JP5351530B2 - モータ - Google Patents

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本発明は、モータ、とくにコアと端子台の接続構造に特徴を有する小型のモータに関する。
近時、小型のステッピングモータはFD、CD、あるいはDVDのヘッド駆動等に利用されている。このような用途のステッピングモータとして、例えば12mm径以下のサイズに2相のコイルを備えたものが普及しており、本出願人が先に特開2003−88062号公報に提案したモータもこの種のステッピングモータをベースとしている。
このモータは、回転軸にマグネットを固定したロータと、ステータと、ケースとからなる。ステータは内コア組の周囲に樹脂のコイルボビンを形成したインサート成形品にコイルを巻いて構成してあり、さらにケースが外コアを兼ねている。
内コア組はプレス成形品で、円盤部とその内周縁から軸方向に延びる極歯とからなる2つの内コアを、円盤部を背中合わせにして構成されている。
図8に示すように、インサート成形品20’は樹脂Jが円盤部14’を含んで内コア13’を包みこんでおり、コイルボビン22’は円盤部を挟んだ軸方向両側にコイル12a、12bの巻回部を有している。インサート成形品20’は、軸方向中央の円盤部相当部位から軸方向に対して直角に延びる延出部38’の先端に端子台30’を備え、コイルの巻線端末を接続する端子ピン32’(32a’、32b’、32c’、32d’)が端子台30’に支持されている。
なお、図8の(a)はインサート成形品の外観斜視図、(b)は延出部にそった端子台接続部分の構成を示す図である。
円盤部14’はその円形周縁から延出部38’内を延びる端子台保持部16’を有している。
端子ピン32’は鋼鈑から内コア13’と同時に形成され、円盤部14’と同一の軸方向に垂直な平面内で平たい形状となっている。端子ピン32’の根元側、すなわち端子台保持部16’と対向する先端には張出し部33が設けられているが、この張出し部33も円盤部14’と同一平面内である。
張出し部33によって端子ピン32’の端子台30’からの抜けが防止されることを期待したものである。
特開2003−88062号公報
ところが、最近の小型化の要請によって、端子台30’も幅方向へ短縮される傾向にある。ここで、互いに隣接する端子ピン32’の間隔は、巻線機のノズルを通過させる必要から詰めることができない。故に、図8(a)において、延設部38’および端子台30
’を幅方向へ短縮すると、幅方向両端に位置する端子ピン32a’、32dの幅方向外側の樹脂J部分が減少してしまう。このように端子ピン32a’、32dの幅方向外側の樹脂Jの容積が減少すると、巻線端末を巻き付けた端子ピン32’を高温の半田液に浸けた場合に、端子ピン32’近傍位置の軟化した樹脂Jの変形を抑制する軟化していない樹脂Jの容積が減少することになる。その結果、端子ピン32’のうち幅方向両端の端子ピン32a’、32d’に、コイルの巻線によるテンションがかかると、軟化した樹脂Jの変形を抑制できなくなり、幅方向両端の端子ピン32a’、32d’が、幅方向の内側に傾いてしまうという問題がある。
そこで本発明は、コイルの巻線端末を巻き付けた複数の端子ピンを高温の半田液に浸けた場合であっても、端子ピンのうち幅方向両端の端子ピンが、コイルの巻線によるテンションによって傾くことのないモータを提供することを目的とする。
本発明は、回転軸にマグネットを備えたロータと、マグネットを囲む内周に極歯を有するコアと極歯の外周に巻回されたコイルとを備えるステータと、該ステータに被せるケースと、コイルの巻線端末が接続される複数の端子ピンを支持する端子台とを有し、該端子台がケースに形成された切り欠き部を通過してコアから外方へ延びる端子台保持部に固定されたモータにおいて、端子台は樹脂製で端子台保持部と一体にインサート成形され、端子ピンのうち少なくとも端子台の幅方向両端に位置する端子ピンは、それぞれ端子台保持部側の根元端にその長手方向に対して直角な張出し部を端子台の幅方向にそって両側に延ばして備え、端子ピンのすべての張出し部が端子台保持部と対向しているものとし、
ステータは、インサート成形により、ロータを通す貫通穴にコアの極歯を配し、
外周にコイル巻回部を有するコイルボビンを備え、端子台は端子台保持部上を延びる樹脂連結部でコイルボビンと接続しており、樹脂連結部は、端子台保持部よりも小さい幅を有して、幅方向両側において端子台保持部を軸方向に露出させ、ステータに被せたケースの切り欠き部が露出した端子台保持部に当接する当接部を有するものとした。
本発明によれば、特に、端子ピンのうち少なくとも端子台の幅方向両端に位置する端子ピンには、それぞれ端子台保持部側の根元端にその長手方向に対して直角な張出し部を端子台の幅方向にそって両側に延ばして、所謂T字状にし、端子ピンのすべての張出し部が端子台保持部と対向している。故に、端子台の幅方向両端に位置する端子ピンを高温の半田液に浸けることにより端子ピン近傍の樹脂が軟化した場合であっても、T字状の張り出し部のすべてが端子台保持部に対向しているので、図8のように所謂L字状の張り出し部に比較し張り出し部と端子台保持部とに挟まれる樹脂J部分が大きくり、その分は樹脂Jの変形を抑制することができる。
従って、本発明では、コイルの巻線によるテンションによって端子台の幅方向両端に位置する端子ピンを傾けようとする応力がかかった場合でも、端子台の幅方向両端に位置する端子ピン、すなわち、端子台の壁面に近い端子ピンでも倒れが防止される。また、半田付けで加熱された際の端子ピンの熱も、端子ピンの両側に延びた張出し部のすべてを利用して端子台保持部へ伝達されるので、効率的に放熱される。従って、樹脂の軟化を抑制することができ、端子台の幅方向両端に位置する端子ピンの傾きを抑制することができる。
コアは、円盤部と円盤部から軸方向の一方に向いた極歯とを有し、端子台保持部は円盤部から延びており、円盤部の周縁には、端子台保持部の側辺に隣接して、ケースの切り欠き部のバリとの干渉を避ける逃げ凹部が形成されていることが望ましい。
ここで、ステータにケースを被せたとき、端子台保持部を通過させるためにケースには切り欠き部が設けられており、この切り欠き部を仮に外側から内側に向かってプレス打ち抜きで形成する場合、切り欠き部の縁部には内側に向いたバリが発生する。図8のように樹脂Jが円盤部14’を包み込み、換言すれば端子台保持部16’の幅を延出部38’の全体幅よりも狭く設定し、端子台保持部16’の周囲を樹脂Jで囲む構成であれば、当然、ケースのバリはコアの円盤部と干渉することはない。バリは樹脂Jと干渉するが、バリは柔らかい樹脂Jを変形させることにより、コアにケースを被せることができる。
一方で、単純に端子台保持部の幅を切り欠き部の幅と整合させた場合、すなわち、端子台保持部を切り欠き部の幅と同等の幅で円盤部から延ばした場合には、バリが金属製であるコアの円盤部乃至端子台保持部と干渉しケースを被せることが不可能になる。
上記のように、円盤部の周縁に、端子台保持部の側辺に隣接して、ケースの切り欠き部のバリとの干渉を避ける逃げ凹部を形成することにより、端子台保持部を切り欠き部の幅と同等の幅で円盤部から延ばすことができる。換言すれば、端子台保持部を幅方向に最大長に形成することができる。このように構成すると、隣接する端子ピンの間隔を狭くすること無く、端子台の幅方向両端に位置する端子ピンの両側に延ばした張出し部のすべてを端子台保持部と対向させるように形成することができる。従って、巻線機のノズルが通るスペースを確保しつつ、両側に延ばした張出し部のすべての部分で端子台保持部によって軟化した樹脂の変形を抑制し、端子台の幅方向両端に位置する端子ピンの倒れを防止させるように構成する本発明の効果を達成させることができる。
また、上記の樹脂連結部、端子台保持部よりも小さい幅を有して、幅方向両側において端子台保持部を軸方向に露出させ、ステータに被せたケースの切り欠き部が露出した端子台保持部に当接する当接部を有するものとしたので、コイルボビンに巻回されたコイルの巻線端末を端子ピンに半田付けする際に端子ピンから端子台、そして樹脂連結部に伝達された熱は、金属の端子台保持部からその露出部において当接する第1ケースや第2ケースへ伝達され、速やかに放熱されることとなり、効率的に放熱される。従って、樹脂の軟化を抑制することができ、端子台の幅方向両端に位置する端子ピンの傾きを抑制することができる。

さらに、コアは2つのコアを円盤部において背中合わせにしたコア組とされ、コイルボビンは円盤部を挟んだ軸方向両側にコイル巻回部を有し、ケースがステータの軸方向両側からステータに被せた第1ケースと第2ケースからなり、それぞれの開口端縁を円盤部の外周縁上で当接させるのが望ましい。
これにより、ケース同士およびコア間を同時に溶接結合することができるとともに、各ケースが円盤部の外周縁に当接しているので、露出部だけでなくこれらの当接部分を通じても、端子ピンから端子台保持部に伝達された熱が効率よく放熱される。
また、端子ピンを4本とするとき、端子台の幅方向最外側から1本おきの2本が一方のコアの端子台保持部と同一平面上に位置し、他の2本が他方のコアの端子台保持部と同一平面上に位置し、それぞれの端子台保持部の端子台との対向部には、当該端子台保持部の延び方向から見たとき同一平面上の端子ピンに挟まれた領域に凹部が形成されるのが好ましい。
これにより、凹部が樹脂連結部で埋められ、端子台を端子台保持部につなぐ樹脂連結部の肉厚が凹部を埋めている分だけ大きくなる結果、端子台に加わる外力による折損のおそれをなくし、また端子ピンにおける半田付けで加熱されることなどがあっても強度の低下が防止される。
しかも、各端子台保持部と同一平面上の各2本の端子ピンはそれぞれ、両側に延ばした張出し部が、当該端子台保持部に形成された凹部には対向しておらず、張出し部が端子台保持部に近接しているので、張出し部から端子台保持部への放熱が張出し部から凹部に伝達される場合に比較して効率的に放熱させることができる。
本発明によれば、特に、端子ピンのうち少なくとも端子台の幅方向両端に位置する端子ピンには、それぞれ端子台保持部側の根元端にその長手方向に対して直角な張出し部を端子台の幅方向にそって両側に延ばして、所謂T字状にし、端子ピンのすべての張出し部が端子台保持部と対向している。故に、端子台の幅方向両端に位置する端子ピンを高温の半田液に浸けることにより端子ピン近傍の樹脂が軟化した場合であっても、T字状の張り出し部のすべてが端子台保持部に対向しているので、図8のように所謂L字状の張り出し部に比較し張り出し部と端子台保持部とに挟まれる樹脂J部分が大きくり、その分は樹脂Jの変形を抑制することができる。
従って、本発明では、コイルの巻線によるテンションによって端子台の幅方向両端に位置する端子ピンを傾けようとする応力がかかった場合でも、端子台の幅方向両端に位置する端子ピン、すなわち、端子台の壁面に近い端子ピンでも倒れが防止される。また、半田付けで加熱された際の端子ピンの熱も、端子ピンの両側に延びた張出し部のすべてを利用して端子台保持部へ伝達されるので、効率的に放熱される。従って、樹脂の軟化を抑制することができ、端子台の幅方向両端に位置する端子ピンの傾きを抑制することができる。
実施の形態にかかるステッピングモータの分解斜視図である。 内コア組を示す外観斜視図である。 インサート成形品の詳細を示す図である。 インサート成形品における端子台保持部と端子台の接続部の詳細を示す図である。 ケースを被せた状態における切り欠き部まわりを示す図である。 ケースを被せた状態の斜視図である。 インサート成形品の製作過程を示す図である。 従来例を示す図である。
次に本発明の実施の形態について説明する。
図1は実施の形態にかかるステッピングモータの分解斜視図である。
ステッピングモータ1は、ロータ2と、ステータ10と、ステータ10に被せる第1ケース5および第2ケース6とから構成されている。
ロータ2は回転軸3にマグネット4(4a、4b)を固定して構成され、マグネット4a、4bの軸方向位置は後述するコイル12(12a、12b)の位置にそれぞれ対応する。
ステータ10は、コイルボビン22に巻き回された環状のコイル12aと、このコイル12aの軸方向両側に配置された内コア13aおよび第1ケース5が兼ねる外コアにより構成された図1における軸方向下側のステータ部材と、コイルボビン22に巻き回された環状のコイル12bと、このコイル12bの軸方向両側に配置された内コア13bおよび第2ケース6が兼ねる外コアにより構成された図1における軸方向上側のステータ部材とにより構成され、図1における軸方向下側のステータ部材と軸方向上側のステータ部材とが軸方向に2相に積層されて筒状に形成されている。コイルボビン22は内コア組11と樹脂とのインサート成形品20として形成されている。
なお、第1ケース5と第2ケース6はそれぞれ上述のとおり外コアを兼ねており、機能上ではステータ10はそのステータコアとして内コア組11と、外コアである第1ケース5および第2ケース6とを含むが、以下の説明では簡便のため、第1ケース5および第2ケース6はステータに被せるものとして、内コア組11外周のコイルボビン22にコイル12a、12bを巻いた部分をステータ10と呼ぶこととする。
インサート成形品20は、ロータ2を貫通させる軸方向の貫通穴21を有するとともに、内コア組11の外周に、軸方向に2つのコイル巻回部23(23a、23b)を備えるコイルボビン22を形成している。各コイル巻回部23a、23bにはコイル12a、12bが巻かれる。
コイルボビン22の2つのコイル巻回部23a、23bの接続部の外方位置(軸直角方向)には端子台30が設けられ、端子台30の外方端面から端子ピン32が突出している。
図2に示すように、内コア組11は、各相の内コア13(13aと13b)からなり、各内コア13は円盤部14(14a、14b)と、円盤部の内周縁から軸方向に延びる極歯15(15a、15b)とから構成されている。内コア組11は、同一構成の内コア13a、13bを、それぞれの極歯15a、15bが反対方向に向くように円盤部14a、14bを背中合わせにした状態で樹脂にインサート成形される。
内コア組11の極歯15は周方向に等間隔に設けられ、ここでは5本の極歯が設けられている。極歯15は貫通穴21内にその内周面と面一に配置される。
第1ケース5は、図1に示すように、一端が開口する筒形状の外観を有して、筒部40がインサート成形品20の一方のコイル巻回部23aに被せられる。その端壁41に穴42を備え、穴42の内周縁からインサート成形品20の貫通穴21内に延びる極歯45を有している。第1ケース5の極歯45は周方向に等間隔に設けられ、コイル巻回部23aに被せたときに内コア組11の隣接する極歯15aの間に位置するように設定されている。
図1には示されていないが、第2ケース6も第1ケース5と同じく、筒部40の端壁に穴を備え、その内周縁から貫通穴21内に延びる極歯45(図3の(c)参照)を有して、他方のコイル巻回部23bに被せられる。第2ケース6の極歯45も内コア組11の隣接する極歯15bの間に位置するように設定されている。
第1ケース5および第2ケース6はそれぞれその端壁41にロータ2の回転軸3を支持するためのベアリング9を備える端板7、8を備えている。なお、図1では第1ケース5と端板7は分離して示してある。
第1ケース5と第2ケース6は、筒部40の内径を円盤部14a、14bの外径に整合させてステータ10全体をカバーし、後掲の図3の(c)にも示すように、その開口端縁をインサート成形品20における円盤部14a、14bの外周縁上においてその合わせ面相当位置で突き合わせ、円盤部14a、14bとも含めて溶接結合される。
つぎに、インサート成形品20の詳細について説明する。
以下、それぞれ2つあるいは2つ以上が設定される内コア13や極歯15、コイル巻回部23、第1ケース5および第2ケースの極歯45その他の符号について、個別に特定する場合にのみ添字を付して区別し、共通の場合には添字を付さないで説明する。
図3の(a)はインサート成形品20の軸方向から見た平面図、(b)は(a)におけるA−A部断面図、(c)は(a)におけるB−B部断面図、そして(d)は(a)におけるC方向から見た側面図である。なお、(c)には第1ケース5および第2ケース6も併せて示している。また、(b)、(c)には断面線から奥方の貫通穴21壁面の形状は煩雑を避けるため図示省略している。
内コア組11の重ねた円盤部14a、14bを挟んで軸方向両側にコイル巻回部23a、23bが成形されている。両巻回部23の軸部25を通して形成された貫通穴21には、内コア組11の極歯15の内周面が前述のように貫通穴21の内周面と面一になるように設定されている。
また、貫通穴21には極歯15の間に第1ケース5および第2ケース6の極歯45を受け入れる歯受け凹部24が形成されている。歯受け凹部24は極歯45に整合する台形形状を有し、径方向深さは極歯45の板厚に整合させてあり、第1ケース5および第2ケース6を被せたときに極歯45の内周面も貫通穴21の内周面と面一になるようにしてある。これにより、貫通穴21の内周面において、極歯15と極歯45が周方向に交互に並んだステータコアが形成される。
コイル巻回部23は軸部25とその両側のフランジ部26、27とからなり、円盤部14の外径はその周面に樹脂が及ばないようにフランジ部26、27の外径よりもわずかに大径としてある。
すなわち、本実施の形態では、図8に示した従来のものとは異なり、円盤部14の外周が樹脂に包まれずに露出しており、さらに後述するようにこの露出した円盤部14から延びる端子台保持部16の幅が延出部38の全幅を占めるものとしている。これは次の理由による。
すなわち、樹脂で形成される端子台はその剛性保持のために端子台自体の幅が金属の端子台保持部の幅以内であることが望ましく、さらに、端子ピンが端子台に確実に支持されるためにはその位置が端子台の壁面から所定量以上内部に設定される必要がある。
とくに、端子ピンが平たくて円盤部と同一平面内での支持剛性は相対的に低いから、熱で樹脂が軟化したときのぐらつき発生の可能性を考慮すると、端子台の幅方向の壁面までの距離を大きくするとともに端子台が対向する端子台保持部の幅を大きく確保しなければならない。
フランジ部26は円盤部14に張り付いた板状を呈するとともに、コイル巻回部23aと23bとは、それぞれのフランジ部26が極歯15間の間隙部分でつながって、一体に結合したコイルボビン22となっている。
コイルボビン22の軸方向中央の円盤部相当位置から軸方向に対して直角に延びる延設部38の先端に端子台30が形成されている。延設部38は、円盤部14からの1つの半径線K上にある端子台保持部16と、その面上をフランジ部26、26から外方に延びる樹脂連結部28とからなっている。
端子台30には、軸方向から見て、半径線Kを挟んで対称に端子ピン32(32a、32b、32c、32d)が互いに平行に並べられて支持されている。
後掲の図4に示すように、各端子ピン32はすべて、内コア13側の一端においてその長手方向に対し直角な張出し部33を両方向に延ばし、T字形をしている。これらの張出し部33が一直線上に並んでいる。この一直線に並んだ張出し部33の円盤部14側の辺を結んで、端子台30を区画する区画線Tとする。各端子ピン32の他端は端子台30から外方に突出し、同じく軸方向から見て一直線上に並んでいる。
また、とくに図3の(d)に示すように、端子ピン32a、32b、32c、32dはその突出方向の外方から見て順次互い違いに高さ(コイルボビン22の軸方向)が異なっている。
円盤部14は端子台30と対向する端子台保持部16を有している。端子台保持部16は後述するケースの切り欠き部47の幅と同等幅で、円盤部14の円形周縁から張り出して矩形状を呈している。そして、端子台30は端子台保持部16と同幅に設定されている。
端子台保持部16の根元において、円盤部14の周縁には端子台保持部16の側辺に隣接して内側に凹む逃げ凹部36が形成されている。円盤部14上のフランジ部26の周縁にも逃げ凹部36にそった輪郭をもたせてある。
そして端子台30の区画線Tに対向する端子台対向辺17は、その基本線が端子台30の区画線Tと所定の間隙をもって平行に延びている。
円盤部14に張り付いたフランジ部26から延びる樹脂連結部28は、端子台保持部16と協同して延出部38を形成している。樹脂連結部28は端子台保持部16と端子台30間の間隙を埋めて端子台30と接続している。
図4は端子台保持部16と端子台30の接続部の詳細を示す。
端子台保持部16は、端子台対向辺17に切り欠き18を備えて、端子台保持部16の軸方向表面に凹部Q(Qa、Qb)を形成している(図2も参照)。切り欠き18は端子台対向辺17から一定深さで、長さ方向の中心が半径線Kに対してオフセットしているとともに、その長さ範囲に半径線K位置を含み、換言すれば、半径線Kが切り欠き18を横切っている。この結果、凹部Qは半径線Kを挟んで一方が長く、他方が短くなっている。
それぞれの端子台保持部16を一致させて内コア13a、13bを背中合わせにした内コア組11において、各凹部Qa、Qbの主要部分は半径線Kを挟んで反対側に位置して、半径線Kを含む短い部分で互いに重なる。そして、一方の端子台保持部16に形成された凹部Qaは上記重なり部分を除いてその底が他方の端子台保持部16で蓋されている形態となっており、他方の端子台保持部16に形成された凹部Qbも同様に、上記重なり部分を除いてその底が一方の端子台保持部16で蓋されている。
図3に示すように、各内コア13上の樹脂連結部28は、端子台保持部16上では各凹部Qa、Qbを埋めるとともに、両凹部Qa、Qbの重なり部分で上側と下側とが互いに結合されている。
樹脂連結部28は、両端子台保持部16の凹部Qをカバーするが端子台保持部16の幅よりは狭い幅に設定されている。したがって、コイルボビン22と端子台30との間において、樹脂連結部28の幅方向両側には端子台保持部16の金属部分が樹脂で覆われていない露出部19が現れている。
なお、図1に示すように、第1ケース5および第2ケース6の各筒部40の開口端縁には、延出部38を通過させる切り欠き部47が設けられている。切り欠き部47の軸方向深さは、第1ケース5および第2ケース6がその内部のコイルボビン22から端子台30の端子ピン32へ引き出されたコイル12a、12bの巻線端末と接触しない十分な値に設定されている。
ここで、本実施の形態において、切り欠き部47は、第1ケース5および第2ケース6の外側から内側へプレス打ち抜きにより形成されており、第1ケース5および第2ケース6の切り欠き部47の両端部には、図5の(b)に示すような内側に向いたバリZが発生している。
図5は第1ケース5(および第2ケース6)をインサート成形品20に被せたときの延出部38通過部分を示し、端子台保持部16の根元において、円盤部14の周縁に逃げ凹部36が形成されているので、第1ケース5の切り欠き部47の両端縁部にバリZが生じていても、バリZが円盤部14と干渉することなく、端子台保持部16の側辺16sを切り欠き部47の縁部に接近させて、端子台保持部16を切り欠き部47の幅と同等の幅で円盤部14から延ばすことができる。なお、図5の(b)は(a)におけるD部分の拡大図である。
また、図6に示すように、切り欠き部47の両端には端子台保持部16の露出部19に当接する当接部48が設けられている。
上記したインサート成形品20は、特開2003−88062号公報に示したと同様の手順で製作される。
図7の(a)は内コアと端子ピンとなる部分をプレス加工して型抜きした鋼板Sを示す。
内コア部Cと端子ピン部P(P1、P2)がそれぞれ周囲のフレーム部分Fに連結するとともに、内コア部Cの端子台保持部16と端子ピン部P間も互いに連結している状態で、円盤部14から極歯15が立ち上がっている。端子ピン部は端子台30における並びのうち1本おきに、すなわち最外側(図3に示す端子ピン32a、32d)に相当するP1と、当該最外側から1本越えた3番目(図3に示す端子ピン32c、32b)とに相当するP2の2本が設定され、円盤部14の中心からの半径線Kから互いに反対側に異なる距離に設けられている。
端子ピン部P1とP2は、半径線Kと平行な方向から見たとき、切り欠き18を挟んで離間させてある。換言すれば、端子台保持部16の切り欠き18は、端子ピン部P1、P2と重ならない範囲に設定してある。これにより、切り欠き18部分を形成するプレス型の形状が簡単になる。
図7の(a)に示す状態で、張出し部33の接続部分を除いた端子ピン部Pのフレーム部分F側を不図示の圧潰装置により薄片状に成形する。この際、端子ピン部Pのプレス型抜き時に生じた鋭利な返り部分の除去も行われる。
このあと、図7の(b)に示すように、内コア部Cと端子ピン部P間を切断して、張出し部33を各端子ピン部Pの内コア部C(端子台保持部16)に面した先端とするT字形とする。
このようにして得た型抜き鋼板Sの2枚を、それぞれの端子台保持部16を一致させ、極歯15が反対方向に延びるように円盤部14を背中合わせにして、インサート部材とする。
これを不図示の成形装置にセットし、内コア部Cおよび端子ピン部P部分にインサート成形を行なって、図7の(c)のように、コイルボビン22、樹脂連結部28、端子台30を形成する。インサート成形後、内コア部Cとフレーム部分F、および端子ピン部Pとフレーム部分Fとの各連結部を切断して、インサート成形品20を得る。背中合わせの内コア部Cが内コア組11となり、端子ピン部Pが端子ピン32となる。
内コア組11(内コア部C)とフレーム部分F間の切断は、円盤部14の外周の円弧にそって切断することができるが、舌片35を残す場合には、第1ケース5と第2ケース6の開口端縁に舌片35を逃げる不図示の切り欠き部を設ける。なお、先の図3、図4は舌片35を残した例を示している。この場合も、端子台保持部16の根元部と同様に、円盤部14の周縁には舌片35の側辺に隣接して逃げ凹部37を形成する。
また、前述のように、内コア部Cの端子台保持部16と同一平面上にある2つの端子ピン部P1とP2が切り欠き18を挟んで離間させてあり、背中合わせにしたときこれらに隣接して他方の内コア部Cの端子台保持部16と同一平面上にある2つの端子ピン部P1とP2が配置されることとなるから、図3の(d)に示したとおり、端子台30から突出する端子ピン32はコイルボビン22の軸方向における高さが順次互い違いとなっている。
この結果、隣接する端子ピン32間の距離が大きくなり、コイル12a、12bの巻き行程において巻線端末を端子ピン32に絡めるノズルの動作領域を確保することが容易となる。
本実施の形態では、内コア13が発明におけるコアに該当し、第1ケース5、第2ケース6がそれぞれケースに該当する。
実施の形態は以上のように構成され、回転軸3にマグネット4を備えたロータ2と、マグネット4を囲む内周に極歯15を有する内コア13a、13bとその外周に巻回されたコイル12とを備えるステータ10と、該ステータ10に被せる第1ケース5や第2ケース6と、コイル12の巻線端末が接続される複数の端子ピン32を支持する端子台30とを有し、該端子台30が第1ケース5(第2ケース6)に形成された切り欠き部47を通過して内コア13a、13bから外方へ延びる端子台保持部16に固定されたモータにおいて、端子台30は樹脂製で端子台保持部16と一体にインサート成形され、端子ピン32は端子台30の幅方向両端に位置する端子ピンを含めてそれぞれ端子台保持部16側の根元端にその長手方向に対して直角な張出し部33を端子台30の幅方向にそって両側に延ばして備え、端子ピン32のすべての張出し部33が端子台保持部16と対向しているものとしたので、張出し部33の張り出し面に垂直な方向の支持剛性が高いことはもちろんのこと、張り出し面内において張出し部33が張り出した両方向いずれの向きの外力を受けてもいずれかの張出し部33が端子台保持部16に裏打ちされた樹脂を圧して踏ん張り、端子ピン32の倒れが防止される。
また、半田付けで加熱された際の端子ピン32の熱も、端子ピン32の両側に延びた張出し部33の長い幅を通して端子台保持部16へ伝達されるので、効率的に放熱される。したがって端子台の軟化が抑制され、端子ピン32の倒れ防止に寄与する。
内コア13a、13bが円盤部14と円盤部14から軸方向の一方に向いた極歯15とを有し、端子台保持部16は円盤部14から延びており、円盤部14の周縁には、端子台保持部16の側辺16sに隣接して、第1ケース5(第2ケース6)の切り欠き部47のバリZとの干渉を避ける逃げ凹部36が形成されているので、端子台保持部16を切り欠き部47の幅と同等の幅で円盤部14から延ばすことができ、したがって全端子ピン32の張出し部33と余裕をもって対向させることができる。
そして、端子台30が端子台保持部16と同幅としてあるから、端子台30は端子台保持部16により高い剛性で保持される。
ステータ10は、インサート成形により、ロータ2を通す貫通穴21に内コアの極歯15を配し、外周にコイル巻回部23を有するコイルボビン22を備え、端子台30は端子台保持部16上を延びる樹脂連結部28でコイルボビン22と接続しており、樹脂連結部28は、端子台保持部16よりも小さい幅を有して、幅方向両側において端子台保持部16を軸方向に露出させ、ステータ10に被せた第1ケース5(第2ケース6)の切り欠き部47が端子台保持部の露出部19に当接する当接部48を有しているので、コイルボビン22に巻回されたコイル12の巻線端末を端子ピン32に半田付けする際に端子ピン32から端子台30、そして樹脂連結部28に伝達された熱は、金属の端子台保持部16からその露出部19において当接する第1ケース5(第2ケース6)へ伝達され、速やかに放熱されるので、樹脂連結部28や端子台30の耐熱強度が向上する。
2つの内コア13a、13bは、円盤部14において背中合わせにして内コア組11とされ、コイルボビン22は円盤部14を挟んだ軸方向両側にコイル巻回部23a、23bを有し、ステータ10にその軸方向両側から第1ケース5と第2ケース6を被せて、それぞれの開口端縁を円盤部14の外周縁上で当接させてあるので、ケース同士および内コア組11間を同時に溶接結合することができる。
また第1ケース5と第2ケース6が円盤部14の外周縁に当接しているので、端子台保持部16の露出部19だけでなくこれらの当接部分を通じても、端子ピン32から端子台保持部16に伝達された熱が効率よく放熱されるとともに、内コア組11と外コア(第1ケース5、第2ケース6)とが連結されることになりステータコア全体としての磁気効率も増大する。
端子ピン32は4本設けられ、端子台30の幅方向最外側から1本おきの2本(32a、32c)が一方の内コア13bの端子台保持部16と同一平面上に位置し、他の2本(32b、32d)が他方の内コア13aの端子台保持部16と同一平面上に位置し、それぞれの端子台保持部16の端子台30との対向部には、当該端子台保持部16の延び方向から見たとき同一平面上の端子ピン32に挟まれた領域に凹部Qが形成され、該凹部Qを樹脂連結部28が埋めているので、端子台30を端子台保持部16につなぐ樹脂連結部28の肉厚が凹部Qを埋めている分だけ大きくなる結果、端子台30に加わる外力による折損のおそれをなくし、また端子ピン32における半田付けで加熱されることなどがあっても強度の低下が防止される。
しかも、各端子台保持部16と同一平面上の各2本の端子ピン32はそれぞれ、当該端子台保持部16に形成された凹部Qには対向しておらず、端子台対向辺17の直線部分に対向して端子台保持部16に近接しているので、端子ピン32から端子台保持部16への放熱が凹部Qに妨げられることなく確保される。
なお、実施の形態では内コア組11の極歯15が1相について5本とし、外コアをなす第1ケース5、第2ケース6も極歯45を5本としたが、極歯の本数はこれらに限定されず、要求されるステップの細かさに対応して設定すればよい。
また、極歯15は山形でその先端は円弧状とし、極歯45は台形としたが、これらの形状も任意に設定でき、たとえばそれぞれ櫛歯状とすることもできる。
さらに、実施の形態においては、外コアとケースとが一体に形成されているが、外コアとケースとは別体に形成してもよい。またその場合、端子台を外コアに形成してもよい。そしてさらに、端子台を外コアに形成した場合には、ケースを内コアと一体に形成してもよい。
本発明は、ステータのコアに一体に端子台を形成した小型モータに適用してとくに有用である。
1 ステッピングモータ
2 ロータ
3 回転軸
4a、4b マグネット
5 第1ケース
6 第2ケース
7、8 端板
9 ベアリング
10 ステータ
11 内コア組
12a、12b コイル
13a、13b 内コア
14、14a、14b 円盤部
15、15a、15b、45 極歯
16 端子台保持部
16s 側辺
17 端子台対向辺
18 切り欠き
20 インサート成形品
21 貫通穴
22 コイルボビン
23a、23b コイル巻回部
24 歯受け凹部
25 軸部
26、27 フランジ部
28 樹脂連結部
30 端子台
32、32a、32b、32c、32d 端子ピン
33 張出し部
35 舌片
36、37 逃げ凹部
38 延出部
40 筒部
41 端壁
42 穴
47 切り欠き部
48 当接部
C 内コア部
F フレーム部分
K 半径線
Q、Qa、Qb 凹部
P1、P2 端子ピン部
S 鋼板
T 区画線

Claims (4)

  1. 回転軸にマグネットを備えたロータと、
    前記マグネットを囲む内周に極歯を有するコアと極歯の外周に巻回されたコイルとを備えるステータと、
    該ステータに被せるケースと、
    コイルの巻線端末が接続される複数の端子ピンを支持する端子台とを有し、
    該端子台が前記ケースに形成された切り欠き部を通過して前記コアから外方へ延びる端子台保持部に固定されたモータにおいて、
    前記端子台は樹脂製で前記端子台保持部と一体にインサート成形され、
    前記端子ピンのうち少なくとも前記端子台の幅方向両端に位置する端子ピンは、それぞれ前記端子台保持部側の根元端にその長手方向に対して直角な張出し部を前記端子台の幅方向にそって両側に延ばして備え、
    前記端子ピンのすべての張出し部が前記端子台保持部と対向しており、
    前記ステータは、インサート成形により、前記ロータを通す貫通穴に前記コアの極歯を配し、外周にコイル巻回部を有するコイルボビンを備え、
    前記端子台は前記端子台保持部上を延びる樹脂連結部で前記コイルボビンと接続しており、
    前記樹脂連結部は、前記端子台保持部よりも小さい幅を有して、幅方向両側において前記端子台保持部を軸方向に露出させ、
    前記ステータに被せたケースの切り欠き部が前記露出した端子台保持部に当接する当接部を有していることを特徴とするモータ。
  2. 前記コアが、円盤部と当該円盤部から軸方向の一方に向いた極歯とを有し、
    前記端子台保持部は前記円盤部から延びており、
    前記円盤部の周縁には、前記端子台保持部の側辺に隣接して、前記ケースの切り欠き部のバリとの干渉を避ける逃げ凹部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
  3. 前記コアが、前記円盤部において背中合わせにした2つからなるコア組とされ、
    前記コイルボビンは前記円盤部を挟んだ軸方向両側にコイル巻回部を有し、
    前記ケースが前記ステータの軸方向両側から前記ステータに被せた第1ケースと第2ケースからなり、それぞれの開口端縁を前記円盤部の外周縁上で当接させてあることを特徴とする請求項2に記載のモータ。
  4. 前記端子台が前記端子台保持部と同幅であることを特徴とする請求項1から3の何れか1に記載のモータ。
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