JP5353410B2 - 被研磨物キャリア及び研磨製品の製造方法 - Google Patents

被研磨物キャリア及び研磨製品の製造方法 Download PDF

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本発明は、研磨対象の被研磨物を収容する被研磨物キャリア及び被研磨物キャリアを用いた研磨製品の製造方法に関する。
例えば、半導体ウェーハ(ウェーハ)等の被研磨物(ワーク)を研磨加工する研磨装置においては、研磨機の上下定盤間で被研磨物を保持するための被研磨物キャリアが用いられている。被研磨物キャリアは、例えば、円板上の形状をし、被研磨物を収容するための複数の貫通穴(ワークホール)が形成されている。
図1は、両面研磨装置における研磨方法を説明する図である。図1Aは、通常研磨(所謂定寸レス研磨)における研磨状態における研磨装置、キャリア、及びウェーハの断面図であり、図1Bは、定寸研磨における研磨装置、キャリア、及びウェーハの断面図である。
両面研磨装置においては、被研磨物キャリア(キャリア)300にウェーハWを収容した状態で、研磨装置の上側の研磨パッド302と、下側の研磨パッド303とを回転させつつ、ウェーハWを押下することにより、ウェーハWの上面及び下面を研磨する。
通常研磨は、図1Aに示すように、ウェーハWの仕上げ厚さがキャリア300の厚さ(キャリア板厚)よりも十分に厚くなるような研磨方法であり、ウェーハWを研磨している際には、研磨パッド302、303による研磨負荷がウェーハWに集中するので、キャリア300の磨耗が比較的少なくて済む。
これに対して、近年では、ウェーハWに対して高平坦化が要求されており、ウェーハWの高平坦化を実現するために定寸研磨が行なわれるようになってきている。
定寸研磨は、図1Bに示すように、ウェーハWの仕上げ厚さをキャリア板厚に揃えるような研磨方法であり、ウェーハWを研磨している際には、ウェーハWとキャリア300の厚さの差が少なくなると、キャリア300に対しても研磨負荷がかかることとなり、キャリア300が磨耗し易くなる。
ここで、被研磨物を収容するキャリアとしては、例えば、キャリアの歯車部を高強度材により形成して、歯車部の耐久性を向上することのできるキャリア(特許文献1参照)や、ガラスウェーハの研磨精度を向上するための研磨用キャリア(特許文献2参照)や、キャリアのギア部の耐久性と、キャリアのコスト低減を可能にする研磨用キャリア(特許文献3参照)が知られている。
特開昭63−39764号公報 特開平6−55434号公報 特開2000−288920号公報
例えば、定寸研磨を行うと、キャリアの磨耗がし易いために、キャリアを繰り返して使用すると、ウェーハを所望の厚みに仕上げることが困難となり、キャリアを交換する必要が生じ、キャリアの交換に係るコストが増大する問題がある。
このため、コスト削減を行うために、キャリアの寿命を延ばすことが要請されている。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、その目的は、被研磨物を収容するキャリアの寿命を延ばすことのできる技術を提供することにある。
上記目的達成のため、本発明の第1の観点に係る被研磨物キャリアは、被研磨物を収容するための複数の貫通穴が形成された被研磨物キャリアにおいて、被研磨物キャリアの占める面積に対する被研磨物の収容可能面積が60パーセント以上である。係る被研磨物キャリアによると、被研磨物キャリアにおける被研磨物の収容可能面積が60パーセント以上であるので、被研磨物によって研磨時における被研磨物キャリアに対する研磨負荷を低減することができ、被研磨物キャリアの磨耗量を低減でき、被研磨物キャリアの寿命を延ばすことができる。
上記被研磨物キャリアにおいて、各貫通穴間の最短の距離が5mm以下であってもよい。係る被研磨物キャリアによると、例えば、粘弾性を有する研磨パッドによる研磨時に、研磨パッドの被研磨物キャリアへの接触を適切に低減でき、被研磨物キャリアの磨耗量を低減でき、被研磨物キャリアの寿命を延ばすことができる。
また、上記被研磨物キャリアにおいて、被研磨物を収容するための複数の貫通穴が形成された被研磨物キャリアにおいて、被研磨物キャリアは、外周にギア歯列が形成された略円形形状であり、被研磨物キャリアのギア歯列の歯底部における直径が略515mmであり、略200mmの貫通穴が4つ形成され、貫通穴間の最短の距離が5mm以下であってもよい。係る被研磨物キャリアによると、被研磨物キャリアにおける被研磨物の収容可能面積を広く取ることができるので、研磨時における被研磨物キャリアに対する研磨負荷を低減することができ、被研磨物キャリアの磨耗量を低減でき、被研磨物キャリアの寿命を延ばすことができる。更に、例えば、粘弾性を有する研磨パッドによる研磨時に、研磨パッドの被研磨物キャリアへの接触を適切に低減でき、被研磨物キャリアの磨耗量を低減でき、被研磨物キャリアの寿命を延ばすことができる。
また、上記被研磨物キャリアにおいて、貫通穴が形成された被研磨物収容部と、被研磨物収容部と別体で構成され、外周にギア歯列が形成されるとともに、被研磨物収容部が装着可能なギア部とを有するようにしてもよい。係る被研磨物キャリアによると、被研磨物収容部を容易に交換でき、被研磨物の研磨精度を容易に向上することができる。また、ギア部を交換する必要がないので、比較的コストを低減することができる。
また、上記目的達成のため、本発明の第2の観点に係る被研磨物キャリアは、被研磨物を収容するための複数の貫通穴が形成された被研磨物キャリアにおいて、貫通穴が形成された被研磨物収容部と、被研磨物収容部と別体で構成され、外周にギア歯列が形成されるとともに、被研磨物収容部が装着可能なギア部とを有し、ギア部は、被研磨物キャリアの外周部分と、隣り合う貫通穴の被研磨物キャリアの外周と対向する外周部分とにより形成される複数の領域のそれぞれにおいて、貫通穴の外周部分の方向に突出する少なくとも1つの突出部を有するようにしてもよい。係る被研磨物キャリアによると、被研磨物キャリアの外周部分と、隣り合う貫通穴の被研磨物キャリアの外周と対向する外周部分とにより形成される複数の領域のそれぞれにおいて、突出部を有しているので、被研磨物収容部の面積を低減することができ、被研磨物収容部の生産に必要なコストを低減することができる。
また、上記目的達成のため、本発明の第3の観点に係る研磨製品の製造方法は、被研磨物を収容した被研磨物キャリアを上定盤と、下定盤の間に挟むステップと、上定盤と、下定盤とに挟まれた被研磨物キャリアを、上定盤と下定盤に対して相対的に移動させることにより、被研磨物の上面又は下面を研磨するステップとを有する研磨製品の製造方法において、被研磨物キャリアが、被研磨物キャリアの占める面積に対する被研磨物の収容可能面積が60パーセント以上である。係る研磨製品の製造方法によると、被研磨物キャリアにおける被研磨物の収容可能面積が60パーセント以上であるので、研磨時における被研磨物キャリアに対する研磨負荷を低減することができ、被研磨物キャリアの磨耗量を低減でき、被研磨物キャリアの寿命を延ばすことができる。
両面研磨装置における研磨方法を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る被研磨物キャリアを示す図である。 本発明の一実施形態に係る被研磨物キャリアが適用される研磨装置の要部断面図である。 比較例に係る被研磨物キャリアの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る被研磨物キャリアの寿命を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る被研磨物キャリアの寿命が延びる要因の一例を説明する図である。 本発明の変形例に係る被研磨物キャリアを示す図である。
本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている諸要素及びその組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
まず、本発明の一実施形態に係る被研磨物キャリアについて説明する。
図2は、本発明の一実施形態に係る被研磨物キャリアを示す図である。図2は、被研磨物キャリアの上面図である。
被研磨物キャリア(キャリア)100は、例えば、ガラスエポキシ樹脂、アラミド繊維樹脂、ナイロン繊維樹脂等で構成された樹脂性のキャリアである。これら樹脂は、比較的単価が安く、キャリア100を安価で作成できる。
キャリア100の外周には、このキャリア100を研磨装置において研磨中に遊星ギアとして自転及び公転駆動させるためのギア歯列102が設けられている。キャリア100のギア歯列102の歯の底部における直径は、515mm(略515mm)となっている。
キャリア100には、被研磨物であるウェーハWを収容する4つのワークホール101が形成されている。本実施形態では、直径200mmのウェーハWを被研磨物としているので、ワークホール101の直径は、そのウェーハWをほとんど動かないように収容できるように、ウェーハWの直径よりもわずかに大きい略200mmとなっている。
また、隣り合うワークホール101間の最短の距離(ホール間距離)は、5mm以下となっている。ホール間距離は、後述するが、短くなるほど、キャリア100のその部分における磨耗を低減することができる。しかしながら、ウェーハWを収容するために、材質に応じて或る程度以上の長さが必要である。ホール間距離としては、例えば、2mm以下が好ましい。
キャリア100においては、キャリア100の占有面積(本実施形態では、歯底部よりも内側となる面積)は、歯底部の直径が515mmなので、略208202mm2であり、直径200mmのウェーハWを4枚収容可能であるので、ウェーハWの総面積(収容可能面積)は、略125600mm2であり、キャリア100の占有面積に対する収容されるウェーハWの総面積の割合は、略60.3パーセントであり、60パーセント以上となっている。
図3は、本発明の一実施形態に係る被研磨物キャリアが用いられる両面研磨装置の要部断面図である。
両面研磨装置10は、上定盤11と、下定盤14とを有する。上定盤11の下側には、粘弾性のある研磨パッド12が装着されている。また、下定盤14の上側には、粘弾性のある研磨パッド13が装着されている。本実施形態では、両面研磨装置10は、複数(例えば、5枚)のキャリア100を下定盤14上に配置することができるようになっている。
両面研磨装置10による研磨処理は、次のように行われる。まず、4枚のウェーハWが収容された複数のキャリア100を、図3に示すように上定盤11と下定盤14との間(本実施形態では、研磨パッド12と研磨パッド13との間)に配置させる。そして、各キャリア100を、上定盤11と下定盤14との間において、研磨パッド12及び研磨パッド13により押圧されるように挟み込ませる。
その後、上定盤11と下定盤14とを互いに逆方向に回転させ、各キャリア100を遊星ギアとして自転及び公転させ、上定盤11と下定盤14とに装着された研磨パッド12、13によって、キャリア100に保持されたウェーハWの両面を研磨させる。この研磨は、ウェーハWが所定の仕上げ厚さになると想定される時間分行なわれる。本実施形態では、定寸研磨を行うようにしている。
次に、本実施形態に係るキャリア100によりキャリアの寿命が延びる効果を説明する。
まず、比較例に係るキャリアについて説明する。
図4は、比較例に係る被研磨物キャリアの一例を示す図である。
比較例に係るキャリア200は、キャリア100と同様に、樹脂性のキャリアである。キャリア200の外周には、このキャリア200を研磨装置上で研磨中に遊星ギアとして自転及び公転駆動させるためのギア歯列202が設けられている。キャリア200のギア歯列202の歯の底部における直径は、キャリア100と同様な515mmとなっている。
キャリア200には、被研磨物であるウェーハWを収容する3つのワークホール201が形成されている。本実施形態では、直径200mmのウェーハWを被研磨物としているので、ワークホール201の直径は、キャリア100と同様に、略200mmとなっている。また、隣り合うワークホール201間の最短の距離(ホール間距離)は、略40mmとなっている。
キャリア200においては、キャリア200の占有面積(本実施形態では、歯底よりも内側の部分の面積)は、歯底部の直径が515mmなので、略208202mm2であり、直径200mmのウェーハWを3枚収容可能であるので、ウェーハWの総面積(収容可能面積)は、略94200mm2であり、キャリアの占有面積に対する収容されるウェーハWの総面積の割合は、略45.2パーセントである。
図5は、本発明の一実施形態に係る被研磨物キャリアの寿命を説明する図である。図5Aは、本実施形態に係るキャリア100を用いて研磨されたウェーハWの厚さと、キャリア100の板厚とを示す図であり、図5Bは、比較例に係るキャリア200を用いて研磨されたウェーハWの厚さと、キャリア200の板厚とを示す図である。ここで、図5は、研磨後のウェーハWの厚さが715〜725μmの範囲におさまるように要求されている研磨処理を行っている。
本実施形態に係るキャリア100を利用した研磨処理では、図5Aに示すように、50バッチ以上行っても、厚さが715μm以上のウェーハを得ることができ、ウェーハの平坦性等も所望の品質が確保できている。このため、キャリア100の寿命は、50バッチ以上となっている。
これに対して、比較例に係るキャリア200を利用した研磨処理では、図5Bに示すように、14バッチ行なうと、得られるウェーハWの厚さは、715μm未満となってしまい、要求を満たさなくなってしまう。このとき、キャリア200の厚さは、712μmとなっており、研磨の要求を満たさない状態、すなわち寿命が尽きている状態となっている。
このことから、本実施形態に係るキャリア100の寿命が、比較例に係るキャリア200の寿命よりも格段に伸びていることがわかる。また、キャリア100に収容可能なウェーハWは、キャリア200の収容可能な枚数よりも多いので、処理可能なウェーハ枚数も格段に増加することがわかる。
ここで、キャリア100の寿命が延びる要因としては、例えば、キャリア200に比して、ウェーハWの面積が広いので、研磨パッドによる研磨負荷がキャリア100に加えられる状況が減少し、その結果キャリア100の磨耗が少なくなったことが考えられる。
また、考えられる具体的な一例を以下に示す。
図6は、本発明の一実施形態に係る被研磨物キャリアの寿命が延びる要因の一例を説明する図である。図6Aは、研磨装置10によりキャリア100を用いて研磨している際の、図2のA―A断面部分(2つのワークホール101の間の部分)の状態を示し、図6Bは、研磨装置10によりキャリア200を用いて研磨している際の、図4のB−B断面部分の状態を示している。
キャリア100を用いて研磨している場合には、図6Aに示すように、ウェーハWの間が短い(すなわち、ホール間距離が短い)ので粘弾性のある研磨パッド12がキャリア100に接触し辛く、その結果、キャリア100の磨耗が低減され、キャリア100の寿命が長いと考えられる。一方、キャリア200を用いて研磨している場合には、図6Bに示すように、ウェーハWの間がキャリア100に比して長い(すなわち、ホール間距離が長い)ので粘弾性のある研磨パッド12がキャリア200に接触し易く、その結果、キャリア200の磨耗が進んで、寿命が短いと考えられる。
次に、本発明の変形例について説明する。
図7は、本発明の変形例に係る被研磨物キャリアを示す図である。
被研磨物キャリア(キャリア)150は、ギア部151と、キャリア本体部154とにより構成されている。ギア部151と、キャリア本体部154は、着脱可能になっている。
ギア部151は、例えば、ステンレス鋼(SUS)により構成されている。ギア部151の外周には、キャリア150を研磨装置上で研磨中に遊星ギアとして自転及び公転駆動させるためのギア歯列153が設けられている。キャリア150のギア歯列153の歯の底部における直径は、515mmとなっている。
ギア部151は、円環状の形状に対して、ワークホール155の外周面側に突出する半円状の複数の突出部152を有する形状となっている。本実施形態では、隣り合う2つのワークホール155のキャリア150の外周と対向する外周部分と、キャリア150の外周部分とにより形成される複数の領域Rのそれぞれにおいて、ワークホール155の外周部分の方向に突出する少なくとも1つの突出部152が設けられている。このように、各領域Rにおいて突出部152を設けているので、キャリア本体部154の製造に必要な原料を低減することができる。
キャリア本体部154は、例えば、ガラスエポキシ樹脂、アラミド繊維樹脂、ナイロン繊維樹脂等で構成されている。キャリア本体部154の外側の形状は、ギア部154の内側と係合する形状となっている。
また、キャリア本体部154には、ウェーハWを収容する4つのワークホール155が形成されている。本実施形態では、直径200mmのウェーハWを被研磨物としているので、ワークホール155の直径は、そのウェーハWをほとんど動かないように収容できるように、ウェーハWの直径よりもわずかに大きい略200mmとなっている。
また、隣り合うワークホール155間の最短の距離(ホール間距離)は、5mm以下となっている。ホール間距離は、短くなるほど、キャリア150のその部分における磨耗を低減することができる。しかしながら、ウェーハWを収容するために、材質に応じて或る程度以上の長さが必要である。ホール間距離としては、例えば、2mm以下が好ましい。
キャリア150においては、キャリア150の占有面積(本実施形態では、歯底よりも内側の部分の面積)は、歯底部の直径が515mmなので、略208202mm2であり、直径200mmのウェーハWを4枚収容可能であるので、ウェーハWの総面積は、略125600mm2であり、キャリアの占有面積に対する収容されるウェーハWの総面積の割合は、略60.3パーセントであり、60パーセント以上となっている。
このキャリア150によると、キャリア100と同様に、寿命を長くすることができる。また、キャリア150によると、キャリア本体部154が磨耗した場合には、キャリア本体部154のみを交換することにより、再びウェーハWの研磨を適切に行うことができる。このため、比較的低コストで、再び研磨を行うことができるようになる。
以上、本発明を実施形態及び変形例に基づいて説明したが、本発明は上述した実施形態及び変形例に限られず、他の様々な態様に適用可能である。
例えば、上記実施形態では、キャリア100を樹脂で形成されている例を示していたが、本発明はこれに限られず、例えば、ステンレス、チタン、鋼等の金属部材により形成するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、200mmのウェーハを収容するキャリアを例に示していたが、本発明はこれに限られず、他のサイズ(例えば、直径300mm)のウェーハを収容するキャリアにも本発明を適用することができる。
10 研磨装置、11 上定盤、12,13 研磨パッド、14 下定盤、100 キャリア、101 ワークホール、102 ギア歯列、150 キャリア、151 ギア部、152 突出部、153 ギア歯列、154 キャリア本体部、155 ワークホール、200 キャリア、201 ワークホール、202 ギア歯列、300 キャリア、302、303 研磨パッド、W ウェーハ。

Claims (2)

  1. 被研磨物を収容するための複数の貫通穴が形成された被研磨物キャリアにおいて、
    前記被研磨物キャリアは、外周にギア歯列が形成された略円形形状であり、前記被研磨物キャリアの前記ギア歯列の歯底部における直径が略515mmであり、略200mmの貫通穴が4つ形成され、貫通穴間の最短の距離が5mm以下である
    被研磨物キャリア。
  2. 被研磨物を収容した被研磨物キャリアを上定盤と、下定盤の間に挟むステップと、
    前記上定盤と、前記下定盤とに挟まれた前記被研磨物キャリアを、前記上定盤と下定盤に対して相対的に移動させることにより、前記被研磨物の上面又は下面を研磨するステップとを有する研磨製品の製造方法において、
    前記被研磨物キャリアは、外周にギア歯列が形成された略円形形状であり、前記被研磨物キャリアの前記ギア歯列の歯底部における直径が略515mmであり、略200mmの貫通穴が4つ形成され、貫通穴間の最短の距離が5mm以下である
    研磨製品の製造方法。
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