JP5351304B2 - Δς変調型ad変換器を有するモータ制御装置 - Google Patents

Δς変調型ad変換器を有するモータ制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、ΔΣ変調型AD変換器を有するモータ制御装置に関し、特にモータの各巻線に流れる電流を検出するのに用いられるΔΣ変調型AD変換器を有するモータ制御装置に関する。
工作機械、鍛圧機械、射出成形機、産業機械、あるいは産業用ロボット内のモータを駆動するモータ制御装置においては、駆動軸ごとに設けられたモータに対し、モータの速度、トルク、もしくは回転子の位置を指令し制御する。このようなモータ制御装置では、モータの各巻線に流れる電流を検出してこれをAD(アナログディジタル)変換し、得られたディジタルデータに基づきモータ駆動制御やモータに発生する異常電流検知を実行する。
図3は、一般的なモータ制御装置を示すブロック図である。一般に、三相交流のモータ2を駆動制御するモータ制御装置101は、モータ2に駆動電力を供給する電力変換部51と、電力変換部51からモータ2の各巻線に流れる電流値を検出する電流検出部52と、電流検出部52が検出した電流値をディジタルデータにAD(アナログディジタル)変換するΔΣ変調型AD変換器53と、ΔΣ変調型AD変換器53から出力されたディジタルデータを用いて、モータ2を駆動するための駆動電力を出力するよう電力変換部51に対して駆動指令を指令する指令生成部54と、を備える。ここで、電力変換部51は、例えばインバータ回路および/またはコンバータ回路である。また、電流検出部52は、三相交流モータの3相の巻線のうちの2相分に設けられる。このようなモータ制御装置101では、指令生成部54は、モータ2の各巻線に流れる電流をAD変換して得られたディジタルデータを取り込んで駆動指令を生成する。また、モータ制御装置101では、モータ2の各巻線に流れる電流をAD変換して得られたディジタルデータに基づき、モータ2の各巻線に発生する異常電流の発生の有無を監視する。
モータ制御装置では、近年、上述のΔΣ変調型のAD変換方式が広く用いられている。図4は、一般的なΔΣ変調型AD変換器を示すブロック図である。ΔΣ変調型AD変換器53は、大きく分けてモジュレータ(ΔΣ変調回路)61とディジタルローパスフィルタ62とで構成され、これらは一般に数MHz〜数十MHz程度のモジュレーションクロックと呼ばれるシステムクロックを基準にして動作する。モジュレータ61は入力されたアナログ信号を高速低ビットのビットストリーム信号に変換する。このときに発生する大きな量子化雑音をディジタルローパスフィルタ62で除去し、ディジタルデータとして出力する。ΔΣ変調型AD変換器53の出力であるディジタルデータは、モジュレーションクロックを一定の間隔で間引いた周期で出力されるのが一般的である。この間引き率は、一般にデシメーションレシオと呼ばれる。
モータ制御装置101では、モータ2の速度、トルク、もしくは回転子の位置を高精度に制御するため、モータ制御装置101内のΔΣ変調型変換器53は、モータ2の各巻線に流れる駆動電流の電流値を高分解能で高精度にディジタルデータ化することが要求される。図3に示すモータ制御装置101においては、指令生成部54は、一定の制御周期で、モータ2の巻線を流れる電流値をΔΣ変調型AD変換器53でAD変換したディジタルデータを取り込んで電流制御に使用している。このような高分解能で高精度のディジタルデータを得るために、ΔΣ変調型AD変換器53のサンプリング周期は、一般的に数十μ秒〜数百μ秒程度に設定される。
また一方で、通常、モータ制御装置101では、モータ2の巻線に何らかの過大な異常電流が流れたときに、異常電流を検知しモータ2およびモータ制御装置101を異常電流から保護するための保護回路設けられている。このような異常電流は迅速に検出されることが要求されるため、モータ制御装置101内のΔΣ変調型変換器53は、モータの各巻線に流れる駆動電流の電流値をできるだけ高速にディジタルデータ化することが要求される。例えば、異常電流の発生を迅速に検知するために、ΔΣ変調型AD変換器53は、サンプリング周期については一般的に数μ秒以下であることが要求されるが、得られるディジタルデータは必ずしも高分解能、高精度である必要はない。
モータの各巻線に流れる電流の検出値をΔΣ変調型AD変換器を用いて変換してモータを制御するモータ制御装置において、電流の検出精度の向上を目的としたものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に記載された発明によれば、ΔΣ変調型AD変換器内の前段に設けられたモジュレータ部分のモジュレーションクロックの精度を向上させるためにPLL回路を追加実装し、電流の検出精度を向上させている。
また、特許文献2に記載された発明によれば、忠実度の高い電力増幅を行うことができるΔΣ変調型DA(ディジタルアナログ)変換器が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2008−147809号公報 特許第3348036号公報
上述のように、モータ制御装置においては、ΔΣ変調型AD変換器によるモータの各巻線に流れる駆動電流の電流値のAD変換処理は、モータ制御機能とモータ保護機能とで、要求されるAD変換の処理速度(応答速度)や分解能が異なる。そのため、従来は、これら機能に応じてΔΣ変調型AD変換器自体を複数個実装する方法や、あるいは、1つのΔΣ変調型AD変換器のディジタルデータ出力をモータ制御機能およびモータ保護機能の両方に用いる方法が取られてきた。しかしながら、ΔΣ変調型AD変換器自体を複数個実装する方法は、モータ制御装置内における実装面積やコストが増えてしまう問題があり、また1つのΔΣ変調型AD変換器の単一のディジタルデータ出力を両機能に用いる方法は、AD変換の処理速度(応答速度)や分解能が使用用途に応じて最適化されていないので、モータ駆動制御や異常電流検知の精度の低下を招くという問題があった。
例えば、特許文献1(特開2008−147809号公報)に記載された発明は、1つのΔΣ変調型AD変換器で単一のディジタルデータ出力をするものにすぎず、AD変換の処理速度(応答速度)や分解能が使用用途に応じて最適化されているとはいえず、モータ駆動制御や異常電流検知の精度の低下を招くという問題があった。
例えば、特許文献2(特許第3348036号公報)に記載された発明は、音響装置を対象とするものであって、モータ制御装置を対象とするものではない。また、ディジタルデータをアナログ信号へ変換するDA変換器を対象としており、モータに流れる電流値をディジタルデータ化する解決策にはならない。
従って本発明の目的は、上記問題に鑑み、使用用途に応じて最適化された、小型で低コストのΔΣ変調型AD変換器を有するモータ制御装置を提供することにある。
上記目的を実現するために、本発明によれば、モータ制御装置は、
モータに駆動電力を供給する電力変換部と、
電力変換部からモータへ流れる電流値を検出する電流検出部と、
入力されたアナログデータをΔΣ変調してビットストリーム信号を出力するモジュレータと、各々が固有のフィルタ特性を有し、モジュレータに直列に接続されるとともに互いに並列に接続される複数のディジタルローパスフィルタであって、モジュレータから出力されたビットストリーム信号の量子化雑音を上記固有のフィルタ特性に応じて除去してディジタルデータを出力するディジタルローパスフィルタと、を備え、電流検出部が検出した電流値がアナログデータとして入力され、上記固有のフィルタ特性に応じたディジタルデータを出力するΔΣ変調型AD変換器と、
複数のディジタルローパスフィルタのうち、モータ駆動制御用のディジタルローパスフィルタに接続され、モータ駆動制御用のディジタルローパスフィルタが出力したディジタルデータを用いて、出力すべき駆動電力を電力変換部に対して指令する駆動指令を生成する指令生成部と、
を備える。
ここで、ΔΣ変調型AD変換器内に設けられる各ディジタルローパスフィルタは、フィルタ次数およびデシメーションレシオのうち少なくとも1つが調整されることで、互いに異なるフィルタ特性を有するように設定される。
ここで、モータ制御装置は、上記複数のディジタルローパスフィルタのうち、モータ駆動制御用のディジタルローパスフィルタとは異なる異常電流検知用のディジタルローパスフィルタに接続され、この異常電流検知用のディジタルローパスフィルタが出力したディジタルデータを用いて、電力変換部からモータへ流れる異常電流の発生を検知する異常電流検知部をさらに備えてもよい。
この場合、モータ駆動制御用のディジタルローパスフィルタは、異常電流検知用のディジタルローパスフィルタよりも、分解能および精度のうちの少なくとも1つが高くなるよう、モータ駆動制御用のディジタルローパスフィルタおよび異常電流検知用のディジタルローパスフィルタのフィルタ特性がそれぞれ設定される。
また、異常電流検知用のディジタルローパスフィルタは、モータ駆動制御用のディジタルローパスフィルタよりも、高速にビットストリーム信号をフィルタリングするよう、モータ駆動制御用のディジタルローパスフィルタおよび異常電流検知用のディジタルローパスフィルタのフィルタ特性がそれぞれ設定される。
また、指令生成部は、異常電流検知部が異常電流の発生を検知したとき、駆動電力の供給の停止を電力変換部に対して指令する停止指令を生成するようにしてもよい。
本発明によれば、使用用途に応じて最適化された、小型で低コストのΔΣ変調型AD変換器を有するモータ制御装置を実現することができる。
本発明によれば、1つのΔΣ変調型AD変換器において、入力されたアナログ信号をΔΣ変調してビットストリーム信号を出力するモジュレータの後段に、モジュレータから出力されたビットストリーム信号の量子化雑音を除去してディジタルデータを出力するディジタルローパフフィルタを複数並列に設け、これらディジタルローパスフィルタはそれぞれ互いに異なるフィルタ特性を有するように設定され、当該フィルタ特性に従ってフィルタリング処理を実行するので、1つのΔΣ変調型AD変換器により、複数の用途に応じた応答速度や分解能のディジタルデータを出力することができる。したがって、ΔΣ変調型AD変換器自体を複数個実装することで複数の用途に応じたディジタルデータを出力する従来の方法と比べて、モータ制御装置内におけるΔΣ変調型AD変換器の実装面積およびコストを低減することができ、ひいてはモータ制御装置の小型化および低コスト化を実現することができる。また、1つのΔΣ変調型AD変換器の単一のディジタルデータ出力を複数の用途に用いる従来の方法と比べて、AD変換の処理速度(応答速度)や分解能が最適化されたものとなり、モータ制御や異常検知の精度のさらなる向上を図ることができる。
例えば、モータ制御装置において、指令生成部に接続されたモータ駆動制御用のディジタルローパスフィルタが、異常電流検知部に接続された異常電流検知用のディジタルローパスフィルタよりも、分解能および精度のうちの少なくとも1つが高くなるように、また高速にフィルタリングするように、各ディジタルローパスフィルタのフィルタ特性をそれぞれ設定されることで、モータの速度、トルク、もしくは回転子の位置を高精度に制御することができるとともに、モータの巻線に何らかの過大な異常電流が流れたときに迅速にこれを検知してモータやモータ制御装置についての異常電流からの保護に対応することができる。従来は、複数のΔΣ変調型AD変換器を設けてこれらをモータ制御機能およびモータ保護機能それぞれに割り当てるか、あるいは、1つのΔΣ変調型AD変換器をモータ制御機能とモータ保護機能とで兼用していたが、本発明によれば、1つのΔΣ変調型AD変換器において、モジュレータの後段に、フィルタ特性の異なるディジタルローパフフィルタを複数並列に設け、1つのΔΣ変調型AD変換器により、複数の使用用途に応じた分解能のディジタルデータを当該使用用途に応じた応答速度で出力するようにするので、ΔΣ変調型AD変換器およびモータ制御装置の小型化および低コスト化を図ることができるとともに、モータ駆動制御や異常電流検知の精度の向上を図ることができる。
また、特許文献1(特開2008−147809号公報)に記載された発明は、検出精度を向上させることはできるものの、本発明によれば、複数の使用用途でAD変換後のディジタルデータを使用する場合でも、1つのアナログ信号入力から各使用用途に応じた精度、応答速度の複数のディジタルデータを出力することができるので、使用用途に最適化された分解能、精度および応答速度を提供することができる。
また、特許文献2(特許第3348036号公報)に記載された発明は、1つのディジタルデータ入力に対して1つのアナログ信号を出力するΔΣ変調型DA変換器に関するものであり、ディジタルデータ入力の種類や条件に応じてフィルタを複数個設けて適宜切り替えるものである。つまり、特許文献2(特許第3348036号公報)に記載された発明は、本発明のようなΔΣ変調型AD変換器に関するものではない。これに対し、本発明によれば、複数あるディジタルローパスフィルタを切り替えるのではなく、これら複数のディジタルローパスフィルタはそれぞれ固有のフィルタ特性に応じたディジタルデータを出力するものである。すなわち、本発明によれば、1つのアナログ信号入力から各用途に応じた精度、応答速度の複数のディジタルデータを出力することができるので、使用用途に最適化された分解能、精度および応答速度を提供することができ、また装置の小型化および低コスト化を実現することができる。
本発明の実施例によるΔΣ変調型AD変換器を有するモータ制御装置を示すブロック図である。 本発明の実施例によるモータ制御装置内に設けられるΔΣ変調型AD変換器を示すブロック図である。 一般的なモータ制御装置を示すブロック図である。 一般的なΔΣ変調型AD変換器を示すブロック図である。
図1は、本発明の実施例によるΔΣ変調型AD変換器を有するモータ制御装置を示すブロック図である。また、図2は、本発明の実施例によるモータ制御装置内に設けられるΔΣ変調型AD変換器を示すブロック図である。
本発明の実施例によれば、三相交流のモータ2を駆動制御するモータ制御装置1は、図1に示すように、電力変換部11と、電流検出部12と、ΔΣ変調型AD変換器13と、メイン制御部16とを備える。メイン制御部16は、指令生成部14と、異常電流検知部15とを備える。また、モータ制御装置1内のΔΣ変調型AD変換器13は、モジュレータ(ΔΣ変調回路)21と、複数のディジタルローパスフィルタ22−1および22−2とを備える。なお、本発明の実施例では、ΔΣ変調型AD変換器13内のディジタルローパスフィルタの個数を2個としてこれらをモータ駆動制御用と異常電流検知用に用いる場合について説明するが、ディジタルローパスフィルタの個数を2個としたのは一例であって、複数個であればその他の個数であってもよく、モータ駆動制御用や異常電流検知用以外のさらなる使用用途のためにディジタルローパスフィルタを設けてもよい。
電力変換部11は、指令生成部14からの駆動指令に基づき、モータ2に駆動電力を供給する。例えば、電力変換部11は、内部に設けられたスイッチング素子がPWM制御によりスイッチング動作することにより、入力された電力を所望の電力に変換して出力する電力変換装置で構成される。図1に示す電力変換部11がインバータ回路からなる場合は、インバータ回路からなる電力変換部11には直流電力が入力され、電力変換部11の内部に設けられたスイッチング素子のスイッチング動作により、所望の交流電力に変換して出力する。また例えば、図1に示す電力変換部11が互いにDCリンク部により接続されたコンバータ回路およびインバータ回路からなる場合は、コンバータ回路およびインバータ回路からなる電力変換部11には交流電力が入力され、電力変換部11の内部に設けられたスイッチング素子のスイッチング動作により、直流電力に一旦変換してから所望の交流電力に変換して出力する。
電流検出部12は、電力変換部11からモータ2へ流れる電流値を検出する。なお、電流検出部52は、三相交流の平衡を考慮して三相交流モータの3相の巻線のうち少なくとも2相分に設ければよい。検出されたアナログ信号形式の電流値は、ΔΣ変調型AD変換器13へ出力される。
ΔΣ変調型AD変換器13は、モジュレーションクロックをシステムクロックとして用いて、電流検出部12が検出した電流値(アナログ信号)をディジタルデータに変換する。ΔΣ変調型AD変換器13は、各電流検出部12ごとに設けられる。ΔΣ変調型AD変換器13内のモジュレータ21とディジタルローパスフィルタ22−1および2−2は、数MHz〜数十MHz程度のモジュレーションクロックと呼ばれるシステムクロックを基準にして動作する。
ΔΣ変調型AD変換器13は、図2に示すように、モジュレータ21から出力されたビットストリーム信号の量子化雑音を除去してディジタルデータを出力するディジタルローパスフィルタ22−1および22−1を複数個備える。図示の例では、ディジタルローパスフィルタの個数は一例として2個である。ディジタルローパスフィルタ22−1および22−2は、互いに並列に接続される。これら並列に接続されたディジタルローパスフィルタ22−1および22−2は、モジュレータ21に直列に接続される。
本発明では、各ディジタルローパスフィルタ22−1および22−2は、それぞれ固有のフィルタ特性を有する。ディジタルローパスフィルタとしては、一般にSINCフィルタと呼ばれる構造がよく知られている。各ディジタルローパスフィルタ22−1および22−2がSINCフィルタである場合、フィルタ特性は、例えばフィルタ次数やデシメーションレシオなどにより規定される。そこで、本発明の実施例では、ΔΣ変調型AD変換器13内に設けられる各ディジタルローパスフィルタ22−1および22−2は、フィルタ次数およびデシメーションレシオのうち少なくとも1つが調整されることで、互いに異なるフィルタ特性を有するように設定される。また、モジュレーションクロックを高速化することで、ディジタルローパスフィルタ22−1の応答速度(フィルタリング速度)を速めることができる。
このように、ディジタルローパスフィルタ22−1および22−2は、互いに異なるフィルタ特性を有するように設定されるので、モジュレータ21から出力されたビットストリーム信号をフィルタリングするディジタルローパスフィルタ22−1および22−2は、分解能や精度の異なるディジタルデータを、それぞれの有する応答速度に従って出力することになる。つまり、本発明によれば、1つのΔΣ変調型AD変換器13により、複数の用途に応じた応答速度や分解能でディジタルデータを出力することができる。
例えば図1および図2に示す例では、ΔΣ変調型AD変換器13のディジタルローパスフィルタ22−1はモータ駆動制御用として指令生成部14に接続され、ディジタルローパスフィルタ22−1から出力されたディジタルデータはモータ2の駆動指令作成のための電流制御に用いられる。また、ΔΣ変調型AD変換器13のディジタルローパスフィルタ22−は異常電流検知用として異常電流検知部15に接続され、ディジタルローパスフィルタ22−2から出力されたディジタルデータはモータ2へ流れる異常電流の発生を検知するために用いられる。
例えば、モータ制御装置1において、モータ駆動制御用のディジタルローパスフィルタ22−1が異常電流検知用のディジタルローパスフィルタ22−2よりも分解能および精度のうちの少なくとも1つが高くなるように、また、異常電流検知用のディジタルローパスフィルタ22−2がモータ駆動制御用のディジタルローパスフィルタ22−1よりも、より高速にフィルタリング処理が実行されるように、各ディジタルローパスフィルタ22−1および22−2のフィルタ特性をそれぞれ設定する。
一般的に、モータ制御は指令生成部14におけるソフトウェア処理で行うことが多く、ディジタルローパスフィルタ22−1は、ある程度の時間区間でフィルタリングした高分解能で高精度なディジタルデータを、制御周期ごとに指令生成部14へ出力する。例えば、20μ秒程度の時間区間の電流値に対応するビットストリーム信号をフィルタリングし、得られたディジタルデータは指令生成部14へ出力される。
一方、モータ2へ流れる異常電流の発生を検知するためには高速な処理が必要なため、一般的にはハードウェア処理で行われることが多い。すなわち、分解能は低くてもよいが、できるだけ高速にディジタルデータが得られることが要求される。したがって、モジュレータ21が出力したビットストリーム信号を、異常電流検知用のディジタルローパスフィルタ22−2は、モータ駆動制御用のディジタルローパスフィルタ22−1よりも、短い時間区間にわたってフィルタリングするよう設定することで、高速応答可能となるようする。得られたディジタルデータは、ハードウェアである異常電流検知部15へ出力される。
電力変換部11としての電力変換装置の半導体スイッチング素子として用いられるIGBT等のパワー素子は、定格値を超える電流が一定時間以上流れ続けるとパワー素子自体が破壊してしまう。このような破壊に至るまでの所要時間は、一般的に10μ秒程度である。したがって、異常電流の発生を検知して、10μ秒以内にモータ2およびモータ制御装置1を停止させるには、モータ駆動制御用のディジタルローパスフィルタ22−1の20μ秒程度のフィルタリングの時間区間では到底間に合わない。そこで、本発明の実施例では、異常電流検知用のディジタルローパスフィルタ22−2のフィルタリングの時間区間は、モータ駆動制御用のディジタルローパスフィルタ22−1のフィルタリングの時間区間よりも短く設定し、高速応答を実現する。例えば、20μ秒程度の時間区間の電流値に対応するビットストリーム信号をフィルタリングするモータ駆動制御用のディジタルローパスフィルタ22−1に対し、異常電流検出用のディジタルローパスフィルタ22−2は、5μ秒程度の時間区間の電流値に対応するビットストリーム信号をフィルタリングするようフィルタ特性を設定する。このようにフィルタリングの時間区間を短くすると、異常電流検知用のディジタルローパスフィルタ22−2は、高速のフィルタリングすなわち高速のディジタルデータ出力が可能であるが、分解能は低下する。しかしながら、異常電流が発生したらできるだけ早くモータ2およびモータ制御装置1を停止させる方がより好ましいので、異常電流検知用のディジタルローパスフィルタ22−2が出力するディジタルデータは、分解能が低くても特に問題はないといえる。
以上説明したように、本発明の実施例によれば、1つのΔΣ変調型AD変換器13内に1つのモジュレータ21の後段に、互いに並列接続されたディジタルローパスフィルタ22−1および22−2を設ける。これらフィルタ特性の異なるディジタルローパスフィルタ22−1および22−2は、モジュレータ21が出力するビットストリーム信号を、それぞれ有するフィルタ特性に応じて独自にフィルタリングし、得られた各ディジタルデータをそれぞれ指令生成部14および異常電流検知部15に向けて別々に供給する。このようにして生成された各ディジタルデータを用いて、図1に示すメイン制御部16内の指令生成部14および異常電流検知部15は、モータ駆動制御および異常電流検知を実行する。
メイン制御部16内の指令生成部14は、ΔΣ変調型AD変換器13内のモータ駆動制御用のディジタルローパスフィルタ22−1に接続される。指令生成部14は、上述のようにしてΔΣ変調型AD変換器13内のモータ駆動制御用のディジタルローパスフィルタ22−1が出力した高分解能で高精度のディジタルデータを用いて、出力すべき駆動電力を電力変換部11に対して指令する駆動指令を生成する。例えば上述したように電力変換部11がPWM制御の電力変換装置で構成される場合は、指令生成部14は、三角波キャリア信号とΔΣ変調AD変換器13から出力されたディジタルデータとを比較し、この比較結果に基づき、スイッチング素子のPWMスイッチング動作を制御するPWMスイッチング信号を生成して出力する。この結果、電力変換装置からなる電力変換部11は、指令生成部14から受信した駆動指令としてのPWMスイッチング信号に基づき、内部に設けられた半導体スイッチング素子のスイッチング動作がPWM制御され、入力電力を所望の電力に変換して出力する。
メイン制御部16内の異常電流検知部15は、ΔΣ変調型AD変換器13内の異常電流検知用のディジタルローパスフィルタ22−2に接続される。指令生成部14は、上述のようにしてΔΣ変調型AD変換器13内のディジタルローパスフィルタ22−2が高速に出力した低分解能のディジタルデータを用いて、電力変換部11からモータ2へ流れる異常電流の発生を検知する。また、指令生成部14は、異常電流検知部15が異常電流の発生を検知したとき、モータ2の駆動を停止するために、駆動電力の供給の停止を電力変換部11に対して指令する停止指令を生成する。例えば上述したように電力変換部11がPWM制御の電力変換装置で構成される場合は、停止命令としてのPWMスイッチング信号が生成される。この結果、電力変換装置からなる電力変換部11は、指令生成部14から受信した停止指令としてのPWMスイッチング信号に基づき、内部に設けられた半導体スイッチング素子のスイッチング動作が停止される。
以上説明したように、本発明の実施例によれば、電流検出部12が検出した電流値であるアナログ信号から、高分解能で高精度なディジタルデータを得てモータ2の動作を高精度に駆動制御し、これと並行して、低分解能ではあるものの高速に生成されたディジタルデータを監視してモータ2の異常電流の発生の早期の検知を実現する。
次に、ΔΣ変調型AD変換器の設計例について説明する。
一般にΔΣ変調型AD変換器においては、高精度なアナログ信号処理技術が必要なモジュレータ部分に比べて、ディジタルローパスフィルタ部分は比較的簡単なロジック回路で構成することができるのでユーザが独自に設計することが可能である。したがって、通常は、前段のモジュレータ部分にはメーカから提供されたICを使用し、後段のディジタルローパスフィルタ部分はユーザ自身で設計することも多い。特に、モータ制御装置の分野では、例えば三角波比較方式のPWM制御等のロジック回路を実現するために、ユーザがカスタムでLSIを開発することが多い。このとき、ディジタルローパスフィルタのロジック回路もカスタムLSIの一部とすることで、実装面積やコストの増大が抑えられる。
そこで、本発明の実施例においても、モジュレータ部分の後段にある複数個並列接続されたディジタルローパスフィルタ部分を、例えばカスタムLSIのロジックの一部として実現すると、実装面積やコストの増大を抑制することができる。このように後段のディジタルローパスフィルタ部分のロジック回路で実現すれば、ディジタルローパスフィルタを物理的な実装部品として新たに追加する必要はない。
以上、モータ制御装置1の電力変換部11として、一例としてモータ2を駆動制御するインバータ回路について説明したが、本発明は、モータ制御装置において、交流電源を直流電源に変換するコンバータ回路の交流側の電流検出についても適用可能である。例えば、コンバータ回路を半導体スイッチング素子を用いたPWMコンバータとして構成する場合には、当該コンバータ回路の交流側の電流値をPWM制御に用いる必要があるが、その際の電流値のAD変換にも適用可能である。
本発明は、モータの巻線に流れる電流値を検出してこれをモータの駆動制御に用いるモータ制御装置に適用することができる。例えば、工作機械、鍛圧機械、射出成形機、産業機械、あるいは産業用ロボット内のモータを駆動するモータ制御装置においては、駆動軸ごとに設けられたモータに対し、モータの速度、トルク、もしくは回転子の位置を指令し制御する。このようなモータ制御装置では、モータの各巻線に流れる電流をしてモータ駆動制御および異常電流検知を精度よく実行することが重要であるが、本発明はこのような場合に適用することができる。
1 モータ制御装置
11 電力変換部
12 電流検出部
13 ΔΣ変調型AD変換器
14 指令生成部
15 異常電流検知部
16 メイン制御部
21 モジュレータ
22−1 モータ駆動制御用のディジタルローパスフィルタ
22−2 異常電流検知用のディジタルローパスフィルタ

Claims (3)

  1. モータに駆動電力を供給する電力変換部と、
    前記電力変換部からモータへ流れる電流値を検出する電流検出部と、
    入力されたアナログデータをΔΣ変調してビットストリーム信号を出力するモジュレータと、各々がフィルタ次数およびデシメーションレシオのうち少なくとも1つが調整されることで、互いに異なるフィルタ特性を有し、前記モジュレータに直列に接続されるとともに互いに並列に接続される複数のディジタルローパスフィルタであって、前記モジュレータから出力された前記ビットストリーム信号の量子化雑音を前記固有のフィルタ特性に応じて除去してディジタルデータを出力するディジタルローパスフィルタと、を備え、前記電流検出部が検出した電流値が前記アナログデータとして入力され、前記固有のフィルタ特性に応じた前記ディジタルデータを出力するΔΣ変調型AD変換器と、
    前記複数のディジタルローパスフィルタのうち、モータ駆動制御用のディジタルローパスフィルタに接続され、前記モータ駆動制御用のディジタルローパスフィルタが出力した前記ディジタルデータを用いて、出力すべき駆動電力を前記電力変換部に対して指令する駆動指令を生成する指令生成部と、
    前記複数のディジタルローパスフィルタのうち、前記モータ駆動制御用のディジタルローパスフィルタとは異なる異常電流検知用のディジタルローパスフィルタに接続され、前記異常電流検知用のディジタルローパスフィルタが出力した前記ディジタルデータを用いて、前記電力変換部からモータへ流れる異常電流の発生を検知する異常電流検知部と、
    を備え
    前記モータ駆動制御用のディジタルローパスフィルタは、前記異常電流検知用のディジタルローパスフィルタよりも、分解能および精度のうちの少なくとも1つが高くなるよう、前記モータ駆動制御用のディジタルローパスフィルタおよび前記異常電流検知用のディジタルローパスフィルタのフィルタ特性がそれぞれ設定されることを特徴とするモータ制御装置。
  2. モータに駆動電力を供給する電力変換部と、
    前記電力変換部からモータへ流れる電流値を検出する電流検出部と、
    入力されたアナログデータをΔΣ変調してビットストリーム信号を出力するモジュレータと、各々がフィルタ次数およびデシメーションレシオのうち少なくとも1つが調整されることで、互いに異なるフィルタ特性を有し、前記モジュレータに直列に接続されるとともに互いに並列に接続される複数のディジタルローパスフィルタであって、前記モジュレータから出力された前記ビットストリーム信号の量子化雑音を前記固有のフィルタ特性に応じて除去してディジタルデータを出力するディジタルローパスフィルタと、を備え、前記電流検出部が検出した電流値が前記アナログデータとして入力され、前記固有のフィルタ特性に応じた前記ディジタルデータを出力するΔΣ変調型AD変換器と、
    前記複数のディジタルローパスフィルタのうち、モータ駆動制御用のディジタルローパスフィルタに接続され、前記モータ駆動制御用のディジタルローパスフィルタが出力した前記ディジタルデータを用いて、出力すべき駆動電力を前記電力変換部に対して指令する駆動指令を生成する指令生成部と、
    前記複数のディジタルローパスフィルタのうち、前記モータ駆動制御用のディジタルローパスフィルタとは異なる異常電流検知用のディジタルローパスフィルタに接続され、前記異常電流検知用のディジタルローパスフィルタが出力した前記ディジタルデータを用いて、前記電力変換部からモータへ流れる異常電流の発生を検知する異常電流検知部と、
    を備え、
    前記異常電流検知用のディジタルローパスフィルタは、前記モータ駆動制御用のディジタルローパスフィルタよりも、高速に前記ビットストリーム信号をフィルタリングするよう、前記モータ駆動制御用のディジタルローパスフィルタおよび前記異常電流検知用のディジタルローパスフィルタのフィルタ特性がそれぞれ設定されることを特徴とするモータ制御装置。
  3. 前記指令生成部は、前記異常電流検知部が異常電流の発生を検知したとき、駆動電力の供給の停止を前記電力変換部に対して指令する停止指令を生成する請求項1または2に記載のモータ制御装置。
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