JP5347578B2 - 同期機構 - Google Patents
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車両の組立ライン1は、フロアフリクション台車10・10・・・、レール20・20、リフター30、リフター台車40、リフターレール50、組み板60、及び前記台車同期機構を備える。
各フロアフリクション台車10は、各車体2を支持している状態で搬送方向(各車体2がラインを流れる方向)に沿って連続的に隙間無く並んでおり、この状態でレール20・20上を搬送される。
レール20・20の右側にはリフターレール50がレール20・20に沿って配置されており、リフターレール50上をリフター台車40が搬送される。
このように、各フロアフリクション台車10、及びリフター台車40は異なるレール上を移動し、互いに独立して移動可能に構成されている。
前記台車同期機構は、リフター台車40を、各フロアフリクション台車10のうちの任意の一つのフロアフリクション台車10に対して同期状態にする、つまりリフター台車40がフロアフリクション台車10と同期して搬送されるようにするものである。前記台車同期機構の詳細は後述する。
フロアフリクション台車10は、基台11、車輪12・12・12・12、及び支持部13を有する。
支持部13は、鉄を主成分とし、十分な剛性を有する部材であり、上流側支持部14及び下流側支持部15を有する。上流側支持部14及び下流側支持部15は、同一形態に構成され、搬送方向に所定間隔を開けて配置されており、左右方向に延びる基台11の中心線を中心にして線対称に配置されている。車両の組立ライン1に対して、上流側支持部14が搬送方向上手側に配置されており、下流側支持部15が搬送方向下手側に配置されている。また、上流側支持部14は搬送方向下手側(下流側支持部15)に向かって水平に突出する上流アームを有しており、下流側支持部15は搬送方向上手側(上流側支持部14)に向かって水平に突出する下流アームを有している。前記上流アーム及び下流アームは基台11に対して所定の高さ位置に配置されており、前記上流アーム上及び下流アーム上には車体2が横向きの姿勢(車体2の前後方向が搬送方向に沿う向き)で載置されている。
レール20・20は、床面に固定されており、互いに平行に対向した状態で搬送方向に沿って配置されている。レール20・20には各車輪12が係合しており、レール20・20上をフロアフリクション台車10が搬送方向に搬送される。
図3及び図4に示すように、各突起部71は、各フロアフリクション台車10の基台11上の右部に設けられており、互いに搬送方向に沿って所定間隔を開けて配置されている。突起部71は、基台11から上方に向かって(例えば5mm程度)突出している略直方体状の突起であり、搬送方向下手側の側面である第一側面71a及び搬送方向上手側の側面である第二側面71bを有する。
図1及び図2に示すように、係合部72は、リフター台車40の左端部(各フロアフリクション台車10側端部)に取り付けられる部材であり、左側(各フロアフリクション台車10の搬送経路側)に突出して設けられることにより、レール20・20に沿って搬送されるフロアフリクション台車10と一体的に搬送される各突起部71の搬送経路上に位置するように構成されている。また、係合部72は、突起部71の各側面71a・71bと当接可能な当接面を有しており、各突起部71と係合可能に構成されている。
このようにして、係合部72が第一側面71a及び第二側面71bに当接し、係合部72が突起部71と係合することにより、リフター台車40がフロアフリクション台車10に対して同期状態、つまりリフター台車40がフロアフリクション台車10と同期して搬送可能な状態になる。
このように、同期アーム75の一端はエアシリンダ74に回動可能に支持され、他端はベース73に回動可能に支持されている。
図4、図5、及び図7(a)に示すように、前記アタッチ突出位置とは、アタッチ76の下端部が各基台11の上面と各突起部71の上面との間の高さにあり、かつ、アタッチ76の第一当接面76aが各突起部71の第一側面71aに対して当接可能な高さにある状態のアタッチ76の位置である。アタッチ76(第一当接面76a)は、前記アタッチ突出位置にあるとき、エアシリンダ74と同期アーム75との接続箇所である第一アームピン75aよりも低い位置に配置されており、かつ、同期アーム75とベース73との接続箇所である第二アームピン75bよりも低い位置に配置されている。また、第一当接面76aは、前記アタッチ突出位置にあるとき、搬送方向に対して垂直な姿勢にある。
図7(c)に示すように、前記アタッチ退避位置は、アタッチ76の下端部が各突起部71の上面よりも高い高さにあり、かつ、アタッチ76が各突起部71に対して当接不能な高さにある状態のアタッチ76の位置である。
また、ローラ77・77は、アタッチ76が前記アタッチ突出位置になるようにアタッチ76の高さ位置を調整する部材としても作用する。詳細には、前記アーム突出部に対するローラ77・77の下方の突出量を調整することにより、ローラ77・77が各基台11に接地している際にアタッチ76が前記アタッチ突出位置になるように調整する。そして、ローラ77・77がアタッチ76に対して近接して配置されており、アタッチ76の位置精度を出しやすいように構成されている。
図7(c)に示すように、アタッチ76が前記アタッチ退避位置にある状態で、エアシリンダ74が伸長していくと、同期アーム75(ローラ77・77)が第二アームピン75bを中心にして下方に回動していく。これにより、ローラ77・77が基台11に近接していき、基台11に接地する。図7(a)に示すように、ローラ77・77が基台11に接地すると、アタッチ76が、前記アタッチ突出位置になり、第一当接面76aが第一側面71aに対して当接可能な高さ位置になる。
また、貫通孔78bの径はアンチバックピン78aの径より僅かに大きく設定されており、貫通孔78bとアンチバックピン78aとの間にクリアランスが形成されている。これにより、同期アンチバック78が前記クリアランスの範囲で同期アーム75とは独立して移動可能に構成されている。
なお、同期アンチバック78と同期アーム75との干渉を回避するために、同期アーム75には左右方向に所定間隔を有する二重構造の部分が含まれており、この二重構造の間隔部分に同期アンチバック78が貫入されている。また、この二重構造の間隔部分にアンチバックピン78aが架設されている。
このように構成することで、同期アンチバック78は第一リンクピン78e及び第二リンクピン78fを中心にして上下方向に回動できる。また、第一リンクアーム78c及び第二リンクアーム78dは同様の長さに設定されていると共に平行に配置されているので、同期アンチバック78は上下方向に延在している姿勢から傾くことを防止され、係る姿勢が保持される。これにより、同期アンチバック78は、第一リンクピン78e及び第二リンクピン78fを中心にして上下方向に回動する際、上下方向に延在している姿勢を保持したままで回動する。
第二当接面78gは、搬送方向下手側(図示において左側)の側面であり、搬送方向に対して垂直な面を有している。
傾斜面78hは、搬送方向上手側(図示において右側)の側面であり、詳細には、搬送方向上手側の側面のうちで、搬送方向下手側に向かうに従い下方に傾斜している部位として形成されている。傾斜面78hは、搬送方向下手側の部分が同期アンチバック78の下端面に連なっている。
図4、図5、及び図8(a)に示すように、前記アンチバック突出位置は、同期アンチバック78の下端部が各基台11の上面と各突起部71の上面との間の高さにあるときの同期アンチバック78の位置であり、第二当接面78gが各第二側面71bに対して当接可能な位置のことである。なお、同期アンチバック78は、ローラ77・77が各基台11に接地している際に前記アンチバック突出位置になるように配置されている。
図8(c)に示すように、前記アンチバック退避位置は、同期アンチバック78の下端部が各突起部71の上面よりも高い高さにあるときの同期アンチバック78の位置であり、同期アンチバック78が各突起部71に対して当接不能な位置のことである。
図8(b)に示すように、同期アンチバック78が前記アンチバック退避位置にある状態で、エアシリンダ74が伸長していくと、同期アーム75(アンチバックピン78a)が第二アームピン75bを中心にして下方に回動していく。アンチバックピン78aの下方回動に伴い同期アンチバック78が第一リンクピン78e及び第二リンクピン78fを中心にして下方に回動していく。同期アーム75(ローラ77・77)及び同期アンチバック78が共に下方回動していくと、同期アーム75及び同期アンチバック78が共に基台11に近接していき、その後図8(a)に示すように、ローラ77・77が基台11に接地し、同期アンチバック78が前記アンチバック突出位置になり、同期アンチバック78が突起部71に対して当接可能な高さ位置になる。
なお、ローラ77・77が基台11に接地しており、アタッチ76が前記アタッチ突出位置にあり、さらに同期アンチバック78が前記アンチバック突出位置にあるとき、アタッチ76(第一当接面76a)と同期アンチバック78(第二当接面78g)との間には突起部71の搬送方向の長さ程度の距離が形成されており、アタッチ76と同期アンチバック78との間に突起部71を配置可能に構成されている(図8(a)参照)。
なお、図9(a)に示すように、リフター台車40(係合部72)が停止しており、基台11上における突起部71の搬送方向下手側に係合部72が配置されているものとする。つまり、係合部72が停止した状態で、突起部71が搬送方向上手側から下手側に搬送されてくるものとする。そして、アタッチ76が前記アタッチ突出位置にあり、同期アンチバック78が前記アンチバック突出位置にあることとする。
このとき、同期アンチバック78は、搬送方向に押されても、前述のように第一リンクアーム78c及び第二リンクアーム78dにより上下方向に突出している姿勢から傾くことを防止され、上下方向に突出している姿勢を保持される。
また、同期アンチバック78は、上方向に押されると、同期アンチバック78の貫通孔78bとアンチバックピン78aとの間のクリアランスが形成されている(詳細には、貫通孔78bが同期アンチバック78の回動方向に沿った形状を有する)ので、第一リンクピン78e及び第二リンクピン78fを中心にして上方回動していく。
これにより、突起部71の搬送方向の移動通路が確保されていく。なお、前記クリアランスにより、同期アンチバック78が上方回動する際に、貫通孔78bの内壁がアンチバックピン78aに接触して同期アンチバック78が同期アーム75(アタッチ76)を押し上げることが回避される。これにより、アタッチ76の前記アタッチ突出位置の姿勢が保持される。
そして、突起部71が同期アンチバック78を押し上げながら搬送方向に摺動していき、同期アンチバック78(傾斜面78h及び同期アンチバック78の下端面)を通過する。図9(c)及び図10に示すように、突起部71が同期アンチバック78を通過すると、同期アンチバック78が下方に回動して前記アンチバック突出位置に戻り、さらに突起部71が前記アタッチ突出位置にあるアタッチ76に対して当接する。これにより、アタッチ76が前記アタッチ突出位置にあるアタッチ76と前記アンチバック突出位置にある同期アンチバック78との間に配置され、第一当接面76aが第一側面71aに対して当接すると共に第二当接面78gが第二側面71bに対して当接し、係合部72と突起部71とが係合する。
さらに突起部71が搬送方向に搬送されていくと、突起部71が前記アタッチ突出位置にあるアタッチ76を搬送方向に押し、フロアフリクション台車10の推進力がリフター台車40に伝わり、リフター台車40がフロアフリクション台車10と共に移動し、リフター台車40がフロアフリクション台車10と同じ搬送速度でリフターレール50上を移動していく。このようにして、リフター台車40がフロアフリクション台車10に対して同期状態になる。
このとき、前述のように同期アンチバック78は第一リンクアーム78c及び第二リンクアーム78dにより上下方向に突出している姿勢から傾くことを防止され、上下方向に突出している姿勢を保持される。
また、前述のように第二当接面78gは搬送方向に対して垂直な面を有しているので、突起部71が第二当接面78gを搬送方向上手側に押したとしても同期アンチバック78が上方に押されることはないので、同期アンチバック78の貫通孔78bとアンチバックピン78aとの間のクリアランスにより同期アンチバック78が上方回動することはない。
また、図11に示すように、突起部71が第二当接面78gを搬送方向上手側に押すと、第二当接面78gを搬送方向上手側に押す力がアンチバックピン78aを介して同期アーム75に伝わる。これにより、同期アーム75が搬送方向上手側に力F1で押される。このとき、例えばアンチバックピン78aが第二アームピン75bよりも上方に配置されていると、同期アーム75に対して第二アームピン75bを中心に上方回動する方向に力F2が作用することがある。しかし、力F2は後述する力F4の大きさに比べて非常に小さく、エアシリンダ74を収縮させるほどの大きさを有しないので、同期アーム75は上方回転せずに静止している状態を保持する。これにより、同期アンチバック78が同期アーム75と共に上方回動することはない。
従って、突起部71が同期アンチバック78を搬送方向上手側に通過することが防止され、リフター台車40のフロアフリクション台車10に対する同期状態が保持される。つまり、同期アンチバック78がアンチバックとしての機能を確実に発揮する。
突起部71が第一当接面76aを搬送方向にF3の力で押すとき、前述のように、アタッチ76(第一当接面76a)が第一アームピン75aよりも低い位置に配置されており、かつ、第二アームピン75bよりも低い位置に配置されているので、同期アーム75に対して第二アームピン75bを中心に上方回動する方向に力F4が作用する。
そして、図13に示すように、力F4の大きさが所定値以上になると同期アーム75(アタッチ76)が上方回動するとともにエアシリンダ74が収縮し、さらに突起部71が搬送方向下手側に移動しながらアタッチ76の下方に入り込む。これにより、突起部71がアタッチ76(第一当接面76a)を搬送方向に押している状態が解除される。従って、突起部71が第一当接面76aを搬送方向に過剰な力で押すことを回避でき、係合部72が過負荷状態になることを回避できる。
また、一つのアクチュエータ(エアシリンダ74)でリフター台車40を各フロアフリクション台車10に対して同期状態にすることができるので、装置構成を簡素化することができ、装置の製造コストを低減できる。
また、前記台車同期機構は、同期アンチバック78のアンチバックとしての機能を確実に発揮でき、さらに係合部72が過負荷状態になることを回避できる。従って、装置の信頼性を向上させることが可能になる。
(1)図14(a)に示すように、リアサスペンション3Aがリフター30上に供給される。(2)図14(b)に示すように、リフター台車40が車体2Aの後部下方に移動される。(3)リフター台車40がフロアフリクション台車10Aに対して前記台車同期機構により同期状態にされる。これにより、リフター台車40(リフター30)が車体2Aの後部下方に存する状態でフロアフリクション台車10A(車体2A)と共に移動していく。(4)図14(c)に示すように、リアサスペンション3Aがリフター30を使用して車体2Aに対して組み付けられる。
作業者は車体2Aに対する組み付け作業を終了すると、次の搬送方向上手側にある車体2の存する位置まで歩行し、当該車体2に対して組み付け作業を行っていく。
以上のように構成することで、(3)の前記台車同期機構の作用により、(4)の作業をリフター30が車体2Aと共に移動している状態、つまりリフター30が車体2Aに対して相対的に停止している状態で行えるので、車体2Aに対するリアサスペンション3Aの組み付け作業を円滑に行うことが可能になる。
また、前記台車同期機構は各基台11上に形成されている各突起部71の突起量を、前述のように例えば5mm程度と、低く設定できるので、作業者が歩行や組み付け作業等を行う際、足元を気にせずに円滑に行うことが可能になる。
オーバーヘッドコンベア方式の車両の組立ラインは、ハンガー等の車体を搬送する設備を建屋梁から吊り下げる方式をとっており、一般的にオーバーヘッドコンベア方式の車両の組立ラインに採用される同期機構は、建屋梁から吊り下げられている状態で移動する車体搬送用のハンガーに対して、床面上(床面上に載置されているレール上)を移動するリフター台車を同期状態にするものである。
これに対して、本実施形態の車両の組立ライン1に採用される前記台車同期機構は、床面上(床面上に載置されているレール20・20上)を移動するフロアフリクション台車10に対して、床面上(組み板60を介して床面上に載置されているリフターレール50上)を移動するリフター台車40を同期状態にするものである。
これにより、本実施形態の車両の組立ライン1に採用される前記台車同期機構の方が、フロアフリクション台車10とリフター台車40との高さ位置を略同じ高さ位置に設定でき、双方を近接して配置できるので、前記台車同期機構の剛性確保をしやすく、位置精度を出しやすい。また、前記台車同期機構を小型化できるので、作業スペースを確保でき、作業者の作業姿勢が向上し、作業効率が良くなる。
10 フロアフリクション台車
20 レール
40 リフター台車
50 リフターレール
71 突起部
71a 第一側面
71b 第二側面
72 係合部
73 ベース
74 エアシリンダ
75 同期アーム
76 アタッチ
76a 第一当接面
77 ローラ
78 同期アンチバック
78g 第二当接面
78h 傾斜面
Claims (3)
- 搬送経路に沿って搬送される第一台車に対して、前記搬送経路の側方に前記搬送経路に沿った移動経路を有する第二台車を同期状態にして、前記第二台車を前記第一台車と同じ搬送速度で前記移動経路に沿って移動させる同期機構であって、
前記第一台車に形成され、上方に向かって突出し、搬送方向下手側の側面である第一側面及び搬送方向上手側の側面である第二側面を有する突起部と、
前記第二台車に取り付けられ、前記第一台車の搬送経路側に向かって突出し、前記突起部と係合することにより前記第二台車を前記第一台車に対して同期状態にする係合部と、を備え、
前記係合部は、
前記第二台車に固定され、前記第一台車の搬送経路側に向かって突出するベースと、
前記ベースに取り付けられ、搬送方向上手側の側面に前記第一側面に対して当接可能な第一当接面を含むアタッチと、
前記ベースに上下方向に移動可能に接続され、前記アタッチよりも搬送方向上手側に配置され、搬送方向下手側の側面に前記第二側面に対して当接可能な第二当接面を含み、かつ、搬送方向上手側の側面に前記第一側面よりも高い位置から搬送方向下手側に向かうに従い下方に傾斜する傾斜面を含む同期アンチバックと、
一端が前記ベースに接続され、上下方向に伸縮可能な流体圧シリンダーと、
一端が前記流体圧シリンダーに接続され、他端が前記ベースに上下方向に回動可能に接続され、中途部に前記アタッチが固定される同期アームと、を有し、
前記第一台車が搬送方向に搬送され、その後、前記第一側面が前記傾斜面に接触し、さらに前記傾斜面を搬送方向に摺動するのに伴い、前記同期アンチバックが上方移動し、
前記突起部が前記同期アンチバックを搬送方向に通過した後、前記第一側面が前記第一当接面に対して当接し、さらに前記同期アンチバックが下方移動して前記第二側面が前記第二当接面に対して当接することにより、前記第二台車が前記第一台車に対して同期状態になり、
前記同期アンチバックには貫通孔が形成され、前記貫通孔にはピンが貫入され、前記ピンは前記同期アームに固定され、前記貫通孔と前記ピンとの間にはクリアランスが形成され、
前記アタッチは、前記第一当接面が前記第一側面に対して当接可能な高さ位置であるアタッチ突出位置と、前記アタッチ突出位置より高い位置であると共に前記突起部に対して当接不能な高さ位置であるアタッチ退避位置との間で移動し、
前記同期アンチバックは、前記第二当接面が前記第二側面に対して当接可能な高さ位置であるアンチバック突出位置と、前記アンチバック突出位置より高い位置であると共に前記突起部に対して当接不能な高さ位置であるアンチバック退避位置との間で移動し、
前記流体圧シリンダーが収縮することにより、前記アタッチが前記同期アームと共に上方回動して前記アタッチ退避位置まで移動し、さらに前記同期アンチバックが前記同期アームと共に上方移動して前記アンチバック退避位置まで移動し、
前記流体圧シリンダーが伸長することにより、前記アタッチが前記同期アームと共に下方回動して前記アタッチ突出位置まで移動し、さらに前記同期アンチバックが前記同期アームと共に下方移動して前記アンチバック突出位置まで移動し、
前記アタッチが前記アタッチ突出位置にあり、かつ、前記同期アンチバックが前記アンチバック突出位置にある状態で、前記第一側面が前記傾斜面に接触し、さらに前記傾斜面を搬送方向に摺動するのに伴って前記同期アンチバックが上方移動する際、前記クリアランスにより前記アタッチが前記アタッチ突出位置にある状態を保持される同期機構。 - 前記アタッチは、前記アタッチ突出位置にあるときに、前記同期アームと前記流体圧シリンダーとの接続箇所よりも低い位置に配置され、かつ、前記同期アームと前記ベースとの接続箇所よりも低い位置に配置される請求項1に記載の同期機構。
- 前記第一台車及び第二台車は、車両の組立ラインで用いられ、
前記第一台車には、車体が載置され、
前記第二台車には、前記車体に対して組み付けられる部材が載置される請求項1または請求項2に記載の同期機構。
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