JPH03278275A - 編集後図形の再表示方法 - Google Patents

編集後図形の再表示方法

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JPH03278275A
JPH03278275A JP7708090A JP7708090A JPH03278275A JP H03278275 A JPH03278275 A JP H03278275A JP 7708090 A JP7708090 A JP 7708090A JP 7708090 A JP7708090 A JP 7708090A JP H03278275 A JPH03278275 A JP H03278275A
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JP7708090A
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English (en)
Inventor
Kazuo Watanabe
一生 渡辺
Masahiro Tsukada
塚田 雅博
Shigao Suzuki
鈴木 志賀夫
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OKI TECHNO SYST RABORATORI KK
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
OKI TECHNO SYST RABORATORI KK
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野] 本発明は、編集後図形の再表示方法に関するものである
「従来の技術] 例えば、ワークステーションにおいては、文書だけでな
く図形をも作成編集することができる。
−旦作成された図形内のいずれかの図形要素が削除しな
り、移動されなり等した場合には、変更範囲(編集範囲
)を指定して画像メモリの内容を書き換えて表示し直す
く以下、再表示と呼ぶ)ことを要する。
このようなジオメトリツク図形編集における編集後図形
の再表示については、以下のことが要求される。
第1には、指定された例えば矩形領域でなる再表示領域
では、初期化(背景を描画した状態)した後、図形要素
を表示し直しな状態にすることが要求される。
第2には、指定された再表示領域以外では、再表示処理
によっても見かけ(図形の重なり具合等)が崩れないこ
とが要求される。
第2図はこのような要求を満足する従来の編集後図形の
再表示方法(特開平1−283679号公報)の処理フ
ローチャートであり、第3図は従来の再表示方法による
再表示例を示すものである。
この再表示方法は、大きくは、第2図(A>に示すよう
に、編集処理に応じて指定された指定再表示領域に含ま
れる又は重なる図形要素を求めると共に求めた図形要素
とも重なる図形要素を求め、求められた全ての図形要素
を含む再表示領域を求め(ステップ100)、画像メモ
リの求めた再表示領域を初期化(背景化)シ(ステップ
101)、再表示領域内に含まれる全ての図形要素を画
像メモリの背景化された再表示領域に描画して編集後図
形を画像メモリ上で完結させて再表示するものであった
(ステップ102)。
ここで、指定再表示領域から最終的な再表示領域を求め
ると共に、その再表示領域に含まれる図形要素を求める
ステップ100の処理の詳細は、第2図(B)に示す通
りである。
まず、指示再表示領域を再表示領域として設定する(ス
テップ110)。そして、編集後図形の格納データ構造
から先頭の図形要素を取出して再表示領域と収出した図
形要素の領域との位置関係を判別する(ステップ1−1
1.112)。
再表示領域にその図形要素領域が含まれていない場合に
は、全ての図形要素に対する現時点での再表示領域との
判別処理が終わっていないことを確認して次の図形要素
の取出しを行なって領域位置関係の判別処理に戻る(ス
テップ1−13.1−14)。取出した図形要素の領域
が再表示領域に含まれでいる場合には、その図形要素が
再表示領域にあることを示す領域内フラグを立て〈ステ
ップ115 ) 、その後、上述と同様に、全ての図形
要素に対する現時点での再表示領域との位置関係の判別
が終わっていないことを確認して次の図形要素の取出し
を行なって領域関係の判別処理に戻る。
取出した図形要素の領域が再表示領域に重なっている場
合には、その図形要素領域を含むように再表示領域を拡
大し、その図形要素に対して領域内フラグを立てた後、
ステップ11−1に戻って拡大された再表示領域と図形
要素との位置関係の判別を先頭の図形要素からし直す(
ステップ116.117 )。
このようにして最終的な再表示領域と、再表示する図形
要素(領域内フラグが立っている)とが得られて、上述
したステップ101及び102の処理を通じて編集後図
形が再表示される。
例えば、第3図(A)に示すように、図形要素として、
星形1、円2、楕円弧3、矩形4、三角形5、楕円6を
有する図形10のデータが格納されている場合において
、星形1が編集処理されてこれに外接する領域が指定再
表示領域ROとして指示されたとする。なお、第3図<
A)〜(E)は説明を理解し易くするための図であって
、表示されたものでも、また画像メモリに格納されたも
のでもなく、再表示領域やそれに含まれる図形要素のデ
ータ」二の変化(フラグが立てられる)を示すものであ
る。
第3図(B)は星形]、が再表示領域(指定再表示領域
に等しい)ROに含まれたと判別された後、円2が再表
示領域ROと重なるために再表示領域が領域R1に拡大
された状態を示す。第3図(C”)は楕円弧3が再表示
領域R1と重なるために再表示領域が領域R2に拡大さ
れた状態を示す。その後、矩形4及び三角形5に基づい
ても、第3図(D>及び(E)に示すように再表示領域
が領域R3、R4と拡大されていき、最終的な再表示領
域は領域R4となる(ステップ10o参照)。
このような最終的な再表示領域R4とそれに含まれる図
形要素情報〈1〜5)とが得られると、第3図(F)に
示すように、画像メモリのその領域は例えばラスクスキ
ャンオペレーションによって背景色で塗り潰されろくス
テップ101〉。その後、領域内フラグが立っている図
形要素1〜5のデータが取出されて、第3図(G)に示
すように、図形要素が画像メモリ11に描画され、編集
後図形がメモリ11上に完結して表示装置によって再表
示される(ステップ]02)。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の再表示方法では、再表示領域と重
なる図形要素があると、再表示領域を拡大した後、再度
データ構造の先頭にある図形要素から各図形要素の領域
と再表示領域との位置関係を判別する必要があり、最終
的な再表示領域を決定するために多大な時間を要する。
その結果、再表示処理にも多大な時間を要する。
また、図形要素間の位置関係によっては、最終的な再表
示領域が非常に大きくなってしまい、背景色で塗り潰す
処理に多大な時間がかかると共に、多くの図形要素がそ
の再表示領域に含まれるために画像メモリに対する書換
え処理にも多大な時間がかかり、この点からも再表示時
間を長くしている。
本発明は、以上の点を考慮してなされたものであり、編
集後図形の再表示時間を短縮することができる編集後図
形の再表示方法を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 第1の本発明は、少なくとも1個以上の図形要素を含む
図形が編集処理されたとき、表示装置に対応した第1の
画像メモリの一部を編集処理に応して更新して編集後図
形を表示装置に再表示させる編集後図形の再表示方法に
関する。すなわち、図形要素の視点からの前後が問題と
なる図形及び問題とならない図形の双方を対象としてい
る。
第1の本発明では、第1の画像メモリに加えて第2の画
像メモリを必要とする。
第7の本発明は、以下の第1〜第4の処理を通じて編集
後図形の再表示を実現している。
第1の処理は、編集処理に応じて指定された指定再表示
領域に含まれる又は重なる全ての図形要素を求めると共
に、求められた全ての図形要素を含む再表示領域を求め
る処理である。
第2の処理は、第1の画像メモリの指定再表示領域を背
景化する処理であり、第3の処理は、第2の画像メモリ
の第1の処理で求められた再表示領域に、第1の処理で
求められた図形要素を描画する処理であり、これらの処
理順序はどちらが先でも良い。
第4の処理は、第2の画像メモリの描画図形のうち、指
定再表示領域にある部分を、第1の画像メモリの対応部
分に転送して、編集後図形を上記第1の画像メモリに描
画させる処理である。
第2の本発明は、視点からの前後が問題となる少なくと
も1個以上の図形要素を含む編集後図形の再表示方法に
関する。なお、画像メモリとしては表示装置に対応する
ものがあれば良い。
第2の本発明は、以下の第1−〜第4の処理を通0 じて編集後図形の再表示を実現している。
第1の処理は、編集処理に応じて指定された画像メモリ
の指定再表示領域を背景化する処理である。第2の処理
は、指定再表示領域を再表示領域として設定する処理で
ある。これらの処理順序は問題とならない。
第3の処理は、視点からみて後側にある処理されていな
い1個の図形要素を取出す処理である。
第4の処理は、取出された図形要素の領域と再表示領域
との2次元上の位置関係を判別し、取出された図形要素
の領域が再表示領域に含まれも重なりもしていない場合
には画像メモリに対する書込みを実行せず、取出した図
形要素の領域が再表示領域に含まれている場合には、そ
の図形要素を画像メモリに上書きし、取出された図形要
素の領域が再表示領域に重なっている場合には、その図
形要素領域を含むように再表示領域を拡大した後、その
図形要素を画像メモリに上書きする処理である。
第3及び第4の処理は、編集後図形に含まれる1 全ての図形要素に対して行なわれる。
[作用] 第1−の本発明では、第1の処理によって、指定再表示
領域に位置が関係する(含珪れる又は重なる)図形要素
が求められ、求められた全ての図形要素が含む再表示領
域が求めちれる。このようにして求められた描画される
図形要索数は従来より少なくなり、描画範囲である再表
示領域は従来より狭くなる。
これらの図形要素は、第3の処理によって、第2の画像
メモリに描画され、第4の処理によってその指定再表示
領域の内容が第1の画像メモリに転送される。なお、第
1の画像メモリは、この転送以前に、第2の処理によっ
て指定再表示領域が背景化されている。
上述した転送により、第1の画像メモリ上に編集後図形
が完結し、再表示される。
また、第2の本発明では、第1の処理によって、画像メ
モリの指定再表示領域を背景化し、第2の処理によって
、指定再表示領域を再表示領域とし−2 て設定する。
その後、第3の処理によって、視点から後側の1個の図
形要素を取出し、第4の処理によって、取出された図形
要素が再表示領域と関係する(重なる又は含まれる)か
を判別し、関係する場合にその図形要素を画像メモリに
上書きする。
かかる第3及び第4の処理を、全ての図形要素に対1−
て1回ずつ繰り返して行なうことにより、最終的に編集
後図形が画像メモリに記憶され、再表示される。
「実施例] 電工の本発明 以下、第1の本発明の一実施例を図面を用いて説明する
第4図はこの実施例に係るハードウェア構成を示すブロ
ック図である。
かかる構成は、図形処理が可能な通常のコンピュータシ
ステムやワークステーションと同様な構成を有している
。すなわち、システム全体を制御するC I−) U 
(中央処理ユニット)20を有し、こ3 のCPU20には、バス21を介して、主メモリ22と
、画像メモリ23と、ハードディスク等の補助記憶メモ
リ24と、キーボード25と、CR。
Tデイスプレィ26と、マウス27とが接続されている
CPU20は、主メモリ22にロードされたプログラム
や当初より記憶されているプログラムを、主メモリ22
のワーキングエリア等を用いながら実行して図形処理を
行なうものであり、作成された図形や編集された図形を
画像メモリ23に格納させるものである。画像メモリ2
3に格納された図形は、ラスク状に順次繰り返して読み
出されてCRTデイスプレィ26に表示される。
補助記憶メモリ24は、作成、編集された図形や所定の
プログラム等を記憶しておくものて゛あり、この記憶内
容は適宜読み出されて主メモリ22にロートされる。
キーボード25は、CPU20にキーコードデータを与
えるものであり、図形編集モードや図形作成モード等の
動作モードの指示や数値データの−4 入力に用いられる。マウス27は、図形編集モードや図
形作成モードにおける位置情報の入力や図形要素の選択
等に用いられる。
この実施例の画像メモリ23は、CRTデイスプレィ2
6に対応する一般的なエリアだけでなく、再表示処理時
にのみ適宜用いられるエリアを有している。以下、前者
を第1の画像メモリと呼び、符号23aで表し、後者を
第2の画像メモリと呼び、符号231)で表す。
次に、実施例の再表示方法を説明する。第1図は、この
再表示方法による処理フローチャートである。
まず、第11図(A>を用いて、全体的な処理の流れを
説明する。
編集処理が終了すると、編集処理に応して指定された指
定再表示領域に含まれる又は重なる全ての図形要素と、
求められた図形要素を全て包含する再表示領域とを求め
る(ステップ200)。かかる処理の詳細を第1−図(
B)に示しており、後述する。なお、指定再表示領域と
再表示領域とは5 別概念であるので、以下の処理説明においては注意を要
する。
その後、再表示領域の大きさに対応して画像メモリ23
上に第2の画像メモリ23b;!!−設定する(ステッ
プ201)。第7−の画像メモリ23aの指定再表示領
域をラスクスキャンオペレーションによって背景色で塗
り潰す(ステップ202)。
再表示領域に含まれている図形要素を第2の画像メモリ
23bに描画する(ステップ20B)、第2の画像メモ
リ23bの描画図形のうち、指定再表示領域部分を、C
RTデイスプレィ26に対する第1の画像メモリ23a
の対応領域に例えばラスクスキャンオッペレーションに
よって順次転送する(ステップ204)。その後、第2
の画像メモリ23bの設定を解除してその描画図形をク
リアする(ステップ205)。
このような一連の処理によって第1の画像メモリ23a
に編集後図形が完結された形で記憶されて再表示される
ここで、指定再表示領域に含まれている又は重−6 なっている全ての図形要素を取出すと共に、それらを包
含する再表示領域を求める処理(ステップ200)は、
具体的には、第1図(B)に示す通りである。
指定再表示領域を再表示領域として設定した後、データ
構造の先頭から1個の図形要素を取出す(ステップ21
0.211− )。
その後、取出した図形要素の領域と再表示領域との位置
関係を判別する(ステップ21−2 >。
図形要素領域が再表示領域に含まれても、また、重なっ
てもいない場合には、全ての図形要素に対する再表示領
域との位置関係判別が終わっていないことを確認して次
の図形要素の検索を行なって領域関係の判別処理に戻る
(ステップ213.214)。図形要素領域が再表示領
域に含まれている場合には、その図形要素に対して領域
内フラグを立てな後(ステップ215>、全ての図形要
素に対する再表示領域との位置関係判別か終わっていな
いことを確認して次の図形要素の検索を行なって領域関
係の判別処理に戻る(ステップ2]93、−7 214)。図形要素領域が再表示領域に重なっている場
合には、第2の画像メモリ23bの大きさを規定する再
表示領域を、その図形要素を含むように拡張した後、ス
テップ215以降の処理に進む。
このような処理を通じて、指定再表示領域に含まれる図
形要素及び重なる図形要素が取出され、また、再表示領
域が求められ、上述したステップ201以降の処理に用
いられる。
例えば、第5図(A)(第3図(A)と同一であるが改
めて示している)に示すように、図形要素として、星形
1、円2、楕円弧3、矩形4、三角形5、楕円6を有す
る編集後図形1.0のデータ構造が格納されている場合
において、星形1が編集処理されてこれに外接する領域
が指定再表示領域R1、Oとして指示されたとする。な
お、第5図(A)〜(C)は説明を理解し易くするため
の図であって、表示さhをものでも、独な画像メモリに
格納さ力、なものでもなく、再表示領域やそれに含まれ
る図形要素のデータ上の変化を示すもので8 ある。
まず、星形1−が再表示領域(指定再表示領域)RIO
に含まれていると判別されたとすると、この星形1には
領域内フラグが立てられる。このときには再表示領域の
拡大はなされない。
次に、第5図(B)に示すように、指定再表示領域R1
−0に重なる図形要素として円2が検索されると、円2
には領域内フラグが立てられ、また、再表示領域RIO
が領域R11に拡大される。その後、第5図(C)に示
すように、指定再表示領域R10に重なる図形要素とし
て楕円弧3が検索されると、楕円弧3には領域内フラグ
が立てられ、また、再表示領域R11が領域R12に拡
大される。
第5図(A>に示す編集後図形10の場合、他の図形要
素4〜6に対しては、領域内フラグが立てられることも
なく、これら図形要素によって再表示領域が拡大される
こともない。
このようにして指定再表示領域R]−〇に含まれる図形
要素1及び重なる図形要素2.3が取出さ7.9 れ、また、再表示領域RL2が求められるとくステップ
200参照)、第2の画像メモリ23 bが再表示領域
R12に対応して設定される(ステップ201)。次に
、第5図(D>に示すように、CR,Tデイスプレィ2
6に対する第1の画像メモリ23aの指定再表示領域R
1−0に対応したエリアを例えばラスクスキャンオペレ
ーションによって背景色で塗り潰ずくステップ202)
その後、第5図(E)に示すように、領域内フラグが立
っている図形要素1〜3を、第2の画像メモリ23bに
描画する(ステップ203)。そして、画像メモリ23
bに描画された図形のうちで、指定再表示領域R1,0
内にある部分(第5図(F)参照)を、例えばラスクス
キャンオペレーションによって第1の画像メモリ23a
の対応部分に転送させ、第5図(G)に示す表示図形を
得てCRTデイスプレィ26による再表示を実行させる
(ステップ204)。
最後Gこ、第2の画像メモリ23bの設定を解除する(
ステップ205)。
0 上述した実施例によると、以下の相違によって、再表示
時間を従来方法より大幅に短縮することができる。
図形要素の領域と再表示領域との位置関係の判別回数を
、各図形要素について考えてみると、従来では、同一の
図形要素に対しても再表示領域が変わる毎に判別してい
るために多くの判別がなされているが、この実施例では
各図形要素について1回だけ判別がなされている。従っ
て、この点から再表示時間を短縮することができる。
従来方法では、指定再表示領域に含まれても重なっても
いない図形要素をも含むように再表示領域の大きさが拡
大されることがあるが、この実施例ではこのような図形
要素を含むまでの再表示領域の拡大はなく、そのため、
この実施例による再表示領域(R12>は従来方法によ
る再表示領域(R4)より狭くなり、また、描画する図
形要素数も少なくて済み(5対3)、再表示時間を短縮
することができる。
ところで、再表示処理で時間がかかる処理とし1− ては、ラスクスキャンオペレーションがあるが、従来方
法ではかかるオペレーション(ステップ101参照)処
理がなされる領域の大きさは再表示領域R4となり、こ
の実施例ではかがるオペレーションくステップ202及
び204参照)処理がなされる領域の大きさは指定再表
示領域RIOの2倍となり、多くの図形ではこの実施例
の方が小さくなり、平均的にみて再表示時間を短縮する
ことができる。なお、転送に伴うラシタスキャンオペレ
ーションは、背景色を塗り潰すラスクスキャンオペレー
ションはどの時間はかからない。
ところで、編集後の再表示は、オペレータの編集操作に
対応してなされるものであるので、再表示時間が短いこ
とはオペレータの操作に対するレスポンスタイムを向上
させたことになり、操作性(マンマシンインタフェース
)を向上させたことになる。
策λ凶本充用 次に、第2の本発明の一実施例を図面を用いて説明する
2 なお、第1の本発明が、視点から見た図形要素の前後を
問題とする隠面処理を施す図形、及び隠面処理に無関係
な図形の双方を対象とすることができるものであるのに
対し、第2の本発明は隠面処理を施す図形だけを対象と
している。
この実施例にかかるハードウェア構成は、第1の本発明
の実施例にかかる第4図に示したハードウェア構成に比
較して、第2の画像メモリ23bえを確保できる容量を
画像メモリ23が持たなくても良い点だけが異なり、そ
のため、図示及び各部の詳細な説明は省略する。
以下での画像メモリ23の語は、CRTデイスプレィ2
6に対するものを意味する。
第6図は、この実施例の再表示方法の処理フローチャー
1・である。
まず、指定再表示領域に応じた画像メモリ23のエリア
をラスクスキャンオペレーションによって背景色で塗り
潰す(ステップ300)。
その後、ステップ301〜307でなる、図形要素の重
なり方を考慮した各図形要素単位での表3 示処理を行なう。
ステップ301では、指定再表示領域を再表示領域とし
て設定する。その後、図形中の全ての図形要素の中から
重なりが最も下(視点から最も遠い)図形要素を取出し
て、取出した図形要素の領域と再表示領域との2次元上
の位置関係を判別する(ステップ302.303)。
取出した図形要素領域が再表示領域に含まれも重なりも
していない場合には、全ての図形要素に対する再表示領
域との位置関係の判別が終わっていないことを確認して
次に重なりが下である図形要素の検索を行なって領域関
係の判別処理に戻る(ステップ304.305)。図形
要素領域が再表示領域に含まれている場合には、その図
形要素を画像メモリ23の所定位置に上書きした後(ス
テップ306) 、全ての図形要素に対する再表示領域
との位置関係の判別が終わっていないことを確認して次
に重なりが下の図形要素の検索を行なって領域関係の判
別処理に戻る(ステップ304.305)。図形要素領
域が再表示領域に重なって4 いる場合には、その図形要素領域を含むように再表示領
域を拡大した後くステップ307) 、ステップ306
の上書き処理に進む。
このように図形要素単位で表示するか否かを判別してい
き、表示する場合には、図形要素を直ちに画像メモリ2
3に描画していき、再表示図形を画像メモリ23に得て
CRTデイスプレィ26に表示させる。
例えば、第7図に示すように、2次元的には、指定再表
示領域R20に円40の一部が重なり、領域R20外に
ある円4]、の一部が円40の一部に重なり、領域R2
0外にある円42の一部が円41の一部だけに重なり、
横方向に領域R20、円40、円41、円42が順に並
んでいる編集後図形45を考える。
まず、第8図(A>に示すように、重なりの下側から円
42、円41、円40がある場合を考える。
指定再表示領域R20が初期化されると、画像メモリ2
3の内容は、第8図(B)の第1欄に示5 すように、円40の領域R20に含まれている部分が背
景に置き代ったものとなる。この例の場合には、重なり
が最も下の図形要素として円42が取出されるが、当初
の再表示領域(指定再表示領域と等しい)R20にこの
円42が含まれも重なりもしていないので、第8図(B
)の第4欄に示すように、画像メモリ23に対する円4
2の上書きはなされない。次に重なりが下である円41
についても、同様な処理により画像メモリ23に対する
上書きはなされない。円40が取出された場合には、再
表示領域R20と重なっているので再表示領域が領域R
21に拡大された後、第8図(B)の、第2欄に示すよ
うに、円40が画像メモリ23に上書きされる。
これ以上、図形要素がないので、第8図(B)の第2欄
に示す図形が再表示される。
次に、第9図(A)に示すように、重なりの下側から円
41、円40、円42がある場合を考える。
指定再表示領域R20が初期化されると、画像6 メモリ23の内容は、第9図(B)の第1欄に示すよう
に、円40の領域R20に含まれている部分が背景に置
き代ったものとなる。この例の場合には、重なりが最も
下の図形要素として円41が取出されるが、再表示領域
R20にこの円41が含まれも重なりもしていないので
、第9図(B)の第3欄に示すように、画像メモリ23
に対する円41の上書きはなされない。次に重なりが下
である円40が取出された場合には、再表示領域R20
と重なっているので再表示領域が領域R22に拡大され
た後、第9図(B)の第2欄に示すように、円40が画
像メモリ23に上書きされる。
次に、円41が取出されるが、再表示領域R22にこの
円41が含まれも重なりもしていないので、第9図(B
)の第3欄に示すように、画像メモリ23に対する円4
1の上書きはなされない。
これ以上、図形要素がないので、第9図(B)の第2欄
に示す図形が再表示される。
次に、第10図(A)に示すように、重なりの下側から
円40、円42、円41がある場合を考7 える。
指定再表示領域R20が初期化されると、画像メモリ2
3の内容は、第10図(B)の第1欄に示すように、円
40の領域R20に含まれている部分が背景に置き代っ
たものとなる。この例の場合には、重なりが最も下の図
形要素として円40が取出される。円40は再表示領域
R20と重なっているので再表示領域が領域R23に拡
大された後、第1.0図(B)の第2欄に示すように、
円40が画像メモリ23に上書きされる。次に、円42
が取出されるが、再表示領域R23にこの円42が含ま
れも重なりもしていないので、第10図(B)の第4棚
に示すように、画像メモリ23に対する円42の上書き
はなされない。次に円41が取出されるが、円41は再
表示領域R2Bと重なっているので再表示領域が領域R
24に拡大された後、第10図(B)の第3欄に示すよ
うに、円41−が画像メモリ23に上書きされる。
これ以上、図形要素がないので、第1−0図(B)の第
3欄に示す図形が再表示される。
8 最後に、第11図(A)に示すように、重なりの下側か
ら円40、円41、円42がある場合を考える。
指定再表示領域R20が初期化されると、画像メモリ2
3の内容は、第11図(B)の第1欄に示すように、円
40の領域R20に含まれている部分が背景に置き代っ
たものとなる。この例の場合には、重なりが最も下の図
形要素として円40が取出される。円40は、再表示領
域R20と重なっているので再表示領域が領域R25に
拡大された後、第11−図(B)の第2欄に示すように
、円40が画像メモリ23に上書きされる。円41.4
2が取出された場合にも、再表示領域の拡大(R26、
R27へ)と、第11図(B)の第3欄及び第4欄に示
すような画像メモリ23に対する上書きとがなされる。
円42の処理が終了すると、これ以上、図形要素がない
ので、第11図(B)の第4欄に示す図形が再表示され
る。
上述した実施例によると、以下の相違によって、2つ 再表示時間を従来方法より大幅に短縮することができる
この実施例でも従来とは異なって各図形要素について1
回だけ描画するか否かの判別を行なっており、この判別
面から再表示時間を短縮することができる。
また、描画する図形要素数は平均的には従来方法より少
なくなり、再表示時間を短縮することができる。
再表示処理で時間がかかるラスクスキャンオペレーショ
ンは、指定再表示領域の初期化処理だけであり、再表示
時間を短縮することができる。
侭例尖施舅 本発明は、ワークステーション等の文書と図形の双方を
取り扱う図形処理システムに適用できるだけでなく、C
AD −CAMシステム等の図形のみを取り扱う図形処
理システムにも当然に適用できるものである。
なお、第1図及び第6図の処理スデップで、処理順序が
問題とならないものはその処理順序を図0 示のものから変更しても良い。
[発明の効果] 第1の本発明によれば、各図形要素に対して描画し直す
か否かの判別を1回だけ行なうと共に、描画し直す図形
要素を指定再表示領域に包含又は重畳する図形要素に限
定したので、描画し直す図形要素数が少なくなり、また
、描画領域が狭くなって再表示時間を短くすることがで
きる。
第2の本発明によれば、各図形要素に対して描画し直す
か否かの判別を、重なりの下の図形要素から順に取出し
て1回だけ行ない、それが再表示領域と重なるときのみ
再表示領域を拡大するようにしたので、描画し直す図形
要素数が少なくなり、描画領域が狭くなって再表示時間
を短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の本発明の一実施例による処理フローチャ
ート、第2図は従来方法の処理フローチャート、第3図
は従来方法による処理例を示す説明図、第4図は第1−
図実施例に係るハードウェア1 構成を示すブロック図、第5図は第1図実施例の処理例
を示す説明図、第6図は第2の本発明の一実施例による
処理フローチャート、第7図〜第1−1図はそれぞれ第
6図実施例の処理例を示す説明図である。 1〜6.40〜42・・・図形要素、10.45・・・
編集後図形、20・・・cpu、2]、・・・バス、2
2主メモリ、23・・・画像メモリ、23a・・・デイ
スプレィに対応した第1の画像メモリ、23b・・・再
表示処理にのみ用いられる第2の画像メモリ、24・・
・補助記憶メモリ、25・・・キーボード、26・・・
CRTデイスプレィ、27・・・マウス、RIO1R2
0・・・指定再表示領域、R1−1−1R12、R21
〜。 R27・・・再表示領域。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも1個以上の図形要素を含む図形が編集
    処理されたとき、表示装置に対応した第1の画像メモリ
    の一部内容を編集処理に応じて更新して編集後図形を表
    示装置に再表示させる編集後図形の再表示方法において
    、 第2の画像メモリを備え、 編集処理に応じて指定された指定再表示領域に含まれる
    又は重なる全ての図形要素を求めると共に、求められた
    全ての図形要素を含む再表示領域を求める第1の処理と
    、 上記第1の画像メモリの指定再表示領域を背景化する第
    2の処理と、 上記第2の画像メモリの第1の処理で求められた再表示
    領域に、第1の処理で求められた全ての図形要素を描画
    する第3の処理と、 上記第2の画像メモリに描画された図形のうち、指定再
    表示領域にある部分を、上記第1の画像メモリの対応部
    分に転送して、編集後図形を上記第1の画像メモリに完
    結させる第4の処理とを有することを特徴とした編集後
    図形の再表示方法。
  2. (2)視点からの前後が問題となる少なくとも1個以上
    の図形要素を含む図形が編集処理されたとき、表示装置
    に対応した画像メモリの一部を編集処理に応じて更新し
    て編集後図形を表示装置に再表示させる編集後図形の再
    表示方法において、 編集処理に応じて指定された上記画像メモリの指定再表
    示領域を背景化する第1の処理と、指定再表示領域を再
    表示領域として設定する第2の処理と、 視点からみて後側にある処理されていない1個の図形要
    素を取出す第3の処理と、 取出された図形要素の領域と再表示領域との2次元上の
    位置関係を判別し、取出された図形要素の領域が再表示
    領域に含まれも重なりもしていない場合には上記画像メ
    モリに対する書込みを実行せず、取出した図形要素の領
    域が再表示領域に含まれている場合には、その図形要素
    を画像メモリに上書きし、取出された図形要素の領域が
    再表示領域に重なっている場合には、その図形要素領域
    を含むように再表示領域を拡大した後、その図形要素を
    上記画像メモリに上書きする第4の処理とを有し、 編集後図形に含まれる全ての図形要素に対して第3及び
    第4の処理を繰返し行なって編集後図形を画像メモリに
    完結させることを特徴とした編集後図形の再表示方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007278376A (ja) * 2006-04-05 2007-10-25 Nippon Steel Corp 鞘管内への配管工法

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JP2007278376A (ja) * 2006-04-05 2007-10-25 Nippon Steel Corp 鞘管内への配管工法

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