JP5347787B2 - 軸外しホログラフィック顕微鏡 - Google Patents

軸外しホログラフィック顕微鏡 Download PDF

Info

Publication number
JP5347787B2
JP5347787B2 JP2009164826A JP2009164826A JP5347787B2 JP 5347787 B2 JP5347787 B2 JP 5347787B2 JP 2009164826 A JP2009164826 A JP 2009164826A JP 2009164826 A JP2009164826 A JP 2009164826A JP 5347787 B2 JP5347787 B2 JP 5347787B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
beam splitter
light
holographic microscope
objective lens
reference light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009164826A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011022204A (ja
Inventor
直樹 福武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP2009164826A priority Critical patent/JP5347787B2/ja
Publication of JP2011022204A publication Critical patent/JP2011022204A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5347787B2 publication Critical patent/JP5347787B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03HHOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
    • G03H1/00Holographic processes or apparatus using light, infrared or ultraviolet waves for obtaining holograms or for obtaining an image from them; Details peculiar thereto
    • G03H1/04Processes or apparatus for producing holograms
    • G03H1/0443Digital holography, i.e. recording holograms with digital recording means
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03HHOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
    • G03H1/00Holographic processes or apparatus using light, infrared or ultraviolet waves for obtaining holograms or for obtaining an image from them; Details peculiar thereto
    • G03H1/0005Adaptation of holography to specific applications
    • G03H2001/005Adaptation of holography to specific applications in microscopy, e.g. digital holographic microscope [DHM]
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03HHOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
    • G03H1/00Holographic processes or apparatus using light, infrared or ultraviolet waves for obtaining holograms or for obtaining an image from them; Details peculiar thereto
    • G03H1/04Processes or apparatus for producing holograms
    • G03H1/0443Digital holography, i.e. recording holograms with digital recording means
    • G03H2001/0445Off-axis recording arrangement

Description

本発明は、物体の三次元形状をホログラムとして記録する軸外しホログラフィック顕微鏡に関する。
ホログラフィック顕微鏡には、マイケルソン型のホログラフィック顕微鏡と、軸外し型のホログラフィック顕微鏡とがある。
マイケルソン型のホログラフィック顕微鏡は、参照光の光路の大部分が物体光の光路と共通なので小型化が容易であるが、対物レンズと被検物との間にビームスプリッタを挿入する必要があるため、対物レンズの開口数を大きくできず、分解能の向上が難しい(特許文献1等を参照)。
一方、軸外しホログラフィック顕微鏡は、参照光の光路と物体光の光路とに角度を設けるので多くの情報が反映された良好な干渉縞を検出できるが、物体像の復元演算が複雑化しないよう参照光の波面の曲率を物体光の波面の曲率に一致させる必要があるので、小型化が難しいとされている(非特許文献1等を参照)。
特表2002−508854号公報
Frederic Montfort, Tristan Colomb, Florian Charriere, Jonas Kuhn, Pierre Marquet, Etienne Cuche, Sylvain Herminjard, and Christian Depeursinge, "Submicromter optical tomography by multiple-wavelangth digital holographic microscopy", APPLIED OPTICS, Vol. 45, No. 32, November 2006, P8209-P8217
そこで本発明の目的は、小型化が容易な軸外しホログラフィック顕微鏡を提供することにある。
本発明を例示するホログラフィック顕微鏡の一態様は、光源から供給されるコヒーレント光を参照光と測定光とに分離するビームスプリッタと、前記ビームスプリッタから射出した測定光の光路に配置され、そのビームスプリッタの側に瞳を配し、その瞳の内部へ入射した測定光で物体を落射照明する対物レンズと、前記測定光に応じて前記物体で発生した散乱光である物体光を、前記対物レンズ及び前記ビームスプリッタを介して受光する二次元画像検出器と、前記ビームスプリッタから射出した参照光を前記ビームスプリッタの側へ折り返すと共に、前記ビームスプリッタに関して前記瞳と対称な領域の縁部に向けてその参照光を集光する反射集光光学系とを備え、前記反射集光光学系による前記参照光の集光点は、前記ビームスプリッタの近傍に位置し、前記ビームスプリッタにおける前記参照光の入射領域には、前記対物レンズの側から前記二次元画像検出器へ向かう前記物体光を妨げることなく、前記集光点から発散した前記参照光を前記二次元画像検出器へ効率的に入射させる微小光学面が形成されている。
本発明によれば、小型化が容易な軸外しホログラフィック顕微鏡が実現する。
第1実施形態のホログラフィック顕微鏡の構成図。 第1実施形態におけるビームスプリッタ13の周辺を詳細に説明する模式図。 第1実施形態のビームスプリッタ13を撮像面16aの側から見た模式図。 第2実施形態のホログラフィック顕微鏡の構成図。 第2実施形態におけるビームスプリッタ13の周辺を詳細に説明する模式図。 第2実施形態のビームスプリッタ13を撮像面16aの側から見た模式図。 変形例におけるビームスプリッタ13の周辺を詳細に説明する模式図。 変形例のビームスプリッタ13を撮像面16aの側から見た模式図。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態として、被検物の表面形状を観察するための軸外し(off-axis)ホログラフィック顕微鏡を説明する。
図1は、本実施形態のホログラフィック顕微鏡の構成図である。図1に示すとおりホログラフィック顕微鏡は、レーザ光源などのコヒーレントな光源11と、コレクタレンズ12と、ビームスプリッタ13と、傾斜した姿勢の凹球面ミラー17と、開口数の高い(例えば開口数が0.7以上の)顕微鏡対物レンズ14と、CCDなどのディジタルカメラ16とを備えている。このうち対物レンズ14の先端近傍に被検物15が配置される。
光源11から供給されるコヒーレントな光束は、コレクタレンズ12により集光光束に変換された後、ビームスプリッタ13へ入射する。ビームスプリッタ13へ入射した光束は、反射する光束LMと透過する光束LRとに分離される。本実施形態のホログラフィック顕微鏡では、ビームスプリッタ13を反射する光束LMが測定光束として使用され、ビームスプリッタ13を透過する光束LRが参照光束として使用される。
ビームスプリッタ13から射出した測定光束LMは、対物レンズ14の瞳面PP上に集光する。その測定光束LMは、対物レンズ14によってコリメートされ、被検物15の表面(被検面15a)を照明する。被検面15a上の照明領域では、散乱光である物体光束LOが発生し、その物体光束LOは対物レンズ14へ入射する。なお、図1では、対物レンズ14へ入射する物体光束LOのうち、照明領域の中央で発生したもののみを点線で示した。その物体光束LOは、対物レンズ14を通過した後、ビームスプリッタ13を透過し、ディジタルカメラ16の撮像面16aに入射する。なお、ここでは撮像面16aが被検面15aの共役面に位置しており、撮像面16a上に照明領域の像が形成されるものとする。図1中に符号ALOで示した領域が、照明領域の像の形成される領域である。
一方、ビームスプリッタ13から射出した参照光束LRは、ビームスプリッタ13に関し瞳面PPと対称な面(等価面PP’)上に集光した後、発散し、凹球面ミラー17へ斜め方向から入射する。凹球面ミラー17へ入射した参照光束LRは、ビームスプリッタ13の側へ折り返され、集光しながらビームスプリッタ13の端部に向かい、集光点CSを形成する。
ここで、ビームスプリッタ13における集光点CSの近傍には、適当な姿勢の微小平面ミラー18が形成されている。集光点CSから発散した参照光束LRは、その微小平面ミラー18によって偏向され、ディジタルカメラ16の方向へ進行し、撮像面16aへ入射する。なお、図1中に符号ALRで示した領域が、参照光束LRの入射する領域である。この参照光束LRは、前述した物体光束LOと干渉し、撮像面16a上に干渉縞を生起させる。
ディジタルカメラ16は、干渉縞の1周期分の縞を4個以上の画素で検出できるよう適当なピッチで撮像面16a上に複数の画素を二次元的に配列している。ディジタルカメラ16は、その干渉縞の輝度分布を示す信号(画像データ)を取得すると、不図示のコンピュータへ出力する。コンピュータは、その画像データへ所定の復元演算を施すことにより、物体の振幅分布及び位相分布(ここでは被検面15aの反射率分布及び高さ分布)を復元すると、それら振幅分布及び位相分布を可視化し、不図示のモニタへ表示する。なお、ディジタルカメラ16は、画像データを一定のフレーム周期で連続して取得することができ、コンピュータは、画像データに対する復元演算をそのフレーム周期内に実行し、被検面15aの振幅分布及び位相分布をリアルタイムで表示することが可能である。
図2は、ビームスプリッタ13の周辺を詳細に説明する模式図であり、図3は、ビームスプリッタ13を撮像面16aの側から見た模式図である。
図2に示すとおり、対物レンズ14の瞳面PPは、ビームスプリッタ13の近傍に位置しており、ビームスプリッタ13の物体側の端部においてビームスプリッタ13と交差している。図2、図3において符号LCで示すのが、ビームスプリッタ13と瞳面PPとの交差線である。また、図2において符号PA’で示すのが、ビームスプリッタ13に関して瞳領域PAと対称な領域(等価領域)である。
そして、凹球面ミラー17による参照光束LRの集光先は、図2に示すとおり、等価面PP’上であって、かつ等価領域PA’の縁部に相当する位置に設定される。ここでは、集光点CSの位置を、等価領域PA’の縁部のうち交差線LCに最も近接した箇所とする。
また、微小平面ミラー18の設け先は、ビームスプリッタ13のうち、集光点CSから発散した参照光束LRの入射領域である。集光点CSとビームスプリッタ13とは近接しているので、微小平面ミラー18のサイズは小さくても構わない。
また、微小平面ミラー18の姿勢は、図2に示すとおり、集光点CSから発散した参照光束LRを撮像面16aへ効率的に導光するための姿勢に予め調整されている。ビームスプリッタ13に対する微小平面ミラー18の傾斜量及び傾斜方向は、例えば、撮像面16aに対する参照光束LRの入射領域ALRの中心が、撮像面16aに対する物体光束LOの入射領域ALOの中心に一致するように設定される。このような微小平面ミラー18によれば、光の利用効率が高まる。
但し、微小平面ミラー18の外形は、図3に示すとおり集光点CSから発散した参照光束LRをカバーし、かつ瞳領域PAを通過する全ての物体光束LOの光路を妨げないように整えられる。
以上、本実施形態のホログラフィック顕微鏡では、対物レンズ14の配置先が図1に示したとおりビームスプリッタ13と被検物15との間なので、対物レンズ14の開口数を高くすることが可能である。しかも、対物レンズ14の瞳面PPがビームスプリッタ13の近傍に位置するので、ビームスプリッタ13から対物レンズ14までの距離は極めて短い。
また、本実施形態のホログラフィック顕微鏡では、凹球面ミラー17が参照光束LRを等価面PP’上へ直接的に集光するので、参照光束LRの光路長を短く抑えたまま、撮像面16aへ向かう参照光束LRの波面の曲率を、撮像面16aへ向かう物体光束LOの波面の曲率に一致させることができる。
また、参照光束LRの集光点CSの位置が、等価領域PA’の縁部(すなわち等価領域PA’に近接した位置)に設定されたので、干渉縞に対してより多くの情報を反映させることができる。具体的には、復元時の視野数(すなわち被検面15a上で復元可能な領域の広さ)を、最大にすることができる。
以上の結果、本実施形態のホログラフィック顕微鏡は、軸外しホログラフィック顕微鏡に必要な条件を満たしながら、その光学系全体をコンパクト化することができる。
なお、本実施形態では、集光点CSの位置を、等価領域PA’の縁部のうち交差線LCに最も近接した箇所としたが、等価領域PA’の縁部の他の箇所としてもよい。
また、本実施形態では、集光点CSの近傍に微小平面ミラー18を配置したが、微小平面ミラー18は、省略することも可能である。但し、微小ミラー18を配置した方が、光の利用効率を高めることができる。
また、本実施形態では、ビームスプリッタ13の透過率を、ビームスプリッタ13の反射率より高く設定することが望ましい。なぜなら、参照光束LRの強度を物体光束LOの強度より高く設定した方が、ホログラムとしての干渉縞のパターンを良好にすることができるからである。
また、本実施形態では、参照光束LRを折り返して集光するために、傾斜した姿勢の凹球面ミラー17を使用したが、傾斜した姿勢の平面ミラーと、レンズとの組み合わせを使用してもよい(第2実施形態を参照)。
また、本実施形態では、撮像面16aの配置先を、対物レンズ14に関し被検面15aと共役な面としたが、共役な面から光軸方向にずれた他の面としてもよい。例えば、撮像面16aの配置先をビームスプリッタ13に近接させることにより、光学系の更なるコンパクト化を図ってもよい。但し、配置先をずらした場合は、その分だけ復元演算の内容も変更する必要がある。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態として、軸外しホログラフィック顕微鏡を説明する。ここでは第1実施形態との相違点のみ説明する。
図4は、本実施形態の軸外しホログラフィック顕微鏡の構成図である。図4において、図1における要素と同じものには同じ符号を付した。
本実施形態のホログラフィック顕微鏡では、傾斜した姿勢の凹球面ミラー17の代わりに、傾斜した姿勢の平面ミラー27Mと、レンズ27Lとが備えられる。平面ミラー27M及びレンズ27Lの組み合わせが、第1実施形態の凹球面ミラー17と同じ機能を果たす。
また、本実施形態のホログラフィック顕微鏡では、ビームスプリッタ13を反射する光束LRが参照光束として使用され、ビームスプリッタ13を透過する光束LMが測定光束として使用される。また、本実施形態のホログラフィック顕微鏡では、微小平面ミラー18は省略される。
ビームスプリッタ13から射出した測定光束LMは、対物レンズ14の瞳面PP上に集光する。その測定光束LMは、対物レンズ14によってコリメートされ、被検面15aを照明する。被検面15a上の照明領域では、散乱光である物体光束LOが発生し、その物体光束LOは対物レンズ14へ入射する。なお、図4では、対物レンズ14へ入射するた物体光束LOのうち、照明領域の中央で発生したもののみを点線で示した。照明領域で発生した物体光束LOは、対物レンズ14を通過した後、ビームスプリッタ13を反射し、ディジタルカメラ16の撮像面16aに入射する。図4中に符号ALOで示した領域が、照明領域の像の形成される領域である。
一方、ビームスプリッタ13から射出した参照光束LRは、ビームスプリッタ13に関して瞳面PPと対称な面(等価面PP’)上に集光した後、発散し、レンズ27Lへ入射する。レンズ27Lを通過した参照光束LRは、コリメートされた状態で平面ミラー27Mへ斜め方向から入射し、その平面ミラー27Mにてレンズ27Lの側へ折り返され、レンズ27Lへ再入射する。レンズ27Lへ再入射した参照光束LRは、集光しながらビームスプリッタ13の側へ向かい、集光点CSを形成する。集光点CSから発散した参照光束LRは、ビームスプリッタ13を透過し、ディジタルカメラ16の方向へ進行し、撮像面16aへ入射する。なお、図4中に符号ALRで示した領域が、参照光束LRの入射する領域である。この参照光束LRは、前述した物体光束LOと干渉し、撮像面16a上に干渉縞を生起させる。
図5は、ビームスプリッタ13の周辺を詳細に説明する模式図であり、図6は、ビームスプリッタ13を撮像面16aの側から見た模式図である。
図5に示すとおり、対物レンズ14の瞳面PPは、ビームスプリッタ13の近傍に位置しており、ビームスプリッタ13の物体側の端部においてビームスプリッタ13と交差している。図5、図6において符号LCで示すのが、ビームスプリッタ13と瞳面PPとの交差線である。また、図5において符号PA’で示すのが、ビームスプリッタ13に関して瞳領域PAと対称な領域(等価領域)である。
そして、平面ミラー27M及びレンズ27Lによる参照光束LRの集光先は、図5に示すとおり、等価面PP’上であって、かつ等価領域PA’の縁部に相当する位置に設定される。ここでは、集光点CSの位置を、等価領域PA’の縁部のうち交差線LCから最も離れた箇所とする。
以上の結果、本実施形態のホログラフィック顕微鏡も、第1実施形態のホログラフィック顕微鏡と同様、軸外しホログラフィック顕微鏡に必要な条件を満たしながら、その光学系全体をコンパクト化することができる。
なお、本実施形態では、集光点CSの位置を、等価領域PA’の縁部のうち交差線LCから最も離れた箇所としたが、等価領域PA’の縁部の他の箇所としてもよい。例えば、図7に示すとおり、等価領域PA’の縁部のうち交差線LCに最も近い箇所としてもよい。
また、その場合は、図8に示すとおり、ビームスプリッタ13のうち集光点CSから発散した参照光束LRの入射領域に、微小中空部18’を設けることにより、参照光束LRを撮像面16aへ効率的に入射させてもよい。
但し、微小中空部18’の外形は、集光点CSから発散した参照光束LRをカバーし、かつ瞳領域PAを通過する全ての物体光束LOの光路を妨げないよう整えられる。なお、微小中空部18’の代わりに微小反射防止膜を形成することにより同じ効果(光の利用効率の増大)を得てもよい。
また、本実施形態では、ビームスプリッタ13の反射率を、ビームスプリッタ13の透過率より十分に高く設定することが望ましい。なぜなら、参照光束LRの強度を物体光束LOの強度より高く設定した方が、ホログラムとしての干渉縞のパターンを良好にすることができるからである。
また、本実施形態では、参照光束LRを折り返して集光するために、傾斜した姿勢の平面ミラー27Mと、レンズ27Lとの組み合わせを使用したが、傾斜した姿勢の凹球面ミラーを使用してもよい(第1実施形態を参照)。
また、本実施形態では、撮像面16aの配置先を、対物レンズ14に関し被検面15aと共役な面としたが、共役な面から光軸方向にずれた他の面としてもよい。例えば、撮像面16aの配置先をビームスプリッタ13に近接させることにより、光学系の更なるコンパクト化を図ってもよい。但し、配置先をずらした場合は、その分だけ復元演算の内容も変更する必要がある。
11…光源、12…コレクタレンズ、13…ビームスプリッタ、17…凹球面ミラー17、14…、16…ディジタルカメラ、15…被検物

Claims (3)

  1. 光源から供給されるコヒーレント光を参照光と測定光とに分離するビームスプリッタと、
    前記ビームスプリッタから射出した測定光の光路に配置され、そのビームスプリッタの側に瞳を配し、その瞳の内部へ入射した測定光で物体を落射照明する対物レンズと、
    前記測定光に応じて前記物体で発生した散乱光である物体光を、前記対物レンズ及び前記ビームスプリッタを介して受光する二次元画像検出器と、
    前記ビームスプリッタから射出した参照光を前記ビームスプリッタの側へ折り返すと共に、前記ビームスプリッタに関して前記瞳と対称な領域の縁部に向けてその参照光を集光する反射集光光学系と備え
    前記反射集光光学系による前記参照光の集光点は、前記ビームスプリッタの近傍に位置し、
    前記ビームスプリッタにおける前記参照光の入射領域には、前記対物レンズの側から前記二次元画像検出器へ向かう前記物体光を妨げることなく、前記集光点から発散した前記
    参照光を前記二次元画像検出器へ効率的に入射させる微小光学面が形成されている
    ことを特徴とする軸外しホログラフィック顕微鏡。
  2. 請求項に記載の軸外しホログラフィック顕微鏡において、
    前記反射集光光学系は、
    凹球面ミラーからなる
    ことを特徴とする軸外しホログラフィイック顕微鏡。
  3. 請求項に記載の軸外しホログラフィック顕微鏡において、
    前記反射集光光学系は、
    平面ミラーと集光レンズとの組み合わせからなる
    ことを特徴とする軸外しホログラフィック顕微鏡。
JP2009164826A 2009-07-13 2009-07-13 軸外しホログラフィック顕微鏡 Active JP5347787B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009164826A JP5347787B2 (ja) 2009-07-13 2009-07-13 軸外しホログラフィック顕微鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009164826A JP5347787B2 (ja) 2009-07-13 2009-07-13 軸外しホログラフィック顕微鏡

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011022204A JP2011022204A (ja) 2011-02-03
JP5347787B2 true JP5347787B2 (ja) 2013-11-20

Family

ID=43632368

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009164826A Active JP5347787B2 (ja) 2009-07-13 2009-07-13 軸外しホログラフィック顕微鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5347787B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106950811B (zh) * 2017-05-08 2019-01-25 赣南师范大学 一种复合数字全息成像方法及装置
KR20210048528A (ko) * 2018-08-29 2021-05-03 코우리츠다이가쿠호우징 효고켄리츠다이가쿠 표면 형상 계측 장치 및 표면 형상 계측 방법

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0729445Y2 (ja) * 1990-02-28 1995-07-05 横河電機株式会社 透明物体厚さ測定装置
JPH0543006U (ja) * 1991-11-14 1993-06-11 株式会社小坂研究所 干渉式顕微鏡装置
JPH0783637A (ja) * 1993-09-17 1995-03-28 Asahi Optical Co Ltd 縞画像解析方法
JPH0914911A (ja) * 1995-06-26 1997-01-17 Fuji Photo Optical Co Ltd 干渉計
JPH1089912A (ja) * 1996-09-17 1998-04-10 Olympus Optical Co Ltd 干渉顕微鏡
US6525821B1 (en) * 1997-06-11 2003-02-25 Ut-Battelle, L.L.C. Acquisition and replay systems for direct-to-digital holography and holovision
JP2920533B1 (ja) * 1998-08-21 1999-07-19 工業技術院長 白色干渉による高感度計測方法
JP4115624B2 (ja) * 1999-04-27 2008-07-09 オリンパス株式会社 3次元形状測定装置
JP2008096295A (ja) * 2006-10-12 2008-04-24 Mitsutoyo Corp 三次元センサおよび接触プローブ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011022204A (ja) 2011-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9574868B2 (en) Portable interferometric device
WO2013047709A4 (ja) デジタルホログラフィ方法及びデジタルホログラフィ装置
US11561389B2 (en) High spatial and temporal resolution synthetic aperture phase microscopy (HISTR-SAPM)
JP6000010B2 (ja) レーザー走査型顕微鏡
CN116507956A (zh) 利用扫描镜和转移工作台的飞越光束图案扫描全息图显微镜装置
JP6358577B2 (ja) 走査型光学顕微鏡
WO2013065796A1 (ja) 観察装置
JP2007199571A (ja) 顕微鏡装置
TWI287619B (en) A light beam measurement device
JP5347787B2 (ja) 軸外しホログラフィック顕微鏡
US11099522B2 (en) Devices and methods for optical imaging by means of off-axis digital holography
JP2011085432A (ja) 軸上色収差光学系および三次元形状測定装置
US20110255093A1 (en) Interferometric system with spatial carrier frequency capable of imaging in polychromatic radiation
JP6076618B2 (ja) 光学的分解能向上装置
JP4739806B2 (ja) 光ビーム測定装置および方法
Kumar et al. Double field-of-view single-shot common-path off-axis reflective digital holographic microscope
WO2017159387A1 (ja) 観察装置および観察方法
JP5973777B2 (ja) レーザー走査顕微鏡装置
JP6239166B2 (ja) 光学的分解能向上装置
JP4667957B2 (ja) 光ビーム測定装置
US20240159998A1 (en) Illumination device of reflection type fourier ptychographic microscopy and control method thereof
WO2022050221A1 (ja) 顕微鏡
JP7112649B2 (ja) データ取得装置
JP2009145279A (ja) 3次元形状測定装置
JP6182005B2 (ja) 光学的分解能向上装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120703

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130410

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130514

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130626

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130723

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130805

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5347787

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250