JP6817871B2 - 橋形クレーンの移動システム - Google Patents
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Description
前後方向及び左右方向への移動を可能にするためには、前後方向レールと交差するように、左右方向レールを敷設し、これらのレール間での乗り換えを可能にする。
ここにおいて、前記橋形クレーンは、前記各脚部に、ジャッキアップ装置と車輪ユニット旋回装置とを備える。
前記ジャッキアップ装置は、前記車輪ユニットを前記軌道の交差部に位置させた状態で、伸長作動して、その伸長端部を前記軌道の敷設面に固定配置されたジャッキアップ受台に突き当てることにより、前記車輪ユニットを前記軌道から浮かせることができる。
前記車輪ユニット旋回装置は、前記ジャッキアップ装置によるジャッキアップ中に、前記車輪ユニットを前記脚部ごとに設けられる鉛直方向の旋回軸回りに旋回させて、前記車輪ユニットの向きを乗り換える軌道の向きに合わせることができる。
前記ジャッキアップ受台は、前記ジャッキアップ装置の伸長端部を嵌合させることで、前記軌道の交差部に対する前記車輪ユニットの前後及び左右方向の位置を矯正する位置調整機構を有している。
この場合、前記ジャッキアップ受台は、前記レールの交差部で、交差するレールにより区分される4つの領域うち、前記車輪ユニットの乗り換え時の旋回範囲と干渉しない、少なくとも1つの領域に配置される。
そして、この状態で、車輪ユニットを旋回させることで、車輪ユニットの向きを乗り換える軌道(レール)の向きに合わせることができ、その後、ジャッキアップを解除することで、乗り換えが可能となる。
図1は本発明の一実施形態に係る橋形クレーンの正面図、図2は同上の橋形クレーンの右側面図である。
上梁2には懸架機構5が装備される。
懸架機構5は、上梁2の上を上梁2に沿って移動可能なトロリ6と、トロリ6に懸架される吊り具7とを含んで構成される。
これにより、任意の移動位置で吊り荷を降ろした後、降ろした吊り荷と干渉することなく、前後及び左右のいずれの方向にも退去することができる。
橋形クレーン1の軌道は、一対の前後方向軌道100、100と、これと交差する一対の左右方向軌道200、200とを含む。
一対の左右方向軌道200、200は、橋形クレーン1の前後の脚部3、3(車輪ユニット4、4)の幅に対応させて敷設され、それぞれ左右方向に延在する。
各軌道は、それぞれ1本のレールからなる。よって、以下では「前後方向レール100」、「左右方向レール200」と称する。
図4はレール交差部での脚部下端の正面図、図5は図4の右側面図(A−A矢視図)である。
車輪ユニット4は、ターンテーブル11の下面に固定される支持部12と、支持部12のピン12aに垂直面内を揺動可能に取付けられる「へ」字状の一体のアーム13、14と、短い方のアーム13の先端部のピン13aに垂直面内を揺動可能に取付けられる「∧」字状の一体のアーム15、16と、を備え、アーム15、16の両先端部とアーム14の先端部とにそれぞれ車輪4a、4b、4cが回動自在に取付けられている。このような構成とすることで、レールの不陸に好適に対応できる。
尚、図4に示されるように、本実施形態では、車輪4a、4b、4cは両端フランジの車輪である。
従って、車輪ユニット旋回装置10は、車輪ユニット4を脚部3ごとに設けられる鉛直方向の旋回軸回りに90°旋回させて、車輪ユニット4の向きを前後方向又は左右方向のいずれかに変えることができる。
一方、ジャッキアップ受台30の上面の凹部31は、前記ローラ24に対応する円筒面で、該円筒面の軸方向中央部に前記凸条24aに対応する凹溝31aを有している。
これにより、詳しくは、前記凸条24aと前記凹溝31aとで、前記位置調整機構40が構成される。
平面部302の高さは、レールの高さよりやや低い。
斜面部303は、4方向から立上がって、最高位で平面部302と面一になる。各斜面部303の幅方向中央部は切り欠かれていて、そこにレール200、300の分断部が嵌合している。
尚、平面部302上をフランジ部で走行するときは、左右のフランジ部間に案内用凸部301が位置して、脱線が防止される。
この状態で、ジャッキアップ装置20を作動させ、その伸長端部(ローラ24)をジャッキアップ受台30の上面(凹部31)に突き当てる。
これにより、図10に示すように、車輪ユニット4を前後方向レール100から浮かせることができる。
また、特に、ジャッキアップ受台30側の凹部31の凹溝31aとジャッキアップ装置20側のローラ24の凸条24aとの嵌合により、ストッパ機能(逸走防止機能)に加え、90°での回転停止機能を働かせることができる。
これにより、図11に示すように、車輪ユニット4を旋回させて、車輪ユニット4の向きを左右方向レール200の向きに合わせることができる。
全ての車輪ユニット4の乗り換え作業完了後、吊り荷を吊り戻してから、左右方向レール200上での走行を開始する。
ジャッキアップ受台30は、レール交差部で、交差するレールにより区分される4つの領域うち、車輪ユニット4の乗り換え時の旋回範囲と干渉しない、少なくとも1つの領域に配置する。
従って、図7の例では、左下の領域の他、これに代えて、又はこれに加えて、右上の領域に配置可能である。
2 上梁
3 脚部
4 車輪ユニット
4a、4b、4c 車輪
5 懸架機構
6 トロリ
7 吊り具
8 連結部材
9 開放空間
10 車輪ユニット旋回装置
11 ターンテーブル
12 支持部
12a ピン
13、14 アーム
13a ピン
15、16 アーム
17 電動モータ
18 減速機
19 電動モータ
20 ジャッキアップ装置
21 支持部
22 油圧ジャッキ
23 ロッド
24 ローラ
24a 凸条
30 ジャッキアップ受台
31 凹部
31a 凹溝
40 位置調整機構
100 前後方向レール
200 左右方向レール
300 ベースプレート
301 案内用凸部
302 平面部
303 斜面部
Claims (4)
- 懸架機構を有して左右方向に延びる上梁、この上梁を支持する左右前後の脚部、及び、各脚部の下端に装備される1乃至複数の車輪からなる車輪ユニットを備える橋形クレーンと、
前記橋形クレーンの左右の脚部の幅に対応させて敷設され、前後方向に延びる一対の前後方向軌道と、
前記橋形クレーンの前後の脚部の幅に対応させて敷設され、前記前後方向軌道と交差して、左右方向に延びる一対の左右方向軌道と、
を含んで構成され、
前記橋形クレーンを、前記前後方向軌道と前記左右方向軌道との間で、乗り換え可能とする、橋形クレーンの移動システムであって、
前記橋形クレーンは、前記各脚部に、ジャッキアップ装置と車輪ユニット旋回装置とを備え、
前記ジャッキアップ装置は、前記車輪ユニットを前記軌道の交差部に位置させた状態で、伸長作動して、その伸長端部を前記軌道の敷設面に固定配置されたジャッキアップ受台に突き当てることにより、前記車輪ユニットを前記軌道から浮かせることができ、
前記車輪ユニット旋回装置は、前記ジャッキアップ装置によるジャッキアップ中に、前記車輪ユニットを前記脚部ごとに設けられる鉛直方向の旋回軸回りに旋回させて、前記車輪ユニットの向きを乗り換える軌道の向きに合わせることができ、
前記ジャッキアップ受台は、前記ジャッキアップ装置の伸長端部を嵌合させることで、前記軌道の交差部に対する前記車輪ユニットの前後及び左右方向の位置を矯正する位置調整機構を有し、
前記車輪ユニットは、走行方向に一列に配置された複数の車輪からなり、
前記軌道は、それぞれ1本のレールからなり、
前記ジャッキアップ受台は、前記レールの交差部で、交差するレールにより区分される4つの領域うち、前記車輪ユニットの乗り換え時の旋回範囲と干渉しない、少なくとも1つの領域に配置されることを特徴とする、橋形クレーンの移動システム。 - 前記位置調整機構は、前記ジャッキアップ装置の伸長端部の下端の凸部と、該凸部を嵌合させる前記ジャッキアップ受台の上面の凹部と、を含んで構成される、請求項1記載の橋形クレーンの移動システム。
- 前記ジャッキアップ装置の伸長端部はローラにより構成され、該ローラはその軸方向中央部に該ローラの円周方向に延びる山型断面の凸条を有し、
前記ジャッキアップ受台の上面は前記ローラに対応する円筒面で、該円筒面の軸方向中央部に前記凸条に対応する凹溝を有し、
前記凸条と前記凹溝とで前記位置調整機構が構成されることを特徴とする、請求項1記載の橋形クレーンの移動システム。 - 前記橋形クレーンの前後の脚部は、上梁を頂点として下方に向かって前後に拡がる形状をなし、前後の脚部は下側では前後に連結されず、前後の脚部間の下側が開放空間となっていることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の橋形クレーンの移動システム。
Priority Applications (1)
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| JP2017075332A JP6817871B2 (ja) | 2017-04-05 | 2017-04-05 | 橋形クレーンの移動システム |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP2017075332A JP6817871B2 (ja) | 2017-04-05 | 2017-04-05 | 橋形クレーンの移動システム |
Publications (2)
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Family Applications (1)
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| JP2017075332A Active JP6817871B2 (ja) | 2017-04-05 | 2017-04-05 | 橋形クレーンの移動システム |
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2017
- 2017-04-05 JP JP2017075332A patent/JP6817871B2/ja active Active
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