JP5346425B2 - 地理情報調査支援システム - Google Patents
地理情報調査支援システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5346425B2 JP5346425B2 JP2005283324A JP2005283324A JP5346425B2 JP 5346425 B2 JP5346425 B2 JP 5346425B2 JP 2005283324 A JP2005283324 A JP 2005283324A JP 2005283324 A JP2005283324 A JP 2005283324A JP 5346425 B2 JP5346425 B2 JP 5346425B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- survey
- survey data
- data
- information processing
- cadastral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Description
そして、このような地籍調査の作業は、典型的には、まず、調査区域に関する公図及び土地登記簿等の資料を収集し、所有者・地目・面積等を一筆毎に調べ、地番のもれが無いことを確認し、各筆の境界と地番を表した地図である地籍調査図素図と、地目や所有者などの情報を各筆毎にまとめた地籍調査票等の調査資料を作成し、作成した調査資料を参考に、調査担当者が、現地で一筆毎に筆の境界や状況の確認を行うと共に、確認された境界の測量を行って地積測量の結果を取りまとめ、地籍簿や地籍図を作成することにより行われる。
しかし、このようにすると、オフィスに配置したコンピュータ上の調査データの編集と、携帯型の端末上の調査データの編集が同期間中に各々行われた場合、携帯型の端末上の調査データの編集とオフィスに配置したコンピュータ上の調査データの編集とのコンフリクトが発生し、両調査データの間に不整合が生じたり、どちらの調査データが正規または最新の調査データあるかを、一義的に定めることができなくなるなどの問題が生じる。
まず、地籍調査支援システムの第1の実施形態について説明する。
図1に、本第1実施形態に係る地籍調査支援システムの構成を示す。
図示するように、地籍調査支援システムは、地籍情報処理装置1と、地籍情報処理装置1に脱着可能に接続される携帯端末装置2を有する。なお、携帯端末装置2は、地籍調査支援システムに、複数、含まれていてかまわない。
次に、地籍情報処理装置1は、図示するように表示装置101、入力装置102、プリント装置103、表示装置101や入力装置102やプリント装置103との間の入出力を処理する入出力制御部104、入出力制御部104を介して表示装置101や入力装置102を用いたGUIを制御するGUI制御部105、地籍データ転送部106、地籍データ編集部107、地籍情報処理装置1に接続された携帯端末装置2との間の通信を処理する通信インタフェース108、地籍データベース109、以上各部を制御する制御部110とを有している。
図2aに示すように、地籍情報処理装置1の地籍データベース109には、それぞれ調査区域毎に対応して設けられた調査データが格納されており、各調査データには、対応する調査区域を示す調査区域IDが記述されている。ここで、調査区域とは、現地調査作業の単位とする地理的範囲を指し、この調査区域としては、現地調査の成果物として生成する各調査図に各々対応する地理的範囲としてもよいし、各日ごとの現地調査作業を行う地理的範囲としてもよいし、筆毎の地理的範囲としてもよい。
そして、調査前データは、筆図形データと筆属性データとを含む。そして、調査前データの筆図形データは、地籍調査図素図に対応するデータであり、対応する調査区域の、地籍調査開始時に土地登記簿や公図より作成した図面を表すものである。また、調査前データの筆属性データは、地籍調査前に作成する地籍調査票に対応する情報であり、地籍調査開始時の土地登記簿などより確認した、対応する調査区域に含まれる各筆の筆属性を表す筆属性データが格納されている。ここで、筆属性とは、筆の所在(大字、小字、地番)や、現況地目や、登記上の地目などの地籍簿記載事項などを指す。
また、調査後データの筆図形データと筆属性データと調査情報データは、地籍調査結果に応じて編集されるデータであり、地籍調査作業完了時に、調査後データの筆図形データが表す図面は、地籍調査後の各筆の境界配置を表す調査図に相当するものとなり、より詳細な地籍測量の資料や、地籍調査結果を反映した公図の資料として用いられる。また、地籍調査作業完了時に、調査後データの筆属性データは、地籍調査後に作成される地籍簿の原案である地籍簿案に対応する情報となる。
次に、携帯端末装置2の地籍データ保持部208に格納されるデータについて説明する。
地籍データ保持部208には、図2bに示すように、ユーザによって選択された地籍データベース109に格納されている調査区域の調査データが、地籍情報処理装置1から転送され格納される。
以下、このような地籍調査支援システムの動作について説明する。
まず、地籍情報処理装置1の地籍データ転送部106が行う地籍データ転送処理について説明する。ここで、この地籍データ転送処理は、地籍情報処理装置1の制御部110がGUI制御部105を介して表示するメニューにおいてユーザから地籍データ転送メニューが選択されたときに実行される。
図示するように、この処理では、まず、処理の対象となる調査区域の選択を調査区域IDの入力などにより、ユーザから受け付ける(ステップ302)。そして、選択された調査区域の調査データを地籍情報処理装置1から持ち出す、すなわち、地籍情報処理装置1から携帯端末装置2に転送するのか、それとも、調査データを返却、すなわち、携帯端末装置2から地籍情報処理装置1に転送するのかの選択を、ユーザから受け付ける(ステップ304)。
一方、端末通信インタフェース207を介して調査データを転送された携帯端末装置2の端末地籍データ転送部205は、地籍情報処理装置1から転送された調査データを地籍データ保持部208に格納する。
ここで、地籍情報処理装置1のユーザは、地籍データベース109に格納された調査データを、地籍データ編集部107を利用して編集することができる。また、携帯端末装置2のユーザは、携帯端末装置2を地籍情報処理装置1から取り外して地籍調査を行う現地に携帯すると共に、現地において携帯端末装置2の端末地籍データ編集部206を利用して、地籍データ保持部208に格納された調査データを編集することができる。
まず、地籍情報処理装置1の地籍データ編集部107が行う処理について説明する。
地籍情報処理装置1の制御部110は、GUI制御部105を介して表示するメニューにおいてユーザから編集メニューが選択されると、地籍データ編集部107の編集制御処理を起動する。
図4に、この地籍データ編集部107が行う編集制御処理の手順を示す。
図示するように、この処理において、地籍データ編集部107は、まず、編集ウインドウをGUI制御部105、入出力制御部104を介して表示装置101に表示する(ステップ402)。
図5に示すように、この編集ウインドウは、拡大ボタン、縮小ボタン、移動ボタン、開くボタン、保存ボタン、印刷ボタン、素図/調査票表示ボタン、調査図表示ボタン、終了ボタンからなるコマンドボタン列301を上部に有する。また、左部には、図面を表示する図面表示エリア302が設けられている。そして、右部には、筆属性編集ツールウインドウ3031、筆図形編集ツールウインドウ3032、調査情報編集ツールウインドウ3033よりなるツールウインドウ群303が設けられている。なお、ツールウインドウ群303の各ツールウインドウは、各ツールウインドウ上部に設けたタブの選択により、アクティブとなって最前面に表示されると共に、ツールウインドウ内の操作を受け付けるツールウインドウが最前面に表示されたツールウインドウに切り替えられる。
すなわち、図5に示した編集ウインドウの、コマンドボタン列301の拡大ボタンや縮小ボタンや移動ボタンの操作に応じて、図面表示エリア302に表示している図面の表示を拡大、縮小、移動する。また、コマンドボタン列301の印刷ボタンの操作に応じて、図面表示エリア302に表示している図面などを入出力制御部104を介してプリント装置103に印刷させる処理を行う。また、図5に示した読み込んだ調査データの調査後データの筆図形データが示す図面を表示している状態において、素図/調査票表示ボタンが操作されたならば、編集ウインドウ内の表示を、読み込んだ調査データの調査前データの筆図形データが示す図面と当該調査前データの筆属性データが示す各筆の属性とをユーザに対して適当な形態で提示する調査前情報表示画面に切り替える。また、調査前情報表示画面を表示しているときに、調査図表示ボタンが走査されたならば、編集ウインドウ内の表示を図5の調査データの調査後データの筆図形データが表す図面を提示した表示に復帰する。
この筆図形編集ツールウインドウを用いた筆属性データの編集は、以下のように行う。
図6gに示すように筆図形編集ツールウインドウには、作成ツールエリア401、併合ツールエリア402、分割ツールエリア403、修正ツールエリア404を有する。
そして、作成ツールエリア401のライン入力ボタンが操作されたならば、順次、ユーザの線入力操作(たとえば、カーソルによる線分の始点と終点のポイント操作)を受付け、図6aに示すように、図面表示エリア302中に直線411を描画していく。そして、作成ツールエリア401の作成ボタンが操作されたならば、図6bに示すように、それまでに描画した線分の交点を頂点とし、辺同士が交差しない多角形を筆図形412として生成し、生成した筆図形412のデータを、読み込んだ調査データの調査後データの筆図形データに書き込むと共に、先に描画した線分の表示を消去する。
図7fに示すように調査情報編集ツールウインドウ3033には、筆界点設定ツールエリア601と、メモ情報入力エリア602と、全データ削除ボタン606が設けられている。
そして、図面表示エリア302に表示している図面上で、カーソル304の操作によって筆図形が選択されている状態において、メモ入力エリア602にユーザによって入力された文字列は、選択された筆図形が表す筆についてのメモ情報として、読み込んだ調査データの調査後データの調査情報データに格納される。ただし、この際、読み込んだ調査データの調査後データに調査情報データが含まれていなかった場合には、新たに調査情報データを作成し、読み込んだ調査データの調査後データに格納する。
すなわち、編集処理は、図形選択エリア603でユーザによって選択されている筆界点図形(青杭や赤杭や青鋲や赤鋲や真鍮境界や筆界基準やペンキなどの現実の杭の種別を表す図形)を、図7a、b、cに示すように、筆界点図形611として、ユーザがポイントした図面表示エリア302の図面上の位置に、描画し表示する処理を繰り返す。ここで、各筆界点図形611は、直前に描画した筆界点図形611と連結線613で連結した形態で描画表示される。ただし、筆界点図形611を接続点として接続された連結線613の集合よりなる線分の始点となる筆界点図形611がポイントされた場合には、図7dに示すように、新たな筆界点図形611は描画せず、当該始点となる筆界点図形611と最後に描画した筆界点図形611とを連結する連結線613を描画し、各連結線613を辺とする閉じた多角形が形成されるようにする。そして、次にポイントされた位置に描画する筆界点図形611は、新たな前記始点となる筆界点図形611とする。
次に、図形選択エリア603でユーザによって筆界点図形611が選択された状態において、筆図形生成ツールエリア605の実行ボタンが操作された場合には、選択された筆界点図形611と直接または他の筆界点図形611を介して連結されている連結線613を辺とする多角形を、図7eに示すように筆図形614として生成し、生成した筆図形614のデータを読み込んだ調査データの調査後データの筆図形データに格納する。
次に、携帯端末装置2の端末地籍データ編集部206が行う地籍編集制御処理について説明する。
携帯端末装置2の端末地籍データ編集部206は、地籍データ保持部208に保持された調査データを対象として、地籍情報処理装置1の地籍データ編集部107が行う地籍編集制御処理(図4参照)と同様の地籍編集制御処理を行う。ただし、携帯端末装置2の端末地籍データ編集部206が行う地籍編集制御処理の編集処理では、筆図形編集ツールウインドウ3032を用いた筆図形データの編集と、調査情報編集ウインドウ3033の筆図形生成ツールエリア605の実行ボタンの操作に応じた筆図形の生成は行わない。すなわち、携帯端末装置2の端末地籍データ編集部206が行う地籍編集制御処理では、調査データの調査後データの筆図形データの編集は行わない。したがって、携帯端末装置2の端末地籍データ編集部206が行う地籍編集制御処理で表示する編集ウインドウでは、筆図形編集ツールウインドウ3032は表示しないようにしてよい。また、携帯端末装置2の端末地籍データ編集部206が行う地籍編集制御処理で表示する編集ウインドウでは、調査情報編集ウインドウ3033の筆図形生成ツールエリア605は設けないようにしてよい。
なお、以上の地籍データ転送処理のステップ312からステップ316の処理に代えて、図3に示すステップ352からステップ362の処理を行うようにしてもよい。
すなわち、携帯端末装置2から選択された調査区域の調査データを読み出して復帰調査データとしたならば(ステップ310)、まず、復帰調査データの更新日時が復帰調査データの持出日時より後の日時を示しているかどうかを調べ(ステップ352)、更新日時が持出日時より後の日時を示していない場合には、携帯端末装置2において選択された調査区域の調査データに対する編集が行われていないことを示しているので、そのまま地籍データベース109に格納されている選択された調査区域の調査区域IDを持つ調査データの持出フラグと持出日時をリセットし(ステップ362)、処理を終了する。
なお、以上の第1実施形態では、地籍情報処理装置1から携帯端末装置2に調査データを転送した調査区域については、当該調査データが地籍情報処理装置1に戻されるまで、当該調査区域の調査データのうち、筆属性データについては携帯端末装置2のみで編集可能となり、調査情報データについては地籍情報処理装置1と携帯端末装置2の双方で編集可能となる。また、筆図形データについては、常に地籍情報処理装置1においてのみ編集可能となる。ここで、筆図形データについて地籍情報処理装置1においてのみ編集可能としたのは、筆図形データの作成においては細かな調整作業が必要となるため、携帯端末装置2よりも優れた入出力環境を用意することのできる地籍情報処理装置1においてのみ行うことが適当と考えられるからである。また、調査情報データについては地籍情報処理装置1と携帯端末装置2の双方で編集可能としたのは、調査情報データは基本的に現地で得られる情報であるため携帯端末装置2で編集可能とすることが適当である一方で、地籍情報処理装置1において筆図形データの編集時に、筆図形生成の元となる、調査情報データに含まれる筆界点図形の位置などの調整が必要となる場合があることを考慮したものである。
さて、以上のように本第1実施形態に係る地籍調査支援システムによれば、調査データを保持し調査データの編集を行う地籍情報処理装置1上においてのみならず、現地調査に携帯可能な携帯端末装置2においても地籍情報処理装置1から転送された調査データを編集することが可能となる。また、携帯端末装置2に転送した調査データの所望の項目について、当該調査データが地籍情報処理装置1に復帰されるまで地籍情報処理装置1上での編集を禁止し、地籍情報処理装置1と携帯端末装置2とにおいて、それぞれ独立に調査データの当該項目の編集が行われ、両者間にコンフリクトが発生してしまうことを抑止することができる。
本第2実施形態に係る地籍調査支援システムは、第1実施形態を以下のように修正したものである。
すなわち、まず、図8aに示すように、地籍情報処理装置1の地籍データベース109に調査区域毎に対応して格納した調査データを、図2aに示した第1実施形態に係る調査データの調査後データから持出フラグと持出日時と更新日時とを除き、代わりに調査後データの筆図形データと筆属性データと調査情報データとの3つの項目のそれぞれに対して、持出フラグと更新フラグを設けたものとする。
また、地籍情報処理装置1と携帯端末装置2において行う編集制御処理では、図4に示した第1実施形態に係る編集制御処理とほぼ同様に処理を行う。ただし、ステップ420、426では、更新日時を更新する代わりに、変更が施された調査データの調査後データの項目(筆属性データ、筆図形データ、調査情報データ)の更新フラグをセットする。
そして、地籍情報処理装置1の地籍データ転送部106が行う地籍データ転送処理を、次のように修正する。
すなわち、図3に示した地籍データ転送処理において、調査データの地籍情報処理装置1からの持ち出しが選択された場合に行うステップ306では、地籍データベース109に格納されている、選択された調査区域の調査区域IDを持つ調査データの調査後データの各項目の持出フラグをセットする。そして、調査後データの各項目(筆属性データ、筆図形データ、調査情報データ)の持出フラグをセットした調査データを、地籍情報処理装置1に接続されている携帯端末装置2に通信インタフェース108を介して転送し(ステップ308)、処理を終了する。
すなわち、
1、復帰調査データの処理対象項目の更新フラグがセットされており、かつ、地籍データベース109に格納されている選択された調査区域の調査区域IDを持つ調査データに処理対象項目のデータが存在しない場合(ステップ904)。
の二つの場合には、地籍データベース109に格納されている選択された調査区域の調査区域IDを持つ調査データの処理対象項目を、復帰調査データの処理対象項目のデータで置き換える(ステップ930)。そして、その後に地籍データベース109に格納されている選択された調査区域の調査区域IDを持つ調査データの処理対象項目の更新フラグと持出フラグをリセットし(ステップ912)、現在の処理対象項目についての処理を終了する。
そして、調査後データの各項目(筆属性データ、筆図形データ、調査情報データ)を順次処理対象項目とした以上の処理が終了したならば、地籍データ転送処理を終了する。
以上の地籍データ転送処理によれば、地籍情報処理装置1と携帯端末装置2とにおいて、それぞれ独立に編集が行われたために発生した調査データの項目のコンフリクトは、調査データの地籍情報処理装置1への復帰時に、以下のルールに従って自動的に解決される。
地籍情報処理装置1と携帯端末装置2のいずれか一方の装置上でデータが削除され、他方の装置上においてデータの編集が行われていない(更新フラグがリセットされている)項目は、地籍データベース109からも削除する。
地籍情報処理装置1と携帯端末装置2と双方においてデータが編集された(更新フラグがセットされている)項目は、携帯端末装置2で編集されたデータを、その項目について地籍データベース109に格納するデータとする。ただし、地籍情報処理装置1の項目が新規に作成されたものである(更新フラグがセットされ、かつ、持出フラグがリセットされている)場合には、携帯端末装置2で編集された項目のデータと、地籍情報処理装置1の項目のデータの双方を、その項目について地籍データベース109に格納するデータとする。
なお、このように第2実施形態では、更新フラグと持出フラグを用いて、各項目の地籍情報処理装置1上と携帯端末装置2上での編集の有無、削除の有無、新規作成の有無を判定し、その組み合わせに応じて、地籍データベース109に格納するデータを上記のルールに従って選定したが、この選定のルールは、地籍調査支援システムの運用のポリシーに従って適宜定めるようにしてよい。すなわち、たとえば、各項目の地籍情報処理装置1上と携帯端末装置2上での編集の有無、削除の有無、新規作成の有無の組み合わせに対する上記のようなルールは、ユーザが適宜設定できるようにしてもよい。
Claims (4)
- 情報処理装置と、前記情報処理装置と接続可能な1または複数の携帯型の端末装置とを有し、
前記情報処理装置は、
複数の調査区域の各々毎に設けられた、対応する調査区域の地理情報の調査の調査結果を表す調査データを保持するデータベースと、
前記データベースに保持された調査データをユーザ操作に応じて編集する編集手段と、
前記データベースに保持された調査データのコピーを当該情報処理装置に接続された前記端末装置に転送する調査データ貸出手段と、
前記データベースに保持されている調査データの前記編集手段の編集による更新が、当該調査データのコピーを転送後に行われた場合に、当該調査データに対して、更新フラグをセットする更新フラグセット手段と、
前記端末装置から転送された調査データに対する更新フラグのセットの有無と、当該転送された調査データと同調査区域の前記データベースに保持されている調査データに対する更新フラグのセットの有無との組み合わせに応じて、前記データベースに保持されている当該転送された調査データと同調査区域の調査データの置き換えの要否を判定し、置き換え要と判定した場合に、前記転送された調査データで、前記データベースに保持されている当該転送された調査データと同調査区域の調査データを置き換える端末作業反映手段とを有し、
前記端末装置は、
当該端末装置が接続した前記情報処理装置から転送された調査データを保持する調査データ保持手段と、
前記調査データ保持手段に保持された調査データをユーザ操作に応じて編集する端末編集手段と、
前記調査データ保持手段に保持されている調査データの前記端末編集手段の編集による更新が行われた場合に、当該調査データに対して更新フラグをセットする端末更新フラグセット手段と、
前記調査データ保持手段に保持された調査データを当該端末装置が接続した前記情報処理装置に転送する調査データ返却手段とを有することを特徴とする地理情報調査支援システム。 - 情報処理装置と、前記情報処理装置と接続可能な1または複数の携帯型の端末装置とを有し、
前記情報処理装置は、
複数の調査区域の各々毎に設けられた、対応する調査区域の地理情報の調査の調査結果を表す調査データを保持するデータベースと、
前記データベースに保持された調査データをユーザ操作に応じて編集する編集手段と、
前記データベースに保持された調査データのコピーを当該情報処理装置に接続された前記端末装置に転送する調査データ貸出手段と、
前記データベースに保持されている調査データに対して、当該調査データが最後に変更された日時を変更日時として設定する変更日時設定手段と、
調査データに対して、当該調査データの前記コピーを転送した転送日時を設定する転送日時設定手段と、
前記端末装置から転送された調査データに対して設定されている変更日時と、当該転送された調査データと同調査区域の前記データベースに保持されている調査データに対して設定されている変更日時とのうちの、前記端末装置から転送された調査データに対して設定されている変更日時のみが、当該調査データに対して設定されている転送日時より後の日時である場合には、前記転送された調査データで、前記データベースに保持されている当該転送された調査データと同調査区域の調査データを置き換え、前記端末装置から転送された調査データに対して設定されている変更日時と、当該転送された調査データと同調査区域の前記データベースに保持されている調査データに対して設定されている変更日時との双方が、当該調査データに対して設定されている転送日時より後の日時である場合には、前記転送された調査データで、前記データベースに保持されている当該転送された調査データと同調査区域の調査データを置き換えるか否かの選択をユーザから受け付け、置き換える旨が選択されたときにのみ、前記転送された調査データで、前記データベースに保持されている当該転送された調査データと同調査区域の調査データを置き換える端末作業反映手段とを有し、
前記端末装置は、
当該端末装置が接続した前記情報処理装置から転送された調査データを保持する調査データ保持手段と、
前記調査データ保持手段に保持された調査データをユーザ操作に応じて編集する端末編集手段と、
前記調査データ保持手段に保持されている調査データに対して、当該調査データが最後に変更された日時を変更日時として設定する端末変更日時設定手段と、
前記調査データ保持手段に保持された調査データを当該端末装置が接続した前記情報処理装置に転送する調査データ返却手段とを有することを特徴とする地理情報調査支援システム。 - 請求項1または2記載の地理情報調査支援システムであって、
前記調査データは複数の項目について、各項目の調査結果を表すものであり、
前記情報処理装置は、
前記データベースに保持されている、前記端末装置に前記コピーを転送する調査データに対してフラグを設定するフラグ設定手段と、
前記データベースに保持されている、前記フラグが設定されている調査データの、一部の項目について前記編集手段による編集を禁止する禁止手段とを有することを特徴とする地理情報調査支援システム。 - 請求項1または2記載の地理情報調査支援システムであって、
前記調査データは複数の項目について、各項目の調査結果を表すものであり、
前記端末装置の端末編集手段が、ユーザ操作に応じて編集可能な調査データの項目は制限されていることを特徴とする地理情報調査支援システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005283324A JP5346425B2 (ja) | 2005-09-29 | 2005-09-29 | 地理情報調査支援システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005283324A JP5346425B2 (ja) | 2005-09-29 | 2005-09-29 | 地理情報調査支援システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007094014A JP2007094014A (ja) | 2007-04-12 |
JP5346425B2 true JP5346425B2 (ja) | 2013-11-20 |
Family
ID=37979820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005283324A Active JP5346425B2 (ja) | 2005-09-29 | 2005-09-29 | 地理情報調査支援システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5346425B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107153951A (zh) * | 2017-06-22 | 2017-09-12 | 昆明土地公公科技有限公司 | 一站式土地确权的方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101582568B1 (ko) * | 2015-02-12 | 2016-02-12 | 조영선 | 선형형태 사회기반시설의 효과적인 수치지적화 장치 및 방법 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3192117B2 (ja) * | 1998-03-31 | 2001-07-23 | 日立ソフトウエアエンジニアリング株式会社 | 異動家屋用調査・管理システムおよび調査・管理処理方法 |
JP3380792B2 (ja) * | 2000-05-30 | 2003-02-24 | 株式会社ジェック | 観測データ処理システム、地図作成支援システム及び記録媒体 |
JP4357812B2 (ja) * | 2002-08-16 | 2009-11-04 | 株式会社ゼンリン | 地図情報調査支援装置 |
JP4130600B2 (ja) * | 2003-03-24 | 2008-08-06 | 日本電信電話株式会社 | 地物属性情報配信システムおよび地物属性情報配信方法 |
-
2005
- 2005-09-29 JP JP2005283324A patent/JP5346425B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107153951A (zh) * | 2017-06-22 | 2017-09-12 | 昆明土地公公科技有限公司 | 一站式土地确权的方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007094014A (ja) | 2007-04-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100892932B1 (ko) | 전자 회의 시스템, 전자 회의 지원 방법 및 장치, 회의서버 | |
US7609911B2 (en) | Image display method | |
US8572475B2 (en) | Display control of page data by annotation selection | |
JPWO2008132977A1 (ja) | 画像編集装置及び画像編集システム | |
JP2008269554A (ja) | ソースコード生成装置 | |
US8456489B2 (en) | Method of displaying document with image | |
JP5346425B2 (ja) | 地理情報調査支援システム | |
JPH04142661A (ja) | 情報処理装置 | |
JP4782577B2 (ja) | 地図処理システム | |
JP4585174B2 (ja) | 地籍処理支援システム | |
JP2006331406A (ja) | 情報処理装置及び方法 | |
JPH10301744A (ja) | 付帯情報入力支援方法、支援システムならびに図面入力支援システム | |
JP2014026473A (ja) | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラムおよび記録媒体 | |
JP3248556B2 (ja) | 情報処理装置及びその方法 | |
JP4270990B2 (ja) | 地籍表示図処理システム | |
JPH07282074A (ja) | 二次元図形の指標文字列出力装置 | |
JP2004279828A (ja) | 地籍表示図処理システム | |
JP5116417B2 (ja) | 印刷設定装置および印刷設定方法 | |
JP2007079747A (ja) | 画像情報処理装置 | |
JP2006092161A (ja) | プログラム設計装置 | |
JP4971581B2 (ja) | データ検索装置及びデータ検索装置の制御方法 | |
JPH05314232A (ja) | 図形作成装置 | |
JPH0470958A (ja) | 文書処理装置 | |
JP2005084539A (ja) | 階層ノード表示装置 | |
JP2002108590A (ja) | 印刷データ作成装置、印刷データの作成方法及び印刷データの作成処理プログラムを記憶する記憶媒体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080901 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120214 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120402 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130205 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130321 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130730 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130819 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5346425 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |