JP5351009B2 - 信号測定装置および試験装置 - Google Patents

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Description

本発明は、信号測定装置および試験装置に関する。特に本発明は、第1入力信号および第2入力信号の間の位相差の分布情報を測定する測定装置、および、被試験デバイスを試験する試験装置に関する。本出願は、下記の米国仮出願、および、米国特許出願に関連する。文献の参照による組み込みが認められる指定国については、下記の出願に記載された内容を参照により本出願に組み込み、本出願の一部とする。
米国仮出願 出願番号 60/893,866 出願日 2007年3月8日
米国特許出願 出願番号 11/941,087 出願日 2007年11月16日
半導体回路として、DDR−SDRAM等のように、データストローブ信号(DQS)と、データ信号(DQ)とを同期して出力するデバイスが知られている。データ信号を受け取る後段の回路は、データストローブ信号のタイミングでデータ信号を取り込むことで、データ信号のジッタによる伝送不良を低減することができる。
しかし、データストローブ信号およびデータ信号の位相差が、所定の許容範囲内から外れると、後段の回路はデータ信号を正常に取り込めない場合がある。このため、このようなデバイスの試験においては、被試験デバイスが出力するデータストローブ信号およびデータ信号の位相差を検出して、当該位相差が所定の許容範囲に含まれるか否かを判定する。
例えば、測定装置がデータストローブ信号の位相およびデータ信号の位相をそれぞれ測定して差分を求めることで、当該位相差を検出することができる。各信号の位相は、信号のサイクル毎に順次位相を異ならせたストローブタイミングで信号をサンプリングして、信号の論理値が遷移するストローブタイミングを検出することで求めることができる。
しかし、データストローブ信号およびデータ信号は、それぞれジッタを有するので、これらの信号間の位相差は一定ではない。このため、データストローブ信号およびデータ信号の位相差が、所定の許容範囲に含まれるか否かを判定する場合、測定装置は、当該位相差を複数回測定して、全ての位相差が当該許容範囲に含まれるか否かを判定している。
また、近年、半導体デバイス等における動作速度の高速化、及び低価格化への要求が著しい。これに伴い、半導体デバイスの出力信号等のジッタを精度よく測定することが望まれている。例えば、半導体デバイス間においてデータを受け渡す場合における、データを受け渡すためのクロック(DQS)のジッタを精度よく測定することが望まれている。DQSにジッタが生じている場合、半導体デバイスは、データを精度よく受け渡すことができない。
例えば、クロックエッジに応じて半導体デバイスにデータを記憶させる場合、半導体デバイスに与えるデータを、クロックエッジより前に安定させる必要がある。このとき、クロックにジッタが生じているとデータの記憶を正しく行えない場合がある。このため、半導体デバイスの試験として、クロック等のジッタの測定が行われている。
従来、被測定信号のジッタを測定する場合、被測定信号を複数回出力し、それぞれの被測定信号に対してわずかずつ位相の異なるストローブを生成し、被測定信号を位相の異なるストローブにより走査して被測定信号のエッジを検出している。この手順を繰り返し行い、被測定信号のエッジを複数回検出することにより、被測定信号のジッタを測定していた。
しかし、測定したそれぞれの位相差が、所定の許容範囲に含まれるか否かを判定するだけでは、データストローブ信号およびデータ信号の位相差について十分な解析を行えない場合がある。例えば、係る判定結果からでは、当該位相差がどのような分布となっているかを解析することが困難である。
複数の位相差が許容範囲に含まれるか否かを判定する手順を、当該許容範囲を順次変更して繰り返すことで、当該位相差の分布を得ることはできる。しかし、当該手順では、許容範囲の値を変更する毎に、位相差を複数回測定するので、測定時間が非常に長くなってしまう。
また、従来のジッタの測定方法は、被測定信号のエッジを1回検出する毎に、被測定信号を複数回出力している。被測定信号のジッタを測定するには、被測定信号のエッジを複数回検出する必要があるので、従来の測定方法では膨大な測定時間が必要であった。また、複数回出力した被測定信号から、一つのエッジを検出するので、被測定信号のジッタを精度よく測定できない場合があった。
そこで本発明の1つの側面においては、上記の課題を解決することのできる信号測定装置および試験装置を提供することを目的とする。この目的は請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
即ち、本発明の第1の形態によると、第1入力信号および第2入力信号を測定する信号測定装置であって、測定サイクルの各サイクル内に複数配置されたストローブタイミングで第1入力信号を測定する第1測定部と、測定サイクルの各サイクル内に複数配置されたストローブタイミングで第2入力信号を測定する第2測定部と、第1測定部および第2測定部における測定結果に基づいて、各測定サイクルにおける第1入力信号および第2入力信号の位相差を算出する位相差算出部と、位相差算出部が各測定サイクルにおいて算出した位相差の分布情報を生成する分布生成部とを備える信号測定装置を提供する。
本発明の第2の形態においては、被試験デバイスを試験する試験装置であって、被試験デバイスが出力する第1入力信号および第2入力信号を測定する信号測定装置と、信号測定装置における測定結果に基づいて、被試験デバイスの良否を判定する判定部とを備え、信号測定装置は、測定サイクルの各サイクル内に複数配置されたストローブタイミングで第1入力信号を測定する第1測定部と、測定サイクルの各サイクル内に複数配置されたストローブタイミングで第2入力信号を測定する第2測定部と、第1測定部および第2測定部における測定結果に基づいて、各測定サイクルにおける第1入力信号および第2入力信号の位相差を算出する位相差算出部と、位相差算出部が各測定サイクルにおいて算出した位相差の分布情報を生成する分布生成部とを有する試験装置を提供する。
なお上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションも又発明となりうる。
一つの実施形態に係る測定装置100の構成例を示す図である。 信号測定装置100の動作例を示すタイミングチャートである。 分布生成部40が生成するヒストグラムの一例を示す図である。 他の実施形態に係る試験装置200の構成例を示す図である。 差動信号のクロスポイントを検出する方法の一例を説明する図である。 信号測定装置100の他の構成例を示す図である。 信号測定装置100の他の構成例を示す図である。 信号測定装置100の他の構成例を示す図である。 信号測定装置100の他の構成例を示す図である。 ジッタ測定部90および基準クロック調整部92の動作例を説明する図である。 本発明の実施形態に係る試験装置1100の構成の一例を示す図である。 ジッタ測定装置1040の構成の一例を示す図である。 ジッタ測定装置1040−1の詳細な構成の一例を示す図である。 ジッタ測定装置1040−1の詳細な構成の他の例を示す図である。 ヒストグラム生成部1050が生成したヒストグラムの一例を示す図である。 ジッタ測定装置1040の動作の一例を示すフローチャートである。 試験装置1100及びジッタ測定装置1040の他の実施形態を説明する図である。 試験装置1100及びジッタ測定装置1040の他の実施形態を説明する図である。 試験装置1100及びジッタ測定装置1040の他の実施形態を説明する図である。 試験装置1100及びジッタ測定装置1040の他の実施形態を説明する図である。 試験装置1100及びジッタ測定装置1040の他の実施形態を説明する図である。 試験装置1100及びジッタ測定装置1040の他の実施形態を説明する図である。
符号の説明
100・・・測定装置、10・・・第1測定部、20・・・第2測定部、22・・・第3測定部、30・・・位相差算出部、40・・・分布生成部、14・・・検出器、12・・・遅延素子、42・・・デコーダ、44・・・カウンタ、200・・・試験装置、300・・・被試験デバイス、104・・・パターン発生器、102・・・タイミング発生器、106・・・波形成形器、60・・・電圧比較器、62・・・電圧比較器、50・・・論理比較器、52・・・論理比較器、98・・・判定部、70・・・クロスポイント算出部、80・・・ストローブ間隔調整部、90・・・ジッタ測定部、92・・・基準クロック調整部、1100・・・試験装置、1200・・・電子デバイス、1010・・・タイミング発生器、1020・・・パターン発生器、1030・・・波形整形器、1040・・・ジッタ測定装置、1080・・・判定器、1042・・・電圧比較器、1044・・・マルチストローブ生成部、1046・・・値検出部、1048・・・変化点検出部、1050・・・ヒストグラム生成部、1052・・・ジッタ算出部、1066−1・・・第1の論理比較器、1066−2・・・第2の論理比較器、1068・・・一時メモリ、1074・・・選択部、1054・・・第1のコンパレータ、1056・・・第2のコンパレータ、1064・・・可変遅延回路、1058・・・タイミング比較器、1072・・・変化点検出回路、1076・・・カウンタ、1078・・・変化点記憶メモリ
以下、発明の実施の形態を通じて本発明の一つの側面を説明するが、以下の実施形態は請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、一つの実施形態に係る測定装置100の構成例を示す図である。測定装置100は、第1入力信号S1および第2入力信号S2の位相差の分布を測定する。本例の第1入力信号および第2入力信号S2は、略同一の周期を有する。
測定装置100は、第1測定部10、第2測定部20、位相差算出部30、および、分布生成部40を備える。第1測定部10は、測定サイクルの各サイクル内に複数配置されたストローブタイミングで第1入力信号S1を測定する。また、第2測定部20は、測定サイクルの各サイクル内に複数配置されたストローブタイミングで第2入力信号S2を測定する。なお、以下においては第1測定部10の機能および構成を説明するが、第2測定部20も、第1測定部10と同一の機能および構成を有する。
第1測定部10は、複数の遅延素子12(12−1から12−n)、および、複数の検出器14(14−1から14−n)を有する。複数の遅延素子12は、縦続接続されて、基準クロックCLKを順次遅延させる。基準クロックCLKは、上述した測定サイクルと略同一の周期でパルスを有してよい。
それぞれの遅延素子12が出力するパルスを取り出すことで、位相の異なる複数のストローブタイミングを生成することができる。例えば、それぞれの遅延素子12の遅延量が同一である場合、等時間間隔で配置された複数のストローブタイミングを得ることができる。
複数の検出器14は、複数の遅延素子12と一対一に対応して設けられる。それぞれの検出器14は、対応する遅延素子12が出力する基準クロックCLKのパルスのタイミングで、第1入力信号S1の値を検出する。本例の検出器14はフリップフロップであり、データ入力として第1入力信号S1を受け取り、クロック入力として、対応する遅延素子12が出力する信号を受け取る。
このような構成により、各ストローブタイミングにおける、第1入力信号S1の論理値を検出することができる。そして、いずれのストローブタイミングで、第1入力信号S1の論理値が遷移したかを検出することで、第1入力信号S1の当該サイクルにおける位相を検出することができる。第1測定部10は、第1入力信号S1についての測定結果M1を、測定サイクルのサイクル毎に生成して位相差算出部30に供給する。
第1測定部10は、それぞれの検出器14が検出した論理値を各ビットの値とするnビットのデータを、測定結果M1として位相差算出部30に供給してよい。また、第1測定部10は、何番目のストローブタイミングで、第1入力信号S1における論理値の遷移を検出したかを2進数で示す測定結果M1を出力してもよい。
同様に、第2測定部20は、第2入力信号S2の位相についての測定結果M2を、位相差算出部30に供給する。ここで、第1測定部10および第2測定部20に与えられる基準クロックは、同一の位相を有する。また、第1入力信号S1および第2入力信号S2は、同期して第1測定部10および第2測定部20に与えられる。このような構成により、第1入力信号S1および第2入力信号S2の各サイクルでの位相を、一度の測定で同時に測定することができるので、位相差を精度よく測定することができる。
位相差算出部30は、第1測定部10および第2測定部20における測定結果M1、M2に基づいて、各測定サイクルにおける第1入力信号S1および第2入力信号S2の位相差を算出する。例えば位相差算出部30は、同一サイクルで測定された測定結果M1および測定結果M2の差分を、測定サイクルのサイクル毎に順次算出する。
分布生成部40は、位相差算出部30が各測定サイクルにおいて算出した位相差の分布情報を生成する。分布情報とは、例えばヒストグラム、標準偏差、最小値、最大値、平均値、最頻値等の情報であってよい。本例の分布生成部40は、位相差のそれぞれの値の出現頻度を示すヒストグラムを生成する。
分布生成部40は、デコーダ42および複数のカウンタ44(44−1から44−n)を有する。デコーダ42は、位相差算出部30から与えられる位相差データをデコードする。例えば位相差算出部30が、位相差の値を2進数で示す位相差データを出力する場合、デコーダ42は、位相差データの値に対応する一つのビットが1となり、他のビットが0となるデコードデータを生成する。
複数のカウンタ44は、位相差データのそれぞれの値に対応して設けられる。本例の複数のカウンタ44は、デコーダ42が出力するデコードデータのビットと、一対一に対応して設けられる。それぞれのカウンタ44は、対応するデコードデータのビットが1となる回数を計数することで、測定した位相差のそれぞれの値の出現回数を計数する。
このような構成により、各サイクルにおける測定結果から、リアルタイムに分布情報を生成することができる。このため、試験時間を短縮することができ、また、第1入力信号S1および第2入力信号S2の位相差を精度よく解析することができる。
図2は、信号測定装置100の動作例を示すタイミングチャートである。図2においてT0、T1、・・・は、測定サイクルの各サイクルの始期を示す。Vrefは、第1入力信号S1および第2入力信号S2の論理値を判定する基準レベルを示す。信号測定装置100には、信号レベルを参照レベルと比較することにより2値のデジタル信号に変換された第1入力信号S1および第2入力信号S2が与えられてよい。
上述したように、第1測定部10および第2測定部20は、サイクル内に配置された複数のストローブタイミングに応じて、第1入力信号S1および第2入力信号S2の値を検出する。また、第1測定部10および第2測定部20は、各サイクル内において、何番目のストローブタイミングで、入力信号の値の遷移を検出したかを示す測定結果を出力する。例えば、T0からT1のサイクルにおいて、第1測定部10は、5番目のストローブタイミングで遷移を検出した旨を測定結果として出力する。また、第2測定部20は、6番目のストローブタイミングで遷移を検出した旨を測定結果として出力する。
位相差算出部30は、第1測定部10および第2測定部20が出力する測定結果における、ストローブタイミングの番号の差分を、位相差として出力する。例えばT0からT1のサイクルにおいて、位相差算出部30は、6−5=1の演算結果に基づいて、ストローブタイミングの番号の差分"1"を、当該サイクルにおける位相差として出力する。
ここで、第1測定部10におけるストローブタイミングの間隔と、第2測定部20におけるストローブタイミングの間隔とは略等しい。また、各ストローブタイミングの間隔は略一定に設定される。つまり、第1測定部10および第2測定部20における遅延素子12には、それぞれ同一の遅延量が設定される。これにより、上述したストローブタイミングの番号の差分で、第1入力信号S1および第2入力信号S2の位相差を示すことができる。
図3は、分布生成部40が生成するヒストグラムの一例を示す図である。図3において横軸は、第1入力信号S1および第2入力信号S2の位相差(スキュー量)を、ストローブタイミングの番号の差分で示す。また、縦軸は、各位相差の発生回数を示す。
本例の分布生成部40は、測定サイクルの1サイクル内に配置されるストローブタイミングの個数に応じた個数のカウンタ44を有する。例えば、第1測定部10および第2測定部20が、それぞれn個の検出器14を有する場合、分布生成部40も、n個のカウンタ44を有してよい。これにより、ストローブタイミングの番号の差分が0からn−1まで変化する場合の、各差分値を計数することができる。
また、ストローブ番号の差分が−(n−1)からn−1まで変化する場合の各差分値を計数する場合、分布生成部40は、2n−1個のカウンタ44を有してよい。このような構成により、分布生成部40は、位相差のヒストグラムを容易に生成することができる。
図4は、他の実施形態に係る試験装置200の構成例を示す図である。試験装置200は、半導体回路等の被試験デバイス300を試験する装置であって、タイミング発生器102、パターン発生器104、波形成形器106、信号測定装置100、および、判定部98を備える。
タイミング発生器102、パターン発生器104、および、波形成形器106は、試験パターンを生成して被試験デバイス300に供給する。例えばパターン発生器104は、当該試験パターンが有するべき論理パターンを生成する。タイミング発生器102は、当該試験パターンのビットレート等のタイミング情報を生成する。波形成形器106は、パターン発生器104からの論理パターン、および、タイミング発生器102からのタイミング情報に基づいて、試験パターンの波形を成形して、被試験デバイス300に供給する。
被試験デバイス300は、与えられる試験パターンに応じて動作して、データストローブ信号DQSおよびデータ信号DQを出力する。信号測定装置100は、被試験デバイス300が出力するデータストローブ信号DQSおよびデータ信号DQの間の位相差を測定する。つまり、データストローブ信号DQSおよびデータ信号DQが、図1から図3に関連して説明した第1入力信号S1および第2入力信号S2に対応する。
信号測定装置100は、図1から図3に関連して説明した信号測定装置100と同様の機能および構成を有してよい。本例の信号測定装置100は、図1から図3に関連して説明した信号測定装置100の構成に加え、電圧比較器60、62、および、論理比較器50、52を更に備える。
電圧比較器60は、データストローブ信号DQSの信号レベルと、予め設定される基準レベルとを比較した比較結果信号を出力する。同様に、電圧比較器62は、データストローブ信号DQの信号レベルと、予め設定される基準レベルとを比較した電圧比較信号を出力する。電圧比較信号は、信号レベルと基準レベルとの大小関係を2値で示す信号であってよい。
論理比較器50は、電圧比較器60が出力する電圧比較信号の論理値と、設定される期待値とを比較した論理比較信号を出力する。同様に、論理比較器52は、電圧比較器62が出力する電圧比較信号の論理値と、設定される論理値とを比較した論理比較信号を出力する。当該期待値は、例えばパターン発生器104が設定する。
第1測定部10は、論理比較器50が出力する論理比較信号を測定する。また、第2測定部20は、論理比較器52が出力する論理比較信号を測定する。第1測定部10、第2測定部20、位相差算出部30、および、分布生成部40は、図1から図3に関連して説明した第1測定部10、第2測定部20、位相差算出部30、および、分布生成部40と同一であるので、説明を省略する。
判定部98は、信号測定装置100における測定結果に基づいて、被試験デバイス300の良否を判定する。例えば判定部98は、信号測定装置100が測定した位相差の分布情報が、被試験デバイス300の仕様を満たすか否かにより、被試験デバイス300の良否を判定してよい。より具体的には、判定部98は、信号測定装置100が生成したヒストグラムに基づいて、被試験デバイス300の良否を判定してよい。
本例の試験装置200によれば、DQS−DQ信号間の位相差の分布を短時間で測定することができる。このため、ソースシンクロナス方式の被試験デバイス300を短時間で試験することができる。
また、データストローブ信号DQSとして、差動の信号を出力する被試験デバイス300も考えられる。係る被試験デバイス300に対しては、試験装置200は、データストローブ信号DQSのクロスポイントと、データ信号DQのエッジタイミングとの位相差の分布を測定してよい。
図5は、差動信号のクロスポイントを検出する方法の一例を説明する図である。本例では、図5に示すように、非反転側のDQS信号と、反転側の/DQS信号とのクロスポイントのタイミングt1を検出する場合を説明する。
当該クロスポイントは、DQS信号のエッジと、/DQS信号のエッジとの交点であるので、DQS信号のエッジの直線を特定する2点(P1、P2)と、/DQS信号のエッジの直線を特定する2点(P3、P4)の座標を検出すれば、タイミングt1を算出することができる。つまり、DQS信号のエッジ上の2点(P1、P2)の座標から当該エッジを示す数式が得られ、/DQS信号のエッジ上の2点(P3、P4)の座標から当該エッジを示す数式が得られる。そして、これらの数式から、タイミングt1を算出することができる。
信号測定装置100は、算出したクロスポイントのタイミングt1と、データ信号DQのエッジタイミングt2との差分を、位相差として算出してよい。データ信号DQのエッジタイミングt2は、図1から図3に関連して説明した方法で測定することができる。
図6は、信号測定装置100の他の構成例を示す図である。本例の信号測定装置100は、差動のデータストローブ信号(DQS、/DQS)のクロスポイントと、データ信号DQのエッジタイミングとの位相差の分布を測定する。
図5に関連して説明したように、差動信号のクロスポイントは、P1からP4の4点から求めることができる。本例の信号測定装置100は、P1からP4に対応して、電圧比較器60、論理比較器50、および、第1測定部10の構成を4組有する。
電圧比較器60−1は、基準レベルVOHが与えられ、基準レベルVOHとDQS信号の信号レベルとを比較する。そして、第1測定部10−1は、電圧比較器60−1が出力する信号の論理値が遷移するタイミングD1を検出する。これにより、P1の座標(VOH、D1)を得ることができる。
電圧比較器60−2は、基準レベルVOLが与えられ、基準レベルVOLとDQS信号の信号レベルとを比較する。そして、第1測定部10−2は、電圧比較器60−2が出力する信号の論理値が遷移するタイミングD2を検出する。これにより、P2の座標(VOL、D2)を得ることができる。
同様に、/DQS信号に対しても、P3の座標(VOH、D3)、および、P4の座標(VOL、D4)を得ることができる。クロスポイント算出部70は、それぞれの第1測定部10が検出したタイミング(D1からD4)、および、それぞれの電圧比較器60に設定される基準レベル(VOH、VOL)から、クロスポイントのタイミングt1を算出する。なお、電圧比較器62、論理比較器52、および、第2測定部20の機能および構成は、図4に関連して説明した電圧比較器62、論理比較器52、および、第2測定部20と同一であってよい。
位相差算出部30は、クロスポイント算出部70が算出したクロスポイントのタイミングt1と、第2測定部20が検出したエッジタイミングt2との位相差を、測定サイクルのサイクル毎に算出する。分布生成部40は、位相差算出部30が算出した位相差の分布情報を生成する。このような構成により、差動のデータストローブ信号(DQS、/DQS)と、データ信号DQとの位相差の分布を容易に測定することができる。
図7は、信号測定装置100の他の構成例を示す図である。本例の被試験デバイス300は、一つのデータストローブ信号DQSと同期して、複数のデータ信号(DQ1、DQ2、・・・)を出力する。信号測定装置100は、データストローブ信号DQSと、それぞれのデータ信号DQとの位相差の分布を測定する。
本例の信号測定装置100は、複数の測定部(第1測定部10、第2測定部20、第3測定部22、・・・)を備える。また、図4に示した信号測定装置100と同様に、各測定部の前段には、電圧比較器60、62および論理比較器50、52が設けられる。また、本例の信号測定装置100は、測定すべきデータ信号毎に、位相差算出部30および分布生成部40を備える。
第1測定部10は、図4に示した信号測定装置100と同様に、データストローブ信号DQSを測定する。他の測定部(第2測定部20、第3測定部22、・・・)は、複数のデータ信号(DQ1、DQ2、・・・)と一対一に対応して設けられ、対応するデータ信号DQを測定する。例えば、第2測定部20は、データ信号DQ1を測定して、第3測定部22は、データ信号DQ2を測定する。
それぞれの位相差算出部30は、第1測定部10以外の測定部(第2測定部20、第3測定部22、・・・)と対応して設けられ、対応する測定部における測定結果と、第1測定部10における測定結果とに基づいて、データストローブ信号DQSと、対応するデータ信号DQとの位相差を算出する。例えば、位相差算出部30−1は、データストローブ信号DQSと、データ信号DQ1との位相差を算出する。また、位相差算出部30−2は、データストローブ信号DQSと、データ信号DQ2との位相差を算出する。
それぞれの分布生成部40は、対応する位相差算出部30が算出する位相差の分布情報を生成する。このような構成により、多ビットのデータ信号DQを出力する被試験デバイス300に対する試験を容易に行うことができる。また、本例の信号測定装置100は、図6に関連して説明したように、差動のデータストローブ信号のクロスポイントを測定する構成を有してもよい。
図8は、信号測定装置100の他の構成例を示す図である。本例の信号測定装置100は、図1から図7に関連して説明したいずれかの信号測定装置100の構成に加え、ストローブ間隔調整部80を更に備える。図8においては、第1測定部10、第2測定部20、および、ストローブ間隔調整部80以外の構成要素を省略して説明する。
ストローブ間隔調整部80は、それぞれの測定部(第1測定部10、第2測定部20、第3測定部22、・・・)におけるストローブ間隔を調整する。具体的には、ストローブ間隔調整部80は、それぞれの測定部における各遅延素子12の遅延量を調整する。このような構成により、位相差を測定する測定分解能を調整することができる。なお、ストローブ間隔調整部80は、全ての測定部における全ての遅延素子12に、同一の遅延量を設定してよい。
図9は、信号測定装置100の他の構成例を示す図である。本例の信号測定装置100は、図1から図8に関連して説明したいずれかの信号測定装置100の構成に加え、ジッタ測定部90および基準クロック調整部92を更に備える。図9においては、第1測定部10、第2測定部20、ジッタ測定部90、および、基準クロック調整部92以外の構成要素を省略して説明する。
ジッタ測定部90は、第1測定部10を用いて、データストローブ信号DQSのジッタを予め測定する。例えばジッタ測定部90は、第1測定部10が測定するデータストローブ信号DQSの位相に基づいて、データストローブ信号DQSのジッタの分布を測定してよい。
基準クロック調整部92は、ジッタ測定部90が測定したジッタに基づいて、測定部(第1測定部10、第2測定部20、第3測定部22、・・・)に与えられる基準クロックの位相を調整することで、複数のストローブタイミングの位相を調整する。例えば基準クロック調整部92は、基準クロックの遅延量を調整してよい。
図10は、ジッタ測定部90および基準クロック調整部92の動作例を説明する図である。ジッタ測定部90は、第1測定部10が検出する、データストローブ信号DQSの論理値の遷移タイミングについて、ヒストグラムを生成する。例えばジッタ測定部90は、分布生成部40と同様に、複数のカウンタを用いてヒストグラムを生成してよい。当該ヒストグラムが、データストローブ信号DQSのジッタ分布に対応する。
図10に示すように、DQSのジッタ分布が、中央のストローブタイミングに対して偏っている場合、DQS−DQ間の位相差の測定レンジが小さくなってしまう。例えば、図10に示すように、DQSのジッタ分布が右側に偏っている場合、DQS信号に対して位相が遅れているDQ信号の位相測定範囲が小さくなってしまう。
これに対して、本例の信号測定装置100では、基準クロック調整部92が、ジッタ測定部90が測定したジッタに基づいて基準クロックの位相を調整する。例えば図10に示すように、基準クロック調整部92は、ジッタ測定部90が測定したジッタ分布のピーク位置が、中央のストローブタイミングと一致するように、ストローブタイミングの位相を調整してよい。
このような構成により、位相差の測定レンジが小さくなることを防ぐことができる。信号測定装置100は、上述した基準クロックの位相の調整を行った後に、入力される信号間の位相差を測定してよい。
図11は、他の実施形態に係る試験装置1100の構成例を示す。試験装置1100は、被試験デバイスである電子デバイス1200のジッタを測定する。試験装置1100は、タイミング発生器1010、パターン発生器1020、波形整形器1030、ジッタ測定装置1040、及び判定器1080を備える。
タイミング発生器1010は、試験装置1100を動作させるためのタイミング信号を生成する。例えば、タイミング発生器1010は、電子デバイス1200に試験パターンを供給するタイミングを示す信号を、波形整形器1030に供給する。また、試験装置1100の動作を同期させる基準クロックを生成し、試験装置1100の各構成要素に供給してもよい。
パターン発生器1020は、電子デバイス1200を試験するための試験パターンを生成し、波形整形器1030に供給する。波形整形器1030は、試験パターンを整形し、タイミング発生器1010から受け取った信号に応じて、試験パターンを電子デバイス1200に供給する。
ジッタ測定装置1040は、試験パターンに応じて電子デバイス1200が出力する出力信号のジッタを解析する。判定器1080は、ジッタ測定装置1040における解析結果に基づいて、電子デバイス1200の良否を判定する。
図12は、ジッタ測定装置1040の構成の一例を示す。ジッタ測定装置1040は、3以上のストローブを有するマルチストローブにより、被測定信号の変化点を検出し、ジッタを測定する。例えば、ジッタ測定装置1040は、電子デバイス1200が複数回出力する出力信号に基づいて、出力信号のジッタを測定する。
また、本例において試験装置1100は、電子デバイス1200の出力信号のうち、データ信号(DQ)のジッタを測定するジッタ測定装置1040−2と、データ信号と同期して出力されるクロック信号(DQS)のジッタを測定するジッタ測定装置1040−1とを有する。それぞれのジッタ測定装置1040は、電圧比較器1042、マルチストローブ生成部1044、値検出部1046、変化点検出部1048、ヒストグラム生成部1050、及びジッタ算出部1052を有する。本例では、クロック信号のジッタを測定するジッタ測定装置1040−1の構成について説明するが、ジッタ測定装置1040−2についてもジッタ測定装置1040−1と同様の機能及び構成を有する。
電圧比較器1042は、電子デバイス1200が出力したクロック信号を、所定の閾値と比較し、比較結果を値検出部1046に供給する。例えば、電圧比較器1042は、クロック信号がHレベルの値を示すかLレベルの値を示すかを、所定の閾値と比較することにより判定する。
マルチストローブ生成部1044は、3以上のストローブを有するマルチストローブを、電子デバイス1200が複数回出力するクロック信号に同期して複数回生成する。ここで、マルチストローブとは、位相がわずかずつ異なる複数のストローブの集合を指す。値検出部1046は、マルチストローブ生成部1044が複数回生成した、マルチストローブのそれぞれのストローブにおけるクロック信号の値を検出する。
変化点検出部1048は、値検出部1046が検出したクロック信号の値に基づいて、電子デバイス1200が複数回出力したそれぞれのクロック信号における値の変化点の位置を検出する。ヒストグラム生成部1050は、変化点検出部1048が検出したそれぞれのクロック信号の値の変化点の位置毎に、当該変化点を検出した回数を計数する。つまり、ヒストグラム生成部1050は、変化点検出部1048が検出したそれぞれのクロック信号の値の変化点のヒストグラムを生成する。ヒストグラム生成部1050が生成したヒストグラムにより、クロック信号のジッタの様々な解析を行うことができる。
ジッタ算出部1052は、ヒストグラム生成部1050の計数結果に基づいて、クロック信号のジッタを算出する。つまり、ジッタ算出部1052は、ヒストグラム生成部1050が生成したヒストグラムに基づいて、クロック信号のジッタを算出する。また、ジッタ算出部1052は、算出したクロック信号のジッタを判定器1080に供給する。同様に、ジッタ測定装置1040−2のジッタ算出部1052は、算出したデータ信号のジッタを判定器1080に供給する。判定器1080は、クロック信号及びデータ信号のジッタに基づいて、電子デバイス1200の良否を判定する。
図13は、ジッタ測定装置1040−1の詳細な構成の一例を示す。本例において、ジッタ測定装置1040−1は、マルチストローブ生成部1044及び値検出部1046をそれぞれ含む第1の論理比較器1066−1と第2の論理比較器1066−2とを有する。また、ジッタ測定装置1040−1は、図12において説明した構成に加え、一時メモリ1068及び選択部1074を更に有する。
電圧比較器1042は、電子デバイス1200が出力したクロック信号の値と、Hレベルを示す第1の閾値VOHとを比較し、比較結果をHレベル比較結果として出力する第1のコンパレータ1054と、クロック信号の値と、Lレベルを示す第2の閾値VOLとを比較し、比較結果をLレベル比較結果として出力する第2のコンパレータ1056とを有する。第1のコンパレータ1054は、Hレベル比較結果を第1の論理比較器1066−1に供給し、第2のコンパレータ1056は、Lレベル比較結果を第2の論理比較器1066−2に供給する。
第1の論理比較器1066−1及び第2の論理比較器1066−2のそれぞれのマルチストローブ生成部1044は、クロック信号の立ち上がりエッジのタイミングに基づいた第1のマルチストローブと、クロック信号の立ち下がりエッジのタイミングに基づいた第2のマルチストローブとを生成し、それぞれの値検出部1046は、第1のマルチストローブにより、Hレベル比較結果の値を検出し、第2のマルチストローブにより、Lレベル比較結果の値を検出する。
例えば、第1の論理比較器1066−1のマルチストローブ生成部1044は、第1のストローブタイミング信号を受け取り、第1のマルチストローブを出力する縦続接続された複数の第1の可変遅延回路1064を有し、第2の論理比較器1066−2のマルチストローブ生成部1044は、第2のストローブタイミング信号を受け取り、第2のマルチストローブを出力する縦続接続された複数の第2の可変遅延回路(図示せず)を有する。本例においてそれぞれのマルチストローブ生成部1044は、n−1個(但しnは3以上の整数)ずつの可変遅延回路を有し、与えられたストローブタイミング信号及びそれぞれの可変遅延回路が出力するストローブから、n個のストローブを有するマルチストローブを生成する。
また、第1の論理比較器1066−1の値検出部1046は、第1のマルチストローブにより、Hレベル比較結果の値を検出する複数の第1のタイミング比較器1058を有し、第2の論理比較器1066−2の値検出部1046は、第2のマルチストローブにより、Lレベル比較結果の値を検出する複数の第2のタイミング比較器(図示せず)を有する。以下、第1の論理比較器1066−1の構成及び動作について説明するが、第2の論理比較器1066−2についても第1の論理比較器1066−1と同様である。
複数の可変遅延回路1064は、ストローブタイミング信号を受け取り、受け取ったストローブタイミング信号を所定の時間遅延させ、それぞれストローブとして順次出力する。それぞれの可変遅延回路1064は、生成するべきマルチストローブのストローブ間隔に応じた遅延量だけ順次ストローブタイミング信号を遅延させて出力する。ここで、ストローブタイミング信号は、電子デバイス1200が複数回出力するクロック信号に同期して、マルチストローブを生成するべきタイミングで与えられる。ストローブタイミング信号は、例えばタイミング発生器1010が生成してよい。
複数のタイミング比較器1058は、それぞれが可変遅延回路1064のいずれかに対応して設けられ、対応する可変遅延回路1064が出力したストローブにより、クロック信号のHレベル比較結果の値を検出する。つまり、それぞれのタイミング比較器1058は、対応する可変遅延回路1064が出力したストローブを受け取ったタイミングにおける、Hレベル比較結果の値を検出する。ただし、本例においては、タイミング比較器1058−0は、ストローブタイミング信号により、クロック信号のHレベル比較結果の値を検出する。
それぞれのタイミング比較器1058が検出した値は、nビットのディジタル信号として一時メモリ1068に格納される。本例において、ジッタ測定装置1040−1は、n個の一時メモリ1068を有し、それぞれの一時メモリ1068は、検出されたHレベル比較結果の値とLレベル比較結果の値のそれぞれのビットを格納する。
変化点検出部1048は、複数のタイミング比較器1058における検出結果に基づいて、それぞれのクロック信号における値の変化点の位置を検出する。本例において、変化点検出部1048は、Hレベル比較結果の値の変化点をクロック信号の立ち上がりエッジにおける値の変化点として検出し、Lレベル比較結果の値の変化点をクロック信号の立ち下がりエッジにおける値の変化点として検出する。
変化点検出部1048は、n−1個の変化点検出回路1072を有し、それぞれの変化点検出回路1072は、一時メモリ1068が格納したHレベル比較結果の値のディジタル信号の、隣接するビットの値を比較してHレベル比較結果の値の変化点を検出する。また、同様にLレベル比較結果の値の変化点を検出する。
選択部1074は、変化点検出部1048が検出したクロック信号の立ち上がりエッジにおける値の変化点、又は立ち下がりエッジにおける値の変化点のいずれかを選択し、ヒストグラム生成部1050に供給する。選択部1074には、選択信号が与えられ、選択部1074は与えられた選択信号に基づいてクロック信号の立ち上がりエッジにおける値の変化点、又は立ち下がりエッジにおける値の変化点のいずれかを選択する。選択信号は、パターン発生器1020が生成してよい。
ヒストグラム生成部1050は、選択部1074が選択した変化点検出部1048の検出結果に基づいて、マルチストローブのいずれのストローブにおいてクロック信号の値の変化点が検出されたかを、それぞれのストローブ毎に計数する複数のカウンタ1076を有する。それぞれのカウンタ1076には、計数を行うことを指示する有効信号が与えられる。有効信号は、パターン発生器1020が生成してよい。この場合、パターン発生器1020は、ジッタ測定装置1040がマルチストローブを生成する毎に、それぞれのカウンタ1076に計数を行わせるための有効信号をそれぞれのカウンタ1076に供給する。ヒストグラム生成部1050は、それぞれのカウンタ1076における計数結果により、クロック信号の値の変化点のヒストグラムを生成する。
ジッタ算出部1052は、ヒストグラム生成部1050が生成したヒストグラムに基づいて、クロック信号のジッタを測定する。例えば、ジッタ算出部1052は、対応するカウンタ1076における計数結果が所定の閾値以上であるストローブのタイミングに基づいて、クロック信号のジッタを測定する。
以上説明したように、本例におけるジッタ測定装置1040によれば、それぞれのクロック信号の値の変化点を、マルチストローブにより検出しているので、一の変化点を検出する毎に、複数回クロック信号を測定する必要がない。このため、ジッタ測定にかかる時間を大幅に短縮することができる。また、一のクロック信号から一の変化点を検出するので、精度よく変化点を検出することができる。このため、精度よく被測定信号のジッタを測定することができる。また、試験装置1100は、電子デバイス1200の良否を精度よく判定することができる。
図14は、ジッタ測定装置1040−1の詳細な構成の他の例を示す。本例におけるジッタ測定装置1040−1は、図13において説明したジッタ測定装置1040−1の構成に対して、ヒストグラム生成部1050の構成が異なる。他の構成要素については、図13において説明したジッタ測定装置1040−1の構成要素と同一又は同様の機能及び構成を有する。
本例におけるヒストグラム生成部1050は、選択部1074が選択した変化点検出部1048の検出結果を格納する変化点記憶メモリ1078を有する。変化点記憶メモリ1078には、検出結果を格納することを指示する有効信号が与えられる。ヒストグラム生成部1050は、変化点記憶メモリ1078が格納した検出結果に基づいて、クロック信号の値の変化点のヒストグラムを生成する手段を更に有してよい。ジッタ算出部1052は、当該ヒストグラムに基づいてクロック信号のジッタを算出する。
図15は、ヒストグラム生成部1050が生成するヒストグラムの一例を示す。図15に示すように、ヒストグラム生成部1050は、マルチストローブのいずれのマルチストローブにおいて、クロック信号の変化点が検出されたかを、マルチストローブ毎に計数した結果を示すヒストグラムを生成する。
ジッタ算出部1052は、ヒストグラム生成部1050が生成したヒストグラムに基づいて、クロック信号のジッタを算出する。例えば、変化点を検出したストローブのタイミングに基づいてクロック信号のジッタを算出してよい。また、図15に示すように、変化点の検出回数が所定の閾値TH以上であるストローブのタイミングに基づいて、クロック信号のジッタを算出してよい。
また、ジッタ算出部1052は、当該ヒストグラムに基づいて、クロック信号のジッタ分布を解析してもよい。また、クロック信号のエッジの理想的な位置に基づいて、クロック信号の正の位相方向のジッタと負の位相方向のジッタとを測定してもよい。
図16は、ジッタ測定装置1040の動作の一例を示すフローチャートである。電子デバイス1200が出力する出力信号のジッタを測定する場合、まず試験装置1100が電子デバイス1200に試験パターンを印加する(S300)。次に、ジッタ電子デバイス1200が試験パターンに応じて出力する出力信号をジッタ測定装置1040に取り込む(S302)。
次に、値検出部1046において、出力信号の値をマルチストローブにより検出する(S304)。次に、変化点検出部1048において、値検出部1046が検出した出力信号の値に基づいて、出力信号の値の変化点を検出する(S306)。次に、ヒストグラム生成部1050のカウンタ1076において、出力信号の値の変化点毎に、検出した変化点の回数を計数する(S308)。ここで、S302〜S308の処理を所定の回数繰り返し、出力信号の値の変化点を複数回検出する。
次に、電子デバイス1200に対する試験パターンの供給を停止し(S310)、それぞれのカウンタ1076が計数した変化点の回数を読み出す(S312)。ここで、S312は、全てのカウンタ1076に対して、計数した変化点の回数を読み出すまで繰り返される。次に、読み出した変化点の回数に基づいて、出力信号の値の変化点の位置のヒストグラムを生成する(S314)。試験装置1100は、S314において生成したヒストグラムに基づいて、出力信号のジッタを解析する。
本例においては、図13に関連して説明したジッタ測定装置1040の動作の一例について説明したが、図14に関連して説明したジッタ測定装置1040についても同様の動作を行う。
図17から図22は、試験装置1100及びジッタ測定装置1040の他の実施形態を説明する図である。測定対象となる半導体メモリデバイスの品種の一例としてDDR-SDRAMと呼ばれる半導体メモリデバイスがある。DDR-SDRAMでは半導体デバイスからデータ(以下DQとする)が読み出される際,データのジッタによる伝送不良(図17、図18)を避ける目的で、図19のように,そのデバイスの周辺機器へ接続される先にデータ受け取り用クロック(以下DQSとする)も同時に出力することで接続された先の機器へ高速なデータの受け渡しを確実なものにできる。
このDQSとDQ間には一定量の許容スペックが存在する。通常スペックとそのマージンを加味してデバイスの良否を判定する。例えば図20に示す構成により、その際のスペックとマージン量の妥当性を確認する目的で、デバイスジッタを考慮し、測定を複数回繰り返し実行してそのDQS-DQのスキュー分布を求めてデバイス性能を解析する。
DQS対DQ位相比較を行う際、スペックに対するPASS/FAIL判定を行う構造ではそのスペック範囲を変えながら測定を繰り返してその分布を取得するため試験実行時間増大を招き,引いては,半導体試験装置に求められる試験時間の短縮の妨げになる場合も考えられる。
これに対し、図21及び図22に示す構成のように、マルチストローブ機能を用いることにより、半導体デバイスから出力されるDQS、DQの出力パターンの電圧比較を行った際の変化点位置情報を1shotで計測することができる。本例の試験装置1100及びジッタ測定装置1040は、図11から図16において説明した構成のうち、変化点検出部1048までの回路構成を、DQS及びDQの双方に対して設けて、それぞれの変化点をリアルタイムに検出してよい。
そして、図21及び図22に示すように、検出した双方の変化点から、DQS及びDQの位相を位相比較部でリアルタイムに比較する。そして、その位相差を値に応じたそれぞれのカウンタで、それぞれの位相差の回数を計数することで、1回の試験内で測定ループ組んで、直接ヒストグラムにすることができる。このため、スキュー解析時間の削減を行うことが可能になる。
以上、本発明の一つの側面を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることができる。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、請求の範囲の記載から明らかである。
上記説明から明らかなように、本発明の一実施形態によれば、入力される信号間の位相差を効率よく測定することができる信号測定装置を実現することができる。また、本発明の一実施形態に係るジッタ測定装置によれば、被測定信号のジッタを高速に且つ精度よく検出することができる。また試験装置によれば、電子デバイスを精度よく試験することができる。また、DQ及びDQSの位相差のヒストグラムを効率よく生成することができる。

Claims (10)

  1. 第1入力信号および第2入力信号を測定する信号測定装置であって、
    測定サイクルの各サイクル内に複数配置されたストローブタイミングで前記第1入力信号を測定する第1測定部と、
    測定サイクルの各サイクル内に複数配置されたストローブタイミングで前記第2入力信号を測定する第2測定部と、
    前記第1測定部および前記第2測定部における測定結果に基づいて、各測定サイクルにおける前記第1入力信号および前記第2入力信号の位相差を算出する位相差算出部と、
    前記位相差算出部が各測定サイクルにおいて算出した前記位相差の分布情報を生成する分布生成部と
    を備え
    前記第1測定部および前記第2測定部のそれぞれは、
    基準クロックを順次遅延させる、縦続接続された複数の遅延素子と、
    前記複数の遅延素子と一対一に対応して設けられ、対応する遅延素子が出力する前記基準クロックのタイミングで、入力信号の値を検出することにより、前記入力信号の位相を検出する複数の検出器と
    を有し、
    前記第1測定部および前記第2測定部に与えられる前記基準クロックの位相を調整する基準クロック調整部と、
    前記第1測定部を用いて、前記第1入力信号のジッタを予め測定するジッタ測定部と
    を更に備え、
    前記基準クロック調整部は、前記ジッタ測定部が測定した前記第1入力信号のジッタに基づいて、前記基準クロックの位相を調整する
    信号測定装置。
  2. 前記分布生成部は、前記位相差算出部が算出する前記位相差について、それぞれの値の出現頻度を示すヒストグラムを生成する
    請求項1に記載の信号測定装置。
  3. 前記分布生成部は、前記位相差のそれぞれの値に対応して設けられ、対応する前記位相差の値の出現回数を計数する複数のカウンタを有する
    請求項2に記載の信号測定装置。
  4. 前記第1測定部は、各サイクル内における、何番目の前記ストローブタイミングで、前記第1入力信号の値の遷移を検出したかを示す測定結果を出力し、
    前記第2測定部は、各サイクル内における、何番目の前記ストローブタイミングで、前記第2入力信号の値の遷移を検出したかを示す測定結果を出力し、
    前記位相差算出部は、前記第1測定部および前記第2測定部が出力する前記測定結果における、ストローブタイミングの番号の差分を、前記位相差として出力する
    請求項3に記載の信号測定装置。
  5. 前記第1測定部における前記ストローブタイミングの間隔と、前記第2測定部における前記ストローブタイミングの間隔とは略同一である
    請求項4に記載の信号測定装置。
  6. 前記分布生成部は、前記測定サイクルの1サイクル内に配置される前記ストローブタイミングの個数に応じた個数のカウンタを有する
    請求項5に記載の信号測定装置。
  7. 前記複数の遅延素子における遅延量を調整するストローブ間隔調整部を更に備える
    請求項1から6のいずれか1項に記載の信号測定装置。
  8. 前記第1入力信号は、差動の信号であり、
    前記第1測定部における測定結果に基づいて、前記第1入力信号のクロスポイントのタイミングを算出するクロスポイント算出部を更に備える
    請求項4から6のいずれか1項に記載の信号測定装置。
  9. 測定サイクルの各サイクル内に複数配置されたストローブタイミングで第3入力信号を測定する第3測定部と、
    前記位相差算出部は、前記第1測定部、前記第2測定部、および、前記第3測定部における測定結果に基づいて、各測定サイクルにおける前記第1入力信号および前記第2入力信号の位相差と、前記第1入力信号および前記第3入力信号の位相差とを算出する
    請求項1から8のいずれか1項に記載の信号測定装置。
  10. 被試験デバイスを試験する試験装置であって、
    前記被試験デバイスが出力する第1入力信号および第2入力信号を測定する信号測定装置と、
    前記信号測定装置における測定結果に基づいて、前記被試験デバイスの良否を判定する判定部と
    を備え、
    前記信号測定装置は、
    測定サイクルの各サイクル内に複数配置されたストローブタイミングで前記第1入力信号を測定する第1測定部と、
    測定サイクルの各サイクル内に複数配置されたストローブタイミングで前記第2入力信号を測定する第2測定部と、
    前記第1測定部および前記第2測定部における測定結果に基づいて、各測定サイクルにおける前記第1入力信号および前記第2入力信号の位相差を算出する位相差算出部と、
    前記位相差算出部が各測定サイクルにおいて算出した前記位相差の分布情報を生成する分布生成部と
    を有し、
    前記第1測定部および前記第2測定部のそれぞれは、
    基準クロックを順次遅延させる、縦続接続された複数の遅延素子と、
    前記複数の遅延素子と一対一に対応して設けられ、対応する遅延素子が出力する前記基準クロックのタイミングで、入力信号の値を検出することにより、前記入力信号の位相を検出する複数の検出器と
    を有し、
    前記第1測定部および前記第2測定部に与えられる前記基準クロックの位相を調整する基準クロック調整部と、
    前記第1測定部を用いて、前記第1入力信号のジッタを予め測定するジッタ測定部と
    を更に備え、
    前記基準クロック調整部は、前記ジッタ測定部が測定した前記第1入力信号のジッタに基づいて、前記基準クロックの位相を調整する
    試験装置。
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