JP3916429B2 - 端子の製造方法、およびモータの製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ステッピングモータなどにおいて巻線が巻回される端子の製造方法、およびモータの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
12φ以下の小型のステッピングモータは、一般に、図2に示すように、ロータ2と、このロータ2と対向する極歯3を有するステータコア4と、樹脂製の円環状のコイルボビン6とから概ね、構成されている。ステータコア4を構成する内ステータコアとコイルボビン6とは、インサート成形品10として一体に構成されている。このインサート成形品10では、コイルボビン6に対して、端子ピン71、72、73、74を備える端子部5が一体に形成されている。
【0003】
コイルボビン6の胴部には、2つのコイル巻回部63、64が形成されており、これらのコイル巻回部63、64に巻回されたコイル巻線60の端末は、端子ピン71、72、73、74に巻き付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように構成したステッピングモータにおいて、端子ピン71、72、73、74は、板材に対するプレス加工で形成されるため、その角部分には、鋭利な返り部分が形成されている。このため、端子ピン71、72、73、74にコイル巻線60の端末を巻き付けたときに、コイル巻線60の端末が鋭利な返り部分で切断してしまうという問題点がある。
【0005】
特に、12φ以下の小型のステッピングモータ1Aでは、コイル巻線60が細いので、端子ピン71、72、73、74に巻き付けたときに切れやすいという問題点がある。
【0006】
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、コイル巻線を巻き付けても切断することのない端子の製造方法、およびモータの製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明では、コイル巻線などといった細線が巻回される端子ピンを板材からプレス加工により製造する端子の製造方法において、前記プレス加工により前記端子ピンの一方端がフレーム部分に連結するとともに前記端子ピンの他方端が前記フレーム部分に対して直接、あるいは間接的に連結しているように前記板材を型抜きするプレス工程と、前記端子ピンの両端が前記フレーム部分に連結された状態で前記プレス加工により前記端子ピンの角部分に形成された鋭利な返り部分を除去する端子整形工程と、該端子整形工程を行った後、前記端子ピンの前記一方端および他方端と前記フレーム部分との連結部分を切断することを特徴とする。
【0008】
本発明では、前記プレス工程で前記端子ピンを形成した後、当該プレス加工により前記端子ピンの角部分に形成された鋭利な返り部分を除去する端子整形工程を行うため、前記端子ピンの角部分には鋭利な返り部分がない。従って、前記端子ピンにコイル巻線などといった細線を巻き付けたときでも細線が返り部分で切断してしまうという問題を回避できる。
【0009】
また、前記端子整形工程を行った後、切断工程で前記端子ピンの一方端と前記フレーム部分との連結部分および前記端子ピンの他方端と前記フレーム部分との連結部分を切断している。従って、前記端子整形工程を行う際に、前記端子ピンの一方端および他方端の双方が前記フレーム部分に連結している状態にある。よって、前記端子ピンを取り扱う際には、前記フレーム部分と一体に取り扱えばよいので、前記端子整形工程を効率よく行うことができる。また、前記端子整形工程において、押し潰し加工、あるいは面取り加工により前記返り部分を除去する際、前記端子ピンは、両端が前記フレーム部分に支持されているので、前記端子ピンの変形などを防止することができる。
【0010】
また、本発明では、モータのコイル巻線が巻回される端子ピン、およびモータのステータコアを板材からプレス加工により製造するモータの製造方法において、前記プレス加工により前記端子ピンの一方端、および前記ステータコアがそれぞれフレーム部分に連結するとともに前記端子ピンの他方端が前記ステータコアに連結するように前記板材を型抜きするプレス工程と、前記端子ピンの一方端が前記フレーム部分に連結されるとともに前記端子ピンの他方端が前記ステータコアを介して前記フレーム部分に連結された状態で前記プレス加工により前記端子ピンの角部分に形成された鋭利な返り部分を除去する端子整形工程と、該端子整形工程を行った後、前記端子ピンの一方端と前記フレーム部分との連結部分、前記ステータコアと前記フレーム部分との連結部分、および前記端子ピンの他方端と前記ステータコアとの連結部分を切断することを特徴とする。
【0011】
本発明において、前記端子ピンの他方端と前記ステータコアとの連結部分を切断した後に、前記板材を2枚、貼り合わせた状態でインサート成形して、前記端子ピンおよび前記ステーアコアが一体のコイル捲線巻回用のコイルボビンを形成するインサート成形工程を行い、しかる後、前記端子ピンの一方端と前記フレーム部分との連結部分および前記ステータコアと前記フレーム部分との連結部分を切断することができる。
【0014】
本発明において、前記端子整形工程では、例えば、押し潰し加工、あるいは面取り加工により前記返り部分を除去する。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1および図2はそれぞれ、本発明が適用されるステッピングモータをその一部を切り欠いて示す斜視図、および分解斜視図である。図3(A)、(B)はそれぞれ、本形態のステッピングモータにおいて、内ステータコア、コイルボビン、端子部が一体に形成されたインサート成形品の平面図、および底面図である。なお、本形態のステッピングモータは、基本的な構成が図8を参照して説明したモータと共通するので、共通する機能を有する部分には同一の符号を付して説明する。
【0016】
図1および図2に示すように、本形態のステッピングモータ1は、12φ以下の小型のモータであり、ロータ2と、このロータ2と対向する極歯3を有するステータコア4と、樹脂製の円環状のコイルボビン6とから概ね、構成されている。本形態では、後述するように、ステータコア4を構成する内ステータコアとコイルボビン6とは、インサート成形品10として一体に構成されている。ロータ2は、例えば、回転軸21に対してマグネット22、23を一体固定することにより形成されている。
【0017】
図1、図2、および図3において、インサート成形品10では、コイルボビン6に対して、端子ピン71、72、73、74を備える端子部5が一体に形成されている。また、コイルボビン6の胴部には、2つのコイル巻回部63、64が形成されており、これらのコイル巻回部63、64に巻回されたコイル巻線60の端末は、端子ピン71、72、73、74に巻き付けられている。
【0018】
ステータコア4は、第1のステータコア組41と、第2のステータコア組42から構成されている。これらのステータコア組のうち、第1のステータコア組41は、インサート成形品10に構成されている第1の内ステータコア46と、モータケースを兼ねる第1の外ステータコア47とから構成されている。第2のステータコア組42は、インサート成形品10に構成されている第2の内ステータコア48と、モータケースを兼ねる第2の外ステータコア49とから構成されている。ここで、第1の内ステータコア46、および第2の内ステータコア48には、それぞれロータ2に対向する極歯3が複数、形成され、第1の外ステータコア47、および第2の外ステータコア49にも、それぞれロータ2に対向する極歯3が複数、形成されている。なお、外ステータコア49には、ロータ2の回転軸21を軸受けする軸受部材8が取り付けられ、第1の外ステータコア47にはステッピングモータ1を機器等に取り付けるためのフランジ9が固定されている。
【0019】
このように構成したステッピングモータ1において、インサート成形品10では、端子ピン71、72、73、74の一方端111が端子部5から突き出ているが、、他方端112は、端子部5に埋め込まれている。また、インサート成形品10において、第1の内ステータコア46、第2の内ステータコア48、および端子ピン71、72、73、74は、所定の位置関係をもって樹脂によって一体化されているが、図3(A)、(B)に示すように、第1の内ステータコア46、および第2の内ステータコア48と、端子ピン71、72、73、74の他方端112とは、所定の間隙を介して離れている。
【0020】
このような構造のインサート成形品10を製造するにあたって、本形態は、鋼板(板材)に対して、プレス加工による型抜きにより第1の内ステータコア46と端子ピン71、72とを形成する一方、別の鋼板(板材)に対して、プレス加工による型抜きにより第2の内ステータコア48と端子ピン73、74とを形成した後、これら2枚の型抜き後の鋼板を重ね合わせた状態でインサート成形して、第1の内ステータコア46、第2の内ステータコア48、および端子ピン71、72、73、74をコイルボビン6と一体化する。
【0021】
このような製造方法を、図4〜図7を参照して説明する。
【0022】
図4〜図7はいずれも、本形態のステッピングモータに用いたインサート成形品10の製造方法を示す説明図である。なお、本形態は、同様なプレス加工を施した2枚の鋼板を重ね合わせた状態でインサート成形してインサート成形品10を製造するので、特に記述しない限り、第1の内ステータコア46および第2の内ステータコア48を区別せずに内ステータコア12とし、端子ピン71、72、73、74を端子ピン11として説明する。
【0023】
本形態では、まず、図4(A)に示すように、内ステータコア12および端子ピン11を形成するための鋼板13を準備する。この鋼板13には位置決め用の孔14が形成されている。
【0024】
次に、図4(B)に示すように、鋼板13をプレス加工して、2本の端子ピン11、および内ステータコア12(ステータコア)を型抜きする。この際、内ステータコア12は、フレーム部分15に対して第1の連結部分161を介して連結している状態とする。また、端子ピン11については、一方端111がフレーム部分15に対して第2の連結部分162を介して連結し、他方端112が内ステータコア12に対して第3の連結部分163を介して連結している状態とする(プレス工程)。
【0025】
次に、図4(C)に示すように、圧潰装置19によって、プレス加工により端子ピン11の角部分に形成された鋭利な返り部分を除去する(端子整形工程)。すなわち、プレス加工により端子ピン11を型抜きした状態においては、端子ピン11の縦断面を図5(A)に示すように、端子ピン11の下側の角部分115ではプレス方向に向かって鋭利な返り部分116が形成されるので、この返り部分116を圧潰装置19によって潰して、図5(B)に示すように、角部分115をR形状とする。この際、圧潰装置19による潰し加工に変えて、図5(C)に示すように、角部分115を削る面取り加工によって鋭利な返り部分116を除去してもよい。
【0026】
次に、図6(A)に示すように、鋼板13のうち、内ステータコア12の中央部分をプレス加工により型抜きしてスロット114を形成した後、図6(B)に示すように、スロット114の間に残る突出部を折り曲げて極歯3を形成する。
【0027】
次に、図6(C)に示すように、端子ピン11の他方端112と内ステータコア12との第3の連結部分163を切断する。
【0028】
次に、図7(A)に示すように、上記の工程を経てきた2枚の鋼板13を2枚、それぞれ逆向きに重ね合わせた状態でインサート成形を行う(インサート成形工程)。その結果、図7(B)に示すように、内ステータコア12および端子ピン11は、樹脂部分14によって一体化するとともに、この樹脂部分14によって、コイルボビン6および端子部5を備えたインサート成形品10′が形成される。この状態を上方からみると、各鋼板13の各々に形成されていた2本の端子11が互いにずれた位置にあるので、計4本の端子11が見える。
【0029】
次に、このインサート成形品10′に対して、内ステータコア12とフレーム部分15との連結部分161、および端子ピン11の一方端111とフレーム部分15との連結部分162を切断し、図1、図2および図3を参照して説明したインサート成形品10を形成する。この際、4本の端子ピン11のうち、上段で並ぶ2本の端子ピン11によって端子ピン71、72が形成され、下段側に並ぶ2本の端子ピン11によって端子ピン73、74が形成される。
【0030】
このように、本形態では、細いコイル巻線60が巻回される端子ピン11(端子ピン71、72、72、73)を鋼材からプレス加工により製造する際、プレス工程で端子ピン11を形成した後、このプレス加工により端子ピン11の角部分115に形成された鋭利な返り部分116を除去する端子整形工程を行うため、端子ピン11(端子ピン71、72、72、73)の角部分115には鋭利な返り部分116がない。従って、端子ピン71、72、72、73にコイル巻線60に端末を巻き付けたときでもコイル巻線60が返り部分116で切断してしまうという問題を回避できる。
【0031】
また、端子整形工程を行った後、端子ピン11の一方端111とフレーム部分15との連結部分162を切断するので、端子整形工程を行う際に、端子ピン11の一方端111とフレーム部分15とは連結している状態にある。よって、端子ピン11を取り扱う際には、フレーム部分15と一体に取り扱えばよいので、端子整形工程を効率よく行うことができる。
【0032】
さらに、端子整形工程を行う際に、端子ピン11の他方端112も内ステータコア12を介してフレーム部分15に連結している状態にある。よって、端子整形工程において、押し潰し加工、あるいは面取り加工により返り部分116を除去する際、端子ピン11は、両端がフレーム部分15に支持されているので、端子ピン15の変形などを防止することができる。
【0033】
なお、上述の例は、本発明の好適な実施の一例ではあるが、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。例えば、ステータコアでモータケースを兼ねるようにするのではなく、モータケースをステータコアとは別部材としてステータコアやコイルボビンの周囲を覆うようにしてもよい。また、ステータコア組としては2つではなく、1つにしてもよく、また、さらには3つ以上にしてもよい。さらにまた、本発明は、ステッピングモータに限らず、各種のモータ、あるいはその他の機器の端子ピンを製造するのに適用することができる。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、プレス工程で端子ピンを形成した後、プレス加工により端子ピンの角部分に形成された鋭利な返り部分を除去するため、端子ピンの角部分には鋭利な返り部分がない。従って、端子ピンにコイル巻線などといった細線を巻き付けたときでも細線が返り部分で切断してしまうという問題を回避できる。また、返り部分を除去した後(端子整形工程を行った後)、端子ピンの一方端とフレーム部分との連結部分および端子ピンの他方端とフレーム部分との連結部分を切断するので、返り部分を除去するための加工を行う際に、端子ピンの一方端および他方端の双方がフレーム部分とは連結している状態にある。よって、端子ピンを取り扱う際には、フレーム部分と一体に取り扱えばよいので、返り部分に対する加工を効率よく行うことができる。また、端子整形工程において、押し潰し加工、あるいは面取り加工により返り部分を除去する際、端子ピンは、両端がフレーム部分に支持されているので、端子ピンの変形などを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるステッピングモータをその一部を切り欠いて示す斜視図である。
【図2】図1に示すステッピングモータの分解斜視図である。
【図3】(A)、(B)はそれぞれ、図1に示すステッピングモータにおいて、内ステータコア、コイルボビン、端子部が一体に形成されたインサート成形品の平面図、および底面図である。
【図4】(A)、(B)、(C)はいずれも、図1に示すステッピングモータに用いたインサート成形品の製造方法を示す説明図である。
【図5】(A)、(B)、(C)はいずれも、図1に示すステッピングモータに用いたインサート成形品の製造工程のうち、端子ピンの角部分から鋭利な返り部分を除去する様子を示す説明図である。
【図6】(A)、(B)、(C)はいずれも、図1に示すステッピングモータに用いたインサート成形品の製造工程のうち、図4に示す工程に続いて行う各工程の説明図である。
【図7】(A)、(B)はいずれも、図1に示すステッピングモータに用いたインサート成形品の製造工程のうち、図6に示す工程に続いて行う各工程の説明図である。
【符号の説明】
1 ステッピングモータ
2 ロータ
3 極歯
4 ステータコア
5 端子部
6 コイルボビン
10 インサート成形品
11、71、72、73、74、 端子ピン
12、46、48 内ステータコア
13 鋼板(板材)
21 回転軸
22、23 マグネット
41 第1のステータコア組
42 第2のステータコア組
47、49 外ステータコア
63、64 コイル巻回部
60 コイル巻線
115 端子ピンの角部分
116 端子ピンの返り部分
161 内ステータコアとフレーム部分との連結部分
162 端子ピンの一方端とフレーム部分との連結部分
163 端子ピンの他方端と内ステータコアとの連結部分
Claims (5)
- 細線が巻回される端子ピンを板材からプレス加工により製造する端子の製造方法において、
前記プレス加工により前記端子ピンの一方端がフレーム部分に連結するとともに前記端子ピンの他方端が前記フレーム部分に対して直接、あるいは間接的に連結しているように前記板材を型抜きするプレス工程と、
前記端子ピンの両端が前記フレーム部分に連結された状態で前記プレス加工により前記端子ピンの角部分に形成された鋭利な返り部分を除去する端子整形工程と、
該端子整形工程を行った後、前記端子ピンの前記一方端および他方端と前記フレーム部分との連結部分を切断することを特徴とする端子の製造方法。 - 請求項1において、
前記端子整形工程では、押し潰し加工、あるいは面取り加工により前記返り部分を除去することを特徴とする端子の製造方法。 - モータのコイル巻線が巻回される端子ピン、およびモータのステータコアを板材からプレス加工により製造するモータの製造方法において、
前記プレス加工により前記端子ピンの一方端、および前記ステータコアがそれぞれフレーム部分に連結するとともに前記端子ピンの他方端が前記ステータコアに連結するように前記板材を型抜きするプレス工程と、
前記端子ピンの一方端が前記フレーム部分に連結されるとともに前記端子ピンの他方端が前記ステータコアを介して前記フレーム部分に連結された状態で前記プレス加工により前記端子ピンの角部分に形成された鋭利な返り部分を除去する端子整形工程と、
該端子整形工程を行った後、前記端子ピンの一方端と前記フレーム部分との連結部分、前記ステータコアと前記フレーム部分との連結部分、および前記端子ピンの他方端と前記ステータコアとの連結部分を切断することを特徴とするモータの製造方法。 - 請求項3において、
前記端子ピンの他方端と前記ステータコアとの連結部分を切断した後に、前記板材を2枚、貼り合わせた状態でインサート成形して、前記端子ピンおよび前記ステーアコアが一体のコイル捲線巻回用のコイルボビンを形成するインサート成形工程を行い、
しかる後、前記端子ピンの一方端と前記フレーム部分との連結部分および前記ステータコアと前記フレーム部分との連結部分を切断することを特徴とするモータの製造方法。 - 請求項3または4において、
前記端子整形工程では、押し潰し加工、あるいは面取り加工により前記返り部分を除去することを特徴とするモータの製造方法。
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