JP4867493B2 - コンベア装置 - Google Patents

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本発明は、パワーレールに支持案内されたパワーチェーンの駆動力をフリーレールに支持案内されたフリートロリに伝達することにより、フリートロリを搬送経路に沿って移動させる、パワーアンドフリー式トロリコンベアを含むコンベア装置に関するものである。
パワーアンドフリー式トロリコンベア等のコンベア装置により構築された搬送ラインにおいて、搬送ラインの自由度及び生産性の向上のために、ライン間の乗り継ぎ部、分岐部(例えば、特許文献1参照)又は合流部(例えば、特許文献2参照)を設ける構成が広く採用されている。また、同一搬送ライン中において、パワーチェーン式駆動装置と摩擦ローラ式駆動装置とを使い分けるようにしたコンベア装置も多用されている(例えば、特許文献3参照)。
特許文献3のコンベア装置(移動体使用の搬送設備)におけるパワーアンドフリー式トロリコンベアは、水平歯輪に掛け渡され駆動されるパワーチェーン(無端チェーン)を支持案内するパワーレールの上側に移動体のフリートロリ(被案内装置)を支持案内するフリーレールが設けられる。そして、パワーチェーン式駆動装置(無端回動式送り装置)は、前記パワーチェーンに上方へ突出する駆動ドッグ(伝動体)を設け、移動体のフリートロリに揺動可能に設けた被駆動ドッグ(受動体)を前記駆動ドッグに係合させることにより前記移動体を搬送経路に沿って移動させるものである。
特開2005−343238号公報(図1、図5−6) 特開2000−177665号公報(図5−12) 特開2001−253340号公報(図4)
特許文献3の構成では、前記フリートロリの下部及び前記被駆動ドッグが、前記フリーレールの最下面(前記パワーレール側端)を越えて前記パワーレールの方に突出しているため、前記フリーレールと前記パワーレールとの間隔が大きくなる。したがって、前記コンベア装置の嵩が高くなるという問題点がある。また、このように嵩が高いコンベアを工場の床面に据え付けた場合には、コンベアの点検作業の際に作業者が高さの高いレールを跨ぐ必要があるため、コンベアの点検作業の作業性が悪化するという問題点がある。さらに、床上に据え付けたフリーレールの最上端の高さに合わせた作業床を形成して二重床とする場合には、該作業床の高さが高くなるため、天井までの作業空間が小さくなるという問題点がある。
さらにまた、特許文献1又は特許文献2に示されるような生産ラインの前記分岐部又は合流部において水平面内での分岐又は合流を行う場合には、分岐装置又は合流装置(転轍レール、切替機)に前記フリートロリの走行車輪を支持するレールを備えさせる必要があるため、該分岐装置及び合流装置の構造が複雑化するという問題点もある。
本発明は、前記のような問題点を解決するためになされたものであり、嵩を低くすることができるパワーアンドフリー式トロリコンベアを含むコンベア装置を得ることを目的とする。また、前記被駆動ドッグと前記駆動ドッグとの係合及び解除動作を長期にわたって確実に行うことができる前記コンベア装置を得ることを目的とする。さらに、分岐装置又は合流装置の構造を簡略化することができる前記コンベア装置を得ることを目的とする。
本発明に係るコンベア装置は、前記課題解決のために、パワーチェーンにより駆動され、パワーレールに支持案内されるパワートロリに取り付けられた駆動ドッグを、フリーレールに支持案内されるフリートロリの被駆動ドッグに係合させることにより、前記フリートロリを搬送経路に沿って移動させるパワーアンドフリー式トロリコンベアを含むコンベア装置であって、前記フリートロリの被駆動ドッグを、前記フリーレールの前記パワーレール側端から突出しない形状とし、前記フリートロリが前記パワートロリと干渉せずに搬送方向へ移動可能となるように、前記パワーレールと前記フリーレールとの間隔を広げる区間において、前記駆動ドッグの前記フリートロリ側端を、前記フリーレールの前記パワーレール側端よりも前記パワーレール側へ移動させてなり、前記フリートロリにより支持された移動体の搬送ラインの分岐部又は合流部に、分岐又は合流の各ラインにおいて、前記フリートロリの走行車輪を支持する支持板を各フリーレール間に架設してなるものである。
本発明に係るコンベア装置によれば、パワーチェーンにより駆動され、パワーレールに支持案内されるパワートロリに取り付けられた駆動ドッグを、フリーレールに支持案内されるフリートロリの被駆動ドッグに係合させることにより、前記フリートロリを搬送経路に沿って移動させるパワーアンドフリー式トロリコンベアを含むコンベア装置であって、前記フリートロリの被駆動ドッグを、前記フリーレールの前記パワーレール側端から突出しない形状とし、前記フリートロリが前記パワートロリと干渉せずに搬送方向へ移動可能となるように、前記パワーレールと前記フリーレールとの間隔を広げる区間において、前記駆動ドッグの前記フリートロリ側端を、前記フリーレールの前記パワーレール側端よりも前記パワーレール側へ移動させてなり、前記フリートロリにより支持された移動体の搬送ラインの分岐部又は合流部に、分岐又は合流の各ラインにおいて、前記フリートロリの走行車輪を支持する支持板を各フリーレール間に架設してなるので、前記支持板により前記フリートロリの走行車輪を支持することができるため、分岐装置又は合流装置(転轍レール、切替機)に前記フリートロリの走行車輪を支持するレールを備えさせる必要がなくなる。したがって、前記分岐装置又は合流装置の構造を簡略化することができるため、コストの低減化、及び、前記分岐部又は合流部における搬送方向の切替動作の長期にわたる高信頼化を図ることができる。
次に本発明の実施の形態を添付図面に基づき詳細に説明するが、本発明は、添付図面に示された形態に限定されず特許請求の範囲に記載の要件を満たす実施形態の全てを含むものである。なお、本明細書においては、被搬送物の搬送方向(図中矢印A方向参照)を前、その反対側を後とし、前方へ向かって左右を左右とする。また、搬送方向と直交する水平方向(左右方向)を搬送幅方向という。さらに、左方から見た図を正面図とする。
図1〜図4は、本発明の実施の形態に係るコンベア装置におけるパワーアンドフリー式トロリコンベアの構成を示す説明図であり、図1は正面図、図2(a)はフリートロリの平面図、図2(b)はフリートロリを後から見た図、図3はフリートロリの被駆動ドッグとパワートロリの駆動ドッグとの係合状態を示す正面図、図4は前記係合状態を後から見た図である。また、図5〜図9はライン間の乗り継ぎ部の説明図であり、図5は平面図、図6は正面図、図7は図6の矢視B−B断面図、図8は図6の矢視C−C断面図、図9は図6の矢視D−D断面図である。さらに、図10及び図11は、分岐部の説明図であり、図10は平面図、図11は図10の矢視E−E断面図である。
図1に示すように、台車3は、所定の搬送経路(搬送方向A)に沿ってパワーアンドフリー式トロリコンベア2を含むコンベア装置1により搬送される。すなわち、台車3は、フリートロリ22である先頭トロリ31、前ロードトロリ32、後ロードトロリ33及び後部トロリ34、並びに、これらトロリ31〜34を連結する連結ロッド35,36,37等からなる移動体上に設けられた、左右の縦フレーム6,6により連結された左右の被搬送物前支持体4,4及び被搬送物後支持体5,5により被搬送物Wを支持し、該被搬送物Wを所定の搬送経路(搬送方向A)に沿って搬送するものである。
図2に示すように、フリートロリ22において、左右のトロリブラケット26,26間に固定されたボス27及び左右のトロリブラケット26,26から搬送幅方向外側に延出するボス28,28により搬送幅方向軸まわりに回転可能に支持された水平支軸29の左右端部に走行車輪24,24が固定され、左右の垂直支軸30,30により左右のサイドローラ25,25が回転可能に支持される。
図2〜図4に示すように、フリートロリ22の左右の走行車輪24,…が係合する左右一対のフリーレール21,21は、互いに搬送幅方向に間隔をおいて開口同士を対向させてなる左右一対の断面略コ字状のものであり、被搬送物W(台車3)の搬送経路に沿って配置され床面FLに固定された、上側に開口を有する断面略U字状のヨーク10,…の上部の搬送幅方向内面側にて支持される。なお、ヨーク10,…は、その下辺が水平方向に折り曲げられ、該折り曲げ部に形成された孔に高さ調整ボルトが通され、該高さ整ボルトの下部がアンカープレートに固定され、該アンカープレートがアンカーボルトにより床面FLに強固に固定される。
また、フリーレール21,21の上側の水平板部の内側面に左右のサイドローラ25,25が当接すること、及び、横フレーム7,8の左右側面外側に取り付けられた左右の振れ止めローラ9,9を図示しない振れ止めレールにより支持することにより、台車3の搬送幅方向への倒れが規制される。したがって、後述するように被駆動ドッグ23と駆動ドッグ13との係合を解除するために、駆動ドッグ13を被駆動ドッグ23に対して搬送幅方向に相対移動させる構成としていることから、左右の走行車輪24,24の間隔が適度に広げられていることと合わせ、台車3の上方に重い被搬送物Wを支持した場合においても、搬送幅方向の振れが抑制されるため、被搬送物Wの搬送をより安定して行うことができる。
図1及び図3に示すように、フリートロリ22である前ロードトロリ32には、前記左右のトロリブラケット26,26間の搬送幅方向の中央部において後方へ突出し、パワートロリ12の駆動ドッグ13と係合する鉤状の被駆動ドッグ23が設けられる。該被駆動ドッグ23はフリーレール21,21の下端(後述するパワーレール11側端)から突出しない形状とされるため、パワーレール11とフリーレール21との間隔D(図3参照)を小さくすることができる。したがって、コンベア装置1の嵩を低くすることができる。また、前ロードトロリ32のトロリブラケット26,26は前後の走行車輪24,24間が上側に窪んでいるため、前記パワートロリ12の駆動ドッグ13との干渉が回避される。
図1、図3及び図4に示すように、パワーチェーン式駆動装置41におけるパワートロリ12の左右の車輪14,…が係合する左右一対のパワーレール11,11は、互いに搬送幅方向に間隔をおいて開口同士を対向させてなる左右一対の断面略コ字状のものであり、フリートロリ22に駆動力を伝達する経路においてはフリーレール21,21の下側に位置し、前記ヨーク10,…の搬送幅方向内面側にて支持される。
図3に示すように、パワーチェーン15は、垂直方向に貫通するピン孔を前後端部にそれぞれ有する細長い棒状部材からなるセンターリンク16と、垂直方向に貫通するピン孔を前後端部にそれぞれ有する細長い板状部材からなる上下1対のサイドリンク17と、このセンターリンク16とサイドリンク17とを連結する連結ピンとからなる。そして、センターリンク15の端部を上下から挟むようにして1対のサイドリンク17の端部を重ね、両リンク16,17の互いのピン孔を合わせた状態で連結ピンを挿入して連結することにより構成される。
パワートロリ12の下部が前記パワーチェーン15の上側のサイドリンク17に固定されるため、パワートロリ12はパワーレール11,11に沿って移動する。また、パワートロリ12には、その上部に搬送幅方向の支軸13Aまわりに回動可能な、前記被駆動ドッグ23と係合する鉤状の駆動ドッグ13が取り付けられており、該駆動ドッグ13は、その前側の錘部13Bにより、前記被駆動ドッグ23と係合する前記鉤状の部分が前方に移動する方向に付勢される。
したがって、パワーチェーン15により駆動され、パワーレール11,11に支持案内されるパワートロリ12に取り付けられた駆動ドッグ13を、フリーレール21,21に支持案内されるフリートロリ22(前ロードトロリ32)の被駆動ドッグ23に係合させることにより、台車3はパワーチェーン式駆動装置41によって搬送経路に沿って移動する。
なお、パワーチェーン式駆動装置41によりフリートロリ22が駆動されない区間においては、連結ロッド35,36,37の側面である垂直面35A,36A,37Aにフリクションローラ式駆動装置42のフリクションローラ42A(図9参照。)を圧接させ、該フリクションローラ42Aの駆動力により推力を付与することにより台車3を搬送することができる。
次に、前記被駆動ドッグ23と前記駆動ドッグ13との係合を解除する手段について、ライン間の乗り継ぎ部を例として説明する。図5及び図6に示す搬送ラインL1から搬送ラインL2への乗り継ぎ部CNは、パワーチェーン式駆動装置41により駆動され搬送ラインL1を搬送される台車3における前記フリートロリ22(前ロードトロリ32)の被駆動ドッグ23と前記パワートロリ12の駆動ドッグ13との係合を解除してから、別の搬送ラインL2へ台車3を受け渡すように、台車3を搬送ラインL2まで搬送する搬送手段であるフリクションローラ式駆動装置42を備えている。なお、前記搬送手段は、フリクションローラ式駆動装置に限定されるものではなく、チェーン駆動装置等であってもよく、例えばチェーン駆動装置を用いる場合は、チェーンに取り付けた押送ドッグにより台車3を押送することができる。
図5における搬送幅方向への相対移動区間SHは、台車3における前記フリートロリ22(前ロードトロリ32)の被駆動ドッグ23とパワートロリ12の駆動ドッグ13との係合を解除するように、前記フリーレール21,21の軌道と前記パワーレール11,11の軌道とを搬送幅方向に相対移動させる区間であり、該区間SHにおいて前記被駆動ドッグ23に対して前記駆動ドッグ13が搬送幅方向へ相対移動するため、前記区間SHを通過すると、図7に示すように前記被駆動ドッグ23と前記駆動ドッグ13との係合が解除される。また、この状態において、前記のとおり前ロードトロリ32のトロリブラケット26,26は前後の走行車輪24,24間が上側に窪んでいるため、前記駆動ドッグ13と干渉することがない。
以上のような前記被駆動ドッグ23と前記駆動ドッグ13との係合解除手段によれば、前記被駆動ドッグ23及び駆動ドッグ13双方が係合する鉤状部の角度が、前記係合をより確実に行うことができるように鋭角であっても、前記区間SHにおいて、前記被駆動ドッグ23に対して前記駆動ドッグ13を搬送幅方向に相対移動させることにより、前記係合を容易かつ確実に解除することができる。したがって、前記被駆動ドッグ23と前記駆動ドッグ13との係合及び解除動作を長期にわたって確実に行うことができる。また、前記鉤状部の角度をより鋭角に設定することができることから、パワーチェーン式駆動装置41の駆動力をより確実にパワートロリ12からフリートロリ22へ伝達して、確実に牽引することができる。
図6におけるパワーレールとフリーレールとの間隔を広げる区間SVは、前記区間SHにおける前記相対移動により前記被駆動ドッグ23と前記駆動ドッグ13との係合が解除された状態で、前記フリートロリ22(前ロードトロリ32)が前記パワートロリ12と干渉せずに搬送方向Aへ移動可能となるように、前記パワーレール11,11と前記フリーレール21,21との間隔を広げる区間であり、該区間SVにおいて前記被駆動ドッグ23に対して前記駆動ドッグ13が下方(パワートロリ12側)へ移動するため、前記区間SVを通過すると、図8に示すように前記フリートロリ22(前ロードトロリ32)が前記パワートロリ12と上下方向に分離する。
前記区間SHを通過して前記被駆動ドッグ23と前記駆動ドッグ13との係合が解除された台車3は、図5に示すフリクションローラ式駆動装置42により推力が付与され、その後前記区間SVを通過し、図9に示すように前記フリクションローラ式駆動装置42により駆動されて搬送ラインL2側へ受け渡される。なお、図5中には、1個のフリクションローラ式駆動装置42のみを示しているが、ライン構成によっては、複数のフリクションローラ式駆動装置42,…が搬送方向に並設される。
図3、図4、図7、図8に示すように、前記のとおり、前記被駆動ドッグ23はフリーレール21,21の下端(パワーレール11側端)から突出しない形状とされる。また、図6に示すパワーレール11,11とフリーレール21,21との間隔を広げる区間SVを前記パワートロリ12が通過した位置では、図8に示すように前記駆動ドッグ13の前記フリートロリ22側端が、前記フリーレール21,21の前記パワーレール11,11側端よりも下側(前記パワーレール11)側へ移動している。
したがって、図10に示す分岐部BRに、分岐点BPから本線ML及び支線BLへと分岐する各搬送ラインにおいて、前記フリートロリ22,…の走行車輪24,…を支持する走行車輪支持板51(図11も参照)を各フリーレール21,…間に架設しても、前記被駆動ドッグ23又は前記駆動ドッグ13が前記支持板51と干渉することがない。
このような走行車輪支持板51を設ける構成とすれば、転轍レール切替用駆動装置53により駆動され、台車3の搬送を本線ML又は支線BLへ切り替える転轍レール52には前記フリートロリ22,…の走行車輪24,…を支持するレールを備えさせる必要がなくなる。したがって、転轍レール52を、フリートロリ22,…の進行方向を本線ML又は支線BLへ切り替える舌片(図10に示すような略三角形状のもの)一枚のみで構成することができるため、転轍レール52の構造を簡略化することができる。よって、分岐部BRのコストの低減化、及び、分岐部BRにおける搬送方向の切替動作の長期にわたる動作の高信頼化を図ることができる。
なお、このような走行車輪支持板51を設ける構成は、分岐部BRではなく合流部に採用することもでき、合流部においても分岐部BRと同様の効果を奏する。特に、フリクションローラ式駆動装置によるコンベアの合流部において、合流装置(転轍レール等)はフリートロリを支持した状態で回動しないため、特許文献2のような台車による転轍レールの切替えを小さい力で静かに行うための手段(操作ロッド、作動アーム及び台車係合レバー等)を設ける必要がなくなり、合流装置の構造を大幅に簡略化することができる。
以上の説明においては、パワーアンドフリー式トロリコンベアを含むコンベア装置としてフロアコンベアについて説明したが、前記コンベア装置はオーバーヘッドコンベアであってもよい。
本発明の実施の形態に係るコンベア装置におけるパワーアンドフリー式トロリコンベアの構成を示す正面図である。 同じくフリートロリの説明図であり、(a)は平面図、(b)は後から見た図である。 フリートロリの被駆動ドッグとパワートロリの駆動ドッグとの係合状態を示す正面図である。 前記係合状態を後から見た図である。 ライン間の乗り継ぎ部を示す平面図である。 同じく正面図である。 図6の矢視B−B断面図である。 図6の矢視C−C断面図である。 図6の矢視D−D断面図である。 分岐部を示す平面図である。 図10の矢視E−E断面図である。
符号の説明
A 搬送方向
BR 分岐部
BP 分岐点
BL 支線
ML 本線
CN 乗り継ぎ部
D パワーレールとフリーレールとの間隔
FL 床面
L1,L2 搬送ライン
SH 搬送幅方向への相対移動区間
SV パワーレールとフリーレールとの間隔を広げる区間
W 被搬送物
1 コンベア装置
2 パワーアンドフリー式トロリコンベア
3 台車
4 被搬送物前支持体
5 被搬送物後支持体
6 縦フレーム
7,8 横フレーム
9 振れ止めローラ
10,10A,10B,10C,10D,10E ヨーク
11 パワーレール
12 パワートロリ
13 駆動ドッグ
13A 支軸
13B 錘部
14 車輪
15 パワーチェーン
16 センターリンク
17 サイドリンク
21 フリーレール
22 フリートロリ
23 被駆動ドッグ
24 走行車輪
25 サイドローラ
26 トロリブラケット
27,28 ボス
29,30 支軸
31 先頭トロリ
32,33 ロードトロリ
34 後部トロリ
35,36,37 連結ロッド
35A,36A,37A 垂直面
41 パワーチェーン式駆動装置
42 フリクションローラ式駆動装置
42A フリクションローラ
51 走行車輪支持板
52 転轍レール
53 転轍レール切替用駆動装置

Claims (1)

  1. パワーチェーンにより駆動され、パワーレールに支持案内されるパワートロリに取り付けられた駆動ドッグを、フリーレールに支持案内されるフリートロリの被駆動ドッグに係合させることにより、前記フリートロリを搬送経路に沿って移動させるパワーアンドフリー式トロリコンベアを含むコンベア装置であって、
    前記フリートロリの被駆動ドッグを、前記フリーレールの前記パワーレール側端から突出しない形状とし、
    前記フリートロリが前記パワートロリと干渉せずに搬送方向へ移動可能となるように、前記パワーレールと前記フリーレールとの間隔を広げる区間において、前記駆動ドッグの前記フリートロリ側端を、前記フリーレールの前記パワーレール側端よりも前記パワーレール側へ移動させてなり、前記フリートロリにより支持された移動体の搬送ラインの分岐部又は合流部に、分岐又は合流の各ラインにおいて、前記フリートロリの走行車輪を支持する支持板を各フリーレール間に架設してなることを特徴とするコンベア装置。
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