JP5355140B2 - 内視鏡用処置具 - Google Patents

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この発明は、内視鏡の処置具挿通チャンネルに通して使用される内視鏡用処置具に関する。
内視鏡用処置具には、例えば内視鏡用穿刺針等のように、先端処置部材が基端側からの操作により可撓性チューブの先端から突没するように構成されたものが少なくない。そして、可撓性チューブの先端部分が内視鏡の観察画面中において視認し易くなるよう、可撓性チューブの外周面に指標を付したものもある(例えば、特許文献1)。
特開2006−333996
内視鏡用穿刺針等においては、先端処置部材である針管が可撓性チューブの先端から突然飛び出すと粘膜を不必要に傷つけるおそれがあるので、可撓性チューブを透明又は半透明の材料で形成して、可撓性チューブ内の針管の動きが外から見えるようにするのがよい。ただし、そのような内視鏡用処置具では、内視鏡の観察画面中で可撓性チューブが見え難くなるので、可撓性チューブに指標等を付して見え易くする必要がある。
しかし、従来の内視鏡用処置具に設けられている指標は、可撓性チューブの外周面に円周状に印刷等で形成されており、目盛り等としても利用することができるよう、複数の指標が軸線方向に一定の間隔をあけて設けられている。
そのため、可撓性チューブ内の先端処置部材の先端位置が指標でとびとびに遮られてその動きをはっきり視認することができず、先端処置部材の先端が可撓性チューブの先端から突然飛び出す感じになるので、使い勝手が悪いだけでなく、安全性の上からも好ましくない場合があった。
また、円周状の目盛りは、可撓性チューブの外周面に一つ一つ印刷する必要があるので、製造コストがかかると共に、繰り返しの使用によって擦り切れて次第に見え難くなる場合があった。
本発明は、内視鏡の観察画面中で可撓性チューブを視認し易くするための指標を低コストで形成することができ、しかも可撓性チューブ内にある先端処置部材の先端位置の視認が容易で安全に長期にわたって使用することができる内視鏡用処置具を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の内視鏡用処置具は、内視鏡の処置具挿通チャンネルに通して使用される内視鏡用処置具であって、基端側からの操作により透明又は半透明の可撓性チューブの先端から先端処置部材が突没するように構成されたものにおいて、可撓性チューブの少なくとも先端部分付近の領域に、軸線と平行方向に、複数の不透明な指標線が可撓性チューブの軸線周りの180°の範囲に少なくとも一本ある状態に埋設されているものである。
なお、指標線が先端処置部材より細く形成されていると、指標線の位置に関係なく先端処置部材の視認が容易であり、指標線は、可撓性チューブの軸線周りに略均等な間隔で2〜4本設けられているとよい。また、先端処置部材が針管等であってもよい。
本発明によれば、透明又は半透明の可撓性チューブの少なくとも先端部分付近の領域に、軸線と平行方向に、複数の不透明な指標線が可撓性チューブの軸線周りの180°の範囲に少なくとも一本ある状態に埋設されていることにより、内視鏡の観察画面中で可撓性チューブを視認し易くするための指標を押し出し成型等を用いて低コストで形成することができ、しかも可撓性チューブ内にある先端処置部材の先端位置の視認が容易で、先端処置部材を突然飛び出させることなく安全に使用することができ、埋設された指標線は使用によって擦り切れたりせず、長期にわたって劣化なく使用することができる。
本発明の第1の実施例の内視鏡用処置具の内視鏡観察像の一例を示す略示図である。 本発明の第1の実施例の内視鏡用処置具が超音波内視鏡の処置具挿通チャンネルに通された状態の全体構成図である。 本発明の第1の実施例の内視鏡用処置具の先端付近の軸線に垂直な断面の断面図である。 本発明の第1の実施例の内視鏡用処置具の先端部分が超音波内視鏡の処置具挿通チャンネルの先端から突出した状態の斜視図である。 本発明の第1の実施例の内視鏡用処置具の内視鏡観察像の一例を示す略示図である。 本発明の第2の実施例の内視鏡用処置具の先端付近の軸線に垂直な断面の断面図である。 本発明の第3の実施例の内視鏡用処置具の先端付近の軸線に垂直な断面の断面図である。 本発明の第3の実施例の内視鏡用処置具の内視鏡観察像の一例を示す略示図である。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図2は、内視鏡用処置具の一つである内視鏡用穿刺針10が公知の超音波内視鏡20の処置具挿通チャンネル21に挿通されて、内視鏡用穿刺針10の先端部分が処置具挿通チャンネル21の先端部分から突出した状態を示している。23は、超音波内視鏡20の挿入部22の先端に配置された超音波プローブである。
内視鏡用穿刺針10は、処置具挿通チャンネル21内に挿脱自在な可撓性チューブ11内に、軸線方向に進退自在に可撓性の針管12(先端処置部材)が全長にわたって挿通配置された構成を備えている。針管12としては、例えば薄肉厚のステンレス鋼パイプ又はその他の金属パイプ材を用いることができる。
可撓性チューブ11の基端には筒状の把持部13が連結されていて、針管12の基端に連結された針元口金14が把持部13の基端部から外方に突出している。針管12と針元口金14は可撓性チューブ11と把持部13に対して軸線方向にスライド自在であり、把持部13に対して針元口金14をスライド操作することにより、可撓性チューブ11の先端11aから針管12の先端を突没させることができる。
したがって、可撓性チューブ11を処置具挿通チャンネル21内に挿脱する際には針管12を可撓性チューブ11の先端11a内に没入させておき、図2に示されるように、可撓性チューブ11の先端11aが処置具挿通チャンネル21の先端から突出したら、針管12を可撓性チューブ11の先端11aから突出させて、針管12の先端を生体組織に穿刺し、針元口金14に注射筒等を接続して生体組織の吸引採取や薬液注射等を行うことができる。
そのようにして超音波プローブ23による超音波走査範囲内に突出された針管12の先端部分は、生体組織の断層像等と共に超音波の反射エコー像として観察され、図示されていないモニタ画面にその像が描出される。
図3は、内視鏡用穿刺針10の先端近傍の軸線に垂直な断面における断面図である。可撓性チューブ11は、例えば外径が2mm程度で長さが50cm〜2m程度のものであり、透明又は半透明の例えば四フッ化エチレン樹脂チューブやPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)樹脂チューブ等で形成されている。
可撓性チューブ11内に挿通配置されている針管12は、例えば外径が0.6〜0.8mm程度で肉厚が0.1mm程度のものであり、不透明な材料で形成されているので、可撓性チューブ11の外部から透明又は半透明の可撓性チューブ11を透過して針管12を視認することができる。
そのような内視鏡用穿刺針10の可撓性チューブ11には、軸線と平行方向に2本の不透明な指標線15が180°間隔で埋設されている。指標線15の色は例えば黒等であり、赤系統では粘膜との区別上好ましくなく、青系統では染色観察の際に見難くなる場合がある。
各指標線15は、針管12の太さより細く、例えば針管12の半分程度又は半分より細い0.3〜0.4mm程度の太さに形成されていて、この実施例では、可撓性チューブ11の全長にわたって埋設されている。そのような指標線15を備えた可撓性チューブ11は押し出し成型により容易に製造することができる。
ただし、指標線15は可撓性チューブ11の少なくとも先端部分付近の領域に設けられていればよく、指標線15付きの可撓性チューブ11と指標線15なしの可撓性チューブ11を連結してもよい。また、指標線15の表面が可撓性チューブ11の表面に露出していても差し支えない。
図4は、可撓性チューブ11の先端が超音波内視鏡20の処置具挿通チャンネル21の出口である処置具突出口21aから突出した状態を示しており、針管12の先端は可撓性チューブ11の先端11a内に潜っている。
超音波内視鏡20の光学観察窓24は処置具突出口21aに隣接して配置されており、処置具突出口21aから突出する可撓性チューブ11の先端部分が光学観察窓24からの観察領域に入って、観察画面に可撓性チューブ11の先端とその周辺が表示される。25は、光学観察窓24に隣接して配置された照明窓である。
図5は、観察画面に表示される内視鏡用処置具の先端部分の一例を示しており、可撓性チューブ11が透明なので、その内部の針管12が可撓性チューブ11を通してよく視認される。また、2本の指標線15がよく視認されるので、それによって可撓性チューブ11自体の位置を明確に確認することができる。
可撓性チューブ11の屈曲や捩れの具合等によっては、図1に示されるように、指標線15が針管12と重なる場合がある。しかし、指標線15が針管12より細く(例えば、半分程度又は半分より細い太さに)形成されているので、針管12の先端位置を可撓性チューブ11の外から容易に視認することができる。
また、2本の指標線15が180°間隔で設けられているので、少なくともそのうちの一本が明瞭に視認され、それによって可撓性チューブ11自体の位置を明確に確認することができる。
なお、指標線15は、可撓性チューブ11の軸線周りの180°の範囲に少なくとも一本がある状態に埋設されていればよく、図6及び図7に例示されるように、略120°間隔に3本、又は略90°間隔に4本設けられていてもよい。その数を多くしすぎると針管12が見え難くなってしまうが、4本位では、図8に示されるように針管12の視認を大きくは妨げない。
なお、本発明は内視鏡用穿刺針10に限らず、先端処置部材が基端側からの操作により可撓性チューブの先端から突没するように構成された各種内視鏡用処置具に適用することができる。
10 内視鏡用穿刺針
11 可撓性チューブ
12 針管(先端処置部材)
15 指標線
20 超音波内視鏡
21 処置具挿通チャンネル
23 超音波プローブ
24 光学観察窓

Claims (3)

  1. 内視鏡の処置具挿通チャンネルに通して使用される内視鏡用処置具であって、基端側からの操作により透明又は半透明の可撓性チューブの先端から先端処置部材が突没するように構成されたものにおいて、
    上記可撓性チューブの少なくとも先端部分付近の領域に、軸線と平行方向に、複数の不透明な指標線が、上記軸線周りにおいて隣接する2つの上記指標線どうしの間隔が180°以下となるように埋設され、
    上記指標線が、いずれも上記先端処置部材より細く形成されていることを特徴とする内視鏡用処置具。
  2. 上記指標線が、上記可撓性チューブの軸線周りに略均等な間隔で2〜4本設けられている請求項1記載の内視鏡用処置具。
  3. 上記先端処置部材が針管である請求項1または2のいずれかの項に記載の内視鏡用処置具。
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