JP5355320B2 - アルミニウム合金鋳物部材及びその製造方法 - Google Patents
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Description
更に詳細には、本発明は、所定割合の合金元素を含み、共晶Siのアスペクト比が2.0以下であり且つ共晶Siの平均粒径が1.0μm以下であるアルミニウム合金鋳物部材、これを適用して成る自動車用部品及びアルミニウム合金鋳物部材の製造方法に関する。
このため、近年、自動車の車体骨格に適用する部品や自動車のドアインナーに適用する部品、自動車の足廻りに適用する部品などに広く適用されている。
アルミニウム合金を自動車用部品に適用するに当たり、機械的特性を向上させるために、共晶Siの改良元素であるSrやSbなどを添加することが提案されている(特許文献1参照。)。
本実施形態の第1のアルミニウム合金鋳物部材は、Si:7.0〜11.5質量%、Mg:0.9〜4.0質量%、Fe:0.1〜0.65質量%及びMn:0.1〜0.8質量%を含み、残部がAl及び不可避不純物からなり、共晶Siのアスペクト比が2.0以下であり、且つ共晶Siの平均粒径が1.0μm以下であるものである。
以下、各構成について詳細に説明する。
Si(ケイ素)は、ダイカスト時の鋳造性の改善に大きな効果のある元素である。Si含有量が7.0質量%未満では、湯流れ性が悪く、効果が小さい。一方、Si含有量が11.5質量%を超えると、得られたアルミニウム合金鋳物部材の靭性が低下する。したがって、Si含有量は7.0〜11.5質量%の範囲内であることを要する。鋳造性及び強度・靭性に重点を置く場合は、Si含有量を8.0〜10.0質量%の範囲内とすることが好ましい。
Mg(マグネシウム)は、アルミニウム合金の母相中に固溶すると共に、前記Siと化合してMg2Siを形成し、強度を向上させる元素である。Mg含有量が0.9質量%未満では、強度の向上効果が小さく、更に、共晶Siの微細化効果が得られない。なお、Mg含有量を0.9質量%以上とすると共晶Siの微細化効果が発現される。一方、Mg含有量が4.0質量%を超えると、鋳造性や強度の向上効果が小さく、また0.2%耐力が向上しない。したがって、Mg含有量は0.9〜4.0質量%の範囲内であることを要する。より確実な効果を得る場合は、Mg含有量を1.0〜4.0質量%の範囲内とすることが好ましい。
Fe(鉄)は、ダイカスト時の金型への焼付きを防止するのに有効な元素である。Fe含有量が0.1質量%未満では、金型への焼付き防止効果が小さい。一方、Fe含有量が0.65質量%を超えると、針状のAl−Fe系金属間化合物が増加し、靭性や伸びを低下させる。したがって、Fe含有量は0.1〜0.65質量%の範囲内であることを要する。
Mn(マンガン)は、ダイカスト時の金型への焼付きを防止するのに有効な元素である。Mn含有量が0.1質量%未満では、金型への焼付き防止効果が小さい。一方、Mn含有量が0.8質量%を超えると、粗大なAl−Mn系、Al−Fe−Mn系金属間化合物が形成され、靭性や伸びを低下させる。したがって、Mn含有量は0.1〜0.8質量%の範囲内であることを要する。
鋳造用合金インゴットには、リサイクルの関係でリターン材を混入させる場合が多いため、第1のアルミニウム合金鋳物部材においては、アルミニウム及び合金元素(Si、Mg、Fe及びMn)の他に不可避不純物が含まれていてもよい。不可避不純物としては、Cu、P、Zn、Sn、Pb、Ni、Cr、Ti、B、Zr、Sr、Sb、Ca、Naなどを挙げることができる。
なお、第1のアルミニウム合金鋳物部材においては、Sr、Sb、Ca及びNaは、Sr含有量が0.003質量%未満、Sb含有量が0.01質量%未満、Ca含有量が0.003質量%未満、Na含有量が0.001質量%未満であれば不可避不純物とみなす。また、第1のアルミニウム合金鋳物部材においては、Cuは、Cu含有量が0.3質量%未満であれば不可避不純物とみなす。
また、Pは共晶Siの微細化を阻害する元素であるため、P含有量は0.004質量%以下であることが望ましい。
更に、Ti、Zr及びBが多量に添加された場合粗大な金属間化合物を形成し、靭性を低下させる元素であるため、Ti含有量は0.25質量%以下、Zr含有量は0.25質量%以下、B含有量は0.02質量%以下であることが望ましい。
また、Zn、Sn、Pb、Ni及びCrは実用上の観点から、Zn含有量は0.8質量%以下、Sn含有量は0.1質量%以下、Pb含有量は0.1質量%以下、Ni含有量は0.1質量%以下、Cr含有量は0.5質量%以下であることが望ましい。
更に、不可避不純物については上記例示したものに限定されるものではない。他の不可避不純物については、その含有量が単元素で0.05質量%以下、総合計で0.5質量%以下であることが望ましい。
共晶Siのアスペクト比が2.0を超えると、所望の性能を有するアルミニウム合金鋳物部材を得ることができない。
ここで、アスペクト比は、任意の部位のアルミニウム合金鋳物部材の金属組織の顕微鏡写真(0.087mm×0.063mm視野サイズ)を10視野観察し、その中に含まれる共晶Siについて、共晶Siの短径に対する長径の比(長径/短径)を求め、その平均値により定められる。
共晶Siの平均粒径が1.0μmを超えると、所望の性能を有するアルミニウム合金鋳物部材を得ることができない。
ここで、平均粒径は、任意の部位のアルミニウム合金鋳物部材の金属組織の顕微鏡写真(0.087mm×0.063mm視野サイズ)を10視野観察し、その中に含まれる共晶Siについて、画像解析装置により共晶Siの等価円相当径を求め、その平均値により定められる。
本実施形態の第2のアルミニウム合金鋳物部材は、Si:7.0〜11.5質量%、Mg:0.9〜4.0質量%、Fe:0.1〜0.65質量%、Mn:0.1〜0.8質量%及びCu:0.3〜1.0質量%を含み、残部がAl及び不可避不純物からなり、共晶Siのアスペクト比が2.0以下であり、且つ共晶Siの平均粒径が1.0μm以下であるものである。
以下、各構成について詳細に説明する。
Si(ケイ素)は、ダイカスト時の鋳造性の改善に大きな効果のある元素である。Si含有量が7.0質量%未満では、湯流れ性が悪く、効果が小さい。一方、Si含有量が11.5質量%を超えると、得られたアルミニウム合金鋳物部材の靭性が低下する。したがって、Si含有量は7.0〜11.5質量%の範囲内であることを要する。鋳造性及び強度・靭性に重点を置く場合は、Si含有量を8.0〜10.0質量%の範囲内とすることが好ましい。
Mg(マグネシウム)は、アルミニウム合金の母相中に固溶すると共に、前記Siと化合してMg2Siを形成し、強度を向上させる元素である。Mg含有量が0.9質量%未満では、強度の向上効果が小さく、更に、共晶Siの微細化効果が得られない。なお、Mg含有量を0.9質量%以上とすると共晶Siの微細化効果が発現される。一方、Mg含有量が4.0質量%を超えると、鋳造性や強度の向上効果が小さく、また0.2%耐力が向上しない。したがって、Mg含有量は0.9〜4.0質量%の範囲内であることを要する。より確実な効果を得る場合は、Mg含有量を1.0〜4.0質量%の範囲内とすることが好ましい。
Fe(鉄)は、ダイカスト時の金型への焼付きを防止するのに有効な元素である。Fe含有量が0.1質量%未満では、金型への焼付き防止効果が小さい。一方、Fe含有量が0.65質量%を超えると、針状のAl−Fe系金属間化合物が増加し、靭性や伸びを低下させる。したがって、Fe含有量は0.1〜0.65質量%の範囲内であることを要する。
Mn(マンガン)は、ダイカスト時の金型への焼付きを防止するのに有効な元素である。Mn含有量が0.1質量%未満では、金型への焼付き防止効果が小さい。一方、Mn含有量が0.8質量%を超えると、粗大なAl−Mn系、Al−Fe−Mn系金属間化合物が形成され、靭性や伸びを低下させる。したがって、Mn含有量は0.1〜0.8質量%の範囲内であることを要する。
Cu(銅)は、強度を向上させる効果がある元素である。Cu含有量が0.3質量%未満では、強度の向上効果が小さい。一方、Cu含有量が1.0質量%を超えると、靭性及び耐食性を低下させる。したがって、Cu含有量は0.3〜1.0質量%であることを要する。
鋳造用合金インゴットには、リサイクルの関係でリターン材を混入させる場合が多いため、第2のアルミニウム合金鋳物部材においては、アルミニウム及び合金元素(Si、Mg、Fe、Mn及びCu)の他に不可避不純物が含まれていてもよい。不可避不純物としては、P、Zn、Sn、Pb、Ni、Cr、Ti、B、Zr、Sr、Sb、Ca、Naなどを挙げることができる。
なお、第2のアルミニウム合金鋳物部材においては、Sr、Sb、Ca及びNaは、Sr含有量が0.003質量%未満、Sb含有量が0.01質量%未満、Ca含有量が0.003質量%未満、Na含有量が0.001質量%未満であれば不可避不純物とみなす。
また、Pは共晶Siの微細化を阻害する元素であるため、P含有量は0.004質量%以下であることが望ましい。
更に、Ti、Zr及びBが多量に添加された場合粗大な金属間化合物を形成し、靭性を低下させる元素であるため、Ti含有量は0.25質量%以下、Zr含有量は0.25質量%以下、B含有量は0.02質量%以下であることが望ましい。
また、Zn、Sn、Pb、Ni及びCrは実用上の観点から、Zn含有量は0.8質量%以下、Sn含有量は0.1質量%以下、Pb含有量は0.1質量%以下、Ni含有量は0.1質量%以下、Cr含有量は0.5質量%以下であることが望ましい。
更に、不可避不純物については上記例示したものに限定されるものではない。他の不可避不純物については、その含有量が単元素で0.05質量%以下、総合計で0.5質量%以下であることが望ましい。
共晶Siのアスペクト比が2.0を超えると、所望の性能を有するアルミニウム合金鋳物部材を得ることができない。
ここで、アスペクト比は、第1のアルミニウム合金鋳物部材の場合と同様の方法により定められる。
共晶Siの平均粒径が1.0μmを超えると、所望の性能を有するアルミニウム合金鋳物部材を得ることができない。
ここで、平均粒径は、第1のアルミニウム合金鋳物部材の場合と同様の方法により定められる。
本実施形態の自動車用部品は、上述した本発明の一実施形態に係る第1及び第2のいずれか一方又は双方のアルミニウム合金鋳物部材を適用して成るものであり、具体的には、車体骨格に適用する部品やドアインナーに適用する部品、足廻りに適用する部品などの高強度・高靭性の特性を必要とされる部品を挙げることができる。
なお、本実施形態の自動車用部品においては、アルミニウム合金鋳物部材のみからなるものだけでなく、アルミニウム合金鋳物部材と他の素材からなる部材とを組み合わせたものも含む。
本実施形態のアルミニウム合金鋳物部材の製造方法は、上述した本発明の一実施形態に係る第1又は第2のアルミニウム合金鋳物部材の製造方法の一例である。
上述した本発明の一実施形態に係る第1又は第2のアルミニウム合金鋳物部材は、例えば、Si:7.0〜11.5質量%、Mg:0.9〜4.0質量%、Fe:0.1〜0.65質量%及びMn:0.1〜0.8質量%を含み、残部がAlとなるように又はSi:7.0〜11.5質量%、Mg:0.9〜4.0質量%、Fe:0.1〜0.65質量%、Mn:0.1〜0.8質量%及びCu:0.3〜1.0質量%を含み、残部がAlとなるように原料を溶解し、次いで、溶解した原料を金型に圧入し、金型内の平均流速12m/s以上で鋳造することにより得ることができる。
以下、各構成について詳細に説明するが、各合金元素(Si、Mg、Fe、Mn及びCu)については、上記第1のアルミニウム合金鋳物部材や第2のアルミニウム合金鋳物部材の説明において述べたのでその説明は省略する。
なお、上述した他の素材が鋳造時の条件下において安定である材料である場合には、他の素材からなる部材を金型内に配置した状態で鋳造して一体化させることもできる。
表1に示す合金元素及びアルミニウムを含む原料を溶解して溶湯を得、350tの高真空ダイカスト装置を使用して、得られた溶湯を690〜750℃に温度調整し、鋳造圧力60MPa、射出速度1.6m/s、真空度50mbar以下の条件で金型に圧入し、各例のアルミニウム合金鋳物部材(平板形状:110mm(縦)×110mm(横)×3.5mm及び5mm(厚み))を得た。
なお、各例のアルミニウム合金鋳物部材において、Sr含有量は0.001質量%未満、Na含有量は0.0005質量%未満、Ca含有量は0.001質量%、Sb含有量は0.001質量%未満であった。
なお、鋳造時の金型内の平均流速は、次式(1)で求めた。
各例の仕様の一部を表1に示す。なお、表1中、共晶Siの微細化の評価は、共晶Siが1μm以下か否かを判断した。表1中、共晶Siの微細化の評価が「○」であるものは共晶Siが1μm以下であることを示し、「×」であるものは共晶Siが1μm超であることを示す。
また、各例のアルミニウム合金鋳物部材から機械加工によりJIS14号B引張試験片を作成し、引張強さ、0.2%耐力及び破断伸びを測定した。得られた結果を表1に併記する。引張試験片及び引張試験方法については、JIS−Z−2201及びZ−2241に準拠した。
具体的には、引張強さは、破断荷重と予め測定した引張試験片の平行部の断面積から求めた。また、0.2%耐力は、伸び計を使用し、荷重−歪線図より0.2%の歪での荷重と断面積から求めた。更に、破断伸びは、標点距離40mmでの2点突合せ法により求めた。
共晶Siが非常に細かく微細な組織を呈しており、Srなどの共晶Siを微細化するための改良元素を添加した場合と同様な組織であることが分かる。
その結果、表1に示すように、共晶Siが微細化されていない比較例1−1〜比較例1−8、比較例2−1〜比較例2−3、比較例3−1〜比較例3−2のアルミニウム合金鋳物部材よりも、共晶Siが微細化されている実施例1−1〜実施例1−4、実施例2−1〜実施例2−6、実施例3−1〜実施例3−3のアルミニウム合金鋳物部材の方が、靭性・延性の向上が認められた。
更に、共晶Siのサイズの定量化を行った結果、共晶Siが微細化されていない比較例1−1〜比較例2−3、比較例3−1〜比較例3−2のアルミニウム合金鋳物部材は、共晶Siの平均粒径が2.5〜7.3μmとなっている。
比較例2−4のアルミニウム合金鋳物部材は、共晶Siの平均粒径が0.61μmで、非常に小さいが、Si含有量が7.0質量%未満なので、0.2%耐力が低くなっている。比較例2−5のアルミニウム合金鋳物部材は、共晶Siの平均粒径が0.91μmで、非常に小さいが、Mgが4.0質量%を超えて含有されているので、延性が小さくなっている。比較例2−6のアルミニウム合金鋳物部材は、共晶Siの平均粒径が0.75μmで非常に小さいが、Fe及びMnが、それぞれ0.65質量%及び0.8質量%を超えて含有されているので、延性が小さくなっている。
一方、共晶Siが微細化されている実施例1−1〜実施例3−3のアルミニウム合金鋳物部材は、平均粒径が0.55〜0.85μmであり、共晶Siの平均粒径が非常に小さく、高強度・高靭性を示す金属組織状態となっている。
金型内の平均流速が低い比較例1−4〜比較例1−8のアルミニウム合金鋳物部材は、伸びが6%未満と低い値を示し、Mg含有量の増加と共に、伸びが減少する傾向を示した。
これは、MgがAl中に固溶し、アルミニウム母相が強化され、固溶できなかったMgはMg2Siを形成し、強度が向上し、伸びが減少しているものと考えられる。
一方、金型内の平均流速が高い実施例1−1〜実施例1−4及び比較例1−1〜比較例1−3のアルミニウム合金鋳物部材においても、Mg含有量が増加すると共に、伸びが減少する傾向を示すが、Mg=0.9質量%において変曲点が存在し、Mg含有量が0.9質量%以上の共晶Si微細化領域では、伸びの減少量が小さいことが認められる。
これは、共晶Siの微細化により、破断時の亀裂進展が遅くなることで延性が向上しているものと考えられる。
共晶Siの微細化が認められた実施例1−1〜実施例1−4のアルミニウム合金鋳物部材は、共晶Siが微細化されていない比較例1−1〜比較例1−8よりも、0.2%耐力と延性のバランスが良く、自動車用としてのアルミニウム合金鋳物部材に必要とされる0.2%耐力が190MPa以上、伸びが5.0%以上を満たし、高強度・高靭性の特性を有する優れた機械的強度を有するアルミニウム合金鋳物部材が得られることが分かる。
Claims (5)
- Si:7.0〜11.5質量%、Mg:0.9〜4.0質量%、Fe:0.1〜0.65質量%及びMn:0.1〜0.8質量%を含み、残部がAl及び不可避不純物からなり、
共晶Siのアスペクト比が2.0以下であり、且つ共晶Siの平均粒径が1.0μm以下である、ことを特徴とするアルミニウム合金鋳物部材。 - Si:7.0〜11.5質量%、Mg:0.9〜4.0質量%、Fe:0.1〜0.65質量%、Mn:0.1〜0.8質量%及びCu:0.3〜1.0質量%を含み、残部がAl及び不可避不純物からなり、
共晶Siのアスペクト比が2.0以下であり、且つ共晶Siの平均粒径が1.0μm以下である、ことを特徴とするアルミニウム合金鋳物部材。 - Si含有量が8.0〜10.0質量%であり、且つMg含有量が1.0〜4.0質量%である、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のアルミニウム合金鋳物部材。
- 請求項1〜3のいずれか1つの項に記載のアルミニウム合金鋳物部材を適用して成る自動車用部品。
- 請求項1〜3のいずれか1つの項に記載のアルミニウム合金鋳物部材の製造方法であって、
Si:7.0〜11.5質量%、Mg:0.9〜4.0質量%、Fe:0.1〜0.65質量%及びMn:0.1〜0.8質量%を含み、残部がAlとなるように又はSi:7.0〜11.5質量%、Mg:0.9〜4.0質量%、Fe:0.1〜0.65質量%、Mn:0.1〜0.8質量%及びCu:0.3〜1.0質量%を含み、残部がAlとなるように原料を溶解し、次いで、溶解した原料を金型に圧入し、金型内の平均流速12m/s以上で鋳造することを特徴とするアルミニウム合金鋳物部材の製造方法。
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