JP5347608B2 - 受信装置 - Google Patents
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Description
これに対して、受信端末の薄型化・小型化も進んでいる。
イヤホンアンテナの代表例として、特許文献1に記載されたものを挙げることができる。
数kHzまでの低い周波数の信号同士であれば、新規のケーブルとコネクタピンを用意することで問題を解決することが可能である。
しかし、使用周波数が数百MHzまで高くなると、線間にて容量結合が起こり、信号が別のケーブルにも流れ、伝送ロスが増大してしまうこともある。
信号分配器よって、重複している高周波信号を分配することによって、それぞれの送受信回路に接続する方法や、外部にチューナー等の別ユニットを用意し画像等のデータを通信するという方法も提案されている。
信号分配器を用いる方法では、入力される信号の電力が半減されるために、機器の受信性能が劣化してしまう問題が有る。
別のユニットで受信する方法は、受信端末の小型化には貢献できるが、体裁部品が必要となるため、コストが上がる点と、その別部品を携帯しなければいけない点で、携帯性の低下が普及への大きな障壁となってしまっている。
また、コネクタを共通化しても、ケーブルを複数用意する必要がある。
なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施形態(受信装置の第1の構成例)
2.第2の実施形態(受信装置の第2の構成例)
3.第3の実施形態(受信装置の第3の構成例)
4.第4の実施形態(受信装置の第4の構成例)
5.第5の実施形態(受信装置の第5の構成例)
6.第6の実施形態(受信装置の第6の構成例)
7.第7の実施形態(受信装置の第7の構成例)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る受信装置の構成を示す図である。
さらに、電子機器11は、高周波遮断素子としてのインダクタL11,L12を有する。
そして、差動信号伝送線路LDF11,LDF12には、コモンモードチョーク(コイル)14が配置されている。
すなわち、本第1の実施形態においては、コモンモードチョーク14が電子機器11内に配置されている。
なお、コモンモードノイズとは、信号線や電源線とグランド間に発生するノイズで、ノイズの電流の方向が同じ向きとなるノイズである。
コモンモードチョーク(コイル)14は、2本の線141,142を一つのフェライトコア143にそれぞれ逆向きに巻くことにより形成される。図1においては、コモンモードチョーク14は、等価回路として示されている。
ノイズ成分はコモンモードで、有効信号はノーマルモードで伝送されることが多いことから、コモンモードチョーク14により信号とノイズを分離することが可能である。
したがって、コモンモードチョーク14は、通常のインダクタを2つ使用するよりも、コモンモードノイズの処理に適している。
このため、コモンモードチョーク14は、磁気飽和によるコモンモード電流に対するインピーダンスの低下が小さく、また、信号波形に与える影響も小さい。
したがって、コモンモードチョーク14は、差動信号などのノイズ対策に適している。
セットグランド線路LGD11は、一端側がコネクタ12に接続され、他端側がセットグランドGNDに接続されている。
そして、セットグランド線路LGD11のノードND11とセットグランドGNDとの間にインダクタL11が配置されている。
このように、セットグランド線路LGD11は、インダクタL11とコネクタ12との間のノードND11がキャパシタC11を介してチューナー部112に接続されている。
このキャパシタC11は、静電対策と、DC電流を遮断するために設けてある。キャパシタC11は、構成によっては、不要となる場合がある。
電源回路部113とコネクタ12とを接続する電力伝送線路LPW11にはインダクタL12が配置されている。
また、ここでは、一般的な回路構成を想定し記載しているが、電源回路部113も構成によっては、不要である。
すなわち、差動信号伝送線路LDF11とLDF12、差動信号伝送線路LDF12と電力伝送線路LPW11、電力伝送線路LPW11とセットグランド線路LGD11とは、高周波帯域において線間容量によって容量結合可能となっている。
コネクタ12は、たとえば電子機器11に固定的に配置された第1接続部121と、多芯シールドケーブル13の一端側が接続され、第1接続部121と接続される第2接続部122とを有する。
第1接続部121と第2接続部122は、接続状態を固定したもの、あるいは、第2接続部122が第1接続部121に対して着脱自在に接続することができるように構成される。
端子T11は、差動信号伝送線路LDF11の一端部が接続されている。
端子T12は、差動信号伝送線路LDF12の一端部が接続されている。
端子T13は、電力伝送線路LPW11の一端部が接続されている。
端子T14は、セットグランド線路LGD11の一端部が接続されている。
第2接続部122は、第1接続部121と接続状態にあるときに、端子T21、T22、T23、およびT24が、対応する端子T11、T12、T13、およびT14と電気的に接続される。
具体的には、第2接続部122は、第1接続部121と接続状態にあるとき、端子T21が対応する端子T11と電気的に接続される。
第2接続部122は、第1接続部121と接続状態にあるとき、端子T22が対応する端子T12と電気的に接続される。
第2接続部122は、第1接続部121と接続状態にあるとき、端子T23が対応する端子T13と電気的に接続される。
第2接続部122は、第1接続部121と接続状態にあるとき、端子T24が対応する端子T14と電気的に接続される。
なお、多芯シールドケーブル13は、シールド部135を含んで全体的に絶縁シーツ(外皮、ジャケット)により被覆される。
芯線131の一端部が第2接続部122の端子T21に接続され、芯線132の第2接続部122の端子T22に接続されている。芯線133の一端部が第2接続部122の端子T23に接続され、芯線134の一端部が第2接続部122の端子T24に接続されている。
第2のコネクタ15は、端子T31、T32、T33、およびT34を有する。
芯線131の他端部が第2のコネクタ15の端子T31に接続され、芯線132の他端部が第2のコネクタ15の端子T32に接続されている。芯線133の他端部が第2のコネクタ15の端子T33に接続され、芯線134の他端部が第2のコネクタ15の端子T34に接続されている。
多芯シールドケーブル13は、芯線133が電力の伝送線路として用いられる。
このアンテナ構造により、シールド部135の長さで共振した高周波信号をセットである電子機器11内部に取り込むことが可能となる。
このアンテナ構造においては、2経路を用いていることから、周波数帯域を広げることが可能である。
すなわち、芯線131と芯線132、芯線132と芯線133、芯線133と芯線134は、高周波帯域において線間容量によって容量結合可能となっている。
図2は、差動信号にて通信する場合の動作を説明するための図である。
図3は、アンテナ受信をする場合の動作を説明するための図である。
この場合、差動信号SDFは、コモンモードチョーク14を減衰することなく、通過することができる。このため、差動信号SDFは、差動信号処理部111にそのまま送られる。
また、信号中に含まれるコモンモードのノイズも、コモンモードチョーク14で除去することが可能であるため、データ転送レートを向上させることができる。
このように、シールド部135と芯線134を接続することで、芯線シールドケーブル13は、シールド部135で共振した信号を機器に伝送することが可能となる。
テレビジョン信号の受信を想定した場合においては、周波数が高いため、芯線間で容量結合が起こる。
すなわち、芯線131と芯線132、芯線132と芯線133、芯線133と芯線134は、高周波帯域において線間容量によって容量結合が起こる。
そのため、電子機器11内のチューナー部112に接続されている芯線134以外の芯線131〜133にも高周波信号が流れてしまうが、不要な伝送線路上にコモンモードチョーク14とインダクタL11,L12で高周波信号が遮断される。
これにより、所望の回路であるチューナー部112に信号を伝送することが可能となる。
この際、各芯線131,132に流れている電流はコモンモードであるため、コモンモードチョーク14で遮断することが可能となる。
図4(A)および(B)において、Hで示す曲線が水平偏波(Horizontal Polarization)を出力した場合の特性を示し、Vで示す曲線が垂直偏波(Vertical Polarization)を出力した場合の特性を示している。
図5は、比較例としてコモンモードチョークの代わりにインダクタを使用した受信装置の構成を示す図である。
横軸は周波数を、縦軸はアンテナ利得を表している。
理想的なアンテナであるダイポールとの比較結果で、ピークゲインが高いほど良い特性であることを示している。
曲線Hが送信アンテナから水平偏波を出力した場合のアンテナ利得であり、曲線Vが送信アンテナを垂直偏波にして出力した場合のアンテナ利得を示している。
図4(A)および(B)からわかるように、本実施形態に係る受信装置は、比較例に比しても、特性に遜色は無く、コモンモードを十分に遮断できているため、重複する信号を分離できている。
電子機器11は、放送波を受信するチューナー部112と、差動信号を用いてデータの送受信する差動信号処理部111と、を含み、チューナー部112および差動信号処理部111が、コネクタ12に共通に接続されている。
多芯シールドケーブル13は、差動信号SDFを伝送する2本の伝送線を少なくとも有し、伝送線は、高周波において線間容量によって容量結合可能で、電子機器の内部を含む、差動信号伝送線路上にコモンモードチョーク14を有する。
また、通信用や電力供給用のケーブルをアンテナとして利用することを可能となり、端末の携帯性・利便性を高めることが可能となる。
また、受信装置の実装スペースとコストの削減を図ることが可能となる。
図6は、本発明の第2の実施形態に係る受信装置の構成を示す図である。
なお、本第2の実施形態の受信装置10Aは、電源回路部113に対応するインダクタL12も、電子機器11内ではなく多芯シールドケーブル13の芯線133に配置されている。
本第2の実施形態によれば、上述した第1の実施形態の効果と同様の効果を得ることができる。
図7は、本発明の第3の実施形態に係る受信装置の構成を示す図である。
そして、アンテナケーブル部13−1とシールドケーブル部13−2との間の芯線134に高周波遮断用のインダクタL13が配置されている。
また、アンテナケーブル部13−1のシールド部135−1が、インダクタL13よりシールドケーブル部13−2側の芯線134に接続されている。
そして、コネクタ12Bには、第1接続部121および第2接続部122に端子T15,T25が増設され、シールドケーブル部13−2のシールド部135−2は、線136を介してコネクタ12Bの端子T25に接続されている。
コネクタ12Bの第1接続部121の端子T15と第2接続部122の端子T25は、電気的に接続され、端子T15は電子機器11B内でグランドGNDに接続されている。
本第3の実施形態によれば、上述した第1および第2の実施形態の効果と同様の効果を得ることができる。
図8は、本発明の第4の実施形態に係る受信装置の構成を示す図である。
そして、コネクタ12Cには、第1接続部121および第2接続部122に端子T15,T25が増設され、多芯シールドケーブル13Cのシールド部135Cは、線136Cを介してコネクタ12Cの端子T25に接続されている。
コネクタ12Cの第1接続部121の端子T15と第2接続部122の端子T25は、電気的に接続され、端子T15は電子機器11C内でグランドGNDに接続されている。
さらに、第2のコネクタ15側においては、芯線133,134が平衡不平衡変換器(バラン)17を介してダイポールアンテナを形成する外部のアンテナ素子18−1,18−2に接続されている。
具体的には、芯線133の他端側がバラン17を介してアンテナ素子18−1に接続され、芯線134の他端側がバラン17を介してアンテナ素子18−2に接続されている。
本第4の実施形態によれば、上述した第1および第2の実施形態の効果と同様の効果を得ることができる。
図9は、本発明の第5の実施形態に係る受信装置の構成を示す図である。
第1は、第2のコネクタ15Dにモジュール20が接続されて、接続先のモジュール20をアンテナとして機能させている点である。
第2は、電子機器11Dにおいて、2つのチューナー部112−1,112−2を配置し、セットグランド線路LGD11に対する接続をスイッチ114で切り替えるようにした点である。
イヤホンモジュール20は、イヤホン21−1,21−2、差動信号処理部22、電源回路部23、コネクタ24、キャパシタC21、およびインダクタL21を有する。
さらに、イヤホンモジュール20は、差動信号伝送線路LDF21,LDF22、電力伝送線路LPW21、およびアンテナ線LAT21を有する。
端子T31は多芯シールドケーブル13Dの芯線131の他端側が接続され、端子T32は芯線132の他端側に接続され、端子T33は芯線133の他端側に接続され、端子T34は芯線134の他端側に接続されている。
また、端子T35は、線137により多芯シールドケーブル13Dのシールド部135Dに接続されている。
差動信号処理部22は、2本の差動信号伝送線路LDF21,LDF22を介してコネクタ24の端子T41,T42に接続されている。
電源回路部23は、電力伝送線路LPW21によりコネクタ24の端子T43に接続されている。
また、アンテナ線LAT21は、コネクタ24の端子T44に接続されている。また、アンテナ線LAT21はキャパシタC21を介してコネクタ24の端子T45に接続されている。さらに、アンテナ線LAT21とグランドGNDとの間にインダクタL21が配置されている。
具体的には、コネクタ24は、第2のコネクタ15Dと接続状態にあるとき、端子T41が対応する端子T31と電気的に接続される。
コネクタ24は、第2のコネクタ15Dと接続状態にあるとき、端子T42が対応する端子T32と電気的に接続される。
コネクタ24は、第2のコネクタ15Dと接続状態にあるとき、端子T43が対応する端子T33と電気的に接続される。
コネクタ24は、第2のコネクタ15Dと接続状態にあるとき、端子T44が対応する端子T34と電気的に接続される。
コネクタ24は、第2のコネクタ15Dと接続状態にあるとき、端子T45が対応する端子T35と電気的に接続される。
本例は、いわゆる同時給電の場合である。
本第5の実施形態によれば、上述した第1および第2の実施形態の効果と同様の効果を得ることができる。
図10は、本発明の第6の実施形態に係る受信装置の構成を示す図である。
そして、第2に、電力伝送線路LPW21とアンテナ線LAT21との間にキャパシタC21を接続したことにある。
第3に、コネクタ12Eには、第1接続部121および第2接続部122に端子T15,T25が増設され、シールドケーブル部13−2のシールド部135−2は、線136Eを介してコネクタ12Eの端子T25に接続されている。
コネクタ12Eの第1接続部121の端子T15と第2接続部122の端子T25は、電気的に接続され、端子T15は電子機器11E内でグランドGNDに接続されている。
ただし、本例は、いわゆるスリーブタイプの場合である。
本第6の実施形態によれば、上述した第1および第2の実施形態の効果と同様の効果を得ることができる。
図11は、本発明の第7の実施形態に係る受信装置の構成を示す図である。
そして、コネクタ12Fには、第1接続部121および第2接続部122に端子T15,T25が増設され、多芯シールドケーブル13Fのシールド部135Fは、線136Fを介してコネクタ12Fの端子T25に接続されている。
コネクタ12Fの第1接続部121の端子T15と第2接続部122の端子T25は、電気的に接続され、端子T15は電子機器11F内でアンテナ線LAT11、キャパシタC11を介してチューナー部112に接続されている。
そして、アンテナ線LAT11とグランドGNDとの間にインダクタL13が接続されている。
また、インダクタL11は、電子機器11F内ではなく、芯線134に配置されている。
本第7の実施形態によれば、上述した第1および第2の実施形態の効果と同様の効果を得ることができる。
Claims (13)
- 電子機器と、
上記電子機器に接続されるコネクタと、
上記コネクタと接続される伝送ケーブルと、
を有し、
上記電子機器は、
放送波を受信するチューナー部と、
差動信号を用いてデータの送受信を行う差動信号処理部と、を含み、
上記チューナー部および上記差動信号処理部が、上記コネクタに共通に接続され、
上記伝送ケーブルは、
差動信号を伝送する2本の第1および第2の伝送線と、
上記2本の差動信号の伝送線と異なる少なくとも1本の第3の伝送線と、を少なくとも有し、
上記差動信号を伝送する第1および第2の伝送線は、上記コネクタを介して上記差動信号処理部に接続され、
上記第3の伝送線は、上記コネクタを介して上記チューナー部に接続され、
各伝送線は、高周波において線間容量によって容量結合可能で、
上記電子機器の内部を含む、差動信号伝送線路上に少なくとも1個のコモンモードチョークを有し、
上記コモンモードチョークは、上記伝送ケーブルをアンテナ電波としての高周波信号が伝送される場合に、上記第1および第2の伝送線を伝送される高周波信号を遮断し、
上記伝送ケーブルを伝送される高周波信号は、上記コモンモードチョークで遮断された高周波信号を含めて、線間の容量結合によって上記第3の伝送線に伝送され、当該第3の伝送線を伝送される信号を含めて上記チューナー部に入力される
受信装置。 - 上記伝送ケーブルは、多芯シールドケーブルにより形成され、
シールド部が、上記差動信号の上記第1および第2の伝送線としての第1および第2の伝送芯線と異なる上記第3の伝送線としての第3の芯線に接続され、当該第3の芯線が上記コネクタを介して上記チューナー部に接続される
請求項1記載の受信装置。 - 上記伝送ケーブルは、多芯シールドケーブルにより形成され、
シールド部が、上記差動信号の上記第1および第2の伝送線としての第1および第2の伝送芯線と異なる上記第3の伝送線としての第3の芯線が上記コネクタを介して上記チューナー部に接続され、かつ、
上記多芯シールドケーブルが、
シールドケーブル部とアンテナケーブル部に、当該シールドケーブル部が上記電子機器側に位置するように分割され、
上記シールドケーブル部は、
シールド部が、上記コネクタを介して上記電子機器のグランドに接続され、
上記アンテナケーブル部は、
シールド部が、上記差動信号の第1および第2の伝送芯線と異なる第3の芯線に接続されている
請求項1記載の受信装置。 - 上記アンテナケーブル部の上記シールド部と上記第3の芯線との接続点よりアンテナケーブル側の当該第3の芯線に、高周波遮断用素子が配置されている
請求項3記載の受信装置。 - 上記伝送ケーブルの他端側に他の機器に接続するための第2のコネクタを有し、
上記伝送ケーブルは、多芯シールドケーブルにより形成され、
シールド部が、上記コネクタを介して上記電子機器のグランドに接続され、
上記差動信号の上記第1および第2の伝送線としての第1および第2の伝送芯線と異なる上記第3の伝送線としての第3の芯線が、上記第2のコネクタを介してアンテナ素子に接続されている
請求項1記載の受信装置。 - 上記上記差動信号の伝送芯線と異なる第3の芯線が、平衡不平衡変換器を介して上記アンテナ素子に接続されている
請求項5記載の受信装置。 - 上記伝送ケーブルの他端側に他の機器に接続するための第2のコネクタを有し、
上記伝送ケーブルは、多芯シールドケーブルにより形成され、
シールド部が、上記差動信号の上記第1および第2の伝送線としての第1および第2の伝送芯線と異なる上記第3の伝送線としての第3の芯線に接続され、当該第3の芯線が上記コネクタを介して上記チューナー部に接続される
上記第2のコネクタは、アンテナ線を有するモジュールに接続可能で、
上記第2のコネクタを介して上記多芯シールドケーブルが上記モジュールに接続された状態で、上記多芯シールドケーブルの上記差動信号の伝送芯線と異なる上記第3の芯線が上記モジュールのアンテナ線に接続され、かつ、シールド部が当該アンテナ線にキャパシタまたはインダクタを介して接続される
請求項1記載の受信装置。 - 上記モジュールは、
上記アンテナ線とグランドとの間にインダクタが配置されている
請求項7記載の受信装置。 - 上記伝送ケーブルは、多芯シールドケーブルにより形成され、
上記差動信号の上記第1および第2の伝送線としての第1および第2の伝送芯線と異なる上記第3の伝送線としての第3の芯線が上記コネクタを介して上記電子機器のグランドに接続され、
シールド部が、上記コネクタを介して上記チューナー部に接続され、かつ、当該シールド部が接続されたコネクタとチューナー部の接続線とグランドとの間にインダクタが配置されている
請求項1記載の受信装置。 - 上記少なくとも1個のコモンモードチョークが上記電子機器内部に配置されている
請求項1から9のいずれか一に記載の受信装置。 - 上記少なくとも1個のコモンモードチョークが上記伝送ケーブルに配置されている
請求項1から9のいずれか一に記載の受信装置。 - 上記伝送ケーブルが放送波受信用のアンテナ機能を有する
請求項1から4、7から11のいずれか一に記載の受信装置。 - 上記伝送ケーブルが、放送波受信用のアンテナに接続され、上記電子機器へ上記アンテナで受信した信号を伝送する構造を有する
請求項1、5、または6に記載の受信装置。
Priority Applications (4)
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