分]
・カラーMFP112の場合
処理時間=56×100/80 =70 [分]
次に、オペレータ、機器のそれぞれについて、現時点で決まっているスケジュールを示すスケジュール情報を取得する。
図31は、オペレータ、機器のそれぞれのスケジュール情報が登録されたテーブルの構成例を示す図である。このテーブルのデータは管理PC107の補助記憶装置203に保存されている。同図に示す如く、テーブルは大まかには、オペレータのスケジュール情報と機器のスケジュール情報とで構成されている。
先ず、オペレータのスケジュール情報について説明する。同図では、オペレータIDが0001,0002,0003の3名のオペレータのスケジュール情報が登録されている。そしてそれぞれのオペレータには既に受信したオーダが割り振られており、例えばオペレータID=0001のオペレータには3つのオーダが割り振られている。そしてそれぞれのオーダについては、同図に示す如く、以下のに示す3つの情報を管理する。
・ オーダID(OrderID)
・ 開始時間(StartTime)
・ 終了時間(EndTime)
オーダIDについては上述の通り、ジョブチケットに登録されている「OrderInfo」セクションの「OrderID」の設定値である。開始時間、終了時間はオペレータがこのオーダについて作業を開始する時刻、終了する時刻を示すもので、以下説明する処理をこれらのオーダを受けたときに行ったことで設定されたものである。開始時間、終了時間については12桁の数字で表され、先頭から年(4桁)、月(2桁)、日(2桁)、時(2桁)、分(2桁)として扱われるものとする。
・ 開始時間(StartTime)
・ 終了時間(EndTime)
オーダIDについては上述の通り、ジョブチケットに登録されている「OrderInfo」セクションの「OrderID」の設定値である。開始時間、終了時間はオペレータがこのオーダについて作業を開始する時刻、終了する時刻を示すもので、以下説明する処理をこれらのオーダを受けたときに行ったことで設定されたものである。開始時間、終了時間については12桁の数字で表され、先頭から年(4桁)、月(2桁)、日(2桁)、時(2桁)、分(2桁)として扱われるものとする。
そしてそれぞれのオーダには同図ではOrde_1、Orde_2,Orde_3で示すように、固有の識別子が付けられる。
よって、このテーブルを参照することで、例えばID=0001のオペレータは、「2004年12月21日9時」から「2004年12月21日10時」までは「Orde_1」なるオーダの作業を行うために時間は空いておらず、「2004年12月21日10時30分」から「2004年12月21日12時15分」までは「Orde_2」なるオーダの作業を行うために時間は空いておらず、「2004年12月21日13時30分」から「2004年12月21日14時45分」までは「Orde_3」なるオーダの作業を行うために時間は空いていない、というように、ID=0001のオペレータのスケジュールを取得することができる。これは他のオペレータについても同様である。
次に、機器のスケジュール情報について説明する。同図では、機器IDが0001,0002の2つの機器のスケジュール情報が登録されている。そしてそれぞれの機器にはオペレータの場合と同様にオーダが割り振られており、例えば機器IDが0001の機器には4つのオーダが割り振られている。機器のスケジュール情報中の各オーダの情報はオペレータの場合と同じであり、オーダIDについてはジョブチケットに登録されている「OrderInfo」セクションの「OrderID」の設定値、開始時間、終了時間は機器が使用される開始時刻、終了時刻を示すもので、以下説明する処理をこれらのオーダを受けたときに行ったことで設定されたものである。
よって、このテーブルを参照することで、例えばID=0002の機器は、「2004年12月21日9時」から「2004年12月21日10時」までは「Orde_1」なるオーダの作業を行うために使用されているので空いておらず、「2004年12月21日10時30分」から「2004年12月21日12時15分」までは「Orde_2」なるオーダの作業を行うために使用されているので空いておらず、「2004年12月21日13時30分」から「2004年12月21日14時45分」までは「Orde_3」なるオーダの作業を行うために使用されているので空いていない、というように、ID=0002の機器のスケジュールを取得することができる。これは他の機器についても同様である。スケジューラサーバ403は任意のタイミングで、同図のテーブルを参照する事が可能である。
図30に戻って、次に、ステップS3001で取得した現在時刻から納期までに空いているプリンタを上記スケジュール情報のテーブルを参照して特定する(ステップS3007)。この特定方法としては例えば、図31に示したテーブルを参照して、各機器のうちプリンタのIDを有する機器(カラーMFP、もしくはモノクロMFPのうちColorTypeで決まる一方)の各StartTime、EndTimeを参照して、作業時間帯(StartTimeからEndTimeまでの区間)を求め、そしてステップS3001で取得した現在時刻から納期までの期間内で、作業時間帯以外の時間帯(区間)、即ち空き時間帯が存在するか否かを判断する。そして空き時間帯が存在するプリンタのIDをRAM202に一時的に記録する。
次にステップS3007で特定した「ステップS3001で取得した現在時刻から納期までに空いているプリンタ」のうち、今回受けたドキュメントデータを、ジョブチケットに記載された内容に従って印刷する処理を納期の所定時間前(例えば納期の1日前)までに終了することのできるプリンタが存在するのかを、ステップS3007でRAM202に一時的に記録したプリンタID、上記スケジュール情報のテーブル、及びステップS3005で求めた処理時間を参照して特定する(ステップS3008)。
ここでステップS3008における処理の詳細を説明するが、本ステップにおける処理は様々なものが考えられるので、ここでは簡単な一例を挙げて説明する。しかし、本ステップにおいて行われる処理はこれに限定するものではない。
例えばステップS3007で特定されたプリンタが「ID=pのプリンタ」である場合、上記スケジュール情報のテーブルを参照して、IDがpの機器が担当する各オーダーのStartTime、EndTimeを参照して各オーダに対する作業時間帯を求め、そして、ステップS3001で取得した現在時刻から納期の所定時間前(例えば納期の1日前)までの期間内で、このプリンタの作業時間帯(StartTimeからEndTimeまでの区間)以外の時間帯、即ち空き時間帯を特定し、特定した空き時間帯Dの長さが、このプリンタについてステップS3005で求めた印刷時間T以上か否かを判断する。D>Tであれば、この空き時間帯に、今回受けたオーダーを印刷することができる。よって、換言すればステップS3008ではD>Tを満たすプリンタを検索することになる。
よってステップS3008で納期までに今回受けたドキュメントデータを印刷することのできるプリンタが見つかった場合には、処理をステップS3009に進め、このプリンタのIDをRAM202に一時的に記録すると共に、ステップS3008で見つけた空き時間帯の両端の時刻(上記説明では、D>Tを満たす空き時間帯Dの両端時刻)、即ち、空き時間帯の開始時間と終了時間を示すデータをこのIDと共に関連付けてRAM202に一時的に記録する(ステップS3009)。
以上の処理により、現在時刻から納期までに、今回受信したドキュメントを印刷できるプリンタを特定することができる。この時点で特定できたプリンタは複数であり得る。
次に、図26に例示したテーブルのデータのうち、各オペレータの能力情報を参照し、今回のオーダを受ける為に必要な能力を有するオペレータを特定する処理を行う(ステップS3010)。例えば今回受信したオーダー情報中のジョブチケット内の[Teisai]セクションを参照し、例えば[HolePunch]の設定値が2以上である場合、このオーダー情報中のドキュメントデータを印刷後、パンチ穴をあけることが要求されているので、このオーダを受けることができるオペレータにはパンチャ152が扱える能力が必要となる。よって、この場合、オペレータの能力情報を参照し、パンチ穴をあける機材(製本機)が扱える能力があるか否かを示す設定値が「パンチ穴をあける機材(製本機)が扱える能力がある」(図26の場合、「パンチャ」の設定値)が「1」)のオペレータを検索する。
このように、ジョブチケット内の[Teisai]セクション内で指定される機材について、能力情報の値が「1」であるオペレータを検索する。
そして検索したオペレータが1以上、即ち、今回のオーダを受ける為に必要な能力を有するオペレータが1以上存在する場合には処理をステップS3014に進め、今回受けたドキュメントデータをジョブチケットに記載された内容に従って印刷し、印刷物が得られるとパンチ穴を開けるなどの処理を行って印刷製品を完成させる一連の処理を納期の所定時間前(例えば納期の1日前)までに終了するように、プリンタと、このプリンタのオプション装置(パンチャやステイプラ)を操作するオペレータがステップS3010で検索したオペレータの中に存在するのかを、上記スケジュール情報のテーブルを参照して特定する(ステップS3014)。
ここでステップS3014における処理の詳細を説明するが、本ステップにおける処理は様々なものが考えられるので、ここでは簡単な一例を挙げて説明する。しかし、本ステップにおいて行われる処理はこれに限定するものではない。
例えばステップS3010で特定されたオペレータが「ID=kのオペレータ」である場合、上記スケジュール情報のテーブルを参照して、IDがkのオペレータが担当する各オーダーのStartTime、EndTimeを参照して各オーダに対する作業時間帯を求め、そして、ステップS3001で取得した現在時刻から納期の所定時間前(例えば納期の1日前)までの期間内で、このオペレータの作業時間帯(StartTimeからEndTimeまでの区間)以外の時間帯、即ち空き時間帯が存在するか否かを判断する。
そして存在すれば、処理をステップS3017に進め、オペレータの空き時間帯の開始時刻をGS、終了時刻をGN、プリンタの空き時間帯の開始時刻をTS、終了時刻をTNとすると、
GS<TS<TN<GN
を満たすような、オペレータ、プリンタが存在するのか否かをチェックする(ステップS3017)。即ち、ステップS3009で特定したプリンタの空き時間帯が完全にオペレータの空き時間帯に包含されるような、オペレータ、プリンタの組み合わせを検索することになる。上記式はこのような条件を鑑みたものであり、この式を用いて、今回のオーダーを受けることのできるオペレータ、プリンタの組み合わせを検索する。
GS<TS<TN<GN
を満たすような、オペレータ、プリンタが存在するのか否かをチェックする(ステップS3017)。即ち、ステップS3009で特定したプリンタの空き時間帯が完全にオペレータの空き時間帯に包含されるような、オペレータ、プリンタの組み合わせを検索することになる。上記式はこのような条件を鑑みたものであり、この式を用いて、今回のオーダーを受けることのできるオペレータ、プリンタの組み合わせを検索する。
なお、検索の結果、オペレータとプリンタの組み合わせが複数存在した場合、もしくはオペレータとプリンタとが1対多、もしくは多対1の場合には、現在時刻に最も近い時刻に今回のオーダに従った作業を行うようにする。
このようにして、今回のオーダーを受けるオペレータ、プリンタが決まると、それぞれのスケジュールに今回のオーダのスケジュールを登録すべく、スケジュール情報を更新する(ステップS3018)。即ち、今回使用するプリンタの、今回使用する空き時間の開始時刻、終了時刻、今回作業するオペレータの、今回使用する空き時間の開始時刻、終了時刻、そして今回のオーダー情報のオーダIDをそれぞれ、オペレータのスケジュール情報、プリンタのスケジュール情報に図31に示す如く、登録する。当然、今回のオーダに対しては固有の識別子(例えばOrde_4)が発行され、図31に示す如く、登録する。
図32は図31に示したテーブルに登録されている各スケジュール情報を可視的に表示したGUIの表示例を示す図である。同図に示したGUIは、図25に示したGUIに更に、オペレータ、機器で作業割り当てがなされている時間帯を矩形で示したものである。
本実施形態では、スケジューラクライアント404がスケジューラサーバ403から図26に示したテーブルのデータ、図28に示したテーブル(以下、単にスケジュール情報と呼称する場合がある)のデータと共に、図31に示したテーブルのデータを受信した際(ステップS2404)に、オペレータPCの画像表示装置204上に表示する(ステップS2405)。
スケジューラクライアント404は、スケジューラサーバ403から受けたスケジュール情報を参照して、オペレータのスケジュール、機器のスケジュールを図32に示す如く画像表示装置204の表示画面上に表示するのであるが、オペレータ、機器について空いていない時間(StartTime、EndTimeの区間内の時間)、換言すれば作業割り当てがなされている時間帯については同図に示す如くこの時間帯を矩形で表示する。
この矩形表示については様々な表示形態が考えられ、例えば各オペレータ毎に矩形のサイズを変えても良いし、色を変えても良い。これは機器についても同様である。また、作業割り当てがなされている時間帯を視覚的にGUI上で見せる表示方法についてはこれに限定するものではなく、様々なものが考えられる。
以上の説明により、本実施形態によって、オペレータの能力、オペレータの空き状況、機器の能力、機器の空き状況を総合的に判断した適切な作業スケジュール割り当てが可能となる。これにより、オーダ受付時のスケジュール割り当て作業の軽減、矛盾の無い作業担当者及び機器のスケジュール管理が可能となる。
なお、プリンタが直接インターネットに接続可能な場合には、直接印刷ジョブをインターネットを介して受信するようにしても良い。
また、納期の設定については必須なものではなく、オーダによっては納期の設定を必要としないものもある。よってこのような場合には納期は設定しなくても良い。その場合、オペレータ、プリンタの空き状況を調べる際には、納期を無視して検索することになる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では上述の通り、複雑な製本処理(くるみ製本、リング製本、シュア製本等)を伴わないオーダの処理に関するスケジューリング方法について説明した。しかし、システムに入稿される実際のオーダは、ステイプルやパンチに加え、上記複雑な製本が必要となる場合がある。この場合、プリンタが有するフィニッシング能力(例えばステイプル機能、パンチ機能)だけでは処理できず、プリンタとは別個の装置を用いなければ印刷製品が得られない場合がある。本実施形態は、このようなことを鑑みて成されたものである。
第1の実施形態では上述の通り、複雑な製本処理(くるみ製本、リング製本、シュア製本等)を伴わないオーダの処理に関するスケジューリング方法について説明した。しかし、システムに入稿される実際のオーダは、ステイプルやパンチに加え、上記複雑な製本が必要となる場合がある。この場合、プリンタが有するフィニッシング能力(例えばステイプル機能、パンチ機能)だけでは処理できず、プリンタとは別個の装置を用いなければ印刷製品が得られない場合がある。本実施形態は、このようなことを鑑みて成されたものである。
本実施形態は、上記ステップS2306におけるスケジュール情報の作成処理のみが第1の実施形態とは異なる。
図33は、ステップS2306において行われる、本実施形態に係るスケジュール情報の作成処理のフローチャートである。本実施形態ではステイプル設定やパンチ設定等といった簡単な製本処理のみではなく、複雑な製本処理(くるみ製本、リング製本、シュア製本等)をも行うことで製本可能なオーダー情報を受けるので、オーダー情報のジョブチケットにおけるBindingの項目には図17に示す如く、「6」、「7」以外の値が登録されるものとする。
図3のS410に示す如く、ジョブチケットとドキュメントデータからなるオーダ情報をオーダマネージャ402から受けると、スケジューラサーバ403は第1の実施形態と同様にして(ステップS3001における処理と同様にして)現在時刻を取得する(ステップS3300)。そして、上記ステップS3002〜ステップS3005における処理を行うことで、第1の実施形態と同様にして、今回受信したドキュメントデータを印刷するのに要するとおぼしき時間(印刷時間)を該当するプリンタについて求める処理を行う(ステップS3301)。
次に、ジョブチケット内の情報である部数情報(Copies)を取得すると共に、図28に示したテーブルデータを参照して各機器の製本速度(SeihonSpeed)(ここで、単位は「分/部数」とする)を取得し、これを用いて、くるみ製本機、リング製本機、シュア製本機といった各製本機が、今回受信したドキュメントデータをプリンタで印刷させたことで得られる印刷物を処理する時間(製本処理時間)を求める(ステップS3302)。例えばくるみ製本機については印刷物に対するくるみ製本処理時間を求め、リング製本機については印刷物に対するリング製本処理時間を求め、シュア製本機については印刷物に対するシュア製本処理時間を求める。
製本処理時間は以下の式に従って求める。
(製本処理時間)=(製本速度)×(部数) (分)
図28に示したテーブルの例では、ステイプラ、パンチャの製本速度は何れも0.25(分/部数)、くるみ製本機、リング製本機、シュア製本機の製本速度は何れも5(分/部数)であるので、例えば印刷部数が10である場合に、この印刷物をくるみ製本機が処理するのに要するとおぼしき時間は
(製本処理時間)=5(分/部)×10(部)=50 (分)
となる。このようにして、それぞれの機器が製本処理を行う時間(製本処理時間)の長さを求めることができる。
図28に示したテーブルの例では、ステイプラ、パンチャの製本速度は何れも0.25(分/部数)、くるみ製本機、リング製本機、シュア製本機の製本速度は何れも5(分/部数)であるので、例えば印刷部数が10である場合に、この印刷物をくるみ製本機が処理するのに要するとおぼしき時間は
(製本処理時間)=5(分/部)×10(部)=50 (分)
となる。このようにして、それぞれの機器が製本処理を行う時間(製本処理時間)の長さを求めることができる。
よって、今回受信したオーダー情報のジョブチケットのBindingの項目の設定値を参照して、くるみ製本、リング製本、シュア製本等の製本機のうち今回のオーダに必要な製本機を特定し、特定した製本機について上記製本処理時間を求める。例えばオーダー情報のジョブチケットのBindingの項目の設定値が「1」である場合、くるみ製本処理を行うことがオーダされていることになるので、くるみ製本機が今回のオーダに必要な製本機として特定される。よってステップS3302では、くるみ製本機の製本処理時間を上記式に従って求める。
そして、今回受けたオーダーを処理可能なオペレータ、機器(プリンタ、製本機)のそれぞれを特定する処理を行う(ステップS3303)。
今回受信したオーダを受けることのできるオペレータを特定する処理については、上記ステップS3010における処理を行うのであるが、本実施形態ではオペレータにはくるみ製本、リング製本、シュア製本等の複雑な製本処理を行うための製本機を扱う能力が求められている。例えばジョブチケットのBindingの項目の設定値が「1」である場合、このオーダー情報中のドキュメントデータを印刷後、くるみ製本処理を行うためにくるみ製本機を操作しなくてはいけないので、このオーダを受けることができるオペレータにはくるみ製本機が扱える能力が必要となる。従ってこのような場合、本実施形態ではステップS3010で、オペレータの能力情報を参照し、くるみ製本機が扱える能力があるか否かを示す設定値(図26の例では「くるみ」の項目の設定値)が「くるみ製本機が扱える能力がある」(図26の場合「1」)のオペレータを検索する。
一方、今回受信したオーダを受けることのできるプリンタを特定する処理については、第1の実施形態と同様にして行う。
一方、今回受信したオーダを受けることのできる製本機を特定する処理については、例えば以下のような方法がある。本実施形態では、製本機の使用時間帯がオペレータ、プリンタと同様にしてスケジュール情報に登録されている(詳細は後述する)。例えば今回受信したオーダで使用する製本機がくるみ製本機である場合、上記スケジュール情報のテーブルを参照して、くるみ製本機が担当する各オーダーのStartTime、EndTimeを参照して各オーダに対する作業時間帯を求め、そして、ステップS3301で取得した現在時刻から納期の所定時間前(例えば納期の1日前)までの期間内で、くるみ製本機の作業時間帯(StartTimeからEndTimeまでの区間)以外の時間帯、即ち空き時間帯を特定し、特定した空き時間帯Dの長さが、くるみ製本機についてステップS3302で求めた製本時間T以上か否かを判断する。D>Tであれば、この空き時間帯に、今回受けたオーダーを製本することができる。よって、換言すればステップS3008ではD>Tを満たすくるみ製本機を検索することになる。
そして以上のようにして特定したオペレータ、プリンタ、製本機のうち、使用する1つのプリンタ、1つの製本機、そしてこれらを操作する一人のオペレータを特定する処理を行う。特定する方法については特に限定するものではないが、例えば、特定したオペレータの空き時間帯の開始時刻をGS、終了時刻をGN、特定したプリンタの空き時間帯の開始時刻をTS、終了時刻をTN、特定した製本機の空き時間帯の開始時刻をSS、終了時刻をSNとすると、
GS<TS<TN<SS<SN<GN
を満たすような、GS、TS、TN、SS、SN、GNが存在するのか否かをチェックする(ステップS3304)。即ち、プリンタの空き時間帯の後に製本機の空き時間帯が存在し、且つこれらの空き時間帯が完全にオペレータの空き時間帯に包含されるような、オペレータ、プリンタ、製本機の組み合わせを検索することになる。上記式はこのような条件を鑑みたものであり、この式を用いて、今回のオーダーを受けることのできるオペレータ、プリンタ、製本機の組み合わせを検索する。なお、検索の結果、オペレータとプリンタと製本機の組み合わせが複数存在した場合等には、現在時刻に最も近い時刻に今回のオーダに従った作業を行うようにする。
GS<TS<TN<SS<SN<GN
を満たすような、GS、TS、TN、SS、SN、GNが存在するのか否かをチェックする(ステップS3304)。即ち、プリンタの空き時間帯の後に製本機の空き時間帯が存在し、且つこれらの空き時間帯が完全にオペレータの空き時間帯に包含されるような、オペレータ、プリンタ、製本機の組み合わせを検索することになる。上記式はこのような条件を鑑みたものであり、この式を用いて、今回のオーダーを受けることのできるオペレータ、プリンタ、製本機の組み合わせを検索する。なお、検索の結果、オペレータとプリンタと製本機の組み合わせが複数存在した場合等には、現在時刻に最も近い時刻に今回のオーダに従った作業を行うようにする。
このようにして、今回のオーダーを受けるオペレータ、プリンタ、製本機が決まると、それぞれのスケジュールに今回のオーダのスケジュールを登録すべく、スケジュール情報を更新する(ステップS3005)。即ち、今回使用するプリンタの今回使用する空き時間の開始時刻、終了時刻、今回作業するオペレータの今回使用する空き時間の開始時刻、終了時刻、今回使用する製本機の今回使用する空き時間の開始時刻、終了時刻、そして今回のオーダー情報のオーダIDをそれぞれ、オペレータのスケジュール情報、プリンタのスケジュール情報、製本機のスケジュール情報に第1の実施形態と同様にして登録する。
また、今回うけたオーダを担当するオペレータのスケジュール情報を、ジョブチケットに登録する処理を行い(ステップS3306)、本処理を終了する。
一方、ステップS3304におけるチェック処理で、上記式を満たすGS、GNが存在しない場合が発生する。上記式を満たすGS、GNを有するオペレータとは、その空き時間がプリンタの空き時間と製本機の空き時間との合計時間以上であるので、この合計時間が長いほど、1人のオペレータを拘束する時間が長くなり、どのオペレータも忙しい場合には上記式を満たす空き時間帯を有するオペレータは少なくなり、存在すらしない可能性が高い。
そこで上記式を満たすようなオペレータが存在しない場合、即ち、TS<TN<SS<SNを満たすTS、TN、SS、SNは存在するが、GS<TS<TN<SS<SN<GNを満たすGS、GNは存在しない場合には、プリンタ、製本機を一人のオペレータが操作するのではなく、あるオペレータはプリンタを操作し、製本機は別のオペレータが操作するというように、1つのオーダを複数のオペレータで分業する。
この場合、先ず各オペレータの空き時間帯を参照し、空き時間帯の開始時刻、終了時刻をそれぞれGS1、GN1とするとGS1<TS<TN<GN1を満たすようなGS1、TS、TN、GN1を検索する。GS1<TS<TN<GN1を満たすようなGS1、TS、TN、GN1が存在すれば、開始時刻がGS1で終了時刻がGN1の空き時間帯を有するオペレータが、開始時刻がTSで終了時刻がTNの空き時間帯を有するプリンタを用いて印刷処理を担当することになる。
次に、各オペレータの空き時間帯を参照し、空き時間帯の開始時刻、終了時刻をそれぞれGS2、GN2とするとGS2<SS<SN<GN2を満たすようなGS2、SS、SN、GN2を検索する。GS2<SS<SN<GN2を満たすようなGS2、SS、SN、GN2が存在すれば、開始時刻がGS2で終了時刻がGN2の空き時間帯を有するオペレータが、開始時刻がSSで終了時刻がSNの空き時間帯を有する製本機を用いて製本処理を担当することになる。
ここで、TS<TN<SS<SNの関係は維持するものとする。
よって、ステップS3304では、GS<TS<TN<SS<SN<GNを満たすGS、GNが存在しない場合には処理をステップS3308に進め、GS1<TS<TN<GN1を満たすGS1、TS、TN、GN1、GS2<SS<SN<GN2を満たすGS2、SS、SN、GN2を検索する(ステップS3308)。
この検索処理で、GS1<TS<TN<GN1を満たすGS1、TS、TN、GN1、GS2<SS<SN<GN2を満たすGS2、SS、SN、GN2が存在すれば、処理をステップS3305に進め、TS、TNを空き時間帯の両端とするプリンタ、GS1,GN1を空き時間帯の両端とするオペレータ(このプリンタを操作して印刷処理を行わせるオペレータ)に今回受信したオーダの印刷処理を担当させると共に、SS、SNを空き時間帯の両端とする製本機、GS2,GN2を空き時間帯の両端とするオペレータ(この製本機を操作して製本処理を行わせるオペレータ)に今回受信したオーダの製本処理を担当させる、というように、スケジュールを確定するので、それぞれのスケジュールに今回のオーダのスケジュールを登録すべく、スケジュール情報を更新する(ステップS3005)。そしてステップS3306における上記処理を行う。
図34は、ステップS3304からステップS3308、ステップS3305を介してステップS3306に処理を進めた場合に編集されたジョブチケットの構成例を示す図である。
同図に示したジョブチケットは、図20に示したジョブチケットを含むオーダ情報を受けた場合に、このオーダ情報によるオーダを担当するオペレータのスケジュール情報を登録した場合のものであり、3401は印刷処理を担当するオペレータのスケジュール情報が登録された領域、3402は製本処理を担当するオペレータのスケジュール情報が登録された領域である。
それぞれの領域には担当オペレータのID、作業開始時間、作業終了時間が登録されている。即ち、領域3401には、オペレータIDが0002であるオペレータが2004年12月21日11時から2004年12月21日11時45分まで、図20に示したジョブチケットと共に受けたドキュメントをプリンタによって印刷させるための各種の作業を行う、という情報が登録されており、領域3402には、オペレータIDが0001であるオペレータが2004年12月21日11時45分から2004年12月21日12時30分まで、先に2004年12月21日11時45分の時点で印刷されている印刷物を製本機によって製本させるための各種の作業を行う、という情報が登録されている。
なお、ステップS3306でジョブチケットに登録すべき情報はこれに限定するものではない。
また、スケジューラサーバ403は、ステップS3306でジョブチケットに登録された各処理の各オペレータのスケジュール情報をそれぞれのオペレータに電子メールでもって通知する。それぞれのオペレータの電子メールアドレスは、図26に示した各オペレータの個人情報テーブルを参照して、ジョブチケットに登録したオペレータIDに対応するオペレータの電子メールアドレスを検索することで得られる。よって、オペレータは自身のオペレータPC108を用いてこのメールを受信して参照することで、自身のスケジュールを確認することができる。
図35から図38は、4つのオーダのスケジュール情報が順次オペレータPC108に投入された場合に、ステップS2405でオペレータPC108の画像表示装置204の表示画面上に順次表示されるスケジュールクライアント404のGUIの表示例を示す図である。
ここでは4つのオーダのスケジュール情報の一例として以下のものを用いる。
・ スケジュール情報1
オペレータ(三郎)は9時から10時30分まで作業する
カラーMFP112を9時から9時45分まで使用する
くるみ製本機155を9時45分から10時30分まで使用する
・ スケジュール情報2
オペレータ(次郎)は9時15分から10時45分まで作業する
モノクロMFP111を9時15分から10時まで使用する
リング製本機153を10時から10時45分まで使用する
・ スケジュール情報3
オペレータ(太郎)は10時から10時45分まで印刷作業する
オペレータ(三郎)は10時45分から11時30分まで製本作業する
カラーMFP112を10時から10時45分まで使用する
シュア製本機154を10時45分から11時30分まで使用する
・ スケジュール情報4
オペレータ(次郎)は11時から11時45分まで印刷作業する
オペレータ(太郎)は11時45分から13時30分まで製本作業する
モノクロMFP111を11時から11時45分まで使用する
くるみ製本機155を11時45分から12時30分まで使用する
先ずスケジュール情報1がオペレータPC108に投入され、この時点で他のスケジュール情報がオペレータPC108に通知されていないとすると、オペレータPC108の画像表示装置204の表示画面上には図35に示すようなGUIが表示される。
図35は、スケジュール情報1がオペレータPC108に投入され、この時点で他のスケジュール情報がオペレータPC108に通知されていない場合に、オペレータPC108の画像表示装置204の表示画面上に表示されるGUIの表示例を示す図である。同図のGUIには、三郎が9時から10時30分まで作業を行うことを示すバー3501、カラーMFP112を9時から9時45分まで使用することを示すバー3502、くるみ製本機155を9時から10時30分まで使用することを示すバー3503がそれぞれ表示されている。
続いてスケジュール情報2がオペレータPC108に投入されると、オペレータPC108の画像表示装置204の表示画面上には図36に示すようなGUIが表示される。
図36は、スケジュール情報2がオペレータPC108に投入され、先にスケジュール情報1が投入されている場合に、オペレータPC108の画像表示装置204の表示画面上に表示されるGUIの表示例を示す図である。同図のGUIには、図35に示した表示内容に加え、次郎が9時15分から10時45分まで作業を行うことを示すバー3601、モノクロMFP111を9時15分から10時まで使用することを示すバー3602、リング製本機153を10時から10時45分まで使用することを示すバー3603がそれぞれ表示されている。
続いてスケジュール情報3がオペレータPC108に投入されると、オペレータPC108の画像表示装置204の表示画面上には図37に示すようなGUIが表示される。
図37は、スケジュール情報3がオペレータPC108に投入され、先にスケジュール情報1、2が投入されている場合に、オペレータPC108の画像表示装置204の表示画面上に表示されるGUIの表示例を示す図である。
ここでスケジュール情報3は、印刷処理、製本処理をそれぞれ別々のオペレータが担当する(太郎にはシュア製本機154を操作する能力はないので、この能力を有する三郎がシュア製本機154の操作を担当する)ので、それぞれのオペレータのスケジュール、プリンタのスケジュール、製本機のスケジュールを管理する。同図のGUIには、図36に示した表示内容に加え、太郎が10時から10時45分まで印刷作業を行うことを示すバー3701、三郎が10時45分から11時30分まで製本作業を行うことを示すバー3702、カラーMFP112を10時から10時45分まで使用することを示すバー3703、シュア製本機154を10時45分から11時30分まで使用することを示すバー3704がそれぞれ表示されている。
続いてスケジュール情報4がオペレータPC108に投入されると、オペレータPC108の画像表示装置204の表示画面上には図38に示すようなGUIが表示される。
図38は、スケジュール情報4がオペレータPC108に投入され、先にスケジュール情報1、2,3が投入されている場合に、オペレータPC108の画像表示装置204の表示画面上に表示されるGUIの表示例を示す図である。
ここでスケジュール情報4は、印刷処理、製本処理をそれぞれ別々のオペレータが担当する(次郎にはくるみ製本機155を操作する能力はないので、この能力を有する太郎がくるみ製本機155の操作を担当する)ので、それぞれのオペレータのスケジュール、プリンタのスケジュール、製本機のスケジュールを管理する。同図のGUIには、図37に示した表示内容に加え、次郎が11時から11時45分まで印刷作業することを示すバー3802、太郎が11時45分から13時30分まで製本作業することを示すバー3801、モノクロMFP111を11時から11時45分まで使用することを示すバー3803、くるみ製本機155を11時45分から12時30分まで使用することを示すバー3804がそれぞれ表示されている。
このように、1つのオーダを複数のオペレータで分業できるようにスケジューリングを行うことができるので、第1の実施形態による効果に加えて、各オペレータが忙しいときでもより柔軟にスケジューリングを行うことができる。また1つのオーダを複数のオペレータに割り振る場合に、それぞれのオペレータの能力を鑑みて割り振るので、様々な製本機を使用することを要求するオーダを受けた場合に、一人のオペレータが全ての機器を操作する能力が無くても、このオーダを受けることができる。
[第3の実施形態]
管理PC107がジョブチケットを受けた場合には、ジョブチケット内の「Binding」の項目の設定値を参照し、くるみ製本機155、リング製本機153、シュア製本機154等の製本機の使用が必要であるのか否かを判断し、必要である場合(設定値が「6」、「7」以外の値である場合)にはステップS2306における処理を図33のフローチャートに従った処理でもって行い、必要ではない場合(設定値が「6」、「7」の何れかの場合)にはステップS2306における処理を図30のフローチャートに従った処理でもって行うようにしても良い。即ち、「Binding」の項目の設定値に応じてステップS2306における処理を、図30のフローチャートに従った処理、図33のフローチャートに従った処理の何れかに切り替えるようにする。
管理PC107がジョブチケットを受けた場合には、ジョブチケット内の「Binding」の項目の設定値を参照し、くるみ製本機155、リング製本機153、シュア製本機154等の製本機の使用が必要であるのか否かを判断し、必要である場合(設定値が「6」、「7」以外の値である場合)にはステップS2306における処理を図33のフローチャートに従った処理でもって行い、必要ではない場合(設定値が「6」、「7」の何れかの場合)にはステップS2306における処理を図30のフローチャートに従った処理でもって行うようにしても良い。即ち、「Binding」の項目の設定値に応じてステップS2306における処理を、図30のフローチャートに従った処理、図33のフローチャートに従った処理の何れかに切り替えるようにする。
[その他の実施形態]
本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体(または記憶媒体)を、カメラのCPUやMPUが記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体(または記憶媒体)を、カメラのCPUやMPUが記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
また、カメラが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、カメラ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、カメラに挿入された機能拡張カードやカメラに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明を上記記録媒体に適用する場合、その記録媒体には、先に説明したフローチャート(機能構成)に対応するプログラムコードが格納されることになる。
Claims (19)
- クライアント端末装置から受信したドキュメントに基づいて印刷製品を作成するための1つ以上の印刷装置に対するスケジュールを管理する管理システムであって、
前記1以上の印刷装置のそれぞれの使用時間帯を管理するための使用時間帯情報を保持する第1の保持手段と、
前記印刷製品を作成する作業を行う複数人のオペレータのそれぞれの作業時間帯を管理するための作業時間帯情報を保持する第2の保持手段と、
前記使用時間帯情報を参照して得られる前記1以上の印刷装置のそれぞれの空き時間帯に基づいて、前記1以上の印刷装置のうち、前記ドキュメントを所望の分だけ印刷する際に要する時間を確保可能な空き時間を有する印刷装置を特定する印刷装置特定手段と、
前記作業時間帯情報を参照して得られる前記複数人のオペレータのそれぞれの空き時間帯に基づいて、前記印刷装置特定手段が特定した印刷装置のうちオペレータの空き時間帯内に包含される空き時間帯を有する印刷装置と、当該オペレータの組み合わせを1つ決定する決定手段と、
前記決定手段が決定した組み合わせに係る情報を通知する通知手段と
を備えることを特徴とする管理システム。 - 更に、
前記印刷装置により印刷された印刷物を加工する1以上の加工装置のそれぞれの使用時間帯を管理するための第2の使用時間帯情報を保持する第3の保持手段と、
前記ドキュメントを印刷装置に印刷させることで得られる印刷物を加工する加工装置を特定するための加工装置特定情報と、前記第2の使用時間帯情報を参照して得られる加工装置の空き時間帯に基づいて、前記1以上の加工装置のうち、前記ドキュメントを所望の分だけ印刷装置に印刷させることで得られる印刷物を加工する際に要する時間を確保可能な空き時間を有する加工装置を特定する加工装置特定手段とを備え、
前記決定手段は、オペレータの1つの空き時間帯内に、前記印刷装置特定手段が特定した印刷装置の空き時間帯、及び前記加工装置特定手段が特定した加工装置の空き時間帯がこの順に包含されるという条件を満たすオペレータ、印刷装置、加工装置の組み合わせを決定することを特徴とする請求項1に記載の管理システム。 - 更に、条件を満たすオペレータ、印刷装置、加工装置の組み合わせが存在しない場合には、
オペレータの空き時間帯内に、前記印刷装置特定手段が特定した印刷装置の空き時間帯が包含されるようなオペレータと印刷装置の組み合わせを1つ決定する第1の決定手段と、
オペレータの空き時間帯内に、前記加工装置特定情報により特定される加工装置の空き時間帯が包含されるオペレータと加工装置の組み合わせを1つ決定する第2の決定手段とを備え、
前記第1の決定手段が決定したオペレータと前記第2の決定手段が決定したオペレータとは異なるオペレータであり、
前記第2の決定手段が決定したオペレータの空き時間帯内に包含される加工装置の空き時間帯の開始時刻は、前記第1の決定手段が決定したオペレータの空き時間帯内に包含される印刷装置の空き時間帯の終了時刻よりも後であり、
前記通知手段は、前記第1の決定手段が決定した組み合わせ、前記第2の決定手段が決定した組み合わせのそれぞれに係る情報を通知することを特徴とする請求項2に記載の管理システム。 - 更に、前記ドキュメントに基づく印刷製品の納期を示す納期情報を前記クライアント端末装置から受信する納期情報受信手段を備え、前記決定手段は、前記納期情報が示す納期までに、オペレータの空き時間帯内に、前記印刷装置特定手段が特定した印刷装置の空き時間帯が包含されるようなオペレータと印刷装置の組み合わせを1つ決定することを特徴とする請求項1に記載の管理システム。
- 更に、前記ドキュメントに基づく印刷製品の納期を示す納期情報を前記クライアント端末装置から受信する納期情報受信手段を備え、
前記決定手段は、前記納期情報が示す納期までに、オペレータの空き時間帯内に、前記印刷装置特定手段が特定した印刷装置の空き時間帯、及び前記加工装置特定情報により特定される加工装置の空き時間帯が包含されるようなオペレータ、印刷装置、加工装置の組み合わせを1つ決定することを特徴とする請求項2に記載の管理システム。 - 更に、前記印刷製品を作成する作業を行う複数人のオペレータのそれぞれの対応可能な処理を示す能力情報を保持する第4の保持手段を備え、
前記決定手段は、前記能力情報を参照して前記複数人のオペレータのそれぞれで対応可能な処理に基づいて、前記印刷装置特定手段が特定した印刷装置のうちオペレータの空き時間帯内に包含される空き時間帯を有する印刷装置と、当該オペレータの組み合わせを1つ決定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の管理システム。 - 更に、前記1以上の印刷装置のそれぞれの印刷速度を示す印刷速度情報を保持する第5の保持手段を備え、
前記印刷装置特定手段は、前記1以上の印刷装置のそれぞれについて、印刷速度情報が示す印刷速度でもって前記ドキュメントを所望の分だけ印刷する際に要する時間を確保可能な空き時間を有する印刷装置を特定することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の管理システム。 - 前記加工装置は、前記印刷装置が印刷した印刷物を製本する製本機であり、くるみ製本機、リング製本機、シュア製本機を含むことを特徴とする請求項2に記載の管理システム。
- クライアント端末装置から受信したドキュメントに基づいて印刷製品を作成するためのスケジュールを管理する管理装置であって、
1以上の印刷装置のそれぞれの使用時間帯を管理するための使用時間帯情報を保持する第1の保持手段と、
前記印刷製品を作成する作業を行う複数人のオペレータのそれぞれの作業時間帯を管理するための作業時間帯情報を保持する第2の保持手段と、
前記使用時間帯情報を参照して得られる前記1以上の印刷装置のそれぞれの空き時間帯に基づいて、前記1以上の印刷装置のうち、前記ドキュメントを所望の分だけ印刷する際に要する時間を確保可能な空き時間を有する印刷装置を特定する印刷装置特定手段と、
前記作業時間帯情報を参照して得られる前記複数人のオペレータのそれぞれの空き時間帯に基づいて、前記印刷装置特定手段が特定した印刷装置のうちオペレータの空き時間帯内に包含される空き時間帯を有する印刷装置と、当該オペレータの組み合わせを1つ決定する決定手段と、
前記決定手段が決定した組み合わせに係る情報を通知する通知手段と
を備えることを特徴とする管理装置。 - 更に、
前記印刷装置により印刷された印刷物を加工する1以上の加工装置のそれぞれの使用時間帯を管理するための第2の使用時間帯情報を保持する第3の保持手段と、
前記ドキュメントを印刷装置に印刷させることで得られる印刷物を加工する加工装置を特定するための加工装置特定情報と、前記第2の使用時間帯情報を参照して得られる加工装置の空き時間帯に基づいて、前記1以上の加工装置のうち、前記ドキュメントを所望の分だけ印刷装置に印刷させることで得られる印刷物を加工する際に要する時間を確保可能な空き時間を有する加工装置を特定する加工装置特定手段とを更に備え、
前記決定手段は、オペレータの1つの空き時間帯内に、前記印刷装置特定手段が特定した印刷装置の空き時間帯、及び前記加工装置特定手段が特定した加工装置の空き時間帯がこの順に包含されるという条件を満たすオペレータ、印刷装置、加工装置の組み合わせを決定することを特徴とする請求項10記載の管理装置。 - 更に、条件を満たすオペレータ、印刷装置、加工装置の組み合わせが存在しない場合には、
オペレータの空き時間帯内に、前記印刷装置特定手段が特定した印刷装置の空き時間帯が包含されるようなオペレータと印刷装置の組み合わせを1つ決定する第1の決定手段と、
オペレータの空き時間帯内に、前記加工装置特定情報により特定される加工装置の空き時間帯が包含されるオペレータと加工装置の組み合わせを1つ決定する第2の決定手段とを備え、
前記第1の決定手段が決定したオペレータと前記第2の決定手段が決定したオペレータとは異なるオペレータであり、
前記第2の決定手段が決定したオペレータの空き時間帯内に包含される加工装置の空き時間帯の開始時刻は、前記第1の決定手段が決定したオペレータの空き時間帯内に包含される印刷装置の空き時間帯の終了時刻よりも後であり、
前記通知手段は、前記第1の決定手段が決定した組み合わせ、前記第2の決定手段が決定した組み合わせのそれぞれに係る情報を通知することを特徴とする請求項10に記載の管理装置。 - 更に、前記ドキュメントに基づく印刷製品の納期を示す納期情報を前記クライアント端末装置から受信する納期情報受信手段を備え、前記決定手段は、前記納期情報が示す納期までに、オペレータの空き時間帯内に、前記印刷装置特定手段が特定した印刷装置の空き時間帯が包含されるようなオペレータと印刷装置の組み合わせを1つ決定することを特徴とする請求項9に記載の管理装置。
- 更に、前記ドキュメントに基づく印刷製品の納期を示す納期情報を前記クライアント端末装置から受信する納期情報受信手段を備え、
前記決定手段は、前記納期情報が示す納期までに、オペレータの空き時間帯内に、前記印刷装置特定手段が特定した印刷装置の空き時間帯、及び前記加工装置特定情報により特定される加工装置の空き時間帯が包含されるようなオペレータ、印刷装置、加工装置の組み合わせを1つ決定することを特徴とする請求項10に記載の管理装置。 - 更に、前記印刷製品を作成する作業を行う複数人のオペレータのそれぞれの対応可能な処理を示す能力情報を保持する第4の保持手段を備え、
前記決定手段は、前記能力情報を参照して前記複数人のオペレータのそれぞれで対応可能な処理に基づいて、前記印刷装置特定手段が特定した印刷装置のうちオペレータの空き時間帯内に包含される空き時間帯を有する印刷装置と、当該オペレータの組み合わせを1つ決定することを特徴とする請求項9乃至13のいずれかに記載の管理装置。 - 更に、前記1以上の印刷装置のそれぞれの印刷速度を示す印刷速度情報を保持する第5の保持手段を備え、
前記印刷装置特定手段は、前記1以上の印刷装置のそれぞれについて、印刷速度情報が示す印刷速度でもって前記ドキュメントを所望の分だけ印刷する際に要する時間を確保可能な空き時間を有する印刷装置を特定することを特徴とする請求項9乃至14の何れか1項に記載の管理装置。 - 前記加工装置は、前記印刷装置が印刷した印刷物を製本する製本機であり、くるみ製本機、リング製本機、シュア製本機を含むことを特徴とする請求項10に記載の管理装置。
- クライアント端末装置から受信したドキュメントに基づいて印刷製品を作成するためのスケジュールを管理する管理装置の制御方法であって、
1以上の印刷装置のそれぞれの使用時間帯を管理するための使用時間帯情報を保持する第1の保持工程と、
前記印刷製品を作成する作業を行う複数人のオペレータのそれぞれの作業時間帯を管理するための作業時間帯情報を保持する第2の保持工程と、
前記使用時間帯情報を参照して得られる前記1以上の印刷装置のそれぞれの空き時間帯に基づいて、前記1以上の印刷装置のうち、前記ドキュメントを所望の分だけ印刷する際に要する時間を確保可能な空き時間を有する印刷装置を特定する印刷装置特定工程と、
前記作業時間帯情報を参照して得られる前記複数人のオペレータのそれぞれの空き時間帯に基づいて、前記印刷装置特定工程で特定した印刷装置のうちオペレータの空き時間帯内に包含される空き時間帯を有する印刷装置と、当該オペレータの組み合わせを1つ決定する決定工程と、
前記決定工程で決定した組み合わせに係る情報を通知する通知工程と
を備えることを特徴とする管理装置の制御方法。 - コンピュータに請求項17に記載の管理装置の制御方法を実行させることを特徴とするプログラム。
- 請求項18に記載のプログラムを格納することを特徴とする、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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