JP5355911B2 - ホース接続用コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、ニップル本体とフクロナットとの歯合による締め付けによってホースを接続するホース接続用コネクタに関する。
従来、ホースを接続するコネクタは色々な構造のコネクタがある。代表的な構造としては、竹の子ニップルにホースを差込みホースバンドで締付ける方法が取られている。
また、ねじ込み式でホースに接続するコネクタは、ニップルとフクロナットの材質が同一である。材質が特にステンレス製の場合、ニップルとフクロナットの締め付け時にねじ部に負荷が掛かると、ねじ同士が焼き付き現象が発生し、ねじ込み不可能になったり、再利用が不可能になったりすると言う欠点がある。そこで、ニップル又はフクロナットのどちらか一方のねじに樹脂コーティングを施して、焼き付き防止や十分な密封性を確保するための技術が開示されている(例えば特許文献1を参照)。
特開2005−291405号公報
しかしながら、ホースとコネクタの用途として特に食品用で使用する場合は、ホース内を清潔に保つためにホースとコネクタを毎日分解して洗浄し、再度組み立てて使用する方法が取られている。この場合、毎日のようにニップルとフクロナットのねじを締めたり緩めたりするので、特許文献1の技術を適用してねじに樹脂コーティングを施したとしても、摩耗によってコーティングが剥離して焼き付くと言う欠点があった。
本発明はこのような点に鑑みてなしたものであり、分解や組み立てを頻繁に行っても、ねじ部の焼き付きを防止できるホース接続用コネクタを提供することを目的とする。
(1)課題を解決するための手段(以下では単に「解決手段」と呼ぶ。)1は、請求項1に記載した通りである。
解決手段1によれば、ニップル本体(具体的にはスリーブ)のねじ部は樹脂製であり、このねじ部と歯合するフクロナットは金属製である。このようにニップル本体とフクロナットの部材(材質)を異にしたので、分解や組み立てを頻繁に行った場合でも、ねじ部が焼き付くことはない。
(2)解決手段2は、請求項2に記載した通りである。
解決手段2によれば、弾性スリーブの両端部はこれらの近傍に形成された溝部(例えばV字状の溝)によって相対的に高くなるため、締め付け時にはホースの外周面に食い込んでホースを固定する。さらに、ほぼ中央の外径部(以下では「外径中央部」とも呼ぶ。)に形成したピラミッド状の凸部に対応する内周面部位が締め付け時にホースの外周面に食い込んでホースを固定する。したがって、単にニップル本体とフクロナットとの歯合による締め付けを行うだけで、ホースの抜けを確実に防止できる。
(3)解決手段3は、請求項3に記載した通りである。
解決手段3によれば、弾性スリーブの両端部は締め付け時に内径方向へ縮小し、ホースの外周面に食い込む。外径中央部の凸部に形成された溝部に対応する内周面部位が締め付け時にホースの外周面に食い込む。したがって、3箇所でホースの外周面を締め付けることになるので、ホースが抜けてしまうのを確実に防止できる。
(4)解決手段4は、請求項4に記載した通りである。
解決手段4によれば、弾性スリーブには軸方向の両端からすり割り(すなわちスリット)が交互かつ間隔をおいて入っている。すり割りを入れることによって、弾性スリーブの径方向の拡大/縮小が容易に行える。また、弾性スリーブを硬質の材料を用いて形成することができるようになり、耐用期間を延ばすことが可能になる。
本発明によれば、分解や組み立てを頻繁に行っても、ねじ部の焼き付きを防止することができる。
〔実施の形態1〕
実施の形態1は、両端付近に溝部を形成した弾性スリーブを用いて構成したホースコネクタの例であって、図1〜図6を参照しながら説明する。図3(B)および図5(A)を除く各図は、一点鎖線より上側を断面図で表し、一点鎖線より下側を外観図で表す。
図1に表すホースコネクタは、補強線42を螺線状(すなわちスパイラル状)に備えたホース40と接続するための部材である。このホースコネクタは、ニップル本体10,弾性スリーブ20,フクロナット30などを有する。ニップル本体10はニップル12とスリーブ14とが一体化されたものである。フクロナット30にはワッシャ32が空転可能に圧入されている。これらのニップル本体10,弾性スリーブ20,フクロナット30にかかる具体的な構成については、以下に説明する。なお、ホース40には例えば食品用ホースを使用するが、一般のホースも使用できる。
まず図2に表すニップル本体10は、金属製(特にステンレス製)のニップル12や、樹脂製のスリーブ14などを有する。ニップル12は機器取付部12gとホース挿入部12hとからなる。機器取付部12gには、取付部12aや六角凸部12bなどが形成されている。取付部12aはねじ等であって、ホースコネクタ全体を固定するために図示しないフクロナット等を用いて機器への締結を行う。六角凸部12bは後述するスリーブ14の六角凹部14aと嵌合し、スリーブ14が回転しないように固定する。
ホース挿入部12hには、嵌合部12c,傾斜部12e,凹凸部12fなどが形成されている。嵌合部12cは六角凸部12bと凸部12dとの間に形成される凹状部位であって、後述するスリーブ14のツバ14bを圧入により嵌め込む。傾斜部12eは、凸部12dと凹凸部12fの端部(図面では右端)との間に形成される。凹凸部12fは凹凸部12fの端部付近に形成され、締め付け時にホースの内周面に食い込む。
スリーブ14は、例えば樹脂射出成形機により成形され、回動頭部14dやねじ部14eなどを外周面に有する。回動頭部14dに対応する内周面には、六角凹部14aやツバ14bなどが形成されている。端側に形成された六角凹部14aは、六角凸部12bと嵌合する。ツバ14bはニップル12のホース挿入部12h(図2を参照)の外径よりもやや小さい内径で形成されている。ねじ部14eに対応する内周面には、端側(図面では右側)に位置をずらして傾斜部14cが形成されている。
ニップル12に対してスリーブ14を矢印D4のように通し、六角凸部12bと六角凹部14aとを嵌合させ、ツバ14bを圧入により嵌合部12cに嵌め込むことで一体化する。こうして一体化した状態は図1に表す通りである。
次に、弾性スリーブ20の構成例を図3を参照して説明する。図3(A)には一部破断図を表し、図3(B)には側面図を表す。円筒状に成形された弾性スリーブ20は、両端付近にそれぞれ形成した溝部20a,20cや、外径中央部に形成した凸部20b、内周面に形成したギザ20dなどを有する。溝部20a,20cは、断面がV字形状(V溝)やU字形状(U溝)等に形成してある。凸部20bは、断面がピラミッド形状や三角形状等に形成してある。ギザ20dは、ホース40の外周面に食い込みやすくするために凹凸形状をしている。
このように円筒部材の両端付近に溝部20aを形成し、外径中央部に凸部20bを形成してあるのは、次の理由による。例えば外径中央部に溝部を形成すると、軸方向へ押圧したとき、溝部の底部分が内径方向へ飛び出しやすい性質になる。これに対して、溝部を2箇所形成すると、当該溝部に対応する内周面の2箇所が飛び出すことになる。一方、外径中央部の凸部20bは、傾斜部14c(ニップル本体10の内径右端部)と傾斜部32c(ワッシャ32の内径左端部)が接近すると、内径方向へ縮小する機能をなす。つまり、全体的に弾性スリーブ20は、ホース40の外周面を包み込むが、特に溝部20a,20cおよび凸部20bに対応する内周面が強力にホース40の外周面に食い込む。
図4には、圧入前のフクロナット30とワッシャ32を表す。円筒状に成形されたフクロナット30の内周面には、一端側にねじ部30aを備え、他端側に凸部30bを備える。ねじ部30aはスリーブ14のねじ部14e(図2を参照)と歯合する。後述するワッシャ32の凹部32aに嵌る凸部30bは、内径が凹部32aの外径よりも大きい。
ワッシャ32は、外周面に凹部32aおよび導入部32bを備え、内周面に傾斜部32cを備える。凹部32aよりも大きな外径で形成される導入部32bは傾斜面を有するので、凸部30bを凹部32aに圧入する際に導入する役割を果たす。
フクロナット30に対してワッシャ32を矢印D6のように通し、凸部30bを凹部32aに圧入する。こうして一体化した状態は図1に表す通りである。なお、凸部30bの内径が凹部32aの外径よりも大きいので、ワッシャ32はフクロナット30内で空回りするようになっている。この方式を取るのは、ワッシャ32とフクロナット30を一体にすることで、コネクタの部品の紛失防止の役割を果たす。
上述のように構成されるホースコネクタに対するホース40の組み付けは、次のように行う。まず、ホース40の端部からワッシャ32とフクロナット30の一体化したものを挿入し、続いて弾性スリーブ20を挿入する(図1の矢印D2を参照)。これらを挿入したままの状態で、ホース40をニップル12のホース挿入部12hへホース40を差し込む。さらに、ホース40に挿入してある弾性スリーブ20とフクロナット30をニップル本体10側へ移動させ、ねじ部14eに対してねじ部30aを一部歯合させる。こうしてニップル本体10とフクロナット30とを一部歯合させた状態を図5に表す。
図5に表す状態から、さらにねじ部14eに対してねじ部30aをねじ込んで行くと、ニップル本体10とフクロナット30が接近する。この接近に伴って、ホース40の端部がスリーブ14の内周面と傾斜部12eとに挟まれて固定され、弾性スリーブ20は軸方向へ押圧され圧縮状態となる。この圧縮状態では、弾性スリーブ20の両端部は傾斜部14cおよび傾斜部32cによって規制され、凸部20bはスリーブ14およびワッシャ32の内周面によって規制される。つまり、弾性スリーブ20は軸方向へ圧縮された場合、横方向と外径方向へは飛び出さず、ホース40のある内径方向のみへ飛び出すことになる。内径方向にはホース40の外周面が位置しているので、弾性スリーブ20はホース40の外周面を強く食い込んで接続状態となる。弾性スリーブ20が食い込むと、さらに対応するホース40の内周面が凹凸部12fに食い込むので、ホース40が軸方向に移動するのを規制する。このときの状態を図6に表す。図6に表す状態では、スリーブ14の内周面と傾斜部12eとに挟まれるためにホース40の抜けが防止され、ホース40内の液体や気体は完璧に漏れなくなる。
上述した実施の形態1によれば、以下に表す各効果を得ることができる。
(a1)ニップル本体10(具体的にはスリーブ14)のねじ部14eは樹脂製で、このねじ部14eと歯合するフクロナット30は金属製で構成した(図2,図4,図6を参照)。このようにニップル本体10とフクロナット30の部材(材質)を異にしたので、分解や組み立てを頻繁に行った場合でも、ねじ部14eが焼き付くことはない。
なお、樹脂製のねじ部14eは金属製のフクロナット30よりも剛性が低いために摩耗しやすいが、摩耗した場合にはスリーブ14を交換すればよい。スリーブ14は樹脂製であるために金属製よりもコストを安く抑えられるので、ランニングコストも安くなる。
(a2)弾性スリーブ20の両端部はこれらの近傍に形成された溝部20a,20cによって相対的に高くなるため(図3を参照)、締め付け時にはホース40の外周面に食い込んでホース40を固定する(図6を参照)。さらに、ほぼ中央の外径部(すなわち外径中央部)に形成したピラミッド状の凸部20bに対応する内周面部位が締め付け時にホース40の外周面に食い込んでホース40を固定する(図6を参照)。したがって、単にニップル本体10とフクロナット30との歯合による締め付けを行うだけで、ホース40の抜けを確実に防止できる。
〔実施の形態2〕
実施の形態2は、外径中央部に形成した凸部に溝部を備えた弾性スリーブを用いて構成したホースコネクタの例であって、図7〜図10を参照しながら説明する。なお、ホースコネクタのうち弾性スリーブを除く構成要素は実施の形態1と同様である。よって実施の形態1で用いた要素と同一の要素には同一の符号を付して説明を省略する。
図7に表すホースコネクタが図1と異なるのは、弾性スリーブ20に代えて弾性スリーブ22を用いたことである。この弾性スリーブ22の構成例について、図8を参照しながら説明する。図8も図3と同様にして、図8(A)に一部破断図を表し、図8(B)に側面図を表す。
図8において、円筒状に成形された弾性スリーブ22は、外径中央部に形成した凸部22aや、当該凸部22aのほぼ中央部に形成した溝部22b、内周面に形成したギザ22cなどを有している。溝部22bは、実施の形態1における溝部20a,20cと同様である。ギザ22cもまた実施の形態1におけるギザ20dと同様である。
このように円筒部材の外径中央部に凸部22aを形成し、当該凸部22aのほぼ中央部に溝部22bを形成してあるのは、次の理由による。弾性スリーブ22の両端は、傾斜部14c(ニップル本体10の内径右端部)と傾斜部32c(ワッシャ32の内径左端部)が接近するに伴って内周面側に飛び出すように変形する。つまり、弾性スリーブ20の両端は、内径方向へ縮小して、ホース40の外周面に食い込む。また、凸部22aの中央部に形成された溝部22bも内径方向へ飛び出すように変形する。したがって、3箇所でホース40の外周面を締め付けることになる。
上述のように構成されるホースコネクタに対するホース40の組み付けは、上述した実施の形態1と同様に行う。ここで、ニップル本体10とフクロナット30とを一部歯合させた状態を図9に表す。また、図9に表す状態から、さらにねじ部14eに対してねじ部30aをねじ込んで締結完了した状態を図10に表す。
ここで、実施の形態1と相違する点について簡単に説明する。ねじ部14eに対してねじ部30aをねじ込んで行くと、弾性スリーブ22は軸方向へ押圧され圧縮状態となる。この圧縮状態では、弾性スリーブ22の両端部は傾斜部14cおよび傾斜部32cによって規制されるため、内周面側に飛び出すように変形する。凸部22aは、スリーブ14のねじ部14e側の端面と、ワッシャ32のねじ部30a側の端面とに押されて溝部22bが潰されるように変形する。この変形に伴って、凸部22aに対応する内周面が内径方向に飛び出すように変形する。したがって、弾性スリーブ22は図10に表すように3箇所で大きくホース40の外周面に食い込んでいる。
上述した実施の形態2によれば、以下に表す各効果を得ることができる。
(b1)弾性スリーブ22の両端部は締め付け時に内径方向へ縮小し、ホース40の外周面に食い込む(図10を参照)。また、外径中央部の凸部22aに形成された溝部22bに対応する内周面部位が締め付け時にホース40の外周面に食い込む(図10を参照)。したがって、3箇所でホース40の外周面を締め付けることになるので、ホース40が抜けてしまうのを確実に防止できる。
(b2)その他の要件,構成,作用等については実施の形態1と同様であるので、当該実施の形態1と同様の効果が得られる{上述した事項(a1)を参照}。
〔他の実施の形態〕
以上では本発明を実施するための最良の形態について実施の形態1,2に従って説明したが、本発明は当該形態に何ら限定されるものではない。言い換えれば、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施することもできる。例えば、次に表す各形態を実現してもよい。
(1)上述した実施の形態2では、外径中央部に凸部22aを形成し、当該凸部22aのほぼ中央部に溝部22bを形成した弾性スリーブ22を用いた(図8,図10を参照)。この形態に代えて、弾性スリーブ22と内外径は同じであるが、間隔をおいて軸方向の両端から交互にすり割り(スリット)を入れた弾性スリーブを用いてもよい。例えば図11に表す弾性スリーブ24は、外径中央部に凸部24aを形成し、当該凸部24aのほぼ中央部に溝部24cを形成し、さらに間隔をおいて軸方向の両端からすり割り24bを交互に入れる構成としている。すり割り24bの長さ,間隔,個数等は、径の大きさや材質等に応じて適宜に設定する。こうして複数のすり割り24bを入れることによって、弾性スリーブ24は径方向の拡大や縮小が容易に行える。また、弾性スリーブ24を硬質の材料(例えばナイロン等の樹脂)を用いて形成することができるようになり、耐用期間を延ばすことが可能になる。
なお、本例では図8に表す弾性スリーブ22に対してすり割り24bを備える構成としたが、図3に表す弾性スリーブ20に対してすり割り24bを備える構成としてもよい。この場合でも、弾性スリーブ24の場合と同様の作用効果が得られる。
(2)上述した実施の形態1では両端付近の溝部20a,20cと外径中央部の凸部20bを形成した弾性スリーブ20を用い(図3を参照)、同じく実施の形態2では凸部22aのほぼ中央部に溝部22bを形成した弾性スリーブ22を用いた(図8を参照)。この形態に代えて、形状を違いに入れ替えた構成としてもよい。すなわち、弾性スリーブ20は溝部22bを有する凸部22aと溝部20a,20cとを備え、弾性スリーブ22は凸部20bのみを備える構成とする。こうした構成の弾性スリーブであっても、単にニップル本体10とフクロナット30との歯合による締め付けを行うだけでホース40の外周面に食い込むので、当該ホース40の抜けを確実に防止できる。
(3)上述した実施の形態1,2では、機器に対して固定する締結手段としてニップル12にねじ状の取付部12aを備えた(図2を参照)。この形態に代えて、ねじ以外の締結手段を備えてもよい。ねじ以外の締結手段としては、例えば機器に備えたボルト(ねじ)に対応するナットなどが該当する。ねじ以外の締結手段を用いた場合でも、ホース40を接続したホースコネクタを機器に締結することができる。
ホースコネクタの第1構成例を表す分解構成図である。 ニップル本体の構成例を表す図である。 弾性スリーブの第1構成例を表す図である。 フクロナットの構成例を表す図である。 ホースコネクタにホースを挿入した状態を表す図である。 図5でねじの締め付けを行った後の状態を表す図である。 ホースコネクタの第2構成例を表す分解構成図である。 弾性スリーブの第2構成例を表す図である。 ホースコネクタにホースを挿入した状態を表す図である。 図9でねじの締め付けを行った後の状態を表す図である。 弾性スリーブの第3構成例を表す図である。
符号の説明
10 ニップル本体
12 ニップル
12a 取付部
12b 六角凸部
12c 嵌合部
12d 凸部
12e 傾斜部
12f 凹凸部
12g 機器取付部
12h ホース挿入部
14 スリーブ
14a 六角凹部
14b ツバ
14c 傾斜部
14d 回動頭部
14e ねじ部
20,22,24 弾性スリーブ
20a,20c 溝部
20b 凸部
20d,22c ギザ
22a,24a 凸部
22b,24c 溝部
24b すり割り
30 フクロナット
30a ねじ部
30b 凸部
32 ワッシャ
32a 凹部
32b 導入部
32c 傾斜部
40 ホース
42 補強線

Claims (4)

  1. ホースを挿入可能なニップル本体と、そのニップル本体に歯合する金属製のフクロナットとを有し、予めホース端部の外周に前記金属製のフクロナットおよび弾性スリーブを装着したホースを前記ニップル本体に挿入し、前記ニップル本体と前記金属製のフクロナットとの歯合によって締め付けて接続するホース接続用コネクタであって、
    前記ニップル本体は、金属製のニップルと、樹脂製のスリーブとを嵌合して一体化させることにより形成され、
    前記金属製のニップルは、機器に取付け可能とする機器取付部と、ホースが挿入されるホース挿入部とを有した一体部品であり、
    前記機器取付部は、機器取付方向先端側に配置される取付部と、機器取付方向基端側に配置される六角凸部とを有した一体部分であり、
    前記ホース挿入部は、ホース挿入方向基端側に設けられる凹凸部と、ホース挿入方向先端側に設けられる嵌合部と、該凹凸部と該嵌合部との間に設けられる傾斜部とを有した一体部分であり、
    前記凹凸部は、前記ニップル本体と前記金属製のフクロナットとの歯合によって締め付ける際に挿入したホースの内周面に食い込む部分として設定されており、
    前記傾斜部は、前記ニップル本体と前記金属製のフクロナットとの歯合によって締め付ける際に挿入したホースのホース端部を前記樹脂製のスリーブの内周面と挟み込む部分として設定されており、
    前記樹脂製のスリーブは、ホース挿入方向基端側に設けられるツバと、ホース挿入方向先端側に設けられる回動頭部とを一体に成形する一体部品であり、
    前記ツバは、前記傾斜部のホース挿入方向先端側に設けられる凸部と前記機器取付部の前記六角凸部との間に設定される、前記嵌合部の凹状部位に対して嵌め込まれるようになっており、
    前記回動頭部の内周側には、前記嵌合部への前記ツバの嵌め込みにより前記六角凸部に嵌合される六角凹部が設けられており、
    前記樹脂製のスリーブの外周面には前記金属製のフクロナットと歯合するねじ部が形成され、
    前記嵌合部に前記ツバが嵌め込まれ且つ前記六角凸部に前記六角凹部が嵌合された前記樹脂製のスリーブと前記金属製のフクロナットとの、樹脂対金属のねじ部同士の歯合による締め付けに伴って前記弾性スリーブを内径方向へ縮小させてホースを接続することを特徴とするホース接続用コネクタ。
  2. 前記金属製のニップルは、ステンレス製であり、
    弾性スリーブは、両端付近の外径部に溝部を形成するとともに、ほぼ中央の外径部にピラミッド状の凸部を形成することを特徴とする請求項1のホース接続用コネクタ。
  3. 前記金属製のニップルは、ステンレス製であり、
    弾性スリーブは、ほぼ中央の外径部に凸部を形成し、その凸部の中央付近に溝部を形成することを特徴とする請求項1のホース接続用コネクタ。
  4. 前記金属製のニップルは、ステンレス製であり、
    弾性スリーブは、外径中央部に凸部を形成し、その凸部の中央付近に溝部を形成し、さらに間隔をおいて軸方向の両端からすり割りを交互に入れる構成としたことを特徴とする請求項1のホース接続用コネクタ。


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