JP5354210B2 - 車載用電子機器 - Google Patents

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本発明は、各種の情報を表示するドットマトリックス表示器を備える車載用電子機器に関するものである。
車載用電子機器において各種の情報を表示する液晶パネル等のドットマトリックス表示器を備える車載用電子機器が存在する。
例えば、車載用電子機器であるレーダーディテクター(レーダー探知機)は、速度測定装置から発射されたマイクロ波を検出した際や、予め速度測定装置の設置位置情報を記憶させておき、GPS(Global Positioning System )等によって取得した現在位置が、記憶した設置位置に近づいた場合(所定の接近関係になった場合)に、警報音を発するとともに、速度測定装置への接近を示す警報内容を、絵や写真、文字等によって、ドットマトリックス表示器に表示するように構成されている。たとえば、検出したマイクロ波の強度が所定レベル以上になった場合に警報を行ったり、現在位置が、速度測定装置の設置位置から1000m以内に入った位置になった場合に第一の警報を行い、さらに速度測定装置の設置位置から500m以内に入った位置になった場合に、第二の警報を行ったりしている。これらの機能を備えたレーダーディテクターの従来例としては、例えば特許文献1に記載のものがある。
特開2009−9546号公報
このようなレーダーディテクター等の車載用電子機器における液晶パネル等の表示器は、表示器の大型化等により、表示器の消費電力が増大しており、例えば、表示器無しのレーダーディテクターのように、年間を通じて完全にソーラー充電のみで動作させることが厳しくなって来ている。実情としては、ソーラー使用時の液晶表示を警報中のみにするなどして、少しでも消費電流を減らすための工夫を取り入れたりしている。それでもソーラー充電のみで、対応させることは厳しくなっている。そこで、ソーラー充電のみで動作させる状態(外部電源を接続しない状態)では表示器の表示を消しておき、常時待受け画面表示したい場合には外部電源で使用するように機能に制限をかけるなどしている。
特に、従来の透過型液晶を使用した機器では、表示時にバックライトの助けを必要とする関係上、1ドットでも表示した場合も常にバックライトを点灯させねばならなかったため、バッテリー駆動機器では、電池の消耗を考慮すると常に表示させることが困難であった。従ってこのような機器の構成としては、ユーザへ緊急告知する必要がない待ち受け時は画面オフ(例えば表示器のバックライトへの電力供給を停止)とし、何らかのイベントが発生した場合のみ画面を表示(例えばバックライトへの電力供給を開始)させる間欠動作を、警報と連動して行なっていた。このような構成とすると、不満となるのは、待ち受け時に時計、速度、緯度経度、コンパス等の表示が出ないことであり、この不満を解消するために常にバックライトを点灯させると、当然コードレスでの機器の使用時間が短くなり、すぐに充電する必要が出てくる。
そのため、ソーラーパネルとバッテリーを搭載しているにも関わらず、実際には外部電源を接続した使用が前提となり、本来のソーラーの利点を生かしきれてないという課題があった。
そこで、本発明は、係る問題を解決するためになされたもので、車両からの電源供給線を接続することなく、完全にコードレスで使用でき、例えば、待受け画面を常時表示させることができるなど、機能に制限をかけることもなく、年間を通じてソーラー充電のみでの完全使用することも可能な車載用電子機器を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明に係る車載用電子機器は、(1)GPS受信機、無線受信機、マイクロ波受信機のうち少なくとも1つからなる検出手段と、ドットマトリックス表示が可能な表示手段と、前記検出手段による検出状態に基づいて警報対象への接近が検知された場合には前記警報対象への接近を示す情報を前記表示手段に表示させ、前記警報対象への接近が検知されていない場合には所定の情報を前記表示手段に表示させる制御を行う制御手段と、前記検出手段、前記表示手段、前記制御手段に対して電源を供給する電池とを備える車載用電子機器であって、前記表示手段は、メモリ液晶である構成とする。
このようにすれば、車両等の外部からの給電を受ける必要がなく、常に待ち受け画面表示をさせることができる。表示手段が付いた車載用電子機器で完全なコードレス化が実現できる。また、電池の状態を気にせずに、常時、表示手段への表示をさせることも容易にできる。例えば、メモリ液晶に、常に待ち受け画面の表示を行うことが可能となる。したがって、ユーザは、常に、液晶画面の表示内容から情報をえることができ、かつ永遠に太陽電池からの給電のみで動作しつづけ、完全なコードレス機器として使用できる。
メモリ液晶としては、例えば、各画素内にメモリを内蔵し、消費電力が数10μW程度のものを用いるとよい。また、メモリ液晶は、電子ペーパー等と比べ、画面の書き換え時間も速く、非常にスムーズであるため、警報対象への接近を示す情報を、即座に表示させることができ、画面の書換え中に警報対象を通過してしまうなど、警報表示の時期を逸するおそれがない。メモリ液晶としては、例えば、各画素内に1bitメモリを内蔵し、液晶層をオンとした透明状態(黒)または液晶層をオフとした散乱状態(白)として、各画素の状態を保持できるものを用いるとよい。特に、散乱型液晶を採用しており、偏光板が不要のもので、反射率50%を超える高い反射率を実現したものを用いるとよい。このようにすれば、日差しが強い車内でもくっきりとした表示がなされ、容易に情報を視認できる。また、例えば、偏光板を付き大型メモリ液晶を用いれば、地図や写真などを表示させることが可能であり、電池としてソーラーパネルの起電力のみで常時表示をさせることが可能となる。
所定の情報としては、例えば、いわゆる待ち受け画面を表示させるとよい。例えば時計、速度、緯度経度、コンパス等の表示を行なうようにするとよい。
(2)前記メモリ液晶は、反射型または微透過型であり、前記検出手段は、間欠給電を行うとともに、前記表示手段は、常時給電を行う構成とするとよい。反射型または微透過型のメモリ液晶を搭載することにより、バックライトは、特に間欠動作させる必要がなくなるため、回路構成も簡単になり、画面書き換え時の消費電力も気にする必要がないため、常に連続動作で駆動できる。メモリ液晶は大型化して情報量を増やしても消費電流を30μA程度に抑えられるメリットがあるため、地図等の表示も常時表示可能となる。
(3)前記メモリ液晶を照明する照明手段を備え、前記電池は、太陽電池と前記太陽電池の起電力により充電可能な蓄電池とから構成されており、前記照明手段は、前記太陽電池の起電力の状態に基づいて点灯と非点灯とを切り替える構成とするとよい。
反射型のメモリ液晶では、夜間はフロントライトが必要となってくる。メモリ液晶には微透過型メモリ液晶もあるため、偏光板を付けて簡単なバックライトで夜間の視認性もすぐれ、構造的にも簡単にできる。具体的には数mA程度のバックライトで済むため、夜間のコードレスとして使用しても消費電流的に問題ないレベルで実現可能である。
「太陽電池の起電力の状態に基づいて点灯と非点灯とを切り替える」構成としては、例えば、太陽電池の出力電圧が、所定の電圧閾値を超えた場合には非点灯とし、所定の電圧閾値を超えていない場合には点灯する構成とするとよい。
このようにすれば、照度センサー等を設けて明るさを検出する必要もなく、低コストで実現することができる。なお、従来は、GPS受信機によって受信した情報に基づいて得た現在の時刻に基づいて昼夜の判別をマイコンで行い、この判別結果に基づいて昼の場合には非点灯、夜の場合には点灯とする制御をマイコンから行う構成としていたが、このようにすれば、マイコンを用いない構成とすることも容易にできる。こうすることでマイコンのI/Oポート(出力ピン)を消費せず、またマイコンでの処理を行なわずに、低コストかつ容易に照明手段の点灯・非点灯を制御できる。また、昼間であってもトンネル内や雨で暗い場合があるが、このような構成によれば、暗い状況であれば照明手段が点灯してメモリ液晶が照明されることとなり、昼間で暗い状況であっても、表示内容を容易に視認できる。
(4)(3)の構成を前提に、前記照明手段は、前記制御手段によって制御する構成とし、前記制御手段は、前記太陽電池の起電力の状態が前記照明手段を非点灯とすべき状態であっても、前記警報対象への接近を示す情報を前記表示手段に表示させる場合には、前記照明手段を点灯させる構成とするとよい。
このようにすれば、太陽電池の起電力が得られない暗い場所に車両がある状態であっても、さらに電池の消費を抑えて長時間の表示を行うことが可能となる。また、警報対象へ接近した場合には、太陽電池の起電力の状態が前記照明手段を非点灯とすべき状態であっても、照明手段が点灯することとなるため、周囲の明るさによらず、警報対象へ接近したことを認識することができる。
(5)前記電池から前記検出手段、前記表示手段、前記制御手段に対して電源を供給する状態と供給しない状態とを切り替え可能な電源供給切替手段を備え、前記電源供給切替手段は、前記表示手段に対して電源を供給し、前記検出手段及び前記制御手段に対して電源を供給しない状態への切り替えが可能である構成とするとよい。
このようにすれば、電池から前記検出手段、前記表示手段、前記制御手段に対して電源を供給する状態と、前記表示手段に対して電源を供給し、前記検出手段及び前記制御手段に対して電源を供給しない状態と、前記検出手段、前記表示手段、前記制御手段に対して電源を供給しない状態を切り替えることができる。このようにすれば、きめ細かに消費電力を制御することができる。例えば、電源供給切替手段を切り替えスイッチ等によって構成すれば、ユーザの意図に沿って、給電を行うこともできる。すなわち、メモリ液晶へは常に給電するようにするとよいが、大元の電源を切れば表示も消えるようにしてもよいし、電源を切っても液晶部分のみ常時電源を入れておくようにしてもよい。
(6)(5)の構成を前提に、前記制御手段は、前記電源供給切替手段によって、前記電池から前記検出手段、前記表示手段、前記制御手段に対して電源を供給する状態から、前記表示手段に対して電源を供給し、前記検出手段及び前記制御手段に対して電源を供給しない状態への切り替えを行う場合に、当該切り替えに先立って、前記所定の情報を前記表示手段に表示させる制御を行う構成とするとよい。
このようにすれば、警報対象への接近を示す情報を表示手段に表示中に、電源供給切替手段によって、電池から検出手段、表示手段、制御手段に対して電源を供給する状態から、表示手段に対して電源を供給し検出手段及び制御手段に対して電源を供給しない状態への切り替えがなされる場合であっても、たとえば表示手段に警報対象への接近を示す情報が表示されたままになることを防止できる。
(7)車両のルームミラーの前面に取り付け可能であり前記表示手段を備える本体と、前記ルームミラーの背面に取り付け可能な前記電池としての太陽電池を有するソーラーパネル部とを備え、前記本体には、前記ルームミラーのミラーに代えて機能する鏡部と、当該鏡部の一部に前記表示手段による表示を視認可能な窓部とを有し、前記ソーラーパネル部は、前記本体とは別体として構成し、前記ソーラーパネル部と前記本体内の表示手段に対して給電を行うことのできる給電線を有する構成とするとよい。
従来このようなミラータイプの機器は、本体とソーラーパネルを一体化して、2次電池も本体に内蔵されていたため、本体重量が重くなり、ミラーのみの機器と比べて重心もずれるので、取付時に車種によっては走行中にミラーの振動が大きくなり、結果的にブレたりして表示内容が見辛いと言う課題があった。
しかし本構成によれば、ソーラーパネル部(蓄電池も内蔵しても良い)と本体を2ピースに分けて設置し、本体からソーラーパネル部を削除した形で配置することができ、本体の重量の低減、振動防止に効果がある。例えば、ソーラーパネル部と本体を最短距離で配線できるように、ソーラーパネル部は、車両のルームミラー(純正ミラー)を支えているアーム部分に取り付けるとよい。例えば、ソーラーパネル部は、洗濯バサミのような構造で車両のルームミラー(純正ミラー)を支えているアーム部分を挟み込んで取り付ける構成とするとよい。このような取付構造により、取付後の外観もすっきりし、ソーラーパネル部をルームミラー背面の太陽光がよく当たる場所に配置することが容易にできるようになるため、充電効率も向上する。さらにソーラーパネルに可変機構を設ければ、好みの角度で設置可能となる。
また、蓄電池(2次電池)を内蔵した構造のものをミラーのアームに取り付けてもよい。また、本体に2次電池を内蔵し、ソーラーパネルのみアームに取付ける構成としてもよく、この場合はパネル部の薄型化が出来る。また、レーダーディテクターに液晶表示が搭載されて以来、表示部分にかかる消費電流の増大により、ミラータイプのレーダーディテクターにおいても、液晶表示無しのレーダーディテクターのように、年間を通じて完全にソーラー充電のみで動作させることが厳しくなって来ている。今回、上記の構造のソーラーパネルと液晶部分に超低消費電流(数十μA)で駆動出来るメモリ液晶を使用し、ソーラーであっても待受け画面を常時表示させ、機能に制限をかけることなく年間を通じてソーラー充電のみで完全使用を可能にしたソーラーパネル別体型ミラータイプレーダーディテクターとすることができる。
このようにすることで、例えば次のような効果を得られる。ミラータイプソーラーなので簡単取付けが出来、車両からの配線が不要とできる。ソーラーパネルを別体とするため、本体重量が軽くなり振動に強くなる。また純正ミラーのアームに取付ける構造とするため、どんな車種にも対応可能である。ソーラーパネルの充電効率がアップし、運転者の視界の邪魔にならない。本体にシガープラグを使用して動作させる構成とすることも可能となる。メモリ液晶を使用して超低消費電力を実現できるため、バッテリー寿命を気にせず常時点灯が可能である。反射型液晶のメモリ液晶を用いれば、高い視認性が得られる。メモリ液晶は、最低照度が0.5ルクス程度のものがあるため、バックライトが不必要となり、常時表示でソーラーのみで使用できる。また、偏光板付き大型メモリ液晶を使用すれば地図、写真も表示可能でソーラー化実現可能となる。また、ミラーによって後方を視認しようとする際に、バックライトの光によってミラー(後方)の視認性が低下するといったおそれもなくなる。
本発明によれば、車両からの電源供給線を接続することなく、完全にコードレスで使用でき、例えば、待受け画面を常時表示させることができるなど、機能に制限をかけることもなく、年間を通じてソーラー充電のみでの完全使用することも可能な車載用電子機器を提供することができる。
本発明の好適な一実施形態であるレーダー探知機の構成を示す図である。 レーダー探知機のブロック図である。 待ち受け画面・レーダースコープ・GPS警報の表示例を示す図である。 レーダー波警報機能における警報画面の表示例を示す図である。 本発明の好適な一実施形態であるミラータイプのレーダー探知機の構成を示す図である。
図1,図2は、本発明の車載用電子機器として好適な一実施形態であるレーダー探知機の構成を示している。本レーダー探知機は通常ダッシュボード上に取り付けられる。本レーダー探知機は、図1に示すように、ケース本体1の上面にソーラーパネル2並びにスイッチ部3を配置し、ケース本体1の前面側(車両前方へ配置される側(フロントガラス側))に車両の前方へ赤外線を照射するための赤外線プロジェクタ21と車両の前方を撮影するための車外撮影カメラ23とを備え、前面側の内部に速度測定装置の発する周波数帯のマイクロ波を検知するマイクロ波受信器4を配置する。一方、ケース本体1の後面側(車両後方へ配置される側(ユーザ側(ドライバー側))には、表示部5と警報ランプ6と赤外線通信機7とリモコン受信器16を配置している。また、ケース本体1の上面側内部には、GPS受信機8を配置する。さらに、ケース本体1の一方の側面には、アダプタージャック9を配置し、他方の側面には電源スイッチ10並びに図示省略するDCジャックを配置する。また、ケース本体1内には、スピーカ20も内蔵している。本実施形態では、表示部5は1.4インチの反射率50%の画素メモリ液晶であり、ケース本体1の後面側(車両後方へ配置される側(ユーザ側(ドライバー側))を表示面としている。
表示部5は、ドットマトリックス表示器であり、CGシリコン薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor)を用い、アスペクト比1:1のパネルを使用した反射型アクティブ・マトリックス型メモリ液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)モジュールである。
表示部5には、メモリ液晶を照明するフロントライトを備え、フロントライトは、ソーラーパネル2の起電力の状態に基づいて点灯と非点灯とを切り替える構成としている。すなわち、ソーラーパネルの出力電圧が、所定の電圧閾値を超えた場合には非点灯とし、所定の電圧閾値を超えていない場合には点灯する構成としている。表示部5の表示が見にくくなる明るさにおけるソーラーパネル2の出力電圧を実測し、その実測値を所定の電圧閾値としている。このような構成とすることで、照度センサー等を設けて明るさを検出する必要もなく、低コストで、フロントライトの点灯・非点灯の制御を実現することができる。従来は、GPS受信機8によって受信した情報に基づいて得た現在の時刻に基づいて昼夜の判別をマイコンで行い、この判別結果に基づいて昼の場合には非点灯、夜の場合には点灯とする制御をマイコンから行う構成としていたが、このようにすれば、マイコンを用いない構成とすることも容易にできる。こうすることでマイコンのI/Oポート(出力ピン)を消費せず、またマイコンでの処理を行なわずに、低コストかつ容易にフロントライトの点灯・非点灯を制御できる。また、昼間であってもトンネル内や雨で暗い場合があるが、このような構成によれば、暗い状況であれば表示部5のフロントライトが点灯して表示部5のメモリ液晶が照明されることとなり、昼間で暗い状況であっても、表示内容を容易に視認できる。なお、表示部5を実装するケース本体1の後方側の高さHは、その他の部位の高さH0よりも大きくしている。
図2に示すように、赤外線通信機7は携帯電話機12等の赤外線通信機を内蔵した通信装置との間でデータの送受を行なう。アダプタージャック9は、メモリカードリーダ13を接続する端子である。アダプタージャック9にメモリカードリーダ13を接続することで、そのメモリカードリーダ13に装着されたメモリカード14に格納されたデータを内部に取り込んだり、データベース19や制御部18のメモリの内容をメモリカード14に書き込んだりすることができる。より具体的には、メモリカード14に格納されたデータに、新規な目標物の情報(経度・緯度を含む位置情報,種別情報等)や注意を要する車両のナンバープレートに関する情報などの更新情報がある場合、その更新情報を制御部18が装置に内蔵されるデータベース19に格納(ダウンロード)し、データベース19のデータを更新する。なお、メモリカードリーダ13の機能は、本体ケース1内に内蔵するように構成してもよい。
データベース19は、制御部18のマイコン内あるいはマイコンに外付けした不揮発性メモリ(たとえばEEPROM)である。データベース19には、出荷時に一定の目標物に関する情報と注意を要する車両のナンバープレートに関する情報を登録しており、その後に追加された目標物についてのデータ等が上記のようにしてデータ更新することができる。また、データ更新は、赤外線通信機7を介して行なうこともできる。
本レーダー探知機の内部には、充電式のバッテリ(二次電池)を備え、ソーラーパネル2から給電を受けて充電を行うとともに、制御部18、GPS受信機8、マイクロ波受信機4、無線受信機15、リモコン受信器16、表示部5、ランプ6、スピーカ20、メモリカードリーダ13、赤外線受信機7、データベース19等の各部への電源供給を行う。DCジャックは、図示省略のシガープラグコードを接続するためのもので、そのシガープラグコードを介して車両のシガーソケットに接続して各部への電源供給を行いうる構成としている。シガープラグコードを介して車両のシガーソケットに接続して電源供給を受けた際には、この電源からバッテリーへの充電を行う。これらの充電回路は従来の構成と同様の構成としているが、表示部5にメモリ液晶を用いることで、液晶自体の消費電流を、静止画時が数μA程度、書き換え時も数十μA程度とすることできる。よって、表示部5の消費電流はほとんど無視出来るのでシガープラグコードを介して車両のシガーソケットに接続しなくても、通常の車両の使用状態であれば、ソーラーパネル2からの給電のみで、表示部5には、常時表示させることが可能となる。
無線受信機15は、飛来する所定周波数の無線を受信する。リモコン受信器16は、赤外線によりリモコン(携帯機:子機)17とデータ通信をし、装置に対する各種の設定を行なう。また、スイッチ部3も制御部18に接続され(図示省略)、リモコン17と同様の設定を行えるようになっている。リモコン17には、再生ボタン、待受切替ボタン、設定ボタン、選択ボタン、キャンセルボタン、決定ボタンと、上下左右の十字ボタンを備えている。
また、制御部18は、CPU,ROM,RAM,不揮発性メモリ、I/O等を備えるマイコンであり、上記の各種の入力機器から入力される情報に基づき所定の処理を実行し、出力機器を利用して所定の警報・メッセージや情報を出力する。なお、これらの基本構成は、基本的に従来のものと同様のものを用いることができる。
本実施形態のレーダー探知機における機能は、制御部18に有するコンピュータが実行するプログラムとして制御部18のEEPROM上に格納され、これを制御部18に有するコンピュータが実行することで実現される。
制御部18の有するプログラムによってコンピュータが実現する機能としては、GPSログ機能、待ち受け画面表示機能、レーダースコープ表示機能、GPS警報機能、レーダー波警報機能、無線警報機能などがある。
GPSログ機能は、制御部18が1秒ごとにGPS受信機8によって検出された現在位置をその検出した時刻および速度(車速)と関連づけて位置履歴として不揮発性メモリに記憶する機能である。この位置履歴は例えばNMEA形式で記録する機能である。
待ち受け画面表示機能は、図3(a)に示すように、GPS受信器8によって検出した自車両の速度、緯度、経度、高度を表示部5に表示する機能である。
レーダースコープ表示機能は、図3(b)に示すように、GPS受信機8によって検出した現在位置から所定の範囲内(例えば約1kmの範囲内)にある目標物をデータベース19に記憶された位置情報に基づいて検索し、自車位置と目標物の位置との相対的な位置関係を表示部5に表示させる機能である。図3(b)中の左側の「W」が西、右側の「E」が東、上側の「N」が北の方角を示し、「W」と「E」を結ぶ左右方向の線と「N」から下へ伸びる上下方向の線との交点にあるアイコンが自車位置を示している。また「L」「RD」「P」「N」等の文字を有するアイコンが目標物の種類と位置を示す。
図3(a)に示すような待ち受け画面表示機能実行中にリモコン17に設けた待受切替ボタンの押下が検出された場合、図3(b)に示すようなレーダースコープ表示機能に切り替える。
制御部18は、待ち受け画面表示機能またはレーダースコープ表示機能(以下これらの機能を総称して待受機能と称する)の実行中に、発生したイベントに応じて、GPS警報機能、レーダー波警報機能、無線警報機能等の各機能を実現する処理を実行する。各機能の優先度は、高いほうから、レーダー波警報機能、無線警報機能、GPS警報機能の順に設定している。
GPS警報機能は、制御部18に有するタイマーからのイベントにより所定時間間隔(1秒間隔)で実行される処理であり、データベース19に記憶された目標物の緯度経度とGPS受信機8によって検出した現在位置の緯度経度から両者の距離を求め、求めた距離が所定の接近距離(例えば500m以内)になった場合に、表示部5にその旨を表示し、スピーカ20からその旨を示す接近警告の音声を出力する処理である。
こうした目標物としては、居眠り運転事故地点、レーダー、制限速度切替りポイント、取締エリア、検問エリア、駐禁監視エリア、Nシステム、交通監視システム、交差点監視ポイント、信号無視抑止システム、警察署、事故多発エリア、車上狙い多発エリア、急/連続カーブ(高速道)、分岐/合流ポイント(高速道)、ETCレーン事前案内(高速道)、サービスエリア(高速道)、パーキングエリア(高速道)、ハイウェイオアシス(高速道)、スマートインターチェンジ(高速道)、PA/SA内 ガソリンスタンド(高速道)、トンネル(高速道)、ハイウェイラジオ受信エリア(高速道)、県境告知、道の駅、ビューポイントパーキング等があり、これらの目標物の種別情報とその位置を示す緯度経度情報と表示部5に表示する模式図または写真のデータと音声データとを対応付けてデータベース19に記憶している。
レーダー波警報機能は、マイクロ波受信器4によって速度測定装置(移動式レーダー等(以下、単に「レーダー」と称する))から発せられる周波数帯のマイクロ波に対応する信号が検出された場合に、表示部5に対して警報画面を表示するとともに、スピーカ20から警報音を出力する警報機能である。例えば、レーダーの発するマイクロ波の周波数帯のマイクロ波がマイクロ波受信器4によって検出された場合に、図4に示すように、データベース19に記憶されたレーダーの模式図または写真を表示部5に警報画面として表示するとともに、データベース19に記憶された音声データを読み出して「レーダーです。スピード注意」という音声をスピーカ20から出力する。音声出力中は、警報ランプ6を点燈させる。
無線警報機能は、無線受信機15によって、緊急車両等の発する無線電波を受信した場合に、その走行等の妨げとならないよう、警報を発する機能である。無線警報機能においては、取締無線、カーロケ無線、デジタル無線、特小無線、署活系無線、警察電話、警察活動無線、レッカー無線、ヘリテレ無線、消防ヘリテレ無線、消防無線、救急無線、高速道路無線、警備無線等の周波数をスキャンし、スキャンした周波数で、無線を受信した場合には、データベース19に無線種別ごとに記憶されたその周波数に対応する無線を受信した旨の模式図を警報画面として表示部5に表示するとともに、データベース19に無線種別ごとに記憶された音声データを読み出して、スピーカ20からその無線の種別を示す警報音声を出力する。たとえば、取締無線を受信した場合には「取締無線です。スピード注意」のように音声を出力する。音声出力中は、警報ランプ6を点燈させる。
以上のような構成のレーダー探知機によれば、車両からの給電を受けなくても、常に待ち受け画面表示をさせることができる。したがって、表示部5を有するレーダー探知機で完全なコードレス化を実現できる。また、電池の状態を気にせずに、常時、表示部5への待ち受け画面の表示やレーダースコープ画面の表示をさせることができる。したがって、ユーザは、常に、表示部5の表示内容から情報をえることができ、かつ永遠にソーラーパネル2からの給電のみで動作しつづけ、完全なコードレス機器として使用できる。また、メモリ液晶は、電子ペーパー等と比べ、画面の書き換え時間も速く、非常にスムーズであるため、レーダースコープ表示機能、GPS警報機能、レーダー波警報機能、無線警報機能などにおける警報対象への接近を示す情報を、即座に表示させることができ、画面の書換え中に警報対象を通過してしまうなど、警報表示の時期を逸するおそれがない。
なお、メモリ液晶としては、例えば、各画素内に1bitメモリを内蔵し、液晶層をオンとした透明状態(黒)または液晶層をオフとした散乱状態(白)として、各画素の状態を保持できるものを用いるとよい。特に、散乱型液晶を採用しており、偏光板が不要のもので、反射率50%を超える高い反射率を実現したものを用いるとよい。このようにすれば、日差しが強い車内でもくっきりとした表示がなされ、容易に情報を視認できる。また、例えば、偏光板を付き大型メモリ液晶を用いれば、地図や写真などを表示させることが可能であり、電池としてソーラーパネル2の起電力のみで常時表示をさせることが可能となる。
なお、GPS受信機8、マイクロ波受信機4、無線受信機15は、それぞれ間欠給電を行うとともに、表示部5は、常時給電を行う構成とするとよい。表示部5に反射型または微透過型のメモリ液晶を用いることにより、表示部5は、特に間欠動作させる必要がなくなるため、回路構成も簡単になる。また、表示部5の画面書き換え時の消費電力も気にする必要がないため、常に連続動作で駆動できる。メモリ液晶は大型化して情報量を増やしても消費電流を30μA程度に抑えられるメリットがあるため、地図等の表示も常時表示可能となる。
メモリ液晶としては、各種のものを用いることができる。たとえばメモリ液晶として微透過型メモリ液晶を用いる場合、偏光板を付けて簡単なバックライトを構成することで、夜間の視認性もすぐれ、構造的にも簡単なものとして構成できる。具体的には数mA程度のライトで済むため、夜間のコードレスとして使用しても消費電流的に問題ないレベルで実現可能である。
さらに、レーダー探知機に、バッテリーから、GPS受信機8、マイクロ波受信機4、無線受信機15、制御部18に電源を供給しない状態と、表示部5に対して電源を供給し、GPS受信機8、マイクロ波受信機4、無線受信機15、制御部18に対して電源を供給しない状態と、GPS受信機8、マイクロ波受信機4、無線受信機15、制御部18に電源を供給する状態との切り替えが可能なスイッチを設けてもよい。このようにすれば、ユーザの意図に沿って、きめ細かに消費電力を制御することができる。メモリ液晶へは常に給電するようにするとよいが、大元の電源を切れば表示も消えるようにしてもよいし、電源を切っても液晶部分のみ常時電源を入れておくようにしてもよい。
またこの構成を前提に、制御部18は、スイッチが、GPS受信機8、マイクロ波受信機4、無線受信機15、制御部18に電源を供給する状態から、表示部5に対して電源を供給し、GPS受信機8、マイクロ波受信機4、無線受信機15、制御部18に対して電源を供給しない状態へと切り替えがされた事を検出した場合に、その切り替えに先立って、制御部18の処理を、待受画面表示機能の処理に切り替え、表示部5に待ち受け画面を表示させる制御を行うとよい。このようにすれば、図3(b)に示したレーダースコープ表示中や、図3(c)・図4に示した接近警告画面を表示中にスイッチがGPS受信機8、マイクロ波受信機4、無線受信機15、制御部18に電源を供給する状態から、表示部5に対して電源を供給し、GPS受信機8、マイクロ波受信機4、無線受信機15、制御部18に対して電源を供給しない状態へと切り替えられた場合でも、図3(a)に示した待受画面へと表示が切り替わるので、図3(c)・図4に示した接近警告画面が表示されたままになることを防止できる。
本実施例のレーダー探知機は、ダッシュボード上に設置するタイプのものとしてが、これに限らず各種のものを用いることができる。例えば、図5に示すように、車両のルームミラー100の前面に取り付け可能であり表示部5を備える本体70と、ルームミラーの背面に取り付け可能なソーラーパネルとを有するソーラーパネル部80とを備え、本体には、ルームミラーのミラーに代えて機能する鏡部と、その鏡部の一部に表示部5による表示を視認可能な窓部とを有し、ソーラーパネル部80は、本体とは別体として構成し、ソーラーパネル部80と本体90内の表示部5に対して給電を行うことのできる給電線を有する構成とするとよい。従来このようなミラータイプの機器は、本体とソーラーパネルを一体化して、2次電池も本体に内蔵されていたため、本体重量が重くなり、ミラーのみの機器と比べて重心もずれるので、取付時に車種によっては走行中にミラーの振動が大きくなり、結果的にブレたりして表示内容が見辛いと言う課題があった。しかし本構成によれば、ソーラーパネル部80(蓄電池も内蔵しても良い)と本体70を2ピースに分けて設置し、本体からソーラーパネル部を削除した形で配置することができ、本体の重量の低減、振動防止に効果がある。例えば、ソーラーパネル部と本体を最短距離で配線できるように、ソーラーパネル部80は、車両のルームミラー110(純正ミラー)を支えているアーム部115に取り付けるとよい。例えば、ソーラーパネル部は、洗濯バサミのような構造で車両のルームミラー110(純正ミラー)を支えているアーム部115を挟み込んで取り付ける構成とするとよい。このような取付構造により、取付後の外観もすっきりし、ソーラーパネル部80をルームミラー背面のフロントガラス120との間の太陽光がよく当たる場所に配置することが容易にできるようになるため、充電効率も向上する。さらにソーラーパネルに可変機構を設ければ、好みの角度で設置可能となる。また、蓄電池(2次電池)を内蔵した構造のものをルームミラー110のアーム部115に取り付けるようにしてもよい。また、本体70に2次電池を内蔵し、ソーラーパネル部80のみアーム部115に取付ける構成としてもよく、この場合はソーラーパネル部80の薄型化が出来る。また、レーダーディテクターに液晶表示が搭載されて以来、表示部分にかかる消費電流の増大により、ミラータイプのレーダーディテクターにおいても、液晶表示無しのレーダーディテクターのように、年間を通じて完全にソーラー充電のみで動作させることが厳しくなって来ているが、今回、上記の構造のソーラーパネルと液晶部分に超低消費電流(数十μA)で駆動出来るメモリ液晶を使用したことで、待受け画面を常時表示させ、機能に制限をかけることなく年間を通じてソーラー充電のみで完全使用を可能にしたソーラーパネル別体型ミラータイプレーダー探知機とすることができる。
このようにすることで、例えば次のような効果を得られる。ミラータイプソーラーなので簡単取付けが出来、車両からの配線が不要とできる。ソーラーパネルを別体とするため、本体重量が軽くなり振動に強くなる。また純正ミラーのアームに取付ける構造とするため、どんな車種にも対応可能である。ソーラーパネルの充電効率がアップし、運転者の視界の邪魔にならない。本体にシガープラグを使用して動作させる構成とすることも可能となる。メモリ液晶を使用して超低消費電力を実現できるため、バッテリー寿命を気にせず常時点灯が可能である。反射型液晶のメモリ液晶を用いれば、高い視認性が得られる。メモリ液晶は、最低照度が0.5ルクス程度のものがあるため、バックライトが不必要となり、常時表示でソーラーのみで使用できる。また、偏光板付き大型メモリ液晶を使用すれば地図、写真も表示可能でソーラー化実現可能となる。また、ミラーによって後方を視認しようとする際に、バックライトの光によってミラー(後方)の視認性が低下するといったおそれもなくなる。
本実施例では、GPS警報機能とレーダー波警報機能と無線警報機能とを備えるレーダー探知機の例で説明したが、これらの機能はすべて備える必要はなく、これらのうち少なくともいずれか1つの機能を備える構成であればよい。備える機能に応じてGPS受信機8、マイクロ波受信機4、無線受信機15から搭載する機器を決定すればよい。
また本実施例で記載した数値の値は、実験等を行って適宜、効果を奏する値に変更してもよい。表示部5の画面サイズなども任意のものとすることができる。
1 ケース本体
2 ソーラーパネル
4 マイクロ波受信機
5 表示部
6 ランプ
7 赤外線通信機
8 GPS受信機
9 アダプタージャック
10 電源スイッチ
11 携帯電話機
12 メモリカードリーダ
14 メモリカード
15 無線受信機
16 リモコン受信器
17 リモコン
18 制御部
19 データベース
20 スピーカ

Claims (8)

  1. GPS受信機、無線受信機、マイクロ波受信機のうち少なくとも1つからなる検出手段と
    記検出手段による検出状態に基づいて警報対象への接近が検知された場合には前記警報対象への接近を示す情報を表示手段に表示させ、前記警報対象への接近が検知されていない場合には所定の情報を前記表示手段に表示させる制御を行う制御手段と、
    前記検出手段、前記表示手段、前記制御手段に対して電源を供給する電池と
    を備える車載用電子機器であって、
    前記表示手段は、メモリ液晶であり、
    前記検出手段は、間欠給電を行うとともに、
    前記表示手段は、常時給電を行うこと
    を特徴とする車載用電子機器。
  2. 前記メモリ液晶は、反射型または微透過型であることを特徴とする請求項1に記載の車載用電子機器。
  3. GPS受信機、無線受信機、マイクロ波受信機のうち少なくとも1つからなる検出手段と
    記検出手段による検出状態に基づいて警報対象への接近が検知された場合には前記警報対象への接近を示す情報を表示手段に表示させ、前記警報対象への接近が検知されていない場合には所定の情報を前記表示手段に表示させる制御を行う制御手段と、
    前記検出手段、前記表示手段、前記制御手段に対して電源を供給する電池と
    を備える車載用電子機器であって、
    前記表示手段は、メモリ液晶であり、
    前記メモリ液晶を照明する照明手段を備え、
    前記電池は、太陽電池と前記太陽電池の起電力により充電可能な蓄電池とから構成されており、
    前記照明手段は、前記太陽電池の起電力の状態に基づいて点灯と非点灯とを切り替えること
    を特徴とする車載用電子機器。
  4. 前記照明手段は、前記制御手段によって制御する構成とし、
    前記制御手段は、前記太陽電池の起電力の状態が前記照明手段を非点灯とすべき状態であっても、前記警報対象への接近を示す情報を前記表示手段に表示させる場合には、前記照明手段を点灯させること
    を特徴とする請求項3に記載の車載用電子機器。
  5. GPS受信機、無線受信機、マイクロ波受信機のうち少なくとも1つからなる検出手段と
    記検出手段による検出状態に基づいて警報対象への接近が検知された場合には前記警報対象への接近を示す情報を表示手段に表示させ、前記警報対象への接近が検知されていない場合には所定の情報を前記表示手段に表示させる制御を行う制御手段と、
    前記検出手段、前記表示手段、前記制御手段に対して電源を供給する電池と
    を備える車載用電子機器であって、
    前記表示手段は、メモリ液晶であり、
    前記電池から前記検出手段、前記表示手段、前記制御手段に対して電源を供給する状態と供給しない状態とを切り替え可能な電源供給切替手段を備え、
    前記電源供給切替手段は、前記表示手段に対して電源を供給し、前記検出手段及び前記制御手段に対して電源を供給しない状態への切り替えが可能であること
    を特徴とする車載用電子機器。
  6. 前記制御手段は、前記電源供給切替手段によって、前記電池から前記検出手段、前記表示手段、前記制御手段に対して電源を供給する状態から、前記表示手段に対して電源を供給し、前記検出手段及び前記制御手段に対して電源を供給しない状態への切り替えを行う場合に、当該切り替えに先立って、前記所定の情報を前記表示手段に表示させる制御を行うこと
    を特徴とする請求項5に記載の車載用電子機器。
  7. GPS受信機、無線受信機、マイクロ波受信機のうち少なくとも1つからなる検出手段と
    記検出手段による検出状態に基づいて警報対象への接近が検知された場合には前記警報対象への接近を示す情報を表示手段に表示させ、前記警報対象への接近が検知されていない場合には所定の情報を前記表示手段に表示させる制御を行う制御手段と、
    前記検出手段、前記表示手段、前記制御手段に対して電源を供給する電池と
    を備える車載用電子機器であって、
    前記表示手段は、メモリ液晶であり、
    車両のルームミラーの前面に取り付け可能であり前記表示手段を備える本体と、前記ルームミラーの背面に取り付け可能な前記電池としての太陽電池を有するソーラーパネル部とを備え、
    前記本体には、前記ルームミラーのミラーに代えて機能する鏡部と、当該鏡部の一部に前記表示手段による表示を視認可能な窓部とを有し、
    前記ソーラーパネル部は、前記本体とは別体として構成し、
    前記ソーラーパネル部と前記本体内の表示手段に対して給電を行うことのできる給電線を有すること
    を特徴とする車載用電子機器。
  8. 前記表示手段は、ドットマトリックス表示が可能な表示手段であることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の車載用電子機器。
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