JP5346905B2 - 法面整形方法 - Google Patents

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Description

本発明は法面を形成する場合の法面整形方法に関する。
従来、法面を形成する場合、法面を形成する部位の地山の上部より下部へ切土しながら行なっている。
この場合、上部より下部への切土は土質が異なっていても、あらかじめ設定された傾斜面の法面となるように土砂、軟岩、中硬岩、硬岩の切土を行ない、あらかじめ予想した土質区分の数量を土質別に算出して、施工業者への支払(見積り)を行なっている。
このような、あらかじめ予想した土質区分の数量は、実際の土質区分の数量とではバラつきが多く、正確な土質区分の切土を知ることができないという欠点があった。
特許第3544651号
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、法面を整形する場合の、切土する土質区分ごとの数量を正確に確認することができ、正確な費用の算出ができ、かっ法面を整形する場合の切土作業を効率よく行うことができる法面整形方法を提供することを目的としている。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明は法面整形する場合に、法面を整形する部分をウインチのワイヤーで牽引された法面の加工機械を用いて上部より下部へ土砂、軟岩、中硬岩、硬岩の土質区分ごとに切土し、法面を整形する部分の下部へ土質区分ごとに切土を移動させる切土工程と、この切土工程で土質区分ごとに切土された切土の量を求める土質区分ごとの切土量計算工程と、この土質区分ごとの切土量計算工程後に、土質区分ごとの切土量にあらかじめ設定された所定の工事費の単価を乗算して工事費を積算する工事費の積算工程とで法面整形方法を構成している。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)請求項1により、法面を整形する部分を土質区分ごとに切土する切土工程を行なうので、土質区分ごとの数量を正確に確認することができる。
したがって、施工業者への支払額を、作業量に応じて正確に計算することができる。
(2)前記(1)により、法面を整形する部分の土質区分ごとに切土するので、同じ土質では同じ機材を使用して行なうことができる。
したがって、効率よく作業を行なうことができる。
(3)前記(1)によって、法面整形による整形する部分の土質区分ごとの切土量を正確に知ることができる。
本発明を実施するための第1の形態の工程図。 本発明を実施するための第1の形態の土砂の切土工程の説明図。 本発明を実施するための第1の形態の軟岩や中硬岩の切土(切岩)工程の説明図。 本発明を実施するための第1の形態の硬岩の切土(切岩)工程の説明図。 本発明を実施するための第1の形態の切土量の計算工程の説明図。
以下、図面に示す本発明を実施するための形態により、本発明を詳細に説明する。
図1ないし図5に示す本発明を実施するための第1の形態において、1は法面を整形する場合に、整形する部分を土質区分ごとに切土する本発明の法面整形方法で、この法面整形方法1は法面を整形する部分を土質区分ごとに、本願発明者が考え実用化されている急傾斜の法面でも土砂の切取り、掘削等の作業ができるブルドーザーやバックホーを改良した急傾斜の法面でも走行することができる法面の加工機械6を用いて切土する切土工程2と、この切土工程2で土質区分ごとの切土量を求める土質区分ごとの切土量計算工程3と、この土質区分ごとの切土量計算工程3後に、土質区分ごとの切土量にあらかじめ設定された所定の工事費の単価を乗算して工事費を積算する工事費の積算工程4とで構成されている。
前記切土工程2は法面5を整形する部分の、上部より下部へ法面の加工機械6を用いて土砂7、軟岩、中硬岩8、硬岩9等の土質区分ごとに行なう。
この時、法面5を整形する部分の下部へ、土質区分ごとに切土を移動させて行なう。
なお、土砂7の切土は図2に示すように、法面の加工機械6を用いて行ない、軟岩や中硬岩8は図3に示すように法面の加工機械6の駆動アーム10の先端部に取付けたブレーカーや削岩機11で切土(切岩)し、硬岩9の場合には図4に示すようにボーリングマシン12で破砕孔13を形成し、該破砕孔13にハッパあるいは膨張材14を収納したり、クサビを打ち込んで破砕したりして切土(切岩)を行なう。
前記切土工程2で土質区分ごとに切土された切土は、法面5の下部へ移動されているため、下部に移動された切土は図5に示すようにダンプトラック15に積載して運搬するので、このダンプトラック15の運搬回数で切土量を計算したり、あるいは、土質区分ごとに切土された切土量は切土される前の法面の形状と切土された法面の形状から計算して各土質区分ごとの切土量を計算してもよい。
この計算は従来から行われている整形する部分の各土質区分を想定したうえで計算する方法を用いて行う。
このように土質区分ごとに切土を行ない、ダンプトラック15で搬出するので同じ作業機械を使用して、土質区分ごとの切土(切岩)を行なうことができるので、効率よく切土作業を行なうことができる。
なお、法面整形部位で作業する法面の加工機械6は、該法面の加工機械6の車体16あるいは車体16に水平方向に回転する作業台にウインチ17を取付け、該ウインチ17のワイヤー18を法面5の上部位置の立木や杭等のアンカーピン19に固定して、安全に作業を行なう。
また、車体あるいは作業台の左右部位に左右のウインチ17、17を取付け、法面の上部位置に、該車体あるいは作業台の幅寸法の数倍の幅寸法の立木や杭等の左右のアンカーピン19、19に前記左右のウインチ17、17のワイヤー18、18を固定して、法面5上を前後左右方向に、左右のウインチ17、17のワイヤー18、18の伸縮量を調整して移動させて、切土の作業を安全に行なう。
また、車体あるいは作業台にワイヤー18の先端部を取付けるワイヤー取付け金具を取付け、法面の上部にウインチ17を固定して、法面の加工機械6を牽引、牽吊り状態で、安全に作業できるようにしてもよい。
本発明は法面整形する作業を行なう産業で利用される。
1:法面整形方法、 2:切土工程、
3:切土量計算工程、 4:工事費の積算工程、
5:法面、 6:法面の加工機械、
7:土砂、 8:軟岩、中硬岩、
9:硬岩、 10:駆動アーム、
11:削岩機、 12:ボーリングマシン、
13:破砕孔、 14:ハッパあるいは膨張材、
15:ダンプトラック、 16:車体、
17:ウインチ、 18:ワイヤー、
19;アンカーピン。

Claims (1)

  1. 法面整形する場合に、法面を整形する部分をウインチのワイヤーで牽引された法面の加工機械を用いて上部より下部へ土砂、軟岩、中硬岩、硬岩の土質区分ごとに切土し、法面を整形する部分の下部へ土質区分ごとに切土を移動させる切土工程と、この切土工程で土質区分ごとに切土された切土の量を求める土質区分ごとの切土量計算工程と、この土質区分ごとの切土量計算工程後に、土質区分ごとの切土量にあらかじめ設定された所定の工事費の単価を乗算して工事費を積算する工事費の積算工程とを含むことを特徴とする法面整形方法。
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