JP5360042B2 - プラグカバー装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電気自動車のバッテリユニットに装備されるサービスプラグを覆うプラグカバー装置に関する。
電気自動車に使用されるバッテリユニットは、複数のバッテリと、バッテリを収容するバッテリケース等とから構成されている。バッテリケースの構造としては、例えば、バッテリを支持するトレイ部材と、トレイ部材の上部を覆うカバー部材等とを有し、トレイ部材とカバー部材とが、トレイ部材の周縁部とカバー部材の周縁部との接合部において複数のボルト及びナットにより接合されたものがある。
また、バッテリユニットには、例えば、特許文献1のように、バッテリユニットのメンテナンス時等でバッテリユニットを車体から降ろす前に、複数のバッテリの直列回路を遮断して電源遮断状態にし、バッテリユニットの安全性を確保することができる電源遮断用のサービスプラグを備えたものがある。
特許文献1に記載の電気自動車は、バッテリケースと車体のフロアパネルとにそれぞれ開口部(孔)が形成され、これら開口部の間に配置された弾性変形可能で防水性を有するブーツ部材をそれぞれの開口部に固定することにより、車室内側からサービスプラグの操作レバーを操作できるようになっている。すなわち、フロアパネルとバッテリケースとに形成された開口部を、防水性を有するブーツ部材により接続することにより、車室内とバッテリケース内とを連結し、防水性を確保している。
特開2009−83601号公報
しかしながら、上記の特許文献1に記載の構造では、車体のフロアパネルとバッテリケースとがブーツ部材により接続されて直結し、一体となっており、ブーツ部材のみを用いてサービスプラグが外気に晒されない構造となっているが、車両の構造上、つまり、フロアパネルとバッテリケースとの位置関係から、バッテリケースをフロアパネルに直結できない場合には、上記の構造を採用することはできない。また、バッテリケースをフロアパネルとは別体として設けた場合のほうが、剛性や車体強度の観点から好適な場合がある。
そのため、バッテリケースとフロアパネルとを別体で設ける場合は、バッテリケースに形成される開口部を塞ぐカバーにシール性を持たせ、防水性を確保する必要がある。また、バッテリユニットの管理上、バッテリケースに形成される開口部は、特定の工具を用いて開閉できることが望ましい。
本発明はこのような課題に鑑み案出されたもので、簡素な構成でコスト増を抑制し、サービスプラグへのアクセスを制限できるとともに防水性を確保することができるようにした、プラグカバー装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のプラグカバー装置は、電気自動車の電源に装備されるサービスプラグが内装されるブーツ部材と、前記サービスプラグを操作するために前記ブーツ部材に形成された開口部を閉塞するプラグカバーと、を有するプラグカバー装置であって、前記プラグカバーは、弾性部材で構成され前記ブーツ部材と係合密着する係合部を有するカバー本体と、前記カバー本体の形状保持部材として装備され、前記カバー本体よりも硬い部材で構成される板状部材と、前記カバー本体を前記ブーツ部材に締結ボルトによって締結し固定するためのボルト孔と、を有し、前記板状部材は、前記カバー本体の長手方向及び幅方向のそれぞれの中間部に設けられる本体部と、前記本体部に接続される延設部とで構成され、前記ボルト孔は、前記カバー本体と前記延設部とが重合した重合部に形成され、前記重合部は、前記カバー本体の外側へ突設されることを特徴としている。
また、前記延設部は、前記本体部の長手方向中間部に接続されることが好ましい。
また、前記サービスプラグは、バッテリユニットに装備されるバッテリを電気的に遮断可能な操作レバーを有し、前記プラグカバーは、前記カバー本体に形成され、前記操作レバーに向けて突出した突起部を有することが好ましい。
また、前記係合部は、前記カバー本体の周縁部に設けられ、前記板状部材は、前記カバー本体の中間部であって前記係合部と重合しない箇所に装備されていることが好ましい。
また、前記重合部は、前記カバー本体の一方向のみへ突出することがより好ましい。
本発明のプラグカバー装置によれば、プラグカバーのカバー本体とブーツ部材とが係合部において係合密着するため、プラグカバーの防水性を確保することができる。また、カバー本体は、形状保持部材としての板状部材と、締結ボルトによってブーツ部材と締結し固定するボルト孔とを有しているため、プラグカバー全体の剛性を高めることができるとともに、締結ボルトを取り外さなければプラグカバーを取り外すことができない。そのため、サービスプラグへのアクセスを適正に制限することができる。
本発明の一実施形態にかかるプラグカバー装置の構造を説明する模式的な分解斜視図である。 図2(a)は本発明の一実施形態にかかるプラグカバー装置の模式的な全体斜視図、図2(b)はプラグカバーの構造を説明する模式的な斜視図である。 図3(a)は図2(a)のA−A矢視断面図、図3(b)は図2(a)のB−B矢視断面図である。 本発明の一実施形態にかかるプラグカバー装置が適用されたバッテリユニットの模式的な全体斜視図である。 本発明の一実施形態にかかるプラグカバー装置が適用されたバッテリユニットの搭載構造を説明する模式的な分解斜視図である。
以下、図面により実施の形態について説明する。なお、以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、以下の実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。
本実施形態にかかるプラグカバー装置について、図1〜図5を用いて説明する。本プラグカバー装置は、ハイブリッド電気自動車を含む電気自動車に搭載されるバッテリユニットに装備されたサービスプラグを覆うものであり、防水性が要求される環境で使用されるものに用いて好適である。なお、以下、電気自動車の進行方向を前方とし、前方を基準に左右を定め、重力の方向を下方とし、その逆を上方として説明する。また、バッテリケースの中心に向かう側を内側、その逆を外側として説明する。
図5に示すように、電気自動車1は、車体2の後方に配置される走行用のモータ及び充電装置(いずれも図示略)と、車体2の床下に配置されるバッテリユニット5等とを備えている。また、バッテリユニット5の上方には、フロアパネル3が設けられ、フロアパネル3の上方、すなわち車室内には、フロントシート4F及びリヤシート4Rが配置されている。
フロアパネル3は、例えば板金により形成され、車体2の前後方向及び左右方向に延び、車体2の床部を構成する。フロアパネル3は、車体2を構成する図示しないサイドメンバを含むフレーム構体の所定位置に溶接等によって固定されている。バッテリユニット5は、このフロアパネル3の下方であって、フロアパネル3から離隔して配置される。また、バッテリユニット5の下方には、アンダーカバー6が配置され、フレーム構体等に固定される。
図4に示すように、バッテリユニット5は、バッテリケース10の内部に、図示しない複数のバッテリや電子部品等を収容して構成されている。バッテリケース10は、バッテリ等を支持する樹脂製のトレイ部材11と、トレイ部材11の上に重ねられてトレイ部材11に結合,固定される樹脂製のカバー部材12と、トレイ部材11の下面に設けられ、トレイ部材11を下方から支持する支持部材13とを有して構成されている。
トレイ部材11及びカバー部材12は、例えばガラス繊維等の繊維を補強材として混合されて強度,剛性を向上させ、電気絶縁性を有する繊維強化樹脂(FRP)で形成されている。また、支持部材13は、バッテリケース10全体の荷重を支えるに足る強度を有する金属材料(例えば鋼板)によって構成されている。トレイ部材11の周壁の上端の周縁部には、トレイ側フランジ部11Fが周壁の上端から水平方向に沿って外側に向けて突設されている。このトレイ側フランジ部11Fはトレイ部材11の全周にわたって連続して設けられている。また、カバー部材12の下端の周縁部には、カバー側フランジ部12Fがカバー部材12の全周にわたって連続して設けられている。
トレイ側フランジ部11Fとカバー側フランジ部12Fとの間には、図示しないガスケットが介装される。トレイ部材11及びカバー部材12は、このガスケットを圧縮変形させながらトレイ側フランジ部11Fとカバー側フランジ部12Fとを接合し、図示しない複数のボルト及びナットを有する接合部材によって締結されることにより、バッテリケース10が密閉される。
なお、これらトレイ部材11及びカバー部材12はそれぞれ、インジェクション成形(射出成形)により各部が一体に成形されている。なお、インジェクション成形とは、最も一般的な樹脂成形方法であり、キャビティ(凹型)とコア(凸型)とからなる金型内に製品形状を彫りこんで、成形機内で加熱されて溶融した樹脂原料を金型内に高圧で注入して成形する方法である。本トレイ部材11及びカバー部材12は、樹脂原料に強化繊維が加えられて成形される。
支持部材13は、トレイ部材11の幅方向(短手方向)に延びる複数(ここでは、4本)の幅方向支持部13Wと、幅方向支持部13Wに直交する方向(すなわち、トレイ部材11の長手方向)に延設され、これら幅方向支持部13Wを接続する複数(ここでは、2本)の長手方向支持部13Lとを有し、幅方向支持部13Wと長手方向支持部13Lとによりいわゆる井桁の形状に構成されている。複数の幅方向支持部13Wの両端部及び長手方向支持部13Lの前端部は、トレイ部材11の周壁よりも外側へ突出しており、この突出した両端部及び前端部には、それぞれフレーム構体と固定される固定部13Fを有する。
バッテリケース10に収容されるバッテリは、例えば、リチウムイオン電池で構成されるバッテリセルを複数個直列に接続して一体化したものである。これにより、走行駆動等の動力源となる高電圧回路が形成されている。バッテリユニット5には、この高電圧回路を遮断することで、バッテリを電気的に遮断するためのサービスプラグ14〔図3(a)及び図3(b)参照〕が装備されている。サービスプラグ14は、サービスプラグ14のベース部材15に短絡用のプラグ本体16が挿入されることで高電圧回路が閉成し、ベース部材15からプラグ本体16が外されることで回路が開放されて高電圧回路が開成されるように構成されている。
なお、プラグ本体16には操作レバー17が回動自在に支持されており、この操作レバー17を倒し方向に回動することで、プラグ本体16に設けられた短絡端子がベース部材15に設けられた回路端子に挿入された状態で固定され、高電圧回路が通電状態となる〔図3(a)中に実線で示す〕。一方、操作レバー17を起こし方向に回動することで、プラグ本体16の短絡端子がベース部材15の回路端子から外され、高電圧回路が遮断状態となる〔図3(a)中に操作レバー17の回動途中の状態を二点鎖線で示す〕。
図4に示すように、バッテリケース10のカバー部材12の上面には、サービスプラグ14を外部から操作するための開口12a〔図3(a)及び図3(b)参照〕が形成され、この開口12aにはプラグカバー装置18が設けられている。なお、ここでは、バッテリケース10の左前方にプラグカバー装置18が設けられている。
次に、プラグカバー装置18について、図1〜図3(b)を用いて説明する。図1〜図3(b)に示すように、プラグカバー装置18は、ブーツ部材30と、ブーツ部材30に形成された開口部37を閉塞するプラグカバー20と、ブーツ部材30をカバー部材12に取り付けるための取付部材40とを有する。
ブーツ部材30は、バッテリユニット5に装備されるサービスプラグ14を内装する部材であり、トレイ部材11及びカバー部材12と同様、例えばガラス繊維等の繊維を補強材として混合されて強度,剛性を向上させた繊維強化樹脂(FRP)で構成され、インジェクション成形により一体成形されている。ブーツ部材30は、カバー部材12に取り付けられたときに、カバー部材12の上面から鉛直方向上方に立設されたブーツ本体31と、ブーツ部材30を支持する支持部32と、プラグカバー20と係合されるブーツ側係合部33と、プラグカバー20と締結されるブーツ側締結部34とを有する。
ブーツ本体31は、サービスプラグ14を操作するための開口部37を有する筒状に形成されており、ブーツ本体31及び開口部37の外形形状は共に、上面視において四隅の角部が円弧状に丸められた長方形になっている。なお、この開口部37は、カバー部材12に形成された開口12aよりも大きく形成されて開口部37を覆い、バッテリケース10の内部と外部とを連通する。
支持部32は、図1に示すように、ブーツ本体31のカバー部材12側の端部(すなわち、下端)から水平方向に沿って外側に向けて突設されており、カバー部材12の上面に当接してブーツ部材30を支持する。この支持部32は、ブーツ本体31の全周にわたって連続して設けられており、ブーツ本体31よりも厚く形成されている。また、支持部32の長手方向に延在する長手方向支持部32Lには、取付袋ナット43がそれぞれ2つずつ埋設されており、支持部32の下面から取付ボルト42が螺合されるようになっている。また、長手方向支持部32Lの下面であって取付袋ナット43の間には、下向きに凸の位置決め用突起としてのボス部38が形成されている。このボス部38は、後述する位置決め用孔部としての嵌合孔部41cに挿入されることにより、取付部材40に対するブーツ部材30の位置決めを行う。なお、位置決め用突起の形状はこれに限られない。
ブーツ側係合部33は、図3(a)に示すように、ブーツ本体31の支持部32が設けられていない側の端部(すなわち、上端)から水平方向に沿って内側に向けてわずかに突設されている。このブーツ側係合部33により、ブーツ部材30の上端では開口部37よりもわずかに小さな開口部(以下、上端開口部という)37′が形成されている。ブーツ側係合部33は、ブーツ本体31の全周にわたって連続して設けられており、ブーツ本体31と略同じ厚みで形成されている。このブーツ側係合部33には、後述するカバー側係合部23が係合密着される。
ブーツ側締結部34は、図1に示すように、後述するプラグカバー20のカバー本体21に設けられるカバー側締結部24と対応する位置に設けられている。ここでは、ブーツ本体31の立設された側面の上方であって、長手方向中間部に設けられている。また、ブーツ側締結部34には、プラグカバー20をブーツ部材30に締結し固定するための締結ボルト26が挿通される締結ボルト孔35が形成され、さらにその内部に締結ボルト26と螺合される締結袋ナット36が埋設されている。
取付部材40は、板金製の板状取付部41と、取付ボルト42と、取付袋ナット43とを有する。板状取付部41は、バッテリケース10の内側の面、すなわち、カバー部材12の下面に取り付けられ、板状取付部41とブーツ部材30の支持部32とによりカバー部材12を挟む構成となっている。板状取付部41は、上面視においてその外形形状がブーツ部材30の支持部32の外形形状よりも大きく形成されている。また、板状取付部41は、その中心部に孔部47が形成されており、孔部47は、上面視において、ブーツ部材30の開口部37よりも長手方向が短い略四角形に形成されている。この孔部47は、カバー部材12に形成された開口12aとブーツ部材30に形成された開口部37とともに、バッテリケース10の内部と外部とを連通する。
また、板状取付部41には、孔部47の周囲に取付ボルト42が挿通される取付ボルト用孔部41aと、サービスプラグ14のベース部材15と結合される結合ボルト44が挿通される結合ボルト用孔部41bと、ボス部38が嵌合される嵌合孔部41cとが形成されている。取付ボルト用孔部41aは、ブーツ部材30の長手方向支持部32Lに埋設された取付袋ナット43に対応する位置にそれぞれ形成されている。また、結合ボルト用孔部41bは、ブーツ部材30の長手方向両端部に2箇所ずつ形成されている。また、嵌合孔部41cは、ブーツ部材30の幅方向両端部に1箇所ずつ形成され、ブーツ部材30の長手方向支持部32Lに形成されたボス部38に対応する位置に設けられている。なお、ここでは、嵌合孔部41cは、一方が丸穴、他方が長穴に形成され、取付部材40に対するブーツ部材30の相対移動が許容されているが、嵌合孔部41cの形状はこれに限られない。
プラグカバー20は、図2(a)及び図2(b)に示すように、例えばゴム等の弾性部材で構成されたカバー本体21と、カバー本体21の骨格構造として装備され、カバー本体21よりも弾性的に硬い、すなわち、弾性変形しにくい部材(例えば、板金)で構成された形状保持部材としての板状部材22と、カバー本体21と板状部材22とが重合した重合部29であって、ブーツ部材30のブーツ側締結部34と対応する位置に設けられたカバー側締結部24に形成されたカバー側ボルト孔(ボルト孔)25とを有する。なお、板状部材22は、単に剛性を与えるだけでなく、カバー本体21よりも弾性的に硬い部材で剛性はあるが、外力によるプラグカバー20の変形を許容し、外力が除去されると復元する形状保持部材である。
カバー本体21は、ブーツ部材30の開口部37の形状に対応する形状に形成されており、ここでは、上面視において四隅の角部が円弧状に丸められた長方形となっている。また、カバー本体21は、ブーツ部材30の上端開口部37′よりも大きな形状に形成されており、長手方向及び幅方向の中間部に上方に凸になった凸部27と、周縁部にブーツ部材30のブーツ側係合部33と係合密着するカバー側係合部(係合部)23とを有する。凸部27は、カバー本体21の外形形状と同じ形状に形成され、水平方向に延在する上面27aと、上面27aの外周に連続して形成された傾斜部27bとを有する。
カバー側係合部23は、図3(a)及び図3(b)に示すように、ブーツ側係合部33と係合されたときに、ブーツ側係合部33の上面に位置する上係合部23aと、ブーツ側係合部33の下面に位置する下係合部23bとから構成され、いずれも先細に形成されている。プラグカバー20とブーツ部材30とは、ブーツ側係合部33の上下面をカバー側係合部23の上係合部23aと下係合部23bとで狭持することにより係合密着され、防水性が確保されている。
また、カバー本体21は、ブーツ部材30と締結されたときに開口部37に臨む面(すなわち、カバー本体21の下面)に、下方に向けて突設された突起部28を有する。言い換えると、突起部28は、カバー本体21のブーツ部材30側の面に形成され、ブーツ部材30に内装されるサービスプラグ14の操作レバー17に向けて突設されている。突起部28は、操作レバー17を通電状態から起こし方向に回動させたときに、遮断状態にする最小の起こし角度αで操作レバー17と接触する長さに設定されている。すなわち、操作レバー17が角度αよりも倒された状態でなければプラグカバー20をブーツ部材30に取り付けられないようになっている。
なお、ここでは、突起部28は3箇所に形成され、それぞれカバー本体21と同程度の厚みで幅方向に延設されることにより、カバー本体21の剛性を確保するように構成されているが、突起部28の形状はこれに限られない。また、板状部材22によりカバー本体21の剛性は確保されるため、突起部28は、例えば操作レバー17に接触する位置にのみ設けられていてもよい。また、突起部28は形成されていなくてもよい。
カバー側締結部24は、図1,図2(a)及び図2(b)に示すように、カバー本体21の凸部27の長手方向に延在する傾斜部27bから水平方向に沿って外側へ向けて延設され、カバー本体21の外周よりも外側まで突設されている。すなわち、カバー側締結部24は、カバー本体21の外側へ突出した重合部29に形成されている。なお、ここでは、重合部29は、カバー本体21の一方向のみへ突出している。
カバー側締結部24のカバー本体21よりも突出した部分には、1本の締結ボルト26によってカバー本体21をブーツ部材30に締結し固定するためのカバー側ボルト孔25が1つだけ形成されている。なお、ここでは、カバー側ボルト孔25は、締結ボルト26の軸部の横断面形状よりも大きな長穴に形成されているが、カバー側ボルト孔25の形状は長穴に限られず、円であってもよい。カバー側ボルト孔25は、ブーツ部材30のブーツ側締結部34に形成されたブーツ側ボルト孔35と連通する。
板状部材22は、カバー本体21に内蔵され、カバー本体21の骨格を構成する。言い換えると、板状部材22は、カバー本体21の厚さ方向中間部にカバー本体21の上下面と略平行になるように設けられている。板状部材22は、図2(b)に実線で示すように、カバー本体21の長手方向及び幅方向のそれぞれ中間部に設けられる本体部22aと、カバー側締結部24に沿って延びる延設部22bとから構成されている。なお、板状部材22は、カバー側係合部23と重合しない箇所に設けられている。
本体部22aは、上面視において長方形をなし、カバー本体21の凸部27の上面27aに内蔵されている。また、延設部22bは、本体部22aの長手方向中間部に接続され、本体部22aの幅方向に延びてカバー側締結部24の先端まで延設され、カバー側締結部24と同様、カバー側ボルト孔25が形成されている。すなわち、カバー側ボルト孔25は、カバー本体21から延設されたカバー側締結部24と、カバー本体21の形状保持部材として装備された板状部材22とが重なり合った重合部29に形成されている。
本実施形態にかかるプラグカバー装置18は上述のように構成されており、以下のようにしてバッテリケース10のカバー部材12に取り付けられる。
まず、板状取付部41を、4本の結合ボルト44を上方から螺合させることにより、サービスプラグ14のベース部材15に結合させる。次に、ブーツ部材30の支持部32をカバー部材12の上面に配置する。このとき、位置決め用のボス部38を嵌合孔部41cに挿入して嵌合させ、取付部材40に対するブーツ部材30の位置決めを行う。そして、カバー部材12の下面に取り付けられた板状取付部41の下方から4本の取付ボルト42を挿入し、支持部32に埋設された取付袋ナット43に螺合させることにより、ブーツ部材30をカバー部材12に固定する。
そして、プラグカバー20のカバー側係合部23をブーツ部材30のブーツ側係合部33に係合密着させる。このとき、カバー本体21は弾性部材のゴムで形成されており、容易に変形することができるため、カバー側係合部23の下係合部23bをブーツ側係合部33の下面に潜り込ませて嵌め込むことにより、プラグカバー20をブーツ部材30に係合密着させることができる。
プラグカバー20をブーツ部材30に取り付けた後、カバー側締結部24に設けられた1つのカバー側ボルト孔25に1本の締結ボルト26を螺合させ、プラグカバー20をブーツ部材30に締結させ固定する。
したがって、バッテリユニット5のメンテナンス時等でバッテリユニット5を車体から降ろすときは、まず、フロアパネル3に設けられたサービスプラグ14用の開口(図示略)を車室内から開け、フロアパネル3の下方に配置されたバッテリケース10に設けられたプラグカバー装置18の締結ボルト26を、特定の工具を使用して取り外す。そして、プラグカバー20を取り外し、操作レバー17を起こし方向へ回動させ、高電圧回路を遮断状態にする。
したがって、本プラグカバー装置によれば、プラグカバー20のカバー本体21とブーツ部材30とが、カバー側係合部23及びブーツ側係合部33において係合密着するため、プラグカバー装置18の防水性を確保することができる。また、カバー本体21は、形状保持部材としての板状部材22と、締結ボルト26によってブーツ部材30と締結し固定するカバー側ボルト孔25とを有しているため、プラグカバー20全体の剛性を高めることができるとともに、締結ボルト26を特定の工具を用いて取り外さなければプラグカバー20を取り外すことができない。そのため、サービスプラグ14へのアクセスを適正に制限することができる。
また、カバー本体21に形成された突起部28によって、操作レバー17が角度αよりも倒された状態でなければプラグカバー20をブーツ部材30に取り付けられないようになっているため、高電圧回路が通電状態になっていなければプラグカバー20はブーツ部材30へは取り付けられない。そのため、バッテリユニット5のメンテナンス等を行った後、誤って高電圧回路を遮断状態のままにしてしまうことを防ぐことができる。
また、カバー本体21の周縁部にカバー側結合部23が形成されているため、プラグカバー20の周縁部を密着係合することができ、確実に防水性を確保することができる。また、カバー本体21の長手方向及び幅方向のそれぞれ中間部に形成された凸部27に板状部材22が装備されているため、カバー本体21の周縁部の一部からカバー本体21をめくってプラグカバー20を開けることができないように構成されており、サービスプラグ14へのアクセスを適正に制限することができる。
また、カバー側ボルト孔25が形成されたカバー側締結部24を有する重合部29がカバー本体21の外側へ突出して設けられているため、プラグカバー20の強度や防水性を確保しながら、カバー本体21とブーツ部材30との締結を適正に行うことができる。このとき、重合部29がカバー本体21の一方向にのみ突出して設けられているため、カバー側ボルト孔25は1つのみ形成すればよく、プラグカバー20の強度や防水性を確保しながら、1本の締結ボルト26を螺合することにより、サービスプラグ14へのアクセスを適正に制限しながら、プラグカバー20を取り外すときは、特定の工具を用いて容易に取り外すことができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
例えば、上記実施形態では、板状部材22は、カバー本体21に内蔵されて骨格を形成しているが、板状部材22はカバー本体21に内蔵されていなくてもよく、例えば、カバー本体21の下面に接着されていてもよい。また、凸部27に設けられていなくてもよく、傾斜部27bまで延びていてもよい。
また、プラグカバー20及びブーツ部材30の外形形状は、上面視において長方形に限られず、他の矩形でもよく、円形であってもよい。また、板状取付部41の形状も上記実施形態に限られず、種々の形状を採用可能である。
また、カバー側係合部23及びブーツ側係合部33は、プラグカバー20及びブーツ部材30の周縁部にのみに設けられていなくてもよく、プラグカバー20をブーツ部材30へ係合密着でき、防水性が確保できればよく、他の形状であってもよい。
また、カバー本体21は弾性部材であればゴムに限られず、例えば樹脂製であってもよい。また、板状部材22は板金に限られず、カバー本体21よりも弾性的に硬い部材であればよい。
また、重合部29は、カバー本体21の一方向にのみ突出して形成されていなくてもよく、また、外側に突出していなくてもよい。
また、カバー側ボルト孔25は1つに限られず、2つ以上設けてもよい。
また、バッテリケース10の構造、すなわち、トレイ部材11,カバー部材12及び支持部材13の形状や配置等は上記実施形態に限られない。
1 電気自動車
3 フロアパネル
5 バッテリユニット
10 バッテリケース
11 トレイ部材
12 カバー部材
14 サービスプラグ
17 操作レバー
18 プラグカバー装置
20 プラグカバー
21 カバー本体
22 板状部材
23 カバー側係合部(係合部)
24 カバー側締結部
25 カバー側ボルト孔(ボルト孔)
26 締結ボルト
28 突起部
29 重合部
30 ブーツ部材
31 ブーツ本体
32 支持部
37 開口部
40 取付部材

Claims (5)

  1. 電気自動車のバッテリユニットに装備されるサービスプラグが内装されるブーツ部材と、前記サービスプラグを操作するために前記ブーツ部材に形成された開口部を閉塞するプラグカバーと、を有するプラグカバー装置であって、
    前記プラグカバーは、
    弾性部材で構成され前記ブーツ部材と係合密着する係合部を有するカバー本体と、
    前記カバー本体の形状保持部材として装備され、前記カバー本体よりも硬い部材で構成される板状部材と、
    記カバー本体を前記ブーツ部材に締結ボルトによって締結し固定するためのボルト孔と、を有し、
    前記板状部材は、前記カバー本体の長手方向及び幅方向のそれぞれの中間部に設けられる本体部と、前記本体部に接続される延設部とで構成され、
    前記ボルト孔は、前記カバー本体と前記延設部とが重合した重合部に形成され、
    前記重合部は、前記カバー本体の外側へ突設され
    ことを特徴とする、プラグカバー装置。
  2. 前記延設部は、前記本体部の長手方向中間部に接続される
    ことを特徴とする、請求項1記載のプラグカバー装置。
  3. 前記サービスプラグは、前記バッテリユニットに装備されるバッテリを電気的に遮断可能な操作レバーを有し、
    前記プラグカバーは、前記カバー本体に形成され、前記操作レバーに向けて突出した突起部を有する
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載のプラグカバー装置。
  4. 前記係合部は、前記カバー本体の周縁部に設けられ、
    前記板状部材は、前記カバー本体の中間部であって前記係合部と重合しない箇所に装備されている
    ことを特徴とする、請求項1〜3の何れか1項に記載のプラグカバー装置。
  5. 前記重合部は、前記カバー本体の一方向のみへ突出する
    ことを特徴とする、請求項1〜の何れか1項に記載のプラグカバー装置。
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