JP5356335B2 - 建設機械 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば油圧ショベル、ホイールローダ等の建設機械に関し、特にエンジンによって駆動される冷却ファンを備えた建設機械に関する。
一般に、建設機械の代表例としての油圧ショベルは、自走可能なクローラ式の下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体とにより車体が構成され、上部旋回体の前部側には、作業装置が俯仰動可能に設けられている。そして、油圧ショベルは、上部旋回体を旋回させつつ作業装置を用いて土砂の掘削作業等を行うものである。
ここで、油圧ショベルの上部旋回体は、支持構造体をなす旋回フレームと、該旋回フレームの後端側に設けられ作業装置との重量バランスをとるカウンタウエイトと、該カウンタウエイトの前側に位置して旋回フレームに設けられたエンジンと、該エンジンの近傍に配置され加熱された液体を冷却する熱交換器と、該熱交換器に対面して設けられエンジンによって駆動されることにより熱交換器に冷却風を供給する冷却ファンとを備えて構成されている。
この場合、熱交換器は、エンジン冷却水を冷却するラジエータ、作動油を冷却するオイルクーラ等により構成され、エンジンの作動時に冷却ファンが回転することにより、熱交換器に向けて冷却風が供給され、エンジン冷却水、作動油等の冷却すべき流体を冷却することができる構成となっている。
ところで、市街地等の狭い作業場所での掘削作業に用いる油圧ショベルとして、小旋回式の油圧ショベルが知られている。この小旋回式の油圧ショベルは、上部旋回体が下部走行体の車幅(左,右のクローラの間隔)とほぼ等しい左,右方向の幅寸法を有し、上方からみてほぼ円形状に形成され、上部旋回体がほぼ下部走行体の車幅内で旋回できるようになっている。このため、小旋回式の油圧ショベルは、カウンタウエイトの前面側に設けられるエンジンを、その出力軸の軸線が左,右方向に延びる横置き状態で配置すると共に、カウンタウエイトを旋回中心に接近させて配置することにより、上部旋回体をできるだけコンパクトに形成している。
ここで、上述の如くカウンタウエイトを旋回中心に接近させて配置する場合には、カウンタウエイトの前面が熱交換器の後端側と干渉するのを防止するため、例えばカウンタウエイトの前面に後方に向けて窪む凹窪部を設け、この凹窪部内に熱交換器の後端側を収容する方法等が採用されている。
しかし、熱交換器との干渉を防止するためにカウンタウエイトの前面に凹窪部を設けた場合には、カウンタウエイトとして必要な重量を確保するために、当該カウンタウエイトの形状が複雑化してしまうという問題がある。
これに対し、熱交換器を、エンジンの出力軸(クランク軸)の軸線に対しカウンタウエイトの前面から離間する方向にずらして配置した油圧ショベルが提案されている。この油圧ショベルでは、熱交換器に冷却風を供給する冷却ファンの回転軸も、エンジンの出力軸の軸線に対して偏心した位置に配置され、エンジンのクランク軸に取付けられたプーリと、冷却ファンの回転軸に取付けられたプーリとの間にはVベルトが巻回して設けられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−336419号公報
しかし、上述した従来技術による小旋回式の油圧ショベルは、冷却ファンの回転軸を、エンジンの出力軸の軸線に対して偏心した位置に配置し、エンジンの出力軸に取付けられたプーリと、冷却ファンの回転軸に取付けられたプーリとの間にVベルトを巻回している。
この場合、出力軸に取付けられるプーリには、通常、エンジン冷却水を循環させる水ポンプ用の回転軸に取付けられたプーリと、オルタネータ用の回転軸に取付けられたプーリとの間にVベルトが巻回されている。このため、出力軸に取付けられたプーリと、冷却ファンの回転軸に取付けられたプーリとの間にVベルトを巻回した場合には、2本のVベルトが出力軸の軸方向に並んで配置されることになり、エンジンと冷却ファンとの間の軸方向寸法が増大してしまう。
しかも、Vベルトの張力(テンション)を調整するための張力調整装置を、それぞれのベルト毎に1個ずつ合計2個設ける必要があるため、エンジンと冷却ファンとの間の軸方向寸法がさらに増大してしまう上に、部品点数の増大、構造の複雑化を招くという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、エンジンの出力軸の軸線に対して熱交換器をずらして配置した場合でも、冷却ファンを熱交換器に対面させて配置することができ、かつ、エンジンの回転を冷却ファンに伝達する機構の簡素化を図ることができるようにした建設機械を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため本発明は、自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体に設けられた作業装置とからなり、前記上部旋回体は、支持構造体をなし前端側に前記作業装置が取付けられた旋回フレームと、該旋回フレームの後端側に設けられ前記作業装置との重量バランスをとるカウンタウエイトと、該カウンタウエイトの前面側に位置して出力軸の軸線が左,右方向に延びる横置き状態で設けられたエンジンと、該エンジンの左,右方向の一側に位置して設けられ加熱された液体を冷却する熱交換器と、該熱交換器に対面して設けられ前記エンジンによって駆動されることにより該熱交換器に冷却風を供給する冷却ファンとを備えてなる建設機械に適用される。
そして、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記熱交換器は、前記エンジンの出力軸の軸線に対し前記カウンタウエイトの前面から離間する方向にずらして配置し、前記エンジンには、前記出力軸の軸線と平行に延びる軸線を有しエンジン冷却水を循環させる水ポンプを駆動するポンプ用回転軸を設け、前記冷却ファンを回転させるファン用回転軸は、前記ポンプ用回転軸の軸線に対して前記冷却ファンが前記熱交換器と対面する位置までずらした位置に設け、前記ポンプ用回転軸と前記ファン用回転軸との間には、前記ポンプ用回転軸の回転をファン用回転軸に伝達する回転伝達ロッド機構を設けたことにある。
請求項2の発明は、前記熱交換器には前記ファン用回転軸を回転可能に支持する回転軸支持部材を設け、前記冷却ファンは、前記回転軸支持部材の内側に位置して前記熱交換器との間に設け、前記回転伝達ロッド機構は、前記回転軸支持部材の外側に位置して前記ポンプ用回転軸と前記ファン用回転軸との間を連結する構成としたことにある。
請求項3の発明は、前記回転伝達ロッド機構は、先端側が前記ポンプ用回転軸にその軸線に対して偏心した位置まで延びたポンプ側レバーと、先端側が前記ファン用回転軸にその軸線に対して偏心した位置まで延びたファン側レバーと、前記ポンプ側レバーの先端側と前記ファン側レバーの先端側との間を連結する連結ロッドとにより構成したことにある。
請求項1の発明によれば、エンジンの出力軸の軸線に対して熱交換器をずらして配置することにより、冷却ファンのファン用回転軸をポンプ用回転軸の軸線に対してずらして配置した場合でも、回転伝達ロッド機構によってポンプ用回転軸の回転をファン用回転軸に伝達することにより、冷却ファンを、熱交換器と適正に対面させた状態で円滑に回転させることができる。この結果、該冷却ファンからの冷却風によって熱交換器を効率良く冷却することができ、建設機械の信頼性を高めることができる。
この場合、回転伝達ロッド機構を用いてポンプ用回転軸の回転をファン用回転軸に伝達することにより、ポンプ用回転軸とファン用回転軸との間にVベルトを巻回して設ける必要がなく、このVベルトの張力を調整するための張力調整装置も不要とすることができるので、ファン用回転軸に動力を伝達する機構を簡素化することができる。
しかも、ポンプ用回転軸の軸線に対するファン用回転軸の軸線のずれ(偏心量)が小さい場合でも、この偏心量に応じた小さな回転伝達ロッド機構を用いて、ポンプ用回転軸とファン用回転軸との間をコンパクトに連結することができる。また、ポンプ用回転軸とファン用回転軸との間にVベルト、張力調整装置等を設ける場合に比較して、エンジンと冷却ファンとの間の軸方向寸法を小さく抑えることができる。
この結果、Vベルトや張力調整装置を用いた大掛かりな動力伝達機構に比較して、回転伝達ロッド機構が占めるスペースを小さくすることができるので、カウンタウエイトの前面側に形成される狭隘なスペース内に、熱交換器、冷却ファン、回転伝達ロッド機構等を効率良く収容することができる。
請求項2の発明によれば、熱交換器に回転軸支持部材を設け、この回転軸支持部材によってファン用回転軸を回転可能に支持することにより、エンジンの出力軸の軸線に対しカウンタウエイトの前面から離間する方向に熱交換器をずらして配置した場合でも、冷却ファンを熱交換器に対して最適な位置で対面させることができ、冷却ファンからの冷却風によって熱交換器を適正に冷却することができる。
請求項3の発明によれば、エンジンのポンプ用回転軸が回転すると、この回転がポンプ側レバー、連結ロッド、ファン側レバーを介してファン用回転軸に伝達され、ポンプ用回転軸の回転に応じて冷却ファンを円滑に回転させることができる。この場合、ポンプ用回転軸とファン用回転軸との間は、ポンプ側レバー、連結ロッド、ファン側レバーの3部材によって連結されるので、例えばVベルトや張力調整装置を用いた複雑な動力伝達機構に比較して、構成の簡素化を図ることができ、製造コストの低減にも寄与することができる。
本発明の実施の形態による油圧ショベルを示す正面図である。 油圧ショベルを外装カバーの後部側を省略した状態で上方からみた平面図である。 エンジン、冷却ファン、回転伝達ロッド機構等を図2中の矢示III−III方向からみた拡大断面図である。 ポンプ用回転軸、ファン用回転軸、回転伝達ロッド機構、回転軸支持部材等を図3中の矢示IV−IV方向からみた拡大断面図である。 エンジン、冷却ファン、ポンプ用回転軸、ファン用回転軸、回転伝達ロッド機構等を示す斜視図である。
以下、本発明に係る建設機械の実施の形態を、油圧ショベルに適用した場合を例に挙げ、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図中、1は建設機械の代表例としての油圧ショベルを示し、この油圧ショベル1は、左,右のクローラ(履帯)2Aを有する自走可能なクローラ式の下部走行体2と、該下部走行体2上に旋回可能に搭載された上部旋回体3とにより車体が構成されている。そして、上部旋回体3の前部側には、スイング式の作業装置4が俯仰動可能に、かつ左,右方向に揺動可能に設けられ、この作業装置4によって土砂の掘削作業等を行うものである。
ここで、上部旋回体3は、図2に示すように、下部走行体2の車幅(左,右のクローラ2Aの間隔)とほぼ等しい左,右方向の幅寸法を有し、上方からみてほぼ円形状に形成されている。これにより、油圧ショベル1は、上部旋回体3が下部走行体2上で旋回動作を行ったときに、後述するカウンタウエイト10の後面10Aがほぼ下部走行体2の車幅内に収まる後方小旋回式の油圧ショベルとして構成されている。そして、上部旋回体3は、後述の旋回フレーム5、運転席6、カウンタウエイト10、エンジン11、熱交換器18、冷却ファン23、回転伝達ロッド機構28、外装カバー38等により構成されている。
5は上部旋回体3のベースとなる旋回フレームで、該旋回フレーム5は、左,右方向の中央部を前,後方向に延びる厚肉な平板状の底板5Aと、該底板5Aの上面側に立設され前,後方向に延びた左,右の縦板5B,5Cと、これら左,右の縦板5B,5Cの前端部に設けられた支持ブラケット5Dと、底板5Aの左側に設けられた円弧状の左枠部材5Eと、底板5Aの右側に設けられた円弧状の右枠部材5Fとにより大略構成され、強固な支持構造体をなしている。
そして、旋回フレーム5の前端側に位置する支持ブラケット5Dには、作業装置4が左,右方向に揺動可能に取付けられ、旋回フレーム5の底板5Aの後端側には後述のカウンタウエイト10が取付けられる構成となっている。また、右縦板5Cの後部側と右枠部材5Fの後部側との間には、熱交換器取付台5Gが配設され、この熱交換器取付台5G上には、後述する熱交換器18が取付けられる構成となっている。
6は旋回フレーム5の中央部に配設された運転席で、該運転席6はオペレータが着席するものである。そして、運転席6の前側には、オペレータによって操作される走行レバー・ペダル7が配置され、運転席6の左,右両側には、オペレータによって操作される作業レバー8が配置されている。また、運転席6の上側はキャノピ9によって覆われている。
10は旋回フレーム5の後端部に取付けられたカウンタウエイトで、該カウンタウエイト10は、例えば鋳造手段を用いて一体形成された重量物からなり、旋回フレーム5の後端部から上方に立上っている。そして、カウンタウエイト10は、旋回フレーム5の後端部から上方に立上ることにより、作業装置4との重量バランスをとると共に、後述のエンジン11、熱交換器18、油圧ポンプ19等を後方から覆うものである。
ここで、カウンタウエイト10の後面10Aは、上部旋回体3の旋回中心を中心とする円弧状に形成され、上部旋回体3が下部走行体2上で旋回動作を行ったときに、カウンタウエイト10の後面10Aがほぼ下部走行体2の車幅内に収まるようになっている。また、カウンタウエイト10は、上部旋回体3の旋回半径を小さく抑えるため、上部旋回体3の旋回中心に接近して配置されている。
11はカウンタウエイト10の前面10B側に位置して旋回フレーム5上に搭載されたエンジンを示し、該エンジン11は、後述の油圧ポンプ19等を駆動するものである。そして、エンジン11は、出力軸(クランク軸)11Aの軸線A−Aが左,右方向に延びる横置き状態で配置されている。また、エンジン11の左,右方向の一側(本実施の形態では右側)には、出力軸11Aよりも上側に位置して水ポンプ12と発電用のオルタネータ13とが前,後方向に並んで設けられている。
ここで、水ポンプ12は、エンジン11のウォータジャケット(図示せず)にエンジン冷却水を循環させるもので、エンジン11によって回転されるポンプ用回転軸12Aを有している。この場合、ポンプ用回転軸12Aは、エンジン11の出力軸11Aの真上に位置しており、ポンプ用回転軸12Aの軸線B−Bは、出力軸11Aの軸線A−Aと平行に延びている(図4中の軸線A−Aは、軸線B−Bの真下に重っている)。
一方、オルタネータ13は、エンジン11によって回転されるオルタネータ用回転軸13Aを有し、このオルタネータ用回転軸13Aの軸線は、ポンプ用回転軸12Aの前側でエンジン11の出力軸11Aの軸線A−Aと平行に延びている。
14はエンジン11の出力軸11Aに取付けられた駆動プーリ、15は水ポンプ12のポンプ用回転軸12Aに取付けられた第1の従動プーリ、16はオルタネータ13のオルタネータ用回転軸13Aに取付けられた第2の従動プーリを示している。ここで、第1の従動プーリ15は、駆動プーリ14よりも上側に位置し、第2の従動プーリ16は、駆動プーリ14よりも上側で第1の従動プーリ15よりも前側に位置し、これら駆動プーリ14、第1,第2の従動プーリ15,16は同一平面上に配置されている。
そして、駆動プーリ14、第1,第2の従動プーリ15,16にはVベルト17が巻回して設けられ、駆動プーリ14の回転がVベルト17を介して第1,第2の従動プーリ15,16に伝達されることにより、エンジン11によって水ポンプ12、オルタネータ13が駆動される構成となっている。また、第1の従動プーリ15の中心部には、ポンプ用回転軸12Aの軸線B−Bと同心上に円柱状のレバー取付部材15Aが突設され、該レバー取付部材15Aには、後述するポンプ側レバー29が固定される構成となっている。
18はエンジン11の左,右方向の一側(右側)に設けられた熱交換器を示し、該熱交換器18は、エンジン冷却水、作動油等の加熱された流体を冷却するものである。ここで、熱交換器18は、旋回フレーム5の熱交換器取付台5G上に取付けられたラジエータ18A、オイルクーラ18B等により構成され、ラジエータ18Aのうちオイルクーラ18Bとは反対側の面には、後述する冷却ファン23からの冷却風をラジエータ18A、オイルクーラ18Bに導くファンシュラウド18Cが設けられている。
この場合、熱交換器18は、図2に示すように、エンジン11の出力軸11Aの軸線A−Aに対し、カウンタウエイト10の前面10Bから離間する方向にずらして配置されている。これにより、図2中に二点鎖線で示すように、熱交換器18をカウンタウエイト10との干渉を避けた状態で、後述する外装カバー38内に収容できる構成となっている。
そして、ラジエータ18Aは、エンジン11のウォータジャケット(図示せず)との間で循環するエンジン冷却水の熱を、後述する冷却ファン23からの冷却風中に放熱することにより、加熱されたエンジン冷却水を冷却するものである。一方、オイルクーラ18Bは、油圧ショベル1に搭載された各種の油圧アクチュエータから作動油タンク(図示せず)に環流する作動油(戻り油)の熱を、冷却ファン23からの冷却風中に放熱することにより、加熱された作動油を冷却するものである。
19はエンジン11の左,右方向の他側(本実施の形態では左側)に取付けられた油圧ポンプで、該油圧ポンプ19は、エンジン11によって駆動されることにより、油圧ショベル1に搭載された各種の油圧アクチュエータに向けて作動用の圧油を供給するものである。
20は熱交換器18に設けられた回転軸支持部材を示し、該回転軸支持部材20は、後述するファン用回転軸24を回転可能に支持するものである。ここで、回転軸支持部材20は、図4および図5に示すように、中空な円筒状のボス筒体20Aと、該ボス筒体20Aの外周側に放射状に設けられた4本のブラケット20Bとにより大略構成されている。
この場合、ボス筒体20Aの外周面には、周方向に均等な角度間隔(例えば90度)をもって4個のブラケット取付板20Cが溶接されている。一方、各ブラケット20Bは、略L字状に折曲げられた狭幅な板体からなり、その一端側はボス筒体20Aのブラケット取付板20Cにボルト21を用いて締結されている。また、各ブラケット20Bの他端側は、例えば熱交換器18を構成するラジエータ18Aにボルト22を用いて締結されている。そして、回転軸支持部材20のボス筒体20Aは、熱交換器18のラジエータ18Aと対面した位置に配置され、該ボス筒体20Aによって後述のファン用回転軸24を支持する構成となっている。
次に、23は熱交換器18と対面して設けられた吸込式の冷却ファンを示し、該冷却ファン23は、回転軸支持部材20の内側(熱交換器18側)に位置して熱交換器18との間に設けられている。そして、冷却ファン23は、エンジン11によって駆動されることにより、図2中の矢示Fで示すように外装カバー38内に外気を吸込み、この外気を冷却風として熱交換器18のラジエータ18A、オイルクーラ18B等に供給するものである。ここで、冷却ファン23は、後述のファン用回転軸24、ファン本体26等により構成されている。
24は冷却ファン23のファン用回転軸で、該ファン用回転軸24は、回転軸支持部材20のボス筒体20Aに回転可能に支持され、ファン本体26を回転させるものである。ここで、図4に示すように、ファン用回転軸24の軸線C−Cは、エンジン11に設けられたポンプ用回転軸12Aの軸線B−Bと平行して左,右方向に延び、このポンプ用回転軸12Aの軸線B−Bに対し、冷却ファン23が熱交換器18と対面する位置までずらした位置に配置されている。即ち、ファン用回転軸24の軸線C−Cは、ポンプ用回転軸12Aの軸線B−Bに対し、距離Lだけ前方にずらして配置されている。
そして、ファン用回転軸24の軸方向の中間部位は、回転軸支持部材20のボス筒体20Aにボール軸受25を介して回転可能に支持されている。また、ファン用回転軸24の軸方向の一端側(右端側)には、ファン用回転軸24よりも大径な円板状の取付フランジ24Aが固着して設けられ、該取付フランジ24Aには、後述するファン本体26の内向きフランジ26Bが取付けられる構成となっている。一方、ファン用回転軸24の軸方向の他端側(左端側)には、ファン用回転軸24の軸線C−Cと同心上に円筒状のレバー取付部材24Bが固定され、該レバー取付部材24Bには、後述するファン側レバー30が固定される構成となっている。
26はファン用回転軸24に取付けられたファン本体で、該ファン本体26は、ファン用回転軸24と一体に回転することにより、熱交換器18に冷却風を供給するものである。ここで、ファン本体26は、ファン用回転軸24の取付フランジ24Aよりも大きな内径寸法をもって中心部に配置された円筒部26Aと、該円筒部26Aの内周側に設けられた内向きフランジ26Bと、円筒部26Aの外周側に設けられた複数枚の羽根26Cとにより構成されている。そして、ファン用回転軸24の取付フランジ24Aに、ファン本体26の内向きフランジ26Bをボルト27を用いて締結することにより、ファン用回転軸24にファン本体26が一体に固定されている。
28は水ポンプ12のポンプ用回転軸12Aと冷却ファン23のファン用回転軸24との間に設けられた回転伝達ロッド機構を示し、該回転伝達ロッド機構28は、回転軸支持部材20の外側(エンジン11側)に配置され、ポンプ用回転軸12Aとファン用回転軸24との間を連結している。そして、回転伝達ロッド機構28は、後述のポンプ側レバー29、ファン側レバー30、連結ロッド31等により構成され、ポンプ用回転軸12Aの回転をファン用回転軸24に伝達するものである。
29は水ポンプ12のポンプ用回転軸12Aに設けられたポンプ側レバーで、該ポンプ側レバー29は、ポンプ用回転軸12Aに固定された第1の従動プーリ15のレバー取付部材15Aに取付けらている。即ち、ポンプ側レバー29は、第1の従動プーリ15を介してポンプ用回転軸12Aに一体に固定されている。
ここで、ポンプ側レバー29は、例えば鋼板材等を用いて平板状に形成され、その基端側がレバー取付部材15Aに溶接等の手段を用いて固着され、先端側がレバー取付部材15Aの外周側から径方向外側に突出している。そして、ポンプ側レバー29の先端側には、後述する第1のピン32が挿通されるピン挿通孔29Aが穿設されている。このように、ポンプ側レバー29は、その先端側がポンプ用回転軸12Aの軸線B−Bに対して偏心した位置にまで延び、ポンプ側レバー29の先端側に設けられたピン挿通孔29Aの孔中心線D−Dは、ポンプ用回転軸12Aの軸線B−Bに対して距離L1だけ偏心している。
30は冷却ファン23のファン用回転軸24に設けられたファン側レバーで、該ファン側レバー30は、ファン用回転軸24に固定されたレバー取付部材24Bに取付けられている。即ち、ファン側レバー30は、レバー取付部材24Bを介してファン用回転軸24に一体に固定されている。
ここで、ファン側レバー30は、例えば鋼板材等を用いて平板状に形成され、その基端側がレバー取付部材24Bに溶接等の手段を用いて固着され、先端側がレバー取付部材24Bの外周側から径方向外側に突出している。そして、ファン側レバー30の先端側には、後述する第2のピン35が挿通されるピン挿通孔30Aが穿設されている。このように、ファン側レバー30は、その先端側がファン用回転軸24の軸線C−Cに対して偏心した位置まで延び、ファン側レバー30の先端側に設けられたピン挿通孔30Aの孔中心線E−Eは、ファン用回転軸24の軸線C−Cに対して距離L2だけ偏心している。
この場合、ポンプ側レバー29に設けられたピン挿通孔29Aの孔中心線D−Dとポンプ用回転軸12Aの軸線B−Bとの間の偏心量L1と、ファン側レバー30に設けられたピン挿通孔30Aの孔中心線E−Eとファン用回転軸24の軸線C−Cとの間の偏心量L2とは、等しい寸法に設定されている(L1=L2)。
31はポンプ側レバー29の先端側とファン側レバー30の先端側との間を連結する連結ロッドを示し、該連結ロッド31は、例えば鋼板材等を用いて狭幅な平板状に形成されている。そして、連結ロッド31の長さ方向の一端側には、第1のピン32が挿通されるピン挿通孔31Aが穿設され、長さ方向の他端側には、第2のピン35が挿通されるピン挿通孔31Bが穿設されている。
32はポンプ側レバー29の先端側と連結ロッド31との間を連結する第1のピンを示している。ここで、第1のピン32の一端側は、連結ロッド31のピン挿通孔31Aに回転可能に挿通され、第1のピン32の他端側は、ニードル軸受33を介してポンプ側レバー29のピン挿通孔29Aに回転可能に挿通されている。また、第1のピン32は、その一端側に大径な抜止めフランジ32Aが設けられ、他端側には抜止めリング34が着脱可能に取付けられている。
35はファン側レバー30の先端側と連結ロッド31との間を連結する第2のピンを示している。ここで、第2のピン35の一端側は、連結ロッド31のピン挿通孔31Bに回転可能に挿通され、第2のピン35の他端側は、ニードル軸受36を介してファン側レバー30のピン挿通孔30Aに回転可能に挿通されている。また、第2のピン35は、その一端側に大径な抜止めフランジ35Aが設けられ、他端側には抜止めリング37が着脱可能に取付けられている。
このように、水ポンプ12のポンプ用回転軸12Aに設けられたポンプ側レバー29の先端側と、冷却ファン23のファン用回転軸24に設けられたファン側レバー30の先端側との間は、連結ロッド31を介して連結されている。これにより、エンジン11によってポンプ用回転軸12Aが回転すると、この回転が、ポンプ側レバー29、第1のピン32、連結ロッド31、第2のピン35、ファン側レバー30等を通じてファン用回転軸24に伝達され、冷却ファン23を回転させることができる構成となっている。
38は運転席6を取囲んで旋回フレーム5上に設けられた外装カバーを示し、該外装カバー38は、図1および図2に示すように、カウンタウエイト10と共にエンジン11、熱交換器18、油圧ポンプ19等を覆うものである。そして、外装カバー38のうち熱交換器18と対面する部位には、冷却ファン23の回転によって外装カバー38内に冷却風を流入させる冷却風流入口と、熱交換器18等を冷却した冷却風を外部に流出させる冷却風流出口(いずれも図示せず)が形成されている。
本実施の形態による油圧ショベル1は上述の如き構成を有するもので、この油圧ショベル1を用いて土砂の掘削作業等を行うときには、まず、エンジン11を作動させて油圧ポンプ19を駆動する。
この状態で、運転席6に着席したオペレータが走行レバー・ペダル7等を操作することにより、下部走行体2を自走させて油圧ショベル1を作業現場まで移動させる。そして、油圧ショベル1が作業現場まで移動した後には、オペレータが作業レバー8等を操作することにより、上部旋回体3を旋回させつつ作業装置4によって土砂等の掘削作業を行うことができる。
ここで、エンジン11が作動して出力軸11Aが回転すると、この出力軸11Aの回転が、駆動プーリ14からVベルト17を介して第1,第2の従動プーリ15,16に伝達され、第1の従動プーリ15の回転によって水ポンプ12のポンプ用回転軸12Aが回転すると共に、第2の従動プーリ16の回転によってオルタネータ13のオルタネータ用回転軸13Aが回転する。これにより、エンジン冷却水が、水ポンプ12によってエンジン11のウォータジャケット内を循環すると共に、オルタネータ13によって発電が行われる。
このとき、第1の従動プーリ15のレバー取付部材15Aに固定されたポンプ側レバー29が、ポンプ用回転軸12Aの軸線B−Bを中心として回転し、このポンプ側レバー29の回転は、第1のピン32、連結ロッド31、第2のピン35、ファン側レバー30等を通じて、冷却ファン23のファン用回転軸24に伝達される。
これにより、ファン用回転軸24が、熱交換器18に取付けられた回転軸支持部材20に対して回転し、このファン用回転軸24に固定されたファン本体26が回転することにより、図2中に矢示Fで示すように、外装カバー38内に外気が吸込まれる。そして、この外気が冷却風となって、熱交換器18のオイルクーラ18B、ラジエータ18A等に供給される。
この結果、オイルクーラ18Bは、油圧ショベル1に搭載された各種の油圧アクチュエータから作動油タンク(図示せず)に環流する作動油の熱を、冷却ファン23からの冷却風中に放熱することにより、加熱された作動油を冷却することができる。また、ラジエータ18Aは、エンジン11のウォータジャケット(図示せず)との間で循環するエンジン冷却水の熱を、冷却ファン23からの冷却風中に放熱することにより、加熱されたエンジン冷却水を冷却することができる。
この場合、本実施の形態による小旋回式の油圧ショベル1は、上部旋回体3が下部走行体2上で旋回動作を行ったときに、カウンタウエイト10の後面10Aがほぼ下部走行体2の車幅内に収まるようにするため、カウンタウエイト10を、上部旋回体3の旋回中心に接近して配置している。このため、図2に示すように、カウンタウエイト10と熱交換器18との干渉を避けるために、熱交換器18を、エンジン11の出力軸11Aの軸線A−Aに対し、カウンタウエイト10の前面10Bから前方に離間する方向にずらして配置している。
これに対し、本実施の形態による油圧ショベル1は、図4に示すように、出力軸11Aと平行に延びる水ポンプ12のポンプ用回転軸12Aの軸線B−Bに対し、冷却ファン23のファン用回転軸24の軸線C−Cを距離Lだけ前方にずらすことにより、このファン用回転軸24を、冷却ファン23が熱交換器18と適正に対面する位置までずらして配置している。そして、これらポンプ用回転軸12Aとファン用回転軸24との間を、ポンプ側レバー29、ファン側レバー30、連結ロッド31等からなる回転伝達ロッド機構28によって連結している。
このように、冷却ファン23のファン用回転軸24を、ポンプ用回転軸12Aの軸線B−Bに対してずらして配置したとしても、ポンプ用回転軸12Aの回転を、回転伝達ロッド機構28によって確実にファン用回転軸24に伝達することができ、冷却ファン23を熱交換器18と適正に対面させた状態で円滑に回転させることができる。この結果、冷却ファン23によって外装カバー38内に吸込んだ冷却風により、熱交換器18のラジエータ18A、オイルクーラ18B等を効率良く冷却することができ、小旋回式の油圧ショベル1の信頼性を高めることができる。
この場合、本実施の形態によれば、ポンプ用回転軸12Aの回転を、回転伝達ロッド機構28を用いてファン用回転軸24に伝達することができるので、ポンプ用回転軸12Aとファン用回転軸24との間にVベルトを巻回して設ける必要がなく、このVベルトの張力を調整するための張力調整装置も不要とすることができる。この結果、主としてポンプ側レバー29、ファン側レバー30、連結ロッド31の3部材からなる回転伝達ロッド機構28を用いることにより、Vベルト等を用いる場合に比較して、ポンプ用回転軸12Aに回転を伝達する機構を簡素化することができ、製造コストの低減にも寄与することができる。
しかも、ポンプ用回転軸12Aの軸線B−Bに対するファン用回転軸24の軸線C−Cのずれ(偏心量)が小さい場合でも、この偏心量に応じた小さな回転伝達ロッド機構28を用いて、ポンプ用回転軸12Aとファン用回転軸24との間をコンパクトに連結することができる。また、ポンプ用回転軸12Aとファン用回転軸24との間にVベルト、張力調整装置等を設ける場合に比較して、エンジン11と冷却ファン23との間の軸方向寸法を小さく抑えることができる。
この結果、Vベルトや張力調整装置を用いた大掛かりな動力伝達機構に比較して、回転伝達ロッド機構28が占めるスペースを小さくすることができるので、カウンタウエイト10の前面10B側に形成される狭隘なスペース内に、熱交換器18、冷却ファン23、回転伝達ロッド機構28等を効率良く収容することができる。
また、熱交換器18に回転軸支持部材20を設け、この回転軸支持部材20によって冷却ファン23のファン用回転軸24を回転可能に支持することにより、エンジン11の出力軸11Aの軸線A−Aに対し、カウンタウエイト10の前面10Bから離間する方向に熱交換器18をずらして配置した場合でも、冷却ファン23を熱交換器18に対して最適な位置で対面させることができ、冷却ファン23からの冷却風によって熱交換器18を適正に冷却することができる。
なお、上述した実施の形態では、回転伝達ロッド機構28を構成するポンプ側レバー29を、第1の従動プーリ15に設けたレバー取付部材15Aを介して、水ポンプ12のポンプ用回転軸12Aに固定した場合を例示している。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えば第1の従動プーリ15の中心部に軸挿通孔を形成し、この軸挿通孔を通じてポンプ用回転軸12Aを冷却ファン23側に突出させることにより、このポンプ用回転軸12Aの突出端側にポンプ側レバー29を直接的に固定する構成としてもよい。
また、上述した実施の形態では、熱交換器18をラジエータ18A、オイルクーラ18B等により構成した場合を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、ラジエータ18A、オイルクーラ18Bの他に、例えばエンジン11の過給機から供給される吸気を冷却するインタクーラ、空気調和装置用の冷媒を冷却するコンデンサ等を備える構成としてもよい。
さらに、上述した実施の形態では、エンジン11によって駆動されることにより外装カバー38内に冷却風を吸込む吸込み式の冷却ファン23を例示している。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えば吐出し式の冷却ファンを用いる構成としてもよい。
1 油圧ショベル(建設機械)
2 下部走行体
3 上部旋回体
4 作業装置
5 旋回フレーム
10 カウンタウエイト
10B 前面
11 エンジン
11A 出力軸
12 水ポンプ
12A ポンプ用回転軸
18 熱交換器
20 回転軸支持部材
23 冷却ファン
24 ファン用回転軸
28 回転伝達ロッド機構
29 ポンプ側レバー
30 ファン側レバー
31 連結ロッド

Claims (3)

  1. 自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体に設けられた作業装置とからなり、
    前記上部旋回体は、支持構造体をなし前端側に前記作業装置が取付けられた旋回フレームと、該旋回フレームの後端側に設けられ前記作業装置との重量バランスをとるカウンタウエイトと、該カウンタウエイトの前面側に位置して出力軸の軸線が左,右方向に延びる横置き状態で設けられたエンジンと、該エンジンの左,右方向の一側に位置して設けられ加熱された液体を冷却する熱交換器と、該熱交換器に対面して設けられ前記エンジンによって駆動されることにより該熱交換器に冷却風を供給する冷却ファンとを備えてなる建設機械において、
    前記熱交換器は、前記エンジンの出力軸の軸線に対し前記カウンタウエイトの前面から離間する方向にずらして配置し、
    前記エンジンには、前記出力軸の軸線と平行に延びる軸線を有しエンジン冷却水を循環させる水ポンプを駆動するポンプ用回転軸を設け、
    前記冷却ファンを回転させるファン用回転軸は、前記ポンプ用回転軸の軸線に対して前記冷却ファンが前記熱交換器と対面する位置までずらした位置に設け、
    前記ポンプ用回転軸と前記ファン用回転軸との間には、前記ポンプ用回転軸の回転をファン用回転軸に伝達する回転伝達ロッド機構を設ける構成としたことを特徴とする建設機械。
  2. 前記熱交換器には前記ファン用回転軸を回転可能に支持する回転軸支持部材を設け、前記冷却ファンは、前記回転軸支持部材の内側に位置して前記熱交換器との間に設け、前記回転伝達ロッド機構は、前記回転軸支持部材の外側に位置して前記ポンプ用回転軸と前記ファン用回転軸との間を連結する構成としてなる請求項1に記載の建設機械。
  3. 前記回転伝達ロッド機構は、先端側が前記ポンプ用回転軸にその軸線に対して偏心した位置まで延びたポンプ側レバーと、先端側が前記ファン用回転軸にその軸線に対して偏心した位置まで延びたファン側レバーと、前記ポンプ側レバーの先端側と前記ファン側レバーの先端側との間を連結する連結ロッドとにより構成してなる請求項1または2に記載の建設機械。
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