JP5352962B2 - 荷役装置への揺動規制部材の適用方法と、これにより構成された装置 - Google Patents
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Description
剛脚5はフレーム3の一方側に設けられ、揺脚7はフレーム3の他方側に設けられ、フレーム3、剛脚5、揺脚7で門型を形成している。
前記荷役装置は、前記荷役機構を支持するフレームと、前記フレームから鉛直下方に延びて前記一対のレール上にそれぞれ設置され、これらレール上を走行可能な一対の脚部と、を備え、前記一対の脚部の少なくとも一方は、揺動可能にフレームに連結された揺脚になっており、
揺動規制面を有する前記揺動規制部材を、既存の前記荷役装置の前記揺脚に、前記揺脚の水平方向側方において固定して、前記揺脚が揺動規制面を有するようにすることにより、前記揺動規制面は、前記一対の脚部が前記レール上に設置されて前記揺脚が鉛直方向を向いている正常な状態から、前記揺脚が所定の限界角度だけ揺動すると、前記フレームの下面に接触するようになる、ことを特徴とする荷役装置への揺動規制部材の適用方法が提供される。
また、本発明によると、荷役を行うための荷役機構を備え、間隔を置いて配置された一対のレール上を走行可能な既存の荷役装置に揺動規制部材を適用することにより、前記荷役装置と前記揺動規制部材を備えるように構成された装置であって、
前記荷役装置は、前記荷役機構を支持するフレームと、前記フレームから鉛直下方に延びて前記一対のレール上にそれぞれ設置され、これらレール上を走行可能な一対の脚部と、を備え、前記一対の脚部の少なくとも一方は、揺動可能にフレームに連結された揺脚になっており、
揺動規制面を有する前記揺動規制部材を、既存の前記荷役装置の前記揺脚に、前記揺脚の水平方向側方において固定して、前記揺脚が揺動規制面を有するようにすることにより、前記一対の脚部が前記レール上に設置されて前記揺脚が鉛直方向を向いている正常な状態から、前記揺脚が所定の限界角度だけ揺動すると、前記フレームの下面に前記揺動規制面が接触するように構成された、ことを特徴とする装置が提供される。
このように、転倒防止装置を揺脚に設けた揺動規制面としたので、転倒防止装置の設置スペースを大きくせずにすむ。従って、転倒防止装置が他の設備と干渉することも回避できる。
さらに、転倒防止装置を、単純な構造の揺動規制面としたので、転倒防止装置自体のコストを低く押えることができるとともに、メンテナンスも不要であることから、そのランニングコストも省略できる。
よって、他の設備と干渉せずに荷役設備の転倒防止装置を設けることができるとともに、転倒防止装置自体のコストおよびそのランニングコストを低く押えることができる。
本発明の実施形態による装置の基本的な構成は、図7に示した構成と同じであってよい。即ち、実施形態による装置は、荷役を行うための荷役機構を備え、間隔を置いて平行に配置された一対のレール31上を走行可能である。また、この装置は、荷役機構を支持するフレーム3と、フレーム3から下方に延びて一対のレール31上にそれぞれ設置され、これらレール31上を走行可能な一対の脚部5、7と、を備える。一対の脚部5、7の少なくとも一方は、揺動可能にフレーム3に連結された揺脚7である。図7の例では、これら一対の脚部の一方は剛脚5であり、他方は揺脚7である。
図3(A)は、図7の矢印Cで示す部分の拡大図であるが、第1参考例を示す構成図である。また、図3(A)は、一対の脚部5,7がレール31上に設置されて揺脚7が鉛直方向(1点鎖線の方向)を向いている正常な状態を示している。揺脚7は、図3(A)の状態では、フレーム3の水平下面8と揺動方向に限界角度θをなす揺動規制面9を有する。この限界角度θの設定方法は上述した実施形態の場合と同様である。
第1参考例では、各上端部15の上面が揺動規制面9となっている。即ち、第1参考例では、予め上端面が揺動規制面9となるように揺脚7を製作する点で、揺動規制面9を有する揺動規制部材11を揺脚7と別個に製作する上述の実施形態と異なる。
図5(A)は、図7の矢印Cで示す部分の拡大図であるが、第2参考例を示す構成図である。また、図5(A)は、一対の脚部5,7がレール31上に設置されて揺脚7が鉛直方向(1点鎖線の方向)を向いている正常な状態を示している。揺脚7は、図5(A)の状態では、フレーム3の下面8と揺動方向に限界角度θをなす揺動規制面9を有する。この限界角度θの設定方法は上述の実施形態の場合と同様である。
第2参考例では、第1参考例と同様に各上端部15の上面が揺動規制面9となっているが、第2参考例では上述のように揺動規制面9を例えば水平にし、フレーム3の下面8を傾斜させている点で第1参考例と異なる。
また、第2参考例では、予め上端面が揺動規制面9となるように揺脚7を製作する点で、揺動規制面9を有する揺動規制部材11を揺脚7と別個に製作する上述の実施形態と異なる。
このように、転倒防止装置を揺脚7に設けた揺動規制面9としたので、転倒防止装置の設置スペースを大きくせずにすむ。従って、転倒防止装置が他の設備と干渉することも回避できる。
さらに、転倒防止装置を、単純な構造の揺動規制面9としたので、転倒防止装置自体のコストを低く押えることができるとともに、メンテナンスも不要であることから、そのランニングコストも省略できる。
よって、他の設備と干渉せずに荷役設備の転倒防止装置を設けることができるとともに、転倒防止装置自体のコストおよびそのランニングコストを低く押えることができる。
9a 第1の規制面、9b 第2の規制面、11 揺動規制部材
13 突出部、15 上端部、17 ピン
Claims (5)
- 荷役を行うための荷役機構を備え、間隔を置いて配置された一対のレール上を走行可能な既存の荷役装置に、揺動規制部材を適用する方法であって、
前記荷役装置は、前記荷役機構を支持するフレームと、前記フレームから鉛直下方に延びて前記一対のレール上にそれぞれ設置され、これらレール上を走行可能な一対の脚部と、を備え、前記一対の脚部の少なくとも一方は、揺動可能にフレームに連結された揺脚になっており、
揺動規制面を有する前記揺動規制部材を、既存の前記荷役装置の前記揺脚に、前記揺脚の水平方向側方において固定して、前記揺脚が揺動規制面を有するようにすることにより、前記揺動規制面は、前記一対の脚部が前記レール上に設置されて前記揺脚が鉛直方向を向いている正常な状態から、前記揺脚が所定の限界角度だけ揺動すると、前記フレームの下面に接触するようになる、ことを特徴とする荷役装置への揺動規制部材の適用方法。 - 荷役を行うための荷役機構を備え、間隔を置いて配置された一対のレール上を走行可能な既存の荷役装置に揺動規制部材を適用することにより、前記荷役装置と前記揺動規制部材を備えるように構成された装置であって、
前記荷役装置は、前記荷役機構を支持するフレームと、前記フレームから鉛直下方に延びて前記一対のレール上にそれぞれ設置され、これらレール上を走行可能な一対の脚部と、を備え、前記一対の脚部の少なくとも一方は、揺動可能にフレームに連結された揺脚になっており、
揺動規制面を有する前記揺動規制部材を、既存の前記荷役装置の前記揺脚に、前記揺脚の水平方向側方において固定して、前記揺脚が揺動規制面を有するようにすることにより、前記一対の脚部が前記レール上に設置されて前記揺脚が鉛直方向を向いている正常な状態から、前記揺脚が所定の限界角度だけ揺動すると、前記フレームの下面に前記揺動規制面が接触するように構成された、ことを特徴とする装置。 - 前記揺脚が前記正常な状態から前記限界角度だけ揺動すると、前記揺動規制面の全体が前記フレームの下面に接触する、ことを特徴とする請求項2に記載の装置。
- 前記揺動規制面は平面である、ことを特徴とする請求項3に記載の装置。
- 前記揺動規制面は、前記正常な状態において一方の揺動方向と前記限界角度をなす第1の規制面と、前記正常な状態において他方の揺動方向に前記限界角度をなす第2の規制面と、を含む、ことを特徴とする請求項2に記載の装置。
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