JP5352525B2 - プローブピン用コンタクト、プローブピンおよび電子デバイス用接続治具 - Google Patents

プローブピン用コンタクト、プローブピンおよび電子デバイス用接続治具 Download PDF

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この発明は、プローブピン用コンタクトに係り、特に、対で用いられるもう一つのコンタクトと共に一部がコイルバネの内部に挿入された状態で一方の端部に形成された接点部を電子デバイスの電極に接触させて電気導通させるためのプローブピン用コンタクトに関する。
また、この発明は、このようなコンタクトを用いたプローブピンおよび電子デバイス用接続治具にも関している。
従来から、IC等の電子デバイスの電気特性を測定する際に、電子デバイスの電極との電気導通を得るためにICソケットあるいはプローブカード等の接続治具が広く使用されている。これらの接続治具には、複数のプローブピンが配列装備されており、測定対象となる電子デバイスの複数の電極にこれらのプローブピンをそれぞれ接触させることで電気的な接続が行われる。
従来のプローブピンは、例えば図14に示されるように、管状部材1の内部に上部コンタクト2および下部コンタクト3が移動可能に収容されると共にこれら上部コンタクト2と下部コンタクト3との間にコイルバネ4が配置された構造を有している。上部コンタクト2および下部コンタクト3は、コイルバネ4によって互いに外方へ向かって付勢されており、例えば上部コンタクト2が電子デバイスの電極に接触した状態でプローブピンが電子デバイスに対して相対的に押圧されると、コイルバネ4を収縮しつつ、上部コンタクト2および下部コンタクト3が互いに近接するように管状部材1内を所定距離だけ移動する。
これにより、コイルバネ4の復元力に起因して上部コンタクト2と電子デバイスの電極との間に所定の押圧力が付与され、これらが互いに電気導通する。そして、上部コンタクト2から管状部材1の内面あるいはコイルバネ4を径由して下部コンタクト3まで電気導通路が形成され、下部コンタクト3に測定装置を接続して電気信号の伝送を行うことにより電子デバイスの電気特性の測定が可能となる。
ただし、図14に示したプローブピンでは、上部コンタクト2および下部コンタクト3とコイルバネ4との係合状態を保持するためにこれらを収容する管状部材1が使用されているので、部品点数が多く、プローブピン製造の手間とコストが嵩むと共に、プローブピンの径が大きくなるため、プローブピンの配列ピッチの小さなICソケット等の接続治具を構成することが難しかった。
そこで、例えば特許文献1には、図15に示されるように、それぞれ溝部5と一対のフック6を有する上部コンタクト7および下部コンタクト8を互いに反対方向に向けると共に互いに中心軸の回りに90度回転させてコイルバネ9の内部に挿入し、双方のコンタクトのフック6をそれぞれ他方のコンタクトの溝部5に嵌合させることで上部コンタクト7および下部コンタクト8を結合したプローブピンが提案されている。上部コンタクト7および下部コンタクト8は、それぞれ一対の突起部10を有しており、互いに結合したときには、図16に示されるように、コイルバネ9が双方のコンタクトの突起部10の間に保持される。
この特許文献1のプローブピンでは、上部コンタクト7および下部コンタクト8が互いに結合してコイルバネ9を保持するため、図14に示したプローブピンで用いられたような管状部材が不要となる。
また、特許文献2には、図17に示されるようなプローブピンを備えたICソケットが提案されている。このプローブピンは、上部コンタクト11がコイルバネ12を貫通し、上部コンタクト11に形成された突起部13と下部コンタクト14の上端部との間にコイルバネ12が配置された構造を有している。下部コンタクト14は、断面U字形のいわゆる樋形状を有しており、コイルバネ12を貫通した上部コンタクト11の下端部が下部コンタクト14の内側に挿入される。
特開2008−516398号公報 特開2004−152495号公報
しかしながら、特許文献1のプローブピンでは、コイルバネ9の内部で上部コンタクト7および下部コンタクト8を互いに結合させると共にフック6が双方のコンタクトの端部に内側を向けて形成されるので、フック6を大きく設計することができず、このため、フック6が対応する溝部5から外れて分解しやすいという問題を有している。フック6が溝部5から外れると、上部コンタクト7および下部コンタクト8の結合が解消され、もはや組立体としてのプローブピンの構成を維持することができなくなってしまう。
また、上部コンタクト7および下部コンタクト8はコイルバネ9を貫通することなく、フック6を有する端部がコイルバネ9の内部に位置するので、コイルバネ9の伸縮時に上部コンタクト7および下部コンタクト8の端部がコイルバネ9に引っかかりやすく、このため、安定した動作を行うことができなくなるおそれがある。
一方、特許文献2のプローブピンにおいては、上部コンタクト11がコイルバネ12を貫通しているので、コイルバネ12の伸縮時に上部コンタクト11あるいは下部コンタクト14の端部がコイルバネ12に引っかかるおそれはない。
ただし、上部コンタクト11と下部コンタクト14が互いに嵌合される構造ではなく、また、コイルバネ12と上部コンタクト11および下部コンタクト14との間も互いに保持される構造を有していないことから、図18に示されるように、これら上部コンタクト11、コイルバネ12および下部コンタクト14をICソケットのソケット基板15に組み込まない限りプローブピンの構成を維持することができないという問題がある。すなわち、ICソケットを組み立てるためには、ソケット基板15に上部コンタクト11、コイルバネ12および下部コンタクト14を装着して一つ一つのプローブピンを形成しなくてはならず、ICソケットの組立に極めて多大の手間と時間を要することとなる。
この発明は、このような従来の問題点を解消するためになされたもので、ソケット基板等に組み込まなくても分解することなく安定した動作が可能なプローブピンを形成することができるプローブピン用コンタクトを提供することを目的とする。
また、この発明は、このようなプローブピン用コンタクトを用いて形成されたプローブピン、さらにはこのプローブピンを用いて形成された電子デバイス用接続治具を提供することも目的としている。
この発明に係るプローブピン用コンタクトは、第1および第2の端部を有し、反対方向を向いたもう一つのコンタクトと共に一部がコイルバネの内部に挿入された状態で第1の端部に形成された接点部を電子デバイスの電極に接触させて電気導通させるためのプローブピン用コンタクトにおいて、コイルバネの一端に係合する突出部が第1の端部側に形成され、コイルバネの他端を保持するためのかぎ爪状フックが第2の端部側に形成され、突出部とかぎ爪状フックとの間にコイルバネが保持されたものである。
好ましくは、もう一つのコンタクトに接触するための盛り上がり部が、第1の端部側に形成されている。
また、もう一つのコンタクトと互いに相対移動自在に組み合わされるように、第2の端部側に切り込みが形成されることが好ましい。
この発明に係るプローブピンは、一対の上記のプローブピン用コンタクトを互いに反対方向を向けて組み合わせ、双方のコンタクトの突出部とかぎ爪状フックとの間にコイルバネを保持させたものである。
なお、双方のコンタクトの接点部は、互いに異なる形状を有していてもよく、あるいは、互いに異なる表面処理が施されていてもよい。
この発明に係る電子デバイス用接続治具は、絶縁基板に配列形成された複数の貫通孔にそれぞれこの発明のプローブピンが挿入されたものである。
この発明によれば、ソケット基板等に組み込まなくても分解されにくく、安定した動作を図ることができるプローブピンが実現される。さらに、組立が容易な電子デバイス用接続治具を得ることが可能となる。
この発明の実施の形態1に係るプローブピンを示す斜視図である。 実施の形態1に係るプローブピンの分解斜視図である。 実施の形態1に係るプローブピンの構造を示す断面図である。 実施の形態2に係るプローブピンを示す斜視図である。 実施の形態2に係るプローブピンの分解斜視図である。 実施の形態2に係るプローブピンに用いられたプローブピン用コンタクトを示し、(A)は正面図、(B)は側面図である。 実施の形態2に係るプローブピンの断面構造を示し、(A)は正面断面図、(B)は側面断面図である。 実施の形態2に係るプローブピンのコイルバネ収縮時の様子を示す斜視図である。 実施の形態3に係るプローブピンを示す斜視図である。 実施の形態3に係るプローブピンの分解斜視図である。 実施の形態4に係るプローブピンを示し、(A)は正面図、(B)は斜視図である。 実施の形態4に係るプローブピンに用いられたプローブピン用コンタクトを示す斜視図である。 実施の形態5に係るICソケットを示し、(A)はコイルバネ伸張時の部分断面図、(B)はコイルバネ収縮時の部分断面図である。 従来のプローブピンを示す一部破断側面図である。 従来の他のプローブピンを示す分解斜視図である。 図15のプローブピンを示す斜視図である。 従来のさらに他のプローブピンを示す斜視図である。 図17のプローブピンを用いたICソケットを示す部分断面図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1
図1に、この発明の実施の形態1に係るプローブピンの構成を示す。プローブピンは、それぞれプローブピン用コンタクトとしての上部コンタクト21および下部コンタクト22を有すると共に、これら上部コンタクト21および下部コンタクト22により保持されたコイルバネ23を有している。図2に示されるように、上部コンタクト21と下部コンタクト22は、互いに同一の形状を有するものであり、互いに反対方向を向けてコイルバネ23の両端からそれぞれコイルバネ23の内部に挿入されている。
図3に示されるように、上部コンタクト21および下部コンタクト22は、それぞれ細長い板状部材からなり、その長手方向の両端に第1の端部24および第2の端部25を有している。
第1の端部24の先端には、IC等の電子デバイスの電極あるいは電子デバイスの電気特性を測定する測定装置の基板の導電部に当接して電気導通する接点部26が形成されている。また、第1の端部24側には、上部コンタクト21の両側部にそれぞれ矩形状の突出部28が形成されている。
突出部28は、コイルバネ23の一端に係合してコイルバネ23から付勢力を受けるためのもので、これら一対の突出部28が形成されている箇所の上部コンタクト21および下部コンタクト22の幅W1は、他の箇所の幅W0より大きな値を有している。
第2の端部25の先端の一側部には、コイルバネ23の他端に係合してコイルバネ23を保持するためのかぎ爪状フック29が外方へ向かって突出形成されている。かぎ爪状フック29は、コイルバネ23を構成する線材の径と同程度の大きさ、あるいは線材の径より大きく、且つ、テーパー形状を有する、すなわち、上部コンタクト21および下部コンタクト22の直線状の外側部に対して鋭角を形成するような形状に形成されており、コイルバネ23の他端に堅固に係合することができる。
また、第2の端部25側には、上部コンタクト21および下部コンタクト22の長さ方向に沿って所定の長さL0にわたって切り込み30が形成されている。
図3に示されるように、このような形状を有する上部コンタクト21および下部コンタクト22を互いに反対方向に向けると共に互いに中心軸の回りに90度回転させ、それぞれ第2の端部25側からコイルバネ23の内部に挿入し、双方の切り込み30にそれぞれ他方のコンタクトを挿入することで、上部コンタクト21および下部コンタクト22が互いに組み合わされる。
ここで、コイルバネ23は、上部コンタクト21および下部コンタクト22の突出部28以外の部分の幅W0よりわずかに大きな内径と、突出部28の箇所における幅W1とほぼ同等の外径を有すると共に、各コンタクトの突出部28とかぎ爪状フック29との間の距離よりも長い自然長を有している。これにより、コイルバネ23は、自然長より所定量だけ収縮した状態で、上部コンタクト21の突出部28とかぎ爪状フック29との間に保持されると同時に下部コンタクト22の突出部28とかぎ爪状フック29との間に保持されることとなる。
このとき、上部コンタクト21の切り込み30の底部と下部コンタクト22の切り込み30の底部とが所定の距離ΔLを隔てて対向するように、予め各コンタクトの切り込み30の長さL0が設定されている。この距離ΔLが、上部コンタクト21および下部コンタクト22の相対的な最大変位量となる。
このようにして、上部コンタクト21および下部コンタクト22が相対移動自在に組み合わされた、容易に分解することのない、安定した組立体としてのプローブピンが形成される。
なお、上部コンタクト21および下部コンタクト22は、例えば銅合金等から、コイルバネ23は、例えば炭素鋼、ステンレス鋼等から、それぞれ形成することができ、これら上部コンタクト21、下部コンタクト22およびコイルバネ23には、電気伝導性を向上させるために金メッキが施されている。
次に、この実施の形態1に係るプローブピンの作用について説明する。
例えば、下部コンタクト22の接点部26に図示しない測定装置の基板の導電部を当接すると共に上部コンタクト21の接点部26に図示しないIC等の電子デバイスの電極を当接して、上部コンタクト21と下部コンタクト22を互いに押圧すると、コイルバネ23を収縮しつつ、上部コンタクト21および下部コンタクト22が最大変位量ΔLの範囲内で相対移動し、コイルバネ23の復元力に起因して下部コンタクト22の接点部26と基板の導電部との間および上部コンタクト21の接点部26と電子デバイスの電極との間にそれぞれ所定の押圧力が付与され、これらが互いに電気導通する。
また、このとき、上部コンタクト21および下部コンタクト22は、互いに他のコンタクトの切り込み30の内部に嵌入されて組み合わされているため、これら切り込み30の部分で互いに電気導通し、測定装置により電子デバイスの電気特性の測定が可能となる。
以上説明したように、この実施の形態1によれば、それぞれのコンタクトの突出部28とかぎ爪状フック29との間にコイルバネ23が自然長より所定量だけ収縮した状態で保持されるので、ソケット基板等に組み込まなくても容易に分解することがなく、また、従来のような管状部材内に収容する必要がないため、部品点数が少なく、小型で低コストのプローブピンが得られる。
さらに、上部コンタクト21および下部コンタクト22がそれぞれコイルバネ23の内部を貫通しているので、プローブピンの動作中において、コイルバネ23が収縮した際に上部コンタクト21および下部コンタクト22の端部がコイルバネ23に引っかかるおそれはなく、安定した動作を行うことができる。
なお、上記の実施の形態1では、上部コンタクト21と下部コンタクト22が互いに同一の形状を有していたが、これに限るものではなく、例えば、双方のコンタクトの接点部26がそれぞれ接触する電子デバイスの電極および測定装置の基板の導電部の形状に応じて互いに異なる形状を有する、あるいは、互いに異なる表面処理が施されたものであってもよい。
接点部26の形状としては、いわゆる、ピン状、クラウン状、カップ状、ラウンド状等の各種の形状から適宜選択することができる。
また、一方のコンタクトの接点部26は、測定装置の基板の導電部に直接ハンダ等により接続固定されていてもよく、その接点部26には、金メッキの代わりにニッケルメッキを施してもよい。このようにすれば、プローブピンのコスト低減を図ることができる。
実施の形態2
図4に、実施の形態2に係るプローブピンの構成を示す。このプローブピンは、図1に示した実施の形態1のプローブピンにおいて、上部コンタクト21および下部コンタクト22の代わりにプローブピン用コンタクトとして上部コンタクト31および下部コンタクト32を用い、これら上部コンタクト31および下部コンタクト32によりコイルバネ23を保持するようにしたものである。
図5に示されるように、上部コンタクト31と下部コンタクト32は、互いに同一の形状を有するものであり、互いに反対方向を向けてコイルバネ23の両端からそれぞれコイルバネ23の内部に挿入されている。
図6(A)および(B)に示されるように、上部コンタクト31および下部コンタクト32は、実施の形態1における上部コンタクト21および下部コンタクト22と同様に、第1の端部24および第2の端部25を有し、第1の端部24に接点部26と一対の突出部28が形成されると共に、第2の端部25にかぎ爪状フック29と切り込み30が形成されている。ただし、この実施の形態2における上部コンタクト31および下部コンタクト32は、第1の端部24の接点部26と突出部28との間に盛り上がり部27が形成されている。
盛り上がり部27は、上部コンタクト31および下部コンタクト32を構成する板状部材の一方の面上に凸状に隆起したもので、板状部材を屈曲することにより形成され、この盛り上がり部27が形成されている箇所の上部コンタクト31および下部コンタクト32の全厚T1は板状部材自体の厚さT0より大きな値を有している。
なお、上部コンタクト31および下部コンタクト32の第2の端部25側に長さL0にわたって形成された切り込み30の幅W2は、板状部材自体の厚さT0よりわずかに大きく且つ盛り上がり部27が形成されている箇所の厚さT1よりわずかに小さい値を有するものとする。
図7(A)および(B)に示されるように、このような形状を有する上部コンタクト31および下部コンタクト32を互いに反対方向に向けると共に互いに中心軸の回りに90度回転させ、それぞれ第2の端部25側からコイルバネ23の内部に挿入し、双方の切り込み30にそれぞれ他方のコンタクトを挿入することで、上部コンタクト31および下部コンタクト32が互いに組み合わされる。
実施の形態1と同様に、コイルバネ23は、自然長より所定量だけ収縮した状態で、上部コンタクト31の突出部28とかぎ爪状フック29との間に保持されると同時に下部コンタクト32の突出部28とかぎ爪状フック29との間に保持され、上部コンタクト31および下部コンタクト32が相対移動自在に組み合わされた、容易に分解することのない、安定した組立体としてのプローブピンが形成される。
例えば、下部コンタクト32の接点部26に図示しない測定装置の基板の導電部を当接すると共に上部コンタクト31の接点部26に図示しないIC等の電子デバイスの電極を当接して、上部コンタクト31と下部コンタクト32を互いに押圧すると、図8に示されるように、コイルバネ23を収縮しつつ、上部コンタクト31および下部コンタクト32が最大変位量ΔLの範囲内で相対移動し、コイルバネ23の復元力に起因して下部コンタクト32の接点部26と基板の導電部との間および上部コンタクト31の接点部26と電子デバイスの電極との間にそれぞれ所定の押圧力が付与され、これらが互いに電気導通する。
このとき、上部コンタクト31の盛り上がり部27が下部コンタクト32の切り込み30の内部に嵌入されると同時に下部コンタクト32の盛り上がり部27が上部コンタクト31の切り込み30の内部に嵌入される。ここで、それぞれの切り込み30は、対応する盛り上がり部27が形成されている箇所の厚さT1よりわずかに小さい幅W2を有しているので、上部コンタクト31および下部コンタクト32はそれぞれ切り込み30の近傍で弾性変形し、盛り上がり部27と切り込み30を介して互いに電気導通する。
これにより、コイルバネ23を介することなく、上部コンタクト31の接点部26から下部コンタクト32の接点部26に至る直線的な短い電気導通路が確立され、測定装置により電子デバイスの電気特性の測定が可能となる。
このように、実施の形態2によれば、上述した実施の形態1のプローブピンと同様に、それぞれのコンタクトの突出部28とかぎ爪状フック29との間にコイルバネ23が自然長より所定量だけ収縮した状態で保持されるので、ソケット基板等に組み込まなくても容易に分解することがなく、小型で低コストのプローブピンが得られ、また、上部コンタクト31および下部コンタクト32がそれぞれコイルバネ23の内部を貫通しているので、プローブピンの動作中において、コイルバネ23が収縮した際に上部コンタクト31および下部コンタクト32の端部がコイルバネ23に引っかかるおそれはなく、安定した動作を行うことができる。
さらに、実施の形態2のプローブピンにおいては、コイルバネ23の収縮時に、双方のコンタクトの盛り上がり部27がそれぞれ他方のコンタクトの切り込み30の内部に嵌入されて他方のコンタクトの第2の端部25に接触することで、上部コンタクト31の接点部26から下部コンタクト32の接点部26に至る短い電気導通路が形成されるため、電気信号の高速伝送が可能となるという効果が得られる。
この実施の形態2では、盛り上がり部27と切り込み30により上部コンタクト31と下部コンタクト32との間で直接電気導通がなされるので、コイルバネ23に金メッキを施す代わりに、安価なニッケルメッキを用いたり、あるいは、導電性を有しない材質からコイルバネ23を形成することも可能となる。
実施の形態3
図9に、実施の形態3に係るプローブピンの構成を示す。このプローブピンは、図4に示した実施の形態2のプローブピンにおいて、上部コンタクト31および下部コンタクト32の代わりにプローブピン用コンタクトとして上部コンタクト33および下部コンタクト34を用い、これら上部コンタクト33および下部コンタクト34によりコイルバネ23を保持するようにしたものである。
図10に示されるように、上部コンタクト33および下部コンタクト34は、実施の形態2における上部コンタクト31および下部コンタクト32と同様に、第1の端部24および第2の端部25を有し、第1の端部24に接点部26と盛り上がり部27と一対の突出部28が形成されると共に、第2の端部25にかぎ爪状フック29と切り込み30が形成されている。ただし、実施の形態2では、かぎ爪状フック29が第2の端部25の先端の一側部に一つだけ形成されていたのに対して、この実施の形態3においては、上部コンタクト33および下部コンタクト34の第2の端部25の先端の両側部にそれぞれかぎ爪状フック29が突出形成されている。
コイルバネ23は、上部コンタクト33の一対の突出部28と一対のかぎ爪状フック29との間に保持されると同時に下部コンタクト34の一対の突出部28と一対のかぎ爪状フック29との間に保持される。このように、一対のかぎ爪状フック29を形成することで、コイルバネ23の保持力が向上し、組立体としてさらに安定したプローブピンが得られることとなる。
なお、プローブピンの動作は、上述した実施の形態2のプローブピンと同様であり、実施の形態2と同様に、安定した動作および電気信号の高速伝送が可能となる。
実施の形態4
図11(A)および(B)に、実施の形態4に係るプローブピンの構成を示す。このプローブピンは、それぞれプローブピン用コンタクトとしての上部コンタクト41および下部コンタクト42を有すると共に、これら上部コンタクト41および下部コンタクト42により保持されたコイルバネ43を有している。上部コンタクト41と下部コンタクト42は、互いに同一の形状を有するものである。
図12に示されるように、上部コンタクト41および下部コンタクト42は、それぞれ細長い板状部材からなり、その長手方向の両端に第1の端部44および第2の端部45を有している。
第1の端部44の先端には、電子デバイスの電極あるいは測定装置の基板の導電部等に当接して電気導通する接点部46が形成されている。また、第1の端部44には、接点部46に隣接して盛り上がり部47が形成されると共に、さらに盛り上がり部47に隣接する箇所の一側部に突出部48が形成されている。盛り上がり部47は、コンタクトを形成する板状部材の一方の表面S上に凸状に隆起したもので、板状部材を屈曲することにより形成されている。突出部48は、コイルバネ43の一端に係合してコイルバネ43から付勢力を受けるためのもので、盛り上がり部47が隆起する板状部材の表面S側に折り返されて、この表面Sとの間にもう一つのコンタクトの第2の端部45が移動可能に挿入されるように屈曲した形状を有している。
一方、第2の端部45には、突出部48が形成された側部とは反対側の側部に、コイルバネ43の他端に係合してコイルバネ43を保持するためのかぎ爪状フック49が外方へ向かって突出形成されている。
図11(A)および(B)に示されるように、このような形状を有する上部コンタクト41および下部コンタクト42を、互いに第1の端部44が外方を向くように反対方向に向けると共に、盛り上がり部47が隆起する板状部材の表面Sが互いに対向するように裏返しにして、それぞれ第2の端部45側からコイルバネ43の内部に挿入することで、上部コンタクト41および下部コンタクト42が互いに組み合わされる。
このとき、双方のコンタクトの第2の端部45は、他方のコンタクトの突出部48と板状部材の表面Sとの間に挿入されて移動可能に保持され、コイルバネ43は、自然長より所定量だけ収縮した状態で、上部コンタクト41の突出部48とかぎ爪状フック49との間に保持されると同時に下部コンタクト42の突出部48とかぎ爪状フック49との間に保持される。
これにより、上部コンタクト41および下部コンタクト42が相対移動自在に組み合わされた、容易に分解することのない、安定した組立体としてのプローブピンが形成される。
動作時に上部コンタクト41と下部コンタクト42が互いに押圧されると、コイルバネ43を収縮しつつ、上部コンタクト41および下部コンタクト42が相対移動するが、このとき、上部コンタクト41の盛り上がり部47が下部コンタクト42の第2の端部45の表面に圧接されると同時に下部コンタクト42の盛り上がり部47が上部コンタクト41の第2の端部45の表面に圧接される。このため、コイルバネ43を介することなく、上部コンタクト41の接点部46から下部コンタクト42の接点部46に至る直線的な短い電気導通路が確立される。
このような構成の実施の形態4のプローブピンにおいても、実施の形態2および3に係るプローブピンと同様の作用効果を得ることができる。
すなわち、ソケット基板等に組み込まなくても容易に分解することがなく、また、従来のような管状部材内に収容する必要がないため、部品点数が少なく、小型で低コストのプローブピンが実現される。
また、上部コンタクト41および下部コンタクト42がそれぞれコイルバネ43の内部を貫通しているので、プローブピンの動作中において、コイルバネ43が収縮した際に上部コンタクト41および下部コンタクト42の端部がコイルバネ43に引っかかるおそれはなく、安定した動作を行うことができる。
さらに、盛り上がり部47の存在に起因して、コイルバネ43の収縮時に上部コンタクト41の接点部46から下部コンタクト42の接点部46に至る短い電気導通路が形成されるため、電気信号の高速伝送が可能となる。
実施の形態5
図13(A)に、この発明の実施の形態5に係るICソケットの一部構成を示す。ICソケットは、絶縁性材料から形成されたソケット基板として絶縁基板51を有している。この絶縁基板51には、複数の貫通孔52が配列形成されており、これらの貫通孔52にそれぞれ図1に示した実施の形態1のプローブピンが挿入されている。各プローブピンは、上部コンタクト21および下部コンタクト22の第1の端部24がそれぞれ絶縁基板51の表面上および裏面上に突出するように、対応する貫通孔52に挿入されている。
絶縁基板51の下方には、電子デバイスの電気特性を測定するための測定装置の基板53が配置されており、この基板53の上面に、絶縁基板51に挿入された複数のプローブピンに対応した複数の導電部54が配列形成されている。
一方、絶縁基板51の上方には、電子デバイスとしてのIC55が配置されている。IC55は、表面上に配列形成された複数の電極56を有し、これらの電極56が、絶縁基板51に挿入された複数のプローブピンの直上に位置するように、絶縁基板51とIC55とが位置合わせされている。
ここで、測定装置の基板53とIC55とを互いに近接するように移動させると、図13(B)に示されるように、測定装置の基板53の複数の導電部54が絶縁基板51の貫通孔52に挿入された複数のプローブピンの下部コンタクト22の接点部26にそれぞれ当接すると共に、IC55の複数の電極56が絶縁基板51に挿入された複数のプローブピンの上部コンタクト21の接点部26にそれぞれ当接し、各プローブピンの上部コンタクト21と下部コンタクト22を互いに押圧することとなる。これにより、各プローブピンにおいて、コイルバネ23を収縮しつつ、上部コンタクト21および下部コンタクト22が相対移動し、コイルバネ23の復元力に起因して下部コンタクト22の接点部26と測定装置の基板53の導電部54との間および上部コンタクト21の接点部26とIC55の電極56との間にそれぞれ所定の押圧力が付与され、これらが互いに電気導通する。
このようにして、測定装置の基板53の複数の導電部54とIC55の複数の電極56とが、絶縁基板51に挿入された複数のプローブピンを介して電気導通され、測定装置によりIC55の電気特性の測定が行われる。
絶縁基板51の貫通孔52に挿入された実施の形態1のプローブピンは、従来のような管状部材内に収容しなくても容易に分解することがなく、小型に形成されているため、複数のプローブピンを狭ピッチで配列したICソケットを容易に組み立てることが可能となる。
さらに、実施の形態1のプローブピンでは、上部コンタクト21および下部コンタクト22がそれぞれコイルバネ23の内部を貫通しているので、コイルバネ23の収縮時にこれらコンタクトの端部がコイルバネ23に引っかかるおそれがないので、動作信頼性が高いICソケットを実現することができる。
なお、上記の実施の形態5においては、IC55の電気特性を測定する際に接続治具として用いられる測定用ICソケットについて説明したが、同様にして、IC55を実装する際の接続治具として実装用ICソケットを構成することもでき、さらに、実施の形態1に係る複数のプローブピンを用いることにより、例えば半導体ウエハ上に形成された電気回路の特性を測定するために使用されるプローブカードを構成することもできる。
また、実施の形態1のプローブピンの代わりに実施の形態2〜4のいずれかのプローブピンを用いれば、同様の効果を得ることができるだけでなく、双方のコンタクトの盛り上がり部27,47の存在により、上部コンタクトの接点部から下部コンタクトの接点部に至る短い電気導通路が形成されるので、高速伝送に適したICソケット、プローブカード等の電子デバイス用接続治具を実現することが可能となる。
1 管状部材、2 上部コンタクト、3 下部コンタクト、4 コイルバネ、5 溝部、6 フック、7 上部コンタクト、8 下部コンタクト、9 コイルバネ、10 突起部、11 上部コンタクト、12 コイルバネ、13 突起部、14 下部コンタクト、15 ソケット基板、21 上部コンタクト、22 下部コンタクト、23 コイルバネ、24 第1の端部、25 第2の端部、26 接点部、27 盛り上がり部、28 突出部、29 かぎ爪状フック、30 切り込み、31 上部コンタクト、32 下部コンタクト、33 上部コンタクト、34 下部コンタクト、41 上部コンタクト、42 下部コンタクト、43 コイルバネ、44 第1の端部、45 第2の端部、46 接点部、47 盛り上がり部、48 突出部、49 かぎ爪状フック、51 絶縁基板、52 貫通孔、53 測定装置の基板、54 導電部、55 IC、56 電極、T0 板状部材の厚さ、T1 コンタクトの全厚、W0 コンタクトの幅、W1 突出部の形成箇所のコンタクトの幅、W2 切り込みの幅、L0 切り込みの長さ、ΔL 最大変位量、S 板状部材の表面。

Claims (6)

  1. 第1および第2の端部を有し、反対方向を向いたもう一つのコンタクトと共に一部がコイルバネの内部に挿入された状態で前記第1の端部に形成された接点部を電子デバイスの電極に接触させて電気導通させるためのプローブピン用コンタクトにおいて、
    前記コイルバネの一端に係合する突出部が前記第1の端部側に形成され、前記コイルバネの他端を保持するためのかぎ爪状フックが前記第2の端部側に形成され、前記突出部と前記かぎ爪状フックとの間に前記コイルバネが保持されることを特徴とするプローブピン用コンタクト。
  2. 前記もう一つのコンタクトに接触するための盛り上がり部が、前記第1の端部側に形成されたことを特徴とする請求項1に記載のプローブピン用コンタクト。
  3. 前記もう一つのコンタクトと互いに相対移動自在に組み合わされるように、前記第2の端部側に切り込みが形成されたことを特徴とする請求項1または2に記載のプローブピン用コンタクト。
  4. それぞれ請求項1〜3のいずれか一項に記載された一対のプローブピン用コンタクトを互いに反対方向を向けて組み合わせ、双方のコンタクトの前記突出部と前記かぎ爪状フックとの間に前記コイルバネを保持させたことを特徴とするプローブピン。
  5. 双方のコンタクトの前記接点部は、互いに異なる形状を有する、あるいは、互いに異なる表面処理が施された請求項4に記載のプローブピン。
  6. 絶縁基板に配列形成された複数の貫通孔にそれぞれ請求項4または5に記載されたプローブピンが挿入されたことを特徴とする電子デバイス用接続治具。
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