JP5359172B2 - ネットシート - Google Patents
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Description
第1の発明は、シートフレームに張設されたネットにより着座者の荷重を弾性的に支持するネットシートであって、前記ネットの周縁に係合部材を備えるとともに、前記シートフレームには溝部が設けられており、前記溝部に前記係合部材が挿入されて前記ネットが前記シートフレームに緊張状態で取り付けられるネットの取付構造を有し、前記係合部材は、挿入部と、前記挿入部に凸設されて前記ネットの周縁が取り付けられる基部とを有し、前記溝部は、前記挿入部が嵌合可能な形状であるとともに、前記挿入部が嵌った状態で前記基部が前記溝部の開口縁部から突出する深さに形成されており、該ネットの取付構造は、前記係合部材を前記溝部に該溝部の開口縁部を支点として回動させながら挿入可能であるとともに、前記ネットが取り付けられた状態では、前記開口縁部から前記基部が突出していることにより、前記ネットの張力により前記係合部材には前記溝部内で回転しようとする回転力が作用するが、前記溝部は前記回転力による前記係合部材の回転軌道に干渉する形状とされており、前記回転力による前記係合部材の回転が許容されないことを特徴とする。
上記第1の発明のネットシートによれば、作業者が治具等を用いずにシートフレームにネットを取り付けることが可能である。
上記第1の発明のネットシートによれば、解体しやすい。
先ず、ネット20は、周縁に備えられた係合部材22をバックフレーム30に設けられた溝部32に挿入する操作によりバックフレーム30に取り付けられる。このとき、ネット20を緊張状態で取り付けるために、後方に開口する溝部32に対してネット20の張力に抗して係合部材22を押し込むこととなるが、溝部32の開口縁部36を支点として係合部材22を回動させながら溝部32に押し込むことができるため、比較的小さい操作力でネット20を取り付けることができる。しかも、係合部材22は指で押し込むことが可能な大きさであるため、作業者は、例えば、バックフレーム30の前方からネット20をバックフレーム30の前側に配設し、そのまま前方から片手でネット20の周縁を溝部32に巻き込むようにして指で係合部材22を溝部32に押し込むことにより容易にネット20を取り付けることができる。
次に、ネット20が取り付けられた状態では、溝部32の開口縁部36から係合部材22の基部26が突出していることにより、ネット20の張力により係合部材22に開口縁部36を支点とする回転力が生じるが、該回転力による係合部材22の回転軌道Aと溝部32のとが干渉しており、回転できない。したがって、着座荷重によりネット20により大きな張力Tが生じた場合でも係合部材22は溝部32から抜けにくく、ネット20の取り付け状態を維持することができる。
例えば、係合部材22を溝部32の開口方向(後方)へ引っ張ることにより溝部32から引き抜いてネット20を容易に取り外して解体することが可能であるが、引き抜くにあたり把持することのできる把持部を予め設けておけば、解体の容易性を一層向上させることが可能である。例えば、図6に示されるように、基部26の端部に指を引っ掛けて後方Bへ引くことのできる凸部50を形成して把持部としてもよい(変形例1)。また、例えば、図7に示されるように、把持部は、挿入部24の基端面24aから後方Bへ突起する摘み52として形成することもできる(変形例2)。把持部は、ネットシート10見栄え上支障のない少なくとも一箇所に設けられるのが好ましい。ネット20の周縁の一箇所で係合部材22を溝部32から引き抜けば、引き抜かれた部分から手繰って係合部材22全体を引き抜くことができる。
14 シートバック
16 ネットの取付構造
20 ネット
22 係合部材
30 バックフレーム
32 溝部
34 開口端部
36 開口縁部
50 凸部(把持部)
52 摘み(把持部)
Claims (1)
- シートフレームに張設されたネットにより着座者の荷重を弾性的に支持するネットシートであって、
前記ネットの周縁に係合部材を備えるとともに、前記シートフレームには溝部が設けられており、前記溝部に前記係合部材が挿入されて前記ネットが前記シートフレームに緊張状態で取り付けられるネットの取付構造を有し、
前記係合部材は、挿入部と、前記挿入部に凸設されて前記ネットの周縁が取り付けられる基部とを有し、
前記溝部は、前記挿入部が嵌合可能な形状であるとともに、前記挿入部が嵌った状態で前記基部が前記溝部の開口縁部から突出する深さに形成されており、
該ネットの取付構造は、前記係合部材を前記溝部に該溝部の開口縁部を支点として回動させながら挿入可能であるとともに、前記ネットが取り付けられた状態では、前記開口縁部から前記基部が突出していることにより、前記ネットの張力により前記係合部材には前記溝部内で前記開口縁部を支点として回転しようとする回転力が作用するが、前記溝部は前記回転力による前記係合部材の回転軌道に干渉する形状とされており、前記回転力による前記係合部材の回転が許容されない構成であり、
前記ネットの取付構造は、前記係合部材を作業者が前記シートフレームの溝部に指で押し込むことにより挿入可能であり、
前記係合部材には、該係合部材を前記溝部から引き抜くにあたり把持することのできる把持部が設けられていることを特徴とするネットシート。
Priority Applications (1)
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JP2008264048A JP5359172B2 (ja) | 2008-10-10 | 2008-10-10 | ネットシート |
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JP2008264048A JP5359172B2 (ja) | 2008-10-10 | 2008-10-10 | ネットシート |
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JP5359172B2 true JP5359172B2 (ja) | 2013-12-04 |
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Family Applications (1)
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JP2008264048A Expired - Fee Related JP5359172B2 (ja) | 2008-10-10 | 2008-10-10 | ネットシート |
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