JP2008057660A - ボルトの仮固定構造および仮固定ボルト - Google Patents

ボルトの仮固定構造および仮固定ボルト Download PDF

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Abstract

【課題】簡易に部材に仮固定することができるボルトを提供することを目的とする。
【解決手段】ボルト頭部2と、軸径がボルト先端部側4とボルト頭部側3とで異なる軸部を有するボルト1であって、ボルト先端部側4の軸径がボルト頭部側3の軸径より小さく、ボルト先端部側4とボルト頭部側3とで異なる向きに螺子切りされていることを特徴とする仮固定ボルト1を使用し、部材6における仮固定ボルト頭部側3の軸径にあう螺子切りされた螺子孔9に本仮固定ボルト1を固定することを特徴とするボルトの仮固定構造により解決される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ボルトとナットによる部材の締結に際し、ボルトを部材に仮固定することのできる仮固定ボルトに関する。
現場での施工性の確保や、部材の構成により、一方の側からしか締結具にアクセスできない場合のボルトとナットによる部材の締結において、ボルトまたはナットを事前に部材側に仮固定しておき、もう一方を締めつけ固定することは一般的に行われている。
このボルトまたはナットを部材に仮固定する方法として、溶接による固定、押さえ金物による固定、金物による固定などさまざまなものが提案されている。
特開2003−269427号公報
しかし、事前に工場でボルト等を溶接する方法では、運搬時の積載効率が悪くなる。また、高力ボルトではそもそも溶接による固定ができないため、通常ボルト頭押さえ金物により、高力ボルトを仮固定している。また、金物による固定は金物の形状等に制約があり、十分な保持強度が得られないといった問題がある。
本発明は、以上のような問題点に鑑み、簡易に部材に仮固定することができるボルトの仮固定構造および仮固定ボルトを提供することを目的とする。
上記の課題は、ボルト頭部と、軸径がボルト先端部側とボルト頭部側とで異なる軸部を有するボルトであって、ボルト先端部側の軸径がボルト頭部側の軸径より小さく、ボルト先端部側とボルト頭部側とで異なる向きに螺子切りされていることを特徴とする仮固定ボルトを使用し、部材における前記仮固定ボルト頭部側の軸径にあう螺子切りがされた螺子孔に本仮固定ボルトを固定することを特徴とするボルトの仮固定構造により解決される。
本ボルトの仮固定構造によれば、部材における仮固定ボルト頭部側の軸径にあう螺子切りがされた螺子孔に仮固定ボルト頭部側の軸部を螺着させることにより部材にボルトを仮固定できるため、現場で容易に仮固定ボルトの取り付けができる。また、ボルトにナットを螺合する際、ボルト先端部側とボルト頭部側とで異なる向きに螺子切りされているため、ナットを締めつけていくと共にボルトも部材に対して締めつけられるため、ナットを締めていく際、仮固定ボルトがゆるむことなく、確実にボルトとナットにより部材を締結することができる。
また、現場において容易に仮固定ボルトの取り付けができるため、工場で製作する必要もなく運搬時の積載効率も高く、また、特別な金物も必要なく部品点数の削減を図ることができる。
また、上記の課題は、ボルト頭部と、軸径がボルト先端部側とボルト頭部側とで異なる軸部を有するボルトであって、ボルト先端部側の軸径がボルト頭部側の軸径より小さく、ボルト先端部側とボルト頭部側とで異なる向きに螺子切りされていることを特徴とする仮固定ボルトでも解決される。
本発明は以上のとおりであるから、現場で容易に仮固定ボルトを取り付けることができる。
次に、本発明の実施最良形態を図面に基づいて説明する。
図1に示す本発明の実施形態の仮固定ボルト1において、2はボルト頭部、3はボルト頭部側軸部、4はボルト先端部側軸部である。
図1に示すように、仮固定ボルト1は、ボルト頭部2とボルト頭部2に繋がる軸部からなり、軸部はボルト頭部側とボルト先端部側とで軸芯は同一であるが軸径が異なり、ボルト頭部側軸部3はボルト先端部軸部4より軸径が大きくなっている。また軸部は螺子が切られており、ボルト先端部側軸部3は、ボルト頭部2を時計方向に回転させたときボルト先端部側に進出する向きに螺子が切られており、ボルト頭部側軸部2は、ボルト頭部2を半時計方向に回転させたときにボルト先端部側に進出する向きに螺子が切られている。
図2に示すボルトの仮固定構造において、5はスプリングワッシャー、6は仮固定ボルト1が仮固定される部材としてのH型鋼、7はそのH型鋼の上フランジ、8はそのH型鋼のウェブ、9はH型鋼の上フランジに螺子切りされた螺子孔、11はH型鋼6と締結される部材としての溝型鋼である。なお、仮固定ボルトのボルト頭部側の軸部の長さは、被締結部材の厚みと同じか若しくは短いことが必要である。本実施例では仮固定ボルト1のボルト頭部側の軸部3の長さは、H型鋼6の上フランジ7と溝型鋼11の厚みの合計より僅かに短くなっている。
螺子孔9は、仮固定ボルト1のボルト頭部側軸部3の軸径に螺合するよう螺子切りされており、その螺子切りの向きもボルト頭部側軸部3の螺子切りの向きと一致し、半時計方向にボルトを回転挿入したときにボルトがボルト先端部側に進出する向きに切られている。
仮固定ボルト1の取り付け、部材の締結は次のように行う。図2(イ)(ロ)に示すように、仮固定ボルトをH型鋼6に設けた螺子孔9に螺合する。これでボルトの仮固定は完了する。次に図2(ハ)に示すように、H型鋼6に締結部材とである溝型鋼11を載置し、仮固定ボルト1の先端部側から、スプリングワッシャー5、ナット10を取り付けナットを時計回りに回転させながら仮固定ボルトに螺合させる。
仮固定ボルト1にナット10を螺合させる時に、仮固定ボルト先端部側から見て、ナット10は時計方向に回転させるのに対し、仮固定ボルト1は時計方向に回すことにより部材6に締めつけられるため、ナット10を締めつける際、仮固定ボルトが逆回転して緩むことはなく、強固に固定することができる。
本ボルトの仮固定構造によれば、部材における仮固定ボルト頭部側の軸径にあう螺子切りがされた螺子孔に仮固定ボルト頭部側の軸部を螺着させることにより部材にボルトを仮固定できるため、現場で容易に仮固定ボルトの取り付けができる。また、ボルトにナットを螺合する際、ボルト先端部側とボルト頭部側とで異なる向きに螺子切りされているため、ナットを締めつけていくと共にボルトも部材に対して締めつけられるため、ナットを締めていく際、仮固定ボルトがゆるむことなく、確実にボルトとナットにより部材を締結することができる。
また、現場において容易に仮固定ボルトの取り付けができるため、工場で製作する必要もなく運搬時の積載効率も高く、また、特別な金物も必要なく部品点数の削減を図ることができる。
以上に、本発明の実施形態を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。例えば本実施形態ではH型鋼に溝型鋼を固定する場合を示したが、締結部材はこれに限られることはない。
また、ボルトの軸径、長さなどは締結部材の形状に合わせて適宜選択されればよく、特に制限はない。
図1は、仮固定ボルトの形態を示す側面図である。 図(イ)は、取り付け状況を示す断面側面図、図(ロ)は、仮固定ボルトを部材に仮固定した状況を示す断面側面図、図(ハ)は部材どうしを締結した状況を示す断面側面図である。
符号の説明
1・・・仮固定ボルト
2・・・ボルト頭部
3・・・軸部(ボルト頭部側)
4・・・軸部(ボルト先端部側)
5・・・スプリングワッシャー
6・・・H型鋼(締結部材)
9・・・螺子孔
10・・・ナット
11・・・溝型鋼(締結部材)

Claims (2)

  1. ボルト頭部と、
    軸径がボルト先端部側とボルト頭部側とで異なる軸部を有するボルトであって、
    ボルト先端部側の軸径がボルト頭部側の軸径より小さく、
    ボルト先端部側とボルト頭部側とで異なる向きに螺子切りされていることを
    特徴とする仮固定ボルトを使用し、
    部材における前記仮固定ボルト頭部側の軸径にあう螺子切りがされた螺子孔に本仮固定ボルトを固定することを特徴とするボルトの仮固定構造。
  2. ボルト頭部と、
    軸径がボルト先端部側とボルト頭部側とで異なる軸部を有するボルトであって、
    ボルト先端部側の軸径がボルト頭部側の軸径より小さく、
    ボルト先端部側とボルト頭部側とで異なる向きに螺子切りされていることを
    特徴とする仮固定ボルト。
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