JP2004036676A - ホースコネクタ - Google Patents

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JP2004036676A
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Kazutaka Fukushima
福島 一隆
Kenichi Fukutani
福谷 建一
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NIPPON FLEX Co Ltd
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Abstract

【目的】本発明は、合成樹脂製等のホースを接続し易くするホースコネクタを提供する。
【構成】ホースコネクタは、スリーブ5の端部に長手方向に縮小溝6が形成してあると共に、そのスリーブの外周に曲折凹溝7が形成してある。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、合成樹脂製等のホースを接続するために使用するホースコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、合成樹脂製等のホースを接続するホースコネクタには、種々の構造のものがあるが、主として、先細り形状で外面に段差を形成の、所謂、タケノコ型状の接続具を使用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この接続方法は、ホース差込口(タケノコ型)にホースを挿入し、ホースバンドで締め付けるものであるが、円周面で均一に締め付けることが困難であるため、締め付け箇所から漏洩を起こす。そのため、産業機械のクーラント液に使用すると、その液が機械に降りかかり機械の故障原因にもなる。
【0004】
また、タケノコ型のホースコネクタは、ホースが差し込み口に挿入された状態であるため、内圧に耐えねばならず、ホースコネクタの肉厚を厚く形成する必要から、内径を小さくするか、或いは、外径を大きくする必要がある。
そのため、内径を小さくすると、流量損失が大きくなり、1ランク上の口径サイズのホースを使用することが要求されるし、外径が大きいと、ホースをホース差込口に挿入するのが困難であり、ホースを熱湯などで昇温して柔軟状態で挿入する必要が生ずる。
このように、タケノコ型のホースコネクタは、作業性が悪く、且つ、経済性もよくないホースコネクタである。
そこで、本発明は、かかる不都合を解消するホースコネクタを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1のホースコネクタは、ニップル、スリーブ及び袋ナットで構成してあり、ニップルの回動頭部の右側に袋ナット用のナットネジとホースを挿入するホース差込筒体が形成してあると共に円周状に拡開溝が形成してある。
そして、スリーブの端部には長手方向に縮小溝を形成してあると共に、そのスリーブの外周に曲折凹溝が形成してある。
そのため、袋ナットを廻してスリーブを回動頭部に進めると、スリーブは拡開溝で半径方向に縮小され、スリーブは曲折凹溝から半径方向に容易に曲折して、縮小溝を閉鎖状態にする。そのため、スリーブはホースの外径に密着状態になって、漏洩防止を図ることができる。
【0006】
又、請求項2のホースコネクタは、ニップル、スリーブ及び袋ナットで構成してあり、スリーブには袋ナットに形成の締め付け突起に嵌合可能な締め付け凹溝が形成してあるので、スリーブは袋ナットに装着して一体で取り扱うことができる。そのため、スリーブをホースの先端から挿入するときは簡便であるし、ホースをホースコネクタから取り外すときには、スリーブがホースに嵌合して残る状態にはならず、スリーブは袋ナットと一体になって取り外すことができるので容易に取り外すことができる。
【0007】
請求項3のホースコネクタは、請求項2の構成に、請求項1のスリーブの端部に縮小溝と曲折凹溝が形成してあるので、スリーブは袋ナットと一体に取り扱うことができると共に、スリーブはホースに均等に密着させることができるので、漏洩防止を図ることができる。
【0008】
【発明の実施の態様】
本実施の形態のホースコネクタを図面を参照して説明すると、図1(A)はホースコネクタに合成樹脂等で製作のホース101を挿入したホースコネクタの正面図と断面図であり、袋ナットで締め付ける前の図である。
図1(B)はホースを挿入したホースコネクタの正面図と断面図であり、ナットで締め付けた後の図である。
また、図2(A)は、ニップルの正面図と断面図、図2(B)はスリーブの正面図と断面図、図2(C)はナットの正面図と断面図、図2(D)はスリーブをナットに挿入した正面図と断面図である。
【0009】
金属等で製作の筒状のニップル1のほぼ中央には、図2(A)に示すように、スパナ用の回動頭部1aが形成してあり、その回動頭部1aの左側には、機器取付け用の機器ネジ1bが形成してある一方、その右側にはホース101を差し込む円筒状のホース差込筒体2が延設してある。
また、そのホース差込筒体2の先端部2aの外周は、ホースを差込み易くするために、ホースの内径とほぼ同じ、或いは内径より僅かに小さく形成してホース101の内径に嵌合可能に平坦面が形成してあり、その平坦面に延設して、ホースの内径より僅かに大きい程度(例えば、1.1倍)に凹凸の段差2bが形成してあり、ホース101を抜き難くしてある。
尚、ニップル1の左側における機器の取付け方法は、前記機器ネジ1b形式の他、バンド等を介して結合すればよく、機器の種類に適宜対応させる。
【0010】
回動頭部1aの右部には、後記するスリーブ5を固定する袋ナット10用のナットネジ1cが形成してあり、その回動頭部1aの右側部には、入り口部において、上テーパ部3aで断面を台形状に形成し、奥部は、前記ホースの先端部を内挿可能な平行な挿入溝3cに形成の拡開溝3が円周状に形成してある。尚、奥に形成の平行な挿入溝3cは、前記上テーパ部3aを延設してテーパ状に形成してもよいし、上テーパ部3aに対応させて下テーパ部を形成の構造であってもよい。
尚、前記拡開溝3に、ホース101の先端部が挿入し、後述のスリーブ5を介して、ホースの先端部は前記上テーパ部3aと密着状態になり、漏洩防止の向上と脱抜防止を図ることができる。
従って、この拡開溝3の断面形状は、係る目的を達する形状、例えば、おわん型等であってもよい。
【0011】
次に、図2(B)(正面図と断面図)に示すスリーブ5について説明すると、この筒状の合成樹脂、ゴム等で製作のスリーブ5の左端部には、後記で詳述するが、袋ナット10で締め付けたとき、堅固に締め付け可能な長さと幅に形成の縮小溝6が適宜の数、円周上に、長手方向(後端部に向かって)に形成してあると共に、そのスリーブ5の外周には、スリーブ5の左端部が円中心に向かって折れ曲がり可能な曲折凹溝7が、前記縮小溝6の奥部位置に対応して形成してある。また、スリーブ5の右部には、後述の袋ナット10の右端部に形成してある締め付け突起11に嵌合可能な締め付け凹溝8が形成してあり、後記で詳述する、スリーブ5と袋ナット10が一体になるように構成してある。
また、スリーブ5の外周で、前記曲折凹溝7と締め付け凹溝8の間には、凹凸部9が形成してあり、後述の袋ナット10との嵌合が線接触となって、締め付け抵抗の軽減を図っている。
【0012】
次に、図2(C)を参照して袋ナット10について説明すると、金属や硬質樹脂等で形成の袋ナット10の左側の内面には、前記ニップル1に形成のナットネジ1cに螺合する内ネジ10aが形成してあると共に、その右部は前記スリーブ5に形成の凹凸部9に抵触し、抵抗が少なくなるように平坦面に形成してある。又、袋ナット10の右端部には、前記スリーブ5の外周に形成の締め付け凹溝8に嵌合可能な締め付け突起11が形成してある。
尚、この締め付け突起11は中心に向けて形成してあり、前記スリーブ5の締め付け凹溝8に嵌合して、図2(D)に示すように一体として取り扱うことを可能にしてある。
【0013】
次に、前記構成のホースコネクタを使用してホース101の結合方法について、図1(A)(B)を参照して説明する。
先ず、スリーブ5を袋ナット10と一体になるように構成する。即ち、スリーブ5を袋ナット10に挿入し、スリーブ5の締め付け凹溝8と袋ナット10の締め付け突起11を嵌合させる(図2(D))。そして、このスリーブ5をホース先端部101aから挿入する。
また、ホースの先端部101aをホース差込筒体2に挿入するが、ホース差込筒体2に形成の先端部2aは同じ太さであり、且つ、その奥に形成の段差2bはホース101の内径より僅かに大きな突起であるので容易に挿入できる。
【0014】
そして、図1(A)に示すように、ホースの先端部101aの先端部を拡開溝3に挿入してセットする。
次に、袋ナット10を廻して締め付けると、スリーブ5は袋ナット10と一体となって、回動頭部1aに進み、スリーブ5の先端が拡開溝3に挿入される。このスリーブ5は予め袋ナット10内に嵌め込まれて一体として取り扱うことができるので、容易に、ホースの先端から挿入することができる。
【0015】
又、ホース101をニップル1(ホースコネクタ)から取り外すとき、前記袋ナット10を緩めるが、スリーブ5は袋ナット10と一体に構成してあるので、一緒に取り外すことができる。しかし、このようにスリーブ5が袋ナット10と一体に構成してないと、袋ナット10を外しても、スリーブ5はニップル1のホース差込筒体2にホース101が残った状態になり、スリーブ5を取り外すことが困難である。
尚、この袋ナット10を廻して締め付けるとき、前記スリーブ5に形成の凹凸部9のために、この凹凸部9と袋ナット10の平坦面とは線接触のため、抵抗が少なく、容易に廻すことができる。
【0016】
そして、この拡開溝3は、上テーパ部3aで先細になっているので、スリーブ5の先端は中心側に絞り込まれ(内径方向に縮小し)、スリーブ5の端部に形成の縮小溝6が閉塞状態になって、拡開溝3内でホース101とスリーブ5が密着状態になってり、漏洩防止の向上と脱抜防止を図ることができる。
即ち、スリーブ5がテーパ状の拡開溝3内を奥に進むに連れて、スリーブ5は全周から均等に縮小力が与えられるので、ホース全体は均等に縮小して漏洩防止の向上と脱抜防止を図る。
【0017】
又、前記スリーブ5の先端が中心側に絞り込まれ(内径方向に縮小し)ることによって、スリーブ5の凹凸部9が外径方向に膨らみ、袋ナット10の平坦な内周面と凹凸部9が密着して漏洩を防止可能であると共に、このスリーブ5に凹凸部9が形成してあるので、スリーブ5と袋ナット10は線接触となり、袋ナット10を廻すとき、抵抗が小さく廻し易いが、スリーブに凹凸部9が形成していないと面接触となって抵抗が大となって廻し難い。
【0018】
尚、本願発明のホースコネクタは、前記ニップル、スリーブ、袋ナットの形状に限定されず、ホースの材質や耐用圧力等、使用目的によって、ニップル、スリーブ、袋ナットの部分形状を変更して構成できることはいうまでもない。
【0019】
【発明の効果】
請求項1のホースコネクタは、スリーブの端部に縮小溝と曲折凹溝が形成してあるので、袋ナットを廻すとスリーブは曲折凹溝から半径方向に容易に曲折して、縮小溝を閉鎖状態にするため、スリーブはホースの外径に密着状態になって、漏洩防止を図ることができる。
又、請求項2のホースコネクタは、スリーブと袋ナットを一体で取り扱うことができるため、スリーブをホースの先端から挿入するときは簡便であるし、ホースをホースコネクタから取り外すときもスリーブがホースに嵌合して残る状態にはならずスリーブを容易に取り外すことができる。
又、請求項3のホースコネクタは、スリーブと袋ナットを一体に取り扱うことができると共に、スリーブはホースに均等に密着させることができるので、漏洩防止を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はホースコネクタに合成樹脂等で製作のホースを挿入したホースコネクタの正面図と断面図であり、ナットで締め付ける前の図、(B)はホースを挿入したホースコネクタの正面図と断面図であり、ナットで締め付けた後の図である。
【図2】(A)は、ニップルの正面図と断面図、(B)はスリーブの正面図と断面図、(C)はナットの正面図と断面図、(D)はスリーブをナットに挿入した正面図と断面図である。
【符号の説明】
1 ニップル
1a 回動頭部
2 ホース差込筒体
3 拡開溝
3a 上テーパ部
5 スリーブ
6 縮小溝
7 曲折凹溝
10 袋ナット
101 ホース

Claims (3)

  1. ニップルのホース差込筒体にホースを挿入し、スリーブを介して袋ナットで締め付けるホースコネクタであって、
    前記ニップルの回動頭部の右側には、袋ナット用のナットネジとホースを挿入するホース差込筒体が形成してあると共に円周状に拡開溝が形成してあり、
    前記スリーブの端部に、長手方向に縮小溝を形成してあると共に、そのスリーブの外周に曲折凹溝が形成してあることを特徴とするホースコネクタ。
  2. ニップルのホース差込筒体にホースを挿入し、スリーブを介して袋ナットで締め付けるホースコネクタであって、
    前記ニップルの回動頭部の右側には、袋ナット用のナットネジとホースを挿入するホース差込筒体が形成してあると共に円周状に拡開溝が形成してあり、
    前記スリーブに前記袋ナットに形成の締め付け突起に嵌合可能な締め付け凹溝が形成してあることを特徴とするホースコネクタ。
  3. 請求項2のスリーブの端部に、長手方向に縮小溝を形成してあると共に、そのスリーブの外周に曲折凹溝が形成してあることを特徴とする請求項2のホースコネクタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009222142A (ja) * 2008-03-17 2009-10-01 Nippon Flex Kk ホース接続用コネクタ
JP2010038267A (ja) * 2008-08-05 2010-02-18 Nippon Pillar Packing Co Ltd 樹脂管継手
CN106322018A (zh) * 2016-11-10 2017-01-11 南京九致信息科技有限公司 防止软管意外脱落的转接头组件

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