JP6313700B2 - 搬送システム - Google Patents

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本発明は、搬送システムに関する。
複数の台車を、互いに当接した状態でレール上を移動させることができる搬送装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載された搬送装置では、レールの一端側(上手側)に、台車に移動力を付与する移動力付与装置が設けられるとともに、レールの他端側(下手側)に、台車に制動力を付与する制動力付与装置が設けられている。レールの一端側に位置する台車にレールの一端から他端に向かう方向への移動力が付与されると、移動力が付与される台車よりも上記他端側に位置する台車それぞれが上記一端側に隣接する台車に付き押される。これにより、複数の台車全てがレールの他端側へ移動する。また、レールの他端に位置する台車に制動力が付与されることにより、レール上の複数の台車の逸走が抑制されている。
特開平5−85357号公報
ところで、特許文献1に記載された構成では、移動力付与装置をレールの一端に設置し、制動力付与装置をレールの他端に設置する。これにより、例えば移動力付与装置および制動力付与装置への電力供給を行う電源装置をレールの他端に設置すると、移動力付与装置へ電力を供給するための電源線を、レールの他端からレールの一端まで引き回す必要がある。特に、レールの長さが長くなると、電源線を長距離引き回す必要があり電源線の配線作業が煩雑になる虞がある。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、電源線の配線作業の簡素化を図ることができる搬送システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る搬送システムは、
軌道と、
前記軌道上を移動可能であり互いに連結された複数の搬送台車と、
外部電源から第1電源線を介して電力供給を受けて、前記複数の搬送台車を駆動する駆動装置と、
外部電源から第2電源線を介して電力供給を受けて、前記複数の搬送台車を制動する制動装置と、を備え、
前記駆動装置および前記制動装置は、前記軌道の延長方向における前記複数の搬送台車の移動方向である第1方向側の一箇所に纏めて配置されている。
また、本発明に係る搬送システムは、
前記複数の搬送台車が、それぞれ移動方向に沿って配置された長尺のフリクションバーを有し、
前記駆動装置が、
前記フリクションバーの長手方向に直交する一方向から前記複数の搬送台車それぞれのフリクションバーの1つを押圧する第1押圧ローラと、
前記第1押圧ローラを回転させることにより前記複数の搬送台車それぞれのフリクションバーを前記軌道に沿った前記第1方向へ押し出す第1モータと、
第1基台と、
第1旋回軸に一端部が軸支され、他端部に前記第1押圧ローラおよび前記第1モータが一体に取着された第1アームと、
一端部が前記第1アームの他端部に接続され、前記第1アームの他端部を前記フリクションバーに近づく方向へ付勢する第1スプリングと、
前記第1基台に固定され前記第1スプリングの他端部が接続された第1スプリング支持部材と、を有し、
前記第1押圧ローラと前記フリクションバーとの第1当接部分は、前記軌道の延長方向において、前記第1アームの前記第1旋回軸よりも前記軌道に沿った一方向側に位置する、ものであってもよい。
また、本発明に係る搬送システムは、
前記複数の搬送台車が、それぞれ移動方向に沿って配置された長尺のフリクションバーを有し、
前記制動装置が、
前記フリクションバーの長手方向に直交する一方向から前記複数の搬送台車それぞれのフリクションバーの1つを押圧する第2押圧ローラと、
前記第2押圧ローラと前記フリクションバーとの間の摩擦力により前記複数の搬送台車を制動する第2モータと、
第2基台と、
第2旋回軸に一端部が軸支され、他端部に前記第2押圧ローラおよび前記第2モータが一体に取着された第2アームと、
一端部が前記第2アームの他端部に接続され、前記第2アームの他端部を前記フリクションバーに近づく方向へ付勢する第2スプリングと、
前記第2基台に固定され前記第2スプリングの他端部が接続された第2スプリング支持部材と、を有し、
前記第2押圧ローラと前記フリクションバーとの第2当接部分は、前記軌道の延長方向において、前記第2アームの前記第2旋回軸よりも前記軌道に沿った一方向側に位置する、ものであってもよい。
また、本発明に係る搬送システムは、
前記複数の搬送台車それぞれの前記フリクションバーの長手方向における両端部は、前記軌道上で隣接する他の搬送台車のフリクションバーの長手方向における両端部のいずれか一方に連結器を介して連結され、
前記軌道における前記連結器を切り離す切り離し位置近傍において、前記切り離し位置に移動した搬送台車の前記連結器と平面視で重なるように設置され、前記連結器を切り離し可能な状態で維持する切り離し用レールを更に備え、
前記連結器が、
連結される2つのフリクションバーそれぞれの端部のいずれか一方に設けられた被係合部を有する第1部分と、
基端部が回転軸により回転自在に軸支され、先端部が略鉤状に形成された係合部と、前記係合部の基端部に連続し、前記係合部と連動して前記回転軸周りに回転可能であるとともに、前記係合部の先端部が前記被係合部に係合した状態で鉛直方向に突出する突出部と、を有する第2部分と、を備え、
フリクションバーが前記連結器により連結されている搬送台車を前記軌道の前記切り離し位置に移動させると、前記突出部の先端部が前記切り離し用レールによって上方に持ち上げられることにより、前記突出部の先端部に連動して前記係合部の先端部が上方に持ち上げられ、前記係合部の先端部が前記被係合部から脱離した状態となる、ものであってもよい。
本発明では、駆動装置および制動装置が、軌道の延長方向における複数の搬送台車の移動方向である第1方向側の一箇所に纏めて配置されている。これにより、外部電源から駆動装置および制動装置へ電力を供給するための第1電源線、第2電源線を一箇所に集約し易くなるので、第1電源線、第2電源線の配線作業の簡素化を図ることができる。
実施の形態に係る搬送システムを示し、(a)は概略平面図、(b)は概略側面図である。 実施の形態に係る搬送システムを示し、図1(a)におけるA−A線での断面矢視図である。 実施の形態に係る連結器を示し、(a)は概略平面図、(b)は概略側面図である。 実施の形態に係る搬送システムの駆動装置および制動装置の平面図である。 実施の形態に係る搬送システムの連結器の動作を示し、(a)は搬送台車を連結する際の概略側面図、(b)は搬送台車を切り離す際の概略側面図である。 実施の形態に係る搬送システムの動作説明図であり、(a)は搬送台車がカムレールの手前を移動している状態を示す図、(b)は搬送台車がカムレールが設置された位置に移動した状態を示す図、(c)はカムレールが設置された位置にある搬送台車を切り離す様子を示す図である。 (a)は比較例に係る搬送システムの概略平面図であり、(b)は実施の形態に係る搬送システムの概略平面図である。 変形例に係る搬送システムの断面図である。 変形例に係る駆動装置および制動装置の平面図である。
本実施の形態に係る搬送システムについて、図1乃至図5を参照しながら説明する。
搬送システム1は、例えば車両の組立ラインに用いられる。
搬送システム1は、図1(a)および(b)に示すように、組立ラインの床F上に互いに平行となるように敷設された2本のレール(軌道)11と、レール11上に載置された複数の搬送台車12と、搬送台車12を駆動する2台の駆動装置13と、搬送台車12を制動する1台の制動装置14と、を備える。また、搬送システム1は、後述の搬送台車12の連結器123を切り離すためのカムレール(切り離し用レール)15を備える。そして、駆動装置13および制動装置14は、レール11の延長方向における一箇所に纏めて配置されている。複数の搬送台車12は、駆動装置13により、レール11に沿った第1方向(図1(a)および(b)の矢印AR0参照)へ移動させられる。以下、適宜、レール11における第1方向側を下流側、レール11における第1方向とは逆方向の第2方向側を上流側として説明する。
また、図1(a)に示すように、レール11の側方には、ユーザが、搬送台車12に載置された被搬送物Wについて組立作業を行うための作業台21が配置されている。
レール11は、図2に示すように、断面コ字状の形状を有する長尺の部材である。レール11は、アンカープレート111上に設けられた支持部材112により支持されている。アンカープレート111は、アンカーボルト113により床Fに固定されている。
搬送台車12は、図1(a)および(b)に示すように、レール11上を移動可能であり、移動方向に沿って配置された長尺のフリクションバー122を有する。また、搬送台車12は、平面視で外形が略矩形状の本体部120と、本体部120の下面に設けられた4つの車輪121と、を有する。被搬送物Wは、本体部120の上面に載置される。搬送台車12は、4つの車輪121がレール11上を転動することにより、レール11上を移動する。
フリクションバー122は、図2に示すように、本体部120の短手方向における片側に配置され、接続部材124を介して本体部120に接続されている。図1(a)および(b)に示すように、フリクションバー122の長手方向における両端部は、レール11上で隣接する他の搬送台車12のフリクションバー122の長手方向における両端部のいずれか一方に連結器123を介して連結されている。これは、複数の搬送台車12のフリクションバー122について同様である。
連結器123は、例えば図3(a)および(b)に示すように、レール11上で隣接し且つ互いに連結される2つの搬送台車12それぞれのフリクションバー122それぞれの端部に設けられた第1部分123pと、第2部分123qとから構成される。
連結器123の第1部分123pには、鉛直方向における両面側および第1部分123pに対向する面側が開放した溝123hが形成されている。溝123h内部には、鉛直方向およびフリクションバー122の長手方向に直交する方向に延出する係合軸(被係合部)123dが架設されている。
連結器123の第2部分123qには、鉛直方向における両面側および第2部分123qに対向する面側が開放した溝123gが形成されている。そして、溝123g内部には、鉛直方向およびフリクションバー122の長手方向に直交する方向に延出するフック回転軸(回転軸)123bが架設されている。フック(係合部)123aは、基端部がフック回転軸123bにより回転自在に軸支され、先端部が略鉤状に形成されている。突出部123cは、フック123aの基端部に連続し、フック123aと連動してフック回転軸123b周りに回転可能である。突出部123cは、フック123aの先端部が第1部分123pの係合軸123dに係合した状態で鉛直方向に突出した状態になる。また、溝123g内部におけるフック回転軸123bの下側には、突出部123cの一部が当接することによりフック123aの回転を規制する規制部材123eが配設されている。
第2部分123qのフック123aが、第1部分123pの係合軸123dに係合することにより、第1部分123pと第2部分123qとが連結される。
2台の駆動装置13は、電源装置100から電源線L11、L12を介して電力供給を受けて、複数の搬送台車12を駆動する。
駆動装置13は、図2および図4に示すように、押圧ローラ(第1押圧ローラ)131と、電源線L11、L12を介して供給される電力により駆動するモータ(第1モータ)132と、を有する。この押圧ローラ131とモータ132とから駆動ユニットが構成される。
押圧ローラ131は、フリクションバー122の側方(フリクションバー122の長手方向に直交する一方向)から複数の搬送台車12それぞれのフリクションバー122の1つを押圧する。これにより、押圧ローラ131は、押圧するフリクションバー122に摩擦係合する。押圧ローラ131は、例えばウレタンから形成される。
モータ132は、フリクションバー122に摩擦係合した押圧ローラ131を回転させる。これにより、複数の搬送台車12それぞれのフリクションバー122全てが、レール11の下流側(レール11に沿った第1方向(図1(a)、(b)および図4の矢印AR0参照)側)へ押し出される。これにより、複数の搬送台車12全てが下流側へ移動する。
また、駆動装置13は、床Fに6つの固定治具138を介して固定された矩形板状の基台137と、基台137の上面側に突出する旋回軸139に一端部が軸支された長尺板状のアーム134と、アーム134の他端部に取着された駆動ユニット130と、を備える。
更に、駆動装置13は、フリクションバー122における押圧ローラ131側とは反対側の側面に当接するフリーローラ133と、基台137の上面側に突出し、フリーローラ133を軸支する回転軸133aと、を有する。フリーローラ133は、例えばMCナイロン(登録商標)から形成される。駆動装置13は、更に、一端部がアーム134の他端部に接続されたスプリング135と、基台137の上面側に突出し、先端部にスプリング135の他端部が接続されたスプリング支持部材136と、を備える。スプリング135は、アーム134の他端部がフリクションバー122に近づく方向への付勢力を与えている。これにより、アーム134の他端部に取着された駆動ユニット130の押圧ローラ131がフリクションバー122の側面に押圧される。
押圧ローラ131とフリクションバー122との当接部分P131と、フリーローラ133とフリクションバー122との当接部分P133とが、フリクションバー122の長手方向に直交し且つ床面Fに平行な一方向から見たときに略重なるように位置している。これにより、フリクションバー122は、押圧ローラ131とフリーローラ133とで挟持される。また、上記当接部分P131は、レール11の延長方向において、アーム134の旋回軸139よりも下流側(第1方向(図4の矢印AR0参照)側)に位置する。また、上記当接部分P131は、スプリング135のアーム134に接続される一端部よりも上流側(第1方向とは逆方向の第2方向側)に位置する。
制動装置14は、電源装置100から電源線L13を介して電力供給を受けて、複数の搬送台車12を制動する。
制動装置14は、駆動装置13と同様の構成であり、図4に示すように、押圧ローラ(第2押圧ローラ)141と、電源線L13を介して供給される電力により駆動するモータ(第2モータ)142と、を有する。この押圧ローラ141とモータ142とから制動ユニットが構成される。
モータ142は、搬送台車12を移動させている間は、押圧ローラ141を駆動装置13の押圧ローラ131と略同じ回転数で回転させる。そして、モータ142は、搬送台車12を停止させるときに、押圧ローラ141の回転を停止させて押圧ローラ141とフリクションバー122との間の摩擦力で複数の搬送台車12を制動する。
また、制動装置14は、駆動装置13と同様に、床Fに固定治具148を介して固定された基台147と、旋回軸149に一端部が軸支されたアーム144と、アーム144の他端部に取着された制動ユニット140と、を備える。
更に、制動装置14は、フリクションバー122における押圧ローラ141側とは反対側の側面に当接するフリーローラ143と、フリーローラ143を軸支する回転軸143aと、を有する。また、制動装置14は、駆動装置13と同様に、アーム144の他端部をフリクションバー122に近づく方向へ付勢するスプリング145およびスプリング支持部材146を備える。
押圧ローラ141とフリクションバー122との当接部分P141と、フリーローラ143とフリクションバー122との当接部分P143とが、フリクションバー122の長手方向に直交し且つ床面Fに平行な一方向から見たときに略重なるように位置している。これにより、フリクションバー122は、押圧ローラ141とフリーローラ143とで挟持される。上記当接部分P141は、レール11の延長方向において、アーム144の旋回軸149よりも上流側(第1方向(図4の矢印AR0参照)とは逆方向の第2方向側)に位置する。また、上記当接部分P141は、スプリング145のアーム144に接続される一端部よりも下流側(第1方向側)に位置する。
カムレール15は、図1(a)および(b)に示すように、連結器123を切り離す切り離し位置Pos1近傍に配置される。切り離し位置Pos1は、レール11の下流側(第1方向(図1(a)および(b)の矢印AR0参照)側)に位置している。カムレール15は、切り離し位置Pos1に移動した搬送台車の連結器123と平面視で重なるように設置され、連結器123を切り離し可能な状態で維持する。カムレール15は、レール11上に載置された搬送台車12のフリクションバー122の床Fからの高さよりも低い位置に配置された主部15aと、主部15aにおける上流側に連続するスロープ15bと、を有する。
レール11上で隣接する2つの搬送台車12を連結する場合、ユーザは、一方の搬送台車12を他方の搬送台車12へ近づけていけばよい。図5(a)に示すように、一方の搬送台車12を他方の搬送台車12へ近づけていくと(図5(a)中の矢印AR1参照)、一方の搬送台車12のフック123aの先端部が係合軸123dの側面123fに当接する。更に、一方の搬送台車12を他方の搬送台車12へ接近させると、フック123aの先端部が係合軸123dの側面123fに沿って上方へ移動する(図5(a)中の矢印AR2参照)。そして、フック123aの先端部が係合軸123dの側面123fの頂部を乗り越えると、フック123aが係合軸123dに係合された状態となる(図3(b)参照)。
一方、フリクションバー122が連結器123により連結されている搬送台車12をレール11の切り離し位置Pos1(図1参照)に移動させると、連結器123の切り離しが可能となる。
具体的には、連結されている搬送台車12を切り離し位置Pos1に移動させると(図5(b)中の矢印AR3参照)、図5(b)に示すように、突出部123cの先端部がカムレール15のスロープ15bに沿って移動して(図5(b)中の矢印AR4参照)、主部15aまで移動する。このとき、突出部123cの先端部の位置がフック回転軸123b周りに旋回して上方に移動する。これに連動して、フック123aの先端部もフック回転軸123b周りに旋回して上方へ持ち上がり(図5(b)中の矢印AR5参照)、係合軸123dから離脱する。つまり、突出部123cの先端部が上方に持ち上げられることにより、突出部123cの先端部に連動してフック123aの先端部が上方に持ち上げられ、フック123aの先端部が係合軸123dから脱離した状態となる。
連結された複数の搬送台車12は、図6(a)に示すように、2台の駆動装置13および1台の制動装置14によりレール11上を一定の速度で走行する(図6(a)中の矢印AR11参照)。そして、図6(b)に示すように、例えば先頭の搬送台車12が、カムレール15の設置場所まで移動すると、前述のように、フック123aの先端部が係合軸123dから脱離した状態となり、先頭の搬送台車12が後続の搬送台車12から切り離し可能となる。そして、図6(c)に示すように、ユーザPが、先頭の搬送台車12を後続の搬送台車12から遠ざけるように先頭の搬送台車12を押し出すと(図6(c)中の矢印AR12参照)、先頭の搬送台車12が後続の搬送台車12から切り離される。
ところで、例えば図7(a)に示す比較例に係る搬送システム1001では、駆動装置53をレール11の上流側(第1方向(図7(a)の矢印AR0参照)とは逆方向の第2方向側)に設置し、制動装置54をレール11の下流側(第1方向側)に設置する。また、電源装置100は、レール11の下流側に設置されており、電源線L51、L52、L53を介して駆動装置53および制動装置54への電力供給を行う。ここで、駆動装置53への電力供給を行う電源線L51、L52は、レール11の下流側からレール11の上流側まで引き回されている。ここで、特に、レール11の長さが長い場合、電源線L51、L52を長距離引き回す必要があり電源線L51、L52の配線作業が煩雑になる虞がある。
これに対して、本実施の形態に係る搬送システム1では、図7(b)に示すように、2台の駆動装置13および1台の制動装置14が、レール11の下流側の一箇所に纏めて配置されている。これにより、電源装置100から駆動装置13および制動装置14へ電力を供給するための電源線L11、L12、L13を一箇所(スペースS1)に集約し易くなるので、電源線L11、L12、L13の配線作業の簡素化を図ることができる。
また、比較例に係る搬送システム1001では、複数の搬送台車52それぞれがフリクションバー522を有し、フリクションバー522同士は連結されていない。そして、レール11の上流側に設置された駆動装置53により、複数の搬送台車52それぞれが後続の搬送台車52により付き押される形で、レール11上を移動する。制動装置54は、先頭の搬送台車52に制動力を与えることにより後続の搬送台車52全ての逸走を抑制するために、ラインの出口側に設置されている。
この搬送システム1001では、複数の搬送台車52が連結されていないため、複数の搬送台車52の列の途中に隙間が生じる場合がある。この場合、隙間よりも上流側の搬送台車52のほうが、隙間よりも下流側の搬送台車52に比べて大きな駆動力が与えられると、隙間を介して隣接する2つの搬送台車52同士の衝突が生じる。従って、比較例に係る搬送システム1001では、搬送台車52に衝突に耐えうるだけの強度が必要となり、搬送台車52の軽量化がある程度制限される虞がある。
これに対して、本実施の形態に係る搬送システム1では、複数の搬送台車12がフリクションバー122の両端部に設けられた連結器123を介して連結されており、隣接する搬送台車12同士が互いに近づく方向に作用する力の少なくとも一部が連結器123またはフリクションバー122で吸収される。これにより、搬送台車12に必要とされる強度を低減させることができるので、その分、搬送台車12の軽量化を図ることができる。
更に、比較例に係る搬送システム1001では、電源装置100から駆動装置53および制動装置54それぞれへの電力供給を行うための電源線L51、L52、L53を引き回すためのスペースS2が比較的大きい。ここで、ユーザの安全性を考慮してユーザの電源線への接触を防止するための安全付帯設備(例えば機械的な安全柵等)を据え付けようとした場合、電源線L51、L52が長くなり、スペースS2が増大すると、安全付帯設備も大掛かりなものとなってしまう。この場合、搬送システム全体が大型化してしまう虞がある。
これに対して、本実施の形態の搬送システムでは、2台の駆動装置13および1台の制動装置14がレール11の下流側に纏めて設置されている。これにより、駆動装置13および制動装置14へ電力供給を行うための電源線L11、L12、L13を引き回すためのスペースS1を小さくすることができる。従って、安全付帯設備のコンパクト化を図ることができるので、搬送システム全体の小型化を図ることができる。
更に、本実施の形態に係る駆動装置13では、押圧ローラ131とフリクションバー122との当接部分P131が、レール11の延長方向において、アーム134の旋回軸139よりも下流側に位置し、スプリング135のアーム134に接続される一端部よりも上流側に位置する。これにより、フリクションバー122から押圧ローラ131に対して下流側から上流側へ向かう方向に作用する力が加わった場合、アーム134の他端部が旋回軸139を軸としてフリクションバー122に近づく方向に付勢される(図4中の矢印AR01参照)。例えば被搬送物Wの重量が大きくなると、押圧ローラ131に対してフリクションバー122から下流側から上流側へ向かう方向に作用する力も大きくなる。この場合、押圧ローラ131のフリクションバー122への押圧力が増加し、フリクションバー122が押圧ローラ131とフリーローラ133とでより堅固に挟持されるので、押圧ローラ131のスリップの発生が抑制される。
また、本実施の形態に係る制動装置14では、押圧ローラ141とフリクションバー122との当接部分P141は、レール11の延長方向において、アーム144の旋回軸149よりも上流側に位置し、スプリング145のアーム144に接続される一端部よりも下流側に位置する。これにより、フリクションバー122から押圧ローラ141に対して上流側から下流側に向かう方向に作用する力が加わった場合、アーム144の他端部が旋回軸149を軸としてフリクションバー122に近づく方向に付勢される(図4中の矢印AR02参照)。例えば移動中の搬送台車12を停止させる場合、押圧ローラ141に対してフリクションバー122から上流側から下流側に向かう方向に作用する力が増加する。この場合、押圧ローラ141のフリクションバー122への押圧力が増加し、フリクションバー122が押圧ローラ141とフリーローラ143とでより堅固に挟持されるので、搬送台車12をより確実に停止させることができる。
また、本実施の形態に係る搬送システム1では、ユーザは、連結された搬送台車12をレール11上の切り離し位置Pos1まで移動させてから、下流側の搬送台車12を上流側の搬送台車12から遠ざけるように押し出すだけで、搬送台車12を切り離せる。これにより、例えば連結器を操作して搬送台車を切り離す構成に比べて、連結器の切り離し作業が容易であるという利点がある。
更に、本実施の形態に係る連結器123では、第2部分123qの溝123g内部に、突出部123cの一部が当接することによりフック123aの回転を規制する規制部材123eが配設されている。これにより、連結器123が切り離された状態において、フック123aの先端部が鉛直方向に垂れ下がった状態となることを防止できる。従って、例えばフック123aの先端部が、駆動装置13または制動装置14の基台137、147等に接触して損傷するのを防止できる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は実施の形態によって限定されるものではない。
実施の形態では、駆動装置13および制動装置14が、レール11の側方に配置される例について説明したが、駆動装置13および制動装置14の設置場所はこれに限定されるものではない。例えば、2本のレール11の下方に設置されるものであってもよい。
本変形例に係る搬送システムでは、例えば図8に示すように、2本のレール11の間の一部にトレンチTRを形成し、トレンチTR内に駆動装置23および制動装置(図示せず)が配置されている。搬送台車22のフリクションバー222は、本体部120の下面側に接続部材224を介して接続されている。基台237は、略中央部に駆動ユニット130を貫通させるための貫通孔237aが設けられている。基台237は、長尺の固定治具238を介してトレンチTRの底部に固定されている。これにより、駆動ユニット130は、モータ132が押圧ローラ131に対して下方となる姿勢でトレンチTR内に配置されている。
本構成によれば、レール11の側方に駆動装置13および制動装置14を設置するためのスペースを設ける必要がないので、レール11周りのスペースの有効活用を図ることができる。
実施の形態では、駆動装置13および制動装置14が、フリーローラ133、143を備える構成について説明したが、フリーローラ133、143の代わりにフリクションバー122に移動力を付与する押圧ローラを採用してもよい。
実施の形態では、搬送台車12がフリクションバー122を有する例について説明したが、搬送台車は必ずしもフリクションバーを有する構成に限定されるものではない。例えば複数の搬送台車が直接連結器を介して連結され、駆動装置、制御装置が、搬送台車を直接駆動、制動する構成であってもよい。
実施の形態では、ユーザPが搬送台車12を押し出す例について説明したが、例えばフィーダ等の装置を利用して搬送台車12を押し出す構成としてもよい。
押圧ローラ131、141とフリクションバー122との当接部分P131、P141とスプリング135、145との位置関係は、実施の形態で説明したものに限定されるものではない。
例えば図9に示すように、駆動装置313において、押圧ローラ131とフリクションバー122との当接部分P131が、スプリング335のアーム334に接続される一端部よりも下流側(第1方向側)に位置していてもよい。また、図9に示すように、制動装置314において、押圧ローラ141とフリクションバー122との当接部分P141は、スプリング345のアーム344に接続される一端部よりも上流側(第2方向側)に位置していてもよい。スプリング支持部材336、346は、基台137の上面側に突出し、先端部にスプリング335、345の他端部が接続されている。スプリング335、345の長手方向は、フリクションバー122の延伸方向に直交する方向に対して交差している。この場合でも、スプリング335、345は、それぞれアーム334、344に対して、押圧ローラ131、141を、フリクションバー122を押し付ける方向への力を作用させることができる。つまり、スプリング335、345は、アーム334、344に対して、押圧ローラ131、141を、フリクションバー122を押し付ける方向への力を作用させることができれば、その配置は特に限定されるものではない。
本発明の搬送システムは、例えば搬送台車を使用する車両の組立てラインでの部品搬送に利用できる。
1 搬送システム、11 レール(軌道)、12 搬送台車、13 駆動装置、14 制動装置、15 カムレール(切り離し用レール)、21 作業台、100 電源装置、111 アンカープレート、112 支持部材、113 アンカーボルト、120 本体部、121 車輪、122、222 フリクションバー、123 連結器、123a フック(係合部)、123b フック回転軸、123c 突出部、123d 係合軸(被係合部)、123e 規制部材、123f 側面、123g、123h 溝、123p 第1部分、123q 第2部分、124 接続部材、130 駆動ユニット、131、141 押圧ローラ、132、142 モータ、133、143 フリーローラ、133a、143a 回転軸、134、144 アーム、135、145、335、345 スプリング、136、146、336、346 スプリング支持部材、137、147、237 基台、138、148、238 固定治具、139、149 旋回軸、140 制動ユニット、237a 貫通孔、L11、L12、L13 電源線、W 被搬送物

Claims (4)

  1. 軌道と、
    前記軌道上を移動可能であり互いに連結された複数の搬送台車と、
    外部電源から第1電源線を介して電力供給を受けて、前記複数の搬送台車を駆動する駆動装置と、
    外部電源から第2電源線を介して電力供給を受けて、前記複数の搬送台車を制動する制動装置と、を備え、
    前記駆動装置および前記制動装置は、前記軌道の延長方向における前記複数の搬送台車の移動方向である第1方向側の一箇所に纏めて配置されている、
    搬送システム。
  2. 前記複数の搬送台車は、それぞれ移動方向に沿って配置された長尺のフリクションバーを有し、
    前記駆動装置は、
    前記フリクションバーの長手方向に直交する一方向から前記複数の搬送台車それぞれのフリクションバーの1つを押圧する第1押圧ローラと、
    前記第1押圧ローラを回転させることにより前記複数の搬送台車それぞれのフリクションバーを前記軌道に沿った前記第1方向へ押し出す第1モータと、
    第1基台と、
    第1旋回軸に一端部が軸支され、他端部に前記第1押圧ローラおよび前記第1モータが一体に取着された第1アームと、
    一端部が前記第1アームの他端部に接続され、前記第1アームの他端部を前記フリクションバーに近づく方向へ付勢する第1スプリングと、
    前記第1基台に固定され前記第1スプリングの他端部が接続された第1スプリング支持部材と、を有し、
    前記第1押圧ローラと前記フリクションバーとの第1当接部分は、前記軌道の延長方向において、前記第1アームの前記第1旋回軸よりも前記軌道に沿った一方向側に位置する、
    請求項1に記載の搬送システム。
  3. 前記複数の搬送台車は、それぞれ移動方向に沿って配置された長尺のフリクションバーを有し、
    前記制動装置は、
    前記フリクションバーの長手方向に直交する一方向から前記複数の搬送台車それぞれのフリクションバーの1つを押圧する第2押圧ローラと、
    前記第2押圧ローラと前記フリクションバーとの間の摩擦力により前記複数の搬送台車を制動する第2モータと、
    第2基台と、
    第2旋回軸に一端部が軸支され、他端部に前記第2押圧ローラおよび前記第2モータが一体に取着された第2アームと、
    一端部が前記第2アームの他端部に接続され、前記第2アームの他端部を前記フリクションバーに近づく方向へ付勢する第2スプリングと、
    前記第2基台に固定され前記第2スプリングの他端部が接続された第2スプリング支持部材と、を有し、
    前記第2押圧ローラと前記フリクションバーとの第2当接部分は、前記軌道の延長方向において、前記第2アームの前記第2旋回軸よりも前記軌道に沿った一方向側に位置する、
    請求項1に記載の搬送システム。
  4. 前記複数の搬送台車それぞれの前記フリクションバーの長手方向における両端部は、前記軌道上で隣接する他の搬送台車のフリクションバーの長手方向における両端部のいずれか一方に連結器を介して連結され、
    前記軌道における前記連結器を切り離す切り離し位置近傍において、前記切り離し位置に移動した搬送台車の前記連結器と平面視で重なるように設置され、前記連結器を切り離し可能な状態で維持する切り離し用レールを更に備え、
    前記連結器は、
    連結される2つのフリクションバーそれぞれの端部のいずれか一方に設けられた被係合部を有する第1部分と、
    基端部が回転軸により回転自在に軸支され、先端部が略鉤状に形成された係合部と、前記係合部の基端部に連続し、前記係合部と連動して前記回転軸周りに回転可能であるとともに、前記係合部の先端部が前記被係合部に係合した状態で鉛直方向に突出する突出部と、を有する第2部分と、を備え、
    フリクションバーが前記連結器により連結されている搬送台車を前記軌道の前記切り離し位置に移動させると、前記突出部の先端部が前記切り離し用レールによって上方に持ち上げられることにより、前記突出部の先端部に連動して前記係合部の先端部が上方に持ち上げられ、前記係合部の先端部が前記被係合部から脱離した状態となる、
    請求項2または3に記載の搬送システム。
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