JP5349423B2 - 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法に関する。
従来の不揮発性半導体記憶装置においては、シリコン基板上の2次元平面内に素子を集積してきた。メモリの記憶容量を増加させるには1つの素子の寸法を微細化するが、近年その微細化もコスト的、技術的に困難になってきた。
これに対し、一括加工型3次元積層メモリが提案されている。この一括加工型3次元積層メモリにおいては、交互に積層された絶縁膜と電極膜とを有する積層構造体と、積層構造体を貫通するシリコンピラーと、シリコンピラーと電極膜との間の電荷蓄積層(記憶層)と、が設けられ、これにより、シリコンピラーと各電極膜との交差部にメモリセルが設けられる。さらに、2本のシリコンピラーを基板の側で接続したU字形状のメモリストリングを用いる構成も提案されている。このような一括加工型3次元積層メモリにおいて、記憶容量をさらに増大するために、改良の余地がある。
特開2009−146954号公報
本発明の実施形態は、記憶容量を増大した一括加工型3次元積層メモリ構成の不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法を提供する。
本発明の実施形態によれば、第1積層構造体と、第2積層構造体と、第1半導体ピラーと、第2半導体ピラーと、半導体接続部と、第1接続部導電層と、第2接続部導電層と、第1ピラー部記憶層と、第2ピラー部記憶層と、第1接続部記憶層と、第2接続部記憶層と、を備えた不揮発性半導体記憶装置が提供される。前記第1積層構造体は、第1方向に交互に積層された複数の第1電極膜と複数の第1電極間絶縁膜とを有する。前記第2積層構造体は、前記第1方向に対して垂直な第2方向において前記第1積層構造体と隣接し、前記第1方向に交互に積層された複数の第2電極膜と複数の第2電極間絶縁膜とを有する。前記第1半導体ピラーは、前記第1積層構造体を前記第1方向に貫通する。前記第2半導体ピラーは、前記第2積層構造体を前記第1方向に貫通する。前記半導体接続部は、前記第1半導体ピラーの一端と前記第2半導体ピラーの一端とを接続する。前記第1接続部導電層は、前記半導体接続部の前記第1半導体ピラーの側の第1部分に対向する。前記第2接続部導電層は、前記半導体接続部の前記第2半導体ピラーの側の第2部分に対向し、接続部絶縁層により前記第1接続部導電層と絶縁される。前記第1ピラー部記憶層は、前記複数の第1電極膜と前記第1半導体ピラーとの間に設けられる。前記第2ピラー部記憶層は、前記複数の第2電極膜と前記第2半導体ピラーとの間に設けられる。第1接続部記憶層は、前記第1接続部導電層と前記半導体接続部との間に設けられる。第2接続部記憶層は、前記第2接続部導電層と前記半導体接続部との間に設けられる。
本発明の実施形態によれば、第1積層構造体と、第2積層構造体と、第1半導体ピラーと、第2半導体ピラーと、半導体接続部と、第1接続部導電層と、第2接続部導電層と、第1ピラー部記憶層と、第2ピラー部記憶層と、第1接続部記憶層と、第2接続部記憶層と、第1ピラー部外側絶縁膜と、第2ピラー部外側絶縁膜と、第1接続部外側絶縁膜と、第2接続部外側絶縁膜と、を有する不揮発性半導体記憶装置の製造方法が提供される。前記第1積層構造体は、第1方向に交互に積層された複数の第1電極膜と複数の第1電極間絶縁膜とを有する。前記第2積層構造体は、前記第1方向に対して垂直な第2方向において前記第1積層構造体と隣接し、前記第1方向に交互に積層された複数の第2電極膜と複数の第2電極間絶縁膜とを有する。前記第1半導体ピラーは、前記第1積層構造体を前記第1方向に貫通する。前記第2半導体ピラーは、前記第2積層構造体を前記第1方向に貫通する。前記半導体接続部は、前記第1半導体ピラーの一端と前記第2半導体ピラーの一端とを接続する。前記第1接続部導電層は、前記半導体接続部の前記第1半導体ピラーの側の第1部分に対向する。前記第2接続部導電層は、前記半導体接続部の前記第2半導体ピラーの側の第2部分に対向し、接続部絶縁層により前記第1接続部導電層と絶縁される。前記第1ピラー部記憶層は、前記複数の第1電極膜と前記第1半導体ピラーとの間に設けられる。前記第2ピラー部記憶層は、前記複数の第2電極膜と前記第2半導体ピラーとの間に設けられる。前記第1接続部記憶層は、前記第1接続部導電層と前記第1部分との間に設けられる。前記第1接続部記憶層は、前記第2接続部導電層と前記第2部分との間に設けられる。前記第1ピラー部外側絶縁膜は、前記第1ピラー部記憶層と前記複数の第1電極膜との間に設けられる。前記第2ピラー部外側絶縁膜は、前記第2ピラー部記憶層と前記複数の第2電極膜との間に設けられる。前記第1接続部外側絶縁膜は、前記第1接続部導電層と前記第1部分との間に設けられる。前記第2接続部外側絶縁膜は、前記第2接続部導電層と前記第2部分との間に設けられる。前記製造方法は、前記第1接続部外側絶縁膜の一部、前記第2接続部外側絶縁膜の一部、前記第1ピラー部外側絶縁膜及び前記第2ピラー部外側絶縁膜となる絶縁膜を形成する工程と、前記第1接続部外側絶縁膜の一部及び前記第2接続部外側絶縁膜の一部に接する半導体層を酸化して、前記第1接続部外側絶縁膜及び前記第2接続部外側絶縁膜を形成する工程と、を備える。
第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の構成を例示する模式的斜視図である。 第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の全体構成を例示する模式的断面図である。 第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の一部の構成を例示する模式的断面図である。 第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の電極膜の構成を例示する模式的平面図である。 第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の構成を例示する等価回路図である。 図6(a)〜図6(c)は、第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法を例示する工程順模式的断面図である。 図7(a)及び図7(b)は、第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法を例示する工程順模式的断面図である。 図8(a)及び図8(b)は、第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法を例示する工程順模式的断面図である。 図9(a)及び図9(b)は、第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法を例示する工程順模式的断面図である。 第1の実施形態に係る別の不揮発性半導体記憶装置の一部の構成を例示する模式的断面図である。 図11(a)及び図11(b)は、第1の実施形態に係る別の不揮発性半導体記憶装置の製造方法を例示する工程順模式的断面図である。 図12(a)及び図12(b)は、第1の実施形態に係る別の不揮発性半導体記憶装置の製造方法を例示する工程順模式的断面図である。 第2の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法を例示するフローチャート図である。
以下に、本発明の各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の構成を例示する模式的斜視図である。
なお、図1においては、図を見易くするために、導電部分のみを示し、絶縁部分は図示を省略している。
図2は、第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の全体構成を例示する模式的断面図である。
図3は、第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の一部の構成を例示する模式的断面図である。
図4は、第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の電極膜の構成を例示する模式的平面図である。
図5は、第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の構成を例示する等価回路図である。
本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置110は、3次元積層型のフラッシュメモリである。
図1及び図2に表したように、不揮発性半導体記憶装置110においては、例えば単結晶シリコンからなる半導体基板11(基板)が設けられる。
本具体例において、半導体基板11においては、メモリセルが形成されるメモリアレイ領域MRと、メモリアレイ領域MRの例えば周辺に設けられた周辺領域PRとが設定されている。周辺領域PRにおいては、半導体基板11の上には、各種の周辺領域回路PR1が設けられる。
メモリアレイ領域MRにおいては、半導体基板11の上に例えば回路部CUが設けられ、回路部CUの上にメモリ部MUが設けられる。なお、回路部CUは必要に応じて設けられ、省略可能である。回路部CUとメモリ部MUとの間には、例えば酸化シリコンからなる層間絶縁膜13が設けられている。
メモリ部MUは、例えば、3次元マトリクス状に配列したメモリセルトランジスタを有するマトリクスメモリセル部MU1と、マトリクスメモリセル部MU1の配線を接続する配線接続部MU2と、を有する。
図1は、マトリクスメモリセル部MU1の構成を例示している。
図2においては、マトリクスメモリセル部MU1として、図1のA−A’線断面の一部と、図1のB−B’線断面の一部が例示されている。
図1及び図2に表したように、マトリクスメモリセル部MU1においては、半導体基板11の主面11a上に、積層構造体MLが設けられる。
積層構造体MLは、第1方向に交互に積層された複数の電極膜61と複数の電極間絶縁膜62とを有する。電極間絶縁膜62は、電極膜61どうしを絶縁する層間絶縁膜として機能する。
なお、本願明細書において、「積層」とは、直接重ねられる場合の他、間に他の要素が挿入されて重ねられる場合も含む。
積層構造体MLにおける電極膜61及び電極間絶縁膜62の積層方向をZ軸方向(第1方向)とする。本具体例では、Z軸方向は、半導体基板11の主面11aに対して垂直な方向である。Z軸方向に対して垂直な1つの方向をY軸方向(第2方向)とする。そして、Z軸方向とY軸方向とに垂直な方向をX軸方向(第3方向)とする。
不揮発性半導体記憶装置110は、選択ゲート電極SGをさらに備える。選択ゲート電極SGは、積層構造体MLとZ軸方向に沿って積層される。
本具体例においては、電極膜61は、X軸方向に沿って延在する帯状の部分を有している。また、選択ゲート電極SGも、X軸方向に沿って延在する帯状の部分を有している。
そして、積層構造体ML及び選択ゲート電極SGをZ軸方向に貫通する半導体ピラーSPが設けられる。この半導体ピラーSPは、例えば、積層構造体MLをZ軸方向に貫通する貫通ホールTHの中に半導体を埋め込むことによって形成される。
後述するように、不揮発性半導体記憶装置110においては、電極膜61と半導体ピラーSPとが交差する部分において、記憶層を有するメモリセルトランジスタが形成される。メモリセルトランジスタは3次元マトリクス状に配列し、この記憶層に電荷を蓄積させることにより、各メモリセルトランジスタがデータを記憶するメモリセルMCとして機能する。
なお、図1及び図2においては、電極膜61が4枚描かれているが、積層構造体MLにおいて、設けられる電極膜61の数は任意である。
なお、半導体ピラーSPのうち、積層構造体MLを貫通する部分と、選択ゲート電極SGを貫通する部分と、は、連続して形成された半導体層でも良く、半導体ピラーSPのうちの積層構造体MLを貫通する部分と、半導体ピラーSPのうちの選択ゲート電極SGを貫通する部分と、が別の工程で形成され、これらの部分が電気的に接続されていても良い。
なお、半導体ピラーSPは、Z軸方向に延在する円柱状でも良く、また、Z軸方向に延在する円筒状でも良い。半導体ピラーSPがZ軸方向に延在する円筒状の場合には、その円筒の内部に例えば絶縁膜が埋め込まれることができる。
なお、図2に表したように、積層構造体MLの最下部(例えば、半導体基板11に最も近い側)の電極膜61の下に絶縁膜15aを設けることができ、この絶縁膜15aも積層構造体MLに含まれることができる。また、積層構造体MLの最上部(例えば、半導体基板11から最も遠い側)の電極膜61の上に絶縁膜15を設けることができ、この絶縁膜15も積層構造体MLに含まれることができる。なお、絶縁膜15及び15aには、例えば酸化シリコンを用いることができる。ただし、実施形態はこれに限らず、絶縁膜15及び15aの材料は任意である。
また、積層構造体MLと選択ゲート電極SGとの間に層間絶縁膜16を設けることができる。
図2に表したように、選択ゲート電極SGどうしをY軸方向に沿って分断する層間絶縁膜17が設けられている。層間絶縁膜17は、X軸方向に沿って延在する。
そして、層間絶縁膜17の上に層間絶縁膜18が設けられ、その上に、ソース線SL(第2配線)とビア22とが設けられている。ソース線SLの周りには層間絶縁膜19が設けられている。ビア22は、例えば、バリア層20と金属層21との積層膜を有する。
そして、ソース線SLの上に層間絶縁膜23が設けられ、その上にビット線BL(第1配線)が設けられている。ビット線BLは、例えば、Y軸に沿った帯状の形状を有している。なお、層間絶縁膜16、17、18、19及び23には、例えば酸化シリコンを用いることができる。
そして、本具体例においては、2本ずつの半導体ピラーSPは、半導体基板11の側で接続されている。
すなわち、不揮発性半導体記憶装置110は、第1半導体ピラーSP1と第2半導体ピラーSP2とを半導体基板11の側で電気的に接続する半導体接続部CP(第1半導体接続部CP1)をさらに備える。半導体接続部CPには、半導体ピラーSPとなる材料を用いることができる。
図2に表したように、半導体接続部CPの一端の側は、第1接続部導電層BGaに対向し、半導体接続部CPの他端の側は、第2接続部導電層BGbに対向している。すなわち、接続部導電層BG(バックゲート)が、接続部絶縁層BGIによってY軸方向に沿って分断されており、接続部導電層BGのうちの第1接続部導電層BGaが、半導体接続部CPの一端の側の一部に対向し、接続部導電層BGのうちの第2接続部導電層BGbが、半導体接続部CPの他端の側の一部に対向している。
このように、不揮発性半導体記憶装置110において半導体ピラーは複数設けられており、半導体ピラーの全体または任意の半導体ピラーを指す場合には、「半導体ピラーSP」と言い、特定の半導体ピラーどうしの関係を説明する際などにおいて、特定の半導体ピラーを指す場合に、「第n半導体ピラーSPn」(nは1以上の任意の整数)と言うことにする。他の構成要素も同様に、例えば、半導体接続部の全体または任意の半導体接続部を指す場合には、「半導体接続部CP」と言い、特定の半導体接続部を指す場合に「第n半導体接続部CPn」(nは1以上の任意の整数)と言う。
図1に表したように、第1半導体接続部CP1によって接続された第1及び第2半導体ピラーSP1及びSP2がペアとなって1つのU字形状のNANDストリングとなり、第2半導体接続部CP2によって接続された第3及び第4半導体ピラーSP3及びSP4がペアとなって別のU字形状のNANDストリングとなる。
図4に表したように、例えば、電極膜61においては、0以上の整数であるmにおいて、上記のnが(4m+1)及び(4m+4)である半導体ピラーSP(4m+1)及びSP(4m+4)に対応する電極膜が共通に接続され電極膜61Aとなり、nが(4m+2)及び(4m+3)である半導体ピラーSP(4m+2)及び(4m+3)に対応する電極膜が共通に接続され電極膜61Bとなる。すなわち、電極膜61は、X軸方向に対向して櫛歯状に互いに組み合わされた電極膜61A及び電極膜61Bの形状を有している。
なお、図3に表したように、電極膜61Aと電極膜61Bとは、絶縁層ILによって互いに分断される。
そして、図2に例示した配線接続部MU2のように、X軸方向における一方の端において、電極膜61Bは、ビアプラグ31によってワード配線32に接続され、例えば半導体基板11に設けられる駆動回路と電気的に接続される。そして、同様に、X軸方向における他方の端において、電極膜61Aは、ビアプラグによってワード配線に接続され、駆動回路と電気的に接続される(図2では図示しない)。すなわち、Z軸方向に積層された各電極膜61(電極膜61A及び電極膜61B)のX軸方向における長さが階段状に変化させられ、X軸方向の一方の端で電極膜61Aが駆動回路との電気的に接続され、X軸方向の他方の端で電極膜61Bが駆動回路との電気的に接続される。なお、図2では、Y軸方向の同じ位置で、各電極膜61のそれぞれにビアプラグ31が接続されているが、各電極膜61に対応するビアプラグ31の位置は、Y軸方向の異なる位置に設けることができる。
これにより、半導体基板11からの距離が同じ電極膜61において、ペアとなる第1半導体ピラーSP1及び第2半導体ピラーSP2とで異なる電位が設定できる。これにより、第1半導体ピラーSP1と第2半導体ピラーSP2とに対応する同層のメモリセルMCは互いに独立して動作できる。第3半導体ピラーSP3及び第4半導体ピラーSP4に関しても同様である。
なお、電極膜61Aと電極膜61Bとの組み合わせを1つの消去ブロックとすることができ、消去ブロックごとに、電極膜61A及び電極膜61Bと、別の電極膜61A及び電極膜61Bと、が分断される。
なお、各消去ブロックに含まれる半導体ピラーのX軸方向及びY軸方向における数は任意である。
また、接続部導電層BG(バックゲート)は、例えば、ビアプラグ33によってバックゲート配線34に接続される。すなわち、第1接続部導電層BGaと、第2接続部導電層BGbと、が異なるビアプラグ(図示しない)によって異なるバックゲート配線(図示しない)に接続される。
図1及び図2に表したように、半導体ピラーSPの半導体接続部CPとは反対の端のそれぞれが、ビット線BLまたはソース線SLに接続され、半導体ピラーSPのそれぞれに、選択ゲート電極SG(第1〜第4選択ゲート電極SG1〜SG4)が設けられることにより、任意の半導体ピラーSPの任意のメモリセルMCに所望のデータを書き込み、また読み出すことができる。
図3は、マトリクスメモリセル部MU1の構成を例示しており、例えば図1のB−B’線断面の一部に相当する断面図である。
図3に表したように、不揮発性半導体記憶装置110は、上記の半導体ピラーSPと、記憶層48と、内側絶縁膜42と、外側絶縁膜43と、を備える。
記憶層48は、電極膜61のそれぞれと半導体ピラーSPとの間に設けられる。記憶層48は、半導体接続部CPの部分において、第1接続部導電層BGaと半導体接続部CPとの間、及び、第2接続部導電層BGbと半導体接続部CPとの間に、さらに設けられる。
内側絶縁膜42は、記憶層48と半導体ピラーSPとの間に設けられる。内側絶縁膜42は、半導体接続部CPの部分において、記憶層48と半導体接続部CPとの間に、さらに設けられる。内側絶縁膜42は、トンネル絶縁膜として機能する。
外側絶縁膜43は、記憶層48と電極膜61との間に設けられる。外側絶縁膜43は、半導体接続部CPの部分において、記憶層48と第1接続部導電層BGaとの間、及び、記憶層48と第2接続部導電層BGbとの間、にさらに設けられる。外側絶縁膜43は、ブロック絶縁膜として機能する。
外側絶縁膜43、記憶層48及び内側絶縁膜42の積層膜を、便宜的に3層積層膜47と呼ぶことにする。
電極膜61には所定の電気信号が印加され、電極膜61は、不揮発性半導体記憶装置110のワード電極として機能することができる。
また、第1接続部導電層BGa及び第2接続部導電層BGbにも、所定の電気信号が印加され、第1接続部導電層BGa及び第2接続部導電層BGbも、不揮発性半導体記憶装置110の別のワード線として機能することができる。すなわち、第1接続部導電層BGaと第2接続部導電層BGbとが接続部絶縁層BGIによって分断されることによって、第1接続部導電層BGaの電位は、第2接続部導電層BGbの電位と独立して設定されることができる。
電極膜61、選択ゲート電極SG、第1接続部導電層BGa及び第2接続部導電層BGbには、任意の導電材料を用いることができ、例えば、不純物が導入されて導電性が付与されたアモルファスシリコン(非晶質シリコン)、または、不純物が導入されて導電性が付与されたポリシリコン(多結晶シリコン)などを用いることができ、また、金属及び合金なども用いることができる。
電極間絶縁膜62、内側絶縁膜42及び外側絶縁膜43には、例えば酸化シリコンを用いることができる。
記憶層48には、例えば窒化シリコンを用いることができる。記憶層48は、半導体ピラーSPと電極膜61との間に印加される電界、及び、半導体接続部CPと接続部導電部BGとの間に印加される電界、によって電荷を蓄積または放出し、情報を記憶する部分として機能する。記憶層48は単層膜でも良く、また積層膜でも良い。
なお、後述するように電極間絶縁膜62、内側絶縁膜42、外側絶縁膜43及び記憶層48には、上記に例示した材料に限らず、任意の材料を用いることができる。
このように、不揮発性半導体記憶装置110においては、電極膜61と半導体ピラーSPとが交差する部分において、記憶層48を有するメモリセルトランジスタが形成される。メモリセルトランジスタは3次元マトリクス状に配列し、この記憶層48に電荷を蓄積させることにより、各メモリセルトランジスタがデータを記憶するメモリセルMCとして機能する。
さらに、第1接続部導電層BGa及び第2接続部導電層BGbと、半導体接続部CPと、が交差する部分において、記憶層48を有するメモリセルトランジスタ形成される。すなわち、2本の半導体ピラーSPを接続部する半導体接続部CPにおいて、2つのメモリセルMCがさらに形成される。これにより、記憶容量がさらに増大する。
図2に表したように、不揮発性半導体記憶装置110においては、選択ゲート電極SGと半導体ピラーSPとの間に選択ゲート絶縁膜SGIが設けられる。
選択ゲート絶縁膜SGIには、上記の内側絶縁膜42、記憶層48及び外側絶縁膜43の積層膜を用いても良く、また、内側絶縁膜42、記憶層48及び外側絶縁膜43の積層膜とは異なる絶縁膜を用いても良い。選択ゲート絶縁膜SGIは、単層膜でも良く、積層膜でも良い。
選択ゲート電極SGと第1半導体ピラーSP1とが交差する部分に第1選択ゲートトランジスタSGT1が形成され、選択ゲート電極SGと第2半導体ピラーSP2とが交差する部分に第2選択ゲートトランジスタSGT2が形成される。選択ゲート絶縁膜SGIは、これらの選択ゲートトランジスタのゲート絶縁膜として機能する。これらの選択ゲートトランジスタは、半導体ピラーSPを選択する機能を有する。
このように、不揮発性半導体記憶装置110は、第1積層構造体ML1と、第2積層構造体ML2と、を備える。
第1積層構造体ML1は、Z軸方向に交互に積層された複数の第1電極膜61aと複数の第1電極間絶縁膜62aとを有する。
第2積層構造体ML2は、Z軸方向に対して垂直なY軸方向において第1積層構造体ML1と隣接する。第2積層構造体ML2は、Z軸方向に交互に積層された複数の第2電極膜61bと複数の第2電極間絶縁膜62bとを有する。
複数の第1電極膜61aのそれぞれと、複数の第2電極膜61bのそれぞれと、は同層である。すなわち、半導体基板11と、複数の第1電極膜61aのそれぞれと、の距離は、半導体基板11と、複数の第2電極膜61bのそれぞれと、の距離と、同じである。なお、半導体基板11と、複数の第2電極間絶縁膜62aのそれぞれと、の距離は、半導体基板11と、複数の第2電極間絶縁膜62bのそれぞれと、の距離と、同じである。
そして、不揮発性半導体記憶装置110は、第1半導体ピラーSP1と、第2半導体ピラーSP2と、半導体接続部CP(第1半導体接続部CP1)と、第1接続部導電層BGaと、第2接続部導電層BGbと、第1ピラー部記憶層48paと、第2ピラー部記憶層48pbと、第1接続部記憶層48caと、第2接続部記憶層48cbと、をさらに備える。
第1半導体ピラーSP1は、第1積層構造体ML1をZ軸方向に貫通する。第2半導体ピラーSP2は、第2積層構造体ML2をZ軸方向に貫通する。第2半導体ピラーSP2は、Y軸方向に沿って第1半導体ピラーSP1と隣接する。半導体接続部CP(第1半導体接続部CP1)は、第1半導体ピラーSP1の一端と、第2半導体ピラーSP2の一端と、を接続する。
第1接続部導電層BGaは、半導体接続部CPの第1半導体ピラーSP1の側の部分(第1部分)に対向する。第2接続部導電層BGbは、半導体接続部CPの第2半導体ピラーSP2の側の部分(第2部分)に対向する。
第1ピラー部記憶層48paは、複数の第1電極膜61aと第1半導体ピラーSP1との間に設けられる。第2ピラー部記憶層48pbは、複数の第2電極膜61bと第2半導体ピラーSP2との間に設けられる。第1接続部記憶層48caは、第1接続部導電層BGaと半導体接続部CP(上記の第1部分)との間に設けられる。第2接続部記憶層48cbは、第2接続部導電層BGbと半導体接続部CP(上記の第2部分)との間に設けられる。
第1ピラー部記憶層48pa、第2ピラー部記憶層48pb、第1接続部記憶層48ca及び第2接続部記憶層48cbは、一体の膜(記憶層48)として、互いに同時に形成されることができる。
なお、複数の第1電極膜61a及び複数の第2電極膜61bは、Z軸方向とY軸方向とに対して垂直なX軸方向に沿って延在する部分を有することができる。また、第1接続部導電層BGa及び第2接続部導電層BGbも、Z軸方向とY軸方向とに対して垂直なX軸方向に沿って延在する部分を有することができる。
図5に表したように、このような構成を有する不揮発性半導体記憶装置110においては、半導体ピラーSPの部分にメモリセルMCが形成されることに加え、半導体接続部CPの部分においても2つのメモリセルMCが形成されるため、記憶容量がさらに増大できる。
なお、図3に関して既に説明したように、不揮発性半導体記憶装置110は、記憶層48と、半導体ピラーSP及び半導体接続部CPとの間に、設けられた内側絶縁膜42をさらに備えることができる。
すなわち、図3に表したように、不揮発性半導体記憶装置110は、第1ピラー部記憶層48paと第1半導体ピラーSP1との間に設けられた第1ピラー部内側絶縁膜42paと、第2ピラー部記憶層48pbと第2半導体ピラーSP2との間に設けられた第2ピラー部内側絶縁膜42pbと、第1接続部記憶層48caと第1部分(半導体接続部CPの第1半導体ピラーSP1の側の部分)との間に設けられた第1接続部内側絶縁膜42caと、第2接続部記憶層48cbと第2部分(半導体接続部CPの第2半導体ピラーSP2の側の部分)との間に設けられた第2接続部内側絶縁膜42cbと、をさらに備えることができる。
第1ピラー部内側絶縁膜42pa、第2ピラー部内側絶縁膜42pb、第1接続部内側絶縁膜42ca及び第2接続部内側絶縁膜42cbは、内側絶縁膜42の一部である。第1ピラー部内側絶縁膜42pa、第2ピラー部内側絶縁膜42pb、第1接続部内側絶縁膜42ca及び第2接続部内側絶縁膜42cbは、互いに一体的に形成されることができる。第1ピラー部内側絶縁膜42pa、第2ピラー部内側絶縁膜42pb、第1接続部内側絶縁膜42ca及び第2接続部内側絶縁膜42cbには、同じ材料を用いることができる。
また、不揮発性半導体記憶装置110は、記憶層48と、電極膜61及び接続部導電層BGとの間に、設けられた外側絶縁膜43をさらに有することができる。
すなわち、図3に表したように、不揮発性半導体記憶装置110は、第1ピラー部記憶層48paと複数の第1電極膜61との間に設けられた第1ピラー部外側絶縁膜43paと、第2ピラー部記憶層48pbと複数の第2電極膜61bとの間に設けられた第2ピラー部外側絶縁膜43pbと、第1接続部記憶層48caと第1接続部導電層BGaとの間に設けられた第1接続部外側絶縁膜43caと、第2接続部記憶層48cbと第2接続部導電層BGbとの間に設けられた第2接続部外側絶縁膜43cbと、をさらに備えることができる。
また、不揮発性半導体記憶装置110は、第1積層構造体ML1とZ軸方向に沿って積層され、第1半導体ピラーSP1に貫通された第1選択ゲート電極SG1と、第1選択ゲート電極SG1と第1半導体ピラーSP1との間に設けられた第1選択ゲート絶縁膜(選択ゲート絶縁膜SGI)と、第2積層構造体ML2とZ軸方向に沿って積層され、第2半導体ピラーSP2に貫通された第2選択ゲート電極SG2と、第2選択ゲート電極SG2と第2半導体ピラーSP2との間に設けられた第2選択ゲート絶縁膜(選択ゲート絶縁膜SGI)と、をさらに備えることができる。
第1選択ゲート電極SG1及び第2選択ゲート電極SG2は、Z軸方向とY軸方向とに対して垂直なX軸方向に沿って延在する部分を有することができる。すなわち、第1選択ゲート電極SG1及び第2選択ゲート電極SG2は、第1電極膜61a及び第2電極膜61bの延在方向に対して平行な方向に沿って延在することができる。
図1及び図5に例示したように、不揮発性半導体記憶装置110は、第1配線(例えばビット線BL)と、第2配線(例えばソース線SL)と、をさらに備えることができる。第1配線は、第1半導体ピラーSP1の第1半導体接続部CP1とは反対の側の他端と接続される。第2配線は、第2半導体ピラーSP2の第1半導体接続部CP1とは反対の側の他端と接続される。第2配線は、第1配線の延在方向に対して直交する方向に延在する。本具体例では、第1配線は、Y軸方向に沿って延在し、第2配線は、X軸方向に沿って延在する。
なお、図1に例示したように、第1半導体ピラーSP1は、ビアV1によってビット線BLに接続され、第4半導体ピラーSP4は、ビアV2によってビット線BLに接続される。
以下では、第1積層構造体ML1及び第2積層構造体ML2を総称して積層構造体MLということにする。また、第1電極膜61a及び第2電極膜61bを総称して、電極膜61ということにする。また、第1電極間絶縁膜62a及び第2電極間絶縁膜62bを総称して、電極間絶縁膜62ということにする。さらに、第1選択ゲート電極SG1及び第2選択ゲート電極SG2を総称して、選択ゲート電極SGということにする。
なお、既に説明したように、不揮発性半導体記憶装置110は、第3半導体ピラーSP3と、第4半導体ピラーSP4と、第2半導体接続部CP2と、をさらに有することができる。
第3半導体ピラーSP3は、Y軸方向において、第2半導体ピラーSP2の第1半導体ピラーSP1とは反対の側で第2半導体ピラーSP2と隣接する。第4半導体ピラーSP4は、Y軸方向において、第3半導体ピラーSP3の第2半導体ピラーSP2とは反対の側で第3半導体ピラーSP3と隣接する。
図4に関して説明したように、本具体例では、第3半導体ピラーSP3が貫通する電極膜61は、第2半導体ピラーSP2が貫通する第2電極膜61bと連続し、第4半導体ピラーSP4が貫通する電極膜61は、第1半導体ピラーSP1が貫通する第1電極膜61aと連続している。ただし、実施形態はこれに限らず、半導体ピラーSPのそれぞれは、それぞれ別の(例えばY軸方向に沿って分断された)電極膜61を貫通しても良い。
第2半導体接続部CP2は、第3半導体ピラーSP3の一端と第4半導体ピラーSP4の一端とを接続する。第1配線は、例えば第4半導体ピラーSP4の第2半導体接続部CP2とは反対の側の他端とさらに接続される。第2配線は、第3半導体ピラーSP3の第2半導体接続部CP2とは反対の側の他端とさらに接続される。
図6(a)〜図6(c)、図7(a)及び図7(b)、図8(a)及び図8(b)、並びに、図9(a)及び図9(b)は、第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法を例示する工程順模式的断面図である。
これらの図は、マトリクスメモリセル部MU1部をY−Z平面で切断したときの断面図であり、例えば図1のB−B’線断面図に相当する。これらの図においては、回路部CUは省略されている。
図6(a)に表したように、例えば、半導体基板11の主面11aの上に層間絶縁膜13を形成し、層間絶縁膜13の上に、接続部導電層BGとなる接続部導電膜BGfを形成し、例えば、X軸方向に延在する溝を形成し、接続部導電膜BGfをX軸方向に延在する帯状に加工する。接続部導電膜BGfには、例えばポリシリコンを用いることができる。
次に、図6(b)に表したように、接続部導電膜BGfどうしの間の溝に絶縁材料を埋め込み、表面を平坦化することにより、接続部絶縁層BGIが形成される。接続部絶縁層BGIには、例えば酸化シリコンを用いることができる。
次に、図6(c)に表したように、半導体接続部CPとなる部分の接続部導電膜BGf、及び、接続部絶縁層BGIに溝を形成し、この溝に犠牲膜SFfを埋め込み、表面を平坦化する。犠牲膜SFfには、例えば窒化シリコンを用いることができる。
次に、図7(a)に表したように、接続部導電膜BGf及び犠牲膜SFfの上に、絶縁膜15aを形成し、その上に、不純物ドープをドープしたドープトポリシリコン膜DPS、及び、不純物をドープしていないノンドープポリシリコン膜NPSを、交互に堆積する。本具体例では、ドープトポリシリコン膜DPSには、例えばボロンがドープされる。ただし、ドープする不純物は任意である。本具体例では、ドープトポリシリコン膜DPSが加工されて、電極膜61となる。
次に、図7(b)に表したように、ドープトポリシリコン膜DPS、ノンドープポリシリコン膜NPS及び絶縁膜15aに、犠牲膜SFfに到達するスリットを形成する。このスリットは、例えばX軸方向に沿って延在する。そして、このスリットに絶縁膜を埋め込み、表面を平坦化して、スリット状の絶縁層ILを形成する。絶縁層ILは、電極膜61を分割する絶縁部分となる。絶縁層ILには、酸化シリコンを用いることができ、例えば原子層堆積(ALD:Atomc Layer Deposition)法によって堆積される。これにより、X軸方向に延在する絶縁層ILが形成される。
次に、図8(a)に表したように、ドープトポリシリコン膜DPS、ノンドープポリシリコン膜NPS及び絶縁膜15aに、犠牲膜SFfに到達する貫通ホールTHを形成する。
次に、図8(b)に表したように、貫通ホールTHを介して、犠牲膜SFfを除去する。
次に、図9(a)に表したように、貫通ホールTHを介して、ノンドープポリシリコン膜NPSをアルカリ系の水溶液に曝すことにより、ノンドープポリシリコン膜NPSを除去する。このとき、絶縁層ILによってドープトポリシリコン膜DPS(電極膜61)が支持され、ドープトポリシリコン膜DPS(電極膜61)の積層構造が崩壊することはない。
次に、図9(b)に表したように、貫通ホールTHの内壁面、犠牲膜SFfが除去された溝の内壁面、及び、ドープトポリシリコン膜DPS(電極膜61)どうしの間隙に、外側絶縁膜43、記憶層48及び内側絶縁膜42を順次堆積し、3層積層膜47を形成する。このとき、例えば、貫通ホールTHの内径、及び、犠牲膜SFfが除去された溝の大きさに比べて、ドープトポリシリコン膜DPS(電極膜61)どうしの間隙は狭く設定されている。これにより、ドープトポリシリコン膜DPS(電極膜61)どうしの間隙が、3層積層膜47によって埋め込まれ、ドープトポリシリコン膜DPS(電極膜61)どうしの間隙の3層積層膜47が、電極間絶縁膜62となる。
このように、本実施形態において、電極膜61どうしの間隙(すなわち、電極間絶縁膜62の厚さ)は貫通ホールTHの内径よりも小さく設定することができる。なお、この場合には、第1電極間絶縁膜62a及び第2電極間絶縁膜62bのZ軸方向に沿った厚さは、第1ピラー部外側絶縁膜43paの外径及び第2ピラー部外側絶縁膜43pbの外径よりも小さく設定される。
さらに、貫通ホールTHの残余の空間、及び、犠牲膜SFfが除去された溝の残余の空間に、例えば、アモルファスシリコンを埋め込み、結晶化する。これにより、貫通ホールTHに埋め込まれたアモルファスシリコンが半導体ピラーSPとなり、犠牲膜SFfが除去された溝に埋め込まれたアモルファスシリコンが半導体接続部CPとなる。これにより、半導体ピラーSPの部分、及び、半導体接続部CPの部分に、メモリセルが形成できる。この後、選択ゲート電極SG、各種配線、及び、各種層間絶縁膜を形成し、不揮発性半導体記憶装置110が形成できる。
本実施形態では、X軸方向に延在する接続部絶縁層BGIによって接続部導電膜BGfを分断することで、第1接続部導電層BGa及び第2接続部導電層BGbが形成される。また、X軸方向に沿って延在する絶縁層ILによって、ドープトポリシリコン膜DPS(電極膜61)が、X軸方向に沿って延在する帯状に分断され、第1電極膜61a及び第2電極膜61bが形成される。
なお、本具体例では、貫通ホールTHの内壁面、犠牲膜SFfが除去された溝の内壁面、及び、ドープトポリシリコン膜DPS(電極膜61)どうしの間隙に、一括して、3層積層膜47を形成した。この構成においては、電極膜61どうしの間隙に設けられる電極間絶縁膜62は、3層積層膜47を含む。この場合、第1電極間絶縁膜62a及び第2電極間絶縁膜62bは、記憶層48(第1ピラー部記憶層48pa、第2ピラー部記憶層48pb、第1接続部記憶層48ca及び第2接続部記憶層48cb)に用いられる材料からなる膜を含む。また、第1電極間絶縁膜62a及び第2電極間絶縁膜62bは、外側絶縁膜43(第1ピラー部外側絶縁膜43pa、第2ピラー部外側絶縁膜43pb、第1接続部外側絶縁膜43ca及び第2接続部外側絶縁膜43cb)に用いられる材料からなる膜を含む。
ただし、実施形態は、これに限らず、例えば、以下の手法を用いることもできる。すなわち、貫通ホールTHの内壁面、犠牲膜SFfが除去された溝の内壁面、及び、ドープトポリシリコン膜DPS(電極膜61)どうしの間隙に、例えばALD法などによって酸化シリコンを形成し、この酸化シリコンによって、ドープトポリシリコン膜DPS(電極膜61)どうしの間隙を埋め込む。そして、等方的なウエットエッチングによって、貫通ホールTHの内壁面、及び、犠牲膜SFfが除去された溝の内壁面に形成された酸化シリコンを除去し、ドープトポリシリコン膜DPS(電極膜61)どうしの間隙に形成された酸化シリコンを残す。これにより、ドープトポリシリコン膜DPS(電極膜61)どうしの間隙に残された酸化シリコンによって、電極間絶縁膜62を形成することもできる。この後、貫通ホールTHの内壁面、及び、犠牲膜SFfが除去された溝の内壁面に、3層積層膜47を形成し、さらに、半導体ピラーSP及び半導体接続部CPを形成する。このような手法によっても、不揮発性半導体記憶装置110を製造することができる。
図10は、第1の実施形態に係る別の不揮発性半導体記憶装置の一部の構成を例示する模式的断面図である。
図10に表したように、不揮発性半導体記憶装置111においては、第1接続部外側絶縁膜43caの厚さt43ca、及び、第2接続部外側絶縁膜43cbの厚さt43cbは、第1ピラー部外側絶縁膜43paの厚さt43pa、及び、第2ピラー部外側絶縁膜43pbの厚さt43pbよりも厚く設定されている。これ以外の構成は、不揮発性半導体記憶装置110と同様とすることができるので説明を省略する。
ここで、第1ピラー部外側絶縁膜43paの厚さt43paは、第1ピラー部外側絶縁膜43paをZ軸方向に対して垂直な平面で切断したときの第1ピラー部外側絶縁膜43paの厚さである。同様に、第2ピラー部外側絶縁膜43pbの厚さt43pbは、第2ピラー部外側絶縁膜43pbをZ軸方向に対して垂直な平面で切断したときの第2ピラー部外側絶縁膜43pbの厚さである。一方、第1接続部外側絶縁膜43caの厚さt43caは、第1接続部外側絶縁膜43caをY軸方向に垂直な平面で切断したときの第1接続部外側絶縁膜43caの厚さである。同様に、第2接続部外側絶縁膜43cbの厚さt43cbは、第2接続部外側絶縁膜43cbをY軸方向に垂直な平面で切断したときの第2接続部外側絶縁膜43cbの厚さである。
このように、半導体接続部CPの部分の外側絶縁膜43の厚さを、半導体ピラーSPの部分の外側絶縁膜43の厚さよりも厚く設定することで、半導体接続部CPに形成されるメモリセルMCの良好な動作がより得られ易くなる。
すなわち、図4に例示したように、半導体ピラーSPをX−Y平面で切断したときの形状は、実質的に円形であり、半導体ピラーSPは、円柱状または円筒状である。これにより、半導体ピラーSPに形成されるメモリセルMCにおいては、内側絶縁膜42の曲率半径は、外側絶縁膜43の曲率半径よりも小さい。これにより、内側絶縁膜42に印加される電界は、外側絶縁膜43に印加される電界よりも高くなる。すなわち、外側絶縁膜43(ブロック絶縁膜)の電界を低く抑えたまま、内側絶縁膜42(トンネル絶縁膜)の電界を高めることができる。これにより、F−N(Fowler-Nordheim)トンネル電流を利用した記憶層48(電荷蓄積層)への電子の注入が可能である。これにより、半導体ピラーSPに形成されるメモリセルMCにおける良好な動作が得られる。
一方、半導体接続部CPは、例えば、図6(c)に関して説明したように、接続部導電膜BGf(接続部導電層BG)に溝を形成し、この溝に半導体材料を埋め込んで形成される。この溝の内壁面が曲面でなく、平面の場合には、半導体接続部CPの断面(例えばX−Z平面で切断したときの断面)は、例えば四角形となる。この場合には、半導体接続部CPの壁面は平面であり、この部分の内側絶縁膜42(第1接続部内側絶縁膜42ca及び第2接続部内側絶縁膜42cb)及び外側絶縁膜43(第1接続部外側絶縁膜43ca及び第2接続部外側絶縁膜43cb)の壁面も平面となる。このため、この部分においては、内側絶縁膜42(第1接続部内側絶縁膜42ca及び第2接続部内側絶縁膜42cb)の曲率と、外側絶縁膜43(第1接続部外側絶縁膜43ca及び第2接続部外側絶縁膜43cb)の曲率が実質的に等しくなる。このため、半導体接続部CPにおいては、半導体ピラーSPのような曲率の差に基づく電界の差を利用できない場合がある。
このとき、第1接続部外側絶縁膜43caの厚さt43ca、及び、第2接続部外側絶縁膜43cbの厚さt43cbを、第1ピラー部外側絶縁膜43paの厚さt43pa、及び、第2ピラー部外側絶縁膜43pbの厚さt43pbよりも厚く設定することにより、外側絶縁膜43(第1接続部外側絶縁膜43ca及び第2接続部外側絶縁膜43cb)に印加される電界を、内側絶縁膜42(第1接続部内側絶縁膜42ca及び第2接続部内側絶縁膜42cb)に印加される電界よりも低下させることが容易になる。
すなわち、半導体ピラーSPの部分においては、曲率の差に基づく電界の差を利用して、内側絶縁膜42及び外側絶縁膜43の厚さが適切に設定される。これにより設定された外側絶縁膜43の厚さを、半導体接続部CPの部分の外側絶縁膜43にも適用すると、半導体接続部CPの部分の外側絶縁膜43に必要以上の高い電界が印加され、所望の動作が得られない場合がある。
このとき、半導体接続部CPの部分の外側絶縁膜43の厚さを、半導体ピラーSPの部分の外側絶縁膜43の厚さよりも厚く設定することで、半導体ピラーSPに形成されるメモリセルMCと、半導体接続部CPに形成されるメモリセルMCと、における良好な動作が得られ易くなる。
このように、半導体接続部CPの部分の外側絶縁膜43の厚さが、半導体ピラーSPの部分の外側絶縁膜43の厚さよりも厚い構成を有する不揮発性半導体記憶装置111は、例えば、以下のようにして製造できる。
図11(a)及び図11(b)、並びに、図12(a)及び図12(b)は、第1の実施形態に係る別の不揮発性半導体記憶装置の製造方法を例示する工程順模式的断面図である。
これらの図は、マトリクスメモリセル部MU1部をY−Z平面で切断したときの断面図であり、例えば図1のB−B’線断面図に相当する。これらの図においては、回路部CUは省略されている。
本製造方法においても、図6(a)〜図6(c)、並びに、図7(a)及び図7(b)に関して説明した工程を経て、ドープトポリシリコン膜DPS、ノンドープポリシリコン膜NPS及び絶縁膜15aに、犠牲膜SFfに到達するスリットを形成し、スリットに犠牲材料を埋め込み、スリット状の犠牲膜ILSfを形成する。すなわち、図7(b)におけるスリット状の絶縁層ILの代わりに、スリット状の犠牲膜ILSfを形成する。そして、図8(a)及び図8(b)に関して説明した工程を経て、貫通ホールTHを形成し、接続部導電膜BGfにおける犠牲膜SFfを除去する。
その後、図11(a)に例示したように、貫通ホールTHを介して、ノンドープポリシリコン膜NPSをアルカリ系の水溶液に曝すことにより、ノンドープポリシリコン膜NPSを除去する。このとき、犠牲膜ILSfによってドープトポリシリコン膜DPS(電極膜61)が支持され、ドープトポリシリコン膜DPS(電極膜61)の積層構造が崩壊することはない。
次に、図11(b)に表したように、貫通ホールTHの内壁面、犠牲膜SFfが除去された溝の内壁面、及び、ドープトポリシリコン膜DPS(電極膜61)どうしの間隙に、絶縁膜43f、記憶層48、及び、内側絶縁膜42を順次堆積し、3層積層膜47fを形成する。これにより、ドープトポリシリコン膜DPS(電極膜61)どうしの間隙が、3層積層膜47fによって埋め込まれ、ドープトポリシリコン膜DPS(電極膜61)どうしの間隙の3層積層膜47fが、電極間絶縁膜62となる。
半導体ピラーSPの部分においては、絶縁膜43fが外側絶縁膜43(第1ピラー部外側絶縁膜43pa及び第2ピラー部外側絶縁膜43pb)となる。そして、半導体接続部CPの部分においては、絶縁膜43fは、外側絶縁膜43(第1接続部外側絶縁膜43ca及び第2接続部外側絶縁膜43cb)の一部となる。
次に、図12(a)に表したように、スリット状の犠牲膜ILSfを除去する。これにより、電極膜61(ドープトポリシリコン膜DPS)と、電極間絶縁膜62(3層積層膜47)と、の積層構造体MLに、スリットILsが形成される。
次に、図12(b)に表したように、スリットILsを介して、例えば、ウエット酸化法などのくさび酸化の入りやすい酸化方法を用いて酸化処理を行う。この酸化工程により、接続部導電膜BGfの半導体接続部CPに対向する側の部分が酸化され、絶縁膜49が形成される。半導体接続部CPにおいて、この絶縁膜49が、外側絶縁膜43の一部となる。すなわち、半導体接続部CPの部分において、外側絶縁膜43(第1接続部外側絶縁膜43ca及び第2接続部外側絶縁膜43cb)の厚さは、3層積層膜47fの絶縁膜43fの厚さと、酸化処理によって形成された絶縁膜49の厚さと、の合計の厚さとなる。一方、半導体ピラーSPの部分においては、上記の酸化処理によっても絶縁膜が形成されないため、半導体ピラーSPの部分においては、外側絶縁膜43(第1ピラー部外側絶縁膜43pa及び第2ピラー部外側絶縁膜43pb)の厚さは、3層積層膜47fの絶縁膜43fの厚さである。
このようにして、半導体接続部CPの部分に選択的に絶縁膜49を形成することで、第1接続部外側絶縁膜43caの厚さt43ca、及び、第2接続部外側絶縁膜43cbの厚さt43cbを、第1ピラー部外側絶縁膜43paの厚さt43pa、及び、第2ピラー部外側絶縁膜43pbの厚さt43pbよりも厚くすることができる。
この後、スリットILsに絶縁材料を埋め込み、絶縁層ILを形成し、さらに、選択ゲート電極SG、各種配線、及び、各種層間絶縁膜を形成し、不揮発性半導体記憶装置111が作成できる。
このように、半導体接続部CPの部分の外側絶縁膜43の厚さを、半導体ピラーSPの部分の外側絶縁膜43の厚さよりも厚く設定することで、半導体ピラーSPに形成されるメモリセルMCと、半導体接続部CPに形成されるメモリセルMCと、における良好な動作が得られ易くなる。
ただし、半導体接続部CPの部分の外側絶縁膜43の厚さを、半導体ピラーSPの部分の外側絶縁膜43の厚さよりも厚く設定した場合においても、半導体ピラーSPに形成されるメモリセルMCと、半導体接続部CPに形成されるメモリセルMCと、における動作特性が、互いに異なる場合があり得る。この場合には、半導体接続部CPに形成されるメモリセルMCと、半導体ピラーSPに形成されるメモリセルMCと、で、記憶されるデータのレベル数を変える方法を適用することができる。
すなわち、第1接続部記憶層48ca及び第2接続部記憶層48cbに記憶されるデータのレベル数を、第1ピラー部記憶層48pa及び第2ピラー部記憶層48pbに記憶されるデータのレベル数よりも小さく設定することができる。例えば、第1ピラー部記憶層48pa及び第2ピラー部記憶層48pbに記憶されるデータのレベル数が、3値以上や4値以上の多値である場合において、第1接続部記憶層48ca及び第2接続部記憶層48cbに記憶されるデータのレベル数を2値に設定することができる。
半導体接続部CPの部分の外側絶縁膜43の厚さを、半導体ピラーSPの部分の外側絶縁膜43の厚さよりも厚く設定した場合においても、半導体接続部CPの部分において、内側絶縁膜42と外側絶縁膜43とにおいて電界の差が十分に高くない場合においても、第1接続部記憶層48ca及び第2接続部記憶層48cbに記憶されるデータのレベル数を、第1ピラー部記憶層48pa及び第2ピラー部記憶層48pbに記憶されるデータのレベル数よりも小さく設定することで、半導体接続部CPに形成されるメモリセルMCの良好な動作を確保できる。
(第2の実施形態)
図13は、第2の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法を例示するフローチャート図である。
本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法は、図10に例示した、不揮発性半導体記憶装置111の製造に適用できる。
すなわち、本製造方法は、Z軸方向に交互に積層された複数の第1電極膜61aと複数の第1電極間絶縁膜62とを有する第1積層構造体ML1と、Z軸方向に対して垂直なY軸方向において第1積層構造体ML1と隣接し、Z軸方向に交互に積層された複数の第2電極膜61bと複数の第2電極間絶縁膜62bとを有する第2積層構造体ML2と、第1積層構造体ML1をZ軸方向に貫通する第1半導体ピラーSP1と、第2積層構造体ML2をZ軸方向に貫通する第2半導体ピラーSP2と、第1半導体ピラーSP1の一端と第2半導体ピラーSP2の一端とを接続する半導体接続部CPと、半導体接続部CPの第1半導体ピラーSP1の側の第1部分に対向する第1接続部導電層BGaと、半導体接続部の第2半導体ピラーSP2の側の第2部分に対向する第2接続部導電層BGbと、複数の第1電極膜61aと第1半導体ピラーSP1との間に設けられた第1ピラー部記憶層48paと、複数の第2電極膜61bと第2半導体ピラーSP2との間に設けられた第2ピラー部記憶層48pbと、第1接続部導電層BGaと前記第1部分との間に設けられた第1接続部記憶層48caと、第2接続部導電層BGbと前記第2部分との間に設けられた第2接続部記憶層48cbと、第1ピラー部記憶層48paと複数の第1電極膜61aとの間に設けられた第1ピラー部外側絶縁膜43paと、第2ピラー部記憶層48pbと複数の第2電極膜61bとの間に設けられた第2ピラー部外側絶縁膜43pbと、第1接続部導電層BGaと前記第1部分との間に設けられた第1接続部外側絶縁膜43caと、第2接続部導電層BGbと前記第2部分との間に設けられた第2接続部外側絶縁膜43cbと、を有する不揮発性半導体記憶装置の製造方法である。
図13に表したように、本製造方法は、第1接続部外側絶縁膜43caの一部、第2接続部外側絶縁膜43cbの一部、第1ピラー部外側絶縁膜43pa及び第2ピラー部外側絶縁膜43pbとなる絶縁膜(例えば図11(b)に例示した絶縁膜43f)を形成する工程(ステップS110)を備える。
そして、本製造方法は、第1接続部外側絶縁膜43caの一部及び第2接続部外側絶縁膜43cbの一部に接する半導体層(例えば第1接続部導電層BGa及び第2接続部導電層BGb)を酸化して、第1接続部外側絶縁膜43ca及び第2接続部外側絶縁膜43cbを形成する工程(ステップS120)をさらに備える。
すなわち、図11(a)、図11(b)、図12(a)及び図12(b)に関して説明した処理を実施する。
本製造方法は、例えば、第1電極膜61a及び第2電極膜61bとなる第1膜(例えばドープトポリシリコン膜DPS)を形成する工程と、第1電極間絶縁膜62a及び第2電極間絶縁膜62bとなる第2膜(例えばノンドープポリシリコン膜NPS)を形成する工程と、をさらに備えることができる。そして、上記の第1膜及び第2膜を、Z軸方向とY軸方向とに対して垂直なX軸方向に沿って分断するスリット(例えば絶縁層ILが設けられるスリット)を形成する工程をさらに備えることができる。そして、図12(b)に関して説明したように、上記の酸化は、このスリットを介して実施されることができる。
このとき、上記の第1膜は、第1電極膜61a及び第2電極膜61bそのものでも良く、また、上記の第2膜は、第1電極間絶縁膜62a及び第2電極間絶縁膜62bそのものでも良い。
本製造方法によれば、半導体接続部CPの部分の外側絶縁膜43の厚さを、半導体ピラーSPの部分の外側絶縁膜43の厚さよりも厚く設定でき、半導体ピラーSPに形成されるメモリセルMCと、半導体接続部CPに形成されるメモリセルMCと、における良好な動作が得られ易くなる。
また、既に説明したように、本製造方法は、半導体基板11(基板)の主面11aの上に、第1接続部導電層BGa及び第2接続部導電層BGbとなる接続部導電膜BGfを形成する工程と、接続部導電膜BGfをZ軸方向とY軸方向とに対して垂直なZ軸方向に沿って分断する接続部絶縁層BGIを形成して、第1接続部導電層BGa及び第2接続部導電層BGbを形成する工程と、をさらに備えることができる。すなわち、図6(a)及び図6(b)に関して説明した処理を実施することができる。
これにより、互いに独立した電位に設定可能な第1接続部導電層BGa及び第2接続部導電層BGbが形成できる。これにより、記憶容量を増大した一括加工型3次元積層メモリ構成の不揮発性半導体記憶装置の製造方法が提供できる。
また、既に説明したように、本製造方法は、上記の接続部導電膜BGf及び接続部絶縁層BGIに溝を形成する工程と、この溝に犠牲膜SFfを埋め込む工程と、をさらに備えることができる。すなわち、図6(c)に関して説明した処理を実施することができる。
そして、第1接続部外側絶縁膜43caの一部、第2接続部外側絶縁膜43cbの一部、第1ピラー部外側絶縁膜43pa及び第2ピラー部外側絶縁膜43pbとなる絶縁膜43fを形成する上記の工程は、上記の溝の内壁面に、第1接続部外側絶縁膜43caの一部、第2接続部外側絶縁膜43cbの一部、第1ピラー部外側絶縁膜43pa及び第2ピラー部外側絶縁膜43pbとなる絶縁膜43fを形成することを含むことができる。すなわち、図11(b)に関して説明した処理を実施することができる。
以上説明したように、実施形態によれば、記憶容量を増大した一括加工型3次元積層メモリ構成の不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法が提供される。
なお、上記においては、記憶層48として窒化シリコンを用いる場合について説明したが、実施形態はこれに限らず、記憶層48には、窒化シリコン、酸窒化シリコン、酸化アルミニウム、酸窒化アルミニウム、ハフニア、ハフニウム・アルミネート、窒化ハフニア、窒化ハフニウム・アルミネート、ハフニウム・シリケート、窒化ハフニウム・シリケート、酸化ランタン及びランタン・アルミネートよりなる群から選択されたいずれかの単層膜、または、前記群から選択された複数からなる積層膜を用いることができる。
また、電極間絶縁膜62、内側絶縁膜42及び外側絶縁膜43には、酸化シリコン、窒化シリコン、酸窒化シリコン、酸化アルミニウム、酸窒化アルミニウム、ハフニア、ハフニウム・アルミネート、窒化ハフニア、窒化ハフニウム・アルミネート、ハフニウム・シリケート、窒化ハフニウム・シリケート、酸化ランタン及びランタン・アルミネートよりなる群から選択されたいずれかの単層膜、または、前記群から選択された複数からなる積層膜を用いることができる。
なお、本願明細書において、「垂直」及び「平行」は、厳密な垂直及び厳密な平行だけではなく、例えば製造工程におけるばらつきなどを含むものであり、実質的に垂直及び実質的に平行であれは良い。
以上、具体例を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、不揮発性半導体記憶装置に含まれる電極膜、電極間絶縁膜、選択ゲート電極、半導体ピラー、半導体接続部、接続部導電膜、記憶層、内側絶縁膜、外側絶縁膜、絶縁膜、導電膜、層間絶縁膜、ソース線、ビット線、配線などの各要素の具体的な構成に関しては、当業者が公知の範囲から適宜選択することにより本発明を同様に実施し、同様の効果を得ることができる限り、本発明の範囲に包含される。
また、各具体例のいずれか2つ以上の要素を技術的に可能な範囲で組み合わせたものも、本発明の要旨を包含する限り本発明の範囲に含まれる。
その他、本発明の実施の形態として上述した不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法を基にして、当業者が適宜設計変更して実施し得る全ての不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法も、本発明の要旨を包含する限り、本発明の範囲に属する。
その他、本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11…半導体基板(基板)、 11a…主面、 13…層間絶縁膜、 15、15a…絶縁膜、 16、17、18、19…層間絶縁膜、 20…バリア層、 21…金属層、 22…ビア、 23…層間絶縁膜、 31…ビアプラグ、 32…ワード配線、 33…ビアプラグ、 34…バックゲート配線、 42…内側絶縁膜、 42ca、42cb…第1及び第2接続部内側絶縁膜、 42pa、42pb…第1及び第2ピラー部内側絶縁膜、 43…外側絶縁膜(第2及び第2外側絶縁膜)、 43ca、43cb…第1及び第2接続部外側絶縁膜、 43f…絶縁膜、 43pa、43pb…第1及び第2ピラー部外側絶縁膜、 47、47f…3層積層膜、 48…記憶層、 48ca、48cb…第1及び第2接続部記憶層、 48pa、48pb…第1及び第2ピラー部記憶層、 49…絶縁膜、 61、61A、61B…電極膜、 61a、61b…第1及び第2電極膜、 62…電極間絶縁膜、 62a、62b…第1及び第2電極間絶縁膜、 110、111、…不揮発性半導体記憶装置、 BG…接続部導電層、 BGI…接続部絶縁層、 BGa、BGb…第1及び第2接続部導電層、 BGf…接続部導電膜、 BL…ビット線、 CP、CPn…半導体接続部、 CP1、CP2…第1及び第2半導体接続部、 CU…回路部、 DPS…ドープトポリシリコン膜、 IL…絶縁層、 ILSf…犠牲膜、 ILs…スリット、 MC…メモリセル、 ML…積層構造体、 ML1、ML2…第1及び第2積層構造体、 MR…メモリアレイ領域、 MU…メモリ部、 MU1…マトリクスメモリセル部、 MU2…配線接続部、 NPS…ノンドープポリシリコン膜、 PR…周辺領域、 PR1…周辺領域回路、 SFf…犠牲膜、 SG…選択ゲート電極、 SG1〜SG4…第1〜第4選択ゲート電極、 SGI…選択ゲート絶縁膜、 SGT1、SGT2…第1及び第2選択ゲートトランジスタ、 SL…ソース線、 SP、SPn…半導体ピラー、 SP1〜SP4…第1〜第4半導体ピラー、 TH…貫通ホール、 V1、V2…ビア、 t43ca、t43cb、t43pa、t43pb…厚さ

Claims (5)

  1. 第1方向に交互に積層された複数の第1電極膜と複数の第1電極間絶縁膜とを有する第1積層構造体と、
    前記第1方向に対して垂直な第2方向において前記第1積層構造体と隣接し、前記第1方向に交互に積層された複数の第2電極膜と複数の第2電極間絶縁膜とを有する第2積層構造体と、
    前記第1積層構造体を前記第1方向に貫通する第1半導体ピラーと、
    前記第2積層構造体を前記第1方向に貫通する第2半導体ピラーと、
    前記第1半導体ピラーの一端と前記第2半導体ピラーの一端とを接続する半導体接続部と、
    前記半導体接続部の前記第1半導体ピラーの側の第1部分に対向する第1接続部導電層と、
    前記半導体接続部の前記第2半導体ピラーの側の第2部分に対向し、接続部絶縁層により前記第1接続部導電層と絶縁される第2接続部導電層と、
    前記複数の第1電極膜と前記第1半導体ピラーとの間に設けられた第1ピラー部記憶層と、
    前記複数の第2電極膜と前記第2半導体ピラーとの間に設けられた第2ピラー部記憶層と、
    前記第1接続部導電層と前記半導体接続部との間に設けられた第1接続部記憶層と、
    前記第2接続部導電層と前記半導体接続部との間に設けられた第2接続部記憶層と、
    を備えたことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 前記第1ピラー部記憶層と前記複数の第1電極膜との間に設けられた第1ピラー部外側絶縁膜と、
    前記第2ピラー部記憶層と前記複数の第2電極膜との間に設けられた第2ピラー部外側絶縁膜と、
    第1接続部記憶層と前記第1接続部導電層との間に設けられた第1接続部外側絶縁膜と、
    第2接続部記憶層と前記第2接続部導電層との間に設けられた第2接続部外側絶縁膜と、
    をさらに備え、
    前記第1接続部外側絶縁膜及び前記第2接続部外側絶縁膜の厚さは、前記第1ピラー部外側絶縁膜及び前記第2ピラー部外側絶縁膜の厚さよりも厚いことを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記第1接続部記憶層及び前記第2接続部記憶層に記憶されるデータのレベル数は、前記第1ピラー部記憶層及び前記第2ピラー部記憶層に記憶されるデータのレベル数よりも小さいことを特徴とする請求項1または2記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 前記第1ピラー部記憶層と前記第1半導体ピラーとの間に設けられた第1ピラー部内側絶縁膜と、
    前記第2ピラー部記憶層と前記第2半導体ピラーとの間に設けられた第2ピラー部内側絶縁膜と、
    前記第1接続部記憶層と前記第1部分との間に設けられた第1接続部内側絶縁膜と、
    前記第2接続部記憶層と前記第2部分との間に設けられた第2接続部内側絶縁膜と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 第1方向に交互に積層された複数の第1電極膜と複数の第1電極間絶縁膜とを有する第1積層構造体と、前記第1方向に対して垂直な第2方向において前記第1積層構造体と隣接し、前記第1方向に交互に積層された複数の第2電極膜と複数の第2電極間絶縁膜とを有する第2積層構造体と、前記第1積層構造体を前記第1方向に貫通する第1半導体ピラーと、前記第2積層構造体を前記第1方向に貫通する第2半導体ピラーと、前記第1半導体ピラーの一端と前記第2半導体ピラーの一端とを接続する半導体接続部と、前記半導体接続部の前記第1半導体ピラーの側の第1部分に対向する第1接続部導電層と、前記半導体接続部の前記第2半導体ピラーの側の第2部分に対向し、接続部絶縁層により前記第1接続部導電層と絶縁される第2接続部導電層と、前記複数の第1電極膜と前記第1半導体ピラーとの間に設けられた第1ピラー部記憶層と、前記複数の第2電極膜と前記第2半導体ピラーとの間に設けられた第2ピラー部記憶層と、前記第1接続部導電層と前記第1部分との間に設けられた第1接続部記憶層と、前記第2接続部導電層と前記第2部分との間に設けられた第2接続部記憶層と、前記第1ピラー部記憶層と前記複数の第1電極膜との間に設けられた第1ピラー部外側絶縁膜と、前記第2ピラー部記憶層と前記複数の第2電極膜との間に設けられた第2ピラー部外側絶縁膜と、前記第1接続部導電層と前記第1部分との間に設けられた第1接続部外側絶縁膜と、前記第2接続部導電層と前記第2部分との間に設けられた第2接続部外側絶縁膜と、を有する不揮発性半導体記憶装置の製造方法であって、
    前記第1接続部外側絶縁膜の一部、前記第2接続部外側絶縁膜の一部、前記第1ピラー部外側絶縁膜及び前記第2ピラー部外側絶縁膜となる絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1接続部外側絶縁膜の一部及び前記第2接続部外側絶縁膜の一部に接する半導体層を酸化して、前記第1接続部外側絶縁膜及び前記第2接続部外側絶縁膜を形成する工程と、
    を備えたことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
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