JP2009058030A - 緩み防止機構付座金 - Google Patents

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Tadashi Kamibayashi
正 上林
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Abstract

【課題】施工が容易に行え、また、コストも安価に抑えることができ、部品点数も増やすことなく緩み防止を行うことのできる座金を提供する。

【解決手段】部材をボルト6とナット7で締結するときに緩み防止として用いられる座金1であって、本体部2から上方に起立している突起部3…が少なくとも1つ以上設けられており、ナット7締結時に、前記突起部3…が軸力方向に反力を生じさせることにより、緩み防止を行うことができることを特徴とする緩み防止機構付座金により解決される。

【選択図】 図1

Description

本発明は、建築部材などをボルトとナットで締結するために用いられる座金に関する。
従来、建築部材をボルトとナットで締結した場合の緩みを防止するために、ボルトの螺子部に接着剤を塗布してナットと強固に結合する方法がとられている。
また、緩み防止手段として、ワッシャ全体に凹凸を設けると共にナットにもワッシャと当接する面全体にワッシャの凹凸に噛み合うように凹凸を設け、ナット締結時に互いが噛み合うことにより、緩み防止を行うことができるワッシャ及びナットが開示されている。
さらに、ワッシャと緩み防止専用の固着具を使用して、緩み止めを行うことができるワッシャ及び緩み防止具が開示されている。
特開2003−120643号公報 特開平8−4743号公報
しかし、上記の緩み防止手段では、接着剤を直接螺子部に塗布するので、強固に連結されるが、抵抗が大きく施工時において、ナットを手で回せず、煩わしいという問題がある。
また、上記のワッシャを用いた緩み防止手段では、ナットをワッシャの凹凸にあわせて加工する必要があったり、ワッシャ以外の部材が必要となるので、コストが高くなるとともに、部材点数が増えるという問題がある。
本発明は、上記の問題点に鑑み、施工が容易に行え、また、コストも安価に抑えることができ、部品点数も増やすことなく緩み防止を行うことのできる座金を提供することを目的とする。
上記の課題は部材をボルトとナットで締結するときに緩み防止として用いられる座金であって、本体部から上方に起立している突起部が少なくとも1つ以上設けられており、ナット締結時に、前記突起部が軸力方向に反力を生じさせることにより、緩み防止を行うことができることを特徴とする緩み防止機構付座金により解決される。
この緩み防止機構付座金によれば、本体部から上方に起立している突起部が少なくとも1つ以上設けられており、ナット締結時に前記突起部が軸力方向に反力を生じさせることにより、緩み防止を行うことができるようになされているので、他の部材を用いることなく、強固に緩みを防止でき、また、座金以外に加工を施す必要もないので、コストを安価に抑えることができる。
接着剤を塗布するために、複数の溝部を有する塗布部が少なくとも1箇所以上設けられている場合は、塗布部が複数の溝部が形成されていることにより、平滑だと接着しにくい接着剤を簡易につけることができ、ボルトの螺子部に塗布する必要がなくなり、施工が容易に行える。
また、前記突起部が複数設けられ、前記突起部が同一円周上に設けられている場合は、ナット締結時の反力が増し、より強固に緩み防止が行える。
さらに、ボルトを挿通するための挿通孔に、少なくとも1つ以上の内向きの爪部が形成されている場合は、前記凸部がボルトの螺子溝部に嵌入することにより、緩み回転方向への回転を規制し、緩み防止を行うことができる。
本発明は以上のとおりであるから、施工が容易に行え、部品点数を増やすことなく、コストを安価に抑えることができる。
次に、本発明の実施最良形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図2に示す第1実施形態では、六角ボルト6とナット7を締結するのに使用する座金1が、図1(イ)〜(ハ)に示すように本体部2から上方に起立した突起部3…が同一円周上に4つ設けられており、突起部3…は、ナット7の締結回転方向に沿って反り返るように起立しており、接着剤9を塗布する塗布部4が複数の溝部を有しており、中心部には、丸孔のボルト挿通孔5が設けられている。
図2(イ)〜(ロ)に示すように、締結部材8を締結するのに、六角ボルト6を挿通し、ナット7で締め付けを行う。そのとき、ナットと締結部材8の間に座金1を介設し、ナット7と六角ボルト6を締結する。
この場合、本体部2に突起部3…が設けられているが、ナット7の締結回転方向に沿って反り返るように起立しているので、ナット7の締結回転方向の回転を防ぐことはない。
また、図2(ロ)に示すように、ボルト6とナット7を締結後、突起部3…がナット7の締結回転方向に沿って反り返るようになされているので、突起部3…による反力により軸方向にテンションがかかり、ナットの回転方向への力を抑制し、ナット7が緩み方向に回転しようとするのを防ぐことができる。
さらに、本体部2の両面に設けられた塗布部4に接着剤9が塗布されているため、接着剤9とナット7とが強固に連結され、突起部3…と共に緩み止めの効果を得ることができる。なお、塗布部4は、複数の溝からなっているので、平滑の場合と比較して、容易に本体部2に塗布することができ、また、接着力も向上する。
次に図3に示す第2実施形態では、ボルト挿通孔10が内側方向に爪部11を3つ有しており、その他は、第1実施形態と同様である。
本実施形態では、ボルト挿通孔10が内側方向に爪部11を3つ設けているので、ナット7締結後、爪部11が六角ボルト6の螺子溝部に嵌入し、緩み防止方向に回転することを規制し、突起部3…及び接着剤9と共に六角ボルト6とナット7の締結の緩み防止を行うことができる。
以上に、本発明の実施形態を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。例えば、突起部を4つ設けることを示したが、突起部に数の限定はない。
また、上記実施形態では、塗布部を片面に設けると示したが、両面でもよく、また、一面に2箇所以上設けてもよい。
本発明の第1実施形態を示すものであり、(イ)は、座金の斜視図であり、(ロ)は突起部の断面側面図であり、(ハ)は塗布部の断面側面図である。 本発明の第1実施形態を示すものであり、(イ)は締結状態を示す斜視図であり、(ロ)は締結状態を示す側面図である。 本発明の第2実施形態を示す、座金の斜視図である。
符号の説明
1・・・座金
2・・・本体部
3・・・突起部
4・・・塗布部
5、10・・・ボルト挿通孔
6・・・六角ボルト
7・・・ナット
8・・・締結部材
9・・・接着剤
11・・・爪部

Claims (4)

  1. 部材をボルトとナットで締結するときに緩み防止として用いられる座金であって、
    本体部から上方に起立している突起部が少なくとも1つ以上設けられており、
    ナット締結時に、前記突起部が軸力方向に反力を生じさせることにより、緩み防止を行うことができることを特徴とする緩み防止機構付座金。
  2. 接着剤を塗布するために、複数の溝部を有する塗布部が少なくとも1箇所以上設けられていることを特徴とする請求項1記載の緩み防止機構付座金。
  3. 前記突起部が複数設けられ、前記突起部が同一円周上に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の緩み防止機構付座金。
  4. ボルトを挿通するための挿通孔に、少なくとも1つ以上の内向きの爪部が形成されていることを特徴とする請求項1至乃3のいすれか一つに記載の緩み防止機構付座金。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011226115A (ja) * 2010-04-19 2011-11-10 Miyazawa Kogyo Inc ロックボルトおよび受圧体
US8893843B2 (en) 2012-10-09 2014-11-25 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Protection structure and electric vehicle
JP2018123918A (ja) * 2017-02-02 2018-08-09 いすゞ自動車株式会社 ボルト・ナットの締結構造
KR20190067549A (ko) * 2017-12-07 2019-06-17 박대희 종이 가구용 연결부재

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