JP5357226B2 - ヒドロキシカルボン酸の結晶化法 - Google Patents
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Description
R1はC1〜5アルキルであり;R2はH、またはC1〜5アルキルであり;R3及びR4は、HまたはC1〜5アルキルから独立して選択され;a及びbは共に二重結合であるか、aまたはbの一方が単結合であり他方が二重結合であるか、またはaとbが共に単結合である)で表される化合物の結晶化法に関する。該化合物(1)は、高脂血症の治療薬、特に下記一般式(3)
R*は
R、a、及びbは前記に同じであり;R5はHまたはCH3である)で表されるHMG−CoA還元酵素を阻害することでコレステロール生合成を制限する一群の高機能薬剤の共通中間体として極めて有用な化合物である。
カラム:ナカライテスク(株)製ODSカラム Cosmosil 5C18−AR−300
溶離液:アセトニトリル/0.1%燐酸水溶液(pH4.2)=50/100(v/v)
流速 :1.5ml/min
検出 :238nm(UV検出器)
温度 :35℃
これらの溶媒は単独で用いても良いし、2種以上を混合して用いても良い。また、言うまでもなく、上記以外の溶媒が悪影響のない範囲で存在しても良い。
これらの溶媒は単独で使用しても良いし、2種以上を混合して用いても良い。また、言うまでもなく上記以外の溶媒が悪影響のない範囲で存在しても良い。
懸濁量の上限は特に制限はないが、経済性等も考慮し、化合物(1)全量に対して、通常30重量%以下が好ましく、より好ましくは20重量%以下である。
カラム:ナカライテスク(株)製ODSカラム Cosmosil 5C18−AR−300
溶離液:アセトニトリル/0.1%燐酸水溶液(pH4.2)=50/100(v/v)
流速 :1.5ml/min
検出 :238nm(UV検出器)
温度 :35℃
7−[1,2,6,7,8,8a(R)−ヘキサヒドロ−2(S),6(R)−ジメチル−8(S)−ヒドロキシ−1(S)−ナフチル]−3(R),5(R)−ジヒドロキシヘプタン酸のカリウム塩溶液の調製
一般式(2)でのRがCH3、a及びbが二重結合である、6(R)−[2−[8(S)−(2−メチルブチリルオキシ)−2(S),6(R)−ジメチル−1,2,6,7,8,8a(R)−ヘキサヒドロナフチル−1(S)]エチル]−4(R)−ヒドロキシ−3,4,5,6−テトラヒドロ−2H−ピラン−2−オン(以下ロバスタチンと略す)の16.6g(純度97%、0.04モル)を2−プロパノール100mlに懸濁させ、攪拌下に水酸化カリウム15.84g(85%純度、0.24モル)を加えて80℃へ加熱し反応させた。反応6時間後、反応液の一部を高速液体クロマトグラフィーにて分析し、原料ロバスタチンの残存率が0.5%以下となっていることを確認した後、室温まで冷却した。減圧濃縮により、2−プロパノールを留去し、留去した2−プロパノールと同容量のイオン交換水を加える操作を2回実施し、6重量%の7−[1,2,6,7,8,8a(R)−ヘキサヒドロ−2(S),6(R)−ジメチル−8(S)−ヒドロキシ−1(S)−ナフチル]−3(R),5(R)−ジヒドロキシヘプタン酸(以下、TOAと略す)のカリウム塩のアルカリ水溶液を得た。
参考例1と同じ操作で得られたTOA水溶液100g(TOA6g含有)に攪拌下、55%硫酸を添加してpH8へ調整した後、トルエン17gを加えた。室温下で攪拌しながら、10%硫酸を添加し、溶液のpHを3.0に調節した(硫酸添加時間は1時間)。pH3で30分攪拌後、析出しているTOA結晶を減圧下にヌッチェで濾取し(濾液全体でのTOA濃度は0.2重量%以下であった)、結晶を水とトルエンでそれぞれ洗浄した後、40℃にて真空下に一晩乾燥した。高速液体クロマトグラフィーによる分析によると、取得結晶の純度は96%、回収率は92%であった。
参考例1と同じ操作で得られたTOA水溶液100g(TOA6g含有)に攪拌下、55%硫酸を添加してpH8へ調整した後、トルエン100gを加えた。室温下で攪拌しながら、10%硫酸を添加し、溶液のpHを3.0に調節した(硫酸添加時間は1時間)。pH3で30分攪拌後、析出しているTOA結晶を減圧下にヌッチェで濾取し(濾液全体でのTOA濃度は0.2重量%以下であった)、結晶を水とトルエンでそれぞれ洗浄した後、40℃にて真空下に一晩乾燥した。高速液体クロマトグラフィーによる分析によると、取得結晶の純度は99%、回収率は86%であった。
参考例1と同じ操作で得られたTOA水溶液100g(TOA6g含有)に攪拌下、55%硫酸を添加してpH8へ調整した後、トルエン25gを加えた。55℃下で攪拌しながら、10%硫酸を添加し、溶液のpHを3.0に調節した(硫酸添加時間は1時間)。pH3で30分攪拌後、析出しているTOA結晶を減圧下にヌッチェで濾取し(濾液全体でのTOA濃度は0.4重量%であった)、結晶を水とトルエンでそれぞれ洗浄した後、40℃にて真空下に一晩乾燥した。高速液体クロマトグラフィーによる分析によると、取得結晶の純度は99%、回収率は83%であった。
参考例1と同じ操作で得られたTOA水溶液100g(TOA6g含有)に攪拌下、55%硫酸を添加してpH8へ調整した後、トルエン25gを加えた。5℃下で攪拌しながら、10%硫酸を添加し、溶液のpHを2.9に調節した(硫酸添加時間は1時間)。pH2.9で30分攪拌後、析出しているTOA結晶を減圧下にヌッチェで濾取し(濾液全体でのTOA濃度は0.2重量%以下であった)、結晶を水とトルエンでそれぞれ洗浄した後、40℃にて真空下に一晩乾燥した。高速液体クロマトグラフィーによる分析によると、取得結晶の純度は98%、回収率は96%であった。
参考例1と同じ操作で得られたTOA水溶液100g(TOA6g含有)に攪拌下、55%硫酸を添加してpH8へ調整した後、トルエン17gを加えた。室温下で攪拌しながら、10%硫酸を添加し、溶液のpHを5.0に調節した(硫酸添加時間は1時間)。pH5で30分攪拌後、析出しているTOA結晶を減圧下にヌッチェで濾取し(濾液全体でのTOA濃度は0.2重量%であった)、結晶を水とトルエンでそれぞれ洗浄した後、40℃にて真空下に一晩乾燥した。高速液体クロマトグラフィーによる分析によると、取得結晶の純度は98%、回収率は88%であった。
参考例1と同様の操作で得られたTOA水溶液100g(TOA4g含有)に攪拌下、55%硫酸を添加してpH8へ調整した後、ヘプタン25gを加えた。室温下で攪拌しながら、10%硫酸を添加し、溶液のpHを3.0に調節した(硫酸添加時間は1時間)。pH3で30分攪拌後、析出しているTOA結晶を減圧下にヌッチェで濾取し(濾液全体でのTOA濃度は0.2重量%以下であった)、結晶を水とトルエンでそれぞれ洗浄した後、40℃にて真空下に一晩乾燥した。高速液体クロマトグラフィーによる分析によると、取得結晶の純度は95%、回収率は97%であった。
参考例1と同様の操作で得られたTOA水溶液100g(TOA4g含有)に攪拌下、55%硫酸を添加してpH8へ調整した後、酢酸エチル25gを加えた。室温下で攪拌しながら、10%硫酸を添加し、溶液のpHを3.0に調節した(硫酸添加時間は1時間)。pH3で30分攪拌後、析出しているTOA結晶を減圧下にヌッチェで濾取し(濾液全体でのTOA濃度は0.6重量%であった)、結晶を水とトルエンでそれぞれ洗浄した後、40℃にて真空下に一晩乾燥した。高速液体クロマトグラフィーによる分析によると、取得結晶の純度は99%、回収率は68%であった。
参考例1と同じ反応操作で得られた脱アシル化反応液を室温まで冷却した後、55%硫酸にて約pH10へ調節した。析出してくる硫酸カリウムを減圧下にヌッチェにて濾別し、少量の2−プロパノールで洗浄した。得られる溶液は参考例1と同様に、減圧下に水へ溶媒置換し、TOAとして6重量%の水溶液を得た。この水溶液40g(TOA2.4g含有)を用い、攪拌下に55%硫酸を添加してpH8へ調整した後、2−プロパノール8gを加えた。室温下で攪拌しながら、10%硫酸を添加し、溶液のpHを3.0に調節した(硫酸添加時間は1時間)。pH3で30分攪拌後、析出しているTOA結晶を減圧下にヌッチェで濾取し(濾液全体でのTOA濃度は1.0重量%であった)、結晶を20重量%の2−プロパノール水溶液で洗浄した後、40℃にて真空下に一晩乾燥した。高速液体クロマトグラフィーによる分析によると、取得結晶の純度は80%、回収率は81%であった。
実施例1と同様の操作で得られたTOAの乾燥結晶10g(純度94%)を室温下にメタノール40gへ溶解した。25℃、攪拌下に水3gを15分かけて添加し、予備晶析を実施した。同温度で約30分攪拌し、析出したスラリーの攪拌状態が良くなったことを確認した(予備晶析での析出スラリー量12%、水に対するメタノール重量比率は13.3)。本晶析は、同温度で水35gを2時間かけて追加添加した。同温度で30分攪拌した後、析出しているTOA結晶を減圧下にヌッチェで濾取し、結晶を50%メタノール水溶液の少量で洗浄した(本晶析終了時の水に対するメタノール重量比率は1.05)。取得した結晶を40℃にて真空下に一晩乾燥し、高速液体クロマトグラフィーにて分析すると、取得結晶の純度は99.2%であり、回収率は87%であった。
実施例1と同様の操作で得られたTOAの乾燥結晶10g(純度94%)を2−プロパノール40gへ溶解し、水10gを添加後、25℃で実施例8と同じ操作で得られたTOA結晶0.1g(純度99%)を添加して1時間攪拌し、予備晶析を実施した。同温度で約30分攪拌し、析出したスラリーの攪拌状態が良くなったことを確認した(予備晶析での析出スラリー量4%、水に対する2−プロパノール重量比率は4.0)。本晶析は、同温度で水83gを2時間かけて添加した。同温度で30分攪拌した後、析出しているTOA結晶を減圧下にヌッチェで濾取し、結晶を30%2−プロパノール水溶液の少量で洗浄した(本晶析終了時の水に対する2−プロパノール重量比率は0.43)。取得した結晶を40℃にて真空下に一晩乾燥し、高速液体クロマトグラフィーにて分析すると、取得結晶の純度は98.8%であり、回収率は81%であった。
実施例1と同様の操作で得られたTOAの乾燥結晶10g(純度94%)をアセトン45gへ溶解し、水10gを添加後、25℃で実施例8と同じ操作で得られたTOA結晶0.1g(純度99%)を添加して1時間攪拌し、予備晶析を実施した。同温度で約30分攪拌し、析出したスラリーの攪拌状態が良くなったことを確認した(予備晶析での析出スラリー量10%、水に対するアセトンの重量比率は4.5)。本晶析は、同温度で水58gを2時間かけて追加添加した。同温度で30分攪拌した後、析出しているTOA結晶を減圧下にヌッチェで濾取し、結晶を40%アセトン水溶液の少量で洗浄した(本晶析終了時の水に対するアセトンの重量比率は0.66)。取得した結晶を40℃にて真空下に一晩乾燥し、高速液体クロマトグラフィーにて分析すると、取得結晶の純度は99.0%であり、回収率は84%であった。
実施例1と同様の操作で得られたTOAの乾燥結晶4g(純度94%)を室温下にアセトニトリル40gへ溶解し、水14gを添加後、25℃で実施例8と同じ操作で得られたTOA結晶0.1g(純度99%)を添加して1時間攪拌し、予備晶析を実施した。同温度で約30分攪拌し、析出したスラリーの攪拌状態が良くなったことを確認した(予備晶析での析出スラリー量8%、水に対するアセトンの重量比率は2.86)。本晶析は、同温度で水146gを2時間かけて追加添加した。同温度で30分攪拌した後、析出しているTOA結晶を減圧下にヌッチェで濾取し、結晶を30%アセトニトリル水溶液少量で洗浄した(本晶析終了時の水に対するアセトニトリルの重量比率は0.25)。取得した結晶を40℃にて真空下に一晩乾燥し、高速液体クロマトグラフィーにて分析すると、取得結晶の純度は99.3%であり、回収率は70%であった。
参考例1と同じ操作で得られたTOA水溶液100g(TOA6g含有)に攪拌下、55%硫酸を添加してpH8へ調整した。トルエンを添加しない以外は、実施例1と同様に、室温下で攪拌しながら10%硫酸を添加し、溶液のpHを3.0に調節した(硫酸添加時間は1時間)。黄色のオイル状析出物が生じたため、減圧下にヌッチェで濾取しようとしたが、殆ど結晶を濾取できず、濾取可能な結晶となっていないことが判った。
実施例1と同様の操作で得られたTOAの乾燥結晶10g(純度94%)を室温下にメタノール40gへ溶解した。25℃、攪拌下に水40gを約20分かけて連続添加したところ、途中で攪拌難の状態となった。予備晶析状態を経ることなく結晶化を行うと、工業的に操作性良く良好結晶を得るには問題があることが判った。
Claims (21)
- 下記一般式(1)
R1はC1〜5アルキルであり;R2はH、またはC1〜5アルキルであり;R3及びR4は、HまたはC1〜5アルキルから独立して選択され;a及びbは共に二重結合であるか、aまたはbの一方が単結合であり他方が二重結合であるか、またはaとbが共に単結合である)で表される化合物(1)の水混和性富溶媒溶液と水を混合して化合物(1)を結晶化する方法であって、
前記化合物(1)の水混和性富溶媒溶液は、下記一般式(2)
予め該化合物(1)の油状化及びスケーリングを抑制するために必要な懸濁量のスラリーを調製した後、該スラリーの存在下に本晶析を行うことを特徴とする化合物(1)の結晶化法。 - 必要な懸濁量は、本晶析終了時における化合物(1)の全量に対して30重量%以下である請求項1に記載の結晶化法。
- スラリーを、予備晶析、または、化合物(1)の結晶を添加することにより調製する請求項1または2に記載の結晶化法。
- 化合物(1)の水混和性富溶媒溶液と水との混合は、化合物(1)の水混和性富溶媒溶液に水を添加することにより行う請求項1〜3のいずれかに記載の結晶化法。
- 予備晶析において、水に対する水混和性富溶媒の重量比率が0.1〜20となる割合で、水混和性富溶媒溶液に水を添加する請求項3に記載の結晶化法。
- 化合物(1)の水混和性富溶媒溶液と水の混合は、化合物(1)の水混和性富溶媒溶液を水に添加することにより行う請求項1〜3のいずれかに記載の結晶化法。
- 予備晶析において、水に対する水混和性富溶媒の重量比率が1以下となる割合で、水混和性富溶媒溶液を水に添加する請求項3に記載の結晶化法。
- 化合物(1)の水混和性富溶媒溶液または水の添加を、連続添加または分割添加により行う請求項4〜7のいずれかに記載の結晶化法。
- 予備晶析の温度は70℃以下である請求項3に記載の結晶化法。
- 予備晶析の温度は0〜50℃である請求項9に記載の結晶化法。
- 本晶析の温度は70℃以下である請求項1〜9のいずれかに記載の結晶化法。
- 本晶析において、最終的に30℃以下に冷却して晶出量を高める請求項11に記載の結晶化法。
- 本晶析終了時において、水に対する水混和性富溶媒の重量比率が0.01〜2である請求項1〜12のいずれかに記載の結晶化法。
- 結晶化に際し、予め、脱アシル化反応で副生した不純物または着色成分を吸着剤を用いて除去する請求項1〜13のいずれかに記載の結晶化法。
- 脱アシル化反応溶媒が、化合物(1)の水混和性富溶媒溶液における水混和性富溶媒を兼ねる請求項1〜14のいずれかに記載の結晶化法。
- 水混和性富溶媒がCnH2n+2Oで表されるC1〜6の飽和アルコール類、CnH2n+2O2で表されるC1〜8の飽和ジオール類、CnH2n+2O3で表されるC1〜8の飽和トリオール類、CnH2nOで表されるC3〜5のケトン類、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン、またはアセトニトリルである請求項1〜15のいずれかに記載の結晶化法。
- 水混和性富溶媒がメタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、ブタノール、2−ブタノール、2−メチルプロパノール、t−ブタノール、2−メチルブタノール、1,2−エタンジオール、1,3−プロパンジオール、1,5−ペンタンジオール、アセトン、メチルエチルケトン、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン、アセトニトリル、またはこれらの混合溶媒である請求項1〜15のいずれかに記載の結晶化法。
- 水混和性富溶媒がメタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、アセトン、アセトニトリル、またはこれらの混合溶媒である請求項17に記載の結晶化法。
- 水混和性富溶媒がメタノール、2−プロパノール、アセトン、アセトニトリル、またはこれらの混合溶媒である請求項18に記載の結晶化法。
- RがCH3またはOHである請求項1〜19のいずれかに記載の結晶化法。
- RがCH3である請求項20に記載の結晶化法。
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