JP6961164B2 - 搬送システム - Google Patents
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Description
個々の納入された部品を、コンベアに載置する方法としては、被搬送物が載置された台車をコンベアに横付けしてこの被搬送物をコンベアに載置するのが一般的である。
本願搬送システムは、レールの敷設、撤去の必要が無く、他の作業の邪魔をすることなく、及び作業安全性において優れたものである。
本願において提出したすべての図面において、右側に進むものを前進といい、左側に進むものを後進または、後退という。
このリンク機構330は、合体板337に取付ける。また、合体板337は、ロッドを貫通させたスライダSを備え、上記ロッドの両端に連結板338を設け、上記連結板338を上記台車の枠体350に固着して、幅方向に移動可能にする。通常、この合体板337は、台車300の搬送機200側の端部にリンク機構330を構成するバネBに押された状態になっている(図6を参照)。
上記台車コンベア360は駆動型のものであっても無駆動型のものであっても制限されない。また、台車コンベアの種類も制限されない。例えば、ローラコンベア、ベルトコンベア、天井にレールを設けた被搬送物懸吊型のコンベア等種類に制限はない。
上述の台車の枠体350は、基台370に複数のローラ371を並設して、このローラ371の上に載置されている。このため、リンク機構330により、枠体押棒336が後退、前進するとき、この枠体350も後退、前進する。
本願搬送システムは、レールの敷設が不必要なうえに、搬送機が備える車輪誘導板も収納されるため、作業場は有効に活用できる。また、最も優先されるべき作業場内の安全性が確保、他の仕事の邪魔になることがない。
また、車輪誘導装置が搬送機の中に収容されるために、作業場を有効に活用できるうえに、作業員の身体的安全に資する。
本願搬送システム1は、搬送機200及び台車300からなる。本願において、搬送機200とは、被搬送物を搬送するコンベア本体260の他、枠体、アクチュエータ、車輪誘導板等の被搬送物の搬送に必要なすべての機器を含む概念である。
図2は、本願搬送システム1を構成する搬送機200から車輪誘導板202を所望の距離Xだけ突出させたときの説明図である。搬送機200は、台車300が接近して来るのを検知したときアクチュエータ203が作動してプッシャ206を押出してこれに係止された車輪誘導板202を突出させる。この台車の検知手段は、搬送機200に光検知機、接触検知器等を設けて、自動的に検知することもでき、また、作業者が台車300の接近を検知したら手動で検知ボタンを押して、アクチュエータ203を作動させることもできる。
図4の(1)は、搬送機200が車輪誘導板202を収納している通常の状態を示す。
図4の(2)は、第1アクチュエータ203が作動して、搬送機200から車輪誘導板202を突出させた状態を示す。台車の備える誘導輪312は、車輪誘導板202のガイドレール210、211、212の間をガイドされ、カムフォロワ313は、車輪誘導板202の端部によって、立ち上がり、カム341を介してリンクバー343が合体板固定ピン340を押上げる。押上げられた合体板固定ピン340は、合体板337に設けられた孔339に挿入されて、合体板337は、台車300との関係で所定の位置に固定される。上記合体板337は幅方向に移動可能であるが、通常はこの合体板337は、台車300の搬送機200側端部にリンク機構を構成するバネBに押されている(図6を参照)。移載が完了して台車300が移動し、誘導輪312がガイドレールから外れると、カムフォロワ313は元の姿勢に戻り、合体板固定ピン340は、合体板337の孔339から外れて、合体板337は固定をとかれて幅方向に移動が可能になる。
リミットスイッチ240は、移載が完了して代車300が移動したのを検知して、車輪誘導板202を搬送機200内に収納させるものであり、リミットスイッチ241は、誘導車輪312が所定位置まで来たとき接触感知して第2アクチュエータ204を作動させプッシャ205を前進させる。リミットスイッチ242は移載が完了して、台車の発車可能の信号をだすものであり、リミットスイッチ243は、プッシャ205が、所定位置まで伸びてシリンダーをロックする。また、リミットスイッチ244は、車輪誘導板202が突出しているのを検知するものであり、この検知中においてのみ第2アクチュエータ204は作動する。この図においては、すべてリミットスイッチを使用しているが、更に、使い勝手の良いセンサがある場合は、もちろん代替できる。プッシャ205に対してスライダ231を設けるのが好ましい。
図9の(1)は、搬送機200と代車300が、突合する前を示す説明図である。
図9の(2)は、第2アクチュエータ204が作動して、台車300の備える枠体250が後退した状態を示す説明図である。
図10の(1)は搬送機200に台車を横付けにしたときの状態示す図である。
図10の(2)は、搬送機200の第2アクチュエータ204が作動してプッシャ205が前進(矢印方向)して台車300が備えるリンク機構330を構成するロッド335を前進させると、枠体押棒336がバネBの反力に逆らって後退(矢印方向)する。この枠体押棒336は枠体350を後退させ、搬送機200の枠体250と突合する。このとき搬送機のコンベア本体260の端部と台車300の備える台車コンベア360の端部が突合点390で突合する。
2 他の本願搬送システム
3 他の本願搬送システム
200 搬送機
201 搬送機入口
202 車輪誘導板
203 第1アクチュエータ
204 第2アクチュエータ
205 プッシャ
210 ガイドレール
211 ガイドレール
212 ガイドレール
213 車輪ストッパ
240 リミットスイッチ
241 リミットスイッチ
250 枠体
260 コンベア本体
271 ストッパ解除棒
300 台車
301 キャスタ
312 誘導輪
313 カムフォロワ
330 リンク機構
331 プレート
332 プレート
333 プレート
334 プレート
335 ロッド
336 枠体押棒
337 合体板
338 連結板
350 枠体
360 台車コンベア
339 孔
340 合体板固定ピン
341 カム
343 リンクバー
370 基台
371 ローラ
380 ストッパ
381 留め金
390 突合点
400 被搬送物
X 突出距離
P ピン
B バネ
S スライダ
Claims (3)
- 定位置に設置された搬送機と台車から構成され、上記台車に積載された被搬送物を上記搬送機に移載する搬送システムであって、
上記搬送機は、枠体、第1アクチュエータ、第2アクチュエータ、ガイドレールを設けた車輪誘導板及びコンベア本体を備え、上記台車の接近が検知されたとき、上記第1アクチュエータのプッシャが上記車輪誘導板を上記搬送機の入口下部から突出させ、上記台車が備える誘導輪を誘導して、上記台車を上記搬送機に直角に横付けさせ、
上記台車は、基台、自在キャスタ、誘導輪、ローラ、台車コンベアを備える台車の枠体、合体板、カムフォロワ、合体板固定ピン及びリンク機構を備え、
上記ローラは上記基台の幅方向に複数並設され、上記ローラの上に上記台車の枠体を配設し、上記台車の枠体は幅方向に往復動自在であり、
上記合体板は、ロッドを貫通させたスライダを備え、上記ロッドの両端に連結板を設け、上記連結板を上記台車の枠体に固着して、幅方向に移動可能にし、
上記カムフォラワは、上記台車の誘導輪が、上記ガイドレール内に誘導されたとき、上記合体板固定ピンを押上げ、上記合体板が備える孔に挿入され、上記合体板の位置を固定し、
上記リンク機構は合体板に設けられ、ロッド、アーム、ピン、バネ及び枠体押棒により構成され、上記第2アクチュエータのプッシャが上記ロッドを上記搬送機と反対方向に移動させたとき、上記バネの反力に逆らって、上記合体板が備えるリンク機構の枠体押棒により、上記枠体を上記搬送機側に移動させ、上記コンベア本体と上記台車コンベアとが突合し、上記被搬送物が移載され、
上記被搬送物の移載の完了を検知したとき、上記第2アクチュエータのプッシャが後退し、次いで上記台車の枠体が上記バネの反力で上記台車内に収納され、その後、移載を終了した上記台車が移動されたのを検知して、上記第1アクチュエータのプッシャが後退して、上記車輪誘導板が上記搬送機内に収納されることを特徴とする搬送システム。 - 上記台車が備える台車コンベアは、駆動部を有さない台車コンベアであり、上記突合点において最も低くして幅方向に上り勾配を設けて上記台車枠体に取付けられ、上記台車コンベア上の被搬送物は、滑落防止用のストッパにより固定され、上記コンベア本体と上記台車コンベアが突合されたとき、上記搬送機の枠体が備えるストッパ解除棒で、上記ストッパが解除され、重力により上記被搬送物が上記台車コンベアから上記コンベア本体に自動的に移載される請求項1に記載の搬送システム。
- 上記搬送機が備えるコンベア本体は駆動部を有さず、上記突合箇所において最も高くして下り勾配を設けて上記搬送機の枠体に取付けられた請求項2に記載の搬送システム
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JP2017227137A JP6961164B2 (ja) | 2017-11-27 | 2017-11-27 | 搬送システム |
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JP2017227137A JP6961164B2 (ja) | 2017-11-27 | 2017-11-27 | 搬送システム |
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JP2019094200A JP2019094200A (ja) | 2019-06-20 |
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Family
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Family Applications (1)
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JP2017227137A Active JP6961164B2 (ja) | 2017-11-27 | 2017-11-27 | 搬送システム |
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2017
- 2017-11-27 JP JP2017227137A patent/JP6961164B2/ja active Active
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