JP4782577B2 - 地図処理システム - Google Patents

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Description

本発明は、地籍簿上の筆などの区画の地理的配置を表した地図の作成を支援する技術に関するものである。
区画の地理的配置を表す区画地図の作成を支援する技術としては、ユーザ操作等に応じて区画を表すポリゴン(多角形)を描画することにより、ユーザの区画地図の作成作業を容易化する技術が知られている(たとえば、特許文献1)。
この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては以下のものがある。
特開平2004-037540号公報
さて、区画を表すポリゴン(多角形)によって形成される地図を作成する場合、複数の隣接する区画を表す複数のポリゴンは、間に隙間が生じたり、ポリゴン間に重複が生じたりしないように描画される必要がある。
しかしながら、このように隙間や重複無くポリゴンを描画していくことは必ずしも容易ではなく、区画地図の作成に際して作業者は、区画地図作成後に、生じてしまった隙間や重複を解消するために、隙間や重複を一つ一つ見つけ出して、ポリゴン形状を修正していく精緻で神経をすり減らす煩雑な作業を強いられていた。
そこで、本発明は、区画をポリゴンで表した区画地図において、発生してしまったポリゴン間の隙間や重複を、より容易に解消できるようにすることを課題とする。
前記課題達成のために、本発明は、区画を表すポリゴンである区画ポリゴンによって形成される地図の作成を支援する地図処理システムを、前記地図上の区画ポリゴン間の隙間を抽出し、ユーザに対して提示する隙間抽出手段と、提示した隙間のうちのユーザ操作に応じて定まる隙間を処理対象隙間として設定する処理対象隙間設定手段と、前記処理対象隙間の領域に隣接するユーザによって選定された区画ポリゴンを、前記処理対象隙間の領域を含むように修正する隙間修正手段とを含めて構成したものである。
このような地図処理システムによれば、ユーザは、提示された隙間の領域を含める区画ポリゴンを選定するだけの簡単な操作で、隙間が解消されるように区画ポリゴンを修正していくことができる。したがって、ユーザは、隙間を自ら探し出したり、隙間が無くなるように区画ポリゴンの形状を操作して修正する煩雑な作業を行うことなく、発生してしまった区画ポリゴン間の隙間を容易に解消することができる。
ここで、このような地図処理システムは、前記隙間修正手段において、前記処理対象隙間の領域に対して施す操作の種別の選択をユーザより受け付け、第1の操作の種別の選択を受け付けた場合に、前記処理対象隙間の領域に隣接するユーザによって選定された区画ポリゴンを、前記処理対象隙間の領域を含むように修正し、第2の操作の種別の選択を受け付けた場合に、前記処理対象隙間の領域を、その領域とするポリゴンを新たに前記区画ポリゴンとして生成するように構成してもよい。
このようにすることにより、区画ポリゴンの配置忘れにより生じた隙間については、当該隙間を埋めるように他の区画ポリゴンを修正する代わりに、当該隙間の領域に新たな区画ポリゴンを配置することができるようになる。
また、これらのような地図処理システムは、前記隙間抽出手段において、前記地図上の区画ポリゴン間の隙間を抽出し、抽出した各隙間の領域を表すポリゴンである隙間ポリゴンを生成し、生成した各隙間ポリゴンの識別子の一覧をユーザに対して提示し、前記処理対象隙間設定手段において、前記一覧上で識別子が選択された隙間ポリゴンが表す隙間を処理対象隙間として設定し、前記隙間修正手段において、識別子が選択された隙間ポリゴンを用いて、隙間の修正を行うようにしてもよい。すなわち、たとえば、前記隙間修正手段において、処理対象隙間の領域に隣接するユーザによって選定された区画ポリゴンと、処理対象隙間の領域を表す隙間ポリゴンとの図形演算により、当該選定された区画ポリゴンを、前記処理対象隙間の領域を含むように修正したりするようにしてもよい。
このように各隙間に対して隙間ポリゴンを生成することにより、隙間の各々を図形オブジェクトとして取り扱うことができ、この結果、隙間を解消するための各種処理の効率化、多様化や、隙間を解消するためのユーザ操作の簡易化を図ることができるようになる。
また、前記課題達成のために、本発明は、区画を表すポリゴンである区画ポリゴンによって形成される地図の作成を支援する地図処理システムを、前記地図上の区画ポリゴン間の重複を抽出し、ユーザに対して提示する重複抽出手段と、提示した重複のうちのユーザ操作に応じて定まる重複を処理対象重複として設定する処理対象重複設定手段と、前記処理対象重複の領域を含む区画ポリゴンのうちの、ユーザ操作に従って定まる一つの区画ポリゴンのみが、前記処理対象重複の領域を含むように、前記処理対象重複の領域を含む区画ポリゴンのうちの前記一つの区画ポリゴン以外の区画ポリゴンを修正する重複修正手段とを含めて構成したものである。
このような地図処理システムによれば、ユーザは、提示された重複の領域を含める区画ポリゴンを定める操作を行うだけの簡単な操作で、当該重複が解消されるように、重複の領域を含める区画ポリゴン以外の他の区画ポリゴンを当該重複の領域を含まないように修正していくことができる。したがって、ユーザは、重複を自ら探し出したり、重複が無くなるように区画ポリゴンの形状を操作して修正する煩雑な作業を行うことなく、発生してしまった区画ポリゴン間の重複を容易に解消することができる。
ここで、このような地図処理システムは、前記重複修正手段において、前記処理対象重複の領域に対して施す操作の種別の選択をユーザより受け付け、第1の操作の種別の選択を受け付けた場合に、前記処理対象重複の領域を含む区画ポリゴンのうちの、ユーザ操作に従って定まる一つの区画ポリゴンのみが、前記処理対象重複の領域を含むように、前記処理対象重複の領域を含む区画ポリゴンのうちの前記一つの区画ポリゴン以外の区画ポリゴンを修正し、第2の操作の種別の選択を受け付けた場合に、前記処理対象重複の領域を含む各区画ポリゴンを、当該区画ポリゴンの領域から前記処理対象重複の領域が除外されるように修正すると共に、前記処理対象重複の領域を、その領域とするポリゴンを新たに前記区画ポリゴンとして生成するように構成してもよい。または、前記重複修正手段において、前記処理対象重複の領域に対して施す操作の種別の選択をユーザより受け付け、第1の操作の種別の選択を受け付けた場合に、前記処理対象重複の領域を含む区画ポリゴンのうちの、ユーザ操作に従って定まる一つの区画ポリゴンのみが、前記処理対象重複の領域を含むように、前記処理対象重複の領域を含む区画ポリゴンのうちの前記一つの区画ポリゴン以外の区画ポリゴンを修正し、第2の操作の種別の選択を受け付けた場合に、前記処理対象重複の領域を含む各区画ポリゴンを、当該区画ポリゴンの領域から前記処理対象重複の領域が除外されるように修正するように構成してもよい。または、前記重複修正手段において、前記処理対象重複の領域に対して施す操作の種別の選択をユーザより受け付け、第1の操作の種別の選択を受け付けた場合に、前記処理対象重複の領域を含む区画ポリゴンのうちの、ユーザ操作に従って定まる一つの区画ポリゴンのみが、前記処理対象重複の領域を含むように、前記処理対象重複の領域を含む区画ポリゴンのうちの前記一つの区画ポリゴン以外の区画ポリゴンを修正し、第2の操作の種別の選択を受け付けた場合に、前記処理対象重複の領域を含む各区画ポリゴンを削除するように構成してもよい。または、以上の重複修正手段の機能を適宜組み合わせた重複修正手段に備えるようにしてもよい。
これらのようにすることにより、区画ポリゴン間の重複部分またはその関連部分について多様な編集を行うことができるようになる。
また、これらのような地図処理システムは、前記重複抽出手段において、前記地図上の区画ポリゴン間の重複を抽出し、抽出した各重複の領域を表すポリゴンである重複ポリゴンを生成し、生成した各重複ポリゴンの識別子の一覧をユーザに対して提示し、前記処理対象重複設定手段において、前記一覧上で識別子が選択された重複ポリゴンが表す重複を処理対象重複として設定し、前記重複修正手段において、識別子が選択された重複ポリゴンを用いて、重複を修正するようにしてもよい。すなわち、たとえば、前記重複修正手段において、処理対象重複の領域を含む区画ポリゴンのうちの、ユーザ操作に従って定まる一つの区画ポリゴンのみが、前記処理対象重複の領域を含むように、前記処理対象重複の領域を含む区画ポリゴンのうちの前記一つの区画ポリゴン以外の区画ポリゴンを、当該区画ポリゴンと処理対象重複を表す重複ポリゴンとの図形演算により修正するなどするようにしてよい。
このように各重複に対して重複ポリゴンを生成することにより、重複の各々を図形オブジェクトとして取り扱うことができ、この結果、重複を解消するための各種処理の効率化、多様化や、重複を解消するためのユーザ操作の簡易化を図ることができるようになる。
また、前記課題達成のために、本発明は、区画を表すポリゴンである区画ポリゴンによって形成される地図の作成を支援する地図処理システムを、ユーザが選択した区画ポリゴンに隣接する区画ポリゴン間の隙間となっている領域と、ユーザが選択した区画ポリゴンと他の区画ポリゴン間の重複となっている領域を抽出し、異常領域としてユーザに対して提示する異常領域提示手段と、提示した異常領域のうちのユーザ操作に応じて定まる異常領域を処理対象領域として設定する処理対象領域設定手段と、前記処理対象領域が隙間となっている領域である場合に、当該処理対象領域に隣接するユーザによって選定された区画ポリゴンを、前記処理対象領域の領域を含むように修正し、前記処理対象領域が重複となっている領域である場合に、当該処理対象領域を含む区画ポリゴンのうちの、ユーザ操作に従って定まる一つの区画ポリゴンのみが、当該処理対象領域を含むように、当該処理対象領域を含む区画ポリゴンのうちの前記一つの区画ポリゴン以外の区画ポリゴンを修正する区画ポリゴン修正手段とを含めて構成したものである。
このような地図処理システムによれば、ユーザは、区画ポリゴン毎に、順次、当該区画ポリゴンが関係する隙間や重複を容易な操作で解消していくことができるようになる。
以上のように、本発明によれば、作業者は、区画をポリゴンで表した区画地図において、発生したポリゴン間の隙間や重複を、より容易に解消できるようになる。
以下、本発明の実施形態について、地籍調査に用いられる調査図素図を作成する地図処理システムへの適用を例にとり説明する。
図1に、本実施形態に係る地図処理システムの機能構成を示す。
ここで、この地図処理システムは、ハードウエア的には、CPUや、主記憶や、外部記憶装置や、キーボードやマウスなどの入力装置や、CRTやLCDなどの表示装置等の、コンピュータとしての一般的な構成を備えたコンピュータであり、CPUが外部記憶装置に予め格納されたコンピュータプログラムを実行することにより、プロセス等として、その機能が実現される。
さて、図1に示すように、地図処理システムは、機能的には、表示装置1、入力装置2、プリント装置3、入出力制御部4、調査図素図処理部5を備えている。ここで、調査図素図処理部5は、たとえば、地図処理システムが稼働するコンピュータのオペレーティングシステム上で稼働するアプリケーションプロセスであり、入出力制御部4は、たとえば、表示装置1や入力装置2やプリント装置3と各アプリケーションプロセスとの間の入出力を制御する、オペレーティングシステムによって各アプリケーションプロセスに提供される機能部である。
そして、図示するように調査図素図処理部5は、表示装置1や入力装置2を用いてユーザに提供するGUIを制御するGUI制御部51、調査図素図処理部5の動作全体を統括する処理制御部52、調査図素図を形成する図形の編集処理を行う図形処理部53、調査図素図上の各筆(区画)に与える属性の編集を行う属性処理部54、調査図素図の入出力制御部4を介したプリント装置3での印刷を処理する図面出力処理部55、メモリ56、素図データ格納部57とを有する。
次に、素図データ格納部57に格納される素図データについて説明する。
図2aに示すように、素図データ格納部57には、各々が調査図素図を表す素図データが1または複数格納される。
そして、素図データには、調査図素図の識別子その他の調査図素図を管理するための各種情報を表す素図管理情報と、下図データと、図形データと、属性データとが含まれる。そして、下図データには、調査図素図の下図とする地図画像の画像データが格納される。また、図形データには、調査図素図上において、それぞれが筆(区画)を表す多角形であるポリゴンごとに設けたポリゴンデータが格納され、各ポリゴンデータは、当該ポリゴンの識別を表すポリゴン識別子と、当該ポリゴンの形状、配置を表すポリゴン図形データとを含む。そして、属性データは、調査図素図に含まれる各筆(区画)毎に設けられた筆属性情報を格納し、各筆属性情報は、対応する筆を調査図素図上で表すポリゴンの対応ポリゴン識別子と、対応する筆の地番などの住所情報その他の筆の各種属性が記述される。
以下、このような地図処理システムの調査図素図処理部5の動作について説明する。
さて、調査図素図処理部5の処理制御部52は、処理を開始すると、まず、図3aに示す作業ウインドウをGUI制御部51を介して表示装置1に表示する。
図示するように、作業ウインドウには、上部のコマンドボタン列301と、左部に設けた調査図素図表示エリア302と、右部に設けたツールウインドウ群303が設けられている。調査図素図表示エリア302は、処理中の調査図素図を表示するエリアであり、図形処理部53によって、処理中の調査図素図の素図データの下図データが表す地図画像や、調査図素図が表示される。ここで、調査図素図は、処理中の調査図素図の素図データの図形データが表すポリゴンと、ポリゴン中に表示する当該ポリゴンの筆属性情報が表す地番などより構成される。
そして、コマンドボタン列301の拡大ボタン、縮小ボタン、移動ボタンは、調査図素図表示エリア302に表示した調査図素図を拡大、縮小、スクロールするためのボタンである。また、コマンドボタン列301の、開くボタンは、処理対象とする調査図素図の素図データを素図データ格納部57に格納されている素図データ中から選択するためのボタンであり、保存ボタンは処理中の調査図素図の素図データを保存するためのボタンであり、下図設定ボタンは、処理中の調査図素図の下図とする地図画像を選定して処理中の調査図素図の素図データの下図データとして設定するためのボタンである。
また、ツールウインドウ群303には、作図ツールウインドウ3031と、編集ツールウインドウ3032と、検査ツールウインドウ3033、出力ツールウインドウ3034が設けられている。
なお、ツールウインドウ群303の各ツールウインドウは、各ツールウインドウ右部に設けたタブの選択により、アクティブとなって最前面に表示される。また、ツールウインドウ内の操作を受け付けるツールウインドウが最前面に表示されたアクティブとなっているツールウインドウに切り替えられる。また、各ツールウインドウやコマンドボタンの操作はGUI制御部51を介して処理制御部52によって受け付けられ、処理制御部52は、受け付けた操作に応じた処理を自身で処理を行うか、操作に応じた処理を、図形処理部53や属性処理部54や図面出力処理部55に行わせる。
さて、作図ツールウインドウ3031は、処理中の調査図素図に筆を表すポリゴンを描画したり、各ポリゴンが表す筆の地番などの筆属性情報を設定するためのツールウインドウである。
すなわち、処理制御部52は、作図ツールウインドウ3031で筆境界作成ボタン30311が操作されたならば、図形処理部53に、調査図素図表示エリア302上で、図3b1に示すような下図上への、図3b2に示すような筆の境界線310の入力を受け付けさせる。そして、作図ツールウインドウ3031で画地化実行ボタン30312が操作されたならば、図形処理部53に、図3b3に示すように、入力された境界線310で囲まれる各領域の各々に対応する、対応する領域をポリゴン内領域とするポリゴン320を生成させ、生成した各ポリゴン320のポリゴンデータを、処理中の素図データの図形データ中に格納する。
また、処理制御部52は、調査図素図表示エリア302上で一つのポリゴンが選択されている状態において、作図ツールウインドウ3031で大字/小字ボタン30313や地番ボタン30314などが操作されたならば、属性処理部54に、大字/小字や地番などの筆属性情報の入力を受け付けさせると共に、入力を受け付けた筆属性情報を、選択されているポリゴンに対応する筆の筆属性情報として、処理中の素図データの属性データ中に格納させる。
次に、編集ツールウインドウ3032は、処理制御部52がユーザの編集操作を受け付けて、以上のようにして生成したポリゴンの形状、位置の編集を図形処理部53に行わせたり、各ポリゴンに対応する筆の筆属性情報の編集を属性処理部54に行わせるためのツールウインドウである。
また、出力ツールウインドウ3034は、処理制御部52がユーザの調査図素図出力操作を受け付けて、処理中の素図データが表す調査図素図の、ユーザ設定に応じた形態での、プリント装置3での印刷を図面出力処理部55に行わせるためのツールウインドウである。
そして、残る検査ツールウインドウ3033は、以上のようにして生成したポリゴン間の隙間や重複を検査、解消するためのツールウインドウである。
以下、この検査ツールウインドウ3033を用いたポリゴン間の隙間や重複の検査、解消の動作について説明する。
図4aに示すように、検査ツールウインドウ3033には、隙間検査ボタン41と重複検査ボタン42とが設けられている。
そして、ユーザによって隙間検査ボタン41が操作された場合、処理制御部52は、図形処理部53に、調査図素図上のポリゴン間の隙間、すなわち、一つのポリゴンも配置されていない領域の抽出と、抽出した各領域をポリゴン内領域とするポリゴンの隙間領域ポリゴンとしての生成を行わせる。すなわち、たとえば、図4b1のように、調査図素図上に複数のポリゴン410が配置されている場合には、いずれのポリゴン410の領域ともなっていない二つの領域に対応して、図4b2に示すように二つの隙間領域ポリゴン411を生成する。ここで、図形処理部53は、このようにして隙間領域ポリゴンを生成したならば、生成した各隙間領域ポリゴンに対応する、図2bに示す検査オブジェクトデータを生成し、生成した検査オブジェクトデータに、対応する隙間領域ポリゴンのデータを設定してメモリ56に保持する。
図示するように検査オブジェクトデータは、検査オブジェクト識別子、検査オブジェクト種別、処理済フラグ、ポリゴン図形データ、処理履歴データとを含む。そして、生成した隙間領域ポリゴンに対応する検査オブジェクトデータには、検査オブジェクト識別子として対応する隙間領域ポリゴンを一意に識別するための識別子を設定し、検査オブジェクト種別としては隙間領域ポリゴンを表す種別情報を設定し、処理済フラグには未処理を設定し、ポリゴン図形データには対応する隙間領域ポリゴンの形状、配置を表す図形データを設定する。
さて、処理制御部52は、このようにして隙間領域ポリゴン411が生成されたならば、生成された隙間領域ポリゴン411を、図形処理部53に、図4aに示すように、調査図素図表示エリア302の調査図素図上に、特定表示色で他のポリゴンと識別可能に表示させる。
また、処理制御部52は、隙間領域ポリゴン411が生成されたならば、図4aに示すように、隙間処理ウインドウ420をGUI制御部51を介して表示装置1に表示する。
そして、隙間処理ウインドウ420に設けた隙間リストエリア421に、メモリ56に検査オブジェクトデータが保持されている隙間領域ポリゴンの識別子の一覧を表示する。なお、メモリ56に検査オブジェクトデータが保持されている隙間領域ポリゴンは、メモリ56に保持されている検査オブジェクトデータのうちの、検査オブジェクト種別として隙間領域ポリゴンを表す種別情報が設定されている検査オブジェクトデータが表す隙間領域ポリゴンとして求まる。また、隙間処理ウインドウ420には、隙間リストエリア421の他、選択ボタン422、編集ボタン423、自動調整ボタン424、復帰ボタン425、終了ボタン426が設けられている。
そして、処理制御部52は、隙間リストエリア421でいずれかの隙間領域ポリゴンが選択された状態で、隙間処理ウインドウ420上の選択ボタン422が操作されたならば、図形処理部53に、図5aに示すように、選択された隙間領域ポリゴン501が、調査図素図表示エリア302の中央に位置するように、調査図素図の表示を移動させる。また、図形処理部53に、選択された隙間領域ポリゴン501を網掛け表示させる。また、このとき図示するように、隙間領域ポリゴン501周辺を拡大表示するようにすることも好ましい。
そして、この図5aの状態で、ユーザが調査図素図上のポリゴンを選択して隙間処理ウインドウ420の編集ボタン423を操作したならば、処理制御部52は、図形処理部53に、選択されたポリゴンの編集を行わせる。なお、図形処理部53は、当該ポリゴンの編集において、編集内容に応じた調査図素図表示エリア302中のポリゴンの表示の更新の他、素図データの図形データ中のポリゴンデータの編集内容に応じた更新も行う。また、処理制御部52は、当該編集が終了したならば、行われた編集の内容を、選択されている隙間領域ポリゴン501の検査オブジェクトデータの処理履歴データに格納する。また、処理制御部52は、当該編集によって、選択されている隙間領域ポリゴン501に対応する隙間が消滅していれば当該検査オブジェクトデータの処理済フラグを処理済に設定する。また、処理制御部52は、編集が終了したならば選択されている隙間領域ポリゴン501の選択状態を解除する。
ここで、対応する検査オブジェクトデータの処理済フラグに処理済が設定されている隙間領域ポリゴンについては、隙間リストエリア421において、その隙間領域ポリゴンが処理済であることが識別できる形態で表示する。また、対応する検査オブジェクトデータの処理済フラグに処理済が設定されている隙間領域ポリゴンは、当該隙間領域ポリゴンが選択状態にあるときに前述のように網掛け表示する場合を除き、調査図素図表示エリア302に表示しないようにする。
次に、図5aの状態で、ユーザが隙間処理ウインドウ420の自動調整ボタン424を操作したならば、処理制御部52は、図5bに示すように、併合ボタン511、画地化ボタン512を備えた処理選択ウインドウ510をGUI制御部51を介して表示装置1に表示する。
そして、図6a1に示すように、処理選択ウインドウ510の併合ボタン511が操作されたならば、図6a2に示すように、選択状態にある隙間領域ポリゴン501の領域を併合するポリゴンの選択を促すメッセージ520を表示し、選択状態にある隙間領域ポリゴン501の領域を併合するポリゴンとして、選択状態にある隙間領域ポリゴン501に隣接するポリゴン502が選択されたならば、図形処理部53に、図6a3に示すように、選択状態にある隙間領域ポリゴン501と選択されたポリゴン502とを合体した領域をポリゴン内領域とするポリゴンに、選択されたポリゴン502を修正させる。ここで隙間領域ポリゴン501と選択されたポリゴン502とを合体したポリゴンは、隙間領域ポリゴン501とポリゴン502との論理ORによる図形演算によって求めることができる。
なお、図形処理部53は、当該ポリゴン502の修正において、編集内容に応じた調査図素図表示エリア302のポリゴン502の表示の更新の他、素図データの図形データ中のポリゴン502のポリゴンデータの編集内容に応じた更新も行う。
そして、ポリゴン502の修正が終了したならば、併合ボタン511の操作以降に行われた各ポリゴンの編集の内容を、選択されている隙間領域ポリゴン501の検査オブジェクトデータの処理履歴データに格納すると共に、当該検査オブジェクトデータの処理済フラグを処理済に設定する。また、隙間領域ポリゴン501の選択状態を解除する。
この処理済の登録と選択状態の解除の結果、隙間処理ウインドウ420の、隙間リストエリア421の隙間領域ポリゴン501の表示は、当該隙間領域ポリゴン501が処理済であることを識別可能な形態(図では処理済の文字列を付加した形態)での表示に変化すると共に、調査図素図表示エリア302に隙間領域ポリゴン501は表示されなくなる。
さて、次に、図6b1に示すように、ユーザの隙間処理ウインドウ420の自動調整ボタン424の操作に応答して表示した処理選択ウインドウ510の画地化ボタン512が操作されたならば、処理制御部52は、図形処理部53に、図6b2に示すように、選択状態にある隙間領域ポリゴン501の領域をポリゴン内領域とする新たなポリゴン503を生成させる。なお、図形処理部53は、当該ポリゴン503の生成において、調査図素図表示エリア302へのポリゴン503の新規表示の他、ポリゴン503のポリゴンデータの新規生成と、素図データの図形データ中への格納も行う。
そして、ポリゴン503の生成が終了したならば、画地化ボタン512操作以降に行われた調査図素図の編集の内容を、選択されている隙間領域ポリゴン501の検査オブジェクトデータの処理履歴データに格納すると共に、当該検査オブジェクトデータの処理済フラグを処理済に設定する。また、隙間領域ポリゴン501の選択状態を解除する。
次に、処理制御部52は、対応する検査オブジェクトデータの処理済フラグに、処理済が登録された隙間領域ポリゴンが選択状態にあり調査図表示エリアの中央に網掛け表示されているときに、隙間処理ウインドウ420の復帰ボタン425をユーザが操作可能な状態とし、復帰ボタン425の文字「復帰」の表示を、図示している灰色表示から通常の黒色表示とする。そして、この復帰ボタン425が操作された場合には、選択状態にある隙間領域ポリゴンの検査オブジェクトデータの処理履歴を参照して、当該処理履歴が示す当該隙間領域ポリゴンが選択状態にあるときに編集したポリゴンを、当該編集が行われなかった状態に復帰し、選択状態にある隙間領域ポリゴンの検査オブジェクトデータの処理済フラグを未処理に変更すると共に、当該検査オブジェクトデータの処理履歴を消去する。これにより、この選択状態にある隙間領域ポリゴンが生成された時点の状態に、当該隙間領域ポリゴン及び当該隙間領域ポリゴンに関連して編集したポリゴンが復帰する。
また、処理制御部52は、隙間処理ウインドウ420の終了ボタン426が操作された場合には、メモリ56に保持していた検査オブジェクトデータを消去し、隙間処理ウインドウ420を閉じる。
さて、次に、図7aに示すように、検査ツールウインドウ3033の重複検査ボタン42が操作された場合、処理制御部52は、図形処理部53に、調査図素図上のポリゴンの重複領域の抽出と、抽出した各重複領域をポリゴン内領域とするポリゴンの重複領域ポリゴンとしての生成を行わせる。
すなわち、たとえば、図7b1のように、調査図素図上に複数のポリゴン710が配置されている場合には、存在する二つの重複領域に対応して、図7b2に示すように二つの重複領域ポリゴン711を生成する。なお、重複領域は、その重複領域をポリゴン内領域とするポリゴンの組み合わせ毎に抽出する。すなわち、ポリゴンAとポリゴンBとの重複部分の一部がポリゴンCとも重複している場合には、このポリゴンAとポリゴンBとの重複部分からは、ポリゴンAとポリゴンBとのみに重複している重複領域と、ポリゴンAとポリゴンBとポリゴンCとに重複している重複領域との二つの重複領域が抽出され、二つの重複領域を各々ポリゴン内領域とする二つの重複領域ポリゴンが生成される。
ここで、図形処理部53は、このようにして重複領域ポリゴンを生成したならば、生成した各重複領域ポリゴンに対応する、図2bに示す検査オブジェクトデータを生成し、生成した検査オブジェクトデータに対応する重複領域ポリゴンのデータを設定してメモリ56に保持する。ここで、生成した重複領域ポリゴンの検査オブジェクトデータには、検査オブジェクト識別子として対応する重複領域ポリゴンを一意に識別するための識別子を設定し、検査オブジェクト種別としては重複領域ポリゴンを表す種別情報を設定し、処理済フラグには未処理を設定し、ポリゴン図形データには対応する重複領域ポリゴンの形状、配置を表す図形データを設定する。
さて、処理制御部52は、このようにして重複領域ポリゴン711が生成されたならば、生成された重複領域ポリゴン711を、図形処理部53に、図7aに示すように、調査図素図表示エリア302の調査図素図上に、特定表示色で他のポリゴンと識別可能に表示させる。
また、処理制御部52は、重複領域ポリゴン711が生成されたならば、図7aに示すように、重複処理ウインドウ720をGUI制御部51を介して表示装置1に表示する。
そして、重複処理ウインドウ720に設けた重複リストエリア721に、メモリ56に検査オブジェクトデータが保持されている重複領域ポリゴンの識別子の一覧を表示する。なお、メモリ56に検査オブジェクトデータが保持されている重複領域ポリゴンは、メモリ56に保持されている検査オブジェクトデータのうちの、検査オブジェクト種別として重複領域ポリゴンを表す種別情報が設定されている検査オブジェクトデータが表す重複領域ポリゴンとして求まる。また、重複処理ウインドウ720には、重複リストエリア721の他、選択ボタン722、編集ボタン723、自動調整ボタン724、復帰ボタン725、終了ボタン726が設けられている。
そして、処理制御部52は、重複リストエリア721でいずれかの重複領域ポリゴンが選択された状態で、重複処理ウインドウ720上の選択ボタン722が操作されたならば、図8aに示すように、図形処理部53に、選択された重複領域ポリゴン801が、調査図素図表示エリア302の中央に位置するように、調査図素図の表示を移動させる。また、図形処理部53に、選択された重複領域ポリゴン801を網掛け表示させる。また、このとき図示するように、重複領域ポリゴン801周辺を拡大表示するようにすることも好ましい。
そして、この図8aの状態で、ユーザが調査図素図上のポリゴンを選択して重複処理ウインドウ720の編集ボタン723を操作したならば、処理制御部52は、図形処理部53に、選択されたポリゴンの編集を行わせる。また、処理制御部52は、当該編集が終了したならば、行われた編集の内容を、選択されている重複領域ポリゴン801の検査オブジェクトデータの処理履歴データに格納する。また、処理制御部52は、当該編集によって、選択されている重複領域ポリゴン801に対応する重複が消滅していれば当該検査オブジェクトデータの処理済フラグを処理済に設定する。また、処理制御部52は、編集が終了したならば、選択されている重複領域ポリゴン801の選択状態は解除する。
ここで、対応する検査オブジェクトデータの処理済フラグに処理済が設定されている重複領域ポリゴンについては、重複リストエリア721において、その重複領域ポリゴンが処理済であることが識別できる形態で表示する。また、対応する検査オブジェクトデータの処理済フラグに処理済が設定されている重複領域ポリゴンは、当該重複領域ポリゴンが選択状態にあるときに前述のように網掛け表示する場合を除き、調査図素図表示エリア302に表示しないようにする。
次に、図8aの状態で、ユーザが重複処理ウインドウ720の自動調整ボタン724を操作したならば、処理制御部52は、図8bに示すように、併合ボタン811、画地化ボタン812、関連筆図形削除ボタン813、重複部分削除ボタン814を備えた処理選択ウインドウ810をGUI制御部51を介して表示装置1に表示する。
そして、図9a1に示すように、処理選択ウインドウ810の併合ボタン811が操作されたならば、図9a2に示すように、選択状態にある重複領域ポリゴン801の領域を排他的に含めるポリゴンの選択を促すメッセージ820を表示し、選択状態にある重複領域ポリゴン801の領域を併合するポリゴンとして、選択状態にある重複領域ポリゴン801を含むポリゴン802、803の内のいずれかのポリゴン802が選択されたならば、図形処理部53に、図9a3に示すように、選択状態にある重複領域ポリゴン801を含むポリゴン802、803の内の選択されたポリゴン802を除くポリゴン803を、ポリゴン内領域に選択状態にある重複領域ポリゴン801の領域を含まないように修正させる。ここで、このようにポリゴン803を修正したポリゴンは、重複領域ポリゴン801とポリゴン803との排他的論理ORによる図形演算によって求めることができる。なお、ポリゴン802、803の重複関係は、図7b1に示す通りである。
なお、図形処理部53は、当該ポリゴン803の修正において、当該修正の内容に応じた調査図素図表示エリア302中のポリゴン803の表示の更新の他、素図データの図形データ中のポリゴン803のポリゴンデータの編集内容に応じた更新も行う。
そして、ポリゴン803の修正が終了したならば、併合ボタン811の操作以降に行われた各ポリゴンの編集の内容を、選択されている重複領域ポリゴン801の検査オブジェクトデータの処理履歴データに格納すると共に、当該検査オブジェクトデータの処理済フラグを処理済に設定する。また、重複領域ポリゴン801の選択状態を解除する。
この処理済の登録と選択の解除の結果、重複処理ウインドウ720の、重複リストエリア721の隙間領域ポリゴン801の表示は、当該重複領域ポリゴン801が処理済であることを識別可能な形態(図では処理済の文字列を付加した形態)での表示に変化すると共に、調査図素図表示エリア302に重複領域ポリゴン801は表示されなくなる。
さて、次に、図9b1に示すように、ユーザの重複処理ウインドウ720の自動調整ボタン724の操作に応答して表示した処理選択ウインドウ810の画地化ボタン812が操作されたならば、処理制御部52は、図形処理部53に、図9b2に示すように、選択状態にある重複領域ポリゴン801の領域をポリゴン内領域とする新たなポリゴン804を生成させる。また、選択状態にある重複領域ポリゴン801を含むポリゴン802、803の全てを、ポリゴン内領域に選択状態にある重複領域ポリゴン801の領域を含まないように修正させる。
なお、図形処理部53は、当該ポリゴン804の生成において、調査図素図表示エリア302へのポリゴン804の新規表示の他、ポリゴン804のポリゴンデータの新規生成と、素図データの図形データ中への格納も行う。また、編集内容に応じた調査図素図表示エリア302中のポリゴン802、803の表示の更新の他、素図データの図形データ中のポリゴン802、803のポリゴンデータの編集内容に応じた更新も行う。
そして、ポリゴン804の生成、ポリゴン802、803の修正が終了したならば、画地化ボタン812操作以降に行われた調査図素図の編集の内容を、選択されている重複領域ポリゴン801の検査オブジェクトデータの処理履歴データに格納すると共に、当該検査オブジェクトデータの処理済フラグを処理済に設定する。また、重複領域ポリゴン801の選択状態を解除する。
次に、図10a1に示すように、ユーザの重複処理ウインドウ720の自動調整ボタン724の操作に応答して表示した処理選択ウインドウ810の関連筆図形削除ボタン813が操作されたならば、処理制御部52は、図形処理部53に、図10a2に示すように、選択状態にある重複領域ポリゴン801の領域をポリゴン内領域とする全てのポリゴン802、803を消去させる。
なお、図形処理部53は、当該ポリゴン802、803の消去において、調査図素図表示エリア302中のポリゴン802、803の表示の消去の他、ポリゴン802、803のポリゴンデータの素図データの図形データ中からの削除も行う。
そして、ポリゴン802、803の削除が終了したならば、関連筆図形削除ボタン813操作以降に行われた調査図素図の編集の内容を、選択されている重複領域ポリゴン801の検査オブジェクトデータの処理履歴データに格納すると共に、当該検査オブジェクトデータの処理済フラグを処理済に設定する。また、重複領域ポリゴン801の選択状態を解除する。
また、次に、図10b1に示すように、ユーザの重複処理ウインドウ720の自動調整ボタン724の操作に応答して表示した処理選択ウインドウ810の重複部分消去ボタン814が操作されたならば、処理制御部52は、図形処理部53に、図10b2に示すように、選択状態にある重複領域ポリゴン801を含むポリゴン802、803の全てを、ポリゴン内領域に選択状態にある重複領域ポリゴン801の領域を含まないように修正させる。
なお、図形処理部53は、当該ポリゴン802、803の修正において、編集内容に応じた調査図素図表示エリア302中のポリゴン802、803の表示の更新の他、素図データの図形データ中のポリゴン802、803のポリゴンデータの編集内容に応じた更新も行う。
そして、ポリゴン802、803の修正が終了したならば、重複部分消去ボタン814操作以降に行われた調査図素図の編集の内容を、選択されている重複領域ポリゴン801の検査オブジェクトデータの処理履歴データに格納すると共に、当該検査オブジェクトデータの処理済フラグを処理済に設定する。また、重複領域ポリゴン801の選択状態を解除する。
ここで、以上のような重複処理ウインドウ720の自動調整ボタン724の操作に応答して表示される処理選択ウインドウ810の画地化ボタン812と重複部分消去ボタン814を用いることにより、ユーザは、図10c1のように、一つのポリゴン1001中にもう一つのポリゴン1002を作成した上で、以下のような編集を行うこともできる。すなわち、画地化ボタン812によって、図10c2のように重複部分のない二つの入れ子状のポリゴン1001、1003を作成したり、重複部分消去ボタン814によって図10c3のように穴あきのポリゴン1001を作成したりすることができる。
さて、次に、処理制御部52は、対応する検査オブジェクトデータの処理済フラグに、処理済が登録された重複領域ポリゴンが選択状態にあり調査図表示エリアの中央に網掛け表示されているときに、重複処理ウインドウ720の復帰ボタン725をユーザが操作可能な状態とし、復帰ボタン725の文字「復帰」の表示を、図示している灰色表示から通常の黒色表示とする。そして、この復帰ボタン725が操作された場合には、選択状態にある重複領域ポリゴンの検査オブジェクトデータの処理履歴を参照して、当該処理履歴が示す当該重複領域ポリゴンが選択状態にあるときに編集したポリゴンを、当該編集が行われなかった状態に復帰し、選択状態にある重複領域ポリゴンの検査オブジェクトデータの処理済フラグを未処理に変更すると共に、当該検査オブジェクトデータの処理履歴を消去する。これにより、この選択状態にある重複領域ポリゴンが生成された時点の状態に、当該重複領域ポリゴン及び当該重複領域ポリゴンに関連して編集したポリゴンが復帰する。
また、処理制御部52は、重複処理ウインドウ720の終了ボタン726が操作された場合には、メモリ56に保持していた検査オブジェクトデータを消去し、重複処理ウインドウ720を閉じる。
以上、本発明の実施形態について説明した。
以上のように本実施形態によれば、隙間や重複が自動的に抽出され、調査図素図上に提示される他、リスト形式でその一覧が表示されるので、ユーザは、隙間や重複を自ら探し出し煩雑な作業を行う必要がない。また、ユーザは、解消する隙間を指定すると共に、当該隙間を含めるポリゴンの選択または隙間の画地化の選択を行うだけで、当該隙間を解消することができると共に、解消する重複を指定すると共に、当該重複を含めるポリゴンの選択または重複の画地化の選択を行うだけで、当該重複を解消することができる。よって、ユーザは、発生してしまったポリゴン間の隙間や重複を、極めて容易に所望の形態において解消することができる。
ところで、以上の実施形態では、隙間や重複を解消する処理を調査図素図の全体に対して行うようにしたが、これは、調査図素図の一部の範囲についてのみ、隙間や重複を解消する処理を行うようにしてもよい。すなわち、たとえば、ユーザから隙間や重複を解消する調査図素図上の範囲の選定を受け付け、ユーザが選定した範囲についてのみ、以上で示したように、隙間領域オブジェクトや重複領域オブジェクトの作成や、作成した隙間領域オブジェクトや重複領域オブジェクトを用いた隙間や重複の解消の処理を行うようにしてもよい。
また、以上の実施形態では、オブジェクト間の隙間に対応する隙間領域オブジェクトやオブジェクト間の重複に対応する重複領域オブジェクトを作成し、作成した隙間領域オブジェクトや重複領域オブジェクトの選択に応じて、選択された隙間領域オブジェクトや重複領域オブジェクトに対応する隙間や重複を解消する処理を行うようにしたが、これは、ポリゴンの選択を受け付け、選択されたポリゴンに関連する隙間や重複を解消する処理を行うようにしてもよい。
すなわち、たとえば、図11aに示すように、隣接するポリゴンとの間の重複と隣接する隙間とを有するポリゴン1101がある場合には、図11bに示すようなユーザのポリゴン1101の選択に応じて、図11cに示すように隙間領域オブジェクト1102と重複領域オブジェクト1103を作成する。そして、図11dに示すように、ユーザの隙間領域オブジェクト1102の選択に応じて処理選択ウインドウ510を表示して上述のような併合ボタン511や画地化ボタン512の操作に応じた隙間を解消する処理を行ったり、図11eに示すようにユーザの重複領域オブジェクト1103の選択に応じて重複領域オブジェクト1103の処理選択ウインドウ810を表示して上述のような併合ボタン811や画地化ボタン812や関連筆図形削除ボタン813や重複部分削除ボタン814の操作に応じた重複を解消する処理を行うようにしてもよい。
このようにすることにより、ユーザは、区画を表すポリゴン毎に、順次、当該ポリゴンが関係する隙間や重複を容易な操作で解消していくことができるようになる。
本発明の実施形態に係る地図処理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態で用いる素図データと検査オブジェクトデータの内容を示す図である。 本発明の実施形態で用いる作業ウインドウを示す図である。 本発明の実施形態で用いる隙間処理用のGUIを示す図である。 本発明の実施形態で用いる隙間処理用のGUIを示す図である。 本発明の実施形態に係る隙間解消動作を示す図である。 本発明の実施形態で用いる重複処理用のGUIを示す図である。 本発明の実施形態で用いる重複処理用のGUIを示す図である。 本発明の実施形態に係る重複解消動作を示す図である。 本発明の実施形態に係る重複解消動作を示す図である。 本発明の実施形態に係る隙間と重複解消処理用のGUIの他の構成例を示す図である。
符号の説明
1…表示装置、2…入力装置、3…プリント装置、4…入出力制御部、5…調査図素図処理部、41…隙間検査ボタン、42…重複検査ボタン、51…GUI制御部、52…処理制御部、53…図形処理部、54…属性処理部、55…図面出力処理部、56…メモリ、57…素図データ格納部、301…コマンドボタン列、302…調査図素図表示エリア、303…ツールウインドウ群、420…隙間処理ウインドウ、421…隙間リストエリア、720…重複処理ウインドウ、721…重複リストエリア、3031…作図ツールウインドウ、3032…編集ツールウインドウ、3033…検査ツールウインドウ、3034…出力ツールウインドウ。

Claims (11)

  1. 区画を表すポリゴンである区画ポリゴンによって形成される地図の作成を支援する地図処理システムであって、
    前記地図上の区画ポリゴン間の隙間を抽出し、ユーザに対して提示する隙間抽出手段と、
    提示した隙間のうちのユーザ操作に応じて定まる隙間を処理対象隙間として設定する処理対象隙間設定手段と、
    前記処理対象隙間の領域に隣接するユーザによって選定された区画ポリゴンを、前記処理対象隙間の領域を含むように修正する隙間修正手段とを有し、
    前記隙間修正手段は、前記処理対象隙間の領域に対して施す操作の種別の選択をユーザより受け付け、第1の操作の種別の選択を受け付けた場合に、前記処理対象隙間の領域に隣接するユーザによって選定された区画ポリゴンを、前記処理対象隙間の領域を含むように修正し、第2の操作の種別の選択を受け付けた場合に、前記処理対象隙間の領域を、その領域とするポリゴンを新たに前記区画ポリゴンとして生成することを特徴とする地図処理システム。
  2. 区画を表すポリゴンである区画ポリゴンによって形成される地図の作成を支援する地図処理システムであって、
    前記地図上の区画ポリゴン間の隙間を抽出し、ユーザに対して提示する隙間抽出手段と、
    提示した隙間のうちのユーザ操作に応じて定まる隙間を処理対象隙間として設定する処理対象隙間設定手段と、
    前記処理対象隙間の領域に隣接するユーザによって選定された区画ポリゴンを、前記処理対象隙間の領域を含むように修正する隙間修正手段とを有し、
    前記隙間抽出手段は、前記地図上の区画ポリゴン間の隙間を抽出し、抽出した各隙間の領域を表すポリゴンである隙間ポリゴンを生成し、生成した各隙間ポリゴンの識別子の一覧をユーザに対して提示し、
    前記処理対象隙間設定手段は、前記一覧上で識別子が選択された隙間ポリゴンが表す隙間を処理対象隙間として設定し、
    前記隙間修正手段は、処理対象隙間の領域に隣接するユーザによって選定された区画ポリゴンと、処理対象隙間の領域を表す隙間ポリゴンとの図形演算により、当該選定された区画ポリゴンを、前記処理対象隙間の領域を含むように修正することを特徴とする地図処理システム。
  3. 区画を表すポリゴンである区画ポリゴンによって形成される地図の作成を支援する地図処理システムであって、
    前記地図上の区画ポリゴン間の重複を抽出し、ユーザに対して提示する重複抽出手段と、
    提示した重複のうちのユーザ操作に応じて定まる重複を処理対象重複として設定する処理対象重複設定手段と、
    前記処理対象重複の領域を含む区画ポリゴンのうちの、ユーザ操作に従って定まる一つの区画ポリゴンのみが、前記処理対象重複の領域を含むように、前記処理対象重複の領域を含む区画ポリゴンのうちの前記一つの区画ポリゴン以外の区画ポリゴンを修正する重複修正手段とを有し、
    前記重複修正手段は、前記処理対象重複の領域に対して施す操作の種別の選択をユーザより受け付け、第1の操作の種別の選択を受け付けた場合に、前記処理対象重複の領域を含む区画ポリゴンのうちの、ユーザ操作に従って定まる一つの区画ポリゴンのみが、前記処理対象重複の領域を含むように、前記処理対象重複の領域を含む区画ポリゴンのうちの前記一つの区画ポリゴン以外の区画ポリゴンを修正し、第2の操作の種別の選択を受け付けた場合に、前記処理対象重複の領域を含む各区画ポリゴンを、当該区画ポリゴンの領域から前記処理対象重複の領域が除外されるように修正すると共に、前記処理対象重複の領域を、その領域とするポリゴンを新たに前記区画ポリゴンとして生成することを特徴とする地図処理システム。
  4. 区画を表すポリゴンである区画ポリゴンによって形成される地図の作成を支援する地図処理システムであって、
    前記地図上の区画ポリゴン間の重複を抽出し、ユーザに対して提示する重複抽出手段と、
    提示した重複のうちのユーザ操作に応じて定まる重複を処理対象重複として設定する処理対象重複設定手段と、
    前記処理対象重複の領域を含む区画ポリゴンのうちの、ユーザ操作に従って定まる一つの区画ポリゴンのみが、前記処理対象重複の領域を含むように、前記処理対象重複の領域を含む区画ポリゴンのうちの前記一つの区画ポリゴン以外の区画ポリゴンを修正する重複修正手段とを有し、
    前記重複修正手段は、前記処理対象重複の領域に対して施す操作の種別の選択をユーザより受け付け、第1の操作の種別の選択を受け付けた場合に、前記処理対象重複の領域を含む区画ポリゴンのうちの、ユーザ操作に従って定まる一つの区画ポリゴンのみが、前記処理対象重複の領域を含むように、前記処理対象重複の領域を含む区画ポリゴンのうちの前記一つの区画ポリゴン以外の区画ポリゴンを修正し、第2の操作の種別の選択を受け付けた場合に、前記処理対象重複の領域を含む各区画ポリゴンを、当該区画ポリゴンの領域から前記処理対象重複の領域が除外されるように修正することを特徴とする地図処理システム。
  5. 区画を表すポリゴンである区画ポリゴンによって形成される地図の作成を支援する地図処理システムであって、
    前記地図上の区画ポリゴン間の重複を抽出し、ユーザに対して提示する重複抽出手段と、
    提示した重複のうちのユーザ操作に応じて定まる重複を処理対象重複として設定する処理対象重複設定手段と、
    前記処理対象重複の領域を含む区画ポリゴンのうちの、ユーザ操作に従って定まる一つの区画ポリゴンのみが、前記処理対象重複の領域を含むように、前記処理対象重複の領域を含む区画ポリゴンのうちの前記一つの区画ポリゴン以外の区画ポリゴンを修正する重複修正手段とを有し、
    前記重複修正手段は、前記処理対象重複の領域に対して施す操作の種別の選択をユーザより受け付け、第1の操作の種別の選択を受け付けた場合に、前記処理対象重複の領域を含む区画ポリゴンのうちの、ユーザ操作に従って定まる一つの区画ポリゴンのみが、前記処理対象重複の領域を含むように、前記処理対象重複の領域を含む区画ポリゴンのうちの前記一つの区画ポリゴン以外の区画ポリゴンを修正し、第2の操作の種別の選択を受け付けた場合に、前記処理対象重複の領域を含む各区画ポリゴンを削除することを特徴とする地図処理システム。
  6. 区画を表すポリゴンである区画ポリゴンによって形成される地図の作成を支援する地図処理システムであって、
    前記地図上の区画ポリゴン間の重複を抽出し、ユーザに対して提示する重複抽出手段と、
    提示した重複のうちのユーザ操作に応じて定まる重複を処理対象重複として設定する処理対象重複設定手段と、
    前記処理対象重複の領域を含む区画ポリゴンのうちの、ユーザ操作に従って定まる一つの区画ポリゴンのみが、前記処理対象重複の領域を含むように、前記処理対象重複の領域を含む区画ポリゴンのうちの前記一つの区画ポリゴン以外の区画ポリゴンを修正する重複修正手段とを有し、
    前記重複抽出手段は、前記地図上の区画ポリゴン間の重複を抽出し、抽出した各重複の領域を表すポリゴンである重複ポリゴンを生成し、生成した各重複ポリゴンの識別子の一覧をユーザに対して提示し、
    前記処理対象重複設定手段は、前記一覧上で識別子が選択された重複ポリゴンが表す重複を処理対象重複として設定し、
    前記重複修正手段は、処理対象重複の領域を含む区画ポリゴンのうちの、ユーザ操作に従って定まる一つの区画ポリゴンのみが、前記処理対象重複の領域を含むように、前記処理対象重複の領域を含む区画ポリゴンのうちの前記一つの区画ポリゴン以外の区画ポリゴンを、当該区画ポリゴンと処理対象重複を表す重複ポリゴンとの図形演算により修正することを特徴とする地図処理システム。
  7. コンピュータによって読み取られ実行される、区画を表すポリゴンである区画ポリゴンによって形成される地図の作成を支援するためのコンピュータプログラムであって、
    当該コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、
    前記地図上の区画ポリゴン間の隙間を抽出し、ユーザに対して提示する隙間抽出手段と、
    提示した隙間のうちのユーザ操作に応じて定まる隙間を処理対象隙間として設定する処理対象隙間設定手段と、
    前記処理対象隙間の領域に隣接するユーザによって選定された区画ポリゴンを、前記処理対象隙間の領域を含むように修正する隙間修正手段として機能させるコンピュータプログラムであって、
    前記隙間修正手段は、前記処理対象隙間の領域に対して施す操作の種別の選択をユーザより受け付け、第1の操作の種別の選択を受け付けた場合に、前記処理対象隙間の領域に隣接するユーザによって選定された区画ポリゴンを、前記処理対象隙間の領域を含むように修正し、第2の操作の種別の選択を受け付けた場合に、前記処理対象隙間の領域を、その領域とするポリゴンを新たに前記区画ポリゴンとして生成することを特徴とすることを特徴とするコンピュータプログラム。
  8. コンピュータによって読み取られ実行される、区画を表すポリゴンである区画ポリゴンによって形成される地図の作成を支援するためのコンピュータプログラムであって、
    当該コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、
    前記地図上の区画ポリゴン間の隙間を抽出し、ユーザに対して提示する隙間抽出手段と、
    提示した隙間のうちのユーザ操作に応じて定まる隙間を処理対象隙間として設定する処理対象隙間設定手段と、
    前記処理対象隙間の領域に隣接するユーザによって選定された区画ポリゴンを、前記処理対象隙間の領域を含むように修正する隙間修正手段として機能させるコンピュータプログラムであって、
    前記隙間抽出手段は、前記地図上の区画ポリゴン間の隙間を抽出し、抽出した各隙間の領域を表すポリゴンである隙間ポリゴンを生成し、生成した各隙間ポリゴンの識別子の一覧をユーザに対して提示し、
    前記処理対象隙間設定手段は、前記一覧上で識別子が選択された隙間ポリゴンが表す隙間を処理対象隙間として設定し、
    前記隙間修正手段は、処理対象隙間の領域に隣接するユーザによって選定された区画ポリゴンと、処理対象隙間の領域を表す隙間ポリゴンとの図形演算により、当該選定された区画ポリゴンを、前記処理対象隙間の領域を含むように修正することを特徴とするコンピュータプログラム。
  9. コンピュータによって読み取られ実行される、区画を表すポリゴンである区画ポリゴンによって形成される地図の作成を支援するためのコンピュータプログラムであって、
    当該コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、
    前記地図上の区画ポリゴン間の重複を抽出し、ユーザに対して提示する重複抽出手段と、
    提示した重複のうちのユーザ操作に応じて定まる重複を処理対象重複として設定する処理対象重複設定手段と、
    前記処理対象重複の領域を含む区画ポリゴンのうちの、ユーザ操作に従って定まる一つの区画ポリゴンのみが、前記処理対象重複の領域を含むように、前記処理対象重複の領域を含む区画ポリゴンのうちの前記一つの区画ポリゴン以外の区画ポリゴンを修正する重複修正手段として機能させるコンピュータプログラムであって、
    前記重複修正手段は、前記処理対象重複の領域に対して施す操作の種別の選択をユーザより受け付け、第1の操作の種別の選択を受け付けた場合に、前記処理対象重複の領域を含む区画ポリゴンのうちの、ユーザ操作に従って定まる一つの区画ポリゴンのみが、前記処理対象重複の領域を含むように、前記処理対象重複の領域を含む区画ポリゴンのうちの前記一つの区画ポリゴン以外の区画ポリゴンを修正し、第2の操作の種別の選択を受け付けた場合に、前記処理対象重複の領域を含む各区画ポリゴンを、当該区画ポリゴンの領域から前記処理対象重複の領域が除外されるように修正すると共に、前記処理対象重複の領域を、その領域とするポリゴンを新たに前記区画ポリゴンとして生成することを特徴とするコンピュータプログラム。
  10. コンピュータによって読み取られ実行される、区画を表すポリゴンである区画ポリゴンによって形成される地図の作成を支援するためのコンピュータプログラムであって、
    当該コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、
    前記地図上の区画ポリゴン間の重複を抽出し、ユーザに対して提示する重複抽出手段と、
    提示した重複のうちのユーザ操作に応じて定まる重複を処理対象重複として設定する処理対象重複設定手段と、
    前記処理対象重複の領域を含む区画ポリゴンのうちの、ユーザ操作に従って定まる一つの区画ポリゴンのみが、前記処理対象重複の領域を含むように、前記処理対象重複の領域を含む区画ポリゴンのうちの前記一つの区画ポリゴン以外の区画ポリゴンを修正する重複修正手段として機能させるコンピュータプログラムであって、
    前記重複修正手段は、前記処理対象重複の領域に対して施す操作の種別の選択をユーザより受け付け、第1の操作の種別の選択を受け付けた場合に、前記処理対象重複の領域を含む区画ポリゴンのうちの、ユーザ操作に従って定まる一つの区画ポリゴンのみが、前記処理対象重複の領域を含むように、前記処理対象重複の領域を含む区画ポリゴンのうちの前記一つの区画ポリゴン以外の区画ポリゴンを修正し、第2の操作の種別の選択を受け付けた場合に、前記処理対象重複の領域を含む各区画ポリゴンを、当該区画ポリゴンの領域から前記処理対象重複の領域が除外されるように修正することを特徴とするコンピュータプログラム。
  11. コンピュータによって読み取られ実行される、区画を表すポリゴンである区画ポリゴンによって形成される地図の作成を支援するためのコンピュータプログラムであって、
    当該コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、
    前記地図上の区画ポリゴン間の重複を抽出し、ユーザに対して提示する重複抽出手段と、
    提示した重複のうちのユーザ操作に応じて定まる重複を処理対象重複として設定する処理対象重複設定手段と、
    前記処理対象重複の領域を含む区画ポリゴンのうちの、ユーザ操作に従って定まる一つの区画ポリゴンのみが、前記処理対象重複の領域を含むように、前記処理対象重複の領域を含む区画ポリゴンのうちの前記一つの区画ポリゴン以外の区画ポリゴンを修正する重複修正手段として機能させるコンピュータプログラムであって、
    前記重複修正手段は、前記処理対象重複の領域に対して施す操作の種別の選択をユーザより受け付け、第1の操作の種別の選択を受け付けた場合に、前記処理対象重複の領域を含む区画ポリゴンのうちの、ユーザ操作に従って定まる一つの区画ポリゴンのみが、前記処理対象重複の領域を含むように、前記処理対象重複の領域を含む区画ポリゴンのうちの前記一つの区画ポリゴン以外の区画ポリゴンを修正し、第2の操作の種別の選択を受け付けた場合に、前記処理対象重複の領域を含む各区画ポリゴンを削除することを特徴とするコンピュータプログラム。
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